PM-SUBmini2

Fostex PM-SUBmini2, DC-R302, PM0.5 SUBmini 取扱説明書

  • こんにちは!FOSTEX PM-SUBmini アクティブサブウーハーの取扱説明書の内容を理解しています。音量調整、接続方法、トラブルシューティングなど、PM-SUBminiに関するご質問にお答えできますので、お気軽にご質問ください。このデバイスの特長である13cmウーハーユニット、50Wハイパワーアンプ、そして柔軟な調整機能についても詳しい情報を提供できます。
  • 音が出ない場合はどうすれば良いですか?
    低音が小さいと感じますが、どうすれば調整できますか?
    PM0.3と接続する場合、最適な設定は?
    オートスタンバイ機能とは何ですか?
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
フォステクス製品をお買い上げいただき、誠にありがとうございます。
本書は、本機の基本的な使いかたについて説明しています。
本機を使い始めるときにお読みください。
© FOSTEX COMPANY All Rights Reserved.
8588128104
(600201)
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2

ここでは、本機をご使用になる上での安全に関する項目を記載してあります。あ
なたや他の人々へ与える危害や、財産などへの損害を未然に防止するため、ここ
に記載されている事項をお守りいただくものです。本機をご使用の前には必ずお
読みください。
この表示の欄に記載されて
いる事項を無視して、誤っ
た取り扱いをすると、人が
死亡または重傷を負う可能
性が想定される内容を示し
ています。
この表示の欄に記載されて
いる事項を無視して、誤っ
た取り扱いをすると、人が
障害を負ったり、物的損害
の発生が想定される内容を
示しています。

本書、および製品の表示には、あなたや他の人々へ与える危害や財産の損害を未
然に防ぎ、本機を安全にご使用いただくために、警告または注意を促す絵表示を
使用しています。これらの絵表示の意味をよく理解してから本書をお読みくださ
い。

△記号は注意しなければならない内容(警告も含みます)を示してい
ます。具体的な注意事項は△の中や近くに絵や文章で示しています(左
図の例は「感電注意」を示しています)
記号は禁止内容(してはいけないこと)を示しています。具体的な
禁止事項は
の中や近くに絵や文章で示しています(左図の例は「分
解禁止」を示しています)
●記号は強制内容(必ずすること)を示しています。具体的な強制事
項は●の中や近くに絵や文章で示しています(左図の例は「電源プラ
グをコンセントから抜く」を示しています)
3

万一、煙りが出ている、変なに
おいや音がするなどの異常状態
のまま使用すると、火災・感電
の原因になります。すぐに機器
本体の電源を切り、必ず電源プ
ラグをコンセントから抜いてく
ださい。異常がなくなったこと
を確認して販売店または当社営
業窓口へ修理を依頼してくださ
い。お客様ご自身での修理は大
変危険ですので、絶対にお止め
ください。
万一機器内部に水や異物が入っ
た場合には、すぐに機器本体の
電源を切り、必ず電源プラグを
コンセントから抜いて、販売店
または当社営業窓口へ修理を依
頼してください。そのまま使用
すると、火災・感電の原因にな
ります。
ケーブルが断線、芯線の露出な
ど、ケーブルが傷んだ場合には、
販売店または当社営業窓口へ修
理を依頼してください。そのま
ま使用すると火災・感電の原因
になります。
万一、機器を落としたり、カバー
を破損した場合には、すぐに機
器本体の電源を切り、必ず電源
プラグをコンセントから抜い
て、販売店または当社営業窓口
へ修理を依頼してください。そ
のまま使用すると火災・感電の
原因になります。

機器本体に直接水のかかる場所
には置かないでください。火災
感電の原因になります。特に屋
外での使用(雨天、降雪時、海
岸、水辺)にはご注意ください。
製品本体の上に花瓶、コップや
水などの入った容器、または小
さな金属物類を置かないでくだ
さい。何らかの理由で水がこぼ
れたり、中に金属物が入ったり
した場合、火災・感電の原因に
なります。

