Cerwin-Vega P-Series ユーザーマニュアル

  • こんにちは!Cerwin-Vega! P-シリーズ P1000X、P1500X、P1800SX パワードラウドスピーカーの取扱説明書の内容を理解しています。このスピーカーの使用方法、接続方法、トラブルシューティングなど、あらゆる質問にお答えできます。ミキサーコントロールやサブウーファー接続など、詳細な情報もご用意していますので、お気軽にご質問ください。
  • P1000XとP1500Xの違いは何ですか?
    サブウーファーと接続するにはどうすれば良いですか?
    屋外で使用しても大丈夫ですか?
    音声が出ない場合はどうすれば良いですか?
P-シリーズ 取扱説明書
P1000X P1500X および P1800SX
パワード・ラウドスピーカー
取扱説明書 (日本語)
CERWIN-VEGA! PROFESSIONAL
怪我を避けるために、スピーカーをご使用になる前に取り扱いの説明と安全のための
注意のすべてをお読みください。
安全の注意を守らない場合、火事、感電、その他の怪我、またはスピーカ
ーや他の所有物への損害を引き起こす可能性があります。
目次
安全上の留意項目 ................................................................................ 3
法規認証 ........................................................................................ 5
はじめに ........................................................................................ 6
お使いの前に .................................................................................... 6
クイックスタート ................................................................................ 7
ラウドスピーカーの置き方 ........................................................................ 7
P1000X P1500X ミキサー - 後面パネル ............................................................. 8
P1800X ミキサー - 後面パネル ..................................................................... 11
P1000XP1500X P1800SX の電源接続 - 後面パネル ................................................. 13
P1000X P1500X のフロアモニター/ステージモニターとしての使用 .................................. 14
ポール マウントの使用P1000X のみ .............................................................. 14
ポールマウントの使用P1500X のみ ............................................................... 15
サスペンションポイントの使用 ................................................................... 16
使用例 #1 – 1 台の P1000X または P1500X ........................................................... 17
使用例 #2 – 2 台めの P1000X または P1500X を追加 .................................................. 18
使用例 #3 サブウーファーの追加 ................................................................ 19
使用例 #3 サブウーファーの追加 (続き - HPF フィルターと LPF フィルターの調整 ................... 20
使用例 #4 デイジーチェーン .................................................................... 21
使用例 #5 P1000X または P1500X をステージモニターとして追加 ..................................... 22
使用例 #6 広い会場/フロント・オブ・ハウス ...................................................... 23
保護グリル ..................................................................................... 24
リモートメインボリューム ....................................................................... 24
システムのブロック図(P1000X P1500X フルレンジラウドスピーカー) .............................. 25
システムのブロック図(P1800SX サブウーファー .................................................. 26
トラブルシューティング ......................................................................... 27
