(日本語)
JA
3
3
お客様の使用責任
お客様には、使用前に製品説明書および製品情報を熟知していただく責任があります。詳細につきましては、当社ウェブサイト
www.3M.com/foodsafetyをご覧いただくか、お近くの3M販売担当者または販売店までお問い合わせください。
検査方法を選択する際には、採取方法、検査プロトコル、検体の準備、取り扱い、検査手技、検体自体などの外的要因が結果に影
響することを認識することが重要です。
検査方法または製品を選択する際に、適切な基質および微生物負荷を用いて十分数の検体を評価して、選択した試験方法がお客
様の基準を満たすことをお客様の責任でご確認ください。
また、検査方法および結果が顧客または供給業者の要件を満たしているかについても、事前にお客様の責任でご確認ください。
どの検査方法を使用した場合でも、3M食品安全性製品を用いて得られた結果は、検査を実施した食品基質または工程の品質を
保証するものではありません。
各種食品基質の検査方法の評価にご利用いただくため、3Mでは3M™分子検出基質コントロールキットをご用意しました。必要に
応じて、基質コントロール (MC) を使用し、基質が3M分子検出アッセイ2 -
サルモネラ
の検査結果に影響を及ぼすかどうかを判定
してください。3Mの検査法を採用する場合、または新規や由来の不明な基質、あるいは原材料または工程が変更された基質基質
を検査する場合は、バリデーション期間中に、基質を代表する複数の検体(由来の異なる検体)を検査してください。
基質は、成分や加工など固有の特性を備える製品の種類と定義できます。基質間の違いは、加工や外観(例:生か滅菌済みか、新
鮮か乾物か、等)の違いに起因する作用と同じように単純な場合があります。
保証の範囲 / 賠償の制限
個々の製品パッケージの限定保証条項に明示されている場合を除き、3Mは明示または黙示を問わず、商品性または特定の目的
への適合性に関する保証を含むがこれに限定されない、いかなる種類の保証も負いかねます。3M食品安全性部門の製品に欠陥
があった場合、3Mまたは指定販売店で交換あるいは製品購入価格の払い戻しをいたします。対応は上記のみとさせていただきま
す。製品の欠陥が疑われる場合は、判明した時点から60日以内に速やかに3Mに通知し、製品を3Mに返品する必要があります。返
品可否についてはカスタマーサービス(米国内は1-800-328-1671)にお電話にてご連絡いただくか、担当の公式3M食品営業安全
性販売員までお問い合わせください。
3Mの保証責任範囲
3Mは、直接的、間接的、特殊なもの、偶発的または必然的であるかを問わず、利益損失を含むがこれに限定されないあらゆる損失
または損害に対しての責任を負わないものとします。いかなる場合も、いかなる法的理論の下でも、3Mの保証責任範囲は、欠陥と
申し立てられた製品の購入金額を超えないものとします。
保管と廃棄
3M病原菌検出アッセイ2 -
サルモネラ
は2~8℃で保管し、冷凍しないでください。暗所で保管してください。キット開封後は、ホイル
パウチが破損していないことを確認してください。パウチが破損している場合は、使用しないでください。開封後、使用しない試薬チ
ューブは、凍結乾燥試薬の安定性を保つため、乾燥剤と共に再密閉可能なパウチ内に必ず保管してください。再密閉したパウチは
2~8℃で60日間保存することができます。
3M分子検出アッセイ2 -
サルモネラ
は使用期限までに必ず使用してください。使用期限とロット番号は箱の外側のラベルに記載し
ています。使用後、増菌ブロスおよび3M分子検出アッセイ2 -
サルモネラ
には病原性の物質が含まれている可能性があります。検
査終了後は、汚染廃棄物に関する現行の業界基準に従って廃棄してください。廃棄に関する詳細および行政の規制については、安
全 デ ー タ シ ー ト を ご 参 照 く だ さ い 。
使用方法
すべての指示に、注意深く従ってください。従わない場合、正確な結果が得られないことがあります。
検査室の作業台および備品(ピペット、キャップ/デキャップツール等)は、水で1~5% (v/v) に希釈したの家庭用漂白液または
DNA除去用液を使用して定期的に除染してください。
ユーザーは、「3M分子検出システムの設置資格 (IQ)/操作資格 (OQ) プロトコルと手順」
(6)
に記載のとおり、3M分子検出システム
のオペレーター資格 (OQ) トレーニングを受講する必要があります。
具体的な要件については、「バリデート済みの方法」の項を参照してください:
表3. AOAC®
Ocial Method of Analysis
SM
2016.01およびAOAC®
Performance Tested
SM
認定証#091501に従う前増菌プロト
コル。
表4. NF VALIDATION 認定証3M 01/16 -11/16に従う前増菌プロトコル。
検体の前増菌
表2、3、4には、食品、飼料および環境検体の一般増菌プロトコルのガイドラインを示しています。
この検査法がお客様の基準に合致するかを確かめるため、別の採取プロトコルまたは希釈率でバリデートしていただき、お客様の
責任で使用の可否をご判断ください。