Roche cobas Liat リファレンスガイド

タイプ
リファレンスガイド

Roche cobas Liatは、迅速かつ正確な分子検査を可能にする革新的なポータブルPCRシステムです。直感的なタッチスクリーンインターフェースと使い捨ての検査カートリッジを備え、複雑な手順や専門的なトレーニングなしで、わずか数ステップで結果を得ることができます。Roche cobas Liatは、院内検査室や診療所、さらには現場での使用にも適しており、感染症の迅速な診断と治療開始を可能にします。

Roche cobas Liatは、迅速かつ正確な分子検査を可能にする革新的なポータブルPCRシステムです。直感的なタッチスクリーンインターフェースと使い捨ての検査カートリッジを備え、複雑な手順や専門的なトレーニングなしで、わずか数ステップで結果を得ることができます。Roche cobas Liatは、院内検査室や診療所、さらには現場での使用にも適しており、感染症の迅速な診断と治療開始を可能にします。

分析装置のバックアップ及び復元
USBフラッシュドライブを挿入します。
分析装置を
バックアップ
するには:
Tools > Export data > Back up analyzerを選択します。
正常な完了を示すメッセージが表示されたら、
Confirm]ボタンを選択します。
分析装置を
復元する
には:
Tools > Import data > Restore analyzerを選択します。
パスワードを入力して、[Enter]ボタンを選択します。
最新ファイルをインポートするよう促されたら、
Confirm]ボタンを選択します。
再起動のメッセージが表示されたら、[Restart]ボタン
を選択します。
USBフラッシュドライブを取り外します。
試薬ロットのエクスポート及びインポー
USBフラッシュドライブを挿入します。
試薬ロットを
エクスポート
するには:
Tools > Export data > Export assay lotsを選択します。
画面上に指示が表示されたら、USBフラッシュドライブ上
の試薬ロットを差し替え又は統合します。
試薬ロットを
インポート
するには:
Tools > Import data > Import assay lotsを選択します。
パスワードを入力して、[Enter]ボタンを選択します。
分析装置上の試薬ロットを差し替え又は統合します。
正常な完了を示すメッセージが表示されたら、[Confirm]ボ
タンを選択します。
USBフラッシュドライブを取り外します。
設定のエクスポート及びインポート
USBフラッシュドライブを挿入します。
設定を
エクスポート
するには:
Tools > Export data > Export settingsを選択します。
正常な完了を示すメッセージが表示されたら、
Confirm]ボタンを選択します。
設定を
インポート
するには:
Tools > Import data > Import settingsを選択します。
パスワードを入力して、[Enter]ボタンを選択します。
最新ファイルをインポートするよう促されたら、
Confirm]ボタンを選択します。
再起動のメッセージが表示されたら、[Restart]ボタン
を選択します。
USBフラッシュドライブを取り外します。
ユーザーのエクスポート及びインポート
USBフラッシュドライブを挿入します。
ユーザーを
エクスポートするには:
Tools > Export data >Export users
を選択します。
ユーザーを
インポート
するには:
Tools > Import data > Import usersを選択します。
パスワードを入力して、[Enter]ボタンを選択します。
最新ファイルをインポートするよう促されたら、
Confirm]ボタンを選択します。
正常な完了を示すメッセージが表示されたら、[Confirm]ボ
タンを選択します。
USBフラッシュドライブを取り外します。
プロブレムレポートのコンテンツの設定
Settings > System > Problem report > Contentを選択しま
す。
データを含めます、又は除外します([Comm. log]、
Users]、[Run log]、[Sample results]、及び
Sample ID])。
通信ログ、実行ログ、及びユーザーをプロブレムレポートに
含めることを推奨します。
Data range]項目を選択し、値([Last 30 days]、
All]、[Last 24 hours]、又は[Last 7 days])を選択し
ます。
Save]ボタンを選択します。
自動プロブレムレポートのスケジューリ
ング
i
最初に、通信ログ、実行ログ、及びユーザーをプロブレ
ムレポートに含めるよう設定することを推奨します。
Settings > System > Problem report > Scheduleを選択しま
す。
Creation]項目では、[Automatic]の値を選択します。
頻度、曜日、及び時刻を選択します。
Destination]項目を選択し、保存場所([Remote
Service]、[Network share {0}]、又は[FTP share {0}
{0} = 1, 2, 3))を選択します。
Save]ボタンを選択します。
プロブレムレポートの手動作成
i
最初に、通信ログ、実行ログ、及びユーザーをプロブレムレポートに含めるよう設定することを推奨します。
USBフラッシュドライブにプロブレムレポートを保存するには、USBフラッシュドライブを挿入します。
Tools > Create problem reportを選択します。
含める結果について画面上に指示が表示されたら、データ範囲([Last 24 hours]、[Last 7 days]、[Last 30 days]、又は
All])を選択します。
保管場所([USB flash drive]、[Network share {0}]、[FTP share {0}]({0} = 1, 2, 3)、又は[Remote Service])を選択しま
