間違ったシステムパスワードが入力された場合、システムはメッセージを表示し、パスワードを再入力するよう求めます。 3 回目までに正しいパスワードを入力します。 間違ったパスワードが 3 回入力さ
れると、システムは間違ったパスワードの入力回数を表示するエラーメッセージを表示し、システムが停止して、シャットダウンします。 このメッセージは、認証されていないユーザーがシステムの使用を
試みたことを警告します。
システムをシャットダウンして再起動しても、正しいパスワードが入力されるまでこのエラーメッセージは表示されます。
既存のシステムパスワードの消去と変更
1. プロンプトが表示されたら、<Ctrl><Enter> を押して既存のシステムパスワードを無効にします。
セットアップパスワードを入力するよう求められた場合、ネットワーク管理者にお問い合わせください。
2. POST 中に <F2> を押して、セットアップユーティリティを起動します。
3. System Security 画面フィールドを選んで、Password Status オプションが Unlocked に設定されていることを確認します。
4. プロンプトが表示されたら、システムパスワードを入力します。
5. System Password オプションに Not Enabled と表示されていることを確認します。
System Password オプションに Not Enabled と表示されている場合、システムパスワードは消去されています。 System Password オプションに Enabled と表示されている場合は、
<Alt><b> を押してシステムを再起動し、手順 2 ~ 手順 5 を繰り返します。
セットアップパスワードの使い方
セットアップパスワードの設定
セットアップパスワードは、Setup Password オプションが Not Enabled に設定されている場合にのみ、設定 (または変更) することができます。 セットアップパスワードを設定するには、Setup
Password オプションをハイライト表示して、<+> または <-> キーを押します。 パスワードの入力と確認のプロンプトが表示されます。 パスワードに使用できない文字を指定すると、システムからビー
プ音が鳴ります。
パスワードには 32 文字まで使用できます。
それぞれの文字キー (または空白としてのスペースバー) を押すごとに 「*」 が表示されます。
パスワードの設定では、大文字と小文字は区別されません。 ただし、無効なキーの組み合わせもあります。 そのような組み合わせで入力すると、システムからビープ音が鳴ります。 入力した文字を消
去する場合は、<Backspace> または左矢印キーを押します。
パスワードの確認が終わると、Setup Password の設定は Enabled に変わります。 次回セットアップユーティリティを起動する際に、セットアップパスワードの入力を求められます。
Setup Password オプションへの変更は、ただちに有効になります (システムを再起動する必要ありません)。
セットアップパスワードが有効な場合の操作
Setup Password が Enabled に設定されている場合、正しいセットアップパスワードを入力しないと、ほとんどのセットアップオプションを変更できません。 セットアップユーティリティを起動すると、プ
ロンプトが表示され、パスワードを入力するよう求められます。
3 回以内に正しいパスワードを入力しないと、セットアップユーティリティ画面は表示されますが、次の例を除いて変更することはできません。 System Password が Enabled に設定されておらず、ま
た Password Status オプションを使ってロックされていない場合、システムパスワードを設定できます (ただし、既存のシステムパスワードを無効にしたり変更したりすることはできません)。