Roche cobas Liatは、院内検査のために特別に設計された、使いやすい完全自動の分子診断装置です。cobas Liatは、感染症、薬剤耐性、遺伝子多型を迅速かつ正確に検査することができます。検査結果は、わずか数時間で得られます。cobas Liatは、使いやすく、特別な訓練を受けたスタッフが不要で、院内検査のワークフローに簡単に組み込むことができます。cobas Liatは、迅速かつ正確な結果を提供し、院内検査のワークフローを改善するのに役立ちます。
Roche cobas Liatは、院内検査のために特別に設計された、使いやすい完全自動の分子診断装置です。cobas Liatは、感染症、薬剤耐性、遺伝子多型を迅速かつ正確に検査することができます。検査結果は、わずか数時間で得られます。cobas Liatは、使いやすく、特別な訓練を受けたスタッフが不要で、院内検査のワークフローに簡単に組み込むことができます。cobas Liatは、迅速かつ正確な結果を提供し、院内検査のワークフローを改善するのに役立ちます。
手順
コバス
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Liat
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アドバンストツールキーを使用すると、データのバックアップ及びリストアを含む各種機能を実行したり、コバス
®
Liat
®
間のロットを同期したりすることができます。
本書では以下、コバス
®
Liat
®
を分析装置と呼びます。
A. 説明
注記： 以下の手順には、アドミニストレーター（ADMIN）のアクセス権を持つアカウントが必要です。
選択した機能が完了されるか、該当機能をキャンセルするまでは、アドバンストツールキー(ATK)を分析装置から取り外
さないでください。
1. 分析装置の電源をオンにします。
2. アドミニストレーターのアクセス権を使用してログオンします。
3. [Main]メニューが表示されている間に、アドバンストツールキーを分析装置の背面にあるUSBポートに挿入します。数秒後
に［Advanced Tools］メニューが表示されます。
4. 対象機能をハイライトし、［Help］を選択して機能の詳細を表示するか、［Select］を選択して実行します。
5. 該当機能の承認を確定するよう促されたら、アドミニストレーターのアクセス権を持つユーザーパスワードを入力します。
6. 画面上の指示に従います。下記の各機能の詳細及び関連オプションを参照してください。
7. 画面上に指示が表示されたら、分析装置からUSBキーを取り外し、５秒待ってから［OK］を選択します。
8. ［Main］メニューの表示中にATKを分析装置の背面に挿入すると、[Advanced Tools]メニューに戻ります。
B. ATKの機能
結果のバックアップ - Backup results
１台又は複数台の分析装置からATKへ結果をバックアップします。
この機能を実行すると、分析装置の結果がATKに追加されますが、上書きされることはありません。
結果を分析装置からコピーする場合は、この機能を使用してください。
• [Backup]を選択して、結果を分析装置からATKにコピーしてください。
注意！ATKによってバックアップされた結果は、権限のないスタッフでもアクセス可能なプレーンテキストファイルとして保存さ
れます。権限のないスタッフがアクセスできないよう安全かつ確実に保存してください。
リストアのバックアップ - Backup restore
アッセイスクリプト、結果、検証済みアッセイロット及びシステム設定を１台目の分析装置からATKへバックアップしたり、ATKか
ら２台目の分析装置へリストアしたりすることができます。注記：アッセイスクリプト及び結果はリストアされません。
リストアを行うと、装置の設定は上書きされます。代替装置に現在の設定を登録する場合、この機能を使用してください。設定
後に、代替装置にてユーザーを再度作成する必要があります。
• １台目の分析装置（修理に出す分析装置など）で[Backup]を選択し、データをATKにコピーしてください。
• ２台目の分析装置（代替の分析装置など）で[Restore]を選択し、ATKからのデータを分析装置に上書きしてください。
• リストアの完了及び確認後、ATKを挿入して[Clean Advanced Tools USB Key]を選択し、ATKの全データを削除してく
ださい。これにより、別の分析装置にデータが誤って上書きされることを防止できます。
ロットの同期 - Sync Lots
分析装置とATK間で、アッセイロットを同期します。
同期によってアッセイロットが分析装置とATKに追加されます。同期でデータが上書きされることはありません。
この機能で分析装置にインストールされたロットについては、[Add Lot]プロセスによる検証は不要です。
