Elinchrom ELC 125 / ELC 500 ユーザーマニュアル

  • こんにちは!ELINCHROM ELC 125/500 フラッシュユニットの取扱説明書の内容を理解しています。このデバイスの機能、使用方法、トラブルシューティングなど、ご質問にお答えできます。例えば、TTLモードの使い方、フラッシュチューブの交換方法、エラーコードの意味など、何でも聞いてください。
  • ELCユニットの電源を入れた後、最初に何をする必要がありますか?
    フラッシュチューブを交換する手順を教えてください。
    TTLモードを使用するにはどうすれば良いですか?
    エラー番号が表示された場合はどうすれば良いですか?
    ELCユニットの保管温度は何度ですか?
ELC
125/500
268 — ELINCHROM ELC 125/500 取扱説明書
目次
紹介 269
ELC 125, 500の特徴 270
始める前に 271
一般的なユーザーと安全性に関する情報 7
表示パネル - ダッシュボード メニュー 14
昼光モデリングランプ 16
スカイポート同期モード 19
メニューの特徴 17
フラッシュモード設定 20
フラッシュチューブ交換 22
トラブルシューティング 23
廃棄およびリサイクル 25
テクニカルデータ 26
法律情報 30
米国およびカナダの準拠宣言 32
取扱説明書 ELC 125/500 ELINCHROM — 269
ELC 125, 500の特徴
ELCユニットは、手動、アクション、HSSおよびTTLモー
ド機能を備えています。TTL(レンズ メータリングを通
す)モードでは、デジタルカメラの機能に応じて、完全に
自動化された露出設定にアクセスできます。手動モードで
撮影する、または両方のモードを組み合わせて使用する場
合には、手動モードに移行するときに、TTL露出パラメー
ターを開始点として保存可能です。このユニットは、スカ
イポート無線リモートコントロールとHSSをサポートして
いますから、低電力レベルでも高速用フラッシュ発光で撮
影できます。
特徴:
手動モード、TTLモード、HSSモードにおいて125
&500Wといった2つのELCバージョンがご使用い
ただけます。
ELC 500のための7つのエフストップ電力バージョン
最適化されたフラッシュ発光持続時間のアクション
モード
40のレベル調整が可能な昼光 LEDモデリング ラン
プ電力
HSSおよびTTLは、最新のファームウェア アップデ
ートを備えたTransmitter PROでサポートされてい
ます。
機能用のグループカラーは、照明付きのエリンクロ
ーム(Elinchrom) サイドロゴに表示されます。
ファームウェア アップデート用 USBソケット
および同期ソケット
付属品としての標準エリンクローム(Elinchrom)
マウント
7/8 mm アンブレラ シャフト
大型OLEDカラー ディスプレイを備えた新しい人間
工学に基づいたデザイン
270 — ELINCHROM ELC 125/500 取扱説明書
エリンクローム(Elinchrom) TTL モード
ELC 500のための7つのエフストップ フラッシュ出
力 バージョン
1/3ステップで調整可能なTTL +/- 3 エフストップ
LEDモデリング ランプの電力ステップは40で調整
可能
キヤノン、ニコン、富士フイルム、ソニー、オリン
パス/パナソニック、ペンタックスに対応
手動モード
すべてのSkyportトランスミッターに対応
1/10のエフストップ ステップのフラッシュ パワー
手動モードの開始点としてTTLモードを節約しま
す。
始める前に
一般的なユーザー安全情報
フラッシュユニットはかなり強い光源です。人や
子供に危険が及ぶ可能性もありますのでご注意くだ
さい。
フラッシュユニットを可能な限り、無許可の人の手
の届くところに保管しないでください。
フラッシュユニットは子供に近づけないでくださ
い!
