Tsubaki TGK Series ユーザーマニュアル

タイプ
ユーザーマニュアル
ショックガード取扱説明書
TGK シリーズ
346-0028 埼玉県久喜市河原井町 11
電話(0480)22-7423 FAX(0480)22-7424
- 1 -
目次
動力伝達 (TRANSMISSION) ・・・・ 2
復帰 (RE - ENGAGEMENT) ・・・・ 3
クラッチ機構 (AS A DISENGAGING CLUTCH) ・・・・ 3
過負荷保護機構 (AS A SAFETY DEVICE ) ・・・・ 3
タイプ 2
1.構造 ・・・・ 4
2.据付 ・・・・ 56
エアコントロールシステム (AIR CONTROL SYSTEM) ・・・・ 68
タイプ 5・タイプ 7
1.構造 ・・・・ 9
2.据付 ・・・・ 911
トルク調節(TORQUE ADJUSTMENT) ・・・・ 12
保守(MAINTENANCE)
1.保守・点検 ・・・・ 13
2.潤滑 ・・・・ 13
トラブルシュータ(TROUBLE SHOOTER) ・・・・ 14
注意・保証(WARNING GUARANTEE)
1.注意事項 ・・・・ 1516
2.保証 ・・・・ 1617
- 2 -
動力伝達 (TRANSMISSION)
ショックガード TGK シリーズの動力
は、ハブから入りドライブボールを介し
て、出力側のドライブプレートに伝達さ
れます。(またはその逆)
このドライブプレートにスプロケット
やタイミングプーリをボルトで直接取
付け使用します。
ハブのフランジ部に数個のドライブボ
ールが入る穴が設けられ、そこにドライ
ブボールが配置されています。
出力側となるドライブプレートには、
ライブボールが入るポケットが有りま
す。
エア供給口よりシリンダ内に空気を送
り込むとピストンはドライブプレート
側に移動します。
この時、ドライブボールはスライドプレートを介して加圧された状態になり動力の伝達
をします。また、運転中に負荷に合わせたトルク変更ができ、タイマやコントローラを
使用して圧力を切り替えるシステムを作り自動的にトルクを変更することが可能です。
例えばこのシステムを使うことにより、起動トルクに適応した高いトルクと低い運転ト
ルクに自動的に変えることができ、機械に最適なトルク設定が行えます。
リミットスイッチ
作動時移動量 U
20 30 45
回転速度 340r/min 230r/min 430r/min
20 30 45
移動量U 1.2mm 1.8mm 2.2mm
20 30 45
移動量U1 1.8mm 2.0mm 2.9mm
1.
1.1. 使用最高回転速度
1.2. 作動時移動量 U
1.3. クラッチ OFF 時移動量 U1
クラッチ OFF 時移動量 U1
- 3 -
復帰(クラッチ接続) (RE-ENGAGEMENT)
エア供給口よりエアを供給して再起動すれば自動的に一回転以内で定位置復帰しま
す。TGK シリーズは、作動後にエアを供給している状態で回転を続けると連続復帰しま
すので過負荷発生後、リミットスイッチなどで過負荷を検出し、エアの供給を中止して
ください。
復帰に際しては、できるだけ低速回転で行なってください。復帰可能回転速度は、
動側機械の慣性、駆動側の弾性、エアの設定圧力などの要素により変化する為、限定で
きませんが一般的な使用では、100 r/min 以下であれば復帰できます。低速回転で復帰
できない場合、インチング操作で行なってください。
クラッチ機構 (AS A DISENGAGING CLUTCH)
機械調整や保守などで駆動系を切離す場合、エアの供給を中止しシリンダ内の空気を
抜くと、内部に配置されたスプリングによりハウジング・スライドプレートは、シリン
ダ側へ押し戻されます。このため、ドライブボールはドライブプレートのポケットから
離れ、クラッチを切った状態になります。ドライブプレートには、ベアリングが内臓さ
れており、長時間空転を続けても支障ありません。
過負荷保護機構 (AS A SAFETY DEVICE )
過負荷が発生するとドライブボールは空気の圧力に逆らってスライドプレートをシ
リンダ方向に押し戻し、ドライブプレートのボールポケットから飛び出し空転を始めま
す。この時、センサターゲットがシリンダ方向に移動するため、この移動量をリミット
スイッチで検出し、シリンダ内の空気を抜いてドライブボールに加わる力を除けば、
力は完全に遮断され機械を保護することができます。
) 高速回転での使用では、1回転以内にエアシリンダ内のエアが完全に排気されない
場合があるので、TGK シリーズのエア供給口に近いところに急速排気弁を設けてくだ
さい。
- 4 -
タイプ 2
1.構造
No. No. No.
