Dell PowerEdge 2850 ユーザーガイド

タイプ
ユーザーガイド
Dell PowerEdge 2850 システム ユーザーズガイド
システムの概要
Dell OpenManage Server Assistant
の使い方
セットアップユーティリティの使い
仕様
コンソールリダイレクションの使い方
用語集
Model EMS
メモ、注意、警告
略語について
略語の詳細なリストは、「用語集」を参照してください
本書予告なくされることがあります
2004DellInc.Allrightsreserved.
Dell Inc. の書面による許可のない複写は、いかなる形態においても厳重に禁じられています
本書で使用されている商標についてDellDELL ロゴPowerEdgeおよび Dell OpenManage Dell Inc. の商標です
Intel Intel Corporation の登録商標ですXeon Intel Corporation の商標ですMicrosoftMS-DOSおよび Windows Microsoft Corporation の登録商標ですNovell および NetWare Novell,
Inc. の登録商標ですRed Hat Red Hat, Inc. の登録商標ですUNIX The Open Group の米国およびその他の国における登録商標です
本書では、必要じて上記以外の商標や会社名が使用されている場合がありますが、これらの商標や会社名は、
一切 Dell Inc. 所属するものではありません
初版: 2004 5 1
メモメモはコンピュータを使いやすくするための重要な情報を説明しています
注意: 注意は、ハードウェアの損傷やデータの損失の可能性があることを示しその危険を回避するための方法を説明しています
警告: 警告 、物的損害、けがまたは死亡原因となる可能性があることをしています
メモ、注意および警告
Dell PowerEdge 2850 システム ユーザーズガイド
プロセッサ
プロセッサの種類
速度2.8 GHz 以上Intel Xeon プロセッサを 2 まで
フロントサイドバス速度
800 MHz
L2 キャッシュ
なくとも 1 MB の内部キャッシュ
バス
バスの種類
PCI-XPCI Express
ライザカードケージをする スロット
PCI-X
3.3 V64 ビット100MHz×1または 3.3V64 ビット
133MHz×3
PCI Express
x4 レーン×1
x8 レーン×1
メモリ
アーキテクチャ
144 ビット ECC レジスタ PC2-3200 DDR2 SDRAM DIMM2
ウェイインタリーブ
動作周波数 400 MHz
メモリモジュールソケット
240 ピン ×6
メモリモジュール容量
256 MB512 MB1 GB2 GBまたは 4 GB(利用可能時)
最小 RAM
256 MB256 MB モジュール ×1
最大 RAM
16 GB
ドライブ
SCSI ハードドライブ
1 インチ内蔵、ホットプラグ
Ultra320SCSI×6まで
ディスケットドライブ
オプションの 3.5インチ1.44 MB ドライブ
オプションの 3.5インチ1.44 MB USB 外付けドライブ
オプティカルドライブ
オプションの IDE CD または DVD×1
オプションの USB 外付CD
フラッシュドライブ
オプションの USB 外付け
コネクタ
外部アクセス
背面
NIC
RJ-45(内蔵 1 ギガビット NIC 用)×2
PS/2 キーボード
6 ピン ミニ DIN
PS/2 互換マウス
6 ピン ミニ DIN
シリアル
16550 互換 9 ピン DTE
USB
4 ピン USB 2.0 準拠 ×2
ビデオ
15 ピン VGA
正面
ビデオ
15 ピン VGA
USB
4 ピン USB 2.0 準拠 ×2
アクセス
SCSI チャネル
68 ピン U320SCSI×2
ビデオ
ビデオの種類
ATI Radeon 7000-M ビデオコントローラVGA コネクタ
メモ、注意および警告
ビデオメモリ
16 MB
電源
AC 電源供給(電源1 につき
ワット
700 W
電圧
AC 84 264 V、自動選択、47 63 Hz
10.1 A
熱消費
最大 2388 BTU/時
最大流入電流
通常のラインコンディションのもとシステムの動作環境全範囲で、
入電量が電源装1 台に10ms以下25 A に達するこ
とが
あります
バッテリ
システムバッテリ
3.0 V コインリチウムイオン電池 CR 2032
ROMB バッテリオプション
4.1 V リチウムイオン
寸法
高さ
8.656 cm3.40 インチ
44.7 cm17.6 インチ
奥行
75.68 cm29.79 インチ
重量 (最大構成)
26.76 kg
環境
メモ特定のシステム構成でのその環境詳細については www.dell.com/environmental_datasheets
してください
動作時
10 35
保管時
40 65
対湿
動作時
1 時間当たり最大 10 % の湿度変化で
8% 85%(結露しないこと
保管時
5% 95% (結露しないこと)
最大振動
動作時
15 分間3 200 Hz 0.25 G
ストレージ
15 分間3 200 Hz 0.5 G
最大耐久衝
動作時
z 軸の正方向2 ミリ秒以下41 G 1 衝撃パルスシステム
の各面に対して 1 パルス
ストレージ
xyz 軸の正および負方向2 ミリ秒以下71 G 6 連続衝
パルスシステムの各面にして 1 パルス
高度
動作時
-16 m 3,048 m
ストレージ
-16 m 10,600 m
メモ、注意および警告
コンソールリダイレクションの使
Dell PowerEdge 2850 システム ユーザーズガイド
ハードウェア要件
ソフトウェア要件
ホストシステムの設定
クライアントシステムの設定
ホストシステムのリモート管理
特殊キーファンクションの設定
コンソールリダイレクションを使用するとシリアルポートをしてキーボード入力とテキスト出力をリダイレクトすることによってクライアントリモートシステムからホストローカルシステムを管理する
ことができますグラフィック出力はリダイレクトできませんBIOS または RAID 設定などの作業に、コンソールリダイレクションを使用することができます
共有モデムを使ってくのホストシステムにアクセスすることが可能なポート集線装置に、クライアントシステムを接続することもできますポート集線装置にログインするとコンソールリダイレクションを
使ってホストシステムを管理するように設定できます
ここでは、最も基本的な接続について説明しますこれはヌルモデムシリアルケーブルを使い、シリアルポートをして 2 つのシステムを直接接続する方法です
ハードウェア要件
l ホストシステム上で利用可能なシリアルCOMポート 1
l クライアントシステム上で利用可能なシリアルCOMポート 1
このポートはクライアントシステム上の他のポートとコンフリクトしてはいけません
l ホストシステムをクライアントシステムに接続するヌルモデムシリアルケーブル 1
ソフトウェア要件
l ウィンドウサイズが 80×25文字VT100 / 220または ANSI ターミナルエミュレーション
l シリアルCOMポートを使用する 960019.2 K57.6 Kまたは 115.2 Kbps
l キーボードコマンドマクロを作成できること(推奨)
Microsoft Windows オペレーティングシステムのすべてのバージョンにはHilgraeve HyperTerminal ターミナルエミュレーションソフトウェアがまれていますが、同梱されているバージョンで
は、コンソールリダイレクション時に必要な多くの機能が提供されていませんHyperTerminalPrivateEdition6.1以降にアップグレードするか、新しいターミナルエミュレーションソフトウェアを
んでください
ホストシステムの設定
セットアップユーティリティを使ってホストローカルシステムのコンソールリダイレクションを設定します(「セットアップユーティリティの使い方」の「Console Redirection 画面」を参照)。
Console Redirection 画面を使ってコンソールリダイレクション機能を有効または無効にしたりリモートターミナルの種類を選んだり、起動後にコンソールリダイレクションを有効または無効にする
ことができます
クライアントシステムの設定
ホストシステムを設定した後、クライアントリモートシステムのポートおよびターミナルの設定をいます
