Hilti PR 300-HV2S 取扱説明書

  • こんにちは!Hilti PR 300-HV2S回転レーザーの取扱説明書の内容を理解しています。このデバイスの機能、使用方法、トラブルシューティングなど、ご質問にお答えできます。例えば、自動整準機能、リモートコントロール、デジタル傾斜表示、ショック警告システムなどについて詳しく説明できます。
  • バッテリーの充電方法は?
    PRA 300とのペアリング方法は?
    ショック警告システムとは?
    傾斜モードの単位設定は可能ですか?
    測定精度はどのくらいですか?
*2108730*
2108730
PR 300-HV2S
Bedienungsanleitung de
Operating instructions en
Mode d’emploi fr
Istruzioni d’uso it
Manual de instrucciones es
Manual de instruções pt
Gebruiksaanwijzing nl
Brugsanvisning da
Bruksanvisning sv
Bruksanvisning no
Käyttöohje
Használati utasítás hu
Instrukcjaobsługi pl
Инструкцияпозксплуатации ru
Návod k obsluze cs
Návod na obsluhu sk
KulllanmaTalimatı tr
ar
ja
Printed: 28.08.2015 | Doc-Nr: PUB / 5244507 / 000 / 00
1
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オリジナル取扱説明書
PR 300-HV2S 回転レーザー
ご使用前にこの取扱説明書を必ずお読みくださ
い。
この取扱説明書は必ず本体と一緒に保管してくだ
さい。
他の人が使用する場合には、本体と取扱説明書
を一緒にお渡しください。
目次
1 一般的な注意 420
2 安全上の注意 420
3 製品の説明 422
4 製品仕様 424
5 ご使用前に 426
6 ご使用方法 427
7 手入れと保守 437
8 故障かな? と思った時 438
9廃 440
10 本体に関するメーカー保証 440
11 EU 規格の準拠証明 (原本) 440
1 この数字は該当図を示しています。 図は取扱説明書
の冒頭にあります。
この取扱説明書で 「本体」 または 「回転レーザー」
と呼ばれる工具は、 常に PR 300-HV2S を指していま
す。「リモートコントロールユニット」、「レーザーレ
シーバー」 または 「レシーバー」 と呼ばれる工具は、
常に PRA 300 レーザーレシーバーを指しています。
回転レーザー 1
@
レーザービーム (回転面)
;
回転ヘッド
=
ペンタプリズム
%
グリップ
&
操作パネル
(
⁵/₈" ネジ付きベースプレート
)
PRA 84 Li-Ion バッテリー
バッテリー収納部 2
@
PRA 84 Li-Ion バッテリー
;
バッテリー収納部
=
ロック
本体での充電 3
@
PUA 81 電源アダプター
;
充電ソケット
本体外での充電 4
@
PUA 81 電源アダプター
;
PUA 82 自動車用バッテリープラグ
=
バッテリー充電 LED
回転レーザーの操作パネル 5
@
ON/OFF ボタン
;
自動整準 LED
=
電子傾斜整準 LED 矢印
%
手動電子傾斜整準ボタン (傾斜モードでのみ有効)
&
ショック警告システムのボタンと LED
(
傾斜モードのボタンと LED
)
監視モード LED(垂直自動整準の場合のみ)
+
バッテリー充電状態表示 LED
PRA 300 レーザーレシーバー/リモートコントロール
ユニットの操作パネル 6
@
ON/OFF ボタン
;
傾斜入力ボタン 「+」 /方向選択ボタン 「右」 また
「上」(PRA 90 とともに使用)
=
確定ボタン (OK
%
メニューボタン
&
傾斜入力ボタン 「-」 /方向選択ボタン 「左」 また
「下」(PRA 90 とともに使用)
(
自動整準ボタン/監視モード (垂直)(ダブル
リック)
)
探査エリア
+
マーキング用切込み
§
表示ディスプレイ
PRA 300 レーザーレシーバー/リモートコントロール
ユニットの表示 7
@
レーザー受光位置表示
;
測定精度表示
=
電池消耗表示
%
