Cerwin-Vega CVXL ユーザーガイド

タイプ
ユーザーガイド
CVXL シリーズ取扱説明書
取扱説明書(日本語)
CVXL-112CVXL-115CVXL-215CVXL-118sCVXL-218s
パワード・ラウドスピーカー
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怪我を避けるために、スピーカーをご使用になる前に取り扱いの説明と安全の
ための注意のすべてをお読みください。
安全の注意を守らない場合、火事、感電、その他の怪我、またはスピーカ
ーや他の所有物への損害を引き起こす可能性があります。
目次
安全上の留意項目 ................................................................................................................................................................. 3
法規認証 ................................................................................................................................................................................. 5
はじめに ................................................................................................................................................................................. 6
お使いの前に ......................................................................................................................................................................... 6
クイックスタート ................................................................................................................................................................. 7
ラウドスピーカーの置き ................................................................................................................................................. 7
リアパネル - ミキサー - CVXL-112CVXL-115CVXL-215 ................................................................................................ 8
リアパネル - ミキサー - CVXL-118sCVXL-218s ............................................................................................................... 10
CVXL 電源接続 - リアパネル .............................................................................................................................................. 12
CVXL-112 をフロア/ステージモニターとして使用 ......................................................................................................... 13
ポール マウントの使用 - CVXL-112 CVXL-115 のみ ..................................................................................................... 14
サスペンションポイントの使用 - CVXL-112CVXL-115CVXL-215 のみ .................................................................... 15
応用例その 1 - CVXL-112CVXL-115CVXL-215 1 台使用 ......................................................................................... 17
応用例その 2 - 2 台目の CVXL-112CVXL-115CVXL-215 を追加 ................................................................................. 18
応用例その 3 - サブウーハーの追加 ................................................................................................................................. 19
応用例その
4 - 2 台のサブウーハーの追加 ...................................................................................................................... 20
応用例その 5 - サブウーハー単一指向性モー - 2 台のサブウーハー ....................................................................... 21
