Roland FX80 は、クリアな音質と正確な音像を追求したニアフィールドスタジオリファレンスモニターです。 プロ仕様の機能と使いやすさを兼ね備え、音楽制作はもちろん、ゲームや映画鑑賞まで幅広くお使いいただけます。
FX80 の特徴は、まずその高音質なサウンドにあります。 シルクドームツィーターとウーファーの組み合わせにより、伸びやかでクリアな高音域と、タイトでパンチのある低音域を実現します。 また、D級アンプを採用することで、エネルギー効率を高め、歪みのないクリアなサウンドを提供します。
また、FX80 には、背面パネルに装備された DIP スイッチにより、様々な環境に合わせて音質を調整することができます。 例えば、部屋の広さや設置場所に合わせて高音域や低音域を調整することが可能です。
さらに、FX80 は、XLR、TRS、RCA の入力端子を
Roland FX80 は、クリアな音質と正確な音像を追求したニアフィールドスタジオリファレンスモニターです。 プロ仕様の機能と使いやすさを兼ね備え、音楽制作はもちろん、ゲームや映画鑑賞まで幅広くお使いいただけます。
FX80 の特徴は、まずその高音質なサウンドにあります。 シルクドームツィーターとウーファーの組み合わせにより、伸びやかでクリアな高音域と、タイトでパンチのある低音域を実現します。 また、D級アンプを採用することで、エネルギー効率を高め、歪みのないクリアなサウンドを提供します。
また、FX80 には、背面パネルに装備された DIP スイッチにより、様々な環境に合わせて音質を調整することができます。 例えば、部屋の広さや設置場所に合わせて高音域や低音域を調整することが可能です。
さらに、FX80 は、XLR、TRS、RCA の入力端子を
FluidAudio 同軸リファレンスモニタースピーカー FX シリーズ
FX50 & FX80 取扱説明書 兼 保証書
■はじめに
この度はバイアンプ駆動ニアフィールドスタジオリファレンスモニタースピーカー FX シリーズをお求めいただき
ありがとうございます。Fluid Audio は世界中のプロフェッショナル向けオーディオモニタリングの 分 野で急速
にブランドが認 知されるようになりました。スピーカーの開発におよそ 30 年携わり、また自らもお客様のよう
に作曲を行うミュージシャンでもある Fluid Audio 創業者 Kevin Zuccaro は、実際に何が音楽制作用スピーカー
に求められているかを熟知しています。そして今、長い時間をかけた音作りと調整のもとに Fluid Audio は FX
シリーズ モニタースピーカーをお届けできることを誇りに思います。
そしてまた FX シリーズはあなたのお好みの音楽ファイルやストリーミングを心地よく再生することでしょう。FX
シリーズは音楽制作に加えて、あなたの車やホームオーディオやその他のシステムで再生するためのミックス作
業 を重 要 視して います。
FX シリーズがバランスの取れた周波数特性を持つ理由は、あなたは原音より過剰であったり痩せた音をどの周
波数帯でも求めてはいないでしょうし、そしてまた、ありのままのイメージを感じ取るためです。ここでいうイメー
ジとは何でしょうか？あなたが音楽を聴くときに、目を閉じてそれぞれの楽器の配置をステージ上に思い浮かべ
ることができるでしょうか？もしそれができるなら、あなたは FX シリーズのイメージにとても近いスピーカーを
もっていま す。
ＦＸシリーズはあなたが音楽を製作しているときに（または聴いているときに）クリアな音像を提供するだけで
なく、その他の多くのスピーカーにあるような制限を乗り越えます。
明瞭で透明感のあるサウンドを上質なスピーカードライバーと洗練された DSP クロスオーバーネットワークによ
り実 現しています。 また D 級 アンプ を 活 用し電 力 効 率 を高めています。
背面パネルにある DIP スイッチにて異なる面積と配置からなるスタジオに合わせた補正が可能です。商業スタ
ジオのサウンドエンジニアからホームスタジオのオーナーまで、Fluid Audio の FX Monitor 製品はお買い求め
やすいモニタースピーカーの新しい標準となることでしょう。
■同梱物の確認
Fluid Audio FX50 または FX80 には以下の本体及び付属品が同梱されています。
・FX スタジオモニター（FX50 または FX80）：1 台
