Fusion SG-DA82000 インストールガイド

タイプ
インストールガイド

Fusion SG-DA82000 は、オーディオシステムのパワーを向上させるために設計されたクラス D の 4 チャンネル マリンアンプです。最大出力が 800 W で、4 つのゾーンのスピーカーまたはサブウーハーを接続できます。

SG-DA82000 は、フルレンジ、ローパス、ハイパスの 3 種類のフィルタを備えた調整可能なクロスオーバーを備えています。これにより、特定の周波数の音域を再生するスピーカーまたはサブウーハーを指定できます。アンプには、各ゾーンのレベルを制御するための個別のレベル コントロールも搭載されています。

SG-DA82000 は、湿気の多い環境での使用に耐えられるように設計された、頑丈で耐候性のある筐体を備えています。また、アンプの保護と信頼性を確保するための内蔵保護回路も備えています。

SG-DA8200

Fusion SG-DA82000 は、オーディオシステムのパワーを向上させるために設計されたクラス D の 4 チャンネル マリンアンプです。最大出力が 800 W で、4 つのゾーンのスピーカーまたはサブウーハーを接続できます。

SG-DA82000 は、フルレンジ、ローパス、ハイパスの 3 種類のフィルタを備えた調整可能なクロスオーバーを備えています。これにより、特定の周波数の音域を再生するスピーカーまたはサブウーハーを指定できます。アンプには、各ゾーンのレベルを制御するための個別のレベル コントロールも搭載されています。

SG-DA82000 は、湿気の多い環境での使用に耐えられるように設計された、頑丈で耐候性のある筐体を備えています。また、アンプの保護と信頼性を確保するための内蔵保護回路も備えています。