11223
21324
3 14 ドライブボール(鋼球) 25
41526
5 16 スナップリングA 27
6 17 ラジアルベアリング 28
7 18 スラストベアリングA 29
819
920
10 21
11 22
六角穴付止ネジ
シリンダ
スラストレース
ハウジング
ピストン
シールB
ブッシュセットピース
ドライブプレート
スライドプレート
シールA
部品名称部品名称 部品名称
ハブ
エンドナット ドライベアリング
ボールベアリング
スナップリングB
センサターゲット
六角ナット
グリスニップル
シリンダカバー
スラストベアリングA
スラストベアリングB
管継手
六角穴付皿ネジ六角穴付皿ネジ
2. TGK20-2 TGK45-2
2. パーツリスト
- 5 -
2.据付
インデックステーブル、スプロケット等をドライブプレートに取り付ける際、高張力
ボルト(G10.9 以上)を使用し、ボルト長さは、表 3.の取付タップ深さより深くならない
ように注意して決めてください。
サイズ P.C.D. Nタップ 深さ ※φH h6/H7
20 70 6-M5 9 57
30 90 6-M6 11 75
45 125 6-M8 13 100
サイズ #35 #40 #50 #60 #80
20 30 24 20 17 -
30 37 29 24 20 16
45 50 38 32 27 21
※上表は取り付け可能最小スプロケットです。スプロケットの伝達能力は考慮しており
ませんので、選定および取り扱いについては、つばきドライブチェーンカタログをご参
照ください。
回り止め例
TGK シリーズを軸に取り付ける際には共回りしない様、シリンダ外周部のタップを使
用してブラケット等で固定をしてください。
) シリンダに無理な力がかからないように固定してください。
3. 取付寸法(P4.図 2.参照)
4. 使用可能スプロケット最小歯数
※プーリ、スプロケットの内径加工寸法公差は H7 です。
3. ブラケットでの固定
5. 回り止めタップ寸法(P4.図 2.参照)
サイズ O1 O2 O3 O4
20 M5×10 21 135° 90°
30 M6×12 23 135° 90°
45 M8×15 34 120° 90°
- 6 -
時間
トルク
100%
モータ出力トルク
TGK 作動トルク
5. 作動トルク
リミットスイッチ取付例
(
標準オプション品
)
4444444444
エアコントロールシステム (AIR CONTROL SYSTEM)
従来の保護機器は、運転中に作動トルク
を変更する事ができません。
TGK
シリーズは、運転中に空気圧を変
え、作動トルクを変更する事ができる為、
始動時のみ起動トルクより高いトルク
に設定し、その後最適な設定トルクに変
更し、機械を保護する事ができます。
(
右図参照
)
4. リミットスイッチ取付例
LB
LA
LE
LC
LD
6. リミットスイッチ取付寸法
ネジ径×深さ ザグリ径×深さ
20 M4×10 φ5×3.5 15 35
30 M4×10 φ5×4.5 16.5 45
45 M5×10 φ5 20 65
Z1 Z2サイズ Z
7. センサブラケット取付タップ寸法(P4.図 2.参照)
サイズ エア供給口Y
20 4
30 8
45 8
LA LB LC LD LE
リミット
スイッチ型式
(オムロン製)
20 73.5 17.5 59 71.5 16.2
30 73.5 17.5 73.5 86 10.2
45 73.5 17.5 95.5 108.5 -
SHL-Q55
8. エア供給口寸法(P4.図 2.参照)
- 7 -
- 8 -
- 9 -
タイプ 57
1.