・着 脱 式 電 源コード：1 本
・2P-3P 変換器：1 個（電源コードに装着済み）
・取扱説明書 兼 保証書 ( 本書 )：1 部
・アコ ースティック・アイソレ ー ション・パッド：1 セ ット
安全上のご注意
※本商品を正しくお使いいただくために、「安全上のご注意」「使用上のご注意」をよくお読みください。
お読みになったあとは、すぐに見られるところに保管しておいてください。
火災・感電・傷害を防止するには
以下の指示を必ず守ってください
警告 警告
完全に電源を切るときは、コンセントからプラグを抜く
電源スイッチを切っても、本機は主電源から完全に遮断されてはい
ません。完全に電源を切る必要があるときは、本機の電源スイッチ
を切ったあと、コンセントからプラグを抜いてください。そのため、
電源コードのプラグを差し込むコンセントは、本機にできるだけ近い、すぐ手
の届くところのものを使用してください。
分解や改造をしない
取扱説明書に書かれていないことはしないでください。故障の原
因になります。
個人で修理や部品交換はしない
必ずお買い上げ店またはローランドお客様相談センターに相談し
てください。
不安定な場所に設置しない
転倒や落下によって、けがをする恐れがあります。
次のような場所で使用や保管はしない
• 温度が極端に高い場所（直射日光の当たる場所、暖房機器の
近く、発熱する機器の上など）
• 水気の近く（風呂場、洗面台、濡れた床など）や湿度の高い
場所
• 湯気や油煙が当たる場所
• 塩害の恐れがある場所
• 雨に濡れる場所
• ほこりや砂ぼこりの多い場所
• 振動や揺れの多い場所
• 風通しの悪い場所
電源プラグは AC100V の電源コンセントに差し込む
電源プラグは、必ず交流（AC）100V の電源コンセントに差し込ん
でください。
付属の電源コードを使用する
電源コードは、必ず付属のものを使用してください。また、付属の電源コード
を他の製品に使用しないでください。
電源コードを傷つけない
火災や感電の原因になります。
ろうそく、灯火などの炎が発生しているものを上におかない
火災の原因になります。
換気通用口をふさがない
新聞紙、テーブルクロス、カーテンなどの物体で、換気通用口を
塞いで換気を妨げないでください。
落としたり、強い衝撃を与えたりしない
破損や故障の原因になります。
異物や液体を入れない、液体の入った容器を置かない
本機に、異物（燃えやすいもの、硬貨、針金など）や液体（水、ジュー
スなど）を絶対に入れないでください。また、この機器の上に液
体の入った容器（花びんなど）を置かないでください。ショートや
誤動作など、故障の原因となることがあります。
お子様がけがをしないように注意する
お子様のいる場所で使用する場合やお子様が使用する場合、必ず
大人のかたが、監視 / 指導してあげてください。
異常や故障が生じたときは電源を切る
次のような場合は、直ちに電源を切って電源コードをコンセントか
ら抜き、お買い上げ店またはローランドお客様相談センターに修
理を依頼してください。
• 電源コードが破損したとき
• 煙が出たり、異臭がしたりしたとき
• 異物が内部に入ったり、液体がこぼれたりしたとき
• 機器が（雨などで）濡れたとき
• 機器に異常や故障が生じたとき
タコ足配線はしない
発熱、発火する恐れがあります。
電源コードのアースを確実に取り付ける
電源コードのアースを確実に取り付けてください。感電の恐れがあ
ります。
電源コードの接続
感電を防ぐために付属の電源コードを使用し、アースを確実に取り付けてくだ
さい。
付属の電源コードには、感電と機器の損傷を防ぐためにアース用電極端子を加
えた 3 端子のプラグがついています。
警告
• アースは必ず、電源プラグをコンセントに差し込む前に接続してください。
• アースは必ず、電源プラグをコンセントから抜いてから外してください。
コンセントにアース端子がない場合は、電気工事店に設置工事を依頼してくだ
さい。
ヒューズ交換
正常に接続しても電源が入らない場合は、ヒューズ切れの可能性
がありますので、ヒューズを確認、交換してください。
【ヒューズ交換上の注意】
• ヒューズを交換する前に、必ず POWER スイッチを OFF にして、電
源コードのプラグを抜いてください。
• 必ず本商品に適合した形状、定格のヒューズを使用してください。