応用例その 6 - サブウーハー単一指向性モー - 3 台のサブウーハー ....................................................................... 23
使用例 #7 – デイジーチェーン .......................................................................................................................................... 24
応用例その 8 – CVXL-112 をステージモニターとして追加する.................................................................................... 25
使用例 #9 – 広い会場/フロント・オブ・ハウス ............................................................................................................ 26
保護グリル ........................................................................................................................................................................... 28
リモートメインボリュー ............................................................................................................................................... 28
トラブルシューティング ................................................................................................................................................... 29
手入れとメンテナンス ....................................................................................................................................................... 31
ケーブル接続 ....................................................................................................................................................................... 31
保証 ...................................................................................................................................................................................... 33
保証サービスを得るには ................................................................................................................................................... 35
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安全上の留意項目
注意:正三角形の中に矢印付き稲妻マークが入った表示は、ユニットのエンクロージャー内部に電圧の高い危険な部
分があり、感電の原因となる可能性があることをユーザーに警告するためのものです。
警告:正三角形の中に感嘆符が入った表示は、製品に付属する書類の中で、取り扱いとメンテナンス(サービス)の
上で重要な項目であることをユーザーに警告するためのものです。
注記:正三角形の中に手が入った表示は、ユニットの操作に関する具体的なガイダンスと情報をユーザーに通知する
ものですから、ユニットを初めて使用する前によくお読みください。
a) 本製品を接続または使用する前に、すべての安全および操作指示を読んでそれに従ってください。
b) この取扱説明書は将来にも参照できるように大切に保管してください。
c) ユニットおよびその梱包に関するすべての警告を読んでそれに従ってください。
注意:火事または感電のリスクを減らすために、本製品を雨、水分、したたり、しぶきにさらさないでください。液
体が入っている物(花瓶やコップなど)をユニットの上に置かないでください。浴槽やプールなどの水の近くで本製
品を使用しないでください。クリーニングの前には電源プラグを壁のコンセントから抜いてください。シンナー、ク
リーニング液、溶剤、化学雑巾を絶対に使用しないでください。クリーニングには常に乾いた柔らかい布を使用して
ください。稲光が光ったり、長期間使用しないときは、ユニットの電源コードを抜いてください。
注意:このユニットはユニットの通気機構が妨げられることのないような場所や位置に置かれる必要があります。例
えば、換気孔を塞ぐ可能性のあるベッド、ソファ、ラグマットなどの表面に置かないでください。通気孔やファンア
センブリを通る気流を妨げかねない作りつけ家具(書棚またはキャビネットなど)の中に置かないでください。ユニ
ットは、ラジエーター、熱交換設備、ストーブその他の熱を発生させる器具(アンプも含む)から離して置くように
してください。火をつけたろうそくのような裸火をユニットの上または近くに置かないでください。
警告:ユニットを不安定な表面、カート、スタンド、三脚台、ブラケット、またはテーブルの上に置かないでくださ
い。ユニットが落下して人が重傷を負ったり、ユニットが深刻な損傷を受けることがあります。製造者が推奨するカ
ート、三脚、ブラケット、台のみを使用してください。装置を壁や天井に取り付ける場合は、製造者の指示を守り、
