圧力逃がし部図 1-1:
注意
センサを適切な方向に取付けないと、圧力逃がし部からの吹き出しに晒される可能性があ
ります。 人や機器が圧力逃がし部の吹き出しに晒されない方向にセンサを取付けてくだ
さい。
□
センサについている流れ方向矢印が実際のプロセスの流れ方向と一致するようセ
ンサを取付けてください。
1.2 ベストプラクティス
最良なセンサの性能のために、以下を参考にセンサを取付けてください。
• Micro Motion 製センサには直管長についての要件はありません。 センサの上流
側および下流側の配管に直管長を設ける必要はありません。
•
センサが垂直配管に取付けられている場合は、液体およびスラリーはセンサを通
して上向きに流れるようにしてください。 気体の場合には、上向きでも下向きで
も構いません。
•
センサチューブを流体で満管の状態に保ってください。
•
センサを通る流れを停止させるためにのバルブを使用する場合、バルブはセンサ
より下流側に設置します。
•
流量計にかかる曲げおよびねじれ応力を最小限に抑えてください。 配管のずれ
を調整するのに流量計を用いないでください。
•
センサは外部の支えを必要としません。 センサは取付け方向にかかわりなくフ
ランジによって支えられます。
1.3
環境条件
センサの環境条件は次のとおりです。
•
プロセス流体:–40~+125 °C(–40~+257 °F)
•
周囲温度:–40~+60 °C(–40~+140 °F)
•
温度範囲は危険場所における防爆認定によりさらに制約されることがあります。
センサに同梱されている防爆認定についての文書を参照してください。この文書
は Micro Motion のウェブサイトでご覧いただけます(www.micromotion.com)。
ご使用の前に
2 Micro Motion
®
CNG050