シリアルポートの設定
1. スタート ボタンをクリックしプログラム アクセサリ 通信 とポイントしてHyperTerminal をクリックします
2. しい接続用の名前を入力し、アイコンをんでからOK をクリックします
3. Connect to (接続先)ドロップダウンメニューから使用可能COM ポートを選びOK をクリックします
利用可能COM ポートを選択するとCOM ポートのプロパティウィンドウが表示されます
メモこのではHilgraeve HyperTerminal Private Edition 6.1 以降にアップグレードした場合を想定していますそののターミナルエミュレーションソフトウェアを使用する場合、
のソフトウェアのマニュアルを参照してください
4. 以下のようにポートを設定します
l Bits per second 1 あたりのビット数)を設定します
コンソールリダイレクションは960019.2 K57.6 Kまたは 115.2 K bps にのみ対応しています
l Data bits データビット8 に設定します
l Parity パリティNone なし)に設定します
l Stop bits ストップビット1 に設定します
l Flow control フロー制御)Hardware ハードウェア)に設定します
5. OK をクリックします
ターミナルの設定
1. HyperTerminal File ファイルをクリックしProperties プロパティをクリックしてSettings (設定)タブをクリックします
2. Function, arrow, and Ctrl keys act as ファンクション キー、方向キーCtrl キーの使い方)フィールドがTerminal Keys ターミナルキー)に設定されていることを確認します
3. Backspace key sends BackSpace キーの送信方法)フィールドがCtrl+H に設定されていることを確認します
4. Emulation エミュレーション)設定Auto detect (自動検出)から ANSI または VT 100 / 220 に変更します
この設定が、ホストシステムの Console Redirection コンソールリダイレクションオプション用に選んだ設定と同じであることを確認します
5. Terminal Setup ターミナルの設定)をクリックします
行数と列数の設定が表示されます
6. 行数24 から 25 へ変更します。列80 のままにしておきます
これらの設定が表示されない場合は、ターミナルエミュレーションソフトウェアをアップグレードする必要があります
7. OK 2 クリックします
ホストシステムのリモート管理
ホストシステムとクライアントシステムを設定すると(「ホストシステムの設定およびクライアントシステムの設定」を照)、コンソールリダイレクションを使ってホストシステムを再起動したりホストシス
テムの設定を変更することができます
1. クライアントシステムを使ってホストシステムを再起動します
手順については、「特殊キーファンクションの設定」を参照してください
2. システムが起動を開始したらコンソールリダイレクションを使って以下の作業を実行することができます
l セットアップユーティリティの起動
l SCSI セットアップメニューの起動
l ファームウェアと BIOS の更新(システムのフラッシュ
l ユーティリティパーティションでユーティリティの実行
特殊キーファンクションの設定
コンソールリダイレクションは ANSI または VT 100 / 220 ターミナルエミュレーションを使用しますこれらは基本的ASCII 文字にられますファンクションキー、矢印キーおよびコントロール
キーはASCII 文字のセットでは使用できませんそしてほとんどのユーティリティの通常操作ではファンクションキーおよびコントロールキーを必要としますただしエスケープシーケンスと呼ばれ
る特殊なキーシーケンスを使用してファンクションキーまたはコントロールキーをエミュレートすることができます
エスケープシーケンスはエスケープ文字で開始しますこの文字は、お使いのターミナルエミュレーションソフトウェアの要件にじて、様々な方法で入力できますたとえば0x1b および <Esc>
どちらもエスケープ文字を示しますHyperTerminal ではView (表示)メニューから Key Macros キーマクロ)を選んでマクロを作成できますほとんどすべてのキーの組み合わせにするほ
とんどのキーにマクロを割り当てることができます。各ファンクションキーをすマクロを作成します
B-1 、特殊キーまたはファンクションをすエスケープシーケンスの一覧をします
メモホストシステムのユーティリティパーティションでユーティリティを実行するにはDell OpenManage Server Assistant のバージョン 6.3.1 以降を使ってユーティリティパー
ティションを作成しておく必要があります
B-1対応エスケープシーケンス
B-1 に一覧を示すキーのマクロを作成した後、ターミナルエミュレーションにクライアントシステムのキーボードで <F1> を押してエスケープシーケンス <Esc><O><P> をホストシステムに
しますホストシステムはこのシーケンスを <F1> として解釈します
ホストシステムの特定のユーティリティまたは機能によっては、追加のエスケープシーケンスが必要な場合がありますB-2 に一覧を示す追加シーケンスのマクロを作成してください
B-2追加のエスケープシーケンス
メモHyperTerminal でマクロを作成する際に、ダイアログボックスを終了するのではなくエスケープシーケンスを送信していることをらせるために<Esc> を押す前<Insert> を押し
ますこの機能がない場合、HyperTerminal をアップグレードする必要があります
メモB-1 に一覧を示すエスケープシーケンスキーの組み合わせでは、大文字と小文字が区別されますたとえば<A> を生成するには<Shift><a> を押す必要があります
キー
対応するシーケンス
ターミナルエミュレーション
<上矢印>
<Esc><[><A>
VT 100 / 220ANSI
<下矢印>
<Esc><[><B>
VT 100 / 220ANSI
<右矢印>
<Esc><[><C>
VT 100 / 220ANSI
<左矢印>
<Esc><[><D>
VT 100 / 220ANSI
<F1>
<Esc><O><P>
VT 100 / 220ANSI
<F2>
<Esc><O><Q>
VT 100 / 220ANSI
<F3>
<Esc><O><R>
VT 100 / 220ANSI
<F4>
<Esc><O><S>
VT 100 / 220ANSI
<F5>
<Esc><O><T>
VT 100ANSI
<F6>
<Esc><O><U>
VT 100ANSI
<Esc><[><1><7><~>
VT 100 / 220
<F7>
<Esc><O><V>
VT 100ANSI
<Esc><[><1><8><~>
VT 100 / 220
<F8>
<Esc><O><W>
VT 100ANSI
<Esc><[><1><9><~>
VT 100 / 220
<F9>
<Esc><O><X>
VT 100ANSI
<Esc><[><2><0><~>
VT 100 / 220
<F10>
<Esc><O><Y>
VT 100ANSI
<Esc><[><2><1><~>
VT 100 / 220
<F11>
<Esc><O><Z>
VT 100ANSI
<Esc><[><2><3><~>
VT 100 / 220
<F12>
<Esc><O><A>
VT 100ANSI
<Esc><[><2><4><~>
VT 100 / 220
<Home>
<Esc><[><1><~>
<Esc><h>
VT 220
ANSI
<End>
<Esc><[><4><~>
VT 220
<Esc><k>
ANSI
<Delete>
<Esc><[><3><~>
VT 220
<Esc><>
ANSI
<Delete>
<Esc><[><3><~>
VT 220
<Esc><>
ANSI
<Page Up>
<Esc><[><5><~>
VT 220
<Esc><Shift><?>
ANSI
<Page Down>
<Esc><[><6><~>
VT 220
<Esc></>
ANSI
<Shift><Tab>
<Esc><[><Z>
VT 100