手入れとメンテナンス ........................................................................... 29
付録 A ケーブルの接続 ......................................................................... 29
保証 ........................................................................................... 32
保証サービスを得るには ......................................................................... 34
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CERWIN-VEGA! PROFESSIONAL
安全上の留意項目
注意
:正三角形の中に矢印付き稲妻マークが入った表示は、ユニットのエンクロージャー内部に電圧の高い危険
部分があり、感電の原因となる可能性があることをユーザーに警告するためのものです。
警告
:正三角形の中に感嘆符が入った表示は、製品に付属する書類の中で、取り扱いとメンテナンス(サービス
の上で重要な項目であることをユーザーに警告するためのものです。
English
Japanese
CAUTION
注意
RISK OF ELECTRIC SHOCK
DO NOT OPEN
感電のリスク
開封禁止
注記
:正三角形の中に手が描かれている記号は、ユニットの取り扱いについての特別ガイドと情報があり、ユー
ーが初めてユニットを使う前に全文を読まなければいけないことをユーザーに警告するためのものです。
注意
:火事または感電のリスクを少なくするために、カバーを外したり、ユニットを開封したりしないでくださ
い。中にはユーザーが修理するようなパーツは一切ありません。修理は資格のあるサービスエンジニアにお任せ下
さい。
a)
このユニットを接続、使用する前に安全のための注意と取り扱いの説明をすべて読み、指示を守ってくだ
さい。
b) この取扱説明書は将来にも参照できるように大切に保管してください
c) ユニットとその梱包に関する警告のすべてを読み、守る必要があります。
注意
:火事または感電のリスクを減らすために、本製品を雨、水分、したたり、しぶきにさらさないでください
花瓶、グラスなどの液体を含む物を本器具の上に置かないでください。本製品を、バスタブの近くやプールの近く
など、水のそばで使用しないでください。クリーニングの前には電源プラグを壁のコンセントから抜いてくださ
い。シンナー、クリーニング液、溶剤、化学雑巾を絶対に使用しないでください。クリーニングには常に乾いた柔
らかい布を使用してください。雷雨時や本製品を長期間にわたって使用しない場合は電源プラグをコンセントから
抜いてくだ
さい。
注意
:このユニットはユニットの通気機構が妨げられることのないような場所や位置に置かれる必要があります。
たとえば、ユニットは、ベッド、ソファー、じゅうたんなど、通気口が塞がれる場所に置いてはいけません。ま
た、本棚または戸棚など、通気口またはファンによる空気の流れを妨げるような、密閉された家具の中に入れて
はいけません。ユニットは、ラジエーター、熱交換設備、ストーブその他の熱を発生させる器具(アンプも含
む)から離して置くようにしてください。火の付いたろうそくなどの火気をユニットの上または近くに置い
ては
いけません。
警告
:本ユニットを不安定な場所、カート、三脚、ブラケット、台に置かないでください。ユニットが落下して
子供や大人が怪我をしたり、ユニットに深刻な損傷をもたらす場合があります。製造者が推奨するカート、三脚、
ブラケット、台のみを使用してください。装置を壁や天井に取り付ける場合は、製造者の指示を守り、製造者が推
奨する取付用アクセサリーを使用する必要があります。器具をカートとコンビで使用する場合は注意
して移動させる必要があります。急な停止をする、過度の力を加える、起伏のある場所に置くことに
より、製品とカートのコンビがひっくり返る恐れがあります。カートを使用する場合、カート/製品の
コンビを移動する際には転倒によって怪我をすることがないように注意してください。
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CERWIN-VEGA! PROFESSIONAL
注記
:ユニットが修理できないほど損傷したり、寿命に達した場合、お住まいの地域のエレクトロニクス製品の
棄の規定を確認してください
注記
:サーウィンベガでは、ユニットまたはユニットでの使用のために提供されたアプリケーションの不適切な使
用を原因とする損傷に対して責任を負うことはできません。
感電を防止するために、プラグの幅が広い方の端子をコンセントの幅が広い方のスロットに入れ、プラグを根元ま
で完全に差し込んでください
器具は保護接地接続(アース)のある電源ソケットに接続する必要があります。
1.
ユニットと電源装置は、電圧と周波数がユニットと電源装置の後面に示されているものと一致するコンセン
トにのみ、接続される必要があります。
2.
電源コードは、特にプラグ、コンセント、器具から出る箇所で踏まれたり、挟まれたりすることのないよう
に保護してください。
3.
有極プラグまたはアース端子付きプラグの安全目的を損なわないようにしてください。有極プラグには2個の
端子があり、片方の端子が他方の端子より幅広となっています。アース端子付きプラグには2個の端子と安全
のための接地ピンがあります。付いているプラグがお使いのコンセントに合わない場合は、旧式のコンセン
トを交換するために有資格の電気工事士に相談してください。
4.
本製品の主要電源プラグにヒューズが付いている場合、交換する際には同一のヒューズまたは溶断する値が
低いヒューズを使用する必要があります。
5.
損傷があったり、擦り切れた電源コードを絶対に使用してはいけません。これにより、致死電圧にさらされ
る深刻な危険があります。
6.
ユニットを長期間使用しない場合、ユニットの電源コードはコンセントから抜いておく必要があります。
7.
製造者が指定したアタッチメント/アクセサリーのみを使用してください。
8.
