cobas Liat

Roche cobas Liat ユーザーマニュアル

  • こんにちは!私は、コバス Liat クリーニングツールガイドの内容を理解しています。このガイドでは、クリーニングツールの組み立て方から使用方法、そして安全な廃棄方法まで詳細に説明されています。コバス Liatの適切なメンテナンス方法についてご質問があれば、お気軽にお尋ねください。
  • クリーニングツールを使用する前に、何をすべきですか?
    フォームパッドは再利用できますか?
    生物汚染の場合はどうすればよいですか?
    分析装置の画面にエラーが表示された場合は?
    クリーニングツールを清掃する必要がある場合はどうすればよいですか?
1. 検査用手袋を着用して、コバス
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Liatクリーニングツール
を袋から取り出します。
2. クリーニングツールフォームパッドを袋から1個取り出
します。
3. 下図のように、フォームパッドをコバス
®
Liatクリーニン
グツールのフックの開口端から差し入れます。
4. フォームパッドを平らになるまで引き下ろします。
コバス
®
Liatクリーニングツールガイド
では、クリーニングツールの組立て及びコバス
®
Liatでの使用方法について説明しています。
クリーニングツールを使用する前に、必ず
コバス
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Liatの取扱説明書
をよく読み、コバス
®
Liatの使用方法をご確認ください。
本書では以下、コバス
®
Liatを分析装置と呼びます。
A. 開梱及び組立て
重要:本書及び本キットの同梱アイテムは失くさないよう大切に保管してください。
下記のクリーニングツールキットのパーツリストに記載されているすべてのアイテムが含まれていることを確認してください。
B. パーツリスト
コバス
®
Liat
クリーニングツールガイド
アイテム 数量
コバス
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Liatクリーニングツール 1
クリーニングツールフォームパッド(26個/パッケージ) 1 パッケージ
アルコール綿棒(26本/パッケージ) 1 パッケージ
C. 警告
分析装置より、クリーニングツールの使用を促された場合は、本クリーニングツールを必ず使用してください。
本クリーニングツールは同梱のフォームパッドと一緒に使用してください。このフォームパッドなしで本クリーニングツール
を使用すると、分析装置が損傷するおそれがあります。
適切な清浄液を使用しないと、分析装置が損傷するおそれがあります。
生物汚染に対しては本クリーニングツールを使用しないでください。本ツールを使用しても、分析装置は除染されません。本
ツールが生物汚染された場合は、感染性廃棄物として適切に廃棄してください。
分析装置の画面にエラーが表示された場合は、清掃を行わないでください。
同梱のフォームパッドは1回の清掃ごとに使い捨ててご使用ください。汚染物質が分析装置内へ再び取り込まれるおそれがあ
るため、再使用しないでください。On
パウダーフリーの検査用手袋を着用してください。 us
D. フォームパッドの取付け
E. クリーニングツールの使用
1. 清掃を開始する前に、電源ボタンを数秒間押して、分析装置の電源をオフにします。
2. 分析装置の電源をオンにして、初期化を開始します。問題なく初期化される、又は、
[Use cleaning tool(クリーニングツールを使用してください)]を含むエラーメッセ
ージが表示された場合のみ、ステップ3へ進みます。そのほかのエラーメッセージが表
示された場合、本手順を進める前に、弊社カスタマーサポートセンターにお問い合わせ
ください。
3. ログオンパネルが表示されたら、分析装置の電源をオフにします。
4. アルコール綿棒を袋から取り出します。アルコール綿棒をフォームパッドに重ねて、ア
ルコールがフォームパッドに染み込むように強く押しあて、フォームパッドを湿らせま
す。フォームパッドが湿ったら、綿棒は廃棄します。70%イソプロピルアルコールの綿
棒でも代用可能です。
5. コバス
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Liatクリーニングツールをツール上の最初の線まで挿入して、「Optics」と表示
されている2本のライン間で上下に数回擦ります。
6. コバス
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Liatクリーニングツールは、引き出す際に上下に擦りつけながら、ゆっくりと分
析装置から取り出します。
7. 清掃後にパッド上に目に見える汚れがある場合は、パッドを交換して、汚れがなくなる
まで手順4から手順6を繰り返します。
8. 使用済みのフォームパッドは感染性廃棄物として廃棄します。
9. 測定と測定の間や複数台の分析装置で使用する際は、10%の漂白溶液で本ツールを清掃
してください。
使用済みのクリーニングツールフォームパッドを含むすべての生物試料は、感染性病原体を感染させるおそれが
あるものとして取り扱ってください。多くの場合、感染の可能性のある試料を把握することは困難であるため、
すべての生物試料は標準予防策に基づいて取り扱う必要があります。
改訂履歴
文書バージョン 改訂日 変更
7 2015年12月 ソフトウェアバージョン
8 2016年4月 ソフトウェアバージョンの削除。
ブランド設定、特許及び商標の更新。
9 2016年9月 文書番号の更新
F. 本書について
E. 弊社のサポート
不明な点やお困りの点がございましたら、弊社カスタマーサポートセンターまでお問い合わせください。
特許http://www.roche-diagnostics.us/patents
この文書は、コバス
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Liatソフトウェアバージョン3.1に適用されます。
使用済みのクリーニングツールフォームパッドを含むすべての生物試料は、感染性病原体を感染させるおそれが
あるものとして取り扱ってください。多くの場合、感染の可能性のある試料を把握することは困難であるため、
すべての生物試料は標準予防策に基づいて取り扱う必要があります。
08275602001
© 2015-2017 Roche Molecular Systems, Inc.
COBAS及びLIATは、弊社の商標です。
そのほかの製品名及び商標は、いずれも各所有権者に著作権が帰属します。
Roche Molecular Systems, Inc.
1080 US Highway 202 South
Branchburg, NJ 08876
USA
Roche Diagnostics GmbH
Sandhofer Strasse 116
68305 Mannheim
Germany
10 2017年4月 パッケージ内容量の更新。
分析装置の写真及びソフトウェアバージョンの更新。
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