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11.パラメータ
*1 CTレシオを変更したときは、オーバーカレント設定“OC”、 アンダーカレント設定”UC”およびアナログスケール出力スケー
ル“rS”は、初期値に変更されます。
*2 外部CTを使用する場合、電流検出精度の保証上限値は外部CTの定格一次電流(表中( )内の値)になります。
(例.TSB100ATを使用の場合、電流検出精度の保証上限値は100A)
No.
メニュー パラメータ 機能説明
初期値 設定値
1 パラメータ
ロック
0 全てのパラメータ設定が可能です。
1
パラメータロックする場合に設定します。本設定後は、パラメータ設定の
際に都度設定画面に対して、“1”を設定する必要があります。
解除する場合には、“1”を設定した後に続けて“0”を入力し、
が表示されると設定完了です。
2 相選択
3Ph 3相モータを監視します。
1Ph 単相モータを電流監視します。本設定の場合、反相”rP”, 欠相“PL”,
不平衡“Ub”のパラメータは、表示されません。
3
オーバー
カレント
動作特性
dE 限時特性により動作し過負荷保護として機能します。
th
反限時特性で動作しモータ保護として機能します。(12頁サーマル特性
表参照) サーマルと同様に電流データは累積すたるため、トリップ後す
ぐにリセットにより復帰させることはできません。
本設定では、スタートタイムは機能しないため“0”に設定してください。
In 反限時特性で動作しモータ保護として機能します。(12頁インバース特
性表参照) 動作はスタートタイムの項目を参照ください。
no オーバーカレント検知させない場合に設定します。
4 CTレシオ
*1
1t,2t,4t CT貫通回数( 1t:1回、 2t:2回、 4t:4回 )を設定します。
34タイプは1t,2tのみ、60タイプは1tのみの選択となります。
100,200,300
06タイプで外部CTを使用する場合に選択します。
フェール
セーフ
oFF 電源投入後にリレーは動作せず(96-95閉,98-95:開)、トリップ時にON動
作(96-95:開, 98-95:閉)します。
on
電源投入後にリレーは動作し(96-95開,98-95:閉)、トリップ時にOFF動作
(96-95:閉,98-95:開)になります。
※設定変更時は、電源リセットにより設定が有効になります。
6 反相
oFF 反相検出させる場合に“on”を設定します。
on
7 オーバー
カレント設定
右記 オーバーカレントのカレント値を設定します。
34および60タイプでは、反限時特性”th”,”In”を設定した場合に、32Aを
越える設定はできません。
8 スタート
タイム
0 インバース“In”設定時、モータ始動時からOC設定値を下回るまではCol
d特性、それ以降はHot特性で動作します。
0.2~12.0s
(0.1s単位)
モータ始動時に動作しないよう設定時間内は、リレー出力されません。
インバース“In”設定時、スタートタイム時間経過後にHot特性で動作しま
す。
カレント設定表 単位:A
CT
レシオ 設定範囲 キザミ 設定範囲 キザミ 設定範囲 キザミ
1t 0.60~6.40 0.04 6.00~34.0 0.2 10.0~60.0 0.4
2t 0.30~3.20 0.02 3.00~17.0 0.1
4t 0.15~1.60 0.01
100 12.0~128(100) *2 1
200 24.0~256(200) *2 1
300 36.0~384(300) *2 1
06タイプ 34タイプ 60タイプ