電源入力を完全に切るには、スピーカーの電源プラグが本管に接続されていない必要があります
9.
器具の電源プラグへは妨げがないようにして、使用の際に容易にアクセスすることができるようにしてくだ
さい。
本ユニットを自分で修理することを試みないでください。修理は有資格の修理業者に依頼してください。
修理が必要となった場合、交換されるパーツがオリジナルパーツと同じ特徴を備えていること、器具が安全な動作
状態にあることを保証するための安全チェックのルーチン作業が行なわれていることを確認してください。
適正でないパーツで交換されると、火災、感電その他の危険が引き起こされる可能性があります
以下のような場合、本機器は有資格修理業者の修理を必要とします
:
電源コードまたはプラグに損傷がある場合
ユニット内に異物が落下したり、液体がこぼれた場合
ユニットが雨やその他の液体にさらされた場合
ユニットが正常に動作しない、または性能に大きな変化が見られる場
ユニットが落下したり、エンクロージャーが損傷した場合
スピーカーを長時間の、または強烈な直射日光にさらしてはいけません。強烈な紫外線に長時間さらされること
で、ドライバーサスペンションが時期尚早に乾いたり、仕上げ表面が傷んだりすることがあります。
スピーカーには高感度の構成部品があります。スピーカーに、落下させる、分解する、開封する、押しつぶす、曲
げる、変形する、穴をあける、電子レンジに入れる、焼く、色を塗るといった作業をしたり、スピーカーに異物を
挿入してはいけません。
4
CERWIN-VEGA! PROFESSIONAL
安全上の留意項目(続き)
スピーカーは、演奏者、プロダクションチーム、聴衆メンバーに永続的聴覚障害を引き起こすような音圧レベル
SPL)の音を容易に発生させることができます。90 dB(A)超える音圧レベルに長時間さらされることを避けるよ
うに注意する必要があります
スピーカーは、気温が-20°C
50°C
の場所で使用および保管してください。低音または高温状態においては、スピー
カーが一時的に動作を中止することがあります。スピーカーを使用する際は、スピーカー内に結露が発生するのを
防ぐために、気温や湿度を急激に変化させることを避けてください。
潜在的に爆発性雰囲気を持つエリアではスピーカーをOFF
にしてください。そのようなエリアで火花を生じさせる
と、深刻な怪我や死までも引き起こす結果になる爆発または火災を引き起こしかねませんので、すべての表示や指
示を守ってください。潜在的に爆発性雰囲気を持つエリアは表示されていることが多いものの、いつも明確に表示
されているとは限りません。潜在的に爆発性雰囲気を持つエリアには、燃料供給エリア、船のデッキ下の空気に化
学品または塵(穀物粉塵または金属粒子を含む)が含まれるエリア、燃料または化学品の輸送倉庫設備、車のエン
ジンを止めるように通常指示されるエリアが含まれます。
スピーカーには、小さな子供が窒息する危険となるような小さなパーツがあります。スピーカーとそのアクセサリ
ーを小さな子供の手の届かない所に置いてください。
法規認証
サーウィンベガは、自らの責任のみにおいて、本宣言に関係する本製品が、次の規格に準拠することを宣言します。
適合宣言書は次の会社から入手することができます。 Gibson Europe BV - Kamerlingh Onnesweg, 2 - 4131 PK Vianen - The
Netherlands Tel:+31 347 32 40 10 - Fax:+31 347 32 40 15
本装置は、FCC(米国連邦通信委員会)規則第15章の内容に準拠しています。取り扱いは以下の2つの条件を守って行な
われる必要があります。(1) 本装置が有害な干渉を引き起こさず(2) 本装置が、誤動作を引き起こす恐れのある干渉を含
めて、いかなる干渉を受けても耐えること
:準拠の責任がある当事者による明示的な承認なしに本ユニットに変更または修正が加えられた場合、本機器
を取り扱うユーザーの権限が無効になる場合がありま
注記
:本機器は、テストされFCC(米国連邦通信委員会)規則第15章に従った、クラ B デジタル機器に対する制
限に準拠することがわかっています。
これらの制限は、住宅への設置における有害な干渉に対して合理的な保護を提供するためのものです。本機器は、高周波
エネルギーを生成、使用し、発散する可能性を持っており、設置および使用が説明書にしたがって行なわれない場合、無
線通信に有害な干渉を引き起こす場合があります。しかし、特定の設置において干渉が起こらないという保証はありませ
ん。本機器がラジオまたはテレビの受信に有害な干渉を引き起こし、それが機器をOFFまたはONにするこに左右され
場合、以下の措置のひとつまたはいくつかを取ることによって、干渉を修正することを勧めます
受信アンテナの向きや位置を変更する。
機器と受信機との距離を離す
機器を受信機が接続されているものとは別の回路のコンセントに接続する。
販売代理店または経験あるラジオ・テレビ技術者に相談する。
このクラス B のデジタル装置は、カナダ ICES-003 に準拠しています
5
CERWIN-VEGA! PROFESSIONAL
はじめに
お買い上げありがとうございます。Cerwin-Vega! ファミリーにようこそ!あなたは、Cerwin-Vega! を最も進ん
だオーディオ再生システムにすることに貢献したオーディオ専門家たちの成長グループに仲間入りされました。
Cerwin-Vega! の全製品には、弊社の性能の仕様に合致または超えることを保証するために、徹底したテストが
おこなわれています。業界最高のサービスに支えられて、Cerwin-Vega! は品質と信頼性を第一としています。
Cerwin-Vega! の製品とサービスを完全な概要をるには、www.cerwin-vega.com にログオンしてださい。
お使いの前
本取扱説明書で説明されてい Cerwin-Vega! P-シリーズのアクティブスピーカーは、スピーカーを直接に床、
ステージ、安定したプラットホームに直接に置いたり、三脚スタンドや取付ポールに取り付けるなど、持ち運
んで使用するために設計されています。Cerwin-Vega! は、本取扱説明書で説明されているサブウーファーのモ
デルをぶら下げることに対応しておりません。また、これらのモデルは屋外や高水分環境において固定して設