本機の分解・修理・改造は絶対
にしないでください。また、本
体カバーは絶対外さないでくだ
さい。火災・感電の原因になり
ます。
使用時に雷が鳴り出したら、電
源プラグには絶対手を触れない
でください。感電の原因になり
ます。
電源ケーブルや接続ケーブルの
上に重いものを載せたり、本機
の下敷きにならないようにして
ください。火災・感電の原因に
なります。
4









 
 
 
 
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   
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5

本機はフォステクス製パーソナル・アクティブスピーカー・システム PM0.3 や
PM0.1 などと組み合わせて、より豊かな音楽性を再現するアクティブ・サブウー
ハーです。
本機の特長
• 口径 13 cm(5 インチ)のウーハー・ユニットを、定格出力 50 W ハイパワー・アンプ
で駆動
• 音量調整、クロスオーバー周波数調整(60 Hz 150Hz)、フェイズ切り換え機能を搭
載し、ご利用環境に合わせたチューニングが可能
• 無駄な電力消費を抑えるスタンバイ機能 (ON/OFF 選択可能)
• ウーハー・ユニットには、しなやかで剛性のある Grass Fiber 振動板を採用
• 付帯音の発生を抑え、音楽ソースを忠実に再現する密閉方式
• 省スペース設計
付属品について
本機には以下の付属品が同梱されています。お買い上げ後、付属品が揃っている
ことを確認してください。
• 電源コード(2.0 m)× 1
• ステレオ RCA ピンケーブル(1.5 m)× 1
• 取扱説明書(本書)× 1
• 安全上の注意文書× 1
6

前面
❶スピーカー
󰝠
電源がオンのときに青く点灯します。

オートスタンバイモード(AUTO STANDBY MODE)が「ON」の場合、本機
に対して一定レベル(約 –40dBV)以下の信号しか入力されない状態、もし くは
入力信号がない状態が約 13 分間続くとオート・スタンバイ機能がオンし、消費
電力が 0.5W 以下に削減されます(⇨ 7 ページ)。オート・スタンバイ機能がオ
ンすると、パワー・インジケーターは赤色に点灯します。再び信号が入力される
と本機は通常動作状態に戻り、パワー・インジケーターは青色に点灯します。使
用状況によって、電源をオフ後もパワー・インジケーターが 5 6 秒程度点灯
したままの状態になることがありますが、故障ではありませんのでご安心下さい。
なお、本機の入力端子に接続される機器のノイズレベルによっては、オート・ス
タンバイ機能が正常に動作しない場合があります。
7
背面
[INPUT] 
再生機器のアナログ出力を RCA ピン
ケーブルで接続します。
[THRU] 
アクティブ・スピーカーのアナログ入
力端子に RCA ピンケーブルで接続し
ます。
󰝡
PHASE 
設置する場所に合わせて、サブウー
ハーのフェイズ(位相)を切り換えま
す(⇨ 11 ページ)
󰝢
AUTO STANDBY MODE スイッチ
オート・スタンバイ機能をオン/オフ
します。
スタンバイ機能を動作させる場合は
「ON」、動作させない場合は「OFF」
にします。
FREQUENCY 
接続したスピーカーに合わせてクロス
調12
ジ)
VOLUME 
本機の音量を調整します。
POWER 
電源をオン/オフします。
󰝦
[AC IN] 
付属の電源ケーブルを接続します。
󰝦
󰝢
󰝡
8

本機はパーソナル・アクティブスピーカー・システム PM0.3 PM0.1
のほか、手元で全てのスピーカーの音量を操作できるボリュームコント
ローラー PC-1e など、さまざまなフォステクス製品と組み合わせること
で、さらに高いパフォーマンスを発揮します。
以下に接続の一例を示しますので、お使いの環境に合わせて機器を接続し
てください。
全ての接続は、電源がオフの状態で行ってください。
接続が終了して電源をオンするときは、各機器の音量調整ボリュームを最小にしてください。


Personal Active Speaker System
VOLUME
INPUT
L-OUT
SERIAL No.
MADE IN CHINA
DC IN
OFF
R L
MAX.
12V 1.5A
PM0.1
INPUT
R L


  




スピーカーケーブル
PM0.1 PM0.3 に付属
RCA- ステレオミニケーブル
PM0.1 PM0.3 に付属。他のアクティブスピーカー
と組み合わせる場合は別途お求め下さい。
RCA ピンケーブル
※本機に付属
9

