Fusion MS-SRX400 インストールガイド

タイプ
インストールガイド

Fusion MS-SRX400 は、あらゆる水上スポーツをより一層楽しくするために作られた、パワフルかつ機能的なマリンオーディオシステムです。直感的な操作性とユーザーフレンドリーなインターフェースにより、お気に入りの音楽を簡単に制御できます。また、ゾーン機能により、船内のどこでもお好みの音楽を楽しむことができます。また、Fusion-Link™アプリを使用すれば、スマートフォンやタブレットからオーディオシステムを遠隔操作することも可能です。さらに、このオーディオシステムはBluetooth接続に対応しているため、お気に入りの音楽をワイヤレスでストリーミングしたり、ハンズフリー通話を行うことができます。また、内蔵されたAM/FMラジオチューナーにより、お気に入りのラジオ局を聴くこともできます。

Fusion MS-SRX400 は、あらゆる水上スポーツをより一層楽しくするために作られた、パワフルかつ機能的なマリンオーディオシステムです。直感的な操作性とユーザーフレンドリーなインターフェースにより、お気に入りの音楽を簡単に制御できます。また、ゾーン機能により、船内のどこでもお好みの音楽を楽しむことができます。また、Fusion-Link™アプリを使用すれば、スマートフォンやタブレットからオーディオシステムを遠隔操作することも可能です。さらに、このオーディオシステムはBluetooth接続に対応しているため、お気に入りの音楽をワイヤレスでストリーミングしたり、ハンズフリー通話を行うことができます。また、内蔵されたAM/FMラジオチューナーにより、お気に入りのラジオ局を聴くこともできます。

®
Apollo
SRX400 インストールガイド
安全に関する警告と注意事項
警告
製品に関する警告およびその他の重要な情報については、製品パ
ッケージに同梱されている『安全性および製品に関する重要な情
報』ガイドを参照してください。
注意
目や耳の保護、または粉塵による被害等を防止するため、掘削や
切断、研磨作業等を行う際には、常に安全メガネや防音用の耳
栓、防塵マスクを着用してください。
注記
船舶の破損を防ぐため、ドリルで穴を開けたり、のこぎりで切断
したりする場合は、表面の反対側に何があるか常に確認してくだ
さい。
箱の内容
取り付けガスケット
取り付けテンプレート
8 ゲージセルフタッピングねじ 4
スクリュカバー 2
電源、スピーカー、ライン出力、およびサブウーファ出力配
線ハーネス
必要な工具
プラスドライバー
電動ドリル
ドリルビット(サイズは使用する表面の材質やネジによって
異なります)
回転切断工具または糸のこ
シリコンベースの耐海水性のシーリング材(オプション)
取り付けに関する注意事項
ステレオは熱換気のために、背面周辺に通気性がある平らな
面に取り付ける必要があります。
水がかかる可能性のある場所にステレオを設置する場合は、
水平面から 45 度以内の角度で取り付ける必要があります。
水がかかる可能性のある場所にステレオを設置する場合は、
ステレオが損傷しないようにするために、ケーブルから水が
落ちるようにケーブルにドリップループを付ける必要があり
ます。
ステレオをボートの外側に取り付ける場合は、喫水線から十
分上で、水中に沈んだり、ドック、杭、その他の装備で損傷
を受けたりしない場所に取り付ける必要があります。
磁気コンパスとの干渉を避けるために、コンパスから 10 cm
3.9 in.)以上離してステレオを設置する必要があります。
ステレオの取り付け
注記
取り付け穴を開ける際にステレオをテンプレートとして使用し
ないでください。そのためにガラスディスプレイが損傷し、保証
が無効になる可能性があります。 取り付け穴を正しく開けるに
は、付属のテンプレートのみを使用する必要があります。
ステレオを取り付けるために穴を開ける場合は、十分に注意して
ください。 ケースと取り付け穴の間には、ほんのわずかの空間
しかなく、穴を大きく開けすぎると、取り付けた後でステレオが
安定しなくなる可能性があります。
電気システムを船体から絶縁する必要がある場合は、アルミニウ
ム製の船体または導電性のある船体にステレオを取り付けると
きに注意してください。
ステレオを取り付け面に固定するときは、ネジにグリースや潤滑