SG-DA8200

®
SG-DA82000 Signature Series アンプ
のインストールガイド
安全に関する警告と注意事項
警告
製品に関する警告およびその他の重要な情報については、製品パ
ッケージに同梱されている
『安全および製品に関する警告と注意
事項』ガイドを参照してください。
警告
このデバイスは、次の手順に従って取り付ける必要があります。
このデバイスの取り付けを開始する前に、車両または船舶の電源
を切ってください。
注意
イグニッション保護を SAE J1171 に準拠した状態に保つため、
ヒューズは J1171 準拠のヒューズとのみ交換してください。
100 dBA を超える騒音レベルに常にさらされると、
聴力が永久に
失われる可能性があります。 周囲の人の話し声が聞こえない場
合は、たいてい音量が大きすぎます。 大音量で聴く時間は制限
してください。 耳鳴りがしたり会話がはっきり聞こえない場合
は、聴くのをやめて聴力をチェックしてください。
掘削、切断、または研磨を行っている間は、保護ゴーグル、防音
保護具、および防塵マスクを忘れずに着用してください。
注記
ドリルで穴を開けたり、のこぎりで切断したりする場合は、表面
の反対側に何があるか常に確認してください。
このデバイスは、DC 12 V の電源用に設計されています。 DC
24 V 以上の電源に接続すると、デバイスが損傷する可能性があ
ります。
最適なパフォーマンスを確保するために、オーディオシステムの
取り付けは専門の業者に行ってもらうことを強くお勧めします。
取り付けを開始する前に、必ずすべての取り付け手順をお読みく
ださい。 取り付け時に問題が発生した場合は、
www.fusionentertainment.com で製品のサポートを参照してく
ださい。
箱の内容
8 ゲージセルフタッピングねじ 4
3 mm 六角レンチ(上部カバーおよび電源端子用)
2.5 mm 六角レンチ(スピーカー端子用)
磨き布
スペアの J1171 準拠の 40 A ブレード型ヒューズ
必要な工具
ドリルとドリルビット
マイナスドライバ
ケーブルカッター
ケーブルストリッパ
電源ケーブル用の 160 A インラインヒューズ
4 AWG21.1 mm
2
)電源ケーブル
注:
より高い電圧や長時間の稼働のために太いケーブルが必
要になることがあります (
電源ケーブルのゲージガイド, 2
ページ)
16 AWG1.31 mm
2
)スピーカーケーブル
注:
長時間の稼働のために太いケーブルが必要になることが
あります (
スピーカーケーブルゲージガイド, 3 ページ)
20 AWG0.52 mm
2
)ケーブル(アンプオン信号)
デュアル RCA ケーブル
(ゾーンごとに 1 本、ステレオスピー
カー用) (
信号とスピーカーの接続に関する考慮事項, 3
ージ)
単一の RCA ケーブルと RCA スプリッタ
(ゾーンごとに 1 つ、
モノラルサブウーハー用、またはスピーカーのブリッジ出力
用) (
信号とスピーカーの接続に関する考慮事項
,
3 ページ)
ケーブルタイ(オプション)
取り付けに関する注意事項
注意
周囲温度が高い場合や長期間使用した場合は、デバイスエンクロ
ージャが触れると危険な温度に達することがあります。 そのた
め、
デバイスは稼働中に触れることがない場所に取り付ける必要
があります。
注記
このデバイスは、過酷な温度環境や状況にさらされない場所に取
り付ける必要があります。 このデバイスに適した温度の範囲
は、製品の仕様に記載されています。 保管の場合でも、稼動状
況であっても、
仕様で定められた適切な温度の範囲を外れて、
酷な温度に長時間さらされている場合、デバイスが故障する可能
性があります。 過酷な温度で生じた損害や派生的な結果につい
ては、保証の対象外になります。
このデバイスは、湿気がなく乾いている場所にのみ取り付けるよ
うに設計されています。 水に触れたり浸水したりする可能性の
ある場所にこのデバイスを取り付けると、
損傷するおそれがあり
ます。 水による損傷は保証の対象外です。
デバイスは、燃料タンクまたは電気配線が干渉しない場所に
取り付ける必要があります。
デバイスは水に触れない場所に取り付ける必要があります。
デバイスは、適度な通気性があり、極端な温度変化のない場
所に取り付ける必要があります。
デバイスが密閉された空間に取り付けられている場合は、通
気を確保するために適切なダクトを備えた冷却ファンを設置
する必要があります。
ケーブルを簡単に接続できるように、デバイスを取り付ける
必要があります。