定格の違うヒューズやヒューズホルダを短絡しての使用は危険です。
絶対にしないでください。
下図のようにマイナスドライバーなどでヒューズホルダを外し、ヒューズの交換
を行ってください。
電源コードはプラグを持って抜く
断線を防ぐため、必ずプラグを持って電源コードを抜いてください。
電源プラグを定期的に掃除する
電源プラグとコンセントの間にゴミやほこりがたまると、火災や感電の
原因 になります。
定期的に電源プラグを抜き、乾いた布でゴミやほこりを拭き取ってくだ
さい。
長時間使用しないときは電源プラグを抜く
万一故障したとき、火災の原因になります。
電源コードやケーブルは煩雑にならないように配線する
足に引っかけると、本機の落下や転倒などにより、けがの原因になるこ
とがあります。
上に乗ったり、重いものを置いたりしない
転倒や落下によって、けがをする恐れがあります。
濡れた手で電源プラグを抜き差ししない
感電の原因になります。
移動するときはすべての接続をはずす
本機を移動するときは、電源プラグをコンセントから抜き、外部機器と
の接続をはずしてください。
お手入れするときは電源プラグをコンセントから抜く
コンセントから抜いておかないと感電の原因になります。
落雷の恐れがあるときは電源プラグをコンセントから抜く
コンセントから抜いておかないと故障や感電の原因になります。
小さな部品はお子様の手の届かないところに置く
下記の部品はお子様が誤って飲み込んだりすることのないよう手の届か
ないところへ保管してください。
• 付属品
アコ ースティック・ アイソレ ーション ・ パッド
• 取りはずしが可能な部品
［ヒューズ交換時］ヒューズホルダー
［ヒューズ交換時］ヒューズ
警告
注意
大音量で長時間使用しない
大音量で長時間使用すると、難聴になる恐れがあります。万一、聴
力低下や耳鳴りを感じたら、直ちに使用をやめて専門の医師に相
談してください。
海外でそのまま使用しない
海外で使用する場合は、お買い上げ店またはローランドお客様相
談センターに相談してください。
ヒューズのタイプ
T1.6AL250V
（サイズ：5 φ x20mm）
警告
接地コンセント
ターミナル付き
コンセント
または
アース線 ( 先に接続してください。)
2P-3P 変換器
（付属）
2P-3P 変換器
（付属）
電源コード
（付属）
電源について
• 本機を、インバーター制御の製品やモーターを使った電気製品（冷
蔵庫、洗濯機、電子レンジ、エアコンなど）と同じコンセントに接続
しないでください。電気製品の使用状況によっては、電源ノイズで
本機が誤動作したり、雑音が発生したりすることがあります。電源コ
ンセントを分けることが難しい場合は、電源ノイズ・フィルターを取
り付けてください。
設置について
• 本機の近くで携帯電話などの無線機器を使用すると、着信時や発信
時、通話時に本機から雑音が出ることがあります。この場合は、無
線機器を本機から遠ざけるか、電源を切ってください。
• 極端に温湿度の違う場所に移動すると、内部に水滴が付く（結露する）
ことがあります。そのまま使用すると故障の原因になります。数時間
放置して、結露がなくなってから使用してください。
• 設置条件（設置面の材質、温度など）によっては、本機のゴム足が
設置した台などの表面を変色または変質させることがあります。
• 本機の上に液体の入った容器などを置かないでください。また、表
面に付着した液体は、速やかに乾いた柔らかい布で拭き取ってくだ
さい。
お手入れについて
• 変色や変形の原因となる、ベンジン、シンナー、アルコール類は使
用しないでください。
修理について
• お客様が本機または付属品を分解（取扱説明書に指示がある場合を
除く）、改造された場合、以後の性能について保証できなくなります。
また、修理をお断りする場合もあります。
その他の注意について
• 故障の原因になりますので、ボタン、つまみ、入出力端子などに過
度の力を加えないでください。
• ケーブルを抜くときは、ショートや断線を防ぐため、プラグ部分を持っ
て引き抜いてください。
• 本機は多少発熱することがありますが、故障ではありません。
• 周囲に迷惑がかからないように、音量に十分注意してください。
• 本機が入っていた梱包箱や緩衝材を廃棄するときは、各地域のゴミ
の分別基準に従ってください。
• 抵抗入りの接続ケーブルは使用しないでください。
