Hilti PRI 2 取扱説明書

タイプ
取扱説明書

Hilti PRI 2 は、素早い水準合わせや測定を 1 人で行える回転レーザーです。自動整準機能を搭載しており、電源を入れるだけで自動的に整準を開始します。レーザー光は水平方向と垂直方向に照射され、90°の基準レーザービームも装備されています。

また、回転速度を 5 段階で調整でき、レーザーの照射範囲を狭めるラインモード設定機能も備えています。さらに、オプションの PRA 2 リモートコントロールユニットを使用すれば、離れた場所から本体を操作することも可能です。

Hilti PRI 2 は、水準測量、墨出し、位置決めなど、さまざまな用途に使用できます。例えば、間仕切り壁の位置決め、機器や設備の設置、コンクリートの打設、電気配線や配管工事などにも最適です。

Hilti PRI 2 は、素早い水準合わせや測定を 1 人で行える回転レーザーです。自動整準機能を搭載しており、電源を入れるだけで自動的に整準を開始します。レーザー光は水平方向と垂直方向に照射され、90°の基準レーザービームも装備されています。

また、回転速度を 5 段階で調整でき、レーザーの照射範囲を狭めるラインモード設定機能も備えています。さらに、オプションの PRA 2 リモートコントロールユニットを使用すれば、離れた場所から本体を操作することも可能です。

Hilti PRI 2 は、水準測量、墨出し、位置決めなど、さまざまな用途に使用できます。例えば、間仕切り壁の位置決め、機器や設備の設置、コンクリートの打設、電気配線や配管工事などにも最適です。

PRI 2
331423
Bedienungsanleitung de
Operating instructions en
Mode d’emploi fr
Istruzioni d’uso it
Manual de instrucciones es
Manual de instruções pt
Gebruiksaanwijzing nl
Brugsanvisning da
Bruksanvisning sv
Bruksanvisning no
Käyttöohje fi
Οδηγιες χρησεως el
Használati utasítás hu
Instrukcja obsługi pl
Инструкция по зксплуатации ru
vod k obsluze cs
vod na obsluhu sk
Upute za uporabu hr
Navodila za uporabo sl
Ръководство за обслужване bg
Instrucţiuni de utilizare ro
Kulllanma Talimatı tr
ar
Lietošanas pamācība lv
Instrukcija lt
Kasutusjuhend et
Пайдалану бойынша басшылық kk
ja
ko
zh
Printed: 19.11.2013 | Doc-Nr: PUB / 5137221 / 000 / 01
1
2 3
4
1
9
3
5
7
8
+≠
2
6
7
+#+[
+] +“
+{+|
+
-
"“
"#"#
+}
"≠
Printed: 19.11.2013 | Doc-Nr: PUB / 5137221 / 000 / 01
20 m
180˚
20 m
Printed: 19.11.2013 | Doc-Nr: PUB / 5137221 / 000 / 01
オリジナル取扱説明書
PRI 2 回転レーザー
ご使用前にこの取扱説明書を必ずお読みくださ
い。
この取扱説明書は必ず本体と一緒に保管してくだ
さい。
他の人が使用する場合には、本体と取扱説明書
を一緒にお渡しください。
目次
1 一般的な注意 235
2 製品の説明 236
3 アクセサリー 237
4 製品仕様 237
5 安全上の注意 238
6 ご使用前に 239
7 ご使用方法 240
8 手入れと保守 241
9廃 241
10 本体に関するメーカー保証 242
11 EU 規格の準拠証明 (原本) 243
1 この数字は該当図を示しています。 図は二つ折り