す。[Select]ボタンを選択します。
正常な完了を示すメッセージが表示されたら、[Confirm]ボタンを選択します。
USBフラッシュドライブに保存されたら、USBフラッシュドライブを取り外します。
cobas
®
Liat
®
Analyzer
アドバンストツールガイド
本書は、cobas
®
Liat
®
Analyzerのアドバンストツール用クイックリファレンスです。
本書では、以降、cobas
®
Liat
®
Analyzerを分析装置と呼びます。
詳細については、ユーザーガイドの
アドバンストツール
の章を参照してください。
設定やユーザーをインポートしたり、分析装置を復元したりするには、アドミニストレーターのユーザーロールが必要です。そのほか
すべての機能については、スーパーバイザーのユーザーロールが必要です。
分析装置では、ほかのアクションを同時に実行することはできません。
i
分析装置のパフォーマンスを確保するには、少なくとも月に1回、定期的にデータをアーカイブして削除してください。
不正なアクセスのおそれ
アーカイブされたデータはプレーンテキストファイルとして保存されるため、権限のない人物がコンテンツにアクセスできます。
r ロック可能なUSBフラッシュドライブの使用を推奨します。
r 権限のない人物がアクセスできないよう安全かつ確実に保存してください。
r ユーザーガイドに記載されている安全上の指示に従ってください。
USB
フラッシュドライブのクリーンアッ
USBフラッシュドライブを挿入します。
Tools > Clean USB flash driveを選択します。
パスワードを入力して、[Enter]ボタンを選択します。
画面上に指示が表示されたら、[Confirm]ボタンを選択しま
す。
正常な完了を示すメッセージが表示されたら、[Confirm]ボ
タンを選択します。
USBフラッシュドライブを取り外します。
USB
フラッシュドライブについて
分析装置では、以下の制限事項が適用されたUSBフラッシュ
ドライブを使用してください。
容量:2TB未満
MBR(マスターブートレコード)を備えたUSBフラッシュ
ドライブのみがサポートされています
GPTGUIDパーティションテーブル)はサポートされて
いません)
サポートされているファイルシステム:
fat16vfat
fat32vfat
ext2/3/4
exfat
NTFSNTファイルシステム)はサポートされていませ
ん。
ロック可能なUSBフラッシュドライブ(例:分析装置に挿入
する前にロックを解除する必要があるUSBフラッシュドライ
ブ)の使用を推奨します。
分析装置を介してUSBフラッシュドライブのロック解除コー
ドを入力することはできません。
データのアーカイブ及び削除
USBフラッシュドライブにアーカイブするには、USBフラッシュドライブを挿入します。
Tools > Archive dataを選択します。
アーカイブ項目を選択します([Archive results]、[Archive and delete results]、[Archive audit trails]、[Archive and
delete audit trails]、又は[Archive assay lots])。
アーカイブして削除するよう促されたら、パスワードを入力して、[Enter]ボタンを選択します。
結果をアーカイブするよう促されたら、アーカイブの基準を選択します([Older than 365 days]、[Older than 180 days]、
Older than 90 days]、[Older than 60 days]、[Older than 30 days]、[Older than 7 days]、又は[All results])。
アーカイブの場所を選択します([Network share {0}]、[FTP share {0}]({0} = 1, 2, 3)、[USB flash drive])。[Select]ボ
タンを選択します。
正常な完了を示すメッセージが表示されたら、[Confirm]ボタンを選択します。
USBフラッシュドライブにアーカイブされたら、USBフラッシュドライブを取り外します。
ロシュ
サポート
|
文書情報
不明な点やお困りの点がございましたら、弊社カスタマーソリューションセンターまでお問い合わせください。
日本国内での電話番号:
0120-600-152
特許]:http://www.roche-diagnostics.us/patents
Roche Molecular Systems, Inc.
1080 US Highway 202 South
Branchburg, NJ 08876
USA
スイス製
Roche Diagnostics GmbH
Sandhofer Strasse 116
68305 Mannheim
Germany
© 2019 Roche Molecular Systems, Inc.
コバス及びLIATは、弊社の商標です。
そのほかの製品名及び商標は、いずれも各所有権者に著作権が帰属します。
改訂履歴
文書バージョン1.0
改訂日 201910
本書はcobas
®
Liat
®
Analyzerソフトウェアバージョン3.3に適用されます。
P/N 09039929001
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Roche cobas Liat リファレンスガイド

タイプ
リファレンスガイド

Roche cobas Liatは、迅速かつ正確な分子検査を可能にする革新的なポータブルPCRシステムです。直感的なタッチスクリーンインターフェースと使い捨ての検査カートリッジを備え、複雑な手順や専門的なトレーニングなしで、わずか数ステップで結果を得ることができます。Roche cobas Liatは、院内検査室や診療所、さらには現場での使用にも適しており、感染症の迅速な診断と治療開始を可能にします。