バーチャルビーム表示を表示する/非表示にする
&
音量表示
(
レーザーレベルとの距離表示
ja
419
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1 一般的な注意
1.1 安全に関する表示とその意
危険
この表記は、 重傷あるいは死亡事故につながる危険性が
ある場合に注意を促すために使われます。
警告事項
この表記は、 重傷あるいは死亡事故につながる可能性が
ある場合に注意を促すために使われます。
注意
この表記は、 軽傷あるいは所持物の損傷が発生する可能
性がある場合に使われます。
注意事項
この表記は、 本製品を効率良く取り扱うための注意事項
や役に立つ情報を示す場合に使われます。
1.2 記号の説明と注意事項
略号
ご使用
前に取扱説
明書をお
読みくだ
さい
一般警告
事項
腐食に関す
る警告事項
電気に関す
る警告事項
室内での
み使用して
ください
リサイク
ル規制部品
です
レーザー
を覗き込ま
ないでくだ
さい
爆発物に
関する警告
事項
ロックオン ロックオフ
本体に関して
クラス 2 レーザー製品。 レーザーを覗き込まないでく
ださい。
機種名製造番号の表示箇所
機種名および製造番号は本体の銘板に表示されていま
す。 これらのデータを御自身の取扱説明書にメモ書き
しておき、 お問い合わせなどの必要な場合に引用してく
ださい。
機種名
製品世代01
製造番号
2 安全上の注意
2.1 基本的な安全情報
この取扱説明書の各項に記された安全注意事項の外に、
下記事項を必ず守ってください。
2.2 一般的な安全対策
a) 安全機構を無効にしたり 注意事項や警告事項のス
テッカーをはがしたりしないでください。
b) 本体の加工や改造は許されません。
c) 本体を使用の際には、 油断せずに十分注意し、
識をもった作業をおこなってください。 疲れてい
る場合、 薬物、 医薬品服用およびアルコール飲用に
よる影響下にある場合には本体を使用しないでくだ
さい。 本体使用中の一瞬の不注意が重傷の原因と
なることがあります。
d) 本体を子供の手の届かない所に置いてください。
e) 認定を受けていない人が本体を分解すると クラ
2 または 3 を超えるレーザーが放射されること
があります。 修理は必ず、 ヒルティサービスセン
ターに依頼してください。
f) 爆発の危険性のある環境 (可燃性液体、 ガスおよび
粉じんのある場所) では本体を使用しないでくださ
ja
420
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い。 本体から火花が飛散し、 粉じんや揮発性ガス
に引火する恐れがあります。
g) (FCC § 15.21 に準拠した注意事項) ヒルティの認
可のない改造や変更を行うと、 ユーザーは本体を操
作する権利を失うことがあります。
h) ここに記載された以外の操作用具や調整用具を使
用したり、 るいは指示とは異なる方法で使用する
と、 ビームが危険をもたらすことがあります。
i) ご使用前に本体をチェックしてください。 本体に損
傷のある場合は、 ヒルティサービスセンターに修理
を依頼してください。
j) 本体のお手入れは慎重におこなってください。
体の可動部分が引っ掛かりなく正常に作動している
か、 本体の運転に影響を及ぼす各部分が破損
傷していないかを確認してください。 本体を再度
ご使用になる前に、 損傷部分の修理を依頼してく
ださい。 事故の多くは、 保守管理の不十分な本体
を使用したことが原因で発生しています。
k) もし本体が落下やその他の機械的な圧力を受けた場
合は、 本体の作動と精度をチェックしてください。
l) 重要な測定前には、 本体を点検してください。
m) 使用中に測定精度を何度か点検してください。
n) 極度に低温の場所から高温の場所に移す場合、 ある
いはその逆の場合は、 本体温度が周囲温度と同じに
なるまで待ってから使用してください。
o) ダプターを使用するときは、 本体がしっかりネジ
込まれていることを確認してください。
p) 不正確な測定を避けるために、 レーザー光線の照射
窓は常にきれいにしておいてください。
q) 本体は現場仕様に設計されていますが、 他の光学お
よび電子機器 (双眼鏡、 眼鏡、 カメラなど) と同
様、 取り扱いには注意してください。
r) 本体は防湿になっていますが、 本体ケースに入れる
前に必ず水気を拭き取り 乾いた状態で保管してく
ださい。
s) 気接点を雨や湿気から保護してください