製造者が推奨する取付用アクセサリーを使用する必要があります。器具をカートとコンビで使用する場
合は注意して移動させる必要があります。急な停止をする、過度の力を加える、起伏のある場所に置く
ことにより、製品とカートのコンビがひっくり返る恐れがあります。カートを使用する場合、カート/
ニットを一緒に移動している際に転倒させてけがをしないように注意してください。
注記:ユニットが修理できないほど損傷したり、寿命に達した場合、お住まいの地域のエレクトロニクス製品の廃棄
の規定を確認してください。
注記:サーウィンベガでは、ユニットまたはユニットでの使用のために提供されたアプリケーションの不適切な使用
を原因とする損傷に対して責任を負うことはできません。
器具は保護接地接続(アース)のある電源ソケットに接続する必要があります。
注意
感電のリスク
開封禁止
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安全上の留意項目(続き)
1. ユニットと電源は、ユニットの背面に表示されている電圧と周波数に一致する電源コンセントにのみ接続してく
ださい。
2. 電源ケーブルの上を歩いたり挟まないようにしてください。特に、プラグ、コンセント、およびユニットのケー
ブル出口で電源ケーブルを保護してください。
3. 有極プラグまたはアース端子付きプラグの安全目的を損なわないようにしてください。有極プラグには 2 個の端
子があり、片方の端子が他方の端子より幅広となっています。接地タイプのプラグには、安全のために2本の端
子とアースピン(3本目)があります。付属のプラグがコンセントに合わない場合は、電気工事士に相談して、
不適切なコンセントを交換してください。
4. 本製品に付属の電源プラグにヒューズが組み込まれている場合、それと同じかそれよりも低い破断電流値のヒュ
ーズとのみ交換してください。
5. 破損したり擦り切れた電源ケーブルは絶対に使用しないでください。感電して死亡する恐れがあります。
6. 長時間使用しない場合は、ユニットの電源コードをコンセントから抜いてください。
7. 製造者が指定したアタッチメント/アクセサリーのみを使用してください。
8. 電源入力を完全に切るには、スピーカーの電源プラグが本管に接続されていない必要があります。
9. ユニットの電源プラグは、使用中に容易にアクセスできるようにその周囲から障害物をよけておいてください。
注意:火事または感電のリスクを少なくするために、カバーを外したり、ユニットを開封したりしないでください。
中にはユーザーが修理するようなパーツは一切ありません。本ユニットを自分で修理することを試みないでください。
アフターサービスについては、有資格のサービス技術者にお問い合わせください。
次のいずれかの場合が発生した場合は、有資格のサービス技術者からアフターサービスを受けてください。
電源コードまたはプラグに損傷がある場合、
ユニットの上に物体が落ちた場合、または液体がこぼれてユニットに入った場合。
ユニットが雨やその他の液体にさらされた場合、
ユニットが正常に動作しない、または性能に大きな変化が見られる場合
デバイスを落下させたり、外囲器が損傷した場合。
長時間強い直射日光が当たる所にスピーカーを置かないでください。短期間でドライバーのサスペンションが乾燥し
て、仕上げ面が劣化することがあります。
スピーカーには高感度の構成部品があります。スピーカーに、落下させる、分解する、開封する、押しつぶす、曲げ
る、変形する、穴をあける、電子レンジに入れる、焼く、色を塗るといった作業をしたり、スピーカーに異物を挿入
してはいけません。
本スピーカーは、容易に、回復不能な聴覚障害を引き起こすほど大きな音圧レベル(SPL)を発生することができま
す。90 dB(A)を超える音圧レベルに長時間さらされることを避けるように注意する必要があります。
-2055
-4°131°F)の場所でスピーカーを使用・保管してください。低温または高温の場合、スピーカーが一
時的に動作を停止することがあります。スピーカーを使用する際は、スピーカー内に結露が発生するのを防ぐために、
気温や湿度を急激に変化させることを避けてください。
潜在的に爆発性雰囲気を持つエリアではスピーカーを OFF にしてください。そのようなエリアで火花を生じさせると、
深刻な怪我や死までも引き起こす結果になる爆発または火災を引き起こしかねませんので、すべての表示や指示を守
ってください。潜在的に爆発性雰囲気を持つエリアは表示されていることが多いものの、いつも明確に表示されてい
るとは限りません。これには、給油所、空気中に化学物質または粒子(穀物粉塵や金属粒子など)を含む場所、ボー
トのデッキ下、化学物質移動保管施設などが含まれます。
スピーカーには、小さな子供が窒息する危険となるような小さなパーツがあります。スピーカーとそのアクセサリー
を小さな子供の手の届かない所に置いてください。
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法規認証
Cerwin-Vegaは、単独責任において、本宣言が適用される製品が、以下の基準に準拠していることを保証します。
本装置は、FCC(米国連邦通信委員会)規則第15章の内容に準拠しています。取り扱いは以下の2つの条件を守って行な
われる必要があります:(1) 本装置が有害な干渉を引き起こさず、(2) 本装置が、誤動作を引き起こす恐れのある干渉を含
めて、いかなる干渉を受けても耐えること。
警告:準拠の責任がある当事者による明示的な承認なしに本ユニットに変更または修正が加えられた場合、本機器
を取り扱うユーザーの権限が無効になる場合があります。
注記:本機器は、テストされ、FCC(米国連邦通信委員会)規則第15章に従った、クラス B デジタル機器に対する
制限に準拠することがわかっています。
これらの制限は、住宅への設置における有害な干渉に対して合理的な保護を提供するためのものです。本機器は、高周波
エネルギーを生成、使用し、発散する可能性を持っており、設置および使用が説明書にしたがって行なわれない場合、無
線通信に有害な干渉を引き起こす場合があります。しかし、特定の設置において干渉が起こらないという保証はありませ
ん。本機器がラジオまたはテレビの受信に有害な干渉を引き起こし、それが機器をOFFまたはONにすることに左右される
場合、以下の措置のひとつまたはいくつかを取ることによって、干渉を修正することを勧めます。
受信アンテナの向きや位置を変更する。
機器と受信機との距離を離す。
