モデル 3500 トランスミッタ MVD モデル 3300 フローコントローラ ラック取付け 設置説明書

Micro Motion モデル 3500 トランスミッタ MVD モデル 3300 フローコントローラ ラック取付け 設置説明書 インストールガイド

  • こんにちは!Micro Motion モデル3500伝送器(MVD)とモデル3300ペリフェラルのラック取り付け設置説明書について、ご質問にお答えします。本ドキュメントの内容は、設置手順、配線方法、安全対策、環境要件など、ラックへの設置に関する詳細な情報を網羅しています。どのようなご質問でもお気軽にお尋ねください。
  • 適切な設置環境温度範囲は?
    モデル3500とセンサ間の最大ケーブル長は?
    複数のアプリケーションプラットフォームを設置する場合、ラック間のスペースはどのくらい必要ですか?
    返品手続きはどうすればいいですか?
    危険場所での設置に関する情報は?
設置説明書
20001006Rev BA
2015 2
Micro Motion
®
モデル 3500 伝送器 (MVD) /
モデル 3300 ペリフェラル
ラック取り付け型設置マニュアル
安全および認定についての情報
ヨーロッパ指令に適合させるためには、マイクロモーション製品を本説明書に従い正しく設置する必要があります。本製品に
適用されるヨーロッパ指令については、EC 適合宣言をご参照ください。適用される全てのヨーロッパ指令と EC 適合宣言の関
連書類、ATE X 設置図面および説明は www.micromotion.com にアクセスしてご入手いただくか、弊社カスタマケアセンターへ
お問い合わせください。
圧力容器指令に適用する機器に添付されている情報は、www.micromotion.com/documentation からご入手いただけます。
ヨーロッパにおける危険場所での設置については、該当する国や地域の規定が当てはまらない場合、EN 60079-14 のガイドラ
インに従ってください。
その他の情報
製品仕様の詳細については製品仕様書を参照してください。トラブルシューティングについては、伝送器の説明書を参照して
ください。製品仕様書と取扱説明書については、弊社のウェブサイト (www.micromotion.com/documentation) をご参照ください。
返品について
弊社では製品の返品手続きが定められております。これは、弊社従業員の作業環境の安全性を維持するために重要な要件と
なっております。定められた返品手続きが守られない場合、当該製品の返品をお受けできない場合があります。
返品手続きと返品フォーム詳細につきましては、弊社ウェブサイト (www.micromotion.com) をご参照ください。また弊社カ
スタマサービス部門までお電話でご連絡いただくこともできます。
マイクロモーションのカスタマサービス
電子メール:
全世界共通:[email protected]om
アジア太平洋地域:[email protected]om
電話番号:
南北アメリカ ヨーロッパ&中東 アジア太平洋地域
アメリカ
800-522-6277
イギリス
0870 240 1978
オーストラリア
800 158 727
カナダ
+1 303-527-5200
オランダ
+31 (0) 704 136 666
ニュージーランド
099 128 804
メキシコ
+41 (0) 41 7686 111
フランス
0800917901
インド
800 440 1468
アルゼンチン
+54 11 4837 7000
ドイツ
0800 182 5347
パキスタン
888 550 2682
ブラジル
+55 15 3413 8000
イタリア
8008 77334
中国
+86 21 2892 9000
ベネズエラ
+58 26 1731 3446
中央&東ヨーロッパ
+41 (0) 41 7686 111
日本
+81 3 5769 6803
ロシア /CIS 諸国
+7 495 981 9811
韓国
+82 2 3438 4600
エジプト
0800 000 0015
シンガポール
+65 6 777 8211
オマーン
800 70101
タイ
001 800 441 6426
カタール
431 0044
マレーシア
800 814 008
クウェート
663 299 01
南アフリカ
800 991 390
サウジアラビア
800 844 9564
アラブ首長国連邦
800 0444 0684
設置説明書 3
目次
目次
1 ご使用の前に................................................................. 5
1.1 設置キット.................................................................... 5
1.2 場所の選択.................................................................... 6
1.3 ケーブルの長さ................................................................ 7