t) 電源アダプターは必ず主電源に差し込んでくださ
い。
u) 本体と電源アダプターは邪魔にならない安全な場所
に設置し、 下したり怪我したりすることがないよ
うにしてください。
v) 業場の採光に十分配慮してください。
w) 延長コードを定期的に点検し、 損傷している場合
は交換してください。 作業中、 電源アダプター、
延長コードが損傷した場合、 電源アダプターには
触れないでください。 不意に始動しないように電源
コードをコンセントから抜きます。 損傷した電源
コードや延長コードは感電の原因となり危険です。
x) パイプ、 ラジエーター、 電子レンジ、 冷蔵庫など
のアースされた面に体の一部が触れないようにして
ください。 が触れると感電の危険が大きくなりま
す。
y) 電源コードを火気、 オイル、 鋭利な刃物等に触れ
る場所に置かないでください。
z) 電源アダプターを、 濡れた状態や泥が付着したま
まの状態で絶対に使用しないでください 電源ア
ダプター表面に導電性のある粉じんや水分が付着す
ると、 時に感電の恐れがあります。 したがって特
に伝導性のある母材に対して作業を頻繁に行う場合
は、 定期的にヒルティサービスセンターに本体の点
検を依頼してください。
z) 電気接点に触れないでください。
2.2.1 バッテリーの慎重な取扱いおよび使用
a) バッテリーは高温と火気を避けて保管してくださ
い。 爆発の恐れがあります。
b) バッテリーを分解したり、 挟んだり、 75 °C 以上
に加熱したり、燃やしたりしないでください。 これ
を守らないと、 火災、 爆発、 腐食の危険がありま
す。
c) 湿気が入らないようにしてください。 水が浸入する
と、 短絡や化学反応を引き起こしたり、 火傷や火災
が発生する可能性があります。
d) バッテリー/バッテリーパックの使用が正しくない
と、液漏れが発生することがあります。
その場合、
漏れた液には触れないでください。 しも触れてし
まった場合は、水で洗い流してください。 液体が眼
に入った場合は、 水で洗い流してから医師の診察を
受けてください。 流出したバッテリー液により、
皮膚が刺激を受けたり火傷を負う恐れがあります。
e) 必ず本体用に許可されたバッテリーのみを使用して
ください。 その他のバッテリーを使用したり、
の目的でバッテリーを使用すると、 災や爆発の危
険があります。
f) Li‑Ion バッテリーの搬送、 保管、 作動には特別規
定を守ってください。
g) 使用しないバッテリーまたは充電器の近くに、
用クリップ、 硬貨、 キー、 釘、 ネジ、 その他の
小さな金属片を置かないでください バッテリー
または充電器の電気接点の短絡が起こることがあり
ます。 バッテリーまたは充電器の電気接点間が
絡すると、 火傷や火災が発生する危険があります。
h) バッテリーの端子を短絡させないでください。 バッ
テリーを本体に挿入する前に、 バッテリーの接点
と本体の接点に異物が付いていないか確認してくだ
さい。 バッテリーの電気接点が短絡すると、 火災
や爆発、 腐食の恐れがあります。
i) 損傷したバッテリー 例えば亀裂や破損箇所があっ
たり、 電気接点が曲がっていたり、 押し戻されてい
たり、引き抜かれているバッテリー)は、充電する
ことも、 そのまま使用を続けることもできません。
j) 本体の動作とバッテリーの充電には必ず PUA 81
源アダプター、 PUA 82 自動車用バッテリープラ
グあるいはその他のメーカー推奨の充電器を使用し
てください。 これ以外のものを使用すると、 本体
が損傷する恐れがあります。 特定タイプのバッテ
リー専用の充電器を他のバッテリーに使用すると、
火災の恐れがあります。
2.3 作業場の安全確保
a) 測定場所の安全を確保し、 本体を設置するときは、
レーザー光線が他人や自分に向いていないことを
確かめてください。
b) 梯子や足場の上で作業を行うときは、 不安定な態
勢にならないように注意してください。 足元を確か
にし、 常にバランスを保ちながら作業してくださ
い。
c) 反射のある物体あるいは表面付近での測定、 ガラス
あるいはそれに類似する物質を通しての測定では、
正確な測定結果が得られない可能性があります
d) 本体は振動のないしっかりとした土台の上に据え
付けてください。
e) 本体は必ず決められた使用制限内で使用してくださ
い。
ja
421
