Tsubaki TSM4000H1 ユーザーマニュアル

  • こんにちは!椿本チエインのショックモニタTSM4000H1/H1Pの取扱説明書についてご質問にお答えします。この説明書には、設置から配線、操作、保守点検までの詳細な手順が記載されています。過負荷保護機能や異常信号出力など、製品の機能についても詳しく説明されていますので、お気軽にご質問ください。
  • 設置環境の条件を教えてください。
    電流センサの貫通回数はどのように決まりますか?
    出力リレーの接点仕様を教えてください。
    400V系のモータを使用する際の注意点は何ですか?
取扱説明書
株式会社
椿本チエイン
この取扱説明書をお読みいただき、ご理解の上、
付け、接続(配線)、運転、保守点検をしてください。
使
家に確実にお届けください。
この取扱説明書はこの製品が廃棄されるまで大切
に保管してください。
本製品は、予告なしに変更することがあります。
!
H1
H1
一般産業機械用 エコノミー形
EHM40H106000A5
2023 年11 月 10 日発
ショックモニ
SHOCK MONITOR
1
使
機 器 の 知 識 、 安 全 の 情 報 、 そ し て 注 意 事 項 の す べ て に つ い て 習 熟 し て か ら ご 使 用 く だ さ
使
取 扱 い を 誤 っ た 場 合 に 、 危 険 な 状 況 が 起 こ り え て 、 死 亡 又 は 重
取 扱 い を 誤 っ た 場 合 に 、 危 険 な 状 況 が 起 こ り え て 、 中 程 度 の 傷
害 や 軽 傷 を 受 け る 可 能 性が 想 定 さ れ る 場 合 及 び 物 的 損 害 だ
󳭎
󳭎
󳭎
1. はじめに…………………………
2. 安全上のご注意 ………………
3. 用途 ……………………………
3.1
3.2 電力検出機能 ……………
4. 製品到着時の確認事項 ………
4.1 形番の見方(
本 体 +電 流 セ
)
5. 各部の名称 ……………………
6. 据付け方法 ……………………
6.1
6.2
7. 配線方法 ………………………
8. 端子機能 ………………………
8.1 端子台 ……………………
8.2 タ CN1
1
1
3
3
3
4
4
4
5
5
5
5
7
7
8
9. 接続図…………………………………
9.1 基本機能(商用電源駆動)………
9.2 イ ン バ ー タ 駆 動 …………………
10. 操作 …………………………………
10.1 LED
10.2 モ ー ド の 切 替 え
10.3 モニタモード………………………
10.4
10.5 プ ロ グ ラ ム モ ー ド… … …… … …
11.
12.
13. 保守、点検作業の際に ……………
14. 定期点検について …………………
15. 使
16. 仕様 …………………………………
17. 外形図 ………………………………
18. 保証 …………………………………
10
10
11
1
2
1
2
1
3
1
3
1
4
1
4
20
21
21
21
21
22
2
3
2
4
警告
注意
2
使 ( )
(1)
(2)
(3)
(4)
● 試 運 転 お よ び 定 期 点 検 の 際 は 、 必 ず 動 作 確 認 を 行 い 保 護 機 器 と し て 正 常 に 機 能 す る こ と を
● シ ョ ッ ク モ ニ タ の 配 線 、通 電 ・操 作 、 保 守 ・点 検 の 作 業 は 、 専 門 知 識の あ る 人 が 実 施 し て く だ さ
E
● モ ー タ 電 源 が AC400Vの 場 合 、 シ ョ ッ ク モ ニ タ 本 体 と 倍 電 抵 抗 器 の 結 線 は 確 実 に 行 っ て く だ さ
使
使 使
● 万 一 、 取 扱 説 明書 が お 手 元 に な い 場 合 は 、 お 買 い 求 め にな ら れ た 販 売 店 も し く は 弊 社 営 業 所
●製品には
使
板 及 び 部 品 に 使 用 さ れて い る 銅 ・ 銅 合 金 を 腐 食し 、 故 障 の 原 因 に な り ます 。 ま た 、 高 湿 度 の 環
● シ ョ ッ ク モ ニ タ の E端 子 は 、 ノ イ ズ フ ィ ル タ が 接 続 さ れ て い ま す 。 ず 接 地 し て く だ さ い 。 接地し
● 接 地 線 に は 、 電 源 から ノ イ ズ フ ィ ル タ 内 の コ ン デ ン サ を 通じ て 、 最 大 0.5m A の 漏 電 電 流 が 流
セ ン サ ケ ー ブ ル は 、 ノ イ ズ 防 止 の た め イ ン バ ー タ や サー ボ ド ラ イ バ 本 体 お よ び 、 そ の 他 ラ イ ン と
15
󳭎
󳭎
󳭎
3
. ?