1.4 ガイドレールと配線コネクタの設置.............................................. 9
1.5 モデル 3500 / モデル 3300 のラックへの設置 ...................................... 10
2 取り付け..................................................................... 11
2.1 コアプロセッサの取り付け...................................................... 11
3 配線......................................................................... 13
3.1 入力および出力配線の接続...................................................... 13
3.2 モデル 3500 のセンサへの接続 .................................................. 13
3.3 センサのリモートコアプロセッサへの配線........................................ 19
3.4 電源配線の接続................................................................ 21
設置説明書
5
ご使用の前に
1 ご使用の前に
この設置マニュアルでは、Micro Motion
®
モデル 3300 ならびに モデル 3500 MVD アプ
リケーションプラットフォーム 486.2 mm (19 インチ ) ラックに取り付ける際の基本
的な設置ガイドライン を解説しています。
本質安全防爆(I.S.)アプリケーションの情報については、MicroMotion 認証文書をご
参照ください。
構成、保守、運用の詳細手順については、伝送器と併せて納品されるマニュアルをご
覧ください。
1.1 設置キット
ラック取り付けの場合、モデル 3300 ならびに モデル 3500 の設置キットには、次の部
品が含まれます :
DIN 41612/IEC 60603-2、タイプ D 入出力配線用コネクタ 1、ソルダーテール
( モデル 3300 のみ ) またはネジ式ターミナル付き
( モデル 3500 のみ ) DIN 41612/IEC 60603-2、キー付きタイプ D コネクタ 1、
センサ配線用、ネジ式ターミナル付き
プラグインコネクタ 1、電源配線用
すりわり付きチーズヘッド機械ネジ(サイズ M2.5x8x4(モデル 3300x6
(モデル 3500、配線コネクタのラック固定用
警告!
危険区域で不適切な設置を行った場合、爆発する危険性があります。
危険な適用に関する情報については、メータに同梱されている該当の説明書を参照するか、弊
社のウェブサイトにアクセスし入手してください。
警告!
危険電圧によって、重篤な負傷または死亡につながる可能性があります。
伝送器を設置し、すべての配線を完了してから電源を入れてください。
注意!
不適切な設置は、測定エラーやメータの故障の原因となることがあります。
すべての手順指示に従ってください。
6
モデル
3500
伝送器
/
モデル
3300
ペリフェラル
-
ラック取り付け
ご使用の前に
1.2 場所の選択
伝送器の設置場所を決める際に、以下に説明する設置要件に合った場所を選んでくだ
さい。
1.2.1 環境要件
周囲温度が —20 +60 °C (4 +140 °F) の範囲の場所に伝送器を設置してください。
複数のアプリケーションプラットフォームを設置する場合は、通気流路を確保するた
め、ラックの間の垂直方向のスペースを最低 1 U (1 HE) 以上開けてください。
1-1
参照してください。
1-1: 適切な換気に必要なスペース要件
1.2.2 寸法
モデル 3300 またはモデル 3500 の寸法は次のとおりです。
1-2 を参照してください。
高さ : 128 mm (3 U または 3 HE)
: 142 mm (28 HP または 28 TE)
奥行き : 160 mm
モデル 3300 / モデル 3500 は、486.2 mm (19 インチ ) ラックの DIN 規格
EN 60297-3-101 (IEC 60297-3-101) に適合します。1 つのラックには最大 3 つの筐体を
収納できます。
1-1 を参照してください。
1 U = 1 HE = 44.5 mm (1.750 インチ )
3 U (3 HE)
3 U (3 HE)
3 U (3 HE)
1 U (1 HE)
1 U (1 HE)
設置説明書
7
ご使用の前に
1-2: ラック取り付け寸法
1.3 ケーブルの長さ
センサからモデル 3500 伝送器までの最大のケーブル長さは、設置の種類とケーブ
の種類により異なります。
モデル 3300 アプリケーションペリフェラルを伝送器と組み合わせて設置する場合、
