4 ハードウェアの設定 | 17
すでにデータセットを作成している場合やデータセットをインポートしている場合を除き、こ
の時点ではデータベースにはプロジェクト用データセットが存在していません。
7. OK ボタンをクリックしてプロジェクトをE-Targetに割り当てます。
注記
ES830またはES910をE-Targetとして使用する場合、ラピッドプロトタイピングと計測/適
合を並行して行うには、ES830/ES910システムにシミュレーションコントローラとETKコント
ローラの2つのデバイスを追加する必要があります。ES830またはES910モジュールでさらに
CANモニタリングを行う場合は、CANインターフェースとCANモニタリングデバイスをES830また
はES910システムの下に追加する必要があります。またES910モジュールにES921 CANモ
ジュールを組み込んでそのCANポートを使用するには、ES910システムの下にES921モ
ジュールを追加してください。同様に、ES8xxデバイスの各インターフェースをモニタリングに使用
するには、対応するデバイスをハードウェアコンフィグレーションに追加してください。
仮想プロトタイピング用PCハードウェアを組み込む
1. INCAハードウェアコンフィギュレーションエディタで、デバイス >追加 メニューを選択しま
す。
2. "ハードウェアデバイスの追加" ダイアログボックスが開きます。
3. "使用可能なハードウェアデバイス" リスト内のエントリ PC/Simulation System を
ダブルクリックして、サブエントリを表示します。次に、エントリ Virtual Prototyping
をダブルクリックします。
4. サブエントリの X86 PC Controller を選択します。
5. OK ボタンをクリックして、このデバイスをハードウェアコンフィギュレーションに追加します。
"<デバイス名>のプロジェクトとワーキングデータを選択" というタイトルのダイアログボック
スが開きます。
6. "プロジェクト" リストボックスから、実験に使用するECUプロジェクトを選択します。
すでにデータセットを作成している場合やデータセットをインポートしている場合を除き、こ
の時点ではデータベースにはプロジェクト用データセットが存在していません。
7. OK ボタンをクリックしてプロジェクトをE-Targetに割り当てます。
8. 空のワーキングデータセットが作成されてE-Targetに割り当てられ、そのE-Targetが
ハードウェアコンフィギュレーションに追加されます。
4.3.2 E-Targetの設定
E-Targetをハードウェアコンフィギュレーションに追加した後は、ハードウェアコンフィギュレーション
エディタを使用してパラメータを設定します。システム用パラメータとデバイス(シミュレーションコン
トローラ)用パラメータを設定します。詳細については、以下を参照してください。
E-Targetを設定する
1. ハードウェアコンフィギュレーションエディタの "1ハードウェアデバイス" リストボックスからE-
Targetを選択します。
または
INCA-EIP V7.4 - ユーザーガイド