• 他の機器と接続するときは、誤動作や故障を防ぐため、必ずすべて
の機器の音量を絞り、すべての機器の電源を切ってください。
• バスレフレックスポートの穴にものや手を入れないで下さい。火災や
思わぬけがの原因になります。
• XLR 端子のピン配置
• ステレ オフォン （ TRS） 端子
• 電源を入れる / 切るときは、音量を絞ってください。音量を絞っても
電源を入れる / 切るときに音がすることがありますが、故障ではあり
ません。
• 完全に電源を切る必要があるときは、本機の電源スイッチを切った
あと、コンセントからプラグを抜いてください。
• 本紙は、発行時点での仕様を説明しています。最新情報については
ローランド・ホームページをご覧ください。
使用上のご注意
■ FX50/FX80 の主な機能
・ツイー ター
ツイーターはネオジム磁石により駆動されるシルクドーム型です。ウーファーの中央に、ウェーブガイドとともに
同軸上に配置されています。これによりウーファーとツイーター間で音響的な位置合わせができるだけでなく、
劇的にスピーカーの垂直方向の反射の位相ずれを改善します。またこの配置によりスピーカーの高さを抑えて
コンパクトにしています。
と て も 自 然 な 再 現 性 を も つ ツ イ ー タ ー は 、絶 妙 に デ ィ テ ー ル を 表 現 し ま す 。特 別 な 減 衰 特 性 を 持 た せ た シ ル ク ド ー
ムの素材により残響や音の歪みを劇的に減少しています。シルクドームツイーターは音響的に影響の少ないス
チ ールメッシュグリル によって保 護 さ れ 、ダメー ジ を 受 け にくくなっています。
・バスレフレックス スロットポート
スピーカー筐体の正面中央下部の開口部はバスレフレックスポートです。これはスピーカー筐体に合わせて特定
の周波数のために効果的に作用するように設計され、スピーカーの低域再生能力を最大化します。フロントバ
スレフレックス構造とすることで直接音が放射されるようになり、設置場所の自由度が増しています。（背面に
バスレフレックスポートがある場合、背面の壁などによる反響の影響などを受けることがあるためです。）
・筐体と EQ DIP スイッチ
FX シリーズ モニタースピーカーの筐体設計は音響特性のすべてに非常に重要な役割を持っています。一方で
MDF 素材の音響特性は締まった低音再生を支えています。音の回折を最小限に抑えるために大径の専用フロ
ントバッフルを採用しています。背面のパネルには EQ 用 DIP スイッチを備え、使用する部屋の環境に応じてモ
ニタースピーカーのサウンドを調整することができます。もし背後の壁が近すぎて低音が過剰と感じた場合は、
「Acoustic Space」スイッチで下げることができます。部屋の吸音作用により高音再生が不十分と感じた時は高
域 調 整 スイッチによって 調 整 が 可 能 で す。（ 詳 細 は 後 述します。）
・アンプ機能とクロスオーバーネットワーク
D 級アンプを採用し、また高域と低域のドライバーが切り離されたバイアンプ設計のため、各アンプは独立し
て機能しエネルギー効率に優れています。スピーカーを使用していないときには（音声信号が入力されていない
状態では）エネルギー消費を抑えるために内蔵されたスタンバイ機能によりアンプがスタンバイモードになりま
す。統合された位相最適化・DSP クロスオーバーネットワークとドライバーの組み合わせにより、全音域にわた
りコヒーレントなサウンドステージが得られます。
■各部の名称とはたらき
◇背面パネルの機能
1.XLR 入力端子 ( 入力感度：+4dBu)：
バランス / ア ンバランス接 続 に対 応した X L R 入 力 端 子 です。 X L R 端 子 の 配 列 は下 記 のとおりで す。
XLR PIN 1：GND（グラウンド）
XLR PIN 2：POSITIVE(HOT/ ＋ )
XLR PIN 3：NEGATIVE(COLD/ －）
2.TRS 入力端子 ( 入力感度：+4dBu)：
バランス / アンバランス接続に対応した 1/4 インチ標準タイプの入力端子です。バランス入力の場合は三極の
TRS プラグを備えたケーブルが必要です。
TRS 端子の極性は下記である必要があります。
TRS TIP ：POSITIVE(HOT/ ＋ )