安全規制に従い、電子フラッシュユニットは、湿
気やほこりの多いような環境など極端な屋外使用向
けにデザインされていないということにご注意くだ
さい。また、結露の原因となる急激な温度変化にさ
らされた後はご使用を控えてください。湿度保護は
IP20の基準に準拠しています。
病院、実験室などの制限された区域では許可なく使
取扱説明書 ELC 125/500 ELINCHROM — 271
用しないでください。
可燃性/爆発性物質の近くで使用しないでください。
対象物までの距離を1m 以上とってください。
警告なしに、モデルの目に向かってフラッシュ当て
ないでください。 近くで使用すると視力に影響する
場合があります。
ユニットの使用中の周囲の温度:最低 -20°C(-
4°F)最高 35°C(95°F)。 保管温度:-10°C〜60°C
高電圧であり、高電流が発生する可能性があります
から、ユニットを使用する際には通常の安全上の注
意事項をすべて適用させてください。
露出した端子に高電圧がかかるため、マウント付き
の動作可能なフラッシュチューブなしで主電源に接
続しないでください。
フラッシュ システムは高電圧を印加することにより
電気エネルギーをコンデンサーに保存します。
ユニットはバッテリーから切断されてしまったとし
ても、かなりの時間、内部充電を保持する可能性が
あります。ユニットの使用中に内部に欠陥のある充
電コンデンサーが爆発する可能性があるため、フラ
ッシュユニットに障害があることが判明したら、決
して電源を入れないでください。
安全性を考慮し、絶対にフラッシュを開けたり分解
したりしないでください。認定されたサービスエン
ジニアのみが、このユニットを開け、修理すること
になっています。
付属品を交換する前に、必ずフラッシュユニットの
電源を切ってください。
ユニット、フラッシュチューブ、付属品は、使用中
および使用後に非常に熱くなっている可能性があり
272 — ELINCHROM ELC 125/500 取扱説明書
ますから、けがを防ぐために断熱布で扱うか、部品
が冷めるまでお待ちください。 直射日光はフラッシ
ュユニットを加熱し、フォトセルの効率に影響を与
える可能性がありますから、直射日光は避けてくだ
さい。湿度の高い状態で使用する時には、フラッシ
ュユニットを保護するべきですが、冷却のための換
気を確保することをお忘れなく。
通気孔にどのような物も挿入するべきではありま
せん。
オリジナルのエリンクローム(Elinchrom)付属品の
みを使用してください。 損傷したケーブル、ガラス
ドーム、ケースは、カスタマーサービスに依頼し、
すぐに交換していただくようお願いいたします。
警告:光線過敏症/てんかん/発作
極わずかな人々ではありますが、その光のパターンやフラ
ッシュライトにさらされると、てんかんの発作や一時的
な意識不明に陥ることがあります。この状態は、以前に発
作またはてんかんの病歴がない人でも、それまでに確認さ
れていないてんかん症状または発作を引き起こす可能性が
あります。使用者またはその家族がてんかん傾向であった
り、発作を起こしたことがある場合には、ELユニットを使
用する前に医師に相談することをお勧めします。
使用者または誰かが以下の健康上の問題または症状のを経
験した場合には、ELユニットの使用を再開する前に直ちに
使用を中止し、医師に相談してください:
めまい
目または筋肉のけいれん
方向間隔の喪失
無意識の動作
視覚の変化
取扱説明書 ELC 125/500 ELINCHROM — 273
意識の喪失
発作またはけいれん
注意!屋外での使用は
ELCを湿気から保護するひつようがあります!
この製品は乾いた状態でご使用いただくようにデザインさ
れていますから、水やほこりに触れさせないでください。
湿気の多い環境では、ユニットをカバーするか、保護する
ようにしてください。
ELCユニットを水や海水に浸したり、濡らしたりしないで
ください。 湿気保護はIP20の基準に準拠しています。
温度に関する注意事項
過熱を防ぐために充電中または普通に使用している間は製
品をカバーしないでください。直火、ヒーター、直射日光
などの熱源(+ 60°C以上)の近くでユニットを使用または
放置しないでください。
ELCユニットが非常に低温条件にあり、突然、暖かいま
たは湿った空気にさらされると結露や機能不全の原因と
なります。
フラッシュ チューブと LED モデリング ランプの安全管理
フラッシュチューブとLEDリフレクターディッシュ
は使用中および使用後に非常に熱くなる可能性があ
ります。
ユニットが冷えてパックから外れるまで、フラッ
シュチューブに触れたり、交換したりしないでくだ
さい。
人に向けてフラッシュを近距離から当てないでくだ
さい。