置するべきものではありません。水分はスピーカーの振動板やサラウンドを損傷させ、電気接点を錆びさせる
原因となります。したがって、スピーカーを直接的な水分にさらすことを避けてください。
Cerwin-Vega! 製スピーカーはかなりの量のエネルギーを生成します。磨かれた木やリノリウムなど滑りやすい
場所に置かれると、スピーカーは自らの機械振動のために動くことがあります。スピーカーが置かれているス
テージや台から落下することのないように予防策を取ってください。
Cerwin-Vega! のスピーカーの中には、標準のスピーカーポールシャフトを使ってサテライトスピーカーをサブ
ウーファーの上に取り付けることを可能にする、サブレセプタクルカップが付いているものもあります。標準
のスピーカーポールシャフトを使用する際には次のような用心事項を守ってください。
注意:市場には幅広い種類のポールスタンドやポールシャフトが存在します。取付サービスについては、
ポールスタンドやポールシャフトの製造者に有資格のサービススタッフの紹介を得るようにてくだ
さい。アクセサリーの不適正な使用や不適切な取付により、つまずきの危険が引き起こされ場合が
あります。
スピーカーポールシャフトの仕様をチェックし、使用するスピーカーの重量を支えることがきるよ
うに設計されていることを確認してください。
スピーカーポールシャフトの製造者が指示している安全のための用心事項のすべてを守ってください。
サブウーファーが平らで、傾きのない、安全な場所に置かれていることを常に点検してください。
演奏者、プロダクションチーム、聴衆がつまずいてスピーカーが倒れることのないようにコドを配
置してください。
風のある屋外の状況では、装置全体の安定性が脅かされる場合がありますので、常に用心をらない
ようにしてください。
6
CERWIN-VEGA! PROFESSIONAL
クイックスタート
以下に説明されているステップは個々のラウドスピーカーのセットアップと使用についてのクイックリファレ
ンスです。よくあるセットアップは同じ基本ステップから構成されます。
1
ラウドスピーカーのプラグをコンセントから抜きます。
主幹スイッチを
‘OFF’
のポジションにします。
ボリュームを最低レベルにします(反時計回りで回し切ります)。
ラウドスピーカーの電圧セレクタが
AC
電源コンセントの電圧と同じ電圧に設定されてい
るかどうかをチェックします。
ステップ
2
ラウドスピーカーを適正な場所に置きます。推奨される使い方のためのラウドスピーカー
の置き方の説明ページを参照してください。
外部ソースであるオーディオ機器の出力をラウドスピーカーの入力に接続します。外部ソ
ース機器に電源が入れられ、正常の出力レベルに設定されていることを確認します。
3
電源コードをラウドスピーカーに接続し、AC 電源コンセントに差し込みます。
主幹スイッチを
‘ON
のポジションにし、後面の
POWER LED
インジケーターが点灯して
いることを確認します。
音声出力が希望するレベルになるまで、ボリュームをゆっくりと時計回りに回します。
音声が出ない場合、外部ソース機器が音声出力をしているかどうかをチェックしてくだ
さい。
ラウドスピーカーを使い終わった際には、主幹スイッチを‘OFF’にしてから、電源コードを外
し、外部ソース機器の電源を
OFF
にします。
ラウドスピーカーの電源が
‘ON’
にされており
AC
電源コンセントにプラグが差し込まれて
いる間は、ラウドスピーカーの電圧セレクタまたは
MIC/LINE
スイッチを切り替えては
ません。
ラウドスピーカーの置き方
マイクは決してラウドスピーカーに直接に差し向けないでください。極端な音声のフィードバック
(希望しない音声)が引き起こされてしまいます。フロアモニターのポジションでは、ラウスピー
カーはマイクの前またはすぐ後ろから離して置くようにしてください。
ターンテーブルを使用する場合は、振動がターンテーブルの効率や機能に干渉しないように注意し
てラウドスピーカーを置いてください。
ラウドスピーカーを部屋の隅や壁に沿って置くことは避けてください。低周波音声が増え、っきり
としない、調和しない音の再生が行なわれてしまいます。
スピーカーを中空構造のステージに直接に置くことは避けてください。ラウドスピーカーを脚また
は頑丈な台に置く方が好ましいです。
人間の体は特に高周波音声を吸収する場合がありますので、ラウドスピーカーは聴衆の耳のさから
24 フィート(約 61122 センチ)上にある場所に置く必要があります。これにより、聴衆全員がサ
ウンド装置を可能な限り最高の明瞭さで聴くことができます。
7
CERWIN-VEGA! PROFESSIONAL
P1000X P1500X ミキサー - 後面パネル
P1000X P1500X パワードラウドスピーカーには、数種類の使用法のためのミキサーコントロールと接続端子
がそろっています。製品の特色を最大限に活用していただくために、下にリストアップした P1000X/P1500X
ミキサーの特色を概観されることを提案します。
(A) INPUT 1
INPUT 2
INPUT 3
のレベル調整ノブ
各レベル調整ノブは、それぞれの入力信号でゲインレベルを調整します。時計回りに最大に回したポジション
(MAX) はゲインレベルを最大にし、反時計回りに最大に回したポジション (MIN) はゲインレベルを最小の
‘MUTE’ レベルに設定します。装置に初めて接続する際には、各レベル調整ノブを真ん中のポジションに設
し、主要ボリュームノブを MIN反時計回りに最大に回したポジション)に設定することを推奨します。
(B) INPUT 1
INPUT 2
MIC/LINE
スイッチ
INPUT 1 および INPUT 2 に接続されている機器に応じて各スイッチを設定してください。たとえば、マイクが
INPUT 1 に接続されている場合は、スイッチを‘MICに設定します。ミキシングコンソールまたはアコースティ
ックギターやエレクトリックギターが接続されている場合は、スイッチを ‘LINE’に設定します。
スイッチのポジション
入力インピーダンス
MIC
2 kΩ
LINE
40 kΩ
注記:スイッチは、入力に接続されている機器に適正に設定される必要がありま
す。何らかのミスをすると期待した音声レベルにならない場合があります。