剤を塗布しないでください。 グリースなどの潤滑剤は、ステレ
オのハウジングを損傷させるおそれがあります。
取り付け面の新しい場所にステレオを取り付ける前に、取り付け
に関する注意事項に従って場所を選択する必要があります。
1
取り付け面にテンプレートを合わせてみます。
2
テンプレート上の破線のコーナー内側に穴を開けます。
3
テンプレート上の破線の内側に沿って取り付け面 を切断
します。
4
ステレオの取り付け穴がテンプレートのパイロット穴と揃っ
ているか確認します。
5
取り付け面とネジの種類に適したサイズのドリルビットを使
用して、パイロット穴を開けます。
6
取り付け面からテンプレートを取り外します。
7
次の手順を実行します。
ステレオを乾燥した場所に取り付ける場合は、付属の取り
付けガスケット をステレオの背面に置きます。
水がかかる場所にステレオを取り付ける場合は、シリコン
ベースの耐海水性シーリング剤を切断部の周囲の取り付
け面に塗布します。
注記
取り付け面にシーリング材を塗布した場合は、付属の取り
付けガスケットを取り付けないでください。 シーラント
と取り付けガスケットを使用すると、耐水性が低下する可
能性があります。
8
設置後にステレオの背面にアクセスできなくなる場合には、
必要な配線を行ってください。
9
付属のねじ を使用して、ステレオを取り付け面に固定しま
す。
ステレオを取り付け面に固定するときは、ネジを手で締めて
締めすぎないようにしてください。
10
ネジカバーを所定の位置 にはめ込みます。
接続に関する注意事項
ステレオを電源、スピーカー、およびメディア入力ソースに接続
する必要があります。 接続する前に、ステレオ、スピーカー、
入力ソース、およびオプションの Fusion PartyBus
デバイスと
Fusion PartyBus ネットワークのレイアウトを慎重に計画する必
要があります。
GUID-FF0E2FF3-6582-49AF-A641-C26455B2A8CF v42021 1 月月
ポート ID
Fusion PartyBus ステレオまたはネットワークに接続します
(Fusion PartyBus ネットワーク, 3 ページ)
FUSE
15 A ヒューズが含まれています。
標準的な AMFM アンテナに接続します。
船体が金属製の船舶にステレオを設置する場合は、接地従属ア
ンテナを使用する必要があります。 船体が金属製ではない船
舶にステレオを設置する場合は、接地独立アンテナを使用する
必要があります。 詳細については、アンテナに付属のインス
トールガイドを参照してください。
配線ハーネスに接続します。
配線ハーネス
ケーブルの
機能
ケーブル
の色/ラ
ベル
メモ
アース(- DC 12 V 電源のマイナス端子に接続します。
色ケーブルに接続する前に、このケーブルを接
続する必要があります。 ステレオに接続されて
いるすべてのアクセサリは、共通のアース位置
を共有している必要があります。
電源(+ 15 A を供給できる DC 12 V 電源の正極端子に
接続します。15 A ヒューズを使用して、このワ
イヤを電源にできるだけ近づけて溶着する必要
があります。
イグニッシ
ョン
個別に切り替え可能な DC 12 V 接続(イグニッ
ションバスなど)に接続して、ステレオのオン
/オフを切り替えます。 切り替え式 DC 12 V
接続を使用しない場合は、黄色(電源)ケーブ
ルと同じ電源に接続する必要があります。
アンプオン オプションの外部アンプに接続し、ステレオが
オンの時にアンプをオンにします。
正しく動作させるには、接続済みアンプはこの
信号ワイヤのステレオと同じアース(-)を使用
する必要があります。
輝度 船舶の照明ケーブルに接続して、船舶の照明が
オンのときにステレオ画面を暗くします。
照明ケーブルのゲージは、接続されている回路
に供給するヒューズに適したものにする必要が
あります。
スピーカー
左(+
スピーカー
左(-
白/黒
スピーカー
右(+
グレイ
スピーカー
右(-
グレー/
ライン出力
(左)
ライン出力
(右)
ZONE 1
LINE
OUT
外部アンプに出力を提供し、ゾーン 1 の音量調
節に関連付けられます。
サブウーフ
ァ出力
SUB
OUT
パワードサブウーファまたはサブウーファアン