明るいLEDモデリングランプを見つめないでくださ
い。
可燃性/爆発性物質の近くでは使用しないでくださ
い。
274 — ELINCHROM ELC 125/500 取扱説明書
取扱説明
ELC 125、500コンパクトユニ
ットはマルチ電圧で、100〜240
V / 50〜60 Hzでの操作に適合
します。
メイン ケーブルをメイン インレット(下面)に挿
入し、これを完全にアースされたアウトレットに接
続します。
ユニットの電源を入れます。
最初に黒い保護キャップを外してユニットを操作し
てください。
付属品の取り付けは取扱説明に従ってください。
付属品の取り付け
アクセサリーを取り付ける前に、必ずユニットの電源
を切ってください。
電源ケーブルを外します。
フラッシュユニットを三脚に据え付け、安定のため
のネジで留めてください。
リフレクターの差し込み部分のロックノブ(ユニッ
トの上部)をOPEN位置に移動します。
付属品を挿入し、カチッと音がするまで時計回りに
回します。
リフレクターの差し込み部分のロックノブ(ユニッ
トの上部)をCLOSE位置に移動します。
リフレクターが正しく取り付けられているか確認し
てください。
電源ケーブルを再接続し、ユニットの電源を入れ
ます。オリジナルのエリンクローム(Elinchrom)アクセ
サリーとリフレクターのみをご使用ください。保証は、オ
リジナル以外の付属品とリフレクター使用による損傷をカ
バーしていません。
取扱説明書 ELC 125/500 ELINCHROM — 275
コントロールパネル
1. アンブレラサポート7/8 mm
2. 4.3インチのカラーOLEDディスプレイ
3. お気に入りボタン、迅速なアクセスのたの特定のユ
ニットの機能を設定します。
4. モデリング ランプ ボタン:短押し(オン/オフ)/長
押し(メニューアクセス)
5. メニュー ナビゲーション ボタン(右/終了、左/戻
る)または 1 でパワーアップ
6. 多機能スクロール ボタン(テスト フラッシュ、電
源、ナビゲーション)
7. メニューナビゲーションボタン(左/戻る)または 1
エフストップでパワーダウン
8. メニュー アクセス
9. オン/オフ(赤いライトはスタンバイ モードを表し
ます)
10. フォトセル
1
8 6
7
5
3
4
10
9
2
1 2
4 3
276 — ELINCHROM ELC 125/500 取扱説明書
ELC インプット (下面)
1. 同期プラグ3.5 mm ジャック
2. アップデート専用のマイクロUSB
3. ヒューズ10 A / 250 V、ヒューズ
を交換するには、ツールを使用
してヒューズドロワーを引き出
します。
4. 主電源プラグ100-240V / 50 –
60 Hz
ディスプレイパネル - ダッシュボード
メインダッシュボードに、設定に関する重要な情報が表
示されます。 上のバーの色はグループ番号に対応してい
ます:
ブルー グループ 1
イエロー グループ 2
レッド グループ 3
グリーン グループ 4.
専用のグループカラーは、点灯されたエリンクローム
(Elinchrom)のサイドロゴとディスプレイに表示されま
す。
エクストラ設定でメニュー バックグラウンドの色を黒ま
たは白に切り替えることができます。
ダッシュボード情報
有効にされていない設定はダッシュボードに表示されま
せん。例えば、モデリング ランプがオフになっている場
合、モデリング ランプのシンボルはダッシュボードに表
示されません。
取扱説明書 ELC 125/500 ELINCHROM — 277
1. スカイポート同期 n -ノーマル、s -スピード。 よ
り良い互換性と最大距離範囲のためには、常にn -ノ
ーマル同期モードを使用します。
2. スカイポートの周波数チャンネルとグループ番号
3. フォトセルの状態
4. アクションモード(全出力範囲での高速撮影用フラ
ッシュ発光持続時間)
5. 準備完了ブザー
6. 高速モード(高速リサイクル)
7. LED モデリング ランプ状態
8. フラッシュ出力を1エフストップ パワーアップ
9. フラッシュ出力を1エフストップ パワーダウン
10. フラッシュ発光持続時間の値。フラッシュ発光持続
時間は、通常の x-sync シャッタースピード(DSLR
カメラにより、1/125または1/250秒)でのみ表示さ
れます。
11. 上のバーの色はグループを表します。
1 2 3 4 6
7
5
89
10
11
278 — ELINCHROM ELC 125/500 取扱説明書
TTL モード
TTL(Through the Lens Metering/レンズを通してメー
タリング)モードでは、デジタルカメラの距離に応じて完
全に自動化された露出設定にアクセスし、空きのスペース