構造 タイプ
5
・タイプ7
このタイプは、タイプ
2
NEF
カップリングを取り付けたタイプです。
タイプ
5
は、シングルタイプのカップリングを使用し、角度誤差のみを許容出来ます。
タイプ
7
は、ロングスペーサタイプのカップリングを使用し、角度と平行度の誤差を許
容出来ます。
2. 据付
a. TGK シリーズと NEF カップリングハブを軸に取り付けてください。
b.下記の推奨値以内(表 9.1.参照)になるように心出しをカップリングハブ(32)のフラ
ンジ外周と面で行ってください。カップリングの偏角、偏心、フランジ面間寸法は相
関関係にあり、一方が増加すると一方が減ずるため同時に考慮する必要があります。
c.心出し後、リーマボルト(33)、ディスク(34)、ワッシャ A・B (35)・(36)、U ナット(37)
を取り付けてください。
注)ディスク(34)にワッシャ A・B (35)・(36)を取り付ける際、ワッシャの R 面取り部が
ディスク(34)側になるように組込んでください。また、リーマボルト(33)と U ナット
No.
30
31
32
33
34
35
36
37
38
39
40
セットピース
ロングスペーサ
Uナット
六角穴付止ネジ
ワッシャA
ワッシャB
リーマボルト
ディスク
アダプタボルト(SW'付)
カップリングハブ
部品名称
取付アダプタ
9.2. カップリングを構成する部品と数量
リングハ リーボルト ク ワッシA ワッシャB Uナット 六角付止 セッピー ロングスペー
タイプ5 14144222-
タイプ7 182886221
注)納入時、表 6.2.の部品は付属パーツとして同梱します。
図6.
9.1. タイプ 5・タイプ 7
パーツリスト
- 10 -
(37)の締付けの際、ディスクにスラスト荷重が掛からない状態で規定の締付トルクで
締結してください。(表 9.2.参照)
d.取付アダプタ(30)にセットピース(39)、六角穴付止ネジ(38)を取り付け、リーマボル
トの緩み止めをしてください。
9.1. 据付推奨値
※タイプ 5 は構造上偏心を吸収出来ませんが、心出しの際は 0.02mm 以内
で調節してください。
9.2. 締付トルク
7.1. フランジ間寸法 C1、C2
スパ
2面間寸
(mm)
20 NEF25 M8 13
30 NEF80 M12 19
45 NEF130 M12 19
78.4{8.0}
カップリン
形  番
Uナット
サイズ Uナットサイ
締付トルク
N・m{kgfm}
21.6{2.2}
78.4{8.0}
偏心
θ(deg) T.I.R.(mm) ε(mm) C1(mm) C2(mm)
20 0.25 0.45 11.2±0.25 - NEF25S
30 0.25 0.62 11.7±0.25 - NEF80S
45 0.25 0.73 16.0.25 - NEF130S
20 0.5 0.91 0.38 11.2±0.25 100±0.50 NEF25W
30 0.5 1.25 0.49 11.7±0.25 127±0.50 NEF80W
45 0.5 1.46 0.52 16.0.25 140±0.50 NEF130W
7
サイ偏角 カッ
形番
フランジ面間寸法
タイプ
5
- 11 -
7.2. 偏角θ°の調整 7.3. 偏心εmm の調整
- 12 -
トルク調節 (TORQUE ADJUSTMENT)
トルク調節は、トルク相関図を参照し、要求されたトルクに合った空気圧をレギュレー
タ(圧力調整器)で調節して
TGK
のエアシリンダに空気を送りこむことにより行えま
す。又、機械を運転中でも空気圧を変えることにより作動トルクを変更できます。
使用空気圧力・・・
0.14
0.55 MPa
空気供給源の圧力が、設定圧力より低下しないようにしてください。
サイズ 20 トルク相関図
サイズ 30 トルク相関図 サイズ 45 トルク相関図
ルク N・m ク N・m
20 15.0 65.0
30 30.0 147
45 90.0 392
10. トルク範囲
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保守 (MAINTENANCE)
1.
保守・点検
保守の頻度は、作動状況や使用箇所の雰囲気によって異なりますが下記のファクタを
考慮して定期的に行ってください。
点検方法
ON,OFF
が正常に行えるか
※ エア供給状態でシールからエア漏れを起こしていないか
※ ベアリングがスムーズに回転しているか
※ エア供給状態でドライブプレートにガタが発生していないか
もしも異常が見られる場合は、ショックガードの交換が必要になる恐れがあるので
当社までご連絡ください。
2.