機器を受信機が接続されているものとは別の回路のコンセントに接続する。
販売代理店または経験あるラジオ・テレビ技術者に相談する。
このクラス B のデジタル装置は、カナダの ICES-003 に準拠しています。
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はじめに
このたびは弊社製品をお買い上げいただき、誠にありがとうございます。Cerwin-Vega ファミリーをご購入い
ただき、ありがとうございます。あなたは、Cerwin-Vega! を最も進んだオーディオ再生システムにすることに
貢献したオーディオ専門家たちの成長グループに仲間入りされました。Cerwin-Vega の全製品には、弊社の性
能の仕様に合致または超えることを保証するために、徹底したテストがおこなわれています。業界最高のサー
ビスに支えられて、Cerwin-Vega は品質と信頼性を第一としています。Cerwin-Vega 製品とサービスの概要に
ついては、www.cerwin-vega.com をご覧ください。
お使いの前に
本書では、CVXL-112CVXL-115CVXL-215(以後「トップ」と称する)、CVXL-118sCVXL-218s(以後「サブ」
と称する)の各 CVXL シリーズのアクティブスピーカーについて説明します。これらのスピーカーは、携帯機
器(三脚スタンドやポールマウントに取り付けたり、床やステージなどの安定なプラットフォームに直接積み
重ねるなど)および固定設置物(適切な壁/天井マウントハードウェアを使用して吊り下げるなど)として使
用するように設計されています。湿気によって電気接点が腐食し、スピーカーのコーンやサラウンドが損傷す
る可能性があるため、これらのスピーカーは、高湿度環境や屋外環境に常設しないでください。Cerwin-Vega
では、本書に記載のサブウーファーモデルをつるさないようお勧めしています。
Cerwin-Vega スピーカーは非常に大きな振動エネルギーを発生させることがあります。磨かれた木やリノリウ
ムなど滑りやすい場所に置かれると、スピーカーは自らの機械振動のために動くことがあります。運転中にス
ピーカーがステージやテーブルから落ちないように注意してください。
CVXL-118s/CVXL-218s サブウーファーには、標準のスピーカーポールシャフトを使用してサテライトスピーカ
ーを取り付けるためのレセプタクルカップが同梱されています。標準のスピーカーポールシャフトを使用する
際には次のような用心事項を守ってください。
一般的なポールスタンドとポールシャフトが使用できます。取付サービスについては、ポールスタン
ドやポールシャフトの製造者に有資格のサービススタッフの紹介を得るようにしてください。不適切
なアクセサリーを使用したり、不適切な設置を行うことは危険です。
スピーカーポールシャフトの仕様をチェックし、使用するスピーカーの重量を支えることができるよ
うに設計されていることを確認してください。
スピーカーポールシャフトの製造者が指示している安全のための用心事項のすべてを守ってください。
必ずサブウーファーを水平で安定した平面に置いてください。
歩いている人がつまずかないようにケーブルを配線してください。
風のある屋外の状況では、装置全体の安定性が脅かされる場合がありますので、常に用心を怠らない
ようにしてください。
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クイックスタート
以下の手順では、1 台のスピーカーを設定および使用する方法を簡単に説明しています。よくあるセットアッ
プは同じ基本ステップから構成されます。
ステップ 1
スピーカーが電圧コンセントから抜いてあることを確認してください。
電源スイッチが OFF の位置になっていることを確認してください。
LEVEL つまみを最低レベルにします(反時計回り位置に回しきる)。
ステップ 2
スピーカーを所定の場所に置きます。
外部ソースであるオーディオ機器の出力をラウドスピーカーの入力に接続します。外部ソ
ース機器に電源が入れられ、正常の出力レベルに設定されていることを確認します。
ステップ 3
電源コードをラウドスピーカーに接続し、AC 電源コンセントに差し込みます。
電源スイッチを ON にし、電源 LED ンジケーターが点灯していることを確認します。
音量が希望のレベルになるまで LEVEL つまみをゆっくり回します。音声が出ない場合、外
部ソース機器が音声出力をしているかどうかをチェックしてください。
注意
スピーカーの使用を終えたら、まず電源スイッチを OFF 位置にしてから、ケーブルを抜いた
り外部ソースオーディオ機器の電源を切ってください。
ラウドスピーカーの置き方
マイクを直接スピーカーに向けると、ハウリング(大きな音)が発生します。スピーカーをフロアモ
ニターの位置に置く際には、マイクの前面から離すか、マイクの真後ろに配置してください。
ターンテーブルと一緒に使用する場合は、振動でターンテーブルの性能や機能が劣化しないように、
スピーカーの配置に注意してください。
ラウドスピーカーを部屋の隅や壁に沿って置くことは避けてください。さもないと、低音が強調され、
音が濁ったり再生音が劣化します。
スピーカーを中空構造のステージに直接に置くことは避けてください。ラウドスピーカーを三脚また
は頑丈な台に置く方が好ましいです。
人間の体は特に高周波音声を吸収する場合がありますので、ラウドスピーカーは聴衆の耳の高さから
24 フィート(約 61122 センチ)上にある場所に置く必要があります。これにより、観衆全員が最
高の音質で音楽を聴くことができます。
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リアパネル - ミキサー - CVXL-112CVXL-115CVXL-215
INPUT 1INPUT 2INPUT 3 ゲインつまみ
各つまみで、それぞれの入力信号のゲインレベルを調整しま
す。時計回りに最大に回したポジション (MAX) はゲインレベ
ルを最大にし、反時計回りに最大に回したポジション (MIN)
はゲインレベルを最小の‘MUTE’ レベルに設定します。最初に
システムを接続する前に、各レベルつまみを中央にし、メイ
ンレベルつまみを MIN、すなわち反時計回りに回し切ってお
いてください。
INPUT 1INPUT 2 MIC/LINE スイッチ
INPUT 1 および INPUT 2 に接続されている機器に応じて各ス
イッチを設定してください。たとえば、マイクが INPUT 1