追加が可能です。 TTL値は、手動モードに渡すときに自動
的に保存されます。 TTLモードでのユニット操作には、無
線リモート エリンクローム プロ(Elinchrom Pro)を使用
し、TTL機能を有効にしてください。
ファームウェアの更新
機能は常に拡張および改善されており、Transmitter Proお
よびELCフラッシュユニットには常に最新のファームウェ
アをご使用ください。
LED モデリング ランプ
モデリングランプの設定は、専用のモデリングランプ ボ
タンからアクセスできます。LED / MODランプ メニュー
アクセスでコントロールします。
モデリング ランプ ボタンを短押しすると、ELC コ
ンパクト フラッシュ ユニットのLEDランプが点灯
します
モデリング ランプ ボタンを長押しすると、モデリン
グ ランプのセットアップ メニューが開きます
LED モデリング ランプ メニュー機能
モデリングランプボタンを長押しで、モデリング ランプ
のセットアップ メニューに入ります。スクロール ボタン
を回すと、モデリングランプの出力を直接調整できます。
メニューを終了するには、(右)ボタンを押します。
LED モデリング ランプ設定
モデリング ランプ モードのプロップ/フリーにアクセス
するには、VFC(visual ash control/視覚フラッシュコ
ントロール)とmod.ランプタイマー(左)ボタンを押
します。スクロールボタンを回して、修正する機能に移動
します。ここで、オプションを有効にするためにスクロ
ールボタンを押し、回してオプションを選択して確認を
押します。
メニュー
オプション
説明 方法
モード mod.ランプ値の
設定には、フリ
ーまたは比例モ
ードを選択して
ください。
左ボタンを短押
し、スクロール
ボタンで変更、
確認します。
フリー モデリング ラン
プの電力値は、
フラッシュの電
力値とは無関係
です。
スクロール
ボタンを使
用して値を
設定する
と、設定が
自動的に
保存されま
す。
ここで設定を変
更するには、左
ボタンを押して
メニュー オプ
ションに入り
ます。
比例 モデリング ラン
プの電力値は、
フラッシュの電
力値とともに変
化します。
VFC オン/オフ フラッシュ
視覚確認
タイマ
オン/オフ Mod.ランプ
は、タイマー値
で設定された時
間枠の後にオフ
になります。
タイマー値 モデリング
ランプ タイ
マー、秒単
位、
280 — ELINCHROM ELC 125/500 取扱説明書
無線
モード オフ
ノー
マル
速度
グループ 1-4
周波数
フラッシュ
モード
1-20
フラ
ッシ
ュモ
ード
標準
アク
ショ
リサイクル時間 高速 エコ
準備ができ
る前に
フラッシュ
モード
自動スタンバイ
はい
いい
フォ
トセ
オン オフ
エク
スト
オフ 1-59 分
自動オフ オフ 1-60 分
自動オン はい
いい
お気に入り機能
フラッシュモード、リサイクル時間、準備前の
フラッシュ、
スカイポートグループ、フォトセルモード、バッ
クグラウンド
ロゴモード 低、高、オフ、準備中低、準備中高
ロゴカラー
グループ
カラー
準備 トーン 1-12
準備値 オフ、最低、低、デフォルト、高、最高
エラー値 オフ、最低、低、デフォルト、高、最高
キーボード
クリック
オフ、最低、低、デフォルト、高、最高
バックグラ
ウンド
取扱説明書 ELC 125/500 ELINCHROM — 281
情報
フレンドリー名
デフォルトでは「ELC XXX -1」(コンピューターで
設定)、XXX =
モデルに応じて125/500
ファームウェア
レビュー
*******
スカイポートID *******
ライフタイム 時間単位(時間:分)
パワー オン
カウント
ユニットの電源を入れた回数
フラッシュカ
ウント
フラッシュ総数
282 — ELINCHROM ELC 125/500 取扱説明書
無線機能と設定
ELC 125/500ユニットはTransmitter PROをサポートして
います。ユニットとTransmitter Proの両方が最新のファー
ムウェアで動作していることを確認してください。
スカイポート同期モード
スカイポート オプションでは、同期信号のパルス スピー
ド(ノーマルまたは高速撮影同期モード)の選択が可能
で、グループとチャンネルの設定を定義します。
「ノーマル」同期モードは長距離からの撮影に適し、 標準
の同期モード使用です。「スピード撮影」同期モードは、
より高速な通信を必要とする将来のカメラで必要になりま
す。スピード同期モードでは遠距離撮影で約50%縮小しま
す。これらの設定の変更は、デバイス間の通信を可能にす
るためにELスカイポート トランスミッターにも適用する
必要があります!