シ ョ ッ ク モ ニ タ TSM4000H1は 、 モ ー タ(3 相 誘 導 電 動 機 )に 供 給 さ れ る 消 費 電 力 を 検 出 し 、 一般 産 業
過負荷の識別方法
予 め 設定 さ れ た 過 負荷 検 知 レ ベ ル と比 較 し 、 過 負 荷状 態 が 一 定 時間 (シ ョ ック タ イ ム )以 上 継 続 し
尚 、 モ ー タ 起 動 時 は 加 速 時 の 誤 出 力 を 回 避 す る た め 予 め 設 定 し た 間 (ス タ ー ト タ イ ム )だ け 負 荷
モ ー タ に トル ク を 発 生 さ せる エ ネ ル ギ ー 量 であ り 、 有 効 電 力と 言 わ れ ま す 。電 圧 ×電 流×力 率 に て
モ ー タ 電 流 は モ ー タ 電 圧 の 影 響 を 受 け た り 、 軽 負荷 時 に 変 化 し に く い 特 徴 を も っ て い ま す 。 し か し 、
電 力 は 一 定 周 波 数 に お い て モ ー タ の ト ル ク と ほぼ 比 例 関 係 に あ り ま す 。 こ の た め 電 力 は 軽 負 荷 時
シ ョ ッ ク モ ニ タ は 簡 単 な 配 線 に て 電 力 検 出 を 行 え る よ う 、 3 相 電 力 の 内 、 1 相 の 電 流 を 検 出 し 内
󳭎
󳭎
󳭎
負荷率
or
変化小 変化大
4
4.製品到着時の確認事項
(1)
(2)
(3) 下 記 の 部 品 が 付 属 し て い る か 。 ( 部 品 の 外 観 に つ い て は 23 ペ ー ジ の 外 形 図 を ご 参 照 く だ さ
( ) : H1 H1
:
:
本 体 +電 流 セ ン サ の 形 番 は 、 本 体 の 形 番 と 電 流 ン サ の 形 番 を 合 成 し て 、 下 記 の よ う に 1
TSM4000H1U010
TSM U010 4
TSM4S01 m 01
尚、センサケーブルはTSM4-S01が付属品として本体に付属しています。ケーブル長が不足する場合はオ
プションとして3m,5m,10m,20m,30mをご用意しておりますので弊社販売店までご用命ください。
.
LED
CN1
LED
CN1 使
󳭎
󳭎
󳭎
本体部
DSUB 15P
5
湿
1000m 4.9m/s2
DINレ ー ル ま た は ソ ケ ッ ト の 取 付 穴 に M 4 サ イ ズ の ネ ジ を 差 込 ん だ
上 、 制 御 盤 内 に 配置 し 取 付 け て く だ さ い 。 パ ネ ル 面 が 地 面 に 垂 直
に な る よ う に 取 付 け て く だ さ い 。 上 下逆 や 水 平 に 取 付 け る と 、 過 熱
H1
右 図 の 通 り 制 御 盤 内 に 本 体 部 、 ソ ケ ッ ト
部 が 入 る よ う に 取 付 け 、 固 定 ビ ス の 締 付
0.120.16 m
50
7.配線方法
POWER 11,12 AC90 250V 50/60Hz DC90 250V(
)
使
0.50.6
a.
b.
c.
OFF
󳭎
󳭎
󳭎
!