プに単一のモノ出力を提供します。 接続済みの
サブウーファは、ゾーン 1 の音量調節に関連し
ています。
電源を接続する
ステレオを電源に接続する場合は、両方の電源ケーブルを接続す
る必要があります。 ステレオに十分な電力を供給するには、黄
色の電源ケーブルをバッテリーに接続する必要があります。
テレオのオン/オフ制御を有効にするには、イグニッションまた
は別の手動スイッチを介して赤色のイグニッションを接続する
必要があります。 この設置方法では、黄色のケーブルがトリク
ル電力消費(微小な電力消費)を維持してステレオの起動を最適
化するため、ベストなパフォーマンスが発揮されます。
注: 長期間船舶を保管する場合は、黄色のケーブルをブレーカ
ーなどのスイッチを介して接続してトリクル電流消費をなくし、
保管中のバッテリーが消耗しないようにすることを検討してく
ださい。
ステレオのオン/オフを切り替えるオプションがない場合、また
はイグニッションを使用してステレオのオン/オフを切り替え
たくない場合は、赤ケーブルと黄色のケーブルを電気パネルの同
じスイッチに接続できます。 この設置方法では、ステレオの起
動時間が少し長くなりますが、スイッチを使用してステレオの電
源をオフにしても、バッテリーから電力が消費されることはあり
ません。
15 A ヒューズまたは 15 A サーキットブレーカーを介して、電源
ケーブルをバッテリーに接続する必要があります。
黄色の電源および黒色のアース線を延長する必要がある場合は、
14 AWG2.08 mm
2
)のケーブルを使用します。 延長部が 1 m
3 ft)を超える場合は、12 AWG3.31 mm²)ケーブルを使用
します。
赤色のイグニッションケーブルを延長する必要がある場合は、22
AWG0.33 mm
2
)ケーブルを使用します。
1
黄色の電源ケーブル 赤のイグニッションケーブル
よび黒のアースケーブル をバッテリーに配線し、配線ハー
ネスをステレオに接続します。
すべての裸線の接続が確立されるまで、配線ハーネスをステ
レオに接続しないでください。
2
黒色のケーブルを負極(-)バッテリー端子に接続します。
3
赤色のケーブルをイグニッションまたは別の手動スイッチ
に配線する場合は、赤色のイグニッションケーブルをイグニ
ッションまたはスイッチに接続します。
4
赤色のケーブルを黄色のケーブルに接続し、可能な限りバッ
テリーの近くに 15A ヒューズ を取り付け、両方のケーブ
ルを正極(+)バッテリー端子に接続します。
注: ヒューズ付きスイッチを介して赤いケーブルを配線して
いる場合は、赤いケーブルを黄色のケーブルに接続したり、
追加のヒューズを赤いケーブルに追加したりする必要はあり
ません。
赤色と黄色のケーブルの両方を 15 A のサーキットブレーカ
ーを介して接続する場合は、ヒューズを追加する必要はあり
ません。
5
ワイヤハーネスをステレオに接続します。
2 Apollo SRX400 のインストールガイド
内蔵ステレオアンプを使用したスピーカーシステムの配
スピーカー
防水接続
ライン出力を使用したスピーカーシステムの配線
アイ
テム
説明
スピーカー
パワードアンプ
ライン出力およびサブウーファ出力
サブウーファケーブルは、パワードサブウーファまたはサブウ
ーファアンプに単一のモノ出力を提供します。 これをアンプ
へ接続するには、RCA スプリッターの使用が必要な場合があり
ます。
アンプオン信号配線
正しく動作させるには、接続済みアンプはこの信号ワイヤのス
テレオと同じアース(-)を使用する必要があります。
サブウーファ
注: ライン出力の使用時に、スピーカーを内蔵ステレオアンプ
のスピーカーケーブルに接続できます。ただし、音量を調整する
と、内蔵アンプに接続されているスピーカーとライン出力の両方
に影響します。 これにより、音量レベルが不均一になることが
あります。
Fusion PartyBus ネットワーク
Fusion PartyBus ネットワーク機能を使用すると、有線接続また
はワイヤレス接続を組み合わせて、ネットワーク上の互換性のあ
る複数のステレオを接続できます。
Apollo RA770 ステレオなどの互換性のあるステレオを、ネット
ワークに接続された他の互換性のあるステレオとグループ化で