潤滑
TGK
シリーズは、各部にグリースを充填して納入します。
(
当社使用グリース
:
コスモグリス・ダイナマックス
EP No.2)
通常、低速回転
(100 r/min
以下
)
では、
3
年間程度補給せずに使用可能ですが、雰囲気
によるグリースの劣化などを考慮して
1
年に
1
回程度グリスニップルからグリースを
補給してください。
11.
推奨グリース銘柄
昭和シェル石油
コスモグリースダイナマックスEP NO.1,2
エピノックグリースAP(N)
NO.1,2
ダフニーエポネックスグリース NO.1,2
シェルアルバニヤEPグリース NO.1,2
グリース名称メーカー名
コスモ石油
JXTGエネルギー
出光興産
サイズ グリス量 g
20 5
30 10
45 20
12.
グリース補給量
- 14 -
トラブルシュータ(TROUBLE SHOOTER)
問題 原因 対策
1.ショックガードにエア供給したが、 ※レギュレータのエア圧力設定が低 ※レギュレータのエア圧力設定を
 クラッチONにならない  すぎ  調節する
※シール部のエア漏れ ※シールの交換
※エア配管の誤り ※エア配管をチェックする
2.過負荷発生時にショックガードが作 ※レギュレータのエア圧力設定が高 ※レギュレータのエア圧力設定を
 動しない  すぎる  調節す
※回転数が高い為、過負荷時にシリン ※急速排気弁をショックガードのエア
 ダ内のエアが完全に排出されない  供給口付近に設ける
3.過負荷が発生していないが、ショッ ※近接センサの隙間調節不 近接センサの隙間調節をする
 クガードが作動 ※近接センサの不良 ※近接センサの交換
4.過負荷又は、クラッチOFFの後、復 ※復帰回転数が高い為、一度復帰した ※復帰回転数を下げる
 帰操作をしたがクラッチONにならな  後、再作動している。 ※インチング操作をす
※復帰トルクより、常用負荷が低い為 ※エア圧力設定を低くして、一旦ク
 完全にクラッチONにならない状態で  ラッチONにした後、通常圧力設定に
 従動側が回転  戻して運転す
- 15 -
(全般)
ショックガードは、機械装置に発生する過負荷より機械装置を保護する目的の装置ですので人体
の安全・保護を目的として使用しないでください。
仕様や構造を良く理解し、取り付け・使用方法・保守点検に際しては間違いのない様下記の点に
注意してお取り扱い願います。
製品仕様以外の仕様で使用しないでください。けが、装置破損のおそれがあります。
損傷した製品を使用しないでください。けが、装置損傷のおそれがあります
銘板を取り外さないでください。
(荷受け時の開梱)
木枠梱包の場合はクギに注意して開梱してください。けがのおそれがあります。
(追加工)
ショックガードは軸穴加工、キー溝加工、止めネジ用タップ穴加工以外の追加工や改造はしない
でください。製品の品質、機能の低下をもたらし破損の原因となって、機械に損傷を与えたり、
機械操作者のけがのおそれがあります。
追加工をする場合は、専門家により、取扱説明書の作業手順、注意事項に従って行ってください。
(トルク設定)
トルク調節をする場合は機械を停止し、電源を完全に切ってあるのを確認してから作業を始めて
ください。また、機械の停止中に機械が動き出さないように回転止め処置をしてください。不慮
に動き始めるとけがのおそれがあります。運転再開時は回転止め装置を取り除いてください。
作動後、すぐにトルク調節をすると製品内部が高温になっているおそれがあります。トルク調節
の際は十分内部まで温度が下がっていることを確認してから行ってください。火傷のおそれがあ
ります。
トルクを上げすぎると過負荷が発生してもショックガードが作動せずに事故が起こる場合がある
ので、トルク設定後、作動確認を行ってから運転を開始してください。
(運搬)
運搬時は落下、転倒すると危険ですので、十分注意してください。
製品の質量が重い場合は手で持つと腰などを痛めることがありますのでアイボルトを利用しホイ
ストなどを使ってください。ただし、据付け後はアイボルトを取り外してください。
運搬のために製品を吊り上げる際は、製品の質量を碓認し吊り具の定格荷重以下で使用してくだ
さい。吊り具の破損、落下、けが、装置損傷のおそれがあります。