TRS RING ：NEGATIVE(COLD/ －）
TRS SLEEVE ：GND( グラウンド )
アンバランス接続の場合は二極（TS）と三極（TRS）のどちらの端子を備えたケーブルもお使いいただけます。
二極（TS）プラグは自動的に NEGATIVE 入力をグラウンドに落とします。3 極プラグをアンバランス接続で使う
場合は NEGATIVE を OPEN にするかグランドに落とすか選択することになります。Fluid Audio は使用していな
い NEGATIVE 入力をグラウンドに落とすことを推奨します。( これは TRS プラグの RING と SLEEVE を接続する
ことで可 能で す。
TRS 入力端子はバランス入力増幅回路を通して XLR 入力端子からの信号とサミングされ、両方の入力を切り替
えることなく同時に使用することが可能です。入力仕様は両方に適用されます。
3.RCA 入力 ( 入力感度：-10dBV)：
この入力端子は RCA 端子を備えたケーブルでのアンバランス接続用です。
4.EQ DIP スイッチ：
ご使用になる環境により、下記ダイアグラムを参照して EQ の設定を行ってください。
A：HF Shelf：好みやご使用になる部屋 / スタジオの吸音特性に応じて高周波数帯域を増減します。7kHz 以上
から効 果 が ありま す。
B：Mid EQ：好みやご使用になる部屋 / スタジオの吸音特性に応じてミッドレンジの周波 数帯域を増減します。
中 心 の周 波 数 は 1k H z で す。
C：Acoustic Space：バウンダリー補正としても知られているように、スピーカーを部屋の角や壁際に設置した
ときの強調された低音を削減する効果があります。
音響を改善する設置に関する、より詳しい情報は下の Acoustic space の図をご参照ください。
D：Low Freq Cuto：サブウーファーと同時に FX モニターシリーズを使用する場合は低周波数帯域やベースサウ
ンドに オクターブごとに 12d B の ロールオフフィル ターをか けることが で きます。
5 . マ ウント用 ネジ 穴：
このネジ穴は安全に FX モニターを Fluid Audio によって検証された LD Systems のブラケット (SAT WMB 10
※日本未発売、ローランド株式会社による取り扱いはありません ) に固定するために使用します。セーフティー
ケ ーブ ル は F X 5 0 の 底 面 お よ び F X 8 0 の 背 面 に あ るナット に 固 定 する ことが で きま す。 ナットは 筐 体 の 黒 い 樹 脂
シートの下にありブラケット取り付け時に施工業者による加工が必要です。
6. 電源入力端子：
付属の電源コードを使用してください。
7 . ヒ ューズ ホ ル ダー：
ユーザ ー が 交 換 可 能 な ヒ ューズのスペ ア が 収め ら れてい ま す。ヒューズ を 交 換する とき は 、必 ず 指 定 の ヒューズ（ 型
番：T1.6AL250V）を使用してください。
8. 電源 ON/OFF スイッチ：
主 電 源のスイッチで す。
9 . ボ リューム コ ントロ ー ル：
モニタースピーカーからの出力を - から +6 ｄ B まで調節できます。Lch と Rch の音量を合わせやすくするため、
ノブの回転時に何カ所か停止位置があります。
◇前面パネルの機能
前面パネルの上部中心軸上に電源 LED インジケーターを備えています。電源が ON で音声信号を受信している
ときは LED が青色に点灯します。音声信号入力がなくなってから 45 分経過すると、LED は赤色の点灯に変化し、
スタンバイモードに入ったことを示します。
■設 置ととりつけ
注意：FX モニターのパフォーマンスを発揮させるためと安全にご使用いただくために、下記をお読みいただい
たうえで慎重に設置を行ってください。
取 扱 い に つ いて：
スピーカーコーンに触れないでください。FX シリーズを梱包箱から取り出す際に緩衝材などにより取り出しにく
い場合 がありますのでご 注 意ください。梱包 箱から取り出す際はスピーカーユニットを破 損する可能性を避ける
ために、F X モニタースピーカー本体の両側をしっかりと持って引き出してください。箱から取り出す際 にはスピー
カーコーンのダメージを避けるために絶対に触れないようにしてください。