注意
警告
10cm
10cm
1cm
1cm
パ チ ン 錠
固 定 ビ ス
6.5
φ3.2
パ ネ ル
推 奨 パ ネ ル 板 厚 : 2 ~ 5 m m
6
モ ー タ 電 流 検 出 の た め 、 V相 モ ー タ 配 線 を 電 源 側 か ら モ ー タ
に 向 け て 矢 印 の 方 向 に 貫 通 さ せ て く だ さ い 。 必 ず 電 流 セ ン サ の
上 部 の 矢 印 方 向 と 一 致 さ せ て く だ さ い 。 ま た 、 貫 通 回 数 は モ ー タ
容 量 と 電 圧 に 応 じ て 下 表 に よ り 指 定 の 貫 通 回 数 だ け 貫 通 さ せ て
2
() 1011 TSM4000
の 電 圧 入 力 用 端 子 V[2]が 接 続 さ れ て い る 相 の モ ー タ配 線 を 貫 通 さ せ
て く だ さ い 。 他 の 相 の 配 線 を 接 続 し た り 、 貫 通 方 向 が 逆 の 場 合 は 正 し
い 電 力 検 出 が で き ま せ ん 。 尚 、 電 源 側 の 正 相 / 反 相 や モ ー タ 側 で の
■貫通回数
AC200/220V AC400/440V
貫通回
貫通回
0.1 0.71 TSMU010 6 0.36 TSMU010 12
0.2 1.4 TSMU010 3 0.70 TSMU010 6
0.4 2.3 TSMU010 2 1.2 TSMU010 3
0.75 3.6 TSMU050 6 1.8 TSMU010 2
1.5 6.6 TSMU050 3 3.3 TSMU050 6
2.2 9.2 TSMU050 2 4.6 TSMU050 5
3.7 15 TSMU050 1 7.5 TSMU050 3
5.5 22 TSMU050 1 11 TSMU050 2
7.5 29 TSMU100 1 15 TSMU050 1
11 42 TSMU100 1 21 TSMU050 1
15 55 TSMU150 1 28 TSMU100 1
18.5 67 TSMU150 1 34 TSMU100 1
22 78 TSMU200 1 39 TSMU100 1
30 107 TSM M300 1 54 TSMU150 1
37 132 TSM M300 1 66 TSMU150 1
45 160 TSM M400 1 80 TSMU200 1
55 198 TSM M600 1 99 TSM M300 1
75 270 TSM M600 1 135 TSM M300 1
90 320 TSM M800 1 160 TSM M400 1
110 384 TSM M800 1 192 TSM M400 1
付 属 品 の セ ン サ ケ ー ブ ル T S M 4 - S0 1 を 電 流 セ ン サ と シ ョ ッ ク モ ニ タ 本 体 の そ れ ぞ れ に 正 し く 接
続 し て く だ さ い 。尚 、 ケ ー ブ ル 長 が 不 足 す る 場 合 は 長 いも の を オ プ シ ョ ン 扱 い に て ご 用 意 し て お
󳭎
󳭎
󳭎
󳅦
󳅼
󳅃
V
)
7
8.端子機能
[ ] 1112
商 用 電 源 の AC90 ~ 250V ま た は 直 流 電 源 の DC90
250V( )
警告
過 大 な サ ー ジ や ノ イ ズ が 印 加 さ れ る 電 源 環 境 で は 電
源 端 子 に 電 源 ラ イ ン 用 ノ イ ズ フ ル タ を 設 置 し て く だ さ
10
・ 接 地 線 に は 、 電 流 か ら ノイ ズ フ ィ ル タ 内 の コ ン デ ン サ を 通
0.5mA
[ ]
注意
セ ン サ ケ ー ブ ル は 、 ノ イ ズ 防 止 の た め イ ン バ タ や サ ー
ボ ド ラ イ バ 本 体 お よ び 、 そ の出 力 ラ イ ン と は 15cm以 上 離
[ ] UVW 123
400V系 の モ ー タ に 接 続 す る 場 合 は 、 必 ず 倍 電 抵 抗 器 を 、
400V
2mA(AC)
󳭎
󳭎
󳭎
端子台番号
電 流 セ ン サ 電 源
電圧入力
High2 出 力
Hi g h 1 出 力
接 地
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
U
V
W
E
20
19
18
17
16
15
14
13
12
11
FG
C+
C
-
+15
-15
Power
POWER
E
12
11
10
ノ イ ズ
フ ィ ル タ
TSM
4
000
1
2
3
U
V
W
2
m A
A C 2 0 0/ 2 2 0 V
U
V
W
U
V
W
M
A C 4 0 0/ 4 4 0 V
U
V
W
U
V
W
1
2
3
U
V
W
2
m A
M
倍電抵抗器
T S M 4 -P R 1
T S M 4 0 0 0
T S M 4 0 0 0
漏電
最大 0.5mA
電 流 セ ン
セ ン サ ケ ー ブ ル
3
4
1
2
16
19
18
17
TSM
4
000
20
C
-
-15V
+15V
C
+
FG
接続禁止
8
[ ] High1(4, 5, 6)High2( , , )
警 報 あ る い は 過 負 荷 状 態 を 外 部 へ 知 ら せ る 出 力 端 子 で
High1 High2
lc AC250V0.5A( cosφ =0.4)
注意
左 図 ① の よ う に 電 磁 接 触 器 を 接 続 す る 場 合 、 操 作 コ イ ル
容 量 は 、 投 入 時 100VA未 満 、 保 持 時 10VA未 満 と し て く だ
さ い 。 こ れ を 越 え る 大 き な 電 磁 接 触 器を 接 続 す る 場 合 は 、
左 図 ② の よ う に シ ョ ッ ク モ ニ タ の 出 力 で 補 助 リ レ ー を 駆 動
左 図 の よ う に 電 磁 接 触 器 や 補 助 リ レ ー の コ イ ル に ノ イ ズ
CR
(10mA )
力 な ど へ 接 続 する 場 合 は 、 リ レ ー 出 力 で 微 少 電 流 用リ レ ー
を 駆 動 し 、 微 少 電 流 用 リ レ ー の 接 点 を シ ー ケ ン サ フ ォ ト カ
[接点入力]
[ ]
X1X2 CN1 1, 9
X1X2端 子 の ON(短 絡 )、 OFF(開 放 )に よ っ て 最 大 4通 り の
パ ラ メ ー タ ”4:Processで 設 定 し た 数 を 越 え る 番 号 を 選 択
[ ]