注意・保証(WARNING GUARANTEE)
1.注意事項
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2.保証
(据付)
製品の内径部及び各部品の角部は素手でさわらないでください。けがのおそれがあります。
製品を取り付ける駆動軸と従動軸の心出しは取扱説明書の心出し許容値以内に必ず調節してくだ
さい。
(運転)
安全のため作動時、近接センサ等で過負荷検出をして駆動源をすばやく停止させてください。
安全カバーを準備し、運転時には必ず取り付けてください。
運転中に手や身体をふれないように注意してください。けがのおそれがあります。
異常が発生した場合は直ちに運転を停止してください。けが、装置損傷のおそれがあります。
(保守・点検)
作業に適した服装、適切な保護具(安全眼鏡、手袋、安全靴等)を着用してください。
二次災害を引き起こさないように、周辺を整理し安全な状態で行ってください。
労働安全衛生規則第二編第一章第一節一般基準を遵守してください。
潤滑油脂の種類、量、給脂方法、期間は規定通りに行ってください。
製品の取り付け状態(取付精度等)が取吸説明書の許容値以内を維持しているか定期的に確認して
ください。
設定トルクがご使用中に変化する可能性がありますので、定期的に確認し必要なら再調節してくだ
さい。
異常が発生した場合は異常の原因を究明し対策処置を施すまでは絶対に運転しないでください。
(環境)
本品を破棄する場合は、環境への負担を考慮し、専門業者に処分を依頼してください。
1.無償保証期間
工場出荷後 18 ヶ月間または使用開始後(お客様の装置への当社製品の組込み完了時から起算しま
す)12 ヶ月間のいずれか短い方をもって、当社の無償による保証期間と致します。
2.保証範囲
無償保証期間中に、お客様側にて取扱説明書に準拠する正しい据付・使用方法保守管理が行われ
ていた場合において、当社製品に生じました故障は、当社製品を当社に返却いただくことにより、
その故障部分の交換または修理を無償で行います。
但し、無償保証の対象は、あくまでお客様にお納めした当社製品単体についてのみであり、以下の
費用は保証範囲外とさせて頂きます。
- 17 -
M-TK2108
返送先 〒346-0028 埼玉県久喜市河原井町11
TEL (0480)22-8533
ツバキ山久チエイン(株)久喜工場
精機事業部 精機製造部 宛
(1) お客様の装置から当社製品を交換又は修理のために、取り外したり取り付けたりするために要
する費用及びこれらに付帯する工事費用。
(2) お客様の装置をお客様の修理工場などへ輸送するために要する費用。
(3) 故障や修理に伴うお客様の逸失利益ならびにその他の拡大損害額。
3.有償保証
無償保証期間にもかかわらず、以下の項目が原因で当社製品に故障が発生しました場合は、有償に
て調査・修理を承ります。
(1) お客様が、取扱説明書通りに当社製品を正しく据付けられなかった場合。
(2) お客様の保守管理が不充分であり、正しい取り扱いが行われていない場合。
(3) 当社製品と他の装置との連結に不具合があり故障した場合。
(4) お客様側で改造を加えるなど、当社製品の構造を変更された場合。
(5) 当社または当社指定工場以外で修理された場合。
(6) 取扱説明書による正しい運転環境以外で当社製品をご使用になった場合。
(7) 災害などの不可抗力や第三者の不法行為によって故障した場合。
(8) お客様の装置の不具合が原因で、当社製品に二次的に故障が発生した場合。
(9) お客様から支給を受けて組込んだ部品や、お客様のご指定により使用した
部品などが原因で故障した場合。
(10) お客様側での配線不具合やパラメータの設定間違いにより故障した場合。
(11) 使用条件によって正常な製品寿命に達した場合。
(12) その他当社の責任以外で損害が発生した場合。
4.当社技術者の派遣
当社製品の調査、調整、試運転時等の技術者派遣などのサービス費用は別途申し受けます。
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Tsubaki TGK Series ユーザーマニュアル

タイプ
ユーザーマニュアル