の表紙の中にあります。 取扱説明書をお読みの際は、
これらのページを開いてください。
この取扱説明書での 「本体」 は、 常に PRI 2 回転レー
ザーを指しています。
各部名称、 操作部/表示部名称 1
PRI 2 回転レーザー
@
90° 基準レーザービーム
;
レーザービーム 回転面)
=
回転ヘッド
%
レーザー光線照射孔
&
赤外線受光窓
(
操作パネル
)
グリップハンドル
+
固定ピン
§
垂直基準インジケーター
/
電池収納部
:
⁵/₈" ネジ付きベースプレート
PRI 2 操作パネル 2
·
オン/オフ/ショック警告システム非作
$
LED ン/オフ
£
傾斜ボタン作動
|
LED 傾斜
¡
LED 池消耗表示
Q
ラインモード設定ボタン
W
回転速度調節ボタン
PRA 2 リモートコントロールユニット 3
E
LED マンド送信
R
回転速度調節ボタン
T
方向選択ボタン 左/右)
Z
ラインモード設定ボタン
U
サーボボタン (方向の設定用)
1 一般的な注意
1.1 安全に関する表示とその意
危険
この表記は、 重傷あるいは死亡事故につながる危険性が
ある場合に注意を促すために使われます。
警告事項
この表記は、 重傷あるいは死亡事故につながる可能性が
ある場合に注意を促すために使われます。
注意
この表記は、 軽傷あるいは所持物の損傷が発生する可能
性がある場合に使われます。
注意事項
この表記は、 本製品を効率良く取り扱うための注意事項
や役に立つ情報を示す場合に使われます。
1.2 記号の説明と注意事項
警告表示
一般警告
事項
爆発物に
関する警告
事項
腐食に関す
る警告事項
電気に関す
る警告事項
ja
235
Printed: 19.11.2013 | Doc-Nr: PUB / 5137221 / 000 / 01
CLASS IIIa LASER PRODUCT
675-695nm < 5mW max.
LASER RADIATION - AVOID DIRECT
EYE EXPOSURE
DANGER
3R
略号
毎分回転数 ご使用
前に取扱説
明書をお
読みくだ
さい
リサイク
ル規制部品
です
本体に関して
身体をレーザー光線にさらさないでください。
CFR 21 § 1040(FDA) に準拠したレーザーに関する警
告情報 (米国の場合)
本体に関して
IEC825 / EN608251:2003 に準拠したレーザーに関す
る警告情報
機種名製造番号の表示箇所
機種名および製造番号は本体の銘板に表示されていま
す。 当データを御自身の取扱説明書にメモ書きしてお
き、 お問い合わせなどの必要な場合に引用してくださ
い。
機種名
製造番号
2 製品の説明
2.1 正しい使用
ヒルティレーザー PRI 2 はヘッドを回転させながらレー
ザービームを照射する回転レーザーで、 回転面に対して
90° の角度で照射される基準レーザービームを備えてい
ます。
本体は室内専用です。 屋外で本体を使用する場合は、
周囲条件を室内と同じにしてください。
本体は、 水平位置合わせ、 鉛直ライン、 整準ライン、
鉛直ポイント、 傾斜面、 直角の決定と確認に使用され
ます。 使用例
水平墨の写し
間仕切り壁位置の墨出し (立ちおよび矩)
機器や設備の位置決め
取扱説明書に記述されている使用、手入れ、保守に関す
る事項に留意してご使用ください。
本体および付属品の、 使用法を知らない者による誤使
用、 あるいは規定外使用は危険です。
周囲状況を考慮してください。 火災や爆発の恐れがあ
るような状況では、 本体を使用しないでください。
本体の加工や改造は許されません。
2.2 特徴
本体を使用すると、一人作業で迅速、正確なレベル出し
や芯出しが可能となります 自動整準 (傾斜 ± 5°
内)本体のスイッチを入れると、 自動的に整準が行わ
れます。 LED は運転状態を示します。 本体は直接作
業面に据え付けるか、 三脚または PRA 70/71 ウォール
マウントに取り付けます。
2.3 PRA 2 リモートコントロールユニットとの組み合
わせ
PRA 2 リモートコントロールユニットを使用することに
より、 PRI 2 回転レーザーを離れた所から快適に操作す