CN1 11
RST ON
注意
[無 接 点 ]の 場 合 は 必 ず 左 図 ① の 構 成 の オ ー プ ン コ レ ク タ 信
号 と し て く だ さ い 。 ② や ③ の 場 合 は 、 電 源 の 状 態 に よ っ て
High1
4
5
6
TSM4
000
High2
8
9
7
工程番号 X 1 - CM
X 2 - CM
[1] OFF OFF
[2] ON OFF
[3] OFF ON
[4] ON ON
CR
ソ
AR
MC
A R
TS M4 00 0
電 磁 接 触 器
補 助 リ レ ー
M C
TS M4 00 0
電 磁 接 触 器
X1
1
+12V
TSM
4
000
CM
4
TSM
4
000
×
×
X1
1
CM
4
+12V
X1
1
CM
4
+12V
TSM
4
000
X1
1
X2
9
RST
1
1
4
10mA
+12V
TSM
4
000
CM
󳭎
󳭎
󳭎
9
●LCDコントラスト調整
SET 調
寿
SET
SET キ ー を 押し な が ら ▼ を 押 す
12
0
V
V
5
Aout
CN1
TSM
4
000
直流電圧計
󳭎
󳭎
󳭎
MAX.1mA
10 0
20 0
%
5
10
V
0
󳄦
󳅎
󳅱
󳄴
線色 コネタ番号 信号
1 X
2 X
3 N.C.
4 CM
5 Aou
6 Ain
7 V
8 RS
9 X
灰 10 I
11 RS
12 0
13 0
14 N.C.
15 RS
10
()
C B :
F :
M C :
O C R :
C R 1 : CR
注意
(1) 電 流 セ ンサ は モ ー タ 容 量 、 電 圧に 応 じ た も の を 使用 し 、 指 定 さ れ た 貫通 方 向 お よ び 貫 通回 数 で 使
(2) [2](V)
(3) V TSM4PR1
X1
1
X2
9
RST
11
CM
4
Aout
5
OV
12
󳭎
󳭎
󳭎
本 図 は モ ー タ 用 電 磁 接 触 器 [MC]
の 電 磁 コ イ ル 容 量 が 投 入 時
100VA 10VA
MC
c[9]
停 止
始 動
MC
MC
OCR
CR1
M
セ ン サ ケ ー ブ
AC200/2
20V
AC400/440V
50/60Hz
R
0
R
S
0
S
T
0
T
CB
OCR
電 流 セ ン サ
U
V
W
F
AC100/110V
AC200/220V
50/60Hz
[11]
[12]
TSM4000H1
POWER
c[6]
[7]b
[8]a
[5]a
[4]b
High2
High1
ブ ザ ー
E[10]
BZ
CN1
[3]W
[2]V
[1]U
倍電抵抗器
(主 回 路 400V
)
High2 ラ ン プ
F
10kΩ
[17]+15
[18]C
[19]C+
[16]15
[20]FG
TSM4-PR1
W2
V
2
V
1
U2
11
X1-CM X2-CM
工程番号
OFF OFF []
[1]
ON OFF [2]
[2]
OFF ON [3]
[3]
ON ON [4]
[4]
注意
(1) 電 流 セ ン は モ ー タ 容 量 、 電 圧 に 応 じ た も の を 使 用 し 、 指 定 さ れ た 貫 通 方 向 お よ び 貫 通 回 数 で
使
(2) [2](V )
(3) V TSM4PR1
(4) [X1],[X2],[RST] 使
(5)
X1
1
X2
9
RST
11
CM
4
Aout
5
OV
12
󳭎
󳭎
󳭎
C B :
F :
O C R :
M
セ ン サ ケ ー ブ
AC
200/220V
AC40
0/440V
50/60H
z
R
0
R
S
0
S
T
0
T
CB
OCR
電 流 セ ン サ
U
V
W
F
AC100/110V
AC200/220V
50/60Hz
[11]
[12]
TSM4000H1
POWER
[7]b
[8]a
[5]a
[4]b
High2
High1
ブ ザ ー
BZ
倍電抵抗器
(主 回 路 400V
)
F
R
S
T
U
V
W
出 力
停 止
X1
X2
CM
c[6]
X1
X2
X1
