2. 本体の垂直軸を希望の方向に合わせます。
3. 仕様精度が守られるように、 本体は平坦な面に
置くか、 三脚や他のアクセサリー上に適切に取り
付けてください。
4. 「ON/OFF」 ボタンを押して、 本体の電源をオンに
します。
整準後に本体が、 静止した下向き (垂直方向)
の回転ビームでレーザーモードを開始します。
ビームが照射されたポイントが基準ポイントとな
り、 本体の位置合わせに使用されます。
5. 全回転面のビームを見るには、 回転ボタンを押し
てください。
6. リモートコントロールユニットの 「+」 および
「-」 ボタンにより、 垂直回転ビームを左右に 5° ま
で動かすことができます。
7.3 傾斜面での作業
注意事項
最適な測定結果を得るには、 PR 3 の整準をチェックす
ることが効果的です。 これを最適に行うには、 本体か
らそれぞれ左右 5 m(16 フィート) のところに、 本体
の軸に平行になるように 2 つのポイントを決めます。
レベル出しされた水平面の高さをケガき、 その後傾斜に
応じて高さをケガきます。 両方のポイントのこの高さ
が一致した場合にのみ、 本体の整準が最適化となってい
ます。
7.3.1 傾斜手動設定
1. 傾斜機能を作動するために、 本体の電源がオンに
なっているときに本体の ON/OFF スイッチを 8 秒
以上押します。
2. 8 秒後に傾斜機能 LED が連続点灯し、 傾斜機能
が作動します。
3. ボタンを放します。
4. これで水平面はモニターされなくなります。
5. 整準の後、 回転レーザーが回転を開始します。
6. 水平面を傾斜させるには、「+」 または 「-」 ボタ
ンを押してください。 これに代えて、 スロープア
ダプター (アクセサリー) を使用することもでき
ます。
7. 自動整準モードに戻るには、 本体の電源を一度オ
フにしてから再びオンにしてください。
7.3.2 PRA 76/78 傾斜テーブルを用いて傾斜を設定する
注意事項
傾斜テーブルが三脚と本体の間に正しく取り付けられて
いることを確認してください (本体の取扱説明書を参
照)。
7.4 PRA 2 リモートコントロールユニットを使用した
作業
PRA 2 リモートコントロールユニットにより回転レー
ザーの操作が快適に行えます。 また、 本体のいくつか
の機能を使用するにはリモートコントロールユニット
が必要となります。
7.4.1 回転速度の選択 (毎分回転数)
オンにすると、 回転レーザーは毎分回転数 300 で作
動します。 回転速度を遅くすることにより、 レーザー
ビームをもっと明るくすることができます。 回転速度
が速いと、 レーザービームが安定します。 回転速度ボ
タンを押すたびに、 回転速度が 300 rpm、 600 rpm、
1500 rpm の順に切り替わります。
7.4.2 ラインモード
リモートコントロールユニットでラインモード設定ボタ
ンを押して、 レーザービームのラインの範囲を狭める
ことができます。 この操作により、 レーザービームは
明るく見えやすくなります。 ラインモード設定ボタン
を押すたびに、 ラインの長さが変化します。 ラインの
長さはレーザーと壁面との距離に左右されます。 レー
ザーラインは方向選択ボタン (右/左) により任意に
動かすことができます。
7.5 ショック警告システムの作動解除
1. 本体の電源がオンになっているときに、 本体の
ON/OFF スイッチを 4 秒以上押します。
2. ショック警告システム LED が連続点灯し、 この機
能が作動解除されていることを知らせます。
3. ON/OFF スイッチから指を放します。
4. 自動整準モードに戻るには、 本体の電源を一度オ
フにしてから再びオンにしてください。
7.6 レーザーレシーバーを使用した作業
距離が 150 m(492 フィート) 以内の場合または反射
率がよくない状況ではレシーバーを使用することがで
きます。 液晶表示とシグナル音によりレーザービーム
の受光位置が示されます。
注意事項
詳しい情報は、 レーザーレシーバーの取扱説明書をご
覧ください。
ja
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Printed: 07.03.2016 | Doc-Nr: PUB / 5070195 / 000 / 03