ることができます。 さらにリモートコントロール機能に
よりレーザーの整準も可能です。
2.4 PRA 22 レーザーレシーバーとの組み合わせ
PRA 22 レーザーレシーバーを使用すると、 レーザー
ビームをより遠い距離で確実に受光することができま
す。 詳しい情報は PRA 22 の取扱説明書をご覧くださ
い。
注意事項
PRA 22 レーザーレシーバーは、 販売セットによって
は標準構成品に含まれていません。
2.5 回転速度
5 種類の回転速度があります (0、 90、 150、 300、
600 毎分回転数)
自動回転をオフにすると、 レーザーを手動で整準するこ
とができます。
2.6 水平面 (自動レベル設定)
本体の電源を入れると、 全ての方向用のそれぞれの内蔵
サーボモータが作動して、 自動的に整準が始まります。
2.7 立ち (自動レベル設定)
垂直方向の整準は自動的に行われます。 サーボボタン
により、 立ちを手動で整準 (回転) することができま
す。
2.8 傾斜
傾斜は水平モードで手動により設定することができま
す。 傾斜ボタンを押すとこの機能が作動します。 サー
ボボタンにより、 矩を手動で傾斜させることができま
す。
ja
236
Printed: 19.11.2013 | Doc-Nr: PUB / 5137221 / 000 / 01
2.9 自動オフ
一方向または両方向の自動レベル設定の場合、 サーボ
システムは本体が仕様精度内にあるかどうかを監視しま
す。
整準できない場合 (自動整準範囲を超えているか機械
的にロックされた場合) はシステムが停止します。
本体が振動を受けたか、 垂直方向に動いて整準範囲を
超えた場合、 システムは停止します。
システムが停止すると、 ヘッドの回転が停止して全ての
LED が点滅します。
2.10 レーザービームの視認性の向上
レーザービームの届く距離と周囲の明るさに応じて、
レーザービームの視認性は制限されることがあります。
PRA 50/ 51 ターゲット板や PUA 60 レーザーゴーグル
を使用することで視認性を高めることができます。
太陽光などが明るすぎてレーザービームの視認性が低
い場合は、 PRA 22 レーザーレシーバ (アクセサ
リー) の使用をお勧めします。
2.11 PRI 2 回転レーザーの構成品
1 PRI 2 回転レーザー
1 PRA 2 リモートコントロールユニット
1 PRA 50/ 51 ターゲット板
1 取扱説明書
1 製造証明書
4電
1 本体ケース
2.12 PRI 2 回転レーザー/ PRA 22 レーザーレシー
バーの構成品
1 PRI 2 回転レーザー
1 PRA 2 リモートコントロールユニット
1 PRA 22 レシーバー
1 PRA 50/ 51 ターゲット板
2 取扱説明書
2 製造証明書
5電
1 本体ケース
3 アクセサリー
名称
略号
レシーバー
PRA 22
ターゲット板
PRA 50/ 51
レシーバーホルダー
PRA 77
ウォールマウント
PRA 70/71
バッテリー充電器
PUA 80
バッテリーパック
PRA 82
三脚
全ヒルティ三脚 (⁵₈" ネジ付き)
スタッフ
全ヒルティスタッフ
レーザーゴーグル
PUA 60
4製
技術データは予告なく変更されることがあります。
注意事項
製品仕様は予告なく変更されることがあります
リモートコントロールユニットの有効測定距離 (直径)
1… 60 m (3 200 フィート)
レシーバーの有効測定距離 (直径) レーザーレシーバー使用 2… 300 m (6 1000 フィー
ト)
測定精度
温度 +24°C (75 °F)、 水平許容誤差 10 m (60 フィート)
1 mm (³/₃₂")
レーザークラスクラス 3R 可視
635 nm (< 3 mW クラス 60825-1:2003)
ja
237
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レーザークラスクラス IIIa 635 nm(< 3mW 21 CFR FDA § 1040:2006)
90° 基準レーザービーム
回転面に対して垂直
回転速度