X2
AR1
AR1
OCR
c[9]
[3]W
[2]V
[1]U
[16]15
[17]+15
[18]C
[19]C+
[20]FG
E[10]
CN1
TSM4-PR1
W2
V
2
V
1
U2
RST
12
10
シ ョ ッ ク モ ニ タ TSM4000に は 、 モ ニ タ ー
モ ー ド 、 テ ス ト モ ー ド 及 び プ ロ グ ラ ム モ
ー ド が あ り 、 MODE キ ー で 切 替 え る こ と
10.1 LED表示と操作キー
( TEST MODE )
・ モ の入力電力が5%ある
10%える
タートタイム内は点滅)
High1
High1
リ レ ー 出 力 High1 動 作 で 点
High2
High2
リ レ ー 出 力 High2 動 作 で 点
出 力 リ レ ー の 自 己 保 持 をリ セ
・ 出 力 リ レ ー の 自 己 保 持 を リ
1
テ ス ト 、 ロ グ ラ ム モ ー ド
替え画面の表示
LED 1
パ ラ メ ー タ の 記 憶 お よ び
SET を 押 し な が ら を 押
High2High1
デ ー タ 選 択 お よ び 設 定 値
SET を 押 し な が ら を 押
High2High1
デ ー タ 選 択 お よ び 設 定 値
経過後リレー出力します。
MOTOR
High2
󳇋
󳇄
󳇃
RESET
SET
液晶表示部
󳄱
󳅼
MODE
󳭎
󳭎
󳭎
High1
13
10.2 モードの切替え
3
MODEーを押してMODE選択
画面に移行しますSETーに
MODE 切 替 画 面 に て 再 度
MODEキーを押すとテスモー
ここで、SETキーを押すと、テスト
モードに切替ります。テストモー
では出力リレーを出力さること
が可能です。
MODE キ
ードに戻ります。
10.3 モニタモード
11 モ ニ タ モ ー ド で は 実 際 に 負 荷 の監 視 を 行 い ま す 。 液 晶 表 示 部 に は 現 在 の 負 荷 率 ま た は 判 別 し た
最 大 負 荷 率 、 現 在 の 工 程 [No.]、 High1お よ びHigh2の 各 設 定 値 を 表 示 し ま す 。High1ま た は High2
100%
60Hz 100%
PW 58%
[1]
H1: 80 H2: 100
電力監視の負荷率表示
(モータ定格容量が100%)
トルク監視時は" 58%"
High2 設
High1
0.43kW 2.80A
200V 60Hz
検出した電力、
SET
操 作 電 源 O N
TSM4000H1
POWER ON Ver
* . *
PW 58%
[1]H1: 80 H2: 100
TEST MODE
PROGRAM MODE
MODE
E
MODE
E
: M o t o r V o l t a g e
( 1 ) 2 0 0 - 2 3 0 V
Set>>>H2 Trip
UP/Down>H1
SET
SET
MODE
0.43kW 2.80A
200V
60Hz
SET
MODE
󳭎
󳭎
󳭎
SET
14
11.1 テストモード
テ ス ト モ ー ド で は 出 力リ レ ー お よ び LED表 示 の 動 作 確 認が 可 能 で す 。 テ ス ト モ ー ド で は 負 荷 監 視
( RESET
11.2 プログラムモード
High2 リ レ ー が 出 力 し 、 L E D
High2 が 点 灯 し ま す 。
SET
及び次
の パ ラ メ ー タ に 移 行
RESET 1 : に 戻 る
High1 リ レ ー が 出 力 し 、 L E D
High1 が 点 灯 し ま す 。
キ ー を 押 し 続 け る
SET
ON
MOTOR LED
LED
(自己保持)
ON
シ ョ ッ ク タ イ ム
(自動復帰)
ON
1s 後 に 自 動 復 帰
RESET
時 間 の 長 い 方 が 優 先
さ れ ま す 。
TEST MODE
Set>>>H2 Trip
UP/Down > H1
TEST MODE
High2 OUT
SET