伝送器の主波数出力とモデル 3300 の周波数入力の間の最大のケーブル長さは 150 m
(500 フィート ) になります
設置の種類 最大のケーブル長さ
4 線リモート伝送器
4 線ケーブルの最大長さについては、
1-3
1-1
参照してください。
リモートコアプロセッサ(リモート
伝送器付き)
4 線ケーブル、9 線ケーブルの最大長さについては、
1-4
1-1 を参照してください。
25 HP
(25 TE)
3 U
(3 HE)
128.5
(5 1/16)
4 x M2.5x11
1 U = 1 HE = 44.5 mm (1.750 インチ )
1 HP = 1 TE = 5.1 mm (0.200 インチ )
142.2 (5 9/16)
28 HP (28 TE)
ネジ式ターミナル(オプション)
186.7
(7 11/32)
216.2
(8 33/64)
防爆認定タグ
本質安全防爆シールド
( モデル 3500 のみ )
169.9
(6 11/16)
200.6
(7 29/32)
25.4
(1)
mm
( インチ )
mm
( インチ )
取り付けコネクタ用後部レール
122.5
(4 13/16)
486.2 mm (19 インチ ) ラック
8
モデル
3500
伝送器
/
モデル
3300
ペリフェラル
-
ラック取り付け
ご使用の前に
1-3: 4 線リモート伝送器
1-4: リモートコアプロセッサ(リモート伝送器付き)
1-1: センサと伝送器の間の最大ケーブル長さ
ケーブルタイプ ワイヤゲージ 最大長さ
Micro Motion 4 線ケーブル なし 300 m (1000 ft) Ex 認定なし
150 m (500 ft) IIC 等級セン
サの場合
300 m (1000 ft) IIB 等級セ
ンサの場合
Micro Motion 9 線ケーブル なし
20 m (60 ft)
客先提供 4 線ケーブル
VDC 0.35 mm
2
(22 AWG) 90 m (300 ft)
VDC 0.5 mm
2
(20 AWG) 150 m (500 ft)
VDC 0.8 mm
2
(18 AWG) 300 m (1000 ft)
RS-485 0.35 mm
2
(22 AWG) 以上
300 m (1000 ft)
モデル 3500
4 線ケーブル
センサ
コアプロセッサ
(スタンダードまたは高機能)
センサ
端子箱
9 線ケーブル
4 線ケーブル
モデル 3500
コアプロセッサ
(スタンダードのみ)
設置説明書
9
ご使用の前に
1.4 ガイドレールと配線コネクタの設置
1.4.1 ガイドレール
ガイドレールと配線コネクタの位置は、
1-5 に示すとおりです。ガイドレールの
心と中心の間に、27 HP (27 TE) の間隔を設けてください。(例、1HP (TE) 28 HP (TE)
の位置)
1.4.2 配線コネクタ
アプリケーションプラットフォームは、次の装置と併せて納品されます。
1. ラックの前面から作業を始め、付属の M2.5x8 ネジを使用して配線コネクタをラッ
ク後部に取り付けます。
モデル 3500 には 6 個の M2.5x8 ネジと 3 本のコネクタが付属します。
モデル 3300 には 4 個の M2.5x8 ネジが付属します。
2. ガイドレールの各中心を基準点として使用します。
1-5 を参照してください。
ガイドレールの中心と中心の間に、27 HP (27 TE) の間隔を設けてください。(例、
1 HP (1 TE) 28 HP (28 TE) の位置)
3. 入力/出力配線コネクタを隣接するユニットから、またはラックの縁端から、
4 HP (4 TE) 離して設置してください。
4. (モデル 3500 のみ)キー付きセンサ配線コネクタを、隣接ユニットから、または
ラックの端から、16 HP (16 TE) 離して設置してください。
5. 電源配線コネクタを隣接ユニットから、またはラックの縁端から、25 HP (25 TE)
離して設置してください。
型番 装置
モデル 3300 入出力配線用ソルダーテールまたはネジ式コネクタ
電源配線用プラグインコネクタ
モデル 3500
入力/出力配線用ネジ式コネクタ
センサ配線用ネジ式コネクタ
電源配線用プラグインコネクタ
10
モデル
3500
伝送器
/
モデル
3300
ペリフェラル
-
ラック取り付け
ご使用の前に
1-5: ガイドレールと配線コネクタの位置
1.5 モデル 3500 / モデル 3300 のラックへの設置
1. モデル 3500 / モデル 3300 をガイドレールに合わせます。
2. モデル 3500 / モデル 3300 をラックにスライドさせます。
後部パネルのピンが配線コネクタと接触した状態になっていることを確認してく
ださい。
3. 付属のキャブティブスクリューを締め付けて、モデル 3500 / モデル 3300 のフロン
トパネルをガイドレールに固定します。
電源配線コネクタ
入力/出力配線ターミナル
キー付きセンサ配線コネクタ
センサ配線コネクタのキー
M2.5x8
前部
後部
設置説明書
11
取り付け
2 取り付け
2.1 コアプロセッサの取り付け
リモートコアプロセッサまたはリモート高機能コアプロセッサを使用してリモート伝