Personal Active Speaker System
VOLUME
INPUT
L-OUT
SERIAL No.
MADE IN CHINA
DC IN
OFF
R L
MAX.
12V 1.5A
PM0.1
INPUT
R L


  





 
RCA ピンケーブル
PC-1e に付属
 
RCA- ステレオミニケーブル
PM0.1 PM0.3 に付属。他の
アクティブスピーカーと組み合わ
せる場合は別途お求め下さい。
RCA ピンケーブル
※本機に付属
スピーカーケーブル
PM0.1 PM0.3 に付属
10
サブウーハーが担当する音の範囲を調整
します。

本機を含むオーディオ・システムは、設置場所(各スピーカーの相対位置や高さ)
や周囲の環境(反響音の強さや防音性など)、聴く人のポジションなどに合わせて
調整することで、さらに快適にご利用いただけます。
本機背面の FREQUENCY つまみと PHASE スイッチ、各機器の音量を適切に
調整して、お聴きになる音楽のジャンルやお好みに合わせた音楽空間を創り出し
ましょう!
調整のながれ
サブウーハーと他のスピーカーの音量の
バランスを取ります。
(本機)
(本機)
(本機)
(PM0.3 0.1)
サブウーハーと他のスピーカーの音が打
ち消し合っている(逆相している)場合
があります。フェイズを切り替えて、音
量を確かめてみましょう。

(⇨ 11 ページ)
ステップ 1

(⇨ 12 ページ)
ステップ 3

(⇨ 11 ページ)
ステップ 2
11
スピーカーの音量バランスを調整する
本機背面の VOLUME つまみで、スピーカー間の音量バランスを調整します。接
続した他スピーカーにも音量調整機能がある場合には、そちらも活用します。
1 
思ったよりも大きな音が出る可能性があります。あらかじめ音量を下げておきましょう。
音量調整ができない機器の場合は、スピーカーの音量を小さめに設定しましょう。
2 
低音と高音のバランスが自然に聴こえるように調整します。
サブウーハーのフェイズを切り換える
本機背面の PHASE スイッチで、本機から出す音の位相を反転することができま
す。
本機を PM0.3 PM0.1 と組み合わせて使用する場合は(特にスピーカーを並
べて設置する場合)では、PHASE スイッチが 180°の位置のままでお使いいた
だけますが、設置場所によっては の位置のほうが自然に聴こえる場合がありま
す。視聴してご確認ください。PHASE スイッチを切り換えて、最も自然な再生
音になるほうを選んでください。
12
10 20 50 100 200 500 1k 2k 5k 10k
クロスオーバー周波数を調整する
本機背面の FREQUENCY つまみで、低音の量感を調整できます。
次のグラフは、つまみを左右に回したとき、本機から出る音がどのように変化す
るかを示したものです。
つまみを右いっぱいまで
回したとき(150 Hz)
中域の音が
プラスされる
大きな音
低域 中域 高域

つまみを左いっぱいまで
回したとき(60 Hz)
ステップ 1 からステップ3を繰り返し、お好みの再生音になるように調整してく
ださい。
13
 
本機背面の FREQUENCY つまみを
左から 3 つめの印の位置に合わせま
す。
 
本機背面の FREQUENCY つまみを
左から 2 つめの印の位置に合わせま
す。
PM0.3 PM0.1 と組み合わせた場合の設定の一例
PM0.3 または PM0.1 と接続している場合には、細かい調整を始める前に、まず
クロスオーバー周波数を次のように設定することをお勧めします。
また、音量を次のように設定することをお勧めします。
(無音室で各スピーカーの前面を整列させたときにバランスが取れる設定です。
PM0.3 または PM0.1 VOLUME つまみを真上の印の位置に合わせます。
本機背面の VOLUME つまみを左から 4 つめの印の位置に合わせます。
上記設定は参考例ですので、お好みによって調整してください。
14