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f) PR 300-HV2S がご自分の使用している PRA 300
のみ反応し、 建設現場で使用されている他の
PRA 300 には反応しないことを確認してください。
g) 「動作中の充電」 モードでの作業中には、 三脚など
で電源アダプターを確実に固定してください。
h) 製品を指定された用途以外に使用すると危険な
況をまねく恐れがあります。 本説明書内の指示に
従うとともに、 各形式に合った製品、 クセサ
リー、 アタッチメントを使用してください。 この
際、 作業環境および用途に関してもよくご注意くだ
さい。
i) 高圧配線の近くではスタッフを使用した作業は許
可されません。
2.3.1 電磁波適合性
本体は厳しい規則に適合するように設計されています
が、 強い電磁波の照射により障害を受けて、 機能異常
が発生する恐れがあります。 以上のような状況下で測
定を行う場合は、 読取り値が惑わされていないかチェッ
クしてください。 また他の装置 (航空機の航法システ
ムなど) に影響を及ぼす可能性もあります。
2.3.2 クラ 2 の本体のレーザー分類
本体は、 お買い求めの仕様に応じて IEC60825-1:2007 /
EN60825-1:2007 に準拠するレーザークラス 2 該当し
ます。 本体の使用にあたっては特別な保護装置は必要あ
りません。 さらに、 太陽光線と同様、 光源を直接覗
き込むようなことは避けてください。 直接眼にあたっ
た場合は、 眼を閉じて頭部を照射範囲外にずらしてくだ
さい。 レーザービームを他の人に向けないでください。
3 製品の説明
3.1 正しい使用
PR 300-HV2S はヘッドを回転させながら可視レーザービームを照射する回転レーザーで 回転面に対し 90° の角
度で照射される基準レーザービームを備えています この回転レーザーは、 1 または 2 つの面の垂直方向、 水平
方向、 および傾斜方向で使用することができます。
本体は、 水平位置合わせ、 垂直面と傾斜面、 直角の測定、 写しおよびチェックを行うためのものです。 たとえば、
水平墨の写し、 壁面での直角の決定、 基準ポイントに対する垂直位置決め、 傾斜面の設定などの用途が考えられま
す。
本体はプロ仕様で製作されており、 本体の使用、 保守、 修理を行うのは、 認定、 訓練された人のみに限ります。
これらの人は、 遭遇し得る危険に関する情報を入手していなければなりません。 本体および付属品の、 使用法を
知らない者による誤使用、 あるいは規定外使用は危険です。
作業の条件に合わせて様々なアクセサリーが用意されています。
けがの可能性を防ぐため、 必ずヒルティ純正のアクセサリーや先端工具のみを使用してください。
3.2 特徴
本体を使用すると、 一人作業で迅速、 正確なレベル出しや芯出しが可能となります。
本体の電源を入れると、 整準が自動的に行われます。 整準が完了するとビームがオンになります。
LED は運転状態を示します。
本体は再充電可能な Li‑Ion バッテリーで作動します。 バッテリーは動作中でも充電可能です。
3.3 PRA 300 リモートコントロールユニット/レーザーレシーバーとの組み合せ
PRA 300 はリモートコントロールユニットとレーザーレシーバーをひとつに組み合わせたものです PRA 300
を使用することにより PR 300-HV2S 回転レーザーを離れた所から快適に操作することができます。 さらに
PRA 300 はレーザーレシーバーとしても機能するので、 比較的離れた場所にレーザービームを表示させることもで
きます。
3.4 距離のデジタル測定
レーザーレシーバーは、 レーザーレベルとマーキング用切込み間の距離をデジタル表示します。 これにより、
業ステップで人のいる場所をミリメートル単位で正確につきとめることができます。
3.5 自動整準と監視
PR 300-HV2S PRA 300 を使用することにより、 人作業でレーザー面を自動的に正確に整準することができま
す。 本体は必要な整準 (水平、 垂直または傾斜) を検知し、 それに応じて自動整準機能 (PRA 90 を使用しての
平および傾斜) あるいはレベルの監視をともなう自動整準機能 (垂直) を適用します。 PRA 300 の監視機能は、
レーザーレベルの整準を自動的に一定の時間間隔でチェックして、 温度変化、 風、 その他の影響で起こり得るずれ
を防止します。 監視機能は非作動にすることができます。
ja
422