送器を設置する場合にのみこのセクションを適用します。
1-4 を参照してください。
4 線ケーブルリモートが設置されている場合は、
セクション
3.1 に進んでください。
2-1 はコアプロセッサと取り付けブラケットを示しています。取り付けブラケット
を使用して、コアプロセッサを
セクション
1.2 に説明されているケーブルの長さの
件に従って適切な位置に設置します。
2-1: リモートコアプロセッサの構成部品
コアプロセッサカバー
上部電線管リング
コアプロセッサ
下部電線管リング
終端キャップ
取り付けブラケット
リモートコアプロセッサ
リモート高機能コアプロセッ
12
モデル
3500
伝送器
/
モデル
3300
ペリフェラル
-
ラック取り付け
取り付け
設置説明書
13
配線
3 配線
3.1 入力および出力配線の接続
入力/出力配線を、入力 / 出力配線コネクタ(右側最端部のコネクタ)の該当する
ターミナルに接続します。
3-1 と上部パネルのスリーブに挿入されているカードを
参照してください (
3-1 に表示 )
0.25 1.5 mm
2
(24 16 AWG) シールド付き撚り対線を使用してください。
シールドは一点でのみ接地してください。
3-1: 入力/出力配線ターミナル
3.2 モデル 3500 のセンサへの接続
モデル 3300 アプリケーションペリフェラルを設置している場合には、この手順は不
要です。
セクション
3.4 に進んでください。
モデル 3500 伝送器を Micro Motion センサに接続する場合は、次の手順に従ってくだ
さい。
3-1: 入力/出力配線ターミナル
ターミナル番号 指定
c 2+ a 2 —
プライマリ 4—20 mA 出力 / HART
c 4 + a 4 —
セカンダリ 4—20 mA 出力
c 6 + a 6 —
周波数入力
c 8 + a 8 —
ディスクリート入力 1
c 10 + a 10 —
ディスクリート入力 2
c 12 + a 12 —
周波数出力
c 14 + a 14 —
ディスクリート出力 1
c 16 + a 16 —
ディスクリート出力 2
c 18 + a 18 —
ディスクリート出力 3
c 32 (B ライン )a 32 (A ライン ) RS-485 出力
14
モデル
3500
伝送器
/
モデル
3300
ペリフェラル
-
ラック取り付け
配線
3.2.1 設置オプション
センサの配線は、設置の設定に応じて異なります。
4 線ケーブルリモート伝送器 ( 4 線ケーブル、
1-3 4
線ケーブルリモート
取り付けの場合の配線
」を参照してください )
リモートコアプロセッサ(リモート伝送器付き)(4 線ケーブルおよび 9 線ケーブ
ルが必要、
1-4 と「 4
線ケーブルリモート取り付けの場合の配線
」を参照してく
ださい )
3.2.2 4 線ケーブルリモート取り付けの場合の配線
1. センサの取扱説明書の記載に従ってケーブルを準備します。
2. センサの取扱説明書の記載に従ってケーブルをコアプロセッサに接続します。
3. ケーブルを伝送器に接続するに :
a. 4 線ケーブル中のワイヤを確認してください。
Micro Motion 供給の 4 線ケーブルを使用してください。この Micro Motion 供給
4 線ケーブルは 2 組の 2 線ケーブルから構成されています。1 組(赤と黒)
18 AWG (0.75 mm
2
) VDC 接続用です。もう 1 組(緑と白)は 22 AWG
(0.35 mm
2
) RS-485 接続用です。
b. コアプロセッサからの 4 本のワイヤを伝送器の正しいターミナルに接続します。
3-2
3-2 (標準コアプロセッサ)または
3-3 (高機能コアプロセッサ) 参照
してください。
むき出しのワイヤをそのままにしないでください。
伝送器でシールド、編組、またはドレインワイヤを接地しないでください。
3-2: 4 線ケーブル用の伝送器ターミナル
ターミナル
ワイヤの色
(1)
(1)
ワイヤの色は
Micro Motion
提供の
4
線ケーブルのみに適用します。
機能
c 4
VDC+
a 4
VDC—
c 6
RS-485A
a 6
RS-485B
設置説明書
15
配線
3-2: モデル 3500(スタンダード)とリモートコアプロセッサに接続の 4 ケーブル
3-3: モデル 3500 高機能と高機能リモートコアプロセッサに接続の 4 線ケーブル
3.2.3 リモートコアプロセッサ(リモート伝送器付き)設置
時の配線手順
この配線手順は次の 2 段階からなります :
リモートコアプロセッサの伝送器への配線
センサのリモートコアプロセッサへの配線
コアプロセッサターミナル
4 線ケーブル
最大ケーブル長さ:
1-1 を参照してください。
VDC+
( )
VDC—
( )
RS-485B
( )
RS-485A
( )
客先提供または工場提供
のケーブル
モデル 3500
センサ配線ターミナル
1-5 を参照してください。
VDC+
( )
RS-485A
( )
VDC—
( )
RS-485B
( )
a
a
a
a
a
a
a
a
a
a
a
a
a
a