正 し い 電 源 を 使 用 し て く だ さ い 。：
FX シリーズはアンプ を内蔵しています。 ご使 用になるために必ず製 品添 付の AC ケーブルを 使 用してください。
安全上の理由により、必ずアース線を接続してください。また、お使いの国 / 地域に合わせた正しい AC プラ
グをお使いください。（ケーブルは製品に添付されていますが、万が一付属していない場合はご購入いただきま
した各販売地域の代理店にお問い合わせください。）
電 源 コ ード：
電源コードを保護するため、踏んだり何かに挟んだりしないように取り扱ってください。特にプラグ部、ケーブ
ルのスピーカー側接続部および接続した FX シリーズからの露出部にご注意ください。
接 続：
対応 するプリアンプ、インターフェイス、またはミキサー出力を FX モニターの入 力に XLR バランスケーブル、
TRS バランス / アンバランスケーブル、または RCA アンバランスケーブルのいずれかで接続することができます。
入力接続には、高品質のケーブルを使用することをお勧めします。 また、接続を行う際には、FX モニターの
電 源を常にオフにして、音 量を最小にしてください。
使 用 に つ いて：
すべての Fluid スタジオモニターは平らなカウンターテーブルのようなものの上に設置されることを想 定して設
計さ れて います。
設置に際して、製品に添付されているアコースティック・アイソレーション・パッドを Fluid スタジオモニターの
底面の四隅などに貼り付けてお使いいただけます。貼り付ける面に油分などがあると接着に問題が生じるため
付着している場合は事前に拭き取ってから貼り付けて下さい。
もし本製品を壁などに吊ってご使用になる場合は、LD systems のブラケット（※日本未発売、ローランド株式
会社による取り扱いはありません）のみ使えることが承認されています。指定された金具のみご使用ください。
詳細については前項「各部の名称とはたらき」の「マウント用ネジ穴」をご参照下さい。
付属のアコースティック・アイソレーションパッドを
右の図のように貼り付けてご使用下さい。
電 源 コ ード：
必ず付属の電源コードをご使用ください。
聴 覚の 保 護：
本製品は大音量を発することができるため聴覚に恒久的なダメージを与える可能性があります。
XLR バランス接続：FX シリーズモニターの電源が OFF であり音量が最低になっていることを確認してください。
XLR バランスケーブルのオス側端子を FX シリーズモニターの XLR バランス入力端子に接 続してください。
（XLR バランス入力端子の位置については下記の図もご参考にしてください。）
TRS バランス / アンバランス接続：FX シリーズモニターの電源が OFF であり音量が最低になっていることを確
認してください。標準ジャック（TRS）バランスケーブルまたは標準ジャック（TS）アンバランスケーブルを F X シリー
ズ モニター の T R S 入 力 端 子 に 接 続してくだ さ い。（ T R S 入 力 端 子 の 位 置 につ いて は 下 記 の 図 もご 参 考 にしてくだ
さ い 。）
■プリアンプやコンピューターへの接続
接続前に、出力機器の電源が OFF であることを確認してからXLR バランスケーブルまたは TRS ケーブル、RCA
ケーブルなどを出力機器の対応する端子に接続してください。
◇ F X の配 置とリスニングポジション
スピーカーの設置は最適なリスニング体験のためにとても重要なことの一つです。FX シリーズのパフォーマンス
を最大限に発揮させるためにふさわしい配置と適切なリスニング環境とが求められます。最適な設置位置の参
考のために以下をご一読ください。テーブルか本棚の上に設置する場合は何もスピーカードライバーの前を遮ら
ず、またスピーカーの周囲を本などが取り囲まないようにしてください。良いワインのように、それらもまた呼
吸 が 必 要なのです。
1. 二つのスピーカーとリスナーは基本的に正三角形を構成するような位置関係が望ましいです。（下図をご参照
く だ さ い 。）
2. 筐体の中心に位置するスピーカーがあなたの耳の高さと同じになるのが一般的な環境です。（下図をご参照く
だ さ い 。）
3.FX シリーズは同軸スピーカーなので、横向きに設置しても実質性能は変化しないと考えられます。しかしな
