爆発の危険があるエリアでの作業では、スタッフと設備の安全が、
関連する安全規則の遵守にかかっています。そのため、組立スタッ
フとメンテナンススタッフには特別な責任があります。その前提条
件は、有効な規則と規定についての正しい知識です。
10.1 設置と運用
設置と運用に際しては以下の点に注意してください。
該当国の取付規定および設置規則が適用されます(IEC/EN 60079-14 など)。
ET-208 オペレーターインターフェースは、必ずクローズド状態で運用してください。
ET-208 オペレーターインターフェースは、ゾーン 1、2、21、22 の中で取付けることがで
きます。
本質安全防爆構造の電気回線の工事は、有効な組立規則に従って行う必要があります。
ゾーン 1、2、21、22 での使用に際しては、本質安全防爆構造の入力電流回路にカテゴリ
ー2G、3G、2D、3D の本質安全防爆構造のデバイスを接続することができます。
ET-208 オペレーターインターフェースを粉塵爆発の危険があるエリアで使用する場合、
本質安全防爆構造の電流回路に関して IIB グループでの最大値が適用されます。
本質安全防爆構造の電流回路で複数のアクティブ機器を相互接続する場合は、他の安全
値が適用されることがあります。この場合、本質安全防爆構造が損なわれる恐れがあり
ます!
接続されているフィールド機器の安全値は、データシートまたは型式検査証明書の仕様
と一致していなければなりません。
ET-208 オペレーターインターフェースは、それを開ける前に少なくとも 1分間はゼロ電
位にしておかなければなりません。
「e」コンパートメントのケースカバーを開ける前に、本質安全防爆構造の電流回路がす
べて切れていることを確認してください。別の電源からの電流回路が残っている可能性
があります!
関連機器のスイッチが切れていることにも注意して下さい!
ET-208 オペレーターインターフェースおよび接続した機器は、等電位ボンディングシス
テムに組み込まなければなりません(ハンドブック(オンラインバージョン)の取付け
例を参照)。それ以外の場合、地電位と絶縁した機器との接続だけが認められます。
該当国の安全および事故防止規定。
一般に通用している技術規則。
この取扱説明書の安全上の注意事項。
これらの損傷は、防爆を無効にする可能性があります!