KRK Systems Subwoofers ユーザーマニュアル

タイプ
ユーザーマニュアル
8s/10s/12s
スタジオ サブウーハー ユーザーマニュアル
安全に関する指⽰
1.
指⽰を熟読する - 本器を使⽤する前に、安全に取り扱うための指⽰をすべてお読みください。
2.
取扱説明書を保管しておく - 将来参照できるように、本書を⼤切に保管しておいてください。
3.
警告を遵守する - 製品や取扱説明書に記載されている警告を必ず守ってください。
4.
指⽰に従う - 操作や使⽤に関する指⽰に必ず従ってください。
5.
洗浄 - 本器を洗浄する前に、コンセントを抜いてください。液体クリーナーやスプレー式クリーナーは使わないでください。洗浄には湿らせた布をお使いください。
6.
付属品 - メーカーで推奨していない付属品を取り付けると危険を引き起こす原因となることがあります。
7.
⽔分と湿気 - 浴槽・洗⾯器・流し台・洗濯槽の付近、湿めった地下室、プールの付近など、⽔際で本器を使⽤しないでください。
8.
アクセサリ - 本器を、不安定なカート・スタンド・三脚・ブラケット・テーブルの上に置かないでください。本器が⼈の上に落下すると、⼤怪我をすることがあります。また、本器に重⼤な損傷が発⽣することがあります。メーカーが推奨するカート・スタンド・三脚・ブラケット・テーブル、また
は、本器専⽤に別売されているカート・スタンド・三脚・ブラケット・テーブルの上で使⽤してください。本器を据え付ける際にはメーカーの指⽰に従い、メーカーが推奨するマウント アクセサリをご使⽤ください。
9.
カート - カートの上に本器を載せて移動する場合には、⼗分注意を払った上で移動させてください。急激に停⽌したり、余分な⼒を加えたり、不均⼀な⾯の上を移動させると、本器を載せたカートが倒れることがあります。
10.
通気 - 筐体には、本器の確実な動作を保証し、過熱から保護するために、通気⼝が設けてあります。この通気⼝をふさがないようにご注意ください。本器をベッドやソファーや敷物などの上に置くと通気⼝がふさがれることがあるので、絶対にそのような場
所で本器を使⽤しないでください。通気が不⼗分だったり、メーカーの指⽰に従うことができない場合には、本器を既設の本棚やラックなどに設置しないでください。
11.
電源 - 本器はラベルに記載された電源装置のみを使⽤し、保護⽤の接地端⼦のあるコンセントに接続して動作させてください。ご家庭の電源コンセントの形式について不明な点がある場合には、お近くの電⼒会社までお問合せください。
12.
電源コードの保護 - 電源コードは、⾜で踏み付けられたり、上に物を載せる恐れのない場所に配線してください。特に、プラグの根本、アウトレット、器からコードが出ている部分などに注意を払ってください。
13.
電源プラグ - 断路装置として電源プラグまたは電源接続器を使⽤した場合、電源接続器は直ちに動作する状態になっています。
14.
落雷 - 雷の発⽣中に本器を確実に保護する⽬的で、また、本器を⻑期間使⽤せずに放置する場合、コンセントから電源ケーブルを外し、アンテナやケーブルシステムを抜いておいてください。これにより、落雷や電源のサージ電圧から本器を保護することができます。
15.
過負荷 - ⽕災や感電の危険がありますから、コンセント、延⻑コード、内部のアウトレットに過負荷を加えないでください。
16.
⽕の気 - 本器の上に、⽕のついたろうそくなど裸⽕を置かないでください。
17.
異物や液体の侵⼊ - 本器の開⼝部分から本器内に異物を⼊れないでください。危険な⾼電圧がかかっている部分に触れたり、部品が短絡して、⽕災や感電が発⽣する恐れがあります。本器の上に液体をこぼさないでください。
18.
スピーカー - スピーカーからの⾳量が⼤きすぎると、難聴になる恐れがあります
19.
修理を必要とする不具合 - 以下の症状が発⽣した場合には、本器をコンセントから抜き、有資格技術者にご連絡ください
a.
電源コードまたはプラグが破損した場合。
b.
本器内に液体をこぼした場合、または、異物が⼊った場合。
c.
本器が⾬や⽔に濡れた場合。
d.