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3.6 特許を取得した自動電子傾斜整準によるデジタル傾斜表示
デジタル傾斜表示では、 PR 300-HV2S が傾斜した状態において 25 % までの傾斜を表示することができます。 つま
り計算をすることなく傾斜を作成し、 チェックすることができます。 自動電子傾斜整準により、 傾斜方向の精度
を最適なものにすることができます。
3.7 ショック警告システム
本体のスイッチを入れると 整準が行われてから 2 分後にショック警告システムが作動します。 この 2 分が経過
る前にいずれかのボタンを押すと、 その時点から新たに 2 分間の待機時間が開始されます。 作動中に本体が整準範
囲から外れると (振動/衝撃) 本体は警告モードに切り換わります。 この場合、 すべての LED が点滅し、 レー
ザーは照射されなくなります (ヘッドは回転しなくなります)
3.8 自動オフ
本体が自動整準範囲 (X ±16°、 Y ±10° を超えたか機械的にロックされるとレーザーは照射されなくなり、
LED が点滅します。
本体を 5/8" ネジ付き三脚に取り付けるか、 あるいは振動のないしっかりとした土台の上に据え付けます。 一方向ま
たは両方向の自動整準の場合、 サーボシステムは本体が仕様精度内にあるかどうかを監視します。 整準範囲に達し
ない場合 (本体が整準範囲外にある、 または機械的なロック) や本体が整準範囲から外れた場合、 本体は自動的に
オフになります (ショック警告システムの章を参照)
注意事項
整準が得られない場合、 レーザーは照射されなくなり、 すべての LED が点滅します。
3.9 本体標準セット構成品
1 PR 300-HV2S 回転レーザー
1 PRA 300 レーザーレシーバー/リモートコン
トロールユニット
1 PRA 83 レシーバーホルダ
2 取扱説明書
1 PRA 84 Li-Ion バッテリー
1 PUA 81 電源アダプター
2 電池 (単 3 電池)
2 製造証明書
1 本体ケース
注意事項
アクセサリーは最寄りのヒルティセンター、 またはwww.hilti.com でご確認ください。
3.10 動作状態表
本体の動作状態表示用として以下の LED があります。 自動整準 LED、 バッテリー充電状態 LED、 ショック警告シ
ステム非作動 LED、 傾斜モード LED および電子傾斜整準 LED。
3.11 PR 300-HV2S 転レーザーの LED 表示
自動整準 LED 緑の LED が点滅
本体は自動整準中です。
緑の LED が連続点灯。
本体の自動整準が完了。 正常に作動し
ています。
ショック警告システム非作動 LED
オレンジの LED が連続点灯
ショック警告システムが非作動になって
います。
傾斜モード LED
オレンジの LED が点滅
傾斜面の整準。
オレンジの LED が連続点灯
傾斜モードが作動。
監視 LED
オレンジの LED が連続点灯
(PRA 300 へ整準しています。
オレンジの LED が点滅 本体視モす。 規準イン
(PRA 300) へ正しく整準されていま
す。
ja
423
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電子傾斜整準 LED
オレンジの LED 矢印が点滅 電子傾斜整準」 モードで
PRA 300 がレーザービームを受光して
いません。
2 つのオレンジの LED 矢印
が連続点灯
本体は PRA 300 へ正しく整準されてい
ます。
オレンジの LED 矢印 (左)
が点灯
本体を時計方向に回転させる必要があり
ます。
オレンジの LED 矢印 (右)
が点灯
本体を反時計方向に回転させる必要があ
ります。
すべての LED
すべての LED が点滅
本体が衝撃を受けたか、エラーがありま
す。
3.12 作動中の Li-Ion バッテリーの充電状態
LED 点灯 LED 点滅
充電状態 C
LED1、2、3、4
-
C≧75%
LED1、2、3
-
50 % C < 75 %
LED 1 2
-
25 % C < 50 %
LED 1
-
10 % C < 25 %
-
LED 1
C<10%
3.13 本体で充電中の Li‑Ion バッテリーの充電状態
LED 点灯 LED 点滅
充電状態 C
LED1、2、3、4
-
C=100%
LED1、2、3 LED4
75 % C < 100 %