TEST MODE
High1 OUT
キ ー を 押 し 続 け る
Set>>>H1 Trip
UP/Down > H2
SET
PROGRAM MODE
SET
:
M o t o r V o l t a g e
( 1 ) 2 0 0 - 2 3 0 V
:
M o t o r V o l t a g e
( 2 ) 4 0 0 - 4 6 0 V
: M o t o r k W
( 4 ) 0 . 7 5 k W
󳭎
󳭎
󳭎
15
(出荷データを表示)
( 1 ) 2 0 0 - 2 3 0 V ・200V系モータを監視する場合には(1)を選択して
ださい。最高圧はAC250Vまで用可
です。
( 2 ) 3 8 0 - 4 6 0 V ・400V系モータを監視する場合には(2)を選択して
ださい。最高圧はAC500Vまで用可
です。
400V系モはオンの
の設置が必要です。
(1)0.1kW (11)15kW
シ ョ ッ ク モ ニ タ の 負 荷 率 表 示 は 、 こ のモ ー タ 容
左 記 以 外 の モ ー タ を 使 用 さ れ る 場 合 に は 、 最
(2)0.2kW (12)18.5kW
(3)0.4kW (13)22kW
(4)0.75kW (14)30kW
(5)1.5kW (15)37kW
(6)2.2kW (16)45kW
(7)3.7kW (17)55kW
(8)5.5kW (18)75kW
(9)7.5kW (19)90kW
(10)11kW (20)110kW
0.120.0s
( =0.1s)
・ シ ョ ッ ク モ ニタ は モ ー タ の 始 動 時 に 不必 要 な
動 作 を し な い よ う に 、 始 動 後 、 設 定 時 間 内 は
モ ニ タ ー モ ー ド で あ っ て も リ レ ー 出 力 機 能 を
・ テ ス ト モ ー ド あ る い は プ ロ グ ラ ム モ ー ド
か ら モ ニ タ ー モ ー ド に 戻 る と ス タ ー ト タ イ
2 : M o t o r k W
( 4 ) 0 . 7 5 k W
… デ ー タ を 選 択
し ま
す 。
SET …
設 定 し た デ ー タ
効 に な り ま す 。
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󳭎
󳭎
1 :
M o t o r V o l t a g e
( 1 ) 2 0 0 - 2 3 0 V
… デ ー タ を 選 択 し ま
す 。
SET …
設 定 し た デ ー タ
効 に な り ま す 。
3 : S t a r t T i m e
3 . 0 s
SET …
設 定 し た デ ー タ
効 に な り ま す 。
… 設 定 値 が 増 加 し ま す 。
… 設 定 値 が 減 少 し ま す 。
16
(出荷データを表示)
14 5:High1 Level,8:High2 Level
が 可 能 。 こ の 内 、 何 通 り 使 用 す る か を 設 定 し ま
High1
5200%
High1
6:Shock Time
以上超えれば出力します。
MIN
( : )
[ ]
50Hz
50ms
50Hz
2+10ms (40Hz60ms)
0.110.0s
( =0.1s)
・ 負 荷 率 が 設 定 値 を 上 回 っ て か ら リ レ ー 出 力 が
5:High1 Level
(1)Self-Hold
( )
RESET釦 を 押 す か 、 [ RST] 端 子 の入 力 に て 復 帰
(2)Auto-Reset
( )
リ レ ー 出 力 条 件 が 解除 さ れ て か ら 、 1秒 後 に 復 帰
4 : P r o c e s s
1
選択数2
SET … 設 定 し た デ ー タ が 有 効
SET
SET
SET
SET
SET
4 : P r o c e s s
2
6:Shock Time
H1 1.0s
5:High1 Level
Process[1] 100%
SET
SET
6 : S h o c k T i m e