きます。 グループ化されたステレオは、グループ内のすべての
ステレオで利用可能なソースを共有し、メディア再生を制御でき
ます。これにより、船舶全体でオーディオ体験を同期させること
ができます。 ネットワーク上の互換性のあるステレオまたはリ
モートコントロールから、必要に応じてグループをすばやく作
成、編集、および分割できます。
注: SRX400 などのゾーンステレオは、グループを作成または
結合して、他のステレオからのソースを制御および再生できます
が、そのソースをグループと共有することはできません。
ソースを共有する際のその他の考慮事項については、マニュアル
を参照してください。
グループ化されているかどうかにかかわらず、互換性のあるステ
レオおよびリモートコントロールを使用して、ネットワーク上の
任意のステレオで使用可能なスピーカーゾーンの音量を調整で
きます。
ネットワーク上の最大 8 台の Fusion PartyBus ステレオをワイ
ヤレスで接続できます。
有線ネットワークに関する考慮事項
ネットワークの設置を計画する際は、すべての有線接続について
次の考慮事項を遵守してください。
RJ45 コネクタ付きの標準の CAT5e または CAT6 ネットワー
クケーブルを使用してデバイスを接続する必要があります。
1 本のネットワークケーブルを使用して、互換性のある 2
のデバイスを直接接続できます。
互換性のある 2 台以上のデバイスをネットワークに接続する
場合は、有線ネットワークスイッチと有線またはワイヤレス
のネットワークルーターを使用する必要があります。
ネットワークにルーターを設置する場合は、デフォルトで
DHCP サーバーになるように設定されている必要がありま
す。 詳細については、ルーターのマニュアルを参照してくだ
さい。
ルーターを設置せず、ネットワーク上に他の DHCP サーバー
がない場合は、1 台の Fusion PartyBus ステレオを DHCP
ーバーとして (Fusion PartyBus デバイスを DHCP サーバー
として設定する, 5 ページ)
直接接続のための有線ネットワークの例
2 台のデバイスを直接接続する場合は、ネットワーク設定を変更
する必要はありませんが、最良の結果を得るには、1 台のデバイ
スを DHCP サーバーとして設定する必要があります (Fusion
PartyBus デバイスを DHCP サーバーとして設定する, 5 ペー
)
Fusion PartyBus ステレオ
Fusion PartyBus ゾーンステレオまたはリモートコントロール
スイッチまたはルーターによる有線ネットワークの例
2 台以上のデバイスを接続するには、有線ネットワークスイッ
チ、有線ネットワークルーター、またはその両方を使用する必要
があります。
ルーターを設置せず、ネットワーク上に他の DHCP サーバーが
ない場合は、1 台の Fusion PartyBus ステレオを DHCP サーバー
として (Fusion PartyBus デバイスを DHCP サーバーとして設定
する, 5 ページ) ルーターを設置した場合は、DHCP サーバ
ーとして設定する必要があります。 詳細については、ルーター
のマニュアルを参照してください。
Fusion PartyBus ステレオ
有線ネットワークスイッチまたは有線ネットワークルーター
Fusion PartyBus ゾーンステレオまたはリモートコントロール
Apollo SRX400 のインストールガイド 3
ワイヤレスネットワークに関する考慮事項
ネットワークを計画する際は、すべてのワイヤレス接続について
次の考慮事項を遵守してください。
有線接続はワイヤレス接続よりも信頼性が高くなります。
ットワークケーブルを使用するようにネットワークを計画す
る必要がありますが、使用できない場合は、多くの Fusion
PartyBus デバイスに WiFi
®
互換性があります。 ワイヤレス
ルーターまたはアクセスポイントに接続できます。
ネットワークにワイヤレスルーターを設置する場合は、デフ
ォルトで DHCP サーバーになるように設定されている必要
があります。 詳細については、ワイヤレスルーターのマニュ
アルを参照してください。
ワイヤレスルーターを使用していない場合は、このデバイス