0/min, 90/min, 150/min, 300/min, 600/min
自動オフ
120 秒以内に 20 "(1 mm @ 10 m) の測定精度が得ら
れない場合
自動整準範囲
± 5 °(全方向)
動作状態表示 LED オン/オフ、 電池状態 傾斜
供給電源 1 アルカリ電池 2
電池寿命
温度 +25°C (+ 77 °F)、 アルカリ電池 50 h
動作温度
-20… +50°C (- 4~ 122 °F)
保管温度
-25… +60°C (- 22~ 140 °F)
耐候性
IP 54
三脚取付ネジ
⁵⁄₈" X 11
重量 (バッテリーを含まず 1.55 kg (3.5 ポンド)
本体寸法 (長 x x 高)
188 mm X 188 mm X 194 mm (7.4 " x 7.4 " x 7.6 ")
5 安全上の注意
この取扱説明書の各項に記された安全注意事項の外に、
下記事項を必ず守ってください。
5.1 基本的な安全情報
a) 本体は指示にしたがい、 必ず異常がない状態で使
用してください。
b) 安全機構を無効にしたり、 注意事項や警告事項のス
テッカーをはがしたりしないでください。
c) 本体は決められた温度以内で使用してください。
d) レーザーゴーグルはレーザー照射から目を守る保
護メガネではありません 見える色が制限されます
ので、 このメガネをかけたままで自動車の運転をし
ないでください。 本機の作業にのみ使用してくださ
い。
e) 本体を子供の手の届かない所に置いてください。
f) 認定を受けていない人が本体を分解すると、 クラ
3R(IIIa を超えるレーザーが放射されること
があります。 修理は必ず、 ヒルティサービスセン
ターに依頼してください。
g) 周囲状況を考慮してください。 火災や爆発の恐れが
あるような状況では、 本体を使用しないでくださ
い。
5.2 作業場の安全確保
a) 測定場所の安全を確保し、 本体を設置するときは、
レーザー光線が他人や自分に向いていないことを
確かめてください。
b) 梯子や足場の上で作業を行うときは、 不安定な態
勢にならないように注意してください。 足元を確か
にし、 常にバランスを保ちながら作業してくださ
い。
c) ガラスや透明な物質を通して測った場合は、 正確な
値が得られない可能性があります。
d) 本体は振動のないしっかりとした土台の上に据え
付けてください。
e) 本体は必ず決められた使用制限内で使用してくださ
い。
5.3 電磁波適合性
本体は厳しい規則に適合するように設計されています
が、 強い電磁波の照射により障害を受けて、 機能異常
が発生する恐れがあります。 以上のような状況下で測
定を行う場合は、 読取り値が惑わされていないかチェッ
クしてください。 また他の装置 (航空機の航法システ
ムなど) に影響を及ぼす可能性もあります。
5.4 クラス 3R(IIIa) の本体のレーザー分類
a) レーザークラス 3R およびクラス IIIa の本体は必ず
トレーニングを受けた人物が操作してください
b) 本体を使用する領域にはレーザー警告表示板を設
置してください。
c) レーザー光線は目の高さより上か下にくるようにし
てください。
d) レーザー光線が鏡などの面から不注意により反射さ
れるのを防止するため、 安全処置を講じてくださ
い。
e) 他の人が光線を直接覗き込まないように、 安全処置
を講じてください。
f) 光線を監視されていない領域に照射しないでくださ
い。
g) 本体を使用しない場合は、 権限のない人物が手を
触れることのできない場所に保管してください
5.5 一般的な安全対策
a) 用途に合った工具をご使用ください。 本体を本来
の目的以外には使用しないでください。 必ず、
示にしたがい、 不具合のない状態で使用してくださ
い。
ja
238
Printed: 19.11.2013 | Doc-Nr: PUB / 5137221 / 000 / 01
b) ご使用前に本体をチェックしてください。 本体に損
傷のある場合は、 ヒルティサービスセンターに修理
を依頼してください。
c) もし本体が落下やその他の機械的な圧力を受けた場
合は、 本体の作動と精度をチェックしてください。