接続されている場合は、スイッチを‘MIC’に設定します。ミキ
シングコンソールまたはアコースティックギターやエレクト
リックギターが接続されている場合は、スイッチを ‘LINE’
設定します。
注記:入力スイッチは、入力に接続されたデバイスに対して設定しておく必要がありま
す。何らかのミスをすると期待した音声レベルにならない場合があります。
SIGNAL/CLIP インジケーター
3 つの入力のそれぞれは、入ってくる音声信号のステータスを知らせるインジケーターでモニター表示さ
れます。-30dBu 以上のレベルのオーディオ入力信号が存在する場合、SIGNAL ンジケーターが点灯します。
CLIP インジケーターは、音声信号がクリップを起こし、アンプがシャットダウンして音声の質が悪くなら
ないように調整が必要な際に点灯します。クリップを防ぐための調整は、適正チャンネルで入力記号のゲ
イン/レベルを下げたり、可能な場合に外部の音声ソースの音量レベルを下げたりすることで行なうことが
できます。
INPUT 1 および INPUT 2 の入力ジャック
各入力チャンネルにコンビ入力ジャックがあり、XLR ケーブルまたは¼” TRS ーブルの使用を可能にし
す。
INPUT 3 の入力ジャック
このチャンネルには、キーボードやメディアデバイスのステレオ接続用の 1 対の¼” TS アンバランス入力
ジャックがあります。RCA 出力のデバイスには、適正なケーブルやプラグアダプターを使用して、これ
の入力ジャックを使用することができます。このチャンネルの両方の入力ジャックが合わされて 1 つのモ
ノラル信号になります。
THRU 1
および THRU 2
XLR ランス出力ジャックである THRU 1 および THRU 2 は、それぞれINPUT 1 および INPUT 2 にパラレル
接続をおこなうためのものです。INPUT 1 および INPUT 2 のレベルコントロールは、出力の直接接続におけ
る信号に影響しません。
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MIX OUTPUT
これは、3 つのすべての入力チャンネルを合わせる XLR ランス出力ジャックです。この出力は Main Level
(メインレベル) つまみやカスタム機能を変化させても変化しませんが、各チャンネルゲインつまみのレベ
ル設定によって変化します。この接続は、3 個の入力チャンネルをすべて組み合わせて出力を合成し、別
CVXL ワードスピーカーや録音機に接続する際に行なわれます
MAIN LEVEL KNOB & REMOTE VOLUME CONTROL (メインレベルつまみとリモート音量調整)
装置の最初の起動においてはボリュームは最低レベ (MIN) に設定することを強く推奨します。ボリュ
ムは 2 通りのやり方で調整できます。メインレベルつまみを時計回りに回すと音量が上がり、反時計回り
に回すと下がります。も 1 つのボリューム調整のしかたは、リモートコネクション(別売)を使用する
ものです。取り外し可能 3 端子ジャックが遠く離れたところにあるボリュームのリモートコントロール
デバイスにコネクターを使って接続されます。
インジケーター
CVXL-112CVXL-115CVXL-215 3 のインジケーターは、次の各動作状態を表示します
1) 適切な電源が供給されメイン電源スイッチが「ON」になると、POWER (音量) インジケーター ()
が点灯します。
2) サウンド出力がほぼ最大になると CLIP (クリップ) インジケーター () 点灯し、音量が自動的に下
がってスピーカーの破損を防止します。このような状態になったら、CLIP インジケーターが点灯し
ないように音量を下げてください。このインジケーターが点灯している際に連続使用すると、保護
状態になって音がまったく出なくなることがあります
3) 不具合が発生すると PROTECT (保護) インジケーター () 点灯し、スピーカーへのサウンド出力が
シャットオフされます。過剰なクリップが発生した場合、過熱した場合、電圧が低い場合に、この
状態になります。これらの状態はすべて製品に大きな損傷を与える可能性があるものです。
ユーザー設定の特色
MODE (モード)
[MODE (
モード)]スイッチで周波数範囲全体の起伏を調整し、スピーカーがステージモニター (CVXL-112)
やボーカルの補強 (CVXL-115CVXL-215) やメインサウンドシステム (CVXL-112CVXL-115CVXL-215)
して使用できるように最適化します。[MAIN (メイン)] に設定すると、下で説明する MAIN EQ (メインイ
コライザー) スイッチで周波数応答が調整されます。CVXL-112 [MONITOR (モニター)]に設定すると、
中域や超低域の周波数が減衰し、低域周波数や高域周波数が強調され、ハウリングや音の濁りを低減
することができます。CVXL-115 CVXL-215 PA (パブリックアドレ) に使用する際に[VOICE ()]
設定すると、高域や低域の周波数がわずかに減衰し、明瞭度が向上します。このスイッチをいずれか
の設定にしてシステムを再生し、ご自分のニーズに最適な状態に調整するようお勧めします。
MAIN EQ (メインイコライザー)
[MAIN EQ (メインイコライザー)]スイッチで周波数範囲全体の起伏を調整し、スピーカーをメイン PA
ピーカーや録音音楽の再生用として使用できるように最適化します。[LIVE (ライブ)]に設定すると、PA
(パブリックアドレス) やサウンド強化システムとして使用できるように最適化されます。[PLAYBACK
(再生)]に設定すると、低域が強まり、中域が減衰し、録音音楽を再生する際の音質が向上します。こ
の設定は、外部のミキサーやイコライザーデバイスが使用できない場合や、モバイル DJ など再生のみ
の状況に最適です。
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HIGH PASS (ハイパス) 100 Hz
[HIGH PASS (ハイパス) 100 Hz]スイッチを「ON」にすると、100 Hz 以下の出力周波数帯が減衰されます。
これは、スピーカーがフロアモニターとして使用されたり、サブウーファーと組み合わせて使う場合
など低周波の信号を減少させることを必要とする状況で、ステージの低周波ノイズを低減するために
使用が推奨されるものです。
リアパネル - ミキサー - CVXL-118sCVXL-218s