8
CERWIN-VEGA! PROFESSIONAL
(C) SIGNAL/CLIP
インジケーター
3 つの入力のそれぞれは、入ってくる音声信号のステータスを知らせるインジケーターでモニター表示されま
す。SIGNAL インジケーターは-30dBu よりも大きいレベルの音声信号がある場合に点灯します。 これは、
MUTE の状態になる前のほぼ最低レベルです。CLIP インジケーターは、音声信号がクリップを起こし、アンプ
がシャットダウンして音声の質が悪くならないように調整が必要な際に点灯します。クリップを防ぐための調
整は、適正チャンネルで入力記号のゲイン/レベルを下げたり、可能な場合に外部の音声ソースの音量レベル
を下げたりすることで行なうことができます。
(D) INPUT 1
および
INPUT 2
の入力ジャック
各入力チャンネルにコンビ入力ジャックがあり、XLR ケーブルまたは¼” TRS ケーブルの使用を可能にします。
(E) INPUT 3
の入力ジャック
このチャンネルには、キーボードやメディアデバイスのステレオ接続用の 1 対の¼” TS アンバランス入力ジャ
ックがあります。RCA 出力のデバイスには、適正なケーブルやプラグアダプターを使用して、これらの入力ジ
ャックを使用することができます。このチャンネルの両方の入力ジャックが合わされて 1 つのモノラル信号に
なります。
(F) THRU 1
および
THRU 2
XLR バランス出力ジャックである THRU 1 および THRU 2 は、それぞれ、INPUT 1 および INPUT 2 にパラレル接続
をおこなうためのものです。INPUT 1 および INPUT 2 のレベルコントロールは、出力の直接接続における信号
に影響しません。
(G) MIX OUTPUT
これは、3 つのすべての入力チャンネルを合わ XLR バランス出力ジャックです。この出力は、主要ボリュ
ームノブにおける変更やユーザー設定の特色に影響されませんが、各チャンネルノブで設定されたレベルに影
響されます。この接続ジャックは、他の P1000X/P1500X パワードスピーカーや録音デバイスに接するために、
3 つのすべての入力チャンネルを合わせた 1 つの出力を提供するために設計されたものです。
(H)
主要ボリュームノブおよびボリュームのリモートコントロール
装置の最初の起動においてはボリュームは最低レベル (MIN) に設定することを強く推奨します。リュームは
2 通りのやり方で調整できます。主要ボリュームノブを時計回りに回転するとボリュームが高くなり、反時計
回りに回転するとボリュームが低くなります。も 1 つのボリューム調整のしかたは、リモートネクション
(別売)を使用するものです。取り外し可能な 3 端子ジャックが遠く離れたところにあるボリュームのリモー
トコントロールデバイスにコネクターを使って接続されます。
(I)
インジケーター
3 個のインジケーターにより、P1000X/P1500X の動作状態のステータスが示されます。
1) POWER インジケーター(緑色)は、電源が適正 P1000X/P1500X につながれ、電源スイッチが‘ON’
された時に点灯します。
2) LIMITER インジケーター(黄色)は、スピーカーが損傷するのを防ぐために、P1000X/P1500X が自動的
に音声出力を減らす時に点灯します。P1000X/P1500X が音声を出している間、LIMITER インジケーター
が点灯しないように、ボリュームのレベルを下げるように促されます。このインジケーター点灯し
ている時に P1000X/P1500X を使用し続けると、保護状態になり、音声が出なくなる場合があります。
3) PROTECT インジケーター(赤色)は、P1000X/P1500X が音声出力がなくなる状態に自動的に突入すると
点灯します。この状態は、過度に熱い状態や低電圧の状態を制限した結果である可能性があります。
これらの状態はすべて製品に大きな損傷を与える可能性があるものです。
9
CERWIN-VEGA! PROFESSIONAL
(J)
ユーザー設定の特色
ENHANCED EQ
スイッチ
ENHANCED EQ により、相対的な周波数の反応の高低を調整し、ミッドレンジの周波数を弱めて、ハイレンジ
とローレンジの周波数を際立たせ、音声のフィードバックを減らすことができます。この特色は、外部のミキ
サーやイコライザーがない場合や、ポータブル DJ のように再生のみをおこなう状況に適しています。ユーザ
ーが、このスイッチを ON または OFF にして自分の装置に耳を傾け、どれが必要であるかを判断することが推
奨されます。
VEGA BASS BOOST
スイッチ
VEGA BASS BOOST ‘ONにすることで、周波数のゲインを信号に加え、スピーカーのボリュームのレベルに基
づく低周波の応答をダイナミックに調整することができます。P1000X/P1500X をサブウーファーとともに使用
する際は、このスイッチを ‘OFF’にし、HIGH PASS FILTER を使用することが推奨されます。P1000X/P1500X
P1800X サブウーファーとともに使用する際は、最高の性能を得るために、P1800X におい HPF THRU & LPF
SUB スイッチを使用することが推奨されます。
HIGH PASS FILTER
スイッチ
HIGH PASS FILTER (HPF) スイッチを‘ONにすると、80Hz 未満の周波数出力が減少します。これは、スピーカーが
フロアモニターとして使用されたり、サブウーファーと組み合わせて使う場合など低周波の信号を減少させる
ことを必要とする状況で、ステージの低周波ノイズを低減するために使用が推奨されるものです。
FRONT LIMITER LIGHT
スイッチ
FRONT LIMITER LIGHT スイッチを ‘ON に設定することにより、P1000X/P1500X の前面でのリミターインジケー
ターライトの使用が可能になります。これにより、音声チェックをする場合などリミターライトを見えるよう
にしたい状況で、リミターが使用されているかどうかを見ることができます。
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CERWIN-VEGA! PROFESSIONAL