<Esc><[><0><Z>
VT 220
<Esc><[><Shift><z>
ANSI
メモB-2 に一覧を示すエスケープシーケンスキーの組み合わせでは、大文字と小文字が区別されますたとえば<A> を生成するには<Shift><a> を押す必要があります
キー
対応するシーケンス
<Ctrl><Alt><Del>
システムを再起動する
<Esc><R><Esc><r><Esc><R>
<Alt><x>
<Esc><X><X>
メモ、注意および警告
<Ctrl><H>
<Esc><Ctrl><H>
<Ctrl><I>
<Esc><Ctrl><I>
<Ctrl><J>
<Esc><Ctrl><J>
<Ctrl><M>
<Esc><Ctrl><M>
<Ctrl><2>
<Esc><Ctrl><2>
メモ、注意および警告
システムの
Dell PowerEdge 2850 システム ユーザーズガイド
オプションのベゼルのインジケータ
正面パネルの機能およびインジケータ
背面パネルの機能およびインジケータ
電源インジケータコード
システムの機能
サポートされているオペレーティングシステム
電源保護装
そののマニュアル
テクニカルサポートの受け
ここでは、お使いのシステムの主要なハードウェアとソフトウェアの機能、およびシステムの正面パネルと背面パネルにあるインジケータについて説明しますまたシステムをセットアップする際に必要
なそののマニュアルの情報や、テクニカルサポートへの連絡方法についても説明します
オプションのベゼルのインジケータ
オプションのロックシステムベゼルには、青色と橙色のシステムステータスインジケータが組み込まれています。青色インジケータはシステムが正常に動作している場合に点灯します。橙色のインジケ
ータは、電源置、ファンシステムの度、またはハードドライブに問題が発生して注意が必要な場合に点灯します
1-1 に、システムインジケータのパターンの一覧をしますシステムでイベントが発生するとさまざまなパターンで表示されます
1-1システムステータスインジケータのパターン
正面パネルの機能およびインジケータ
1-1 にはシステム正面パネルのオプションのベゼルの背面にあるボタンインジケータおよびコネクタをします1-2 では、正面パネルの機能について説明します
1-1正面パネルの機能およびインジケータ
1-2正面パネルの LED インジケータボタンおよびコネクタ
のインジケータ
橙色のインジケータ
消灯
消灯
システムの電源が切れています
消灯
点滅
システムがエラーを検出しました。詳細については、『インストールトラブルシューティングガイド』を参照してください
点灯
消灯
電源がオンでシステムは動作状態です
点滅
消灯
インジケータは動作状態で、ラックのシステムを識別しています
メモシステムの識別中、青色のインジケータはエラーが検出されても点滅しますシステムの識別が完了すると、青色のインジケータは点滅を停止し、橙色のインジケータが再び点滅し始めます
メモハードドライブベイには、左端下のドライブベイからめて 0 5 の番号が付いています
SCSI ハードドライブインジケータコード
RAID が有効な場合、各ハードドライブキャリアに 2 つずつけられたインジケータが SCSI ハードドライブの状態に関する情報を表示しますRAID は、ライザカードの ROMB 使うかバックプレー
ンに接続された RAID カードを使って有効にすることができます。「1-2および1-3」を参照してくださいSCSI バックプレーンファームウェアは
ドライブの電源オン/障害インジケータを制御します
1-2SCSIハードドライブインジケータ
1-3 に、ドライブインジケータのパターンの一覧をしますシステムでドライブイベントが発生するとさまざまなパターンで表示されますたとえばハードドライブが故障すると、「ドライブ障害」のパ
ターンが表示されます。取り外しのためにドライブを選択した後、「ドライブ取り外し準備中」のパターンが表示されその後、「ドライブの挿入または取り外し可」のパターンが表示されます。交換用ドライ
ブの取り付け後、「ドライブの動作準備中」を示すパターンが表示され、次に「ドライブオンライン」を示すパターンが表示されます
1-3ハードドライブインジケータのパターン
インジケータボタ
またはコネクタ
アイコン
青色のシステムステー
タスインジケータ

ベゼルを取り外した場合は動作しませんLCD ディスプレイに状態が表示されます
橙色のシステムステー
タスインジケータ

ベゼルを取り外した場合は動作しませんLCD ディスプレイに状態が表示されます
LCD ディスプレイ

システム IDステータス情報、システムエラーメッセージが表示されます
LCD ディスプレイは通常のシステム動作中に点灯します。特定のシステムを識別するにはシステム管理ソフトウェアとシステムの正面および背面にある識別
ボタンのどちらも使うことができますLCD と青色のシステムステータスインジケータの点滅でどのシステムか識別できます
橙色のインジケータは、電源置、ファンシステムの度、またはハードドライブに問題が発生して点検が必要な場合に点灯します
メモシステムが AC 電源に接続されている状態でエラーが検出されると、橙色のシステムステータスインジケータはシステムの電源がオンになっていてもい
なくても点滅します
電源インジケータ、電
ボタン
電源インジケータはシステムに電源が入っている場合に点灯しますまたシステムが電源に接続されていてシステムの電源がオンになっていないときは
点滅します
電源ボタンによってシステムへの直流電源の供給を制御します
メモACPI 対応のオペレーティングシステムを実行している場合、電源ボタンを使ってシステムの電源を切れば、システムは電源が切れる前に正常なシャット
ダウンを実行できますシステムが ACPI 対応のオペレーティングシステムを実行していない場合、電源ボタンをすと電源がただちにれます
システム識別ボタン
正面パネルと背面パネルの識別ボタンはラック内の特定のシステムの位置を確認するために使用しますこれらのボタンの 1 つをすと、正面背面の青色
のシステムステータスインジケータはボタンの 1つ をもう一度押すまで点滅を続けます
USB コネクタ
USB 2.0 対応デバイスをシステムに接続するときに使います
NMI ボタン
使用しているオペレーティングシステムによってはこのボタンを使ってソフトウェアエラーおよびデバイスドライバエラーのトラブルシューティングをうことがで
きますこのボタンはペーパークリップの先端を使ってすことができます
認定を受けたサポート担当者またはオペレーティングシステムのマニュアルによって指示された場合にのみこのボタンを使用してください
ビデオコネクタ
モニタをシステムに接続します
メモRAID が有効になっていない場合は、「ドライブオンライン」を示すパターンだけがインジケータに表示されますドライブ動作インジケータはドライブへのアクセスにも点滅します
インジケータパターン
背面パネルの機能およびインジケータ
1-3 にはシステム背面パネルにあるボタンインジケータおよびコネクタ
を示します
1-3背面パネルの機能およびインジケータ
外付けデバイスの
システムに外付けデバイスを接続する場合、次のガイドラインにってください
l ほとんどのデバイスは特定のコネクタに接続する必要がありますまたデバイスドライバをインストールしないとデバイスは正常に動作しません。(デバイスドライバは、通常オペレーティングシ
ステムのソフトウェアまたはデバイス本体に付属しています。)取り付けおよび設定の詳細についてはデバイスに付属のマニュアルを参照してください
l 外付けデバイスを取り付けるときは、必ずシステムの電源を切ってください。次、(デバイスのマニュアルに特別な指示がない限り)システムの電源を入れる前に外付けデバイスの電源を入れ
ます
個々のコネクタの詳細については、『インストールトラブルシューティングガイド』を参照してくださいI/O ポートやコネクタを有効または無効にする方法と、設定方法については、「セットアップユーティ
リティの使い方」を参照してください
電源インジケータコード
正面パネルの電源ボタンはシステムの電源装置への電源入力を制御します。電源ボタンのインジケータは、電源の状態にする情報を提供します1-4照)。1-4 電源ボタンインジケータの
コードが表す内容を示します
1-4電源ボタンインジケータ
オプションの冗長電源装置のインジケータは、電力が供給されているかまたは電源の障害が発生しているかどうかをします1-4照)。1-5 には冗長電源装置のインジケータのコードが表す