お客様からご質問いただくトラブル内容と、その解決方法について、特に多いも
のをまとめました。
 
音が出ない
• 機器の接続を確認する
(⇨ 8 ページ)
• 再生機器および本機の音量を確認する
(⇨ 11 ページ)
低音が小さい
• 再生機器および本機の音量を確認する
(⇨ 11 ページ)
スイッチを切り替えてみる
(⇨11
ページ)
15

 密閉方式
 ウーハー:4 Ω
 ウーハー:50 W
 RCA ピンジャック× 1
最大入力レベル: 15 dBV
入力インピーダンス:10 k Ω
 60 Hz 150 Hz
 40 Hz 150 Hz
 80 dB
 200(W)× 185(H)× 233(D)
 3.6 kg
 通常時:約 15 W
スタンバイ時:0.5 W 以下

この説明書裏には、保証書が印刷されています。
お買い上げの際に、販売店で所定の事項を記入し
てお渡しします。記載内容をお確かめの上、大切
に保管してください。
保証期間は、お買い上げ日から 1 年です。期間中
は保証書の規定に基づいて、当社サービス部門が
修理いたします。詳細については、説明書裏に印
刷されている「無償修理規定」をお読みください。
保証期間を過ぎてしまった場合、または保証書を
紛失した場合の修理については、お買い上げの販
売店、または当社営業窓口 / サービス部門へご相
談ください。
保証期間を過ぎてしまった場合でも、修理によっ
て製品の機能が維持できる場合には、お客様のご
要望により、有料修理いたします。
この製品の補修用性能部品 ( 製品の機能を維持す
るために必要な部品 ) の最低保有期間は、製造打
ち切り後 6 年です。
当社営業窓口、およびサービス部門の連絡先は、
以下のようになっています。お気軽にご相談くだ
さい。
国内営業窓口
042-545-6111、FAX. 042-546-6067
土日・祝日および当社指定休日を除く
AM 10:00~12:00、PM 1:00~5:00
サービス部門
042-546-3151、FAX. 042-546-3198
土日・祝日および当社指定休日を除く
AM 10:00~12:00、PM 1:00~5:00

1. 取扱説明書の注意書きに従った正常な使用状態
で、保証期間内に故障が発生した場合には、弊
社サービス部門が無料修理いたします。
2. 保証期間内に故障して無料修理を受ける場合は、
(1) 製品と保証書をご持参の上、本製品の取扱代
理店、または弊社サービス部門へ修理をご依
頼ください。
(2) 離島および離島に準ずる遠隔地への出張修理
を行った場合は、出張に要する実費を申し受
けます。
3. ご贈答品などで所定事項の記入がない場合、電
源周波数の異なる地域へのご転居の場合には、
弊社サービス部門へご相談ください。
4. つぎの場合には、保証期間内でも有料修理とな
ります。
(1) ご使用上の誤り、および不当な修理や改造に
よる故障および損傷。
(2) お買い上げ後の輸送・移動・落下などによる
故障および損傷。
(3) 火災・地震・水害・落雷その他の天災地変、
公害や異常電圧による故障および損傷。
(4) 接続している他の機器に起因する故障および
損傷。
(5) 異常磨耗、異常損傷を除き、自然消耗と見な
された消耗部品による故障および損傷。
(6) 特殊業務、または特に苛酷な条件下において
使用された場合の故障および損傷。
(7) 電源周波数の変更、およびメンテナンス。
(8) 保証書のご提示がない場合。
(9) 保証書にお買い上げ年月日、お客様名、取り
扱い店 ( 印 ) の記入がない場合、あるいは字
句を書き換えられた場合。
5. 保証書は、日本国内のみにおいて有効です。
This guarantee is valid only in Japan.
6. 保証書は再発行いたしません。紛失しないよう
大切に保管してください。
この保証書は、本書に明示した期間・条件のも
とにおいて、無料修理をお約束するものです。
したがって、この保証書によってお客様の法律
上の権利を制限するものではありませんので、
保証 期間経過後の修理などについてご不明な場
合は、本製品の取り扱い店、または弊社サービ
ス部門へお問い合わせください。
保証期間経過後の修理、補修用性能部品の保有
期間については、前述の「アフターサービスに
ついて」をご覧ください。
PM-SUBmini
196-0024
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