<SM-612458>
- 3 -
・ 本製品に関するシステムにおいて、ケーブルを傷つけたり、無理なストレスをかけたり、重いものを載せたり、
挟み込んだりしないでください。導通不良や感電の原因になります。
・ 仮置きをする場合は、水平状態としてください。
・ 梱包の上に載ったり、物を上に載せたりしないでください。
<運転>
・ 取り付けたモータに電気を供給する前には、必ず機器の作動範囲の安全確認を行ってください。不用意に電
気を供給すると、感電やケガの原因となります。
・ 運転中・停止直後は、本体に手や体を触れないでください。やけどの恐れがあります。
・ 本製品の上に乗ったり、上に物を置いたりしないでください。転倒事故、製品の転倒、落下によるケガ、製品
の破損、損傷による誤作動、暴走等の原因となります。
・ 電源が故障した場合でも、人体、装置に損害を引き起こさないように対策を施してください。
・ 取り付けたモータの位置設定などを行う場合は、操作前にアクチュエータが動作しても安全であることを確認
してください。
<保守・点検・修理>
・ 本製品に異常な発熱や発煙、異臭、異音、振動などが生じた場合は、ただちに電源を遮断してください。製品
の破損や、電流が流れ続けることによる火災の原因につながる可能性があります。
<設計・選定・設置>
・ 本製品に取り付けられるモータ・制御の取扱説明書をご確認頂き、安全に注意して配線・設計をしてください。
・ 本製品に取り付けられるモータ・制御の配線時、誘導ノイズが印加されないよう、大電流や強磁界が発生して
いる場所や本機以外の大型モータ動力線と同一配管、配線(多芯ケーブルによる)とならないようにしてくださ
い。また、ロボットなどに使用されますインバータ電源及び、配線部(同一配線・配管不可)にもご注意ください。
同電源のフレームグランドを施し、出力部にはフィルターを必ず挿入してください。
・ モータ用電源は製品の設置台数に対し、容量に余裕のあるものを選定してください。容量に余裕がないと、誤
作動する恐れがあります。(お客様にて取り付けられるモータ・制御の取扱説明書をご確認ください。)
・ 本製品に取り付けられるモータ・制御への電源投入時、原点位置の認識を行う場合があります。外部ストッパ
や保持機構(ブレーキ等)がある場合、意図しない位置を原点位置と認識する可能性があります。電源投入
後、原点が確実に検出できるように外部ストッパなどの配置にご注意ください。
・ 紫外線の当る場所や腐食性ガス、塩分等のある雰囲気中で使用しないでください。性能低下、異常作動、錆
の発生による強度の劣化の可能性があります。
・ 周囲温度の急激な変化により結露が発生する場所では使用しないでください。
・ 大きな振動や衝撃が伝わる場所に設置しないでください。誤作動を起こす可能性があります。
・ 本製品を設置する設置面の平面度は、0.05mm/200mm 以下とし、本製品にねじれ、曲げ力が作用しないよ
うにしてください。
・ 本製品を設置面へ取り付ける際、適正なねじ締め付けトルクで行ってください。
M4:1.5N・m 、M5:3.0N・m 、M6:5.2 N・m 、M8:12.5 N・m 、M10:24.5 N・m
・ 本製品をクリーン度が必要な環境に設置される場合は、ダウンフローや清掃を十分に行ないクリーン環境を
確保するようにしてください。
・ 極度の低露点環境下で使用しないでください。極度の低露点環境下では樹脂やグリースなど劣化が促進さ
れ潤滑性能や耐久性が低下する可能性があります。