取扱説明書の指⽰に従っても正常な動作をしない場合。取扱説明書でカバーされているコントロール類のみを調整してください。それ以外のコントロール類の調整を誤ると、本器が破損し、修理担当者が正常な動作に戻す際に余分な時間がかかる恐れがあります。
e.
本器を落下させた場合、または、何らかの損傷が⽣じた場合。
f.
本器の動作に著しい変化が⾒られた場合、修理が必要となります。
20.
交換⽤部品 - 交換⽤部品が必要な場合、修理担当技術者が、メーカー指定の部品またはその部品と同じ性能を有している部品を使⽤したことを確認してください。⾮認定の代替部品を使⽤すると、⽕災や感電などの危険が発⽣することがあります。
21.
安全点検 - 本器の整備や修理が完了したら、修理技術者に安全点検を依頼し、正常に動作することを確認してください
警告
⼆等辺三⾓形の中の⽮印のついた稲妻の閃光のシンボルは、⼈に電気ショックを与えるに⼗分な、絶縁されていない「⾼電圧」の危険が製品ケース内にあることを警告するものです。
⼆等辺三⾓形の中の感嘆符合は、重要な操作⽅法およびメンテナンス⽅法の記述が製品に付属の説明書にあることを⽰します。
本器は接地端⼦付きのコンセントに接続してください。
設置に関する注意事項
通気を⼗分に維持するため、本器の周囲に (突起など最⼤⼨法の部分から測って)、以下に⽰す値よりも⼤きな空間があることを確認してください。
上⾯、底⾯、前⾯、後⾯、左側⾯、右側⾯:10cm
注意
本装置に、KRK SYSTEMSが明⽰的に許可していない変更や改造を加えた場合、ユーザーは、本装置を使⽤する権利を失うことがあります。
注意
感電を防⽌するため、プラグの幅の広い⽅の⾆⽚を幅の広い⽅の溝に⼊れ、プラグを⼀番奥まで差し込んでください。
注意
マーキングや定格を記載したプレートは、本器の背⾯に貼付してあります。
警告
⽕災や感電を防⽌するため、本器を⾬や⽔で濡らさないでください。
⽔滴がかからないように、本器の上に花瓶など液体の⼊った容器を置かないでください。
断路装置として電源プラグを使⽤した場合、電源接続器は直ちに動作する状態になっています。本器を電源から完全に切り離すには、コンセントから電源プラグを完全に抜いてください。
バッテリーを、直射⽇光や裸⽕などの⾼温の熱源にさらさないでください。
注意
保護⽤接地端⼦の付いた機器は、保護⽤接地端⼦の付いたコンセントに接続してください。
疑問の点がある場合、電気⼯事⼠にお尋ねください。
環境保護に関する注意事項
本器の製品寿命が尽きた場合、燃えるごみとして廃棄せず、電気機器や電⼦機器のリサイクル施設にお持ちください。本器や取扱説明書や梱包材に、その旨記載してあります。
使⽤材料は、それぞれのマーキングに従って再利⽤できます。原材料の再⽤やリサイクル、および、古い製品のリサイクルを通じて、⼤切な環境が保護されます。
回収施設の場所については、お近くの地⽅⾃治体にお尋ねください。
システムの接続
重要:接続をすべて完了し、フェーダーとコントロールをすべて最⼩レベルに設
定してから、サブウーハーの電源を⼊れてください。すべての接続機器の電源
投⼊後に、KRK サブウーハーの電源を⼊れてください。
KRK サブウーハーにはクロスオーバーとアンプが内蔵されているので、適切なケーブルさえあれば、既存のシステムと接続することができます。最初
に、オーディオソースのステレオ出⼒から、サブウーハーの左右の RCA ⼊⼒ジャック、XLR ⼊⼒ジャック、または ¼” TRS ⼊⼒ジャックへ、左右の
ケーブルを接続します。次に、サブウーハーの対応する出⼒ジャックを、スタジオモニター⼊⼒へ接続します。注記:RCA ⼊⼒を XLR または TRS
出⼒のいずれかと組み合わせて使⽤し、サブウーハーから⼗分な⾳量が得られない場合は、⼊⼒感度を「⾼」に調整する必要があります。
KRK サブウーハーにクロスオーバーを使⽤する場合、オーディオ信号をクロスオーバー⼊⼒に送ります。次に、KRK サブウーハーに低⾳出⼒を、スタ
ジオモニターに⾼⾳および/または中⾳出⼒を接続します。レベルが⼀致していることを確認するには、サブウーハーとスタジオモニター両⽅のレベ
ルを調整する必要があります