H 1 1 . 0 s
… デ ー タ を 選 択
し ま す 。
SET … 設 定 し た デ ー タ が 有 効
に な り ま す 。
7 : O u t p u t R e l a y
H 1 ( 2 ) A u t o - R e s e t
SET … 設 定 し た デ ー タ が 有 効
に な り ま す
5 : H i g h 1 L e v e l
P r o c e s s [ 1 ] 8 0 %
High
( + )
負 荷 率 (%)
0
動 作
負 荷 率 の 絶 対 値 が
大 き く な っ た 時 動
… 設 定 値 が 増 加 し ま す 。
… 設 定 値 が 減 少 し ま す 。
… 設 定 値 が 増 加 し ま す 。
… 設 定 値 が 減 少 し ま す 。
… 設 定 値 が 増 加 し ま す 。
… 設 定 値 が 減 少 し ま す 。
5:High1 Level
Process[2] 80%
8:High2 Level
Process[1] 100%
8:High2 Level
Process[2] 100%
9:Shock Time
H2 1.0s
10:Output Relay
H2(1)Self-Hold
SET … 設 定 し た デ ー タ が 有 効
󳭎
󳭎
󳭎
7:Output Relay
H1(2)Auto-Reset
SET
17
(出荷データを表示)
High2
5200%
High2
9:Shock Time
以上超えれば出力します。
MIN
( : )
[ ]
50Hz 50ms
50Hz
2+10ms (40Hz60ms)
0.110.0s
( =0.1s)
・ 負 荷 率 が 設 定 値 を 上 回 っ て か ら リ レ ー 出 力 が
:High Level
(1)Self-Hold
( )
RESET釦 を 押 す か 、 [ RST] 端 子 の 入 力 に て 復 帰
(2)Auto-Reset
( )
リ レ ー 出 力 条 件 が解 除 さ れ て か ら 、 1秒 後 に 復 帰
移 動 平 均 サ ン プ リ ン グ 回
( 1 ) Q U I C K
( 2 ) N O R M A L
( 3 ) SL O W
検出電力の応答時間を設定します。
20ms 毎 ( *) の サ ン プ リ ング 値 を 移 動 平均 し 、
20ms
使
け 、 5 回 分 の デ ー タ の 平 均 値 を 有 効 デ ー タ と し
100ms
定 し 、 2 0 回 分 の デ ー タ の 平 均 値 を 有 効 デ ー タ
400ms
* は 50Hz は 20ms
50Hz 未
( 1 ) O n
出 し て 、 周 波 数 が 1 秒 間 に 4Hz 以 上 の 割 合 で
化 し て い る 間 、 イ ン ヒ ビ ッ ト の 設 定 時 間 と は 関
な く イ ン ヒ ビ ッ ト が 機 能 し ま す 。 オ ー ト イ ンビ ッ ト 機
能 時 の 負 荷 率 表 示 は 0%が 点 滅 し 、 ア ナ ロ ク ゛ 出
0V0%
注 ) イ ン バ ー タ 波 形 歪 や 配 線 環 境 な ど の 影 響 に
( 2 ) O f f
8 : H i g h 2 L e v e l
P r o c e s s [ 1 ] 1 0 0 %
… 設 定 値 が 増 加 し ま す 。
… 設 定 値 が 減 少 し ま す 。
SET … 設 定 し た デ ー タ が 有 効
: S h o c k T i m e
H 2 1 . 0 s
SET … 設 定 し た デ ー タ が 有 効
に な り ま す 。
… 設 定 値 が 増 加 し ま す 。
… 設 定 値 が 減 少 し ま す 。
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󳭎
1 0 : O u t p u t R e l a y
H 2 ( 1 ) S e l f - H o l d
SET … 設 定 し た デ ー タ が 有 効
… デ ー タ を 選 択