d) 使用中に測定精度を何度か点検してください。
e) 極度に低温の場所から高温の場所に移す場合、 ある
いはその逆の場合は、 本体温度が周囲温度と同じに
なるまで待ってから使用してください。
f) アダプターを使用するときは、 本体がしっかりネジ
込まれていることを確認してください。
g) 不正確な測定を避けるために、 レーザー光線の照射
窓は常にきれいにしておいてください。
h) 本体は現場仕様に設計されていますが、 他の光学お
よび電子機器 (双眼鏡、 眼鏡、 カメラなど) と同
様、 取り扱いには注意してください。
i) 本体は防湿になっていますが、 本体ケースに入れる
前に必ず水気を拭き取り 乾いた状態で保管してく
ださい。
j) 混乱を避けるため、 本体の近くで別の装置を使用し
ないでください。
5.6 電気的な危険
a) 電池は子供の手の届かないところに置いてくださ
い。
b) 電池を加熱したり、 火気にさらさないでくださ
い。 電池が破裂するか、 あるいは有毒物質を発
生する恐れがあります。
c) 電池を本体にはんだ付けしないでください。
d) 電池の接点をショートさせないでください。 過熱し
て液もれを起こすことがあります。
e) 電池を分解したり、 過度に機械的な力を加えたりし
ないでください。
f) 電池は必ず全部一緒に交換してください。
g) 環境汚染を防止するために 本体は各国の該当基
準にしたがって廃棄してください。 ご不明な点は
メーカーへお問い合わせください。
h) 損傷した電池は使用しないでください
i) 古い電池と新しい電池を混ぜないでください。
カーの違う電池や種類の違う電池を混ぜないでくだ
さい。
5.7 バッテリー液
バッテリー/バッテリーパックの使用が正しくないと、
液漏れが発生することがあります。 その場合、 漏れた
液には触れないでください。 もしも触れてしまった場
合は、 水で洗い流してください。 液体が眼に入った場
合は、 水で洗い流してから医師の診察を受けてくださ
い。 流出したバッテリー液により、 皮膚が刺激を受け
たり火傷を負う恐れがあります。
6 ご使用前に
危険
本体には IEC 285 準拠の電池 (単 1) または PRA 82
バッテリーパックを使用してください。
注意
バッテリーパックを使用する場合は、 充電器の取扱説明
書をよくお読みください。
危険
必ず新品の電池を使用してください。
6.1 本体のスイッチオン 2
「ON/OFF」 ボタンを押します。
スイッチを入れると本体は自動整準を開始し、 緑のオ
ン/オフ LED が点滅します。 整準が完了すると、 レー
ザー光線が回転面と、 この面に垂直な方向に照射されま
す。 レーザーは自動回転します。
ON/OFF ボタンの緑の LED が連続点灯します。
6.2 インジケーター
LED 表示
オン/オフ - 緑色で点滅 本体が自動整準中です。
オン/オフ - 緑色で連続点灯
本体の自動整準が完了。
傾斜 - 赤色で連続点灯 傾斜機能が作動中です。
ja
239
Printed: 19.11.2013 | Doc-Nr: PUB / 5137221 / 000 / 01
LED 表示
オン/オフ - 赤色で点滅
ショック警告システムが非作動。
全ての LED が点滅
本体は作動できません。 原因本体
が振動などの衝撃を受け、自動整準がで
きません
電池消耗 LED が赤色で点滅 電池残量があと約 2 時間です
6.3 電池の挿入 4
1. 電池収納部を押しながら開いて、 電池収納部のグ
リップをつかんで引きます。
2. 新しい電池を挿入します。 極性を間違わないよ
う注意してください。
3. 電池収納部を閉じます。
7 ご使用方法
注意事項
回転速度とラインモードの機能は直接 PRI 2 回転レー
ザーでも使用可能です。
7.1 PRA 2 リモートコントロールユニットを使用し
た作業 3
PRA 2 リモートコントロールユニットにより回転レー
ザーの操作が快適に行えます。 また、 本体のいくつか
の機能を使用するにはリモートコントロールユニット
が必要となります。
7.1.1 回転速度の選択 (毎分回転数)
PRI 2 をオンにすると 回転レーザーは毎分回転数 150
