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この度は、ショックガード TGB シリーズをお買上げ頂き誠にありがとうございます。まず、ご注文の商品
と間違いないか、部品が全て揃っているかをご確認ください。
万一商品が違っていたり、部品が足りない場合は、お買上頂いた販売店までお申し出ください。
なお、この商品説明書が最終のお客様まで届くようご配慮ください。
ショックガ ード Ⓡ
・ショックガードカップリング取扱説明書
TGB シリーズ
小形サイズ TGB08(C)〜 TGB16(C)
(全 般)
・ 引火、爆発の危険がある雰囲気では使用しないでください。自動復帰方式の場合トリップ後連続回転をさせると油脂切れの状態となって火花が発生する危険がありますので引火・爆発の危険の
ある油脂・可燃性ガス雰囲気などでは使用しないでください。
・ 安全カバーを必ず設置してください。回転体であるため、製品に手や指を触れるとけがの原因になります。危険防止のため身体が触れないように、必ず安全カバーを設置してください。また、カ
バーを開けた時 には回 転 体が 急停 止 するように安 全 機 構などを 設け てください。
・ 運搬、設置、運転・操作、保守・点検の作業は、専門知識と技能を持った人が実施してください。けが、装置破損のおそれがあります。
・ 人員輪送用装置に使用される場合には、装置側に安全のための安全装置を設けてください。暴走落下による人身事故や、装置破損のおそれがあります。
・ 昇降装置に使用される場合には、装置側に落下防止のための安全装置を設けてください。昇降体落下による人身事故や、装置破損のおそれがあります。
(運 搬)
・ 運搬のために吊り上げた際に、製品の下方へ立ち入ることは、絶 対にしないでください。落下による人身事 故のおそれがあります。
(据 付)
・ 製品の取付け、取外しの際には作業に適した服装、適切な保護具(安全眼鏡、手袋、安全靴等)を着用してください。
・ 事 前 に必 ず 元 電 源 を 切り、また 不 慮 にスイッチ が 入らないようにしてください 。
・ ボルト類の締付け、緩み止めは完全に行ってください。
・ ボルトの締付け具合によっては破損するなど非常に危険な状態になります。必ず確実に締付けてください。
(運 転)
・ 予め決められた選定条件のもとに選定頂いた製品ですので、その条件を越えた運転をしないでください。製品が破損し、機械を損傷して身体にけがが発生するおそれがあります。
・ 運転中は製品へは絶 対に接近または接触しないでください。巻き込まれ、人身事故のおそれがあります。
(保守・点検)
・ 運転中の保守・点検においては製品へは絶対に接近または接触しないでください。巻き込まれ、人身事故のおそれがあります。
・ 停止時に点検する場合には事前に必ず元電源を切り、また不慮にスイッチが入らないようにしてください。また駆動機・被動機の回転止めを確実に行ってください。
・ トリップ後、製品は内部 摩擦 熱で 高温になっていることがあります 。手を触 れると火 傷のおそれがありますので 製品内部まで十 分 温度が下 がっていることを確 認してから点検 作業を行ってください。
なお、 注意に記載した事項でも状況によっては重大な結果に結びつく可能性があります。いずれも重要な内容を記載していますので必ず守ってください。
また品質管理には万全を期していますが、万一の事故に備え、安全対策には十分ご配慮ください。
なお、この取扱説明書は必要な時に取出して読めるよう大切に保管するとともに必ず最終需要家までお届け頂くようお願い申し上げます。
製品のご使用に際しては、この取扱説明書を良くお読み頂くと共に、安全に対して十分に注意を払って正しい取扱いをして頂くようお願いいたします。
この取扱説明書では、安全注意事項のランクを「警告」「注意」として区別してあります。
取扱いを誤った場合、使用者が死亡または重傷を負う可能性が想定される場合
警 告
安全上のご注意
注 意
(全 般)
・ 製品仕様以外の仕様で使用しないでください。けが、装置破損のおそれがあります。
・ 損 傷した製 品を使 用しないでください。けが、装置 損 傷 のおそれがあります。
・ 銘 板 を 取 外 さ な い で くだ さ い 。
(荷受け時の開梱)
・ 木 枠 梱 包 の 場 合 は クギに 注 意して 開 梱 してください 。け が の おそ れ がありま す。
(追加工)
・ ショックガード ( TGB シリーズ ) は軸穴加工、キー溝加工、止めネジ用タッブ穴加工以外の追加工や改造はしないでください。製品の品質、機能の低下をもたらし破損の原因となって、
機械に損傷を与えたり機械操作者のけがのおそれがあります。
・ 追 加 工 を する 場 合 は 、 専 門 家 に より 、 取 扱 説 明 書 の 作 業 手 順 、 注 意 事 項 に 従 って 行 ってくださ い 。
(トル ク 設 定 )
・ トルク調 整をする場 合 は 機 械を 停止し、電 源を 完 全に切ってあるのを確 認してから作 業を 始めてください。また、機 械 の停止中に 機 械が動き出さないように回 転 止め 処 置をしてください。不 慮
に 動 き始 めるとけ が のお そ れ があります。 運 転 再 開 時 は 回 転 止 め 装 置 を 取 除 いてください 。
・ トリップ 後 、すぐ にトルク 調 整 を すると 製 品 内 部 が 高 温 に なって い るお そ れ が ありま す。トル ク調 整 の 際 は 十 分 内 部 まで 温 度 が 下 が って いることを 確 認 してか ら行 ってください 。 火 傷 のおそ
れ があります。
(運 搬)
・ 運搬時は落下、転倒すると危険ですので、十分注意してください。
・ 製 品 の質 量 が重 い 場 合は手で持 つと腰などを痛 めることがあります のでアイボルトを利 用しホイストなどを使ってください。ただし、据 付 け後はアイボ ルトを取 外してください。
・ 運 搬 のために 製 品を吊り上げる際 は 、製 品 の 質 量を碓 認し吊り具 の 定 格 荷 重 以 下 で 使 用してください。吊り具 の 破 損 、落 下、けが 、装 置 損 傷 のおそれ があります。
(据 付)
・ 製品の内径部及び各部品の角部は素手で触らないでください。けがのおそれがあります。
・ 製品を取付ける駆動軸と従動軸の心出しは取扱説明書の心出し許容値以内に必ず調整してください。
(運 転)
・ 運 転 中に手 や身 体を 触れ ないように 注 意してください。けがのおそれがあります。
・ 異 常 が 発 生した 場 合 は 直 ちに 運 転 を停 止してください 。け が、 装 置 損 傷 の おそ れ があります。
( 保 守・点 検 )
・ 作業に適した服装、適切な保護具(安全眼鏡、手袋、安全靴等)を着用してください。
・ 二次災害を引き起こさないように、周辺を整理し安全な状態で行ってください。
・ 労働安全衛生規則第二編第一章第一節一般基準を遵守してください。
・ 潤滑油脂の種類、量、給脂方法、期間は規定通りに行ってください。
・ 製 品 の 取 付 状 態( 取 付 精 度 等 )が 取 扱 説 明 書 の 許 容 値 以 内 を 維 持して いるか 定 期 的 に 確 認してください 。
・ 設定トルクがご使用中に変化する可能性がありますので、定期的に確認し必要なら再調整してください。
・ 異常が発生した場合は異常の原因を究明し対策処置を施すまでは絶対に運転しないでください。
(環境)
・ 本 品を破 棄する場 合は、環 境への 負担を考 慮し、専 門 業者に処 分を依 頼してください。
警 告
取扱いを誤った場合、使用者が障害を負う危険が想定される場合、及び物的損害のみの発生が想定される場合
注 意