内容を示します
1-5冗長電源のインジケータ
ドライブの識別
緑色の電源オン/障害インジケータが 1 秒間4 回点滅します
ドライブ取り外し準備中
緑色の電源オン/障害インジケータが 1 秒間2 回点滅します
ドライブの挿入または
取り外し可
両方のドライブインジケータが消灯します
ドライブの動作準備中
緑色の電源オン/障害インジケータが点灯します
ドライブ障害の予測
電源オン/障害インジケータがゆっくり色、橙色の順に点滅してからえます
ドライブに障害発生
橙色の電源オン/障害インジケータが 1 秒間4 回点滅します
ドライブ再構築中
緑色の電源オン/障害インジケータがゆっくり点滅します
ドライブオンライン状態
緑色の電源オン/障害インジケータが点灯します
インジケータ
機能
点灯
システムに電力が供給されておりシステムが操作可能であることをします
消灯
システムに電力が供給されていないことをします
点滅
システムに電力は供給されているがシステムがスタンバイ状態であることをしますスタンバイ状態についてはオペレーティングシステムのマニュアルを参照してください
1-4冗長電源のインジケータ
システムの機能
l 内部動作速度2.8 GHz 以上で、少なくとも 1 MB のレベル 2 キャッシュを内蔵し、800 MHz のフロントサイドバス速度をもつ Intel Xeon プロセッサを 1 つまたは 2 搭載。
l 2 つの Intel Xeon プロセッサが搭載されているシステムの場合、SMP(対称型マルチプロセッシングをサポートSMPは、独立した複数のマイクロプロセッサに処理を分散することにより、シ
ステム全体の性能を飛躍的に向上させますこの機能を活用するにはマルチプロセッシング対応のオペレーティングシステムを使用する必要があります
l 最小メモリ容量256 MBPC2-3200 DDR 2 400 SDRAM レジスタメモリモジュールを使用しますシステム基板上6 つのソケットに 256 MB512 MB1 GB2 GB または 4 GB
(利用可能時)のメモリモジュールを 2 ウェイインタリーブ構成にして取り付けることで、(オペレーティングシステムがサポートしている場合は)最大 16 GBまで設可能。
このシステムはメモリミラーリングの故障時切り替え用フェイルオーバーメモリバンクを提供する冗長メモリ機能にも対応していますフェイルオーバーメモリバンクスペアバンク)は、6 つのメ
モリモジュールで構成されるすべてのバンクに同一のメモリモジュールを装着した場合に利用できますメモリミラーリング機能は、バンク 1 とバンク 2 にそれぞれ 2 つずつ(合計 4 )、同一
のメモリモジュールを装着した場合に利用できます
l 1 インチの内蔵 U320 SCSI ハードドライブを 6 までオプションの RAID 構成ではホットプラグ機能をサポート)。オプションのドーターカードによってスプリットバックプレーンをサポート
l 1.44 MB3.5 インチのディスケットドライブ 1 台(オプション)。
l IDE CD または DVD ドライブ 1 台(オプション)。
l ホットプラグ対応700 W 電源装置1 + 1 冗長構成2 まで
l システム冷却ファンを冗長構成6 まで
システム基板には、次の機能が搭載されています
l のいずれかのライザカードオプション
¡ 3 つの 3.3 V64 ビット133 MHz PCI-X 拡張スロットをもつライザカードケージおよび ROMBRAID on motherboard)。拡張カードスロットにはハーフレングス1とフルレ
ングス2のフルハイトの拡張カードを取りけられます
または
¡ 1 つの x4 レーン1 つの x8 レーンPCI-Express 拡張スロット1 つの 3.3V64 ビット100 MHz PCI-X 拡張スロットをもつライザカードケージおよび ROMB。拡張
カードスロットにはハーフレングスの拡張カードを取り付けられます
l 内蔵デュアルチャネル U320 SCSIホストアダプタ。内部チャネルはSCSI バックプレーンSCSI ハードドライブを最大 6 サポートしますSCSI バックプレーンはSCSI ID 番号お
よび SCSI ターミネータを自動的に設定するのでドライブの取り付けが飛躍的に単純化されます
l 128 MB のキャッシュメモリおよび RAID バッテリを組み込んだのコントローラカードを使ったオプションの RAID
l 10 Mbps100 Mbpsおよび 1000 Mbps のデータ転送速度をサポートする内蔵 Gigabit Ethernet NIC 2 つ。
l ディスケットドライブCD-ROM ドライブキーボードマウスまたは USB フラッシュドライブをサポートする USB 2.0 対応のコネクタ 4 (正面と背面2 つずつ)。
l リモートシステム管理用のオプションのリモートアクセスコントローラRAC)。
l ATI Radeon 7000-M33MHz PCI ビデオコントローラ搭載VGA 互換内蔵ビデオサブシステムこのビデオサブシステムには16 MB SDRAM ビデオメモリが組み込まれていま
す(アップグレード不可)。最大解像度 1600 x 120064,000 色)。True Color グラフィックを次の各解像度でサポートします640 x 480800 x 6001024 x 7681152 x 864
および 1280 x 1024オプションのリモートアクセスカードを取り付けた場合のビデオ解像度1024 x 768 になります
l 重要なシステム電圧と温度だけでなくシステムファンの動作も監視するシステム管理回路。システム管理回路は、システム管理ソフトウェアと連動して機能します
l 背面パネルにはマウスキーボードシリアルビデオ2 つの USBおよび 2 つの NIC の各コネクタが装備されています
インジケータ
機能
電源装置の状態
緑色は、電源装置が動作可能であることをします
電源装置の障害
橙色は、電源装置に問題があることをします
AC ライン状態
緑色は、有効な交流電源が電源装置に接続されていることをします
メモ2 のマイクロプロセッサを取り付けてシステムをアップグレードする場合、Dell のマイクロプロセッサアップグレードキットを購入する必要がありますIntel Xeon マイクロプ
ロセッサには、増設用には使用できないバージョンもありますDell のアプグレードキットには、正しいバージョンのプロセッサおよびアップグレードを実行するための手順書が入ってい
ます2 つのプロセッサは、内部動作周波数およびキャッシュ容量が同じでなくてはなりません
メモ256 MB のシングルメモリ構成では 2 ウェイインタリーブはサポートされません
l システム ID およびエラーメッセージを表示する正面パネル LCD
l 正面パネルおよび背面パネルにはシステム識別ボタンを備。
l 正面パネルにはビデオコネクタと 2 つの USB コネクタを備。
それぞれの機能の詳細については、「仕様」を参照してください
お使いのシステムには、次のソフトウェアが付属しています
l システム設定情報をすばやく表示したり変更したりできるセットアップユーティリティこのプログラムの詳細については、「セットアップユーティリティの使い」を参照してください
l セットアップユーティリティから利用可能な、システムパスワードおよびセットアップパスワードを含む強化されたセキュリティ機能。
l システムのコンポーネントおよびデバイスを評価するためのシステム診断プログラムシステム診断プログラムの使用方法については、『インストールトラブルシューティングガイド』の「システ
ム診断プログラムの実行」を参照してください
l くの一般的なアプリケーションプログラムを高解像度モードで表示するビデオドライバ
l オペレーティングシステムと内蔵 SCSI サブシステムに接続されたデバイスとの通信を可能にする SCSI デバイスドライバこれらのドライバの詳細については、『インストールトラブルシュ
ーティングガイド』の「ドライブの取り付け」を参照してください
l システム管理ソフトウェアおよびマニュアル CD
サポートされているオペレーティングシステム
l Microsoft Windows 2000 Server および Advanced Server
l Microsoft Windows Server 2003Standard EditionEnterprise Edition および Web Edition