a
a
c
c
c
c
c
c
c
c
c
c
c
c
c
c
c
c
2
4
6
8
10
12
14
16
18
20
22
24
26
28
30
32
客先提供または工場提
供のケーブル
VDC+
( )
RS-485A
( )
VDC—
( )
RS-485B
( )
a
a
a
a
a
a
a
a
a
a
a
a
a
a
a
a
c
c
c
c
c
c
c
c
c
c
c
c
c
c
c
c
2
4
6
8
10
12
14
16
18
20
22
24
26
28
30
32
VDC+ ( )
RS-485B ( )
RS-485A ( )
VDC— ( )
コアプロセッサターミナル
4 線ケーブル
最大ケーブル長さ:
1-1 を参照してください。
モデル 3500
センサ配線ターミナル
1-5 を参照してください。
16
モデル
3500
伝送器
/
モデル
3300
ペリフェラル
-
ラック取り付け
配線
リモートコアプロセッサを伝送器に配線するには:
1. 次の方法のいずれかを使用して、配線をシールドします:
2. 以下のいずれかを実行します :
シールドケーブルを使用する場合、ケーブルの準備を行い、熱収縮シールド
チューブを手順 6 のように取り付けます。この熱収縮シールドチューブは
ケーブルのシールドが編組でなくホイルで構成されている場合にグランドに
対しシールド終端を提供します。手順 3 に進んでください。
外装ケーブルの場合は、手順 6 の記載に従ってケーブルを準備しますが、熱
収縮チューブは取り付けずに、手順 6defg は省いてください。手順 3
に進んでください。
3.
2-1 に示されている構成部品を確認します。
4. コアプロセッサカバーを取り外します。
5. ケーブルの上にグランドナットとグランド留め挿入部をスライドさせます。
3-4
を参照してください。
設置方法 手順
内部の配線に 360° の成端シールド処理を提供する連続金属製電線
管内の非シールド配線
手順 8 に進んでください
客先提供のシールドケーブルまたは外装ケーブル付きケーブルグ
ランド、ケーブルグランドのシールドを終端。ケーブルグランド
のアーマーブレードとシールドドレインワイヤの両方を終端。
手順 8 に進んでください
コアプロセッサハウジングの Micro Motion 提供のケーブルグランド 手順 2 に進んでください
設置説明書
17
配線
3-4: グランドナットとグランド留め挿入
6. コアプロセッサハウジングの接続については、シールドケーブルを次に従って用
意してください(外装ケーブルでは defg を行う必要はありません。
a. ケーブル被覆を 114 mm (4 1/2 インチ ) の長さだけ剥がします。
b. ケーブル被覆の内側にある透明のラップを取り去り、ワイヤ間の充填材を取り
除きます。
c. 絶縁ワイヤの周りのホイルを取り去り、19 mm (3/4 インチ ) の長さだけホイル
を残すか編組とドレインワイヤを出してワイヤをほぐします。
d. 露出したホイルの周りにシールドドレインワイヤを 2 回巻き付けます。余った
ワイヤは切り取ってください。
3-5: 露出したシールドホイルの周りに 2 回巻き付けたシールドドレインワイヤ
e. 熱収縮シールドチューブを露出したままになっているシールドドレインワイヤ
の上に被せます。チューブがドレインワイヤを完全に覆うようにしてください。
f. ケーブルを焦がさないようにチューブに熱 (120 °C または 250 °F) を加えチュー
ブを収縮させます。
3-6 を参照してください。
114 mm
(4 1/2 インチ )
19 mm
(3/4 インチ )
22 mm
(7/8 インチ )
22 mm
(7/8 イン )
熱収縮シールドチューブ
グランド本体
グランドナット
グランド留め挿入部
18
モデル
3500
伝送器
/
モデル
3300
ペリフェラル
-
ラック取り付け
配線
3-6: 露出したドレイン ワイヤを熱収縮シールドチューブで完全に覆う
g. 内部終端が熱収縮チューブと同じ高さになるようにグランド留めの挿入部の位
置を決めます。
h. クロスシールドまたは編組とドレインワイヤをグランド留めの挿入部上で O
ングを約 3 mm (1/8 インチ ) 越えるように折り返します。
3-7 を参照してく
ださい。
3-7: 折り返したクロス
i. グランドの本体を、コアプロセッサハウジングの電線管接続口に挿入してくだ
さい。
3-8 を参照してください。
3-8: グランド本体の取り付け
7. ワイヤをグランド本体を通して挿入し、グランドのナットを締め付けてグランド
を組み立てます。
8. 4 線ケーブル中のワイヤを確認してください。
Micro Motion 供給の 4 線ケーブルを使用してください。この Micro Motion 供給
4 線ケーブルは 2 組の 2 線ケーブルから構成されています。1 組(赤と黒)は
18 AWG (0.75 mm
2
) VDC 接続用です。もう 1 組(緑と白)は 22 AWG
(0.35 mm
2
) RS-485 接続用です。
9. 4 本のワイヤをコアプロセッサの番号が付いたスロットに接続してください。
3-9.
