HexaLux™ - 診療用照明機
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2 - 安全性に関する指示
! 警告:本装置を製造業者の認可なしで修正することはできません。
! この医療機器に関連して発生した重大な事故は、いずれも
STERISおよびユーザーおよび/または患者が確立された加盟州
の監督当局に報告する必要があります。
作動
! 照明機は、組織を乾燥させる可能性のあるエネルギーを持っています。ユ
ーザーは、実施する診療の必要性に応じて照明レベルを調整する必要が
あります
! この製品は、危険な光放射を放出する可能性があります。 HexaLux™ ライ
トヘッドから発せられる光を直視しないでください。 目に怪我をする可能
性 が ありま す
! 高強度かつLEDのブルーライトのため、光源を直視しないでください。
! この製品が発する光放射は、IEC 60601-2-41 の光生物学的危険のリスク
を軽減するための暴露制限に準拠しています。
! 滅菌したハンドルを使う際は、必ず滅菌手袋を装着している職員だけが、
ハンドル操作を行います
! 照明機を運んだり、持ち上げる時に、サスペンションを使ってはいけませ
ん。照明機からの吊り下げ禁止:不適切なアームまたは照明機ヘッド上の
揺れが重篤な傷害を起こす可能性があります
! HexaLux™ 診療用照明機は上方への持ち上げを意図していません。照明機
を上下に反転してはいけません
! 一部の設定では、サスペンション上にいくつかのヒンジがあるため、指が
挟まれるリスクがあります。ヒンジの近くに指を置くことを避けて、エクステ
ンションアームを注意深く移動させます
! サスペンションを手荒に扱うこと、特に行程端に過度の衝撃を与えること
を避けます。照明機を壁や他の機器にぶつけてはいけません。診療手順中
に照明機のヘッドの配置を変更する場合、または診療用照明機システムの
クリーニングや点検保守の際は、常にハンドルを使ってください。
! 滅菌可能なハンドルおよび外部ハンドルを雑に扱わないようにしてくださ
い。照明制御ハンドルを使うときは、過剰な負荷やトルクがかからないよう
にしてください。
! 電源コードを注意深く取り扱います。それらを引っ張り上げたり、本体のソ
ケット IEC に無理に押し込んだりしてはいけません。
設置
! 照明機システムを爆発リスクのある場所(可燃性麻酔ガスが存在)に設置
してはいけません
! HexaLux™ 診療用照明機は強い磁場(MRI 環境)の近くで使用してはいけ
ません
! HexaLux™ 診療用照明機は酸素が豊富な環境で操作することを目的とし
ていません。
! 電気ショックのリスクを防ぐために、この装置は接地した電源システムに
のみ接続する必要があります。
! 設置および統合操作は STERIS 技術者または有資格の技術者のみに要請
され、STERIS が作成した設置方法に従って実行する必要があります。
! 整備する前に診療用照明機のすべてのユーティリティーを遮断してくださ
い。すべてのユーティリティーが適切にロックアウトされていない限り、診
療用照明機を設置しないでください。常に OSHA ロックアウト・タグアウト
および電気安全性関連作業実施標準に従います
! 固定設置(壁と天井)を実施するには、照明機のヘッドが壁にぶつからない
ように注意します(停止制限なし)
! 壁および天井用の診療用照明機を設置するときは、オペレーターがアクセ
スでき、主電源表示のある非接続装置が1台必要です。
メンテナンス
! 本照明機システムの安全で信頼がおけ、適切な作動は STERIS のみが確認
し保証できます。修理または調整は、STERIS 技術者または認定された技術
社のみに要請すべきです。
! 一部のサブアセンブリの取り外しが、作動と安全性に影響を及ぼす可能性
が あ り ま す 。例 :
- 電源上の手順の場合、
- サスペンションアームと釣り合わせシステム上の手順の場合