LED12 LED3
50 % C < 75%
LED1 LED2
25 % C < 50 %
-
LED 1
C<25%
3.14 本体外で充電が行われている際の Li‑Ion バッテリーの充電実施中表示
バッテリーの充電中には赤い LED が連続点灯します。
充電が終了したか、 あるいは充電器が電流を供給していないと、 赤のバッテリー充電 LED は点灯しません。
4製
技術データは予告なく変更されることがあります。
PR 300-HV2S
レシーバーの有効測定距離 (直径)
PRA 300 使用時の標準値2… 600 m
リモートコントロールユニットの有効測定距離 (直径)
PRA 300 使用時の標準値、 外部からの影響のない屋
外:0 240m
測定精度
1
10 m につき± 0.5 mm
地墨ポイント
回転面に対して垂直
レーザークラス
クラ 2、 620-690 nm < 1 mW(EN 60825-1:2007
/ IEC 60825-1:2007 < 4.85 mW 300
rpm において
1
激しい温度変動、 湿度、 衝撃、 転倒などが精度に影響を及ぼす可能性があります。 特に指示のない場合には、 本体は標準環境
条件 (MIL-STD-810G) において調整または校正されています。
2
落下試験では、 標準環境条件 (MIL-STD-810G) において三脚から平坦なコンクリートへ落下させました
ja
424
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回転速度
600/min、 1,000/min(自動整準プロセス時)
傾斜範囲
本体が傾斜した状態において 25%
自動整準範囲
X軸±16°、Y軸±10°
供給電源
7.2V/ 4.5 Ah Li-Ion ッテリー
バッテリーの連続動作時間 温度 +25°C、 Li-Ion バッテリー 25 h
動作温度
-20… +50°C
保管温度 (乾燥時)
-25… +60°C
絶縁クラス
IP 66IEC 60529 拠)、「動作中の充電」 モードを
除く
三脚取付ネジ
⁵⁄₈" x 18
重量 (PRA 84 を含む)
2.5 kg
落下試験高さ
2
1.5 m
1
激しい温度変動、 湿度、 衝撃、 転倒などが精度に影響を及ぼす可能性があります。 特に指示のない場合には、 本体は標準環境
条件 (MIL-STD-810G) において調整または校正されています。
2
落下試験では、 標準環境条件 (MIL-STD-810G) において三脚から平坦なコンクリートへ落下させました
PRA 300
レシーバーの使用範囲 (直径)
PR 300-HV2S 使用時の標準値 2 600 m
シグナル音
シグナル音の音量切換 (3 段階)
液晶画面 前面および後面
距離表示の範囲
±52mm
受光精度
±1mm
受光領域の長さ
120 mm
ビームセンター表示位置 本体上端から)
75 mm
マーキング用切込み
両側
自動カットオフが作動するまでの探索の行われない待
機時間
15 min
重量 (電池を含む)
0.25 kg
供給電源 3 アルカリ電池 2
電池寿命
温度 +20°C 40 時間 (アルカリマンガン電池の品
質により異なる)
動作温度
-20… +50°C
保管温度
-25… +60°C
絶縁クラス
IP 66(IEC 60529 準拠) 電池収納部外
落下試験高さ
1
2m
1
落下試験では、 PRA 83 レシーバーホルダーに入れた状態で標準環境条件 (MIL-STD-810G) において平坦なコンクリートへ落
下させました。
PRA 84 Li-Ion バッテリー
電源電圧 (通常モード)
7.2 V
最高電圧 (動作時または動作中の充電時)
13 V
消費電流
180 mA
充電時間
温度 +32°C 2 時間 10 (バッテリー 80 % 充電)
動作温度
-20… +50°C
保管温度 (乾燥時)
-25… +60°C
ja
425
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充電温度 (動作中の充電の場合も含む)
+0… +40°C
重量
0.3 kg
PUA 81 電源アダプター
主電源
115… 230 V
周波数
47… 63 Hz
定格出力
36 W
電圧
12 V
動作温度
+0… +40°C
保管温度 (乾燥時)
-25… +60°C
重量
0.23 kg
5 ご使用前に
注意事項
本体を作動させるには、 必ずヒルティ PRA 84 または