をワイヤレスアクセスポイントとして設定すると、ワイヤレ
ス範囲内にある他のデバイスを接続できます。
注: ルーターがネットワークにインストールされている場合
は、このデバイスをワイヤレスアクセスポイントとして設定
しないでください。DHCP の競合が発生し、ネットワークパ
フォーマンスが低下する可能性があります。
Fusion PartyBus デバイスを Wi-Fi クライアントとしてネッ
トワークに接続すると、そのデバイスに追加の有線 Fusion
PartyBus デバイスを接続することはできません。
スマートフォンを無線ネットワークに接続して、Fusion-Link
アプリを使用してネットワーク上のステレオを制御できま
す。
Apple
®
デバイスを無線ネットワークに接続して、
AppleAirPlay
®
2 を使用してネットワーク上の複数のステレオ
にメディアをストリーミングできます。
Bluetooth
®
デバイスをステレオに接続すると、一部の WiFi
続が妨げられる場合があります。
WiFi 信号が Bluetooth デバイスの接続に干渉する可能性が
あります。 ステレオを使用してワイヤレスネットワークに接
続したり、ワイヤレスアクセスポイントを提供したりしない
場合は、ステレオの WiFi 設定をオフにする必要があります。
ワイヤレスアクセスポイントの例
Fusion PartyBus ステレオ
Fusion PartyBus ゾーンステレオ
Fusion-Link アプリを使用するスマートフォン
有線スイッチまたはルーターを使用した無線ネットワークの例
Fusion PartyBus ステレオ
有線ネットワークスイッチまたは有線ネットワークルーター
Fusion PartyBus ゾーンステレオまたはリモートコントロール
Fusion PartyBus ゾーンステレオ
Fusion-Link アプリを使用するスマートフォン
ワイヤレスルーターまたはアクセスポイントを使用したワイヤ
レスネットワークの例
Fusion PartyBus ステレオ
ワイヤレスネットワークルーターまたはワイヤレスアクセスポイン
Fusion PartyBus ゾーンステレオまたはリモートコントロール
Fusion PartyBus ゾーンステレオ
Fusion-Link アプリを使用するスマートフォン
ネットワークの構築
Fusion PartyBus デバイス用のネットワークを構築する際には、
ネットワークの基本を理解している必要があります。
これらの手順は、ネットワークの構築と構成の基本をガイドし、
ほとんどの状況に適用されます。 ネットワーク上のデバイスへ
の静的 IP アドレスの割り当てや接続されたルーターの詳細設定
など、高度なネットワークタスクを実行する必要がある場合は、
ネットワークの専門家に相談する必要があります。
1
ネットワークに接続する Fusion PartyBus デバイスの取り付
け場所を決定します。
注: 有線接続はワイヤレス接続よりも信頼性が高くなりま
す。 ネットワークを計画するときは、ワイヤレス接続を使用
する代わりに、可能な限りネットワークケーブルを使用する
必要があります。
2
必要なネットワークルーターまたはスイッチの取り付け場所
を決定します。
3
CAT5e または Cat6 ネットワークケーブルをステレオ、スイ
ッチ、ルーターの取り付け場所に配線します。
4
ネットワークケーブルをステレオ、スイッチ、ルーターに接
続します。
注記
ステレオをまだ完全に取り付けないでください。 ステレオを
取り付ける前にネットワークをテストする必要があります。
5
ワイヤレスデバイスを含む、ネットワークに接続されている
すべてのデバイスの電源をオンにします。
6
次の中からオプションを選択します。
ネットワークルーター(有線または無線)を使用している
場合は、ルーターに付属のマニュアルを参照して、必要に
応じてルーターを DHCP サーバーとして設定します。
ーターを DHCP サーバーとして使用する場合、ネットワー
ク上のすべてのステレオはデフォルト設定DHCP クライ
アント)を使用する必要があります。
ワイヤレスルーターを使用していない場合は、必要に応じ
て、ステレオをワイヤレスアクセスポイントとして設定す
る必要があります (Fusion PartyBus デバイスをワイヤレ