l Red Hat Linux Enterprise Server ASESおよび WSバージョン 3
l Red Hat Linux Enterprise ESバージョン 2.1
l Novell NetWare 6.5 および 5.1
電源保護
電圧変動、停電などの影響からシステムを保護するための装置にはのようなものがあります
l PDU―AC電流の負荷PDU の定格をえるのをぐために回路ブレー
カを使用します
l サージプロテクタ ―雷雨中などに発生する可能性のある電圧スパイクが電源コンセントをしてシステムに侵入するのをぎますサージプロテクタでは、電圧が通常AC ライン電圧レベ
ルより 20 % 以上低下するような場合はシステムを保護できません
l ラインコンディショナ ―システムの AC 電源電圧をほぼ一定に保ち、短時間の電圧低下からシステムを保護しますが、完全な停電には対応していません
l UPS (無停電電源装置) ―AC電源が停電した場合に、電力供給をただちにバッテリに切り替えてシステムを動作させけますバッテリは AC 電源が利用可能な間に充電されますAC
力が供給されなくなると5 から約 1 時間の限られた時間、バッテリからシステムに電力が供給されますバッテリで 5 分間しか電力を供給できない UPS では、作業中のファイルを保存し
て、システムを正常にシャットダウンする程度の作業しかえませんUPS はすべてサージプロテクタおよび PDU といっしょに使用してくださいUPS UL の安全基準に合格していることを
確認してください
そののマニュアル
l システムをラックに取り付ける方法についてはラックに付属の『ラック取り付けガイド』に説明があります
l Getting Started Guideはじめにおみください)』には、最初にシステムをセットアップする場合の概要が説明されています
l インストール&トラブルシューティングガイドではシステムのトラブルシューティング方法、およびシステムコンポーネントの取り付けや交換方法について説明しています
l システム管理ソフトウェアのマニュアルではシステム管理ソフトウェアの機能、動作要件、インストールおよび基本的な操作について説明しています
l ベースボード管理コントローラBMCのマニュアルではBMC の機能と設定のオプションについて説明しています
l オペレーティングシステムのマニュアルではインストール手順(必要がある場合)や設定方法、およびオペレーティングシステムソフトウェアの使い方について説明しています
l システムとは別に購入したコンポーネントのマニュアルでは、購入したオプション装置の取り付けや設定のための情報について説明しています
l システムソフトウェアまたはマニュアルの変更にして説明するアップデート情報がシステムに付属している場合があります
l リリースノートまたは readme ファイルにはシステムまたはマニュアルの最新のアップデート情報や、専門知識をおちのユーザーや技術者のための高度な技術情報が含まれていることが
あります
『製品情報ガイドでは、安全および認可機関に関する情報を説明しています。保証に関する情報については、『サービスサポートのご案内』を参照してください
メモこのアップデート情報には他の文書の内容を差し替える情報が含まれている場合があるので、必ず最初におみください
テクニカルサポートの
このガイドの手順が理解できない場合やシステムがったとおりに動作しない場合は、
インストールトラブルシューティングガイド』を参照してください
メモ、注意および警告
メモ、注意および警告
Dell OpenManage Server Assistant
使
Dell PowerEdge 2850 システム ユーザーズガイド
Server Assistant CD 起動
サーバーセットアッププログラムの使い
ドライバとユーティリティのアップデート
ユーティリティパーティションの使い
Dell OpenManage Server Assistant CDには、お使いのシステムを設定するのに役立つユーティリティ、診プログラムドライバが収録されていますオペレーティングシステムがプリインスト
ールされていない場合、この CD 使ってオペレーティングシステムのインストールを開始してくださいシステムのハードドライブ上の起動ユーティリティパーティションにはServer Assistant CD
同じ機能がいくつかまれています
Server Assistant CD 起動
システムを設定してオペレーティングシステムをインストールするにはServer Assistant CD 挿入してシステムの電源を入れるか再起動しますDell OpenManage Server Assistant
イン画面が表示されます
Server Assistant CD では、標準のウェブブラウザインタフェースを使用しますしたがって各種アイコンやテキストのリンクをマウスでクリックしてCD を操作することができます
Server Assistant を終了するにはExit(終了)アイコンをクリックしますサーバーセットアッププログラム実行中Server Assistant を終了するとシステムは標準のオペレーティングシステム
起動パーティションから再起動します
CD が起動しない場合、セットアップユーティリティの Boot Sequence オプションでCD ドライブが最初に起動するように指定されているか確認します(「セットアップユーティリティの使い方」を
照)。
サーバーセットアッププログラムの使
オペレーティングシステムがプリインストールされていない場合、または後日オペレーティングシステムをインストールする場合、Server Assistant CD のサーバーセットアッププログラムを使って、シ
ステムを設定したりオペレーティングシステムをインストールします
サーバーセットアッププログラムを使ってのようなタスクが実行できます
l システムの日付と時間の設定
l RAID コントローラの設定(該当する場合)
l オペレーティングシステムの選択およびインストールオペレーティングシステム固有の情報の指定
l ハードドライブの設定
l インストールの要約の表示
サーバセットアッププログラムを起動するにはDell OpenManage Server Assistant メイン画面で、Server Setup サーバのセットアップをクリックします。画面の指示に従います
ドライバとユーティリティのアップデート
Microsoft Internet Explorer 5.5 以降、または Netscape Navigator 7.02 以降がインストールされているシステムではドライバとユーティリティをアップデートすることができます
Microsoft Windows オペレーティングシステムを使用しているシステムの CD ドライブに CD を挿入するとブラウザが自動的に起動し、Dell OpenManage Server Assistant メイン画面が
表示されます
ドライバとユーティリティをアップデートするには、次の手順を実行します
1. Dell OpenManage Server Assistant メイン画面からドライバとユーティリティのアップデートのオプションをびます
2. ドロップダウンメニューからシステムのモデル番号を選びます
3. アップデートするドライバまたはユーティリティのタイプをびます
4. Continue(続行)をクリックします
5. アップデートするドライバまたはユーティリティをびます
メモオペレーティングシステムがプリインストールされていない場合にのみServer Assistant CD を使用してくださいオペレーティングシステムのインストール手順を説明したマニュアル
を探し、その手順にってインストールを完了します
メモオペレーティングシステムをインストールするにはオペレーティングシステムのメディアが必要です
プログラムを実行するかファイルを保存する場所を指定するように指示されます
6. プログラムを実行するかファイルを保存する場所を指定します
ユーティリティパーティションの使
ユーティリティパーティションはハードドライブ上の起動パーティションでありシステム設定や診断ユーティリティが格納されていますユーティリティパーティションを起動するとパーティションのユー
ティリティ用の実行環境が提供されます
ユーティリティパーティションを起動するには、電源を入れるかシステムを再起動します。電源投入時の自己診断 (POST) 中に、次の画面が表示された直後<F10> を押します
