l ホットプラグ対応の 675 W 電源装置を 1 + 1 冗長構成で 2 台まで、または 650 W 非冗長電源装置を 1 台。
l システム冷却ファン 2 つ。
システム基板には、次の機能が搭載されています。
l PCI、PCI Express、および PCI-X をサポートする PCI スロットが 6 つ。
l システム基板上の 6 つの PCI スロットは、次のとおりです。
PCI スロット 1 は 64 ビット、66 MHz PCI(3.3 V)スロット。PCI スロット 2 は PCI Express x4(3.3 V)スロット。PCI スロット 3 は PCI Express x8(3.3 V)スロット。PCI スロット 4
は 32 ビット、33 MHz PCI(5 V)スロット。PCI スロット 5 および 6 は 64 ビット、100 MHz PCI-X(3.3 V)スロット。
l 内蔵 SATA コネクタ 2 つと、内蔵 SATA コントローラ 1 つ。各 SATA コネクタは
非ホットプラグ対応の SATA ハードドライブをサポートします。オプションの SATA コントローラカードを使って、最大 6 台の SATA ハードドライブを取り付けることができます。
l シングルチャネル U320 内蔵 SCSI コントローラ。内部チャネルは、1x6 SCSI バックプレーンを使って 最大 6 台の SCSI ハードドライブをサポート。SCSI バックプレーンは、SCSI ID 番
号および SCSI ターミネータを自動的に設定するので、ドライブの取り付けが飛躍的に単純化されます。
l 10 Mbps、100 Mbps、および1000 Mbps のデータ転送速度をサポートする内蔵 Gigabit Ethernet NIC。
l ディスケットドライブ、CD ドライブ、キーボード、マウス、または USB フラッシュドライブをサポートする USB 2.0 対応のコネクタ 4 つ(正面と背面に 2 つずつ)。
l ATI Radeon 7000-M ビデオコントローラ搭載の VGA 互換内蔵ビデオサブシステム。このビデオサブシステムには、16 MB の SDRAM ビデオメモリが組み込まれています(アップグレー
ド不可)。最大解像度 1600 x 1200(64,000 色)。True Color グラフィックを次の各解像度でサポートします。640 x 480、800 x 600、1024 x 768、
1152 x 864、および 1280 x 1024。
l 重要なシステム電圧と温度だけでなく、システムファンの動作も監視する IPMI1.5 対応のシステム管理回路。システム管理回路はシステム管理ソフトウェアと連動して機能します。
l 背面パネルには、マウス、キーボード、シリアル、ビデオ、2 つの USB、および 1 つの NIC の各コネクタを装備。
l 正面パネルのコネクタには、2 つの USB コネクタが含まれる。
l 正面パネルおよび背面パネルにはシステム ID ボタンを装備。
l システムカバーが開けられた場合に、適切なシステム管理ソフトウェアに信号を送るイントルージョンスイッチ。
それぞれの機能の詳細については、「仕様」を参照してください。
お使いのシステムには、次のソフトウェアが付属しています。
l システム設定情報をすばやく表示したり変更したりできる、セットアップユーティリティ。このプログラムの詳細は、「セットアップユーティリティの使い方」を参照してください。
l セットアップユーティリティから利用可能な、システムパスワードおよびセットアップパスワードを含む強化されたセキュリティ機能。
l システムのコンポーネントおよびデバイスを評価するためのシステム診断プログラム。システム診断プログラムの使用方法については、『インストール&トラブルシューティングガイド』の「システ
ム診断プログラムの実行」を参照してください。
l ほとんどの一般的なアプリケーションを高解像度モードで表示するビデオドライバ。
l オペレーティングシステムと内蔵の SATA または SCSI サブシステムに接続されたデバイスとの通信を可能にする SATA または SCSI デバイスドライバ。これらのドライバの詳細について
は、『インストール&トラブルシューティングガイド』の「ドライブの取り付け」を参照してください。
サポートされているオペレーティングシステム
l Microsoft®Windows®2000 Server および Advanced Server
l Microsoft Windows Server 2003 Standard Edition、Enterprise Edition、SmallBusinessPremiumEdition、および Small Business Standard Edition
l Red Hat®Linux Enterprise Server AS および ES(バージョン 3)
l Red Hat Linux Enterprise Server AS および ES(バージョン 2.1)
l Novell®NetWare®6.5 および 5.1
電源保護装置
電圧変動や停電などの影響からシステムを保護するための装置には次のようなものがあります。
l PDU―AC電流の負荷が PDU の定格を超えるのを防ぐために回路ブレーカを
使用します。
l サージプロテクタ ―雷雨中などに発生する可能性のある電圧スパイクが電源コンセントを介してシステムに侵入するのを防ぎます。サージプロテクタでは、電圧が通常の AC ライン電圧レベ
ルより 20 % 以上低下するような電圧低下からシステムを保護することはできません。
l ラインコンディショナ ―システムの AC 電源電圧をほぼ一定に保ち、短時間の電圧低下からシステムを保護しますが、完全な停電の場合は保護できません。
l UPS(無停電電源装置) ―AC電源が停電した場合に、電力供給をただちにバッテリに切り替えてシステムを動作させ続けます。バッテリは AC 電源が利用可能な間に充電されます。AC 電
力が供給されなくなると、5 分から約 1 時間の限られた時間、バッテリからシステムに電力が供給されます。バッテリで 5 分間しか電力を供給できない UPS では、作業中のファイルを保存し
て、システムを正常にシャットダウンする程度の作業しかできません。UPS はすべてサージプロテクタおよび PDU といっしょに使用してください。UPS は UL の安全基準に合格していることを
確認してください。