スアクセスポイントとして設定する, 5 ページ) ステ
レオをワイヤレスアクセスポイントとして設定すると、
のステレオが DHCP サーバーになり、ネットワーク上の他
のすべてのステレオはそのデフォルト設定DHCP クライ
アント)を使用する必要があります。
4 Apollo SRX400 のインストールガイド
ネットワークルーターを使用していない場合、ステレオを
ワイヤレスアクセスポイントとして使用していない場合、
またネットワーク上に他の DHCP サーバーが存在しない
場合は、ステレオの 1 つを DHCP サーバーとして設定する
必要があります (Fusion PartyBus デバイスを DHCP サー
バーとして設定する, 5 ページ)
7
> グループの順に選択し、ネットワークに接続されている
デバイスのリストを表示し、[オプション]を選択してネット
ワークをテストします。
ネットワークに使用できない Fusion PartyBus デバイスが
ある場合は、ネットワークのトラブルシューティングを行
います (ネットワークのトラブルシューティング, 5
ージ)
すべての Fusion PartyBus デバイスがネットワークで使用
できる場合は、必要に応じて各ステレオの取り付けを完了
します。
ネットワーク設定
Fusion PartyBus
デバイスを
DHCP
サーバーとして設定する
ネットワークスイッチまたはワイヤレスアクセスポイントを使
用して 2 台以上のネットワークデバイスを接続したが、ルーター
を設置していない場合は、1 台の Fusion PartyBus ステレオだけ
DHCP サーバーとして設定する必要があります。
注記
ネットワーク上に複数の DHCP サーバーが存在すると、ネット
ワーク上のすべてのデバイスが不安定になり、パフォーマンスが
低下します。
このステレオを Wi-Fi アクセスポイントとして設定している
場合、デフォルトでは 1 台の DHCP サーバーとして設定されて
おり、設定を変更する必要はありません (Fusion PartyBus デバ
イスをワイヤレスアクセスポイントとして設定する, 5 ペー
)
1
デバイスがイーサネットケーブルを使用してネットワークに
接続されている場合、 > 設定 > ネットワーク > Wi-Fi オフ
の順に選択します。
2
デバイスがイーサネットケーブルを使用してネットワークに
接続されている場合、静的 IP > 保存の順に選択します。
3
詳細 > DHCP サーバー > DHCP 有効 > 保存の順に選択しま
す。
Garmin
®
Marine Network
で使用するためのステレオ設定
互換性のある Garmin チャートプロッターを使用してステレオ
を表示および制御するために、このステレオを Garmin Marine
Network に接続できます。
GarminMarine Network で使用するためにステレオを設定す
る場合は、Garmin および Fusion
®
デバイスのみの使用に制限され
ます。 このステレオでは、サードパーティー製のルーター、ス
トレージデバイス、またはその他のネットワーク製品を直接使用
できない場合があります。
ステレオが Garmin Marine Network に接続されている場合、接続
されている Garmin チャートプロッターのワイヤレスアクセス
ポイントにスマートフォンを接続し、Fusion-Link アプリを使用
してステレオを制御できます。
GarminMarine Network で使用するように設定されたステレオで
WiFi ネットワークは使用できません。 この機能は、有線ネッ
トワーク接続のみと互換性があります。
> 設定 > ネットワーク > Wi-Fi オフ > Garmin® Marine
Network の順に選択します。
Fusion PartyBus
デバイスをワイヤレスアクセスポイントとし
て設定する
追加 Fusion PartyBus デバイスまたはスマートフォンを無線で
Fusion PartyBus デバイスに接続する前に、1 台のデバイスをワ
イヤレスアクセスポイントとして設定する必要があります。
ットワークにワイヤレスルーターまたは他のワイヤレスアクセ