がらツイーター位置を耳の高さに近づけるために立ててお使いになりたいと感じるかもしれません。
4 . も し F X モ ニ タ ー シ リ ー ズ を ブ ラ ケ ッ ト（ 日 本 で は 取 り 扱 っ て い ま せ ん ）を 使 用 し て 壁 に 吊 り 下 げ る 場 合 は 、ス ピ ー
カーはかなり壁面に接近して設置されることになります。この場合は、音響効果を考えた設置を試みる必要が
あるかもしれません。
注意：FX モニターの前方またはスピーカー間に空気の対流を妨げるような障害物を置かないようにしてくださ
い。また反響しやすい素材、例えばグラス、鏡や金属物などをリスニングを行う環境から取り除いてください。
付記 A：■技術的仕様
モデル名 / 型番 FX50 FX80
形式 D 級アンプ駆動 2 ウェイ同軸 スタジオモニタースピーカー
ウーファー 5 インチ 複合曲面コーン
耐熱ボイスコイルおよびラバーサラウンド仕様
8 インチ 複合曲面コーン
耐熱ボイスコイルおよびラバーサラウンド仕様
ツイーター 1 インチ ナチュラルシルクドーム 1.2 インチ ナチュラルシルクドーム
周波数特性 49Hz-22kHz 35Hz-22kHz
クロスオーバー周波数 2.95kHz 2.4kHz
ウーファー用アンプ出力 50W( 最大定格 ) 60W( 最大定格 )
ツイーター用アンプ 40W( 最大定格 ) 50W( 最大定格 )
S/N 比 90dB(A-weighted) >100dB(A-weighted)
最大 SPL@1M 89dB 95dB
入力端子 1 x XLR バランス入力端子
1 x TRS バランス入力端子
1 x RCA アンバランス入力端子
極性 正相の信号を＋端子に印加した場合、低周波数側ドライバーのコーンは外側に変位
入力インピーダンス バランス入力 20 k Ω
アンバランス入力 10 k Ω
入力感度 89dBA SPL@1M 距離
( 音量最大設定、85mV ピンクノイズ入力時）
95dBA SPL@1M 距離
( 音量最大設定、85mV ピンクノイズ入力時）
保護機能 電波干渉保護、出力電流制限、加熱保護、瞬停保護 , サブソニックフィルター , 外付けメイン匕ューズ
表示器 前面電源インジケーター
入力電源仕様 100 - 240V 50/60Hz
筐体材質 樹脂ラミネートされた高効率音響用 MDF
筐体寸法 234mm(H) x 176mm(W) x 210mm(D) 340mm(H) x 254mm(W) x 264mm(D)
重量 3.8kg(1 台あたり：梱包材除く ) 7.9kg(1 台あたり：梱包材除く )
●輸入販売元
ローランド株式会社
静岡県浜松市北区細江町中川 2036-1
●ユーザーサポート
ローランドお客様相談センター
☎ 050-3101-2555
http：//www.roland.com/jp/
保証規定
1. 保証期間内において、取扱説明書・本体貼付ラベルなどの注意書に従った正常なご使用状態で発生した故障については、第３項に示す場合を除き、
本商品の無償修理、またはそれに相当する対応をいたします。
2. 保証期間内に無料修理をお受けになる場合は、お買上げの販売店にご依頼いただくか、またはローランドお客様相談センターにご相談ください。
なお、修理の際には本書をご提示ください。
3. 以下のような場合には保証対象外とさせていただきますので、予めご了承ください。
イ . 本書のご提示が無い場合。
ロ . 本書にお買上げ年月日・販売店名の記入もしくは証明できるレシートなどの添付が無い場合、またはその字句を書き換えられた場合。
ハ . ご使用上の誤り、又は当社の指定者以外の手により修理・改造された場合。
ニ . 本商品に異常がなく、他の部分、他の機器に異常があり、点検および改善した場合。
ホ . お買上げ後の輸送、移動、落下等による故障や損傷および使用中に生じたキズ・汚れなどの外観上の変化。
ヘ . 地震、落雷、風水害、その他の天災地変、火災、公害、ガス、異常電圧による故障や損傷。
ト . 消耗部品 ( 例：電池 ) の取り替えを要する場合、および消耗部品の摩耗や劣化に起因する故障や損傷。
4. 本保証書は日本国内においてのみ有効です。
This warranty is valid only in Japan.
