安 全 ガイド
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HSモードで最高の結果を出すためには、フラッシュ時間の長いフラッシュユニットまたはフラッシュヘッドが
必要です。 Aフラッシュチューブ(アクション)が備わったヘッドまたはフラッシュユニットは推奨されません。
• セカンドカーテンモード*
セカンドカーテンモードでは、シャッターが閉じる直前にフラッシュを発光させることで、残像効果を
生 み 出 し ま す 。
ODS SETUP
Over-Drive-Sync(ODS)は、HSシンクロモード有効時に、全体の露光を改善することができます。
ODSはフラッシュ時間の長いフラッシュユニットに依存するため、結果は使用する照明のフラッシュ時間
(これは出力レベルでも変わります)と、使用するカメラによります。大きなセンサーと低速シャッターを
備えたフルフレームカメラの場合、残念ながら良い結果を得るのは非常に困難になりますが、それでもフラッシュ時
間が十分に長い照明を使えば、
1/8000秒までクリーンなフレームを得ることが可能です。また、ODSを使用すると
最大で2 Fストップ多くの照明を得ることが可能で、これは太陽光が強すぎる場合に不可欠なものになります。
ODSセットアップでは、0.1〜5.0 msの範囲で調整するか、またはオフにすることができます。
ODS値は使用するカメラとフラッシュユニット次第で異なるため、手動で調整する必要が
あります。
注:
• Over-Drive-Sync(ODS)は、シンクロモードがHSに設定されているときのみ使用できます。
• ODSを調整すると、フラッシュのカットオフ(写真の上部または底部の暗いエッジ)の位置がフレーム内で 動く
ことがあります。オフにすると、HSモード時はフラッシュトリガーポイントが自動的に 選択されます。
AUTO MOD
• Off
Elinchrom製フラッシュユニットのモデリングライトは変化しません。
• Shutter**
フォーカスのためにカメラのシャッターボタンを押すと、ELフラッシュユニットのモデリングライトが
数秒間点灯し、暗い場所でのフォーカスに役立ちます。(Nikonではサポートされていません)
• DOF
カメラのDOF(Depth of eld)ボタンを押している間、Elinchrom製フラッシュユニットはモデリングランプ
を 点灯させます。
AF LIGHT
• フォーカスのためにシャッターを半分押したときに、Skyport HSのオートフォーカス補助光が有効になりま
す ( カ メ ラ の 設 定 も 確 認 し て く だ さ い )。
KEY CLICK
有 効にすると、コントロールボタンを押すとビープ音 が鳴ります。
SLEEP
しばらく使わないと、Skyport HSは電池の消費を節約するためにスリープモードに切り替わります。
スリープモードに入る時間は1〜60分の範囲で指定できます。また、オフにもできます。
AUTO OFF
SKYPORT HSは、しばらく操作しないと自動的に電源が切れます。
オートオフに入る時間は1〜60分の範囲で指定できます。また、オフにもできます。
スリープモードとオートオフがどちらも有効な場合、TRANSMITTER PLUS HSはユーザー
が設定したスリープモードの時間で 電 源 が 切 れ ま す 。
CONTRAST
ディスプレイのコントラストは80〜120%の範囲で調整できます。
* Nikon製カメラの場合、これらの機能はカメラのメニューで有効にします。
** Nikonではサポートされていません。