設置説明書
19
配線
3-9: 4 本のワイヤを番号が付いたスロットに接続
10.
アース接地が必要な場合はコアプロセッサハウジングの内部接地ネジに接続します。
アース接地は、コアプロセッサがセンサの配管経由では接地ができず、地域の規
制で内部接地接続が必要とされる場合に必要となります。
シールドドレインワイヤはこのターミナルに接続しないでください。
11. コアプロセッサカバーを再度取付けて締め付けます。
12. ケーブルを伝送器に接続するには、コアプロセッサからの 4 本のワイヤを伝送器
の正しいターミナルに接続してください。
3-2 および
3-2 を参照してください。
むき出しのワイヤをそのままにしないでください。
伝送器でシールド、編組、またはドレインワイヤを接地しないでください。
3.3 センサのリモートコアプロセッサへの配線
1. ケーブルのシールド方法と準備については、Micro Motion の「9
線式流量計ケー
ブルの準備と設置ガイド
」を参照してください :
センサ側で、ケーブルの種類に応じて手順説明に従ってください。
コアプロセッサ側で、MVD 伝送器のケーブルの種類に応じて手順説明に従
てください。
警告!
センサの損傷を防ぐため、コアプロセッサを強くねじり込まないでください。
注意!
計器エラーの原因となる場合があるので、シールド レインワイヤがセンサの端子箱に触れない
ようにしてください。
20
モデル
3500
伝送器
/
モデル
3300
ペリフェラル
-
ラック取り付け
配線
2. ワイヤを接続するには、MVD 伝送器のセンサの種類に応じて、Micro Motion
9
線式流量計ケーブルの準備と設置ガイド
」を参照してください。コアプロセッ
サ側のワイヤの配線についての追加情報は以下のとおりです:
a.
2-1 に示されているコンポーネントを確認します。
b. コアプロセッサの終端キャップを取り外します。
c. 9 線ケーブルを電線管開口部を通して挿入します
d. ワイヤをコアプロセッサに付属しているプラグに接続します。
e. プラグを下部電線管リングの内部にあるソケットに差し込みます。
3-10 を参
照してください。
3-10: センサとコアプロセッサ間の 9 線ケーブル
3. ケーブルを接地します。
4. ガスケットに傷がないことを確認し、すべての O リングにオイルを塗布して、端
子箱ハウジングとコアプロセッサの後端キャップ閉じ、すべてのネジを締め付け
ます。
ケーブルタイプ 手順
被覆ケーブル シールドドレインワイヤ(黒ワイヤ)の接地は、下部電線管
リングの内側にある接地用ネジをコアプロセッサに取り付け、
コアプロセッサ側でのみ行ってください。コアプロセッサの
取り付けネジには絶対に接地しないでください。センサの端
子箱のケーブルは絶対に接地しないでください。
シールドケーブルおよび外装
ケーブル
シールドドレインワイヤ(黒ワイヤ)の接地は、下部電線管
リングの内側にある接地用ネジをコアプロセッサに取り付け、
コアプロセッサ側でのみ行ってください。コアプロセッサの
取り付けネジには絶対に接地しないでください。センサの端
子箱のケーブルは絶対に接地しないでください。
両端のケーブル編組をケーブルグランド内で終端処理した上
で接地します。
注意!
測定エラーやメーターの故障を防ぐため、ハウジングを閉じるときにワイヤが引っかかったり
挟まったりしていないか確認してください。
( ワイヤのすべ
てのセットからの
ドレイン )
プラグと
ソケット
取付け用ネジ
接地ネジ
センサからの 9 線ケーブル コアプロセッサ
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