<F10> = Utility Mode
ユーティリティパーティションではテキストベースのインタフェースによってパーティションのユーティリティを実行しますメニューオプションを選択するには、矢印キーを使ってオプションをハイライト
してから <Enter> を押すかまたはメニューオプション番号を入力しますユーティリティパーティションを終了するにはUtility Partition メインメニューから <Esc> を押します
2-1に、ユーティリティパーティションメニューで表示されるオプションのサンプル一覧とその説明をしますこれらのオプションはServer Assistant CD CD ドライブにない場合でも使用でき
ます
2-1ユーティリティパーティションのメインメニューオプション
メモ、注意および警告
メモユーティリティパーティションで利用できる MS-DOS 機能は限られており
汎用MS-DOS ソフトウェアとして使用することはできません
オプション
Run system diagnostics
システムハードウェアの診断プログラムを実行します
Run RAID configuration utility
ROMB が有効になっている場合または RAID コントローラカードが取り付けられている場合は、RAID 設定ユーティリティを実行します
メモ表示されるオプションはシステム設定によってわるためこの一覧にあるオプションでも表示されない場合があります
メモ、注意および警告
セットアップユーティリティの使
Dell PowerEdge 2850 システム ユーザーズガイド
セットアップユーティリティの起動
セットアップユーティリティのオプション
システムパスワードとセットアップパスワードの機能
れてしまったパスワードの無効
管理タグ設定ユーティリティ
ベースボード管理コントローラの設定
システムのセットアップを完了したらシステム設定およびオプション設定を理解するためにセットアップユーティリティを起動します。表示された情報を将来の参考のために記録しておきます
セットアップユーティリティは、次のような場合に使用します
l ハードウェアを追加、更、または取り外した後に、NVRAM に保存されたシステム設定を変更する
l Set or change user-selectable options-for example, the time or date
l 内蔵デバイスを有効または無効にする
l 取り付けたハードウェアと設定との間の不一致を修正する
セットアップユーティリティの起動
1. システムの電源を入れるか、再起動します
2. のメッセージが表示されたらただちに <F2> を押します
<F2> = Setup
<F2> を押すにオペレーティングシステムのロードが開始された場合は、システムの起動が完了するのをってからもう一度システムを再起動させてこの手順を実行してください
エラーメッセージへの対応
特定のエラーメッセージに対応することによってセットアップユーティリティを起動できますシステムの起動中にエラーメッセージが表示された場合、メッセージをメモしてくださいセットアップユーティ
リティを起動する前に、『インストールトラブルシューティングガイド』の「システムビープコードおよびシステムメッセージ」を参照してメッセージの意味やエラーの修正方法を調べてください
セットアップユーティリティの使
3-1 に、セットアップユーティリティ画面で情報を表示したり、変更したり
プログラムを終了したりするときに使うキーの一覧を示します
3-1セットアップユーティリティの操作キー
セットアップユーティリティのオプション
Main
メモシステムシャットダウンのしい順序を確認するにはオペレーティングシステム同梱のマニュアルを参照してください
メモメモリのアップグレード後、最初にシステムを起動する際にシステムメッセージが表示されるのは正常です
キー
対処方法
上矢印または <Shift><Tab>
のフィールドに移動します
下矢印または <Tab>
のフィールドへ移動します
スペースキー<><>
および左右矢印
フィールド内の設定値を順に切り替えます。多くのフィールドでは、適切な値を入力することもできます
<Esc>
セットアップユーティリティを終了し、設定変更した場合は、システムを再起動します
<F1>
セットアップユーティリティのヘルプファイルを表示します
メモほとんどのオプションでは、変更内容は、自動的に記録されますがシステムを再起動するまでは有効になりません
セットアップユーティリティを起動するとセットアップユーティリティのメイン画面が表示されます (3-1を参照)
3-1セットアップユーティリティのメイン
3-2 に、セットアップユーティリティのメイン画面に表示される情報フィールドのオプションの一覧および説明を示します
3-2セットアップユーティリティのオプション
メモセットアップユーティリティのオプションはシステム設定によってわります
メモ該当する場合、セットアップユーティリティのデフォルト設定をそれぞれのオプションの下にします
オプション
System Time
システム内蔵時計の時刻をリセットします
System Date
システム内蔵カレンダーの日付をリセットします
Diskette Drive
A:
お使いのシステムのディスケットドライブの種類を指定することができる画面を表示します
システムメモリ
システムメモリの容量を表示しますこのオプションにはユーザーが選択できる設定はありません
System Memory
Testing
(Enabled
default)
POST にメモリのテストをするかどうかめます
Redundant
Memory
(Disabled
default)
システムに取り付けられた同一仕様のメモリモジュールが 4 つにたない場合、Disabled と表示されますシステムに同一仕様のメモリモジュールが 4 つ取り付けてある
合、Mirror Enabled を選択してメモリのミラーリングを有効にしますシステムに同一仕様のメモリモジュールが 6 取り付けてある場合、Spare Bank Enabled を選
してスペアバンクを有効にしますメモリの設定に関する詳細については、『インストールトラブルシューティングガイド』の「メモリモジュール取り付けガイドライン」を参照し
てください
Video Memory
ビデオメモリの容量を表示しますこのオプションにはユーザーが選択できる設定はありません
OS Install Mode
(Off default)
オペレーティングシステムで利用可能なメモリの最大容量を指定しますOn は最大容量256 MB 設定しますOff 設定するとすべてのシステムメモリをオペレーティ
ングシステムで利用できるようになりますオペレーティングシステムのには2 GB 以上のシステムメモリではインストールできないものもありますオペレーティングシステム
のインストールはこのオプションを有効(Onにしインストールが終了したら無効(Offにします
CPU
Information
CPU Information 画面」を参照してください
Boot Sequence
システム起動時にシステムが起動デバイスを検索する順番を指定します。利用可能なオプションはディスケットドライブCD ドライブハードドライブおよびネットワークです
Hard-Disk Drive
Sequence
システム起動時にシステムがハードドライブを検索する順番を指定します。お使いのシステムに取り付けられているハードドライブによって、選択肢が異なります
USB Flash Drive
Type
(Auto default)
USB フラッシュドライブのエミュレーションタイプを指定しますHard disk 指定するとUSB フラッシュドライブがハードディスクとして動作しますFloppy を指定すると
USB フラッシュドライブが取り外し可能なディスケットドライブとして動作しますAuto ではエミュレーションタイプが自動選択されます
Integrated
Devices
Integrated Devices 画面」を参照してください
PCI IRQ
Assignment
PCI バス上の各内蔵デバイスに割り当てられている IRQおよび IRQ を必要とするすべての搭載済み拡張カードが変更できる画面を表示します
Console
Redirection
Console Redirection 画面」を参照してください
System Security