磁気コンパスとの干渉を避けるために、少なくともコンパス
から 50 cm (20 in.)まで離して設置する必要があります。
デバイスは、船舶の他の航行に不可欠な装置、アンテナ、無
線通信装置などに近い場所に取り付けないでください。
SG-DA82000 Signature Series のデバイスの取り付け
注記
デバイスをグラスファイバーに取り付ける場合は、パイロットホ
ールをドリルで開けるときに、カウンターシンク形のドリルで、
最上部のジェルコーティング層のみにカウンターボア
(ナットの
頭を収める空間)を開けることをお勧めします。 このように処
理することで、ねじを締めるときにジェルコーティング層のひび
割れを防ぐことができます。
注: ねじはデバイスに同梱されていますが、取り付け面に適し
ていない可能性があります。
デバイスを取り付ける前に、取り付け位置を選択し、取り付け面
に適したねじと取り付け部品を決定します。
1
デバイスを取り付け位置に設置し、パイロット穴の位置に印
を付けます。
2
デバイスのいずれか 1 つの隅の位置にドリルでパイロット穴
を開けます。
3
対応するデバイスの隅を取り付け位置に仮止めし、残り 3
のパイロット穴の印を確認します。
4
必要に応じて、パイロット穴の位置を付け直し、取り付け面
からデバイスを外します。
5
残りのパイロット穴を開けます。
6
取り付け位置にデバイスをしっかりと取り付けます。
2019 1 月月
190-02211-90_0A
カバーの取り外し
アンプのコネクタと設定コントロールにアクセスするには、カバ
ーを取り外す必要があります。
1
付属の 3mm 六角レンチを使用して、カバーをアンプに固定し
ているネジを外します。
2
アンプのカバーを持ち上げて外し、すべての接続とアンプの
設定が完了するまで横に置いておきます。
接続に関する注意事項
注記
バッテリーからアンプへの DC 12 V 配線(付属していません)
は、バッテリにできるだけ近いインラインヒューズまたはブレー
カー(付属していません)を経由する必要があります。 ヒュー
ズまたはブレーカーに+12 V(プラス)ケーブルを接続する必要
があります。 インラインヒューズやブレーカーを使用せずにア
ンプを電源に接続すると、ケーブルに短絡がある場合に火災が発
生することがあります。
アンプに何かを接続する前に、オーディオシステムをオフにする
必要があります。 オーディオシステムをオフにしないと、オー
ディオシステムが損傷することがあります。
すべての端子と接続部は、船舶のシャーシや相互に接触しないよ
うに保護する必要があります。 不適切な端子またはケーブルの
接触により、オーディオシステムが損傷する可能性があります。
他の配線を接続する前に、まずアンプをアースに接続する必
要があります (電源を接続する, 2 ページ)
+12V(プラス)ケーブルのバッテリーへの接続は、必ず、
ンプへの他のすべての配線が完了してから行ってください。
ステレオにリモート電源オン信号線がない場合は、スイッチ
に連動した DC 12 V ソースにアンプを接続する必要がありま
す。
ポート ID
ヒューズ。 交換の詳細については、製品仕様を参照してください。
POWER および PROT(保護)LED インジケータ (トラブルシュー
ティング, 5 ページ)
ゾーン 1 2 のスピーカー端子
ゾーン 1 2 RCA 入力
電源、アース、およびアンプオン端子
ゾーン 3 4 RCA 入力
ゾーン 3 4 のスピーカー端子
電源を接続する
電源ケーブルは、インラインヒューズまたはブレーカーを通して
バッテリーに接続する必要があります。
アンペア数の合計とケーブル配線の長さ (電源ケーブルのゲージ
ガイド, 2 ページ)に基づいて、適切なゲージのケーブル(付属
していません)を使用してアンプを電源およびアースに接続する
必要があります。
1
適切なゲージのケーブルをアンプ、そしてボート上のアース
位置に配線します。
2
付属の 3 mm 六角レンチを使用して、アースケーブルをアン
プの GND 端子に接続します。
3
アースケーブルのもう一方の端をボート上のアース位置に接
続します。
4
適切なゲージのケーブルをアンプ、そしてボートのバッテリ
ーに配線し、次のオプションを選択します。
電源ケーブルのインラインヒューズをバッテリーのでき
るだけ近くに取り付けます。
アンプの電源ケーブルで使用するために、可能な限りバッ
テリーの近くにブレーカーが設置されていることを確認
するか、取り付けを行います。
注記
他のすべての接続が完了するまで、電源ケーブルをアンプや