P1800X ミキサー - 後面パネ
P1800X パワードサブウーファーには、P1000X/P1500X と同じ数種類の使用法のためのミキサーコントロールと
接続端子と同一のものですが、このサブウーファーのニーズに合わせた独自のものがそろっています。製品の
特色を最大限に活用していただくために、下にリストアップした P1800X のミキサーの特色を概観されること
を提案します。
(A) SIGNAL/CLIP
インジケーター
2 つの入力のそれぞれは、入ってくる音声信号のステータスを知らせるインジケーターでモニター表示されま
す。SIGNAL インジケーターは、-30dB よりも大きいレベルの音声信号がある場合に点灯します。 これは、
MUTE の状態になる前のほぼ最低レベルです。CLIP インジケーターは、音声信号がクリップを起こし、アンプ
がシャットダウンして音声の質が悪くならないように調整が必要な際に点灯します。クリップを防ぐための調
整は、適正チャンネルで入力記号のゲイン/レベルを下げることで行なうことができます。
(B) INPUT 1
および
INPUT 2
の入力ジャック
コンビ入力ジャックがあり、XLR ケーブルまたは¼” TRS ケーブルの使用を可能にします。
(C) THRU 1
および
THRU 2
XLR バランス出力ジャックは、それぞれ INPUT 1 INPUT 2 に接続するためのものです。ユーザー設定の特色
である HPF THRU & LPF SUB は、INPUT THRU の間に置かれていることに注目してください。
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CERWIN-VEGA! PROFESSIONAL
(D) LINK OUTPUT
これは、2 つの入力チャンネルを合わせる XLR ランス出力ジャックです。この出力は、主要ボリュームノブ
における変更やユーザー設定の特色に影響されません。この接続ジャックは、追加する P1800X に接続するた
めに、2 つの入力チャンネルを合わせた 1 つの出力を提供するために設計されたものです。
(E)
要ボリュームノブおよびボリュームのリモートコントロール
装置の最初の起動においてはボリュームは最低レベル (MIN) に設定することを強く推奨します。リュームは
2 通りのやり方で調整できます。主要ボリュームノブを時計回りに回転するとボリュームが高くなり、反時計
回りに回転するとボリュームが低くなります。も 1 つのボリューム調整のしかたは、リモートネクション
(別売)を使用するものです。取り外し可能な 3 端子ジャックが遠く離れたところにあるボリュームのリモー
トコントロールデバイスにコネクターを使って接続されます。
(F)
インジケーター
3 つのインジケーターにより、P1800SX の動作状態のステータスが示されます。
1) POWER インジケーター(緑色)は、電源が適正 P1800SX につながれ、電源スイッチが‘ON’にされた
時に点灯します。
2) LIMITER インジケーター(黄色)は、スピーカが損傷するのを防ぐために、P1800X が自動的に音声出
力を減らす時に点灯します。P1800SX が音声を出している間、LIMITER インジケーターが点灯しないよ
うに、ボリュームのレベルを下げるように促されます。このインジケーターが点灯している時に
P1800X を使用し続けると、保護状態になり、音声が出なくなる場合があります。
3) PROTECT インジケーター(赤色)は、P1800X が音声出力がなくなる状態に自動的に突入すると点灯し
ます。この状態は、過度に熱い状態や低電圧の状態を制限した結果生じた可能性がありますこれら
の状態はすべて製品に大きな損傷を与える可能性があるものです。
(G)
ユーザー設定の特色
POLARITY REVERSE
P1800SX が最適な場所に置かれていない場合、位相反転スイッチにより、音声記号の位相 180 度逆転させ、
低周波の性能を高めることができます。状況においては、サブウーファーの設置場所がフルレンジのスピーカ
ーの位相と合わないことがあります。サブウーファーの位相を反転することで、フルレンジのスピーカーの位
相に合わせることができ、サブウーファーの置き場所を変える必要がなくなります。
VEGA BASS BOOST
スイッチ
VEGA BASS BOOST ‘ONにすることで、周波数のゲインを信号に加え、サブウーファーのボリュームのレベル
に基づく低周波の応答をダイナミックに調整することができます。
HPF THRU & LPF SUB
HPF THRU & LPF SUB スイッチを ON にすると、2 つのフィルターが同時に使用されます。
1) 低域フィルターにより、P1800SX サブウーファーのために 80Hz を超える周波数の出力が減少します。
2) 高域フィルターにより、THRU 1 および THRU 2 の出力ジャッキにおいて、80Hz 未満の周波数の出力
減少します。この設定は、このサブウーファーを P1000X/P1500X のような他のスピーカーと合わせ
使用する場合に推奨されます。
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CERWIN-VEGA! PROFESSIONAL
FRONT LIMITER LIGHT
FRONT LIMITER LIGHT スイッチを ‘ON’ に設定することにより、P1800X の前面でのリミターインジケーターライ
トの使用が可能になります。これにより、音声チェックをする場合などリミターライトを見えるようにしたい
状況で、リミターが使用されているかどうかを見ることができます。
P1000XP1500X P1800SX の電源接続 - 後面パネル
P1000XP1500X P1800SX の電源接続は後面パネルに配置されています。適正な使用のために、電源接続と
下記の説明を理解することを勧めます。
(A)
主電源の電圧セレクタ
ラウドスピーカーは、100-120V または 220-240V AC 電源で使用することができます。電源コードを接続す
る前に、電圧セレクタのスイッチが適正な電圧に設定されていることを確認してください。また、電圧セレク