で作動します。 回転速度を遅くすることにより、 レー
ザービームをもっと明るくすることができます。 回転
速度ボタンを押すたびに、 回転速度が 0 > 90 > 150 >
300 >600 >0 の順に切り替わります。
7.1.2 ラインモード
ラインモード設定ボタンを押して、 レーザービームの
ラインの範囲を狭めることができます。 この操作によ
り、 レーザービームは明るく見えやすくなります。
ラインモード設定ボタンを押すたびにラインの長さが
0 ° > 5 ° > 10 ° > 15 ° > 0 ° 順に切り替わります。
ラインの長さはレーザーと壁面との距離に左右されま
す。 レーザーラインは方向選択ボタン (右/左) によ
り任意に動かすことができます。
7.2 PRA 22 レーザーレシーバー(アクセサリー)を使
用した作業
距離が 150 m 以内の場合または反射率がよくない状
況ではレシーバーを使用することができます。 液晶表
示とシグナル音によりレーザービームの受光位置が示さ
れます。
注意事項
詳しい情報は PRA 22 の取扱説明書をご覧ください。
7.3 水平モード
回転レーザーを水平モードで使用するには、 回転ヘッド
が上を向くように装置を設置します。 本体を三脚など
にしっかりとセットします。
「ON/OFF」 ボタンを押して、 本体の電源をオンにしま
す。
整準が完了するとレーザービームが照射されて回転しま
(毎分回転数 150)
7.4 垂直モード 5
垂直モードで作業するには、 回転ヘッドを横に向け
て本体を設置します。 このためには、 本体の固定ピン
を下にして操作パネルが上にくるように設置してくだ
さい。 基準インジケーターを上に移動します。 これで
レーザー基準ポイントを使用して整準を行うことがで
きます。 あるいは PRA 70/71 ウォールマウントを使
用して回転レーザーを三脚に取り付けることもできま
す。「ON/OFF」 ボタンを押して、 本体の電源をオンに
します。 整準が完了するとレーザービームが照射され
て回転します (毎分回転数 150)
7.5 レーザービームの垂直整準
リモートコントロールユニットの +/- ボタンを押し
て、 レーザービームを垂直方向に整準することができ
ます。 手動整準には、 回転レーザーの正確な設置が必
要となります。
1. 回転レーザーを希望の基準ポイントに位置決めし、
本体のスイッチをオンにします。
2. 回転/ラインモード設定ボタンを使用して、 希望
の機能を確定します たとえば、 中くらいの長さ
のラインの照射)
3. これでラインを手動で整準することができま
す。 サーボボタンでラインを左から右へ動かすこ
とが可能です (最大 +/- 5 °)
7.6 傾斜面での作業 6
1. 本体を三脚などにしっかりとセットします。
ja
240
Printed: 19.11.2013 | Doc-Nr: PUB / 5137221 / 000 / 01
2. 傾斜を設定するには まず PRI 2 回転レーザー
の傾斜ボタンを押します。 斜モードが作動する
と、 リモートコントロールユニットにより水平
対する傾斜を測定することができます。 +/- ボタン
を押してレーザービームを希望の方向に動かしま
す。 このモードでは自動整準はオフになっていま
す。
7.7 ショック警告システムを非作動にする
PRI 2 回転レーザーがオンになっているときに
ON/OFF ボタンを長く押すことにより、 ショック警告シ
ステムを非作動にすることができます。 ON/OFF ボタ
ンは 3 秒以上押してください。 ショック警告システム
が非作動になると、オン/オフ LED が赤く点滅します。
8 手入れと保守
8.1 清掃および乾燥
1. レンズの埃は吹き飛ばしてください。
2. レーザー光線照射孔とフィルターに指で触れないで
ください。
3. 必ず汚れていない柔らかい布で清掃してくださ
い。 必要に応じてアルコールまたは少量の水で
湿してください。
注意事項プラスチック部分をいためる可能性があり
ますので、 他の液体は使用しないでください。
4. 本体を保管する場合は、 保管温度を確認してくだ