バッテリー、ブレーカーには接続しないでください。 他のす
べての接続を完了する前にアンプを電源に接続すると、オー
ディオシステムが損傷する可能性があります。
5
次の中からオプションを選択します。
ステレオにアンプのオンケーブルがある場合は、ステレオ
のアンプのオンケーブルからアンプに 20 AWG0.52
mm
2
)ケーブルを配線します。
アンプのオン信号を正しく機能させるために、アンプ
とステレオは、同じ物理的なアース位置に接続する必要が
あります。
ステレオにアンプのオンケーブルがない場合は、バッテリ
ーのプラス端子からスイッチ経由でアンプに 20 AWG
0.52 mm
2
)ケーブルを配線します。
6
付属の 2.5 mm 六角レンチを使用して、20 AWG0.52 mm
2
ケーブルをアンプの REM 端子に接続します。
電源への接続を完了する前に、まずステレオとスピーカーへの他
のすべての接続を完了してください (接続の完了, 4 ページ)
電源ケーブルのゲージガイド
ほとんどの設置では、4 AWG21.1 mm
2
)ケーブルを使用して
ください。 アンペア数の合計が 5065 A を超え、またケーブル
の配線が 34 m1013 ft)を超えている場合は、次の表を使
用して、より大きなゲージのケーブルを使用する必要があるかど
うかを判断します。 この表は、端子接続の抵抗を示しています。
注: アルミニウムまたはすずめっきのケーブルを使用している
場合は、以下に示すゲージよりも大きいケーブル 2 ゲージを使用
して、ケーブル素材による潜在的な電圧低下を補正する必要があ
ります。
アンペア数合計 04 ft.
01.2 m
47 ft.
1.22.1 m
710 ft.
2.13 m
1013 ft.
34 m
85105 A 4 AWG
21.1 mm
2
4 AWG
21.1 mm
2
4 AWG
21.1 mm
2
2 AWG
33.6 mm
2
105125 A 4 AWG
21.1 mm
2
4 AWG
21.1 mm
2
4 AWG
21.1 mm
2
2 AWG
33.6 mm
2
125150 A 2 AWG
33.6 mm
2
2 AWG
33.6 mm
2
2 AWG
33.6 mm
2
0 AWG
53.5 mm
2
アンペア数合
1316 ft.
44.9 m
1619 ft.
4.95.8 m
1922 ft.
5.86.7 m
2228 ft.
6.78.5 m
5065 A 4 AWG
21.1 mm
2
4 AWG
21.1 mm
2
4 AWG
21.1 mm
2
2 AWG
33.6 mm
2
6585 A 2 AWG
33.6 mm
2
2 AWG
33.6 mm
2
2 AWG
33.6 mm
2
0 AWG
53.5 mm
2
2 SG-DA82000 Signature Series Installation Instructions
アンペア数合
1316 ft.
44.9 m
1619 ft.
4.95.8 m
1922 ft.
5.86.7 m
2228 ft.
6.78.5 m
85105 A 2 AWG
33.6 mm
2
2 AWG
33.6 mm
2
2 AWG
33.6 mm
2
0 AWG
53.5 mm
2
105125 A 0 AWG
53.5 mm
2
0 AWG
53.5 mm
2
0 AWG
53.5 mm
2
0 AWG
53.5 mm
2
125150 A 0 AWG
53.5 mm
2
0 AWG
53.5 mm
2
0 AWG
53.5 mm
2
0 AWG
53.5 mm
2
信号とスピーカーの接続に関する考慮事項
ステレオとスピーカーをアンプに接続する場合は、次の点を考慮
してください。
アンプの各ゾーンスピーカー端末のセットは、そのゾーンの
RCA 入力とペアになっています。
各チャンネルは、定格 4 オームのスピーカー負荷インピーダ
ンス、および 2 オームの最小スピーカー負荷インピーダンス
をサポートします。
単一チャンネルで 2 つのスピーカーを並列に接続できます。
合計インピーダンスは 2 オームの最小負荷インピーダンスよ
り大きくなっている必要があります (複数のスピーカーまた
はサブウーハーの並列接続, 3 ページ)
ゾーン低レベル出力またはサブウーハーの低レベル出力のい
ずれかをステレオからアンプの任意のゾーン RCA 入力に接
続できます。
スピーカーとサブウーハーをアンプに接続するには、16 AWG
1.31 mm
2
)スピーカーケーブルを使用する必要があります。
スピーカーをアンプに接続するときは、各チャンネルのゾー