し ま
す 。
High
( + )
負 荷 率 (%)
0
動 作
1 1 : R e s p o n s e
( 2 ) N O R M A L
SET … 設 定 し た デ ー タ が 有 効
1 2 : A u t o I n h i b i t
( 2 ) O f f
… デ ー タ を 選 択 し ま
す 。
SET … 設 定 し た デ ー タ が 有 効
… デ ー タ を 選 択 し ま
す 。
18
( 出 荷 デ ー タ を 表 示 )
( 1 ) P O W E R
( 2 ) T O R Q U E ータ入力電力モー電流周波からトル値を
演算し、そのトルク値で負荷監視を行います。
LCD (1)Always
(2)2min 2
消 灯 後 は 、 い ず れ か の キ ー を 押 す こ と で 点 灯 し ま
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󳭎
1 3 : P O W E R / T O R Q U E
( 1 ) P O W E R
SET … 設 定 し た デ ー タ が 有 効
… デ ー タ を 選 択
し ま
す 。
1 4 : L C D B a c k l i g h t
( 1 ) A l w a y s
SET … 設 定 し た デ ー タ が 有 効
に な り ま す
… デ ー タ を 選 択 し ま
す 。
ON
ON
RUN
HIGH
HIGH
ON
自 己 保 持 に 設 定
*モ ー タ 始 動 時 に は ス タ ー ト タ イ ム 、シ ョ ッ ク タ イ ム が 同 時 に カ ウ ン ト し ま す の で 、設 定 時 間 の 長 い 方 が 有 効 と な り ま す 。
19
13 : POWER/TORQUE (2) TORQUE
(= %) (%)
便
シ ョ ッ ク モ ニ タの ト ル ク 監 視 で は 、「 検 出 し た 電 力 (%)」 、 「 モ ー タ 供 給電 圧 の 周 波 数 」 お よ び「 推 定 モ
ー タ 銅 損 (%)」 の 3 つ の 要 素 か ら 次 の 式 で ト ル ク 値 を 演 算 し て い ま す 。 ( 6 0 H z 時 の トル ク を 1 0 0 % と
イ ン バ ー タ で 変 速 運 転 す る 場 合 、 負 荷 ト ルク が 一 定 で あ っ て も 周 波 数 を 半 分 に す れ ば 仕 事 量 は 約
半 分 と なり 、 モ ー タ 消 費 電力 も 約 半 分 と な り ます 。 電 力 監 視 の場 合 は 、 周 波 数を 半 分 に し た 時 は 多
段 切 り 替 え 機 能を 使 っ て 過 負 荷 検 知 レ ベル も 約 半 分 に し な い と 精 度 よ く 過負 荷 を 捕 ら え る こ と が
き ま せ ん 。 こ れ に 対 し 、 ト ル ク 監 視 で は 、 半 分 に な った 検 出 電 力 に 対 し シ ョ ッ ク モ ニ タ が 読 み 取 っ た
モ ー タ 供 給 電 圧 の 周 波 数 で 割 り 算 す る こ と に よ り 過 負 荷 検 知 レ ベ ル の 変 更 を 不 要 に す る こ と が 可
便
Hz
ト ル ク 演 算 値 の 誤 差 を 小 さ く す る た め 、 推 定 モ ー タ 銅 損 を 減 算 し た 補 正 演 算 と し て い ま す が 、 特
使
モータ効率とショックモニルク演算値
0
20
40
60
80
100
120
140
160
0Hz 20Hz 40Hz 60Hz 80Hz
%
トルク演算値
負荷ルク
モー効率
図 の よ う に 、 低 い 周 波 数 で ト ル ク 監 視 を 行 っ た 場 合 、ト ル ク 演 算 値 が 大 き く な り 出 力 リ レ ー が 動 作 し
Hz
( )×
(%)=
周波数
󳭎
󳭎
󳭎
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