SIGNAL/CLIP インジケーター
2 つの入力のそれぞれは、入ってくる音声信号のステータス
を知らせるインジケーターでモニター表示されます。-30dBu
以上のレベルのオーディオ入力信号が存在する場合、SIGNAL
インジケーターが点灯します。CLIP インジケーターは、音
信号がクリップを起こし、アンプがシャットダウンして音声
の質が悪くならないように調整が必要な際に点灯します。ク
リップを防ぐための調整は、適正チャンネルで入力記号のゲ
イン/レベルを下げたり、可能な場合に外部の音声ソースの
音量レベルを下げたりすることで行なうことができます。
INPUT 1 および INPUT 2 の入力ジャック
各入力チャンネルにコンビ入力ジャックがあり、XLR ケーブ
ルまたは¼” TRS ケーブルの使用を可能にします
THRU 1 および THRU 2
平衡 XLR 出力 THRU 1 THRU 2 は、それぞれ、INPUT 1 INPUT 2 コネクターの入力信号からハイパス
フィルターを経由した出力信号が送出されます。ハイパスフィルターのクロスオーバー周波数は、
CROSSOVER FREQUENCY (クロスオーバー周波数) スイッチの位置によって決定されます。
LINK OUTPUT
これは、2 つの入力チャンネルを合わせる XLR バランス出力ジャックです。メインレベルつまみやカスタ
ム機能を変化させても、この出力は変化しません。この接続は、両方の入力チャンネルを組み合わせて出
力を合成し、別の CVX パワードスピーカーに接続する際に行なわれます。
MAIN LEVEL KNOB & REMOTE VOLUME CONTROL (メインレベルつまみとリモート音量調整)
装置の最初の起動においてはボリュームは最低レベ (MIN) に設定することを強く推奨します。ボリュー
ムは 2 通りのやり方で調整できます。主要ボリュームノブを時計回りに回転するとボリュームが高くなり、
反時計回りに回転するとボリュームが低くなります。もう 1 つのボリューム調整のしかたは、リモートコ
ネクション(別売)を使用するものです。取り外し可能な 3 端子ジャックが遠く離れたところにあるボリ
ュームのリモートコントロールデバイスにコネクターを使って接続されます
インジケーター
CVXL-118s CVXL-218s 3 個のインジケーターは、次の各動作状態を表示します。
1) 適切な電源が供給されメイン電源スイッチが「ON」になると、POWER (音量) インジケーター ()
が点灯します。
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2) サウンド出力がほぼ最大になると CLIP (クリップ) インジケーター () 点灯し、音量が自動的に下
がってスピーカーの破損を防止します。このような状態になったら、CLIP インジケーターが点灯し
ないように音量を下げてください。このインジケーターが点灯している際に連続使用すると、保護
状態になって音がまったく出なくなることがあります
3) 不具合が発生すると PROTECT (保護) インジケーター () 点灯し、スピーカーへのサウンド出力が
シャットオフされます。過剰なクリップが発生した場合、過熱した場合、電圧が低い場合に、この
状態になります。こうした状況下では、本機に重大な損傷が発生する恐れがあります。
ユーザー設定の特色
POLARITY REVERSE
CVXL-118s CVXL-218s の配置が最適でない場合、極性反転スイッチで、オーディオ信号の位相を
180 度反転して低域の周波数特性を改善することができます。状況においては、サブウーファーの設置
場所がフルレンジのスピーカーの位相と合わないことがあります。サブウーファーの位相を反転する
ことで、フルレンジのスピーカーの位相に合わせることができ、サブウーファーの置き場所を変える
必要がなくなります。
CARDIOID MODE (単一指向性モード)
複数のサブウーハーを積み重ねたり横に並べて使用する場合、単一指向性サブユニットを前後逆にし
てステージに向け、[CARDIOID MODE (単一指向性)]モードに切り替えることができます。すると、観客
向けに十分な低域特性を確保しながら、ステージ上の演奏者へのサブウーハーの音量を下げることが
できます。これは、サブウーハーが演奏者の比較的近くに配置され音量レベル設定が高い場合に、特
に役立ちます。
CROSSOVER FREQUENCY (クロスオーバー周波数)
このスイッチで、2 個のフィルター (サブウーハーのローパスフィルター THRU 1 2 出力のハイパ
スフィルター) クロスオーバー周波数を同時に選択することができます。小規模の設営では、ソース
出力 (ミキシングボードなど) をサブウーハーの INPUT 1 INPUT 2 の各コネクターに接続し、他のパワ
ードフルレンジスピーカ (CVXL-112CVXL-115CVXL-215 など) の入力をサブウーハーTHRU 1 2
力に接続するようお勧めします。すると、一層バランスが取れて快適なサウンドが再生できます。
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CVXL 電源接続 - リアパネル
CVXL 電源コネクターはリアパネルに配置されています。適正な使用のために、電源接続と下記の説明を理解
することを勧めます。
AC INPUT VOLTAGE SELECTOR (AC 入力電圧セレクター)
ラウドスピーカーは、100-120V または 220-240V AC 電源で使用することができます。電源コードを接続
する前に、電圧セレクタのスイッチが適正な電圧に設定されていることを確認してください。また、電圧
セレクタが出荷時の設定を調整する場合は、適正なヒューズが取り付けられていることを確認してくださ
い。本書の指示に従わなかった場合、ヒューズやスピーカーが破損することがあります。
AC POWER INLET & FUSE (AC 電源入力とヒューズ)
電源入力は IEC タイプのソケットで、付属の電源コードか同等の電源コードのみを使用してください。
電源インレットに下にはヒューズホルダーがあります。ヒューズホルダーには電源コードを外した時にの
み、アクセスすることができます。必ず、同一または同等の定格のヒューズと交換してください。(仕様セ
クションを参照のこと)
主電源スイッチ
主幹スイッチを ON/OFF にすることでラウドスピーカーの電源を制御することができます。必ず、接続が