スポイントを設定した場合、これは必要ありません。
ネットワークにルーターがインストールされている場合は、
このデバイスをワイヤレスアクセスポイントとして設定しない
でください。 これを行うと、DHCP の競合が発生し、ネットワ
ークパフォーマンスが低下する可能性があります。
設定手順の詳細については、オーナーズマニュアルを参照してく
ださい。
1
> 設定 > ネットワーク > Wi-Fi アクセスポイントの順に選
択します。
2
初期設定を使用を選択し、デバイスがネットワーク設定を保
存するまで待ちます。
注: アクセスポイントに割り当てられている SSID とパスワ
ードを表示/変更するには、デフォルト設定を保存した後、
ネットワークメニューの一番下までスクロールします。
注: ステレオをワイヤレスアクセスポイントとして設定する場
合、追加の設定を変更せずに有線ネットワーク接続を使用するこ
ともできます。 有線ネットワークとワイヤレスネットワークは
ブリッジされます。
Fusion PartyBus
デバイスをワイヤレスアクセスポイントに接
続する
このデバイスは、ルーター上のワイヤレスアクセスポイント、
たはネットワーク上の互換性のある Fusion PartyBus デバイス
に接続できます。 このデバイスは、アクセスポイントでサポー
トされている場合、WiFi Protected SetupWPSを使用して接
続できます。
1
> 設定 > ネットワーク > Wi-Fi クライアント > SSID の順
に選択します。
範囲内にあるワイヤレスアクセスポイントのリストが表示さ
れます。
2
Fusion PartyBus ワイヤレスアクセスポイントを選択します。
3
必要に応じて、パスワードを選択して、パスワードを入力し、
を選択します。
4
保存を選択します。
注: ステレオをワイヤレスアクセスポイントに接続する場合、
有線ネットワーク接続は使用できません。
ネットワーク設定をリセットする
このステレオのすべてのネットワーク設定を工場出荷時の初期
設定にリセットできます。
> 設定 > ネットワーク > リセット > はいの順に選択しま
す。
高度なネットワーク設定
DHCP 範囲の定義や静的 IP アドレスの設定など、Fusion
PartyBus デバイスでは高度なネットワークタスクを実行できま
す。 詳細についてはマニュアルを参照してください。
ネットワークのトラブルシューティング
ネットワーク上の Fusion PartyBus デバイスが表示されないか、
または接続できない場合は、以下を確認してください。
1 台のデバイス(ステレオまたはルーター)のみが DHCP
ーバーとして設定されていることを確認します。
すべて Fusion PartyBus のデバイス、ネットワークスイッチ、
ルーター、ワイヤレスアクセスポイントがネットワークに接
続され、オンになっていることを確認します。
ワイヤレス Fusion PartyBus デバイスがネットワーク上のワ
イヤレスルーターまたはワイヤレスアクセスポイントに接続
されていることを確認します。
注: 有線接続はワイヤレス接続よりも信頼性が高くなりま
す。 可能な場合は、イーサネットケーブルを使用してデバイ
スをネットワークに接続する必要があります。
近くに多数のワイヤレスアクセスポイントがある場合、無線
の干渉が発生する可能性があります。 ルーターまたはワイヤ
レスアクセスポイントのチャネルを変更し、干渉をテストし
て修正します。
ワイヤレスアクセスポイントまたはクライアントとして設定
されたステレオに Bluetooth デバイスを接続すると、ワイヤレ
Apollo SRX400 のインストールガイド 5
スのパフォーマンスが低下する場合があります。 Bluetooth
デバイスを取り外して、干渉をテストし、修正します。
静的 IP アドレスを設定した場合は、すべてのデバイスが固有
IP アドレスを持っていること、IP アドレスの最初の 3 つの
数字のセットが一致していること、および各デバイスのサブ
ネットマスクが同一であることを確認します。
ネットワークの問題の原因となる可能性がある設定変更を行
った場合は、すべてのネットワーク設定を工場出荷時のデフ
ォルトにリセットします。
ステレオ情報
仕様
一般
重量 340 g12.0 oz.