システムパスワードおよびセットアップパスワード機能を設定する画面を表示します。詳細については、「システムパスワードの使い方およびセットアップパスワードの使い
を参照してください
CPU Information
3-3 に、CPU Information 画面の情報フィールドに表示されるオプションの一覧および説明をします
3-3CPU Information 画面
Integrated Devices
3-4 に、Integrated Devices 画面に表示される情報フィールドのオプションの一覧および説明を示します
3-4IntegratedDevicesのオプション
Keyboard
NumLock
(On default)
101 または 102 キーのキーボードで、起動時NumLock モードを有効にするかどうかを決定します84 キーのキーボードには適用されません)。
Report
Keyboard
Errors
(Report
default)
POST のキーボードエラーの報告を有効または無効にしますキーボードが取り付けてあるホストシステムではReport を選択しますDo Not Report ぶとPOST
中に検出されたキーボードまたはキーボードコントローラに関連するすべてのエラーメッセージが省略されますキーボードがシステムに取り付けられている場合、この設定は
キーボード自体の操作に対する影響はありません
Asset Tag
管理タグ番号が割り当てられている場合、ユーザーがプログラム可能なシステムの管理タグ番号を表示します10 文字までの管理タグ番号NVRAM に割り当てるには、「
タグ番号の割り当てまたは削除」を参照してください
オプション
Bus Speed
プロセッサのバス速度を表示します
Logical Processor
(Enabled default)
プロセッサがハイパースレッディングをサポートしている場合に表示されますEnabled にするとオペレーティングシステムがすべての論理プロセッサを使用できます
Disabled を選択するとオペレーティングシステムはシステムに取り付けれられたプロセッサにして最初の論理プロセッサだけを使用することができます
Sequential
Memory Access
(Enabled default)
プロセッサがシーケンシャルメモリアクセスをサポートしている場合に表示されますEnabled 選択するとシーケンシャルメモリアクセスを必要とするアプリケーション
にシステムが最適化されますDisabled は、ランダムメモリアクセスをうアプリケーションです
Processor X ID
プロセッサのファミリーとモデル番号を表示します
Core Speed
プロセッサのクロック速度を表示します
Level X Cache
プロセッサのキャッシュメモリ容量を表示します
オプション
Primary SCSI
Controller
(SCSI default)
内蔵 SCSI サブシステムを有効にしますこのフィールドはシステムRAID が検出されない場合にのみ表示されますOff では SCSI サブシステムを無効にしま
す。
チャネル A および チャネル B は別々に動作します
Embedded RAID
Controller
RAID EnabledSCSI Enabledまたは Off から選択しますオプションの ROMB キーおよびメモリが取り付けられているかどうかによって、設定可能なオプション
は変わります
l ROMB キーおよびメモリモジュールが取り付けてある場合 ―RAID Enabled または Off 選択します
l ROMB キーおよびメモリモジュールが取り付けられていない場合 ―SCSI Enabled または Off を選択します
チャネル A および チャネル B は別々に動作しますチャネル A RAID が表示される場合、チャネル B RAID EnabledSCSI Enabledまたは Off.
設定できます
IDE CD-ROM
Controller
(Auto default)
内蔵 IDE コントローラを有効にしますAuto 設定するとIDE デバイスがチャネルに接続されていて外付IDE コントローラが検出されない場合、内蔵 IDE コントロ
ーラのチャネルが有効になります
Diskette Controller
(Auto default)
システムのディスケットドライブコントローラを有効または無効にしますAuto を選択すると、拡張スロットに取り付けられているコントローラカードを使用する必要がある
合、システムのディスケットドライブコントローラはオフになりますドライブを読み取り専用に設定することもできます。読み取り専用設定を使うとディスケットドライブを使用
してディスクに書き込むことができなくなります
USB Controller
(On with BIOS
support default)
システムの USB ポートを有効または無効にしますオプションはOn with BIOS supportOn without BIOS supportまたは Off ですUSB ポートを無効
にするとそののデバイスがシステムリソースを利用できるようになります
Embedded Gb NIC1
(Enabled with PXE
default)
システムの内蔵ネットワークインタフェースコントローラ (NIC) を有効または無効にしますオプションはEnabled without PXEEnabled with PXEおよび
Disabled ですPXE をサポートしている場合は、ネットワークからシステムを起動できます。変更はシステムの再起動後に有効になります
MAC アドレス
内蔵 10 / 100 / 1000 NIC MAC アドレスを表示しますこのフィールドにはユーザーが選択できる設定はありません
Embedded Gb NIC2
(Enabled with PXE
default)
システムの内蔵ネットワークインタフェースコントローラ (NIC) を有効または無効にしますオプションはEnabled without PXEEnabled with PXEおよび
Disabled ですPXE をサポートしている場合は、ネットワークからシステムを起動できます。変更はシステムの再起動後に有効になります
MAC アドレス
内蔵 10 / 100 / 1000 NIC MAC アドレスを表示しますこのフィールドにはユーザーが選択できる設定はありません
Serial Port 1
(COM1 default)
シリアルポート 1 のオプションはCOM1COM3BMC Serial BMC NICおよび Off ですオプションのリモートアクセスコントローラRACをシステムに取り付
けた場合、RAC がオプションに追加されます
シリアルポート 1 は用途の異なる 3 種類のモデルが共有します。標準用途ではシリアルポート 1 、最初COM1、次COM3 の使用をみますBMC の用途で
はシリアルポート 1 COM1 アドレスを使用し、シリアルポートまたは共有する内蔵 NIC のどちらかを経由して通信しますRAC による制御では COM1 アドレスだけを
System Security
3-5 に、System Security 画面の情報フィールドに表示されるオプションの一覧および説明を示します
3-5SystemSecurityのオプション
Console Redirection
3-6 に、Console Redirection 画面に表示される情報フィールドのオプションの一覧および説明を示しますコンソールリダイレクションの使い方の詳細については、「コンソールリダイレクション
の使い方」を参照してください
3-6ConsoleRedirectionのオプション
Exit
使用します
メモConsole Redirection Serial Port 1 を使用するように設定されている場合、Off および COM3 のオプションは使えません
Speaker
(On default)
内蔵スピーカーを On または Off にしますこのオプションへの変更はただちに有効になります(再起動の必要はありません)。
オプション
System
Password
システムのパスワードセキュリティ機能の現在の状態を表示し、新しいシステムパスワードを設定して確認することができます
メモシステムパスワードの設定、および既存のシステムパスワードの使用または変更の手順については、「システムパスワードの使い方」を参照してください
Setup
Password