アクティブモニターとサブウーハーの接続
アクティブ (パワード) モニターを使⽤する場合、XLR または ¼” TRS ケーブルを使って、サブウーハーの出⼒をモニターの⼊⼒へ直接接続します。
「左」出⼒は左側モニターへ、「右」出⼒は右側モニターへ接続します。
パッシブモニターとサブウーハーの接続
パッシブ (パワードではない) モニターを使⽤する場合、XLR または ¼” TRS ケーブルを使って、サブウーハーの出⼒をモニターの外部パワーアンプ
へ直接接続してから、パワーアンプのスピーカー出⼒をモニターへ接続します。
注記:モニターの外部アンプのスピーカー出⼒をサブウーハーの⼊⼒に接続しないでください。永久に破損する危険があります。
8s/10s/12s システムコントロール
お使いの KRK スタジオサブウーハーをインストールして接続する前に、『システムコントロール』の説明をよくお読みください。
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8s/10s/12s 背⾯パネルコントロール
[1] ⾳量調整
サブウーハーの⾳量は「⾳量調整」ノブを使って調整できます。KRK では、サブウーハーをお使いのスタジオモニターに初めて接続す
る際に、⾳量調整を「MIN」に設定するようお勧めします。次に、聴覚に損傷を与えない適度で快適なレベルになるまで、徐々に
⾳量を上げていきます。また、適切なレベルに合わせるには、お使いのスタジオモニターのレベルも調整する必要があります。
[2] クロスオーバー - KRK 8s/10s/12s スタジオサブウーハーには、4 つの周波数から設定の選択が可能なクロスオーバーが内蔵さ
れています。クロスオーバーの設定では、お使いのサブウーハーとスタジオモニターが連携して最適に動作するようにオーディオの
周波数が分割されます。クロスオーバーの設定値以下の低周波数はサブウーハーに送られ、クロスオーバー設定値以上の⾼/
低周波数は選択された出⼒を通じてお使いのスタジオモニターに送られます。KRK はリスニングルームと⽤途に最適な設定
を⾒つけられるように、4 つの選択肢を提供します。⼩型のモニターで使⽤する場合、KRK では最⾼周波数から低い周波
数へと調整しながら設定するようお勧めします。⼤型のモニターで使⽤する場合、最適な設定を⾒つけるために 3 番⽬また
は 4 番⽬の位置の使⽤が必要になることがあります。
[3] ⼊⼒感度 - KRK 8s/10s/12s スタジオサブウーハーでは、「NOMINAL」と「HIGH」の 2 つから⼊⼒感度を調整できます。こ
れらの設定は、8s/10s/12s スタジオウーハーへ接続可能なオーディオソースによって異なる⾳量を補正します。の設定はほと
んどのスタジオレコーディング⽤途に適しており、「HIGH」の設定はステレオレシーバーのような家庭⽤オーディオ機器へ接続す
る際に便利です。
[4] 極性 - サブウーハーは無指向性であり、リスニングルームにある他のスピーカーの位置に関連する位相問題が発⽣する場合
があります。そのため、KRK 8s/10s/12s スタジオサブウーハーには、位相キャンセルが発⽣した場合に 0 または 180 度のい
ずれかに設定可能な、極性スイッチが備わっています。
[5] スタンバイ - KRK 8s/10s/12s スタジオサブウーハーには、ON のままにしておいたり、OFF にすることのできる「スタンバイ」と呼
ばれる省エネ機能があります。スタジオサブウーハーは、⼗分な信号を 30 分間受信しないとミュート状態になり、スタンバイモ
ードに切り替わります。サブウーハーのスタンバイモードは、サブウーハーの⼊⼒に⼗分なオーディオ信号を送ることで解除できま
す。サブウーハーの⾳量が⼤きくなり過ぎないように注意してください。
[6] アースアイソレーション - 最適なスタジオ環境でも、接続の必要な機器の種類によってノイズを発⽣する可能性があります。
アースアイソレーションスイッチを使うと、そのようなノイズを低減または除去することができます。
[7] 不平衡ステレオ⼊⼒および出⼒ - KRK 8s/10s/12s スタジオサブウーハーは、ステレオペアの不平衡 RCA ⼊⼒および出⼒