本保証書は以上の保証規定により無料修理をお約束するものです。従ってこの保証書によってお客様の法律上の権利を制限するものではありません。
• 本保証書は、本記載内容の範囲に従い、無償修理、またはそれに相当する対応をいたします。
• 保証期間中に故障が発生した場合は、商品と本書をご持参ご提示の上、お買上げの販売店にご依頼ください。
• 修理についてご不明な点や、お買上げ販売店に修理を依頼することができない場合は、ローランドお客様相談センターにお問い合わせください。
• 本書は再発行いたしません。所定事項を記入し、内容をよくお読みの上、大切に保存してください。
• 「お客様記入欄」および「販売店名・住所」に記入のない場合は、必ず販売店発行の領収書またはそのお買い上げ年月日・販売店等を証明するも
のを保証書に添付願います。記入もしくは添付の無い場合は無効となりますのでご注意ください。
型名
シリアル番号
お客様
お名前
様
ご住所
電話
お買い上げ日
年 月 日
保証期間
お買い上げ日より 1 年間
◇お客様記入欄 ◇修理に関するお問い合わせ
保証書
商品をお求めの販売店か、下記のお客様相談センターへご相談ください。
ローランドお客様相談センター
０５０ー３１０１ー２５５５
電話受付時間：月曜日～金曜日 10：00 ～ 17：00（弊社規定の休日を除く）
※ ＩＰ電話からおかけになってつながらない場合には、お手数です
が、電話番号の前に “0000” （ゼロ４回）をつけてＮＴＴの一般回
線からおかけいただくか、携帯電話をご利用ください。
※ 上記窓口の名称、電話番号は、予告なく変更することがあります
のでご了承ください。
※ 補修に必要な部品が既に入手困難になっているなど、修理対応が
困難な場合については、ローランドお客様相談センター修理担当
からご相談させていただく場合がございますので予めご了承願い
ます。
※ 保証期間経過後の修理のご相談や補修用性能部品の保有など、ご
不明な点がございましたら、ローランドお客様相談センターまで
お問い合わせください。
販売店名・住所
第２版
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2020 ローランド株式会社
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Roland FX80 は、クリアな音質と正確な音像を追求したニアフィールドスタジオリファレンスモニターです。 プロ仕様の機能と使いやすさを兼ね備え、音楽制作はもちろん、ゲームや映画鑑賞まで幅広くお使いいただけます。
FX80 の特徴は、まずその高音質なサウンドにあります。 シルクドームツィーターとウーファーの組み合わせにより、伸びやかでクリアな高音域と、タイトでパンチのある低音域を実現します。 また、D級アンプを採用することで、エネルギー効率を高め、歪みのないクリアなサウンドを提供します。
また、FX80 には、背面パネルに装備された DIP スイッチにより、様々な環境に合わせて音質を調整することができます。 例えば、部屋の広さや設置場所に合わせて高音域や低音域を調整することが可能です。
さらに、FX80 は、XLR、TRS、RCA の入力端子を