注:速度撮影同期モードは、HSSまたはHSオプションと
混同しないでください! DSLRカメラのほとんどが互換性
をもつノーマル同期モードをご使用いただくことをお勧
めします。
最後に、どのグループと頻度で撮影するか選択が可能で
す。たとえばメインライトと2番目のライト間でをより適
切にコントロールするためには、グループ設定を変えて
ください。干渉を避けるためには周波数チャネルを変更
します。
取扱説明書 ELC 125/500 ELINCHROM — 283
フラッシュモード設定
アクションモード
アクションモードが有効になっている場合には、ユニット
は動きを止めるために、高速撮影に最適化したフラッシュ
発光持続時間を提供します。
リサイクル時間
フラッシュモード メニューを使用し、リサイクル時間を高
速またはデフォルトに設定することが可能です。
準備ができる前のフラッシュ:「準備完了前のフラッシ
ュ」が有効になっている場合には、高速撮影を継続するた
めに、フラッシュユニットが100%再充電される前にフラ
ッシュを放すことができます。
無効にすると、ユニットは100%再充電したときにのみフ
ラッシュを発光し、どの電力レベルでも正確に露出しま
す。
エクストラ
エクストラ メニューには、個々のユニット設定をプログラ
ムできます:
オートスタンバイ、オートオフ、オートオン(電源が接続
されているときにユニットをオンにする)、準備完了トー
ン、準備完了ボリューム、キーボード
クリック、バックグラウンドを黒か、白にします。特定の
ユニット機能をクイックアクセスに設定するには「お気に
入りボタン」で行います。照明側のEL-Logosは、グルー
プカラーを表示したり、白にしたり、暗くしたり、オフに
したり設定可能です。
284 — ELINCHROM ELC 125/500 取扱説明書
情報
情報セクションでは、ユニットの
フレンドリー名と、ユニットの寿命やフラッシュチューブ
の使用のような、現在の使用状況の統計を確認することが
可能です。
あなたがユニットの名前を個人的につけたい場合に
は、IOS用のエリンクローム(Elinchrom)アプリまたは
WIN/MAC コンピューター ソフトウェアをご使用くださ
い。その名前は情報セクション(フレンドリー名)に表示
されます。
ショートカット:ダッシュボード(セットアップメニュー
以外)で作業しているときにユニットのフレンドリー名を
表示するには、スクロールボタン(7)を長押しします。
注:この機能は、2019/20に予定されている新しいきのエ
リンクローム(Elinchrom)ソフトウェア リリースでご使
用いただけます。
取扱説明書 ELC 125/500 ELINCHROM — 285
フラッシュチューブの交換
1. ユニットのスイッチを切り、電源ケーブルを取り
外します。
2. 内部放電は進行中ですから、30分間待ちます。フ
ラッシュチューブと内部のリフレクターディッシュは熱く
なることがあります!
3. ガラスドームを取り外す
には、Torx TX10ドライバーが必要です。 リフレクターデ
ィッシュの内側の金属リングでガラスドームを固定してい
る3本のネジを取り外します。
4. フラッシュチューブに直接触れないでください。
必ず手袋を使用します。慎重にフラッシュチューブを引き
出します。 高電圧! 破損したフラッシュチューブや電極
に決して触れないでください! ふフラッシュチューブの
交換には、絶縁されたクランプを使ってフラッシュチュー
ブをお取り外しください!
5. 手袋を使用して新しいフラッシュチューブを挿入
します。
6. このユニットには、オリジナルのエリンクローム
(Elinchrom)フラッシュチューブのみをご使用くださ
い。他社のフラッシュチューブは、フラッシュユニットを
損傷する可能性があります。
7. トリガー接点のフォークがフラッシュチューブを
しっかりとつかんでいるか確認してください。
8. 3x TX10ネジを使用し、ガラスドームを金属リング
で再び取り付けます。
9. すべての部品が所定の位置にあることを確認し、
286 — ELINCHROM ELC 125/500 取扱説明書
ユニットをテストします。
/