さい。 特に車内に保管する場合、 冬や夏の本体温
度に注意してください (- 25 °C~+ 60 °C)
8.2 保管
本体が濡れた場合はケースに入れないでください。
体、 本体ケース、 アクセサリーは清掃し、 乾燥させ
る必要があります (最高 40 °C 104 °F) 本体は完
全に乾燥した状態で本体ケースに収納してください。
長期間保管した後や搬送後は、 使用前に本体の精度を
チェックしてください。
本体を長期間使用しない時は、 電池を抜き取ってくださ
い。 電池から流れ出た液体で、 本体に損傷を与える可
能性があります。
8.3 搬送
搬送や出荷の際は、 本体をヒルティの本体ケースか同等
の質のものに入れてください。
注意
搬送時は必ず電池を抜き取ってください。
8.4 ヒルティ校正サービス
各種の規則に従った信頼性を保証するためには、 本体
の定期点検を第三者の校正機関に依頼されることをお
勧めします。
ヒルティ校正サービスはいつでもご利用できますが、
少なくとも年に一回のご利用をお勧めします
ヒルティ校正サービスでは、 本体が点検日の時点で、
取扱説明書に記載されている製品仕様を満たしているこ
とが証明されます。
本体が仕様範囲にない場合は、 再調整します。 調整
と点検の終了後調整済みステッカーを貼って、 本体が
メーカー仕様を満たしていることを証明書に記載しま
す。
校正証明書は ISO 900X... を認証取得した企業には、
ず必要なものです。
詳しくは、 弊社営業担当またはヒルティ代理店販売
店にご連絡ください。
8.4.1 測定精度の点検 7
本体の X 軸および Y 方向の測定精度を点検します。
1. 本体を壁から約 20 m 離して設置します(三脚に固
定)
2. 壁にポイントをケガきま (マーカー A)。見
にくい場合は、 PRA 22 レーザーレシーバーまたは
PRA 50/51 ーゲット板を使用してください。
3. 本体を 180° 水平回転させます (同じ軸方向を使
用)
4. 壁に 2 番目のポイントをケガきます (マー
カー B) 見えにくい場合は、 PRA 22 レーザーレ
シーバーまたは PRA 50/51 ターゲット板を使用し
てください。
注意事項2 つのマークの間隔が 4 mm 以内であれ
ば、 本体の精度は仕様の範囲内にあります (20 m
の場合) この間隔が 4 mm り大きい場合は、
本体の校正をヒルティサービスセンターに依頼して
ください。
9廃
警告事項
機器を不適切に廃棄すると、 以下のような問題が発生する恐れがあります
プラスチック部品を燃やすと毒性のガスが発生し、 人体に悪影響を及ぼすことがあります。
電池は損傷したりあるいは激しく加熱されると爆発し、 毒害、 火傷、 腐食または環境汚染の危険があります。
廃棄について十分な注意を払わないと、 権限のない者が装備を誤った方法で使用する可能性があります。 このよう
な場合、 ご自身または第三者が重傷を負ったり環境を汚染する危険があります。
ja
241
Printed: 19.11.2013 | Doc-Nr: PUB / 5137221 / 000 / 01
本体の大部分の部品はリサイクル可能です。 リサイクル前にそれぞれの部品は分別して回収されなければなりませ
ん。 多くの国でヒルティは、 本体や古い電動工具をリサイクルのために回収しています。 詳細については弊社営業
担当またはヒルティ代理店 販売店にお尋ねください。
EU 諸国の
本体を一般ゴミとして廃棄してはなりません。
古い電気および電子工具の廃棄に関するヨーロッパ基準と各国の法律に基づき、 使用済みの電気工具
は一般ゴミとは別にして、 環境保護のためリサイクル規制部品として廃棄してください。
バッテリーは、 国の規制に従って廃棄してください。
10 本体に関するメーカー保証
ヒルティは提供した本体に材質的または、 製造上欠陥が
ないことを保証します。 この保証はヒルティ取扱説明
書に従って本体の操作、 取り扱いおよび清掃、 保守が
正しく行われていること、 ならびに技術系統が維持され
ていることを条件とします。 このことは、 ヒルティ純
正の、 消耗品、 付属品、 理部品のみを本体に使用す