を装備しています。これらは通常、ホームオーディオ製品や⼀部の DJ 製品との接続に使⽤します。注記:これらの出⼒信号
は、⾃動的に、クロスオーバー設定周波数以上でハイパス処理されます。
[8] 平衡 TRS ⼊⼒と XLR ⼊⼒ - KRK 8s/10s/12s スタジオサブウーハーは、ステレオペアの平衡 TRS ⼊⼒と XLR ⼊⼒を装
備しています。これらは、ミキサーまたはオーディオインターフェイスの出⼒のようなオーディオソースに接続します。注記:これらの
出⼒信号は、⾃動的に、クロスオーバー設定周波数以上でハイパス処理されます。
[9] 平衡 TRS 出⼒と XLR 出⼒ - KRK 8s/10s/12s スタジオサブウーハーは、ステレオペアの平衡 TRS 出⼒と XLR 出⼒を装
備しています。これらの出⼒は、お使いのサブウーハーと⼀対のニアフィールドスタジオモニターを接続するために使⽤します。注
記:これらの出⼒信号は、⾃動的に、クロスオーバー設定周波数以上でハイパス処理されます。
[10] SUB & HPF BYPASS (FOOTSWITCH) [フットスイッチは別売] - KRK 8s/10s/12s スタジオサブウーハーの正⾯には、電源
を⼊れると⽩く点灯する⼩さな LED インジケータが装備されています。 また、KRK 8s/10s/12s スタジオサブウーハーには、オ
プションのラッチングを接続するための⼊⼒、またはこの機能をコントロールするモーメンタリフットスイッチ (別売) が付属してい
るため、技術者やプロデューサーが、スタジオサブウーハーを操作せずに、スタジオモニターのみを使⽤してフルレンジのミックスを
聞くことができます。スイッチが作動すると、全⾯の LED インジケータが琥珀⾊に点灯し、サブウーハーがミュート状態になり、フ
ルレンジ信号が出⼒を通じて接続されているスタジオモニターへ送られます。
[11] 電源/スタンバイ表⽰灯 - この表⽰灯は、サブウーハーがオンのときは緑⾊に点灯し、スタンバイモードになるとオレンジ⾊に切
り替わります。
[12] 電源オン/オフ - KRK 8s/10s/12s スタジオサブウーハーの電源をオンにするスイッチは、オーディオ⼊⼒、オーディオ出⼒、およ
び電源/スタンバイコントロール下の背⾯パネルにあります
[13] IEC 電源コネクター サブウーハーへの電源の供給には、標準 IEC 型 AC インレットソケットを使⽤します。必ず付属の電源コ
ードをご使⽤ください。購⼊時に電源コードが不⾜している場合は、販売代理店または流通業者にお問い合わせください。
[14] ヒューズホルダー 正常な使⽤状態ではヒューズが切れることはありません。ヒューズが切れる場合、過負荷や故障が考えられ
ます。ヒューズを交換するには、電源コードを抜き、⼩型マイナスドライバーでヒューズブロックをこじ開け、切れたヒューズを新品
と交換します。 注記:電源投⼊後すぐにヒューズが切れる場合は、不具合の可能性がありますので、修理のためにモニターを
KRK へ返送してください。
サブウーハーの配置
サブウーハー配置の基本
100Hz より低い周波数は、⼀般に無指向性として広く受け⼊れられています。すなわち、どのようなスペースでも発⽣源を検知するとはほぼ
不可能です。しかし、リスニングルーム内のオブジェクトの位置がサブウーハーの動作に⼤きく影響するということは、⼀般にあまり知られていませ
ん。サブウーハーを適切に配置するために留意すべきヒントは以下のとおりです。
サテライトスピーカーにできる限り最適な位置にサブウーハーを設置してください。これにより、タイムアライメント問題による妨害を低減するこ
とができます。
⾓や壁からできるだけ離れた場所にサブウーハーを設置してください。固体表⾯に対する近接効果は克服可能であるものの、多くの場合、
そのような状況をできるだけ完全に避けることが最適です。
サブウーハーの最適な位置を特定する最も簡単な⽅法のひとつとして、サブウーハーをまずメインのリスニングポジションに配置し、最適な
置が⾒つかるまでリスニングルーム内を動かすことができます。低⾳が平坦になる位置または⾳が最も⼤きくなる位置が、サブウーハーの最