コバス
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Liat
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アドバンストツールキーガイド
• １台目の分析装置で[Update Lots] > [Backup]を選択し、アッセイロットを１台目の分析装置からATKにバックアップ。
• ２台目の分析装置で[Sync Lots] > [Yes]を選択し、ATKに保存されているアッセイロットを２台目の分析装置に統合。
注記：異なるソフトウェアバージョン間でのロットの同期は、バージョン3.1以上のソフトウェアでのみ可能です。
ロットの更新 - Update Lots
分析装置
からATKへのアッセイロットのバックアップや、ATKから別の
分析装置へのリストア
ができます。
リストアを行うと、分析装置のアッセイロットが上書きされます。この機能で分析装置にインストールされたロットについて
は、[Add Lot]プロセスによる検証は不要です。
• [Backup]を選択し、アッセイロットを分析装置からATKにバックアップしてください。
• [Update]を選択し、USBキーのデータで分析装置のアッセイロットデータを上書きしてください。
オーディットトレールのエクスポート - Export Audit Trail
分析装置からATKへオーディットトレールログをエクスポートすることができます。
• [OK]を選択し、パスワードを入力して、オーディットトレールログをCSVファイルとしてエクスポートしてください。
オーディットトレールのエクスポート及び削除 - Export and Delete Audit Trail
分析装置からATKへオーディットトレールログをエクスポートし、分析装置のオーディットトレールを削除します。
• [OK]を選択し、パスワードを入力して、オーディットトレールログをCSVファイルとしてエクスポートしてください。
診断のバックアップ - Diagnostic Backup
テクニカルサポートのために、最新のアッセイ結果及び診断ファイルのバックアップを取得します。
• [Yes]を選択して、最新のアッセイ結果及び診断ファイルのバックアップを分析装置からATKにコピーしてください。
すべての結果のバックアップ - All Results Backup
すべてのアッセイ結果及び診断ファイルのバックアップを取得します。
• [Yes]を選択して、すべてのアッセイ結果を分析装置からATKにコピーしてください。
アドバンストツールUSBドライブのクリーンアップ - Clean Advanced Tools USB Drive
ATKに保存されているすべてのデータを削除します。
C. 弊社カスタマーソリューションセンターへのデータ送信
弊社カスタマーソリューションセンターへデータを提供するため、以下を行ってください。
1. [Diagnostic Backup]（又は要求に応じて別の機能）を実行します。
2. ATKをコンピューター（.NETバージョン4.5、Windows XP以降）に挿入します。
3. USBドライブルートフォルダーを開きます。
注記：ATKからデータを削除するには、必ず「Clean Advanced Tools USB Key」機能を使用してください。手動でデータを削
除しないでください。
4. Start.exe.を実行します。プログラムによって、.zipファイル又は.7zファイルに圧縮されます。
5. 弊社へのデータ送信に関する詳細は、弊社カスタマーソリューションセンターまでお問い合わせください。
E. 弊社のサポート
不明な点やお困りの点がございましたら、弊社カスタマーソリューションセンターまでお問い合わせください。
電話番号： 0120-600-152
特許：http://www.roche-diagnostics.us/patents
改訂履歴
文書バージョン 改訂日 変更
6 2017年11月 内容更新、ソフトウェアリファレンスの削除
D. 本書について
0 8365334 001-B
© 2015-2017 Roche Molecular Systems, Inc.
COBAS及びLIATは、弊社の商標です。
そのほかの製品名及び商標は、いずれも各所有権者に著作権が帰属します。
Roche Molecular Systems, Inc.
1080 US Highway 202 South
Branchburg, NJ 08876
USA
スイス製
Roche Diagnostics GmbH
Sandhofer Strasse 116
68305 Mannheim
Germany
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