ンと極性のマークを確認する必要があります。 たとえば、
Z1L ZONE 1 の左のチャンネルを示し、Z1R ZONE 1
右のチャンネルを示します。
スピーカーとサブウーハーの組み合わせをアンプに接続する
場合は、下の図のようにサブウーハーを ZONE 2 または
ZONE 4 に接続する必要があります。 これらのゾーンには専
用の BASS BOOST コントロールがあります。
サブウーハーは 1 つのチャンネルに接続できますが、最高の
パフォーマンスを得るには、ブリッジモードを使用してサブ
ウーハーを接続する必要があります (ブリッジモードでのス
ピーカーまたはサブウーハーの接続, 3 ページ)
次の例では、4 オームサブウーハーを ZONE 2 および ZONE 4
ブリッジ接続端子に接続し、4 オームスピーカーのペアを他の 2
つのゾーンの左右のチャネルに接続しています。
この例では、ステレオからのサブウーハーの低レベル出力はアン
プの ZONE 2 および ZONE 4 RCA コネクタに接続しRCA スプ
リッタを使用)、ステレオからの 2 ゾーンの低レベル出力はアン
プの他の 2 ゾーンの RCA コネクタに接続してください。
スピーカーケーブルゲージガイド
ほとんどの設置では、16 AWG1.31 mm
2
スピーカーケーブル
を使用する必要があります。 ケーブルの配線が 34 m1013
ft)を超えている場合は、この表を使用して、より大きなゲージ
のケーブルを使用する必要があるかどうかを判断できます。
の表は、端子接続の抵抗を示しています。
注: アルミニウムまたはすずめっきのケーブルを使用している
場合は、以下に示すゲージよりも大きいケーブル 2 ゲージを使用
して、ケーブル素材による潜在的な電圧低下を補正する必要があ
ります。
アンプとスピーカの間の距
4 オームの負荷 2 オームの負荷
02 m07 ft. 18 AWG0.82 mm
2
18 AWG0.82 mm
2
24 m713 ft. 18 AWG0.82 mm
2
16 AWG1.31 mm
2
46 m1319 ft 16 AWG1.31 mm
2
14 AWG2.08 mm
2
67 m1922 ft. 16 AWG1.31 mm
2
12 AWG3.31 mm
2
79 m2228 ft. 14 AWG2.08 mm
2
12 AWG3.31 mm
2
複数のスピーカーまたはサブウーハーの並列接続
同じインピーダンス定格の複数のスピーカーまたはサブウーハ
ーを並列して接続できます。 同じインピーダンス定格のスピー
カーを並列して接続する場合は、共通インピーダンス定格を並列
接続するスピーカーの合計数で割って合計インピーダンスを計
算する必要があります。 たとえば、2 台の 4 オームスピーカー
を並列接続する場合、そのインピーダンスは 2 オームになります
4 ÷ 2 = 2
注記
インピーダンスが 2 オーム未満の複数のスピーカーをアンプの
単一チャンネルに接続しないでください。 インピーダンスが 2
オーム未満のスピーカー1 台または複数台)を単一チャンネル
に接続すると、アンプが損傷し、保証が無効になることがありま
す。
1
スピーカーケーブルをアンプ のチャンネルまたはゾーン
のプラス端子に接続します。
2
スピーカーケーブルを各スピーカーのプラス端子に接続しま
す。
3
チャンネルまたはゾーンのすべてのスピーカーに接続されて
いるプラス端子からのケーブルを、アンプ のマイナス端子
に接続されているケーブルに接続します。
4
アンプ のマイナス端子と、チャンネルまたはゾーン内のす
べてのスピーカーに対してこの手順を繰り返します。
ブリッジモードでのスピーカーまたはサブウーハーの接続
ブリッジモードでスピーカーまたはサブウーハーを接続すると、
2 つの出力チャネルを組み合わせることで、供給できるパワーの
量が増加します。 これは、大量の空気を動かす大きなサブウー
ハーや、音を途切れさせずにスピーカーを大きな音で再生する場
合に効果的です。
注記
ブリッジモードで接続するスピーカーには、増幅された出力の処
理に対応できるスピーカーを使用してください。 ブリッジモー
ドでは、1 つのチャンネルの出力を 2 倍以上にすることができま
す。
ゾーン上のブリッジ接続された端子には、4 オームの負荷のみを
接続する必要があります。 ブリッジ接続された端子に 2 オーム
の負荷を接続すると、アンプ、スピーカー、またはサブウーハー
が破損することがあります。
注: ゾーン内のチャネルをブリッジする場合は、RCA スプリッ