システムパスワード機能を使ってシステムへのアクセスを制限するのと同じ要領で、セットアップユーティリティへのアクセスを制限できます
メモセットアップパスワードの設定、および既存のセットアップパスワードの使用または変更の手順については、「セットアップパスワードの使い方」を参照してください
Password
Status
Setup Password オプションを Enabled に設定するとシステム起動時にシステムパスワードを変更したり、無にしたりすることはできません
システムパスワードをロックするにはまず Setup Password オプションでセットアップパスワードを設定し、次Password Status オプションを Locked 変更します
この状態ではSystem Password オプションを使ってシステムパスワードを変更したり<Ctrl><Enter> を押してシステム起動時にパスワードを無効にすることはできま
せん
システムパスワードのロックを解除するにはまず Setup Password フィールドでセットアップパスワードを入力し、次Password Status オプションを Unlocked に変
しますこの状態では<Ctrl><Enter> を押してシステム起動時にシステムパスワードを無効にしたりSystem Password オプションを使ってシステムパスワードを変更
することができます
Power Button
(Enabled
default)
システムの電源を切ったりれたりする電源ボタンの機能を設定します
l 電源ボタンを使ってシステムの電源を切る際にACPI 対応のオペレーティングシステムを実行している場合、システムは電源が切れる前に正常なシャットダウンを実行す
ることができます
l システムが ACPI 対応のオペレーティングシステムを実行していない場合、電源ボタンをすとただちに電源が切れます
電源ボタンはセットアップユーティリティで有効にします。無効に設定すると、電源ボタンはシステムの電源をれる場合にのみ使用できます
NMI Button
(Disabled
default)
注意: 認定をけたサポート担当者またはオペレーティングシステムのマニュアルによって指示された場合にのみNMI ボタンを使用してくださいこのボタンをすとオペレー
ティングシステムが停止し、診プログラム画面が表示されます
NMI 機能Enabled または Disabled にします
AC Power
Recovery
(Last default)
システムの電源が回復した場合のシステムの動作を設定しますオプションがLast に設定されている場合、システムは電源が中断される直前の電源状態に戻りますOn では
電源回復時にシステムの電源が入りますOff では、電源が回復してもシステムの電源は切れたままです
オプション
Console Redirection
(Off default)
コンソールリダイレクション機能Serial Port 1 または Off 切り替えます
Failsafe Baud Rate
(11520 default)
コンソールリダイレクションにフェールセーフボーレートを使用する場合に表示されます
Remote Terminal Type
(VT 100/VT 220 default)
VT 100 / VT 220 または ANSI を選択します
Redirection After Boot
(Enabled default)
システム再起動後、コンソールリダイレクションを有効または無効にします
<Esc> を押してセットアップユーティリティを終了するとExit 画面に次のオプションが表示されます
l Save Changes and Exit
l Discard Changes and Exit
l Return to Setup
システムパスワードとセットアップパスワードの機能
お使いのシステムは、出荷時にはシステムパスワード機能が有効になっていませんシステムのセキュリティが必要な場合、システムパスワード保護機能を有効にしてシステムを操作してください
既存のパスワードを変更したり削除したりするにはそのパスワードを事前に知っておく必要があります(「既存のシステムパスワードの削除または変更」を照)。パスワードをれると、訓練けたサ
ービス技術者がシステムのシャーシを開き、パスワードジャンパの設定を変更してパスワードを無効にし、既存のパスワードを消去するまでシステムを操作したりセットアップユーティリティの設定を
変更できませんこの手順は、『インストール&トラブルシューティングガイド』に記載されています
システムパスワードの使
システムパスワードを設定するとパスワードをっているユーザーでなければシステムの全機能を使用することはできませんSystem Password オプションが Enabled に設定されている
合、システムパスワード要求のプロンプトがシステムの起動後に表示されます
システムパスワードの設定
システムパスワードを設定する前に、まずセットアップユーティリティを起動してSystem Password オプションを確認します
システムパスワードが設定されている場合、System Password オプションの設定Enabled ですPassword Status Unlocked に設定されている場合、システムパスワードは変更でき
ますPassword Status オプションが Locked に設定されている場合、システムパスワードは変更できませんジャンパ設定によってシステムパスワード機能が無効になっている場合、その設定
Disabled で、システムパスワードを変更したりしいシステムパスワードを入力したりすることはできません
システムパスワードが設定されておらずシステム基板上のパスワードジャンパが有効な位置(デフォルト)に設定されている場合、System Password オプションは Not Enabled と表示され
Password Status フィールドは Unlocked と表示されます
システムパスワードを設定するには、次の手順を実行します
1. Password Status オプションが Unlocked 設定されていることを確認します
2. System Password オプションをハイライト表示して<Enter> を押します
3. このフィールドにしいシステムパスワードを入力します
パスワードは半角の英数字32 文字まで入力できます
いずれかの文字キーまたはブランクスペースとしてスペースキー)を押すとフィールドには文字の代わりにプレースホルダが表示されます
パスワードの設定では、大文字と小文字は区別されませんただし無効なキーの組み合わせもありますそのような組み合わせで入力するとビープ音が鳴ります。入力したパスワードを訂正す
るには<バックスペース> または左矢印キーをして文字を消去します
4. <Enter> を押します
5. パスワードを確認するためにもう一度同じパスワードを入力して<Enter> を押します
System Password の設定表示Enabled わりますセットアップユーティリティを終了してシステムを使用します
6. ここでシステムを再起動してパスワード保護機能を有効にするか、作業けます
システムを保護するためのシステムパスワードの使
Password Status オプションが Unlocked 設定されている場合、パスワードセキュリティを有効にしたり無効にしたりできます
注意: パスワード機能は、システムのデータにして基本的なセキュリティを提供しますより強固なセキュリティが必要なデータについてはデータ暗号化プログラムなどの保護機能を使用
してください
注意: システムパスワードを設定せずに動作中のシステムかられたりシステムをロックせずに放置した場合、第三者がジャンパの設定を変更してパスワード機能を無効にすることができ
ますこの結果、誰でもシステムに保存された情報にアクセスできるようになります
メモシステムパスワードの設定を途中で中止したい場合、<Enter> を押してのフィールドに移動するか、手順 5 終了する<Esc> を押します
メモシステムを再起動するまでパスワード保護機能は有効になりません
メモセットアップパスワードを設定している場合(「セットアップパスワードの使い方」を照)、システムはセットアップパスワードをシステムパスワードの代用として受け付けます
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Dell PowerEdge 2850 ユーザーガイド

タイプ
ユーザーガイド