- 15 -
(全般)
ショックガードは、機械装置に発生する過負荷より機械装置を保護する目的の装置ですので人体
の安全・保護を目的として使用しないでください。
仕様や構造を良く理解し、取り付け・使用方法・保守点検に際しては間違いのない様下記の点に
注意してお取り扱い願います。
製品仕様以外の仕様で使用しないでください。けが、装置破損のおそれがあります。
損傷した製品を使用しないでください。けが、装置損傷のおそれがあります。
銘板を取り外さないでください。
(荷受け時の開梱)
木枠梱包の場合はクギに注意して開梱してください。けがのおそれがあります。
(追加工)
ショックガードは軸穴加工、キー溝加工、止めネジ用タップ穴加工以外の追加工や改造はしない
でください。製品の品質、機能の低下をもたらし破損の原因となって、機械に損傷を与えたり、
機械操作者のけがのおそれがあります。
追加工をする場合は、専門家により、取扱説明書の作業手順、注意事項に従って行ってください。
(トルク設定)
トルク調節をする場合は機械を停止し、電源を完全に切ってあるのを確認してから作業を始めて
ください。また、機械の停止中に機械が動き出さないように回転止め処置をしてください。不慮
に動き始めるとけがのおそれがあります。運転再開時は回転止め装置を取り除いてください。
作動後、すぐにトルク調節をすると製品内部が高温になっているおそれがあります。トルク調節
の際は十分内部まで温度が下がっていることを確認してから行ってください。火傷のおそれがあ
ります。
トルクを上げすぎると過負荷が発生してもショックガードが作動せずに事故が起こる場合がある
ので、トルク設定後、作動確認を行ってから運転を開始してください。
(運搬)
運搬時は落下、転倒すると危険ですので、十分注意してください。
製品の質量が重い場合は手で持つと腰などを痛めることがありますのでアイボルトを利用しホイ
ストなどを使ってください。ただし、据付け後はアイボルトを取り外してください。
運搬のために製品を吊り上げる際は、製品の質量を碓認し吊り具の定格荷重以下で使用してくだ
さい。吊り具の破損、落下、けが、装置損傷のおそれがあります。
注意・保証(WARNING ・ GUARANTEE)
1.注意事項