タが出荷時の設定を調整する場合は、適正なヒューズが取り付けられていることを確認してください。これら
の指示を守らないとラウドスピーカーに損傷が生じる場合があります。
(B)
電源インレットとヒューズ
電源インレットは IEC タイプのもので、ラウドピーカーに付いている電源コードまたは、定格が等しいもの
のみを使用する必要があります
電源インレットに下にはヒューズホルダーがあります。ヒューズホルダーには電源コードを外した時にのみ、
アクセスすることができます。ヒューズは、定格が等しいものとのみ、交換してください(仕様の項を参照)。
(C)
主電源スイッチ
主幹スイッチを ON/OFF にすることでラウドスーカーの電源を制御することができます。ラウドスピーカー
‘ON’ の状態にする前に、すべての接続や音声設定が安全なレベルにあることを確認してください
(D)
ファン
ファンはラウドスピーカーによって自動的に制御され、内部のエレクトロニクスにエアーフローによる換気を
行ないます。エレクトロニクスに適正な冷却エアーフローを保証するためには、ファンは絶対に妨害されては
なりません。
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P1000X P1500X のフロアモニター/テージモニターとしての使
P1000X P1500X は、キャビネットの側面を 45 度に傾けて固定して演奏者の方に向けることでフロアモニタ
ーとして使用することができます。HIGH PASS FILTER を使用して、低周波出力をカットし、ラウドスピーカー
とステージの演壇の間にある低周波の低音カップリングやステージの低周波ノイズを最小限に抑えることを推
奨します。P1000X/P1500X とケーブルがつまずきの危険となるように置かれていないことを確かめてください。
正しいアングルの XLR ジャックまたは正しいアングルの¼” ジャックをできるだけ使用して、ラウドスピーカ
ーとステージの演壇との間でケーブルを結束することを避けることを推奨します
English
Japanese
Speaker direction
スピーカーの向き
Stage Floor
ステージの床
ポール マウントの使用P1000X のみ
P1000X には、ポールにスピーカーを取り付けた際に不用意にぐらつかないように、SHAFT GRABBER ポール
ウント カップが装着されています。SHAFT GRABBER を使用するには、ポールがポー マウント カップに装着
できるまで、ディスクを反時計回りに回します。次に、スピーカーがスピーカー ポールに固着されるまで
SHAFT GRABBER ディスクを時計回りに回します。
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ポールマウントの使用
P1500X
のみ
P1500X には、水平タイプと 7.5 度ダウンタイプ 2 種類のポールマウントがあり
ます。これにより、ラウドスピーカーを最適な聴取範囲を持つように調整するこ
とができます。たとえば、ラウドスピーカーを高いステージ演壇に置いて使う場
合、ポールマウントを下向きに 7.5 度傾けて正面での聴取もできるようにします
ラウドスピーカーにおけるポールマウントのアングルは、ポールマウントにラウ
ドスピーカーを配置する前に調整してください。ラウドスピーカーの下部には、2
つのタブとポジションインジケーターが付いた回転盤があります。2 つのタブを使
って回転盤を回転して、ポジションインジケーターを 0(水平)または 7.5(下向
きのアングル)に合わしてください。回転盤を「カチッ」とはめ、自由に回転し
ないようにしてください。
注意:スタンドやポールを使う際には以下のことを守ってください
ポールスタンドがラウドスピーカーの重量を支えることができることを確認してください。ポール
タンドの製造者が示した注意事項のすべてを守ってください。
ポールスタンドは、脚を完全に伸ばして凹凸のない水平の安定した場所に置く必要があります。ポ
ルスタンドの脚は、つまずきの危険がないところに置く必要があります。
電源コードや音声信号ケーブルは、つまずきの危険がないような場所、または移動させたり引いた
した時にスピーカーをひっくり返らせることのないような場所におく必要があります。
ポールスタンドの先にラウドスピーカーを置く場合、手伝ってもらってください
ラウドスピーカーをポールに取り付ける前に、すべての危険箇所を点検して取り付けの強度や安全
に影響が出るようなひび割れ、変形、腐食、欠落がないことを確認してください
ラウドスピーカー用のポールスタンドのみを使用してください。
偶然に接触してしまうことを避けるために、ポールスタンドとラウドスピーカーを交通量の多いエ
アに置くことを避けてください
風が吹く環境では、ポールスタンドのベース部に重し(砂袋)を追加して、安全性を高めてください。
ポールスタンドまたはラウドスピーカーには、旗、看板、風船を取り付けてはいけません。
機器の取り付けにあたっては、ライセンスを持つ専門のエンジニアに相談し、ラウドスピーカーと
連機器の安全性と取り扱いに関係する、地方、州、国の規定が理解され、守られていることを確認
てください。
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サスペンションポイントの使用
P1500X のサスペンションポイントは、M10 のねじ、25mm
の深さとなっています。
P1000X では、上面ハンドルに 2 個のサスペンション
イントがあり、ユニット後部に 4 個のプルバッ ポイン
トが配置されています。
P1500X では、各ハンドル部に 2 個のサスペンションポイ
ント(垂直向きには上部のもの、水平向きには側面のもの
を使用)があり、2 個のプルバックポイントがユニットの
後面にあります。
English
Japanese
SUSPENSION POINTS
サスペンションポイント
PULL-BACK POINTS
プルバックポイント
注意:吊るして取り付ける場合、以下のことを守ってください。
ラウドスピーカーを吊るすには、索具の規格と使い方をよく知っている有資格者を必要とします。
い重量のものを安全を守らずに取り付けることで深刻な怪我や機器の損傷を引き起こす場合があり