全て終了し、オーディオ設定が安全なレベルになっていることを確認してから、スピーカーを「ON」にし
てください。
ファン
ファンはラウドスピーカーによって自動的に制御され、内部のエレクトロニクスにエアーフローによる換
気を行ないます。エレクトロニクスに適正な冷却エアーフローを保証するためには、ファンは絶対に妨害
されてはなりません。
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CVXL-112 をフロア/ステージモニターとして使用
CVXL-112 は、以下のような方向に向けてフロアモニターとして使用できます。すなわち、演奏者に対して
45 度の固定角度に配置されます。この使用例では、ハウリングが発生しやすい周波数の音量を低減する
MONITOR モードを使用するようお勧めします。歩く人がつまずきにくい位置にスピーカーとケーブルを配置
してください。スピーカーとステージの間でケーブルが巻き付かないように、できれば、直角 XLR または 1/4
インチの直角ジャックを使用することをお勧めします
ステージ
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ポール マウントの使用 - CVXL-112 CVXL-115 のみ
注意:スタンドやポールを使う際には以下のことを守ってください。
ポールスタンドがラウドスピーカーの重量を支えることができることを確認してください。ポー
スタンドの製造者が示した注意事項のすべてを守ってください。
ポールスタンドは、脚を完全に伸ばした状態で水平な安定面に置いてください。ポールスタンド
脚は、つまずきの危険がないところに置く必要があります。
電源ケーブルおよびオーディオ信号ケーブルは、移動させたり引っ張ったときに人がつまずいたり、
スピーカーを転倒させない場所に置いてください。
ラウドスピーカーをポールに取り付ける前に、すべての危険箇所を点検して取り付けの強度や安
性に影響が出るようなひび割れ、変形、腐食、欠落がないことを確認してください。
ラウドスピーカー用のポールスタンドのみを使用してください。
偶然に接触してしまうことを避けるために、ポールスタンドとラウドスピーカーを交通量の多い
リアに置くことを避けてください。
風が強い場所では、ポールスタンドベースに重し(サンドバッグなど)を追加して安定性を確保
てください。ポールスタンドやスピーカーにバナーや看板や風船を取り付けないでください。
機器の取付については、有資格エンジニアにご相談ください。また、スピーカーや関連機器の安
性や操作に関する地方自治体や都道府県や国の規則を理解しそれを遵守してください。
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サスペンションポイントの使用 - CVXL-112CVXL-115CVXL-215 のみ
CVXL-112CVXL-115CVXL-215 のサスペンションポイントは M10 ネジ山です。サスペンションポイントは前
面を除くすべてのスピーカー面に配置されています。すべてのサスペンションポイントは、スピーカーのプル
バックにも使用できます
スピーカーを吊るす際には、M10 アイボルトを取り付けたいフライポイントから、M10 フライブラケット皿
ネジを取り外します。フライブラケットネジインサートポイントが外れないように注意しながら、M10 アイ
サスペンションおよびプルバックポイント
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ボルトをねじ込みます。アイボルトを取り付けない面から、フライブラケットネジを取り外さないでください。
すべてのフライブラケットネジインサートポイントに、アイボルトかフライブラケットネジのいずれかが取り
付けてあることを確認してください。
10 倍の荷重要件に耐えるように、プロ仕様の適切なアイボルトのみを使用してください。スピーカーを吊り
下げる作業は極めて重大な作業です!スピーカーシステムの吊り下げ方法を誤ると、怪我や死亡事故が起きる
恐れがあります!本書の指示を熟読してそれを遵守してください!スピーカーの吊り下げ作業は、Cerwin-
Vega の指示を遵守し、資格を持ったサウンド/設置エンジニアや建設エンジニアの監督下で行わなければなり
ません。Cerwin-Vega が指定したアタッチメントやマウント、アクセサリやブラケット、もしくは、頭上牽引
定格の製品のみを使用してください。整備はすべて有資格者に依頼してください。機器に何らかの破損が発生
した場合、必ず整備を行ってください。
吊下げ荷重上限の低下
取付ポイントに垂直以外の角度から荷重が加わる場合、取付ポイントの WLL (使用荷重上限) 低下します。取
付ポイントに垂直以外の角度から荷重が加わる場合、次の式で最大荷重を算出してください。
WLL = cos (角度) x 500
ここで
角度 = 垂直方向からの偏
500 = CVXL 取付ポイントの垂直方向における WLL
注意:吊るして取り付ける場合、以下のことを守ってください。
ラウドスピーカーを吊るすには、索具の規格と使い方をよく知っている有資格者を必要とします
重い重量のものを安全を守らずに取り付けることで深刻な怪我や機器の損傷を引き起こす場合が
ります。
機器の取り付けにあたっては、ライセンスを持つ専門のエンジニアに相談し、ラウドスピーカー
関連機器の安全性と取り扱いに関係する、地方、州、国の規定が理解されて守られていることを
認してください。
ラウドスピーカーはハンドル部で吊ろうとしないでください。
ラウドスピーカーを吊る前に、すべての危険箇所を点検して取り付けの強度や安全性に影響が出
ようなひび割れ、変形、腐食、欠落がないことを確認してください。
実際の負荷に適した索具ハードウェアとともに、市販の M10 の負荷定格のショルダーアイボルトの
みを使用するようにしてください。
取付具や索具ハードウェアは長期間使用すると、消耗または腐食して劣化する場合があります。
付部は有資格者が徹底したチェックを定期的に行なうようにしてください。
Cerwin-Vega! は、不十分な強度を持つ支持構造や不適正な取付によって引き起こされた損傷や怪我の
責任を負いません。
増加した負荷を支える目的でプルバックポイントをサスペンションポイントとして使用してはいけま
せん。プルバックポイントは、ラウンドスピーカーを下向けにアングル調整のみに使われるべきもの
です。ラウドスピーカーのサスペンションポイントは1 台のサスペンションのみに使われるべきもの