耐水性 IEC 60529 IPX7(ステレオの前面のみ、
適切に取り付けられている場合)
動作温度範囲 050°C32122°F
保管温度範囲 -2070°C-4158°F
入力電圧 DC 10.816 V
電流(最大) 8 A
電流(ミュート) 400 mA 未満
電流(オフ時) 200 mA 未満
ヒューズ 15 A ブレードタイプ
WiFi ワイヤレス接続範囲 最大 32 m105 ft.
Bluetooth ワイヤレス接続範囲 最大 10 m30 ft.
無線周波数およびプロトコル WiFi 2.4 GHz @ 15 dBm 定格
Bluetooth 2.4 GHz @ 10 dBm 定格
コンパス安全距離 10 cm3.9 in.
オンボード、クラス D アンプ
チャンネルごとの音楽出力 最大 70 W x 2@ 2 Ω、チャンネルごと)
合計出力ピークパワー 最大 140 W
チャネルごとの出力電力
1
2 x 43 W RMSDC 14.4 V 入力時)2 Ω
10% THD
2 x 26 W RMSDC 14.4 V 入力時)4 Ω
10% THD
チューナー周波数
チューニング ヨーロッパおよび
オーストラリア
USA 日本
FM ラジオ周波数範
87.5108 MHz 87.5107.9
MHz
7695 MHz
FM 周波数ステップ 50 kHz 200 kHz 50 kHz
AM ラジオ周波数範
5221620 kHz 5301710
kHz
5221620
kHz
AM 周波数ステップ 9 kHz 10 kHz 9 kHz
ステレオ寸法図面
側面寸法
1
ステレオは、アンプの過熱を防ぎ、オーディオダイナミクスを維持するために出
力を制限することがあります。
110 mm4.33 in.
100 mm3.94 in.
70 mm2.76 in.
50 mm1.97 in.
上部寸法
83 mm3.27 in.
22 mm0.87 in.
10 mm0.39 in.
110 mm4.33 in.
ソフトウェアアップデート
最良の結果を得るには、インストール時にすべての Fusion デバ
イスのソフトウェアを更新して互換性を確保する必要がありま
す。
互換性のある Apple または Android
デバイスで、Fusion-Link
モートコントロールアプリを使用してソフトウェアを更新でき
ます。 アプリをダウンロードして、デバイスソフトウェアを更
新するには、Apple App Store
SM
または Google Play
ストアにア
クセスします。
© 2018 Garmin Ltd. or its subsidiaries
www.fusionentertainment.com
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Fusion MS-SRX400 インストールガイド

タイプ
インストールガイド

Fusion MS-SRX400 は、あらゆる水上スポーツをより一層楽しくするために作られた、パワフルかつ機能的なマリンオーディオシステムです。直感的な操作性とユーザーフレンドリーなインターフェースにより、お気に入りの音楽を簡単に制御できます。また、ゾーン機能により、船内のどこでもお好みの音楽を楽しむことができます。また、Fusion-Link™アプリを使用すれば、スマートフォンやタブレットからオーディオシステムを遠隔操作することも可能です。さらに、このオーディオシステムはBluetooth接続に対応しているため、お気に入りの音楽をワイヤレスでストリーミングしたり、ハンズフリー通話を行うことができます。また、内蔵されたAM/FMラジオチューナーにより、お気に入りのラジオ局を聴くこともできます。