PRA 84G バッテリーを使用してください
5.1 バッテリーを装着する 2
1. バッテリを本体に挿入してください。
2. 「ロック閉」 の記号が現れるまでロックを時計方向
に回してください。
5.2 バッテリーを取り外す 8
1. 「ロック開」 の記号が現れるまでロックを反時計方
向に回してください。
2. 本体からバッテリーを抜き取ります。
5.3 バッテリーを充電する
5.3.1 新しいバッテリーの初回充電
はじめてお使いになる前にはバッテリーをフル充電して
ください。
注意事項
その際は充電するシステムを安定した状態に保ってくだ
さい。
5.3.2 バッテリーの再充電
1. バッテリーの外側に汚れがなく、 た濡れていな
いことを確認してください。
2. バッテリーを本体内へ装着します。
注意事項Li‑Ion バッテリーは、部分的にしか充電さ
れていない状態であっても常に使用することができ
ます。
本体の電源がオンになっていると、 充電の進捗状
況が LED により表示されます。
5.4 バッテリー充電のオプショ
注意事項
充電時には、 温度が推奨充電温度 (0 ... 40 °C) の範囲
内にあることを確認してください。
危険
PUA 81 電源アダプターは屋内でのみ使用できます。 湿
気が入らないようにしてください。
5.4.1 本体でのバッテリーの充電 4
1. バッテリーをバッテリー収納部に挿入します(を参
照5.1)
2. ロックを回してください。 バッテリーの充電ソ
ケットが現れます。
3. 電源アダプターのプラグまたは自動車用バッテリー
プラグをバッテリーに差し込みます。
バッテリーが充電されます。
4. 充電中に充電状態を表示するには 本体の電源を
オンにします。
5.4.2 本体外でのバッテリーの充電 5
1. バッテリーを取り外します(を参照5.2)
2. 電源アダプターのプラグまたは自動車用バッテリー
プラグをバッテリーと接続します。
バッテリーの赤の LED が充電の行われているこ
を知らせます。
5.4.3 本体作動中のバッテリーの充電
危険
屋外および湿気の多い環境では、「動作中の充電」 モー
ドでの使用は許可されません。
1. ロックを回してください。 バッテリーの充電ソ
ケットが現れます。
2. 電源アダプターのプラグをバッテリーに差し込みま
す。
本体は充電中も作動し 本体の LED がバッテ
リー充電状態を表示します。
5.5 回転レーザーの電源をオンにする
ON/OFF ボタン を押します。
注意事項
電源が入ると、 本体の自動整準サーボ機構が作動しま
す。 整準が完了すると、 レーザー光線が回転方向と基
準方向に照射されます。
5.6 LED 表示
「PR 300-HV2S 回転レーザーの LED 表示」 の章の説明
を参照してください。
ja
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5.7 PRA 300 への電池の装着 9
危険
損傷した電池は使用しないでください。
危険
古い電池と新しい電池を混ぜないでください。 メーカー
の違う電池や種類の違う電池を混ぜないでください。
注意事項
PRA 300 には必ず国際標準に準拠した電池を使用して
ください。
1. レーザーレシーバーの電池収納部を開きます。
2. 電池をレーザーレシーバーに装着します。
注意事項装着の際には電池の極性を間違わないよ
う注意してください。
3. 電池収納部を閉じます。
5.8 ペアリング
本体とリモートコントロールユニット/レーザーレシー
バーは納品状態でペアリングされています。 同一タイ
プの他のレーザーレシーバーあるいは PRA 90 自動三
脚は、 ペアリングを行わなければ使用できません。
体をこのアクセサリーとともに使用するには、 本体と
アクセサリーの双方の相互設定、 すなわちペアリング
が必要です。 装置のペアリングにより、 それぞれの装
置が一意的に相互に割り当てられます。 ペアリングに
より本体と PRA 90 自動三脚は、 ペアリングされたリ
モートコントロールユニット/レーザーレシーバーから
の信号のみを受信します。 ペアリングを行うことで、
他の回転レーザーの横で作業をしていても、 設定が変
更される危険がありません。
5.8.1 本体とレーザーレシーバーのペアリング
1. 本体とレーザーレシーバーで同時 ON/OFF
タン を押し、 そのまま 3 秒以上押し続けてくだ
さい。
ペアリングが正常に終了すると、 レーザーレシー