初の配置場所として最適です。
サブウーハーを最適な位置に固定したら、メインリスニングポジションに座って、低⾳特性を聞いてみます。ローエンドが平坦な⾳になる位
置が⾒つかるまで、サブウーハーを 1 フィートずつ動かしてみます。
フォー
/
リスニン
グ位
トラブルシューティング
電源が⼊らない場合、次の各ポイントをチェックします。
電源コードがアクティブスピーカーの背⾯パネルの IEC ソケットと電源コンセントに差し込まれているかを確認します。承認された AC テ
スターを使⽤したり、電球が点灯するランプを接続したりして、電源コンセントに電気がきていることを確認します。場合によっては、電
源コンセントを、「オン」になっていない電気のスイッチまたはテーブルタップサプレッサで制御できることもあります。
アクティブスピーカーの電源スイッチが「オン」になっていることを確認します。
電源表⽰灯が点灯しているかどうかをチェックします。電源表⽰灯は、モニターの正⾯パネルまたはサブウーハーの背⾯パネルにありま
す。電源表⽰灯が点灯しない場合、電源スイッチをオフにして交流電源ヒューズをチェックしてください。ヒューズは電源コンセントの真
下にあります。詳細については、モニターに付属のユーザーガイドを参照してください。
指定電流値より⼤きな定格のヒューズを使⽤しないでください。
ヒューズをチェックしたら、電源スイッチをオンにします。電源表⽰灯が点灯します。
ヒューズの交換が必要かどうかをチェックします。モニターの電源を⼊れるとまたヒューズが切れる場合、購⼊された販売代理店または
配送業者に返送するか、KRK までご連絡になり、サービスの⽅法についてご相談ください。
⼀部の⾳が聞こえない場合
次のステップに進む前に、上記のトラブルシューティング・セクションの⼿順を繰り返してください。
同じ電源コンセントを使って、他のオーディオデバイスが動作しているかどうかチェックしてください。
オーディオソースのケーブルが、ソースの出⼒とモニターの⼊⼒に接続されていることを確認してください。
⾳量調整ノブが時計回りに回しきった位置になっていることを確認してください。
信号源 (ミキシングコンソール、ワークステーション、CD プレーヤーなど) の出⼒が適切なレベルになっていることを確認してください。
オーディオソースがモノまたはステレオモードになっていること、あるいはミックスの情報も別々にパンされることで、異なる解除が⽣じる
とを確認してください。ステレオでは⾳が聞こえるけれど、モノでは聞こえない場合、左チャンネルと右チャンネル間の⻑い遅延、また
極性反転による位相解除が原因の可能性があります。マッチングケーブルで極性の逆転を防⽌してください。また、1種類の⼊⼒接
続⽅法のみを使⽤してください。1台⽬のモニターでXLR/TRS平衡⼊⼒を使⽤したら、2台⽬のモニターではRCA不平衡⼊⼒を使⽤
しないでください。
モニターのいずれかから⾳が出ることを確認してください。⾳が出ない場合、⾳の出ないモニターからの⼊⼒ケーブルを、⾳の出るモニタ
ーのケーブルとつなぎ替えてみてください。これにより、⾳が出ない原因が、モニターであるか、ケーブルの断線か、それ以外の不具合で
あるかが判別できます。
それでもモニターが動作しない場合は、購⼊された販売代理店に返送するか、KEK までご連絡になり、サービスの⽅法についてご相
談ください。
サブウーハーが急に動作しなくなった場合
サブウーハーのレベルを下げるか、電源を切ってください。
次のステップに進む前に、上記のトラブルシューティング・セクションの⼿順を繰り返してください。
アンプの背⾯プレートが熱くなっているかどうか慎重にチェックしてください。モニターを最⼤出⼒で⻑時間動作させ続けると、過熱し、
保護回路によってシステムが⼀時的に停⽌することがあります。モニターには、交流電源サージ、アンプのオーバードライブ、アンプの過
熱から保護する回路が搭載されています。本器の電源を切り、背⾯プレートの温度が下がるま 30 分お待ちください。電源スイッ
チをオンにします。
ボリュームを上げ、正常に動作するかチェックしてください。
それでもモニターが動作しない場合は、購⼊された販売代理店に返送するか、KEK までご連絡になり、サービスの⽅法についてご相