タを使用して、ゾーンの左右両方のチャンネルに同じ信号を送信
する必要があります。
1
ゾーンの左チャネルのプラス端子にスピーカーケーブルを接
続します。
2
ゾーンの右チャネルのマイナス端子にスピーカーケーブルを
接続します。
SG-DA82000 Signature Series Installation Instructions 3
ゾーン用にブリッジ接続された端子はラインに接続され、
区別がしやすいよう BRIDGED のラベルが付けられていま
す。
3
スピーカーケーブルのもう一方の端をスピーカーまたはサブ
ウーハーのプラスとマイナスの端子に接続します。
4
RCA スプリッタをゾーンの左右の RCA ポートに接続しま
す。
5
単一の RCA ケーブルをステレオ出力からアンプの RCA スプ
リッタに接続します。
6
ゾーンの音量レベルおよびその他の設定を調整します (ゾー
ンのレベルの調整, 4 ページ)
接続の完了
アンプを電源に接続する前に、アンプへの他のすべての接続を完
了しておく必要があります。
1
すべてのスピーカーケーブルがスピーカーとアンプに接続さ
れていることを確認します。
2
すべての RCA ケーブルがアンプとステレオに接続されてい
ることを確認します。
3
アースケーブルがアンプとバッテリーに接続されていること
を確認します (電源を接続する, 2 ページ)
4
アンプオンケーブルがアンプとステレオからのアンプオンケ
ーブルまたは専用スイッチ (電源を接続する, 2 ページ)に接
続されていることを確認します。
5
付属の 3 mm 六角レンチを使用して、電源ケーブルをアンプ
+12V 端子に接続します。
6
次の中からオプションを選択します。
電源ケーブルのもう一方の端をインラインヒューズ経由
でバッテリーに接続します。
電源ケーブルのもう一方の端を適切なブレーカーに接続
します。
アンプの設定
アンプを使用する前に、接続しているすべてのスピーカーとサブ
ウーハーに対してアンプを設定する必要があります。
アンプを設定する前に、すべての電源、スピーカー、およびステ
レオの接続を行っておく必要があります。
ステレオに FUSION
®
Apollo
RA770 などのデジタル信号プ
ロセッサ(DSP)が搭載されている場合は、FUSION-Link
アプ
リを使用してアンプを設定します (DSP 互換ステレオのアンプ
の設定, 4 ページ)
アンプの設定コントロール
各ゾーンには、そのゾーンに接続されるスピーカーのサウンド設
定に使用するコントロールセットがあります。
ダイヤル
またはス
イッチ
機能
LEVEL ゾーンの入力信号レベルを調整します (ゾーンのレベルの調
, 4 ページ)
FULL ゾーンにフルレンジフィルタを設定します。
すべての周波数を許可します。 これは通常、フルレンジス
ピーカーがゾーンに接続されていて、サブウーハーがない場
合に使用します。
LPF ゾーンにローパスフィルタを設定します。
フルレンジスピーカーのみが出力すべき中から高周波数を
除去します。 これは通常、サブウーハーがゾーンに接続さ
れているときに使用します。
HPF ゾーンにハイパスフィルタを設定します。
サブウーハーのみが出力すべき低周波数を除去します。
れは通常、小型のスピーカーがゾーンに接続されている場合
に使用します。
FREQ ゾーンのクロスオーバー周波数を調整します
LPFHPF の設定を基にして調整する必要があります。
LPF を選択すると、FREQ の設定より低い周波数がすべ
てゾーンに接続されたサブウーハーに送られます。
HPF を選択すると、FREQ の設定より高い周波数がすべ
てゾーンに接続されたスピーカーに送られます。
BASS
BOOST
45 Hz のレベルでゲインを調整します。
このコントロールは ZONE 2 ZONE 4 でのみ使用できま
す。
この設定は、サブウーハーまたは低周波数に対応しているフ
ルレンジスピーカーをゾーンに接続している場合にのみ調
整してください。
ゾーンのレベルの調整
注: レベル設定は音楽によって異なり、すべてのレベルがすべ
てのタイプの音楽に適しているわけではありません。 たとえ
ば、ロック音楽用にレベル設定を調整してからクラシック音楽を
再生すると、クリッピングによる歪みが発生する可能性がありま
す。
1
マイナスドライバを使用して、ダイヤルを反時計回りに回し
てゾーンの LEVEL ダイヤルを MIN に調整します。
2
ステレオでオーディオの再生を開始し、ゾーンのライン出力
を約
3
/
4
の音量に設定します。
3