! STERIS によって設定され、本文書に説明されているメンテナンス・スケジュ
ールを守ってください
! 絶対にご自分でサスペンションの調整を試みないでください
! STERIS は毎年の予防メンテナンスまたは電池制御をお勧めします
! メンテナンスおよび修理中は、元の部品のみを使用してください。
! すべての電源がオフになり、電気供給が安全になるまで、HexaLux™ 診療
用照明機への介入は行えません。
! HexaLux™ 診療用照明機の部品は、患者に使用しているときに点検または
メンテナンスを行うことはできません。
クリーニング / 消毒 / 滅菌
! 照明機ヘッド内部に液体が侵入することを避けますこのタイプの侵入は照
明機システムに影響したり、損傷を与えやすくなります
! 塩素またはその派生物ベースの全製品は、過度の腐食を引き起こす可能
性があるため、使用してはいけません
! 装置の損傷を避けるために、研磨パッドやクレンザーを使用してはいけま
せん。装置の上に直接クリーナーや消毒剤をスプレーしてはいけません
! クリーニング手順中は、サスペンション構成部品(スプリングアーム、照明
機ヘッドヨーク)を取り外してはいけません。有資格の STERIS メンテナンス
職員のみが、これらの構成品の取り外しを許可されています
! クリーニング前に、診療用照明機システムへの電源がオフになっているこ
とを確認します
! 照明機ヘッドが十分に冷えていない限り、照明機ヘッドのクリーニングを
試みてはいけません
! 可動性バージョンの上のクリーニング手順の後で、本体のソケット IEC 上
に水分が残っていないことを確認します。
! 本体に電源を接続する前に、残っている水分を全て取り除きます。
! 十分な滅菌を確実にするために、ハンドル内部にゴミが入り込まないよう
に注意します
! 滅菌した後、および滅菌可能なハンドルを追加使用する前には常に:
- 亀裂がないことそしてラッチが機能することを確認します
- 亀裂または変形を示す場合は、ハンドルを取り替えます
- 照明機にハンドルを取り付け直し、回転させてロック(カチッという音)し
ます
! 滅菌可能なハンドルは、他の有害な病院廃棄物と同様に廃棄する必要が
あります
! 滅菌可能なハンドルを使用する前に、滅菌処理が正常に行われたことを
確認します。
環境条件
• 輸送 / 保管:温度 0°C-60°C / 32°F-140°F、湿度 10-75% 凝結なし、圧力 500
から 1060hPa
• 作動:温度 10°C-35°C / 50-95°F、湿度 30-75%、圧力 800 から 1060hPa
! HexaLux™ 診療用照明機は屋外で使用することはできません。また、高い
湿度に長期間曝さないでください。
FCC パート 15
! 本装置は、FCC 規則のパート 15 に従って、クラス A デジタル装置の制限遵
守が点検され確認されています。これらの制限は、装置が商用環境で作動
される時に、有害な妨害に対して適正な保護を提供するように設計されて
います。本装置は、高周波エネルギーを産生、使用、そして放出することが
可能で、使用方法に従って設置し使用しない場合、無線通信に有害な妨害
を起こす可能性があります。居住地域での本装置の作動は、有害な妨害を
引き起こす可能性があり、その場合、ユーザーは自分の経費で妨害を修正
する必要があります。
電気的安全性
! 警告:電気ショックのリスクを防ぐために、この装置は接地した電源システ
ムにのみ接続する必要があります。
! 可動性用床スタンドは、診療用照明機に接続されている時に、常に電源コ
ードの本体のプラグが容易に切断できるように配置する必要があります
! そのため、本体のプラグが付いた電源コードは、本体の電源から可動性床
スタンドバージョンを分離するのに使われる装置です
! 保護接地に疑いのある場合は、本体から分離するために、電池オプション
を使う方が安全です
! 電源ケーブルまたはプラグに何か損傷がある場合は、本装置を電源に接
続せずに、直ちに STERIS 技術者に連絡してください。