談ください。
⾳質が変化する。
次のステップに進む前に、上記のトラブルシューティング・セクションの⼿順を繰り返してください。
⾳質は、リスニングルーム内やリスニングポジションの変更によって変化する可能性があります。低周波数 (低⾳特性) は、家具およ
び/または⼤型機器の配置などの変更によって、⾼くなったり低くなったりすることがあります。スピーカーやリスニングエリアを異なるポ
ションに移動してみるか、許容できる⾳質が得られた状態に、リスニングルームを戻してみてください。
低⾳周波数が低くなると、左チャンネルと右チャンネル間に極性反転や⻑時間の遅延が⽣じる場合があります。また、ミックスの情
報も別々にパンされることで、異なる解除が⽣じます。オーディオソースをチェックして、1 つのチャンネルの極性が切り替わっているか
または⻑時間の遅延が使⽤されているかを確認してください。マッチングケーブルで極性の逆転を防⽌してください。また、1種類の
⼒接続⽅法のみを使⽤してください。1台⽬のモニターでXLR/TRS平衡⼊⼒を使⽤したら、2台⽬のモニターではRCA不平衡⼊⼒を
使⽤しないでください。
モニターの⼊⼒の信号ケーブルを外して、⾳量調整を最⼩レベルに設定します。電源を⼊れ、⾳量を最⼩から徐々に上げながら
各ドライバー (ツイーター/ウーハー) に⽿を近づけてノイズ (かすかなヒス⾳やハム⾳) が聞こえるかどうか確認してください。⽿をドライバー
(ツイーターとウーハー) に近づけている間の⾳圧レベルの増⼤を避けるために、⾳量は最⼩から徐々に調整することが重要です。全く
何も⾳がしない場合、ドライバーの不具合の可能性があります。回路に不具合がある可能性もあります。
低⾳量で、歪のない⾳源を再⽣してください。振動板に触れないように、慎重にツイーターを覆って⾳をブロックします。ウーハーから
のない⾳が出ていますか?⾳質が悪い場合や⾳が聞こえない場合はウーハーを交換する必要があります。
ソースの信号レベルが変更されていないことや、ソースが変更されていることを確認してください。これは、ソースのヘッドホン出⼒をヘッ
ドホンに接続し、⾳が⼤きくないまたは歪がないことを確認してテストすることができます。ソー (プリアンプ段階) で⾳質が悪い場合、
アクティブスピーカーではありません。
不具合の場所がどこか⼤体の⾒当がついたら、弊社サービスセンターにご連絡ください。担当者が修理⽅法についてお教えいたします。
サブウーハーから、サーまたはブーンという⾳や⼤きなノイズが聞こえる。
電源コードがモニター背⾯の IEC ソケットにしっかり差し込まれていることを確認します。
信号ソースとモニター間の接続を確認します。すべて正しく接続され、ケーブルが損傷したり、不適切に配線されたりしていないことを
確認します。
平衡ケーブル変換に不平衡出⼒を使⽤している場合、正しく接続されていることを確認します。シールドは不平衡なソース接地、XL
R のピン 1 とピン 3 (または ¼” TRS ジャックのスリーブとリング) に接続されています。
オーディオ機器がすべて同じアースポイントに接続されている必要があります。ライトディマー、ネオンサイン、TV 画⾯、コンピューターモニ
ターなど、その他のすべての機器が建物内の同じ交流電源に接続されているかどうかを確認します。これらの機器を、同じ電源回
に接続しないでください。
信号ケーブルが AC 電源ラインまたは他の EMI ソース (壁の電源アダプターやコンピューターなど) の近くに配線されていることを確認し
ます。
サーという⼤きな⾳がするのは、スピーカーを接続する前のゲイン設定が間違っている可能性があります。モニターを接続する前に、ソー
ス信号がうるさくないことを確認します。これは、信号源のヘッドホン出⼒をヘッドホンに接続してテストできます。
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KRK Systems Subwoofers ユーザーマニュアル

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