ゾーンに接続されているスピーカーの音を聞きながら、ゾー
ンの LEVEL ダイヤルを時計回りに MAX 設定にゆっくりと調
整します。
4
スピーカーからの音が歪んでいる場合は、ダイヤルの調整を
停止し、歪みがなくなるまでダイヤルをゆっくりと反時計回
りに調整します。
5
他のゾーンについてこの手順を繰り返します。
DSP 互換ステレオのアンプの設定
ステレオに FUSION Apollo RA770 などのデジタル信号プロセ
ッサDSPが搭載されている場合は、最善の結果を得るために
FUSION-Link アプリを使用してアンプを設定します。
1
ステレオのマニュアルの指示に従って、FUSION-Link アプリ
をダウンロードし、ステレオに接続します。
2
FUSION-Link アプリで適切なステレオ、アンプ、およびスピ
ーカーを選択します。
3
FUSION-Link アプリの指示に従って、アンプの設定コントロ
ールを調整します。
仕様
アンプクラス クラス D
周波数応答 10 Hz40 kHz-3 dB @ 4 オーム定格出力)
ピーク出力 2000 W
定格出力 4 オーム100 W RMS x 8 @ DC 14.4 V 入力 <
1% THD+NEIACEA-490A
4 SG-DA82000 Signature Series Installation Instructions
2 オーム140 W RMS x 8 @ DC 14.4 V 入力 <
1% THD+NEIACEA-490A
4 オームブリッジ接続:280 W RMS x 4 @ DC
14.4 V 入力 < 1% THD+NEIACEA-490A
入力感度 DC 0.3 V8 V RMS、調整可能
入力インピーダンス 7 kOhm 定格
信号雑音比 85 dB @定格出力、4 オーム
53.1 dB @ 1 W4 オーム
分離/クロストーク 60 dB
ハイパスフィルタ/ロ
ーパスフィルタ
ユーザー選択可能
フィルタのクロスオー
バー周波数
32 Hz320 Hz、ユーザー調整可能
フィルタのクロスオー
バースロープ
12 dB/オクターブ
バスブースト 09 dB、ユーザー調整可能(ZONE 2 および
ZONE 4 のみ)
動作電圧 DC 10.816 V
リモート電源オン DC 6 V 閾値
電流ドロー(@DC
14.4V 入力)
スタンバイ:1 mA 未満
アイドル:2.5 A 未満
最大:100 A
ヒューズ定格 4 @ 40 A ATC ブレードタイプSAE J1171
拠)
注記
イグニッション保護を SAE J1171 に準拠した
状態に保つため、Bussmann ATC-40 などの
J1171 ヒューズとのみ交換してください。
準拠のヒューズを使用すると、アンプが損傷
し、保証が無効になることがあります。
保護回路 逆電圧
入力電圧不足/過電圧
高温
出力短絡
コンパス安全距離 50 cm (20 in.)
動作温度範囲 050°C32122°F
保管温度範囲 -2070°C-4158°F
防水等級 湿気がなく乾いた場所に設置してください
重量 カバーを取り付けた状態で 5.2 kg11.5 lb
サイズ
420 mm16
9
16
in.
388 mm15
1
4
in.
160 mm6
5
16
in.
210 mm8
9
32
in.
5 mm
3
16
in.
56.6 mm2
1
/
4
in.
詳細情報
SG-DA82000 Signature Series の登録
今すぐオンライン登録を完了していただければ、お客様へのサポ
ートはさらに容易になります。
www.fusionentertainment.com を参照してください。
購入時のレシートの原本またはコピーは安全な場所に保管し
ておいてください。
トラブルシューティング
FUSION ディーラーまたはサービスセンターに連絡する前に、
題の診断に役立てるために簡単なトラブルシューティング手順
をいくつか実行してください。
FUSION アンプが専門の設置会社によって設置されている場合
は、その会社に連絡し、技術者に問題の評価と可能な解決策につ
いてのアドバイスを求めてください。
音が聞こえず
POWER LED
が消灯している
アンプの電源オンケーブルがステレオまたはスイッチに接続
されていることを確認し、必要に応じてすべてのケーブルを
締めるか再接続します (電源を接続する, 2 ページ)
注: アンプのオン信号を正しく機能させるために、アンプと
ステレオは、共通のアースに接続する必要があります。
電源ケーブル(バッテリーの近く)のヒューズまたはブレー