ることができることを意味します。
この保証で提供されるのは、 本体のライフタイム期間
内における欠陥部品の無償の修理サービスまたは部品
交換に限られます。 通常の摩耗の結果として必要とな
る修理、 部品交換はこの保証の対象となりません。
上記以外の請求は、 拘束力のある国内規則がかかる請求
の排除を禁じている場合を除き一切排除されます。
りわけ、 ヒルティは、 本体の使用目的の如何に関わら
ず、使用した若しくは使用できなかったことに関して、
またはそのことを理由として生じた直接的、 間接的、
付随的、 結果的な損害、 損失または費用について責任
を負いません。 市場適合性および目的への適合性につ
いての保証は明確に排除されます。
修理または交換の際は、 欠陥が判明した本体または関連
部品を直ちに弊社営業担当またはヒルティ代理店販売
店宛てにお送りください。
以上が、 保証に関するヒルティの全責任であり、 保証
に関するその他の説明、 または口頭若しくは文書による
取り決めは何ら効力を有しません。
ja
242
Printed: 19.11.2013 | Doc-Nr: PUB / 5137221 / 000 / 01
11 EU 規格の準拠証明(原本)
名称 回転レーザー
機種名
PRI 2
設計年
2006
この製品は以下の基準と標準規格に適合している
2004/108/EG 2006/95/EG
2011/65/EU、 EN ISO 12100.
Hilti Corporation Feldkircherstrasse 100
FL‑9494 Schaan
Paolo Luccini Matthias Gillner
Head of BA Quality and Process
Management
Executive Vice President
Business Area Electric Tools &
Accessories
Business Area Electric
Tools & Accessories
01/2012 01/2012
技術資料
Hilti Entwicklungsgesellschaft mbH
Zulassung Elektrowerkzeuge
Hiltistrasse 6
86916 Kaufering
Deutschland
ja
243
Printed: 19.11.2013 | Doc-Nr: PUB / 5137221 / 000 / 01
*331423*
331423
Hilti Corporation
LI-9494 Schaan
Tel.: +423 / 234 21 11
Fax:+423 / 234 29 65
www.hilti.com
Hilti = registered trademark of Hilti Corp., Schaan
W 3277 | 1113 | 00-Pos. 1 | 1
Printed in Germany © 2013
Right of technical and programme changes reserved S. E. & O
.
331423 / A3
Printed: 19.11.2013 | Doc-Nr: PUB / 5137221 / 000 / 01
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Hilti PRI 2 取扱説明書

タイプ
取扱説明書

Hilti PRI 2 は、素早い水準合わせや測定を 1 人で行える回転レーザーです。自動整準機能を搭載しており、電源を入れるだけで自動的に整準を開始します。レーザー光は水平方向と垂直方向に照射され、90°の基準レーザービームも装備されています。

また、回転速度を 5 段階で調整でき、レーザーの照射範囲を狭めるラインモード設定機能も備えています。さらに、オプションの PRA 2 リモートコントロールユニットを使用すれば、離れた場所から本体を操作することも可能です。

Hilti PRI 2 は、水準測量、墨出し、位置決めなど、さまざまな用途に使用できます。例えば、間仕切り壁の位置決め、機器や設備の設置、コンクリートの打設、電気配線や配管工事などにも最適です。