であることに注意してください。
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応用例その 1 - CVXL-112CVXL-115CVXL-215 1 台使用
CVXL-112CVXL-115CVXL-215 パワードスピーカーを 1 台使用すると、さまざまな演奏のサウンドを強化する
ことができます。下の図は、ボーカルのマイク 1本、アコースティックまたはエレクトリックギター1 台、キ
ーボードまたはメディアプレーヤー1 台を共につないでいる使用例です。正しいバランスを作り出すように各
チャンネルのボリュームは調整することができ、相対的な観客のボリュームはメインボリュームノブで制御で
きます。
接続 機器 ケーブルのタイプ
INPUT 1 または 2 マイク(スイッチを MIC に設定) XLR
INPUT 1 または 2
アコースティックまたはエレクトリックギター
(スイッチを LINE に設定)
¼インチ TS(ギター用標準ケーブル)
Input 3
キーボードまたはメディアプレイヤー (ラインレ
ベル)
デュアル ¼インチ TS (または RCA*
スイッチ
Mode (モード) Main (メイン)
Main EQ (メインイコライザー) Live (ライブ) または Playback (再生)
High Pass (ハイパス) 100 Hz On (オン) または Off (オフ)
* RCA 出力のあるデバイスでは、 RCA¼インチ TS ケーブルまたはプラグアダプターを併用すると、INPUT 3 が使用できます。
または
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応用例その 2 - 2 台目の CVXL-112CVXL-115CVXL-215 を追加
2 台目の CVXL-112CVXL-115CVXL-215 スピーカーは、標準 XLR/マイクケーブルを使用して簡単に追加でき
ます(下の例を参照)。2 台のスピーカーを使うことで、さらに幅広い範囲の観客や高いボリュームが必要と
される状況に対応できます。2 台目の CVXL-112CVXL-115CVXL-215 スピーカーを追加するには、1 目のス
ピーカーの MIX OUTPUT 2 台目のスピーカーの INPUT 1 または INPUT 2 に接続し、1 台目のスピーカーのレ
ベルとメイン音量を適宜設定してください。1 めのスピーカーのメインボリュームが変化しても 2 台めのス
ピーカーのボリュームが変化しないことに注意してください。したがって、入力とメインボリュームノブを同
じ設定にするようにしてください。
アンプ 接続 機器 ケーブルのタイプ
1 INPUT 1 または 2 マイク(スイッチを MIC に設定) XLR
1 INPUT 1 または 2
アコースティックまたはエレクトリッ
ギター(スイッチを LINE に設定)
¼インチ TS(ギター用標準ケー
ブル)
1 Input 3
キーボードまたはメディアプレイヤー
(ラインレベル)
デュアル ¼インチ TS (または
RCA*
2 INPUT 1 または 2
アンプ 1 Mix Out (スイッチを LINE
設定)
XLR または XLR¼インチ TRS
スイッチ
(両方のアンプ)
Mode (モード) Main (メイン)
Main EQ (メインイコライザー) Live (ライブ) または Playback (再生)
High Pass (ハイパス) 100 Hz On (オン) または Off (オフ)
* RCA 出力のあるデバイスでは、 RCA¼インチ TS ケーブルまたはプラグアダプターを併用すると、INPUT 3 が使用できます。
または
アンプ 1
アンプ 2
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応用例その 3 - サブウーハーの追加
低域レスポンスの増強が望ましいパブリックアドレス (PA) DJ の用途では、2 台の CVXL-112CVXL-115
CVXL-215 スピーカーに 1 台のサブウーハーを追加すると、高出力でポータブルなソリューションが実現でき
ます。下図ではオーディオソースが CVXL-118s/CVXL-218s サブウーハーINPUT 1 INPUT 2 に接続され、
CVXL-118s/CVXL-218s THRU 1 THRU 2 を使用して信号が CVXL-112CVXL-115CVXL-215 スピーカーにリン
クされています。最高のサウンドを実現するには、各スピーカーのフィルタースイッチを、下に示すように設
定してください。
CVXL-112/115/215
機器 ケーブルのタイプ
Input 1
CVXL-118s/218s THRU 1 THRU 2 力から
XLR
オー
ィオ
ソース
(ラインレベル)
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CVXL-118s/218s
機器 ケーブルのタイプ
INPUT 1 2 オーディオソース (ラインレベル) から
XLR¼インチ TRS または¼
インチ TS
スイッチ
(CVXL-112/115/215)
Mode (モード) Main (メイン)
スイッチ
(CVXL-118s/218s)
極性
Main EQ (メイン
イコライザー)
Live (ライブ)
たは Playback
(再生)
Cardioid Mode
(単一指向性モ
ード)
Off (オフ)
High Pass (ハイ
パス) 100 Hz
Off (オフ)
クロスオーバ
ー周波数
(いずれ
か)
応用例その 4 - 2 台のサブウーハーの追加
低域レスポンスを一層増強することが望ましい条件の厳しい用途では、2 台の CVXL-112CVXL-115CVXL-215
スピーカーに 2 台のサブウーハーを追加するとよいでしょう。下図ではオーディオソースが CVXL-118s/
CVXL-218s サブウーハーの INPUT 1 に接続され、CVXL-118s/CVXL-218s THRU 1 を使用して信号が CVXL-112
CVXL-115CVXL-215 スピーカーにリンクされています。最高のサウンドを実現するには、各スピーカーのフィ
ルタースイッチを、下に示すように設定してください
オーディオソース
(ラインレベル)
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