カーを点検し、必要に応じてヒューズを交換するか、ブレー
カーをリセットします。
アンプのヒューズを点検し、必要に応じて切れたヒューズを
すべて交換します。
電源とアースケーブルの接続を確認し、必要に応じてすべて
のケーブルを締めるか再接続します。
電源ケーブルの長さに適したゲージを使用していることを確
認し、必要に応じてケーブルを太いゲージに交換します (電源
ケーブルのゲージガイド, 2 ページ)
音が聞こえず、
POWER LED
が点灯している
ステレオの設定を確認し、適切なゾーン出力またはサブウー
ハー出力の信号が有効になっていることを確認します。
注: 出力信号の有効化または設定の詳細については、ステレ
オのマニュアルを参照してください。
ステレオに電源が入っていること、また音量が低すぎないこ
とを確認します。
ステレオへの RCA ケーブル接続を確認し、必要に応じて、
り外したケーブルをすべて再接続します。
アンプのゾーンの LEVEL 設定とステレオのゾーンの最大音
量設定を確認し、必要に応じてアンプの LEVEL またはステレ
オの最大音量を上げます (ゾーンのレベルの調整, 4 ページ)
スピーカーのケーブル接続を確認し、必要に応じて、取り外
したすべてのケーブルを再接続します。
電源ケーブルが適切なゲージであり、ヒューズが付いていて、
正しく接続されていることを確認します (電源を接続する, 2
ページ)
一方の
POWER LED
は点灯しているが、もう一方の
POWER
LED
は消灯している
POWER LED が消灯しているアンプの側面にあるヒューズを
確認し、切れたヒューズをすべて交換します。
PROT LED
が点灯している
PROT LED がシステムの障害を示しています。 故障が検出され
ると、アンプがシャットダウンして損傷を防止します。
電源ケーブルとアースケーブルのスリーブの切れ、または裸
になったケーブルの接触がないかどうかを確認し、必要に応
じてケーブルを修正、修理、または交換します。
スピーカーケーブルのスリーブの切れ、または裸になったケ
ーブルの接触がないかどうかを確認し、必要に応じてケーブ
ルを修正、修理、または交換します。
SG-DA82000 Signature Series Installation Instructions 5
アンプの温度を点検し、アンプが非常に高温の場合は、より
換気の良い場所に移動するか、換気ファンを取り付けてくだ
さい (取り付けに関する注意事項, 1 ページ)
スピーカーからハム音などの予期しないノイズが聞こえる
グランドループアイソレータをステレオからの RCA ケーブ
ルとインラインで取り付けます。
注: グランドループアイソレータは、ステレオに接続されて
いるすべての RCA ケーブルに取り付ける必要があります。
グランドループアイソレータは、RCA ケーブルのアンプに接
続する部分ではなく、ステレオに接続する部分に取り付ける
必要があります。
音が歪んでいるかクリッピングされる
ステレオからの出力を確認し、必要な場合はゾーンのライン
出力を約
3
/
4
の音量に設定します。
問題が解決するまで、歪みまたはクリッピングが発生してい
るゾーンのアンプの LEVEL 設定を調整します。
注: レベル設定は音楽のタイプによって異なり、すべてのレ
ベルがすべてのタイプの音楽に適しているわけではありませ
ん。 たとえば、ロック音楽用にレベル設定を調整してからク
ラシック音楽を再生すると、クリッピングによる歪みが発生
する可能性があります。
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Fusion SG-DA82000 インストールガイド

タイプ
インストールガイド

Fusion SG-DA82000 は、オーディオシステムのパワーを向上させるために設計されたクラス D の 4 チャンネル マリンアンプです。最大出力が 800 W で、4 つのゾーンのスピーカーまたはサブウーハーを接続できます。

SG-DA82000 は、フルレンジ、ローパス、ハイパスの 3 種類のフィルタを備えた調整可能なクロスオーバーを備えています。これにより、特定の周波数の音域を再生するスピーカーまたはサブウーハーを指定できます。アンプには、各ゾーンのレベルを制御するための個別のレベル コントロールも搭載されています。

SG-DA82000 は、湿気の多い環境での使用に耐えられるように設計された、頑丈で耐候性のある筐体を備えています。また、アンプの保護と信頼性を確保するための内蔵保護回路も備えています。

SG-DA8200