手術台 / 移送手術台 - CMAX® 手術台
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自律性
!
ベースに二台の 12V のゲル化密閉型鉛電池が内蔵されていますの
で、CMAX
®
には自律性があります。
手術台を使用する前に電池が十分に充電されていることを確認して
ください。
接続
! ソケットはロック付きです。それらを取り外す時にはハンドコントロールや
ペダルのケーブルを引っ張らないでください。
! E-Serve 接続は STERIS のサービスチームが STERIS 認定の物で使用しま
す。
!
STERIS から提供されている以外の装置を手術台に接続しようとしな
いでください。
!
常に STERIS が提供した電源コードを使います。
!
操作者がリモコンやペダルを抜き差ししているときや、これらの機器
のコネクタを操作しているときは、操作者は絶対に患者に触れないで
ください。
等電位化コンダクター
!
ネットワーク全体で偏差が起こる問題を解消するために、等電位化コ
ンダクターを一緒に接続します。
! 元来は心臓部位用に意図されたものですが、これは小さな電位でも害
を及ぼす可能性のある手術中に患者を電気ショックから保護します。
!
等電位化コンダクターが接続されている時には、手術台を除細動器と
一緒に使ってはいけません。
!
等電位化コンダクターを使用することにより、電気医療システムを作
成することができ、このシステムは IEC 60601-1 要件を満たすことが必
要です。
静電気防止リンク
!
静電気防止の接続が必要な場合は、本製品向けに特別に開発された
バッドのみを使用することをお勧めします。患者をそのパッドに直接
接触するように配置して手術台を静電気を防止するか、または手術
台を本製品向けに設計されたソケットを使って電位ケーブルに接続
します。
電気的安全性
警告:電気ショックのリスクを防ぐために、この装置
は接地した電源システムにのみ接続することが必要
です。
!
!
電源コードを手術台に接続する場合は常に、そのコードを容易に切断
できるようにCMAX
®
を配置することが必要です。
!
プラグ付きの電源コードは、主要電源から CMAX
®
手術台を分離する
ために使う装置です。
!
手術室の保護接地に疑いのある場合は、主要電源に接続するよりも
電池の使用が望ましいです。
!
高周波手術装置、心臓除細動器、心臓除細動器モニターを CMAX
®
手
術台と一緒に使うことは、火傷、爆発、または電気ショックのリスクを増
加させます。ユーザーはこの認識が必要です。
!
電源ケーブルまたはプラグに何か損傷がある場合は、本装置を接続
せずに、直ちに STERIS 技術者に連絡してください。
付属品
!
他の製造業社が作成した付属品を使う場合、それが CMAX
®
と互換性
があること、および患者および手術チームに危害を及ぼさないことを
確認するのはユーザーの責任です。
!
手術台に付属品を接続する前に、付属品が劣化しておらず、接続シス
テムに損傷の無いことを確認するために全体的な状況を確認してく
ださい。
!
エンドユーザーは、意図した目的と他の製造業者製のこれらの付属品
の使用条件(安全な作動負荷を含む)が CMAX
®
手術台の説明に対応
することの確認が特に必要です。
!
それぞれの手術の前に、延長部とアクセサリーが手術台に正しくクラ
ンプされていることを確認してください。
電磁環境適合性
!
本手術台が他の電気機器の近くで使われる場合は、電磁互換性に関
して適用される規制に必ず従ってください。
!
高周波装置(除細動器など)が使われている場合は、製造業者の指示
を厳密に遵守していることを確認してください。
救 急モード
!
オーバーライドシステムが使われる時は、本体のハンドコントロー
ルを含むその他のコントロールシステムが自動的にオフになりま
す。ALS センサーが無効になりますので、テーブルトップを移動させる
時は、衝突するものがないことの確認が必要です。デフォルトで設定さ
れた事前選択の患者の向きは通常の向きです。逆の向きはありませ
ん。固定化を主導するものはありません。何か動作を開始する前に手
術台を床にロックすることが必要です。
クリー ニング
! 次亜塩素酸塩溶液は金属部分を損傷させることがあります。消毒後、完
全に表面を洗い流して表面を乾かすようにしてください。次亜塩素酸塩
溶液に長時間さらすと、マットレス素材を劣化させる恐れがあります。次
亜塩素酸塩溶液や他の溶液が手術台の内側部分と接触しないようにし
てくだ さ い
!
ソケット保護が正しくプラグを保護し、液体が入り込まないことを確認
します。クリーニング手順の後で、プラグの近くに水分が残っていない
ことを確認します。
!
手術台をクリーニングする前にスイッチがオフになっており。ソケット
保 護を取 り付 けます。
!
ハンドコントロールを浸漬してはいけません。またクリーニング製品
を直接ソケットにスプレーしてはいけません。
ハンドコントロールの保管
!
ハンドコントロールを使っていない時には、ボタンを誤って押すこと
を避けるために、ハンドコントロールをテーブルレールの上で吊り下
げることを推奨します。ハンドコントロールと付属ケーブルを、注意し
て取り扱います
環境条件
輸送 / 保管 : 温度 0°C-50°C, 湿度 10-85% 非結露, 圧力 500-1060 hPa, キ
ャスターを付けた手術台, ヒューズ取り外し済み.
使用 : 温度 10°C-40°C, 湿度 10-75% 非結露, 圧力 800-1060hPa.
床の上の局所圧: 19,5kg/cm2 (1912kPa) 患者+付属品負荷付き 270kg
床表面パンチング圧力 : 1,7t/m2 (17kPa) 患者+付属品負荷付き 27
0kg
!
可燃性麻酔ガスが存在したり、爆発リスクのある場所で本手術台を使
用してはいけません。
! CMAX® を強い磁場(MRI 環境)の近くで使用してはいけません
!
CMAX
®
ならびに付属する拡張機能と付属品は酸素が豊富な環境で
操作することを目的としていません
! CMAX®ならびに付属する拡張機能と付属品は屋外で使用することはでき
ません。また、高い湿度に長期間曝さないでください。
X 線照射
!
CMAX
®
手術台を、介入手順における X 線装置の患者サポートシステ
ムと考えてはいけません。CMAX
®
手術台は、放射線設備のX線装置に
関連した装置ではありません。X 線光線範囲内に位置する手術台材
料は適切な放射線透過性能を持っていないため、ユーザーに有害と
なる可能性がありパラサイト放射を作動する恐れがあります。そのた
め、CMAX® 手術台をX線装置と一緒に使用するユーザーは放射線保
護装置を装着することが必要です。
メンテナンス
!
手術台の安全性や信頼性と適切な作動は、 STERIS のみが確認して承
認できます。修理および調整はSTERIS の技術者または認定された技
術者のみに要請すべきです。
!
STERIS によって設定され、本文書に説明されているメンテナンス・スケ
ジュールを守ってください
!
手術台の調整または修理は絶対にご自身で試みてはいけません。
!
すべての電源がオフになり、電気供給が安全になるまで、CMAX
®
手術
台への介入は行えません。
!
メンテナンスおよび修理中は、元の部品のみを使用してください。
!
手術台の部品は、患者に使用しているときに点検またはメンテナンス
を行うことはできません。