す。
機器の取り付けにあたっては、ライセンスを持つ専門のエンジニアに相談し、ラウドスピーカーと
連機器の安全性と取り扱いに関係する、地方、州、国の規定が理解されて守られていることを確認
てください。
ラウドスピーカーはハンドル部で吊ろうとしないでください。
ラウドスピーカーを吊る前に、すべての危険箇所を点検して取り付けの強度や安全性に影響が出る
うなひび割れ、変形、腐食、欠落がないことを確認してください。
実際の負荷に適した索具ハードウェアとともに、市販の M10 の負荷定格のショルダーアイボルトの
みを使用するようにしてください。
取付具や索具ハードウェアは長期間使用すると、消耗または腐食して劣化する場合があります。取
部は有資格者が徹底したチェックを定期的に行なうようにしてください。
Cerwin-Vega! は、不十分な強度を持つ支持構造や不適正な取付によって引き起こされた損傷や怪我の
責任を負いません。
増加した負荷を支える目的でプルバックポイントをサスペンションポイントとして使用してはいけま
せん。プルバックポイントは、ラウンドスピーカーを下向けにアングル調整のみに使われるべきもの
です。ラウドスピーカーのサスペンションポイントは、1 のサスペンションのみに使われるべきも
のであることに注意してください。
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使用例 #1 – 1 台の P1000X または P1500X
1 台の P1000X または P1500X パワードスピーカーは、幅広い種類の演奏の音を強化するために使うことができ
ます。下の図は、ボーカルのマイク 1 本、アコースティックまたはエレクトリックギター1 台、キーボードま
たはメディアプレーヤー1 台を共につないでいる使用例です。正しいバランスを作り出すように各チャンネル
のボリュームは調整することができ、相対的な観客のボリュームはメインボリュームノブで制御できます。
機器
ケーブルのタイプ
Input 1
アコースティックまたはエレクトリックギ
ター(スイッチを
LINE
に設定)
¼インチ TS(ギター用標準ケーブル
Input 2
マイク(スイッチを MIC に設定)
XLR
Input 3
キーボード(またはメディアプレーヤー) デュアル ¼インチ TS (または RCA*
* RCA
力のデバイスには、適正なケーブルやプラグアダプターを使用して、
INPUT 3
使用することができます。
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使用例 #2 – 2 台めの P1000X または P1500X を追加
2 台めの P1000X または P1500X ラウドスピーカーは、下図のように標準の XLR ケーブルまたはマイクケーブル
を使って簡単に追加することができます。2 台のスピーカーを使うことで、さらに幅広い範囲の観客や高いボ
リュームが必要とされる状況に対応できます。2 台めの P1000X または P1500X ラウドスピーカーを追加するに
は、 1 台めのスピーカーの MIX OUTPUT 2 台めのスピーカーの INPUT 1 または INPUT 2 に接続し、1 台めのス
ピーカーでレベルとメインボリュームを適切に設定します。1 台めのスピーカーのメインボリュームが変化し
ても 2 台めのスピーカーのボリュームが変化しいことに注意してください。したがって、入力とメインボリ
ュームノブを同じ設定にするようにしてください
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使用例 #3 サブウーファーの追
低音域のレスポンスを強化する方がよいと考えられるような使用例では、2 台の P1000X/P1500X スピーカーに
サブウーファーを追加するのは非常にいいアイデアです。下図では、オーディオソースは、それぞれの
P1800SX サブウーファーの to INPUT 1 に接続され、信号は P1800SX THRU 1 出力を使って P1000X/P1500X
ピーカーに接続されています。P1000X/P1500X P1800SX では、次のページで説明されているよに、複数の
機器を効率的に動作させるためのユーザー設定の特色を利用できます。
P1500X
機器
ケーブルのタイプ
Input 1
P1800SX THRU 1 出力から
XLR
P1800SX
機器
ケーブルのタイプ
Input 1
オーディオソースから
XLR
または
¼
インチ
TRS
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使用例 #3 サブウーファーの追 (続き - HPF フィルターと LPF ィルターの調整)
P1000X/P1500X P1800SX 共に使用する際には、両スピーカーが連携して効率よく動作するには、
P1000X/P1500X における HIGH PASS FILTER スイッチと P1800SX における HPF THRU & LPF SUB スイッチの設定の
しかたを知ることが重要になります。幸運にも、この装置は、状況に応じてユーザーがオーディオソースを
P1000X/P1500X または P1800SX にルーティングできるように設計されています。下図には両方のセットアップ
のための設定が示されています
信号のフロー
(P1000X/P1500X) から下 (P1800SX)
信号のフロー
(P1800SX) から上 (P1000X/P1500X)
オーディオソース
オーディオソース
推奨されるセッティング
P1000X/P1500X:High Pass Filter ON
P1800SX:HPF THRU & LPF SUB ON
P1000X/P1500X:High Pass Filter
OFF
P1800SX
:
HPF THRU & LPF SUB
ON
注記
:スピーカー用標準ポール
P1000X/P1500X
P1800SX
アクティブサブウーファーを共に使用する
とで、セットアップと輸送が簡単な相補的装置を作り上げることができます。
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