バーではシグナル音が鳴り、 本体では全ての LED
が点滅します。 同時にレーザーレシーバーのディ
スプレイに上に示した記号 が表示されます。
体とレシーバーは、 ペアリングの後自動的にオフ
になります。
2. ペアリングされた機器の電源をオンにします
5.8.2 PRA 90 三脚とレシーバーのペアリング
1. PRA 90 自動三脚とレーザーレシーバーで同時に
ON/OFF ボタン を押し、 そのまま 3 秒以上押し
続けてください。
ペアリングが正常に終了すると、 レーザーレシー
バーではシグナル音が鳴り、 本体では全ての LED
が点滅します。 同時にレーザーレシーバーのディ
スプレイに上に示した記号 が表示されます。
体とレシーバーは、 ペアリングの後自動的にオフ
になります。
2. ペアリングされた機器の電源をオンにします
レーザーレシーバーのディスプレイに本体と三
が表示されます。
6 ご使用方法
6.1 一般的な記号の概要
一般的な記号の概要
一般的な記号
操作が正常に終了しました。
情報
警告事項
ショック警告システム作動
ja
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スリープモード作動
回転レーザーがスリープモード
傾斜モード作動
自動電子整準作動
手動整準
6.2 本体の点検
重要な測定の前、 また特に本体を床に落下させてしまった場合、 あるいは本体に好ましくない機械的な外力が作用し
た場合には、 本体の測定精度を点検してください(を参照7.6)
6.3 本体の電源をオンにする
ON/OFF ボタン 押します。
注意事項
電源が入ると本体は自動整準を開始します。
6.4 PRA 300 レーザーレシーバー/リモートコントロールユニットの使用方法
PRA 300 はレーザーレシーバーであると同時に、 リモートコントロールユニットとしても機能します。 リモートコ
ントロールユニットにより回転レーザーの操作が快適に行えます。 また、 本体のいくつかの機能を使用するにはリ
モートコントロールが必要となります。 液晶表示とシグナル音によりレーザービームの受光位置が示されます。
6.4.1 手に持っ PRA 300 レーザーレシーバーの使用方法
1.
ON/OFF ボタン を押します。
注意事項レシーバーが PR 300 回転レーザーより前にスタートされている場合、 レシーバーのディスプレイに
はまだレーザービームは表示されていません。
2. レーザーレシーバーを、 転するレーザービームが受光領域に直接当たるように保持してください。
6.4.2 PRA 83 レシーバーホルダーに取り付けたレーザーレシーバーの使用方法 
1. レシーバーを PRA 83 のラバーシェルに斜めに押し込みます、 レシーバーが完全にラバーシェル囲まれるよう
に装着してください。 受光領域とボタンが前側にあることを確認します。
2. レシーバーをラバーシェルとともにグリップピースに差し込みます。 マグネットホルダーがシェルとグリップ
ピースを接続します。
3.
ON/OFF ボタン を押してレシーバーの電源をオンにします
4. 回転グリップを緩めます。
5. 回転グリップを締め付けて、 PRA 83 レシーバーホルダーを伸縮スタッフまたは整準スタッフに確実に固定しま
す。
6. レシーバーを、 回転するレーザービームが受光領域に直接当たるように保持してください。
6.4.3 PRA 81 高さ測定装置の使用方法 
1. PRA 81 のロックカバーを開きます。
2. レーザーレシーバーを PRA 81 高さ測定装置に取り付けます。
3. PRA 81 のロックカバーを閉じます。
4.
ON/OFF ボタン を押してレーザーレシーバーの電源をオンにします。
ja
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5. レーザーレシーバーを、 転するレーザービームが受光領域に直接当たるように保持してください。
6. レーザーレシーバーを距離表示が 「0」 になる位置にします。
7. 巻尺を使用して希望の間隔を測定します。
6.5 PRA 300 レーザーレシーバー/リモートコントロールユニットのメニューオプション
1.
メニューボタン は操作中いつでも押すことができます。
表示ディスプレイにメニューが表示されます。
2.
方向選択ボタン または により必要に応じて個々のメニュー項目を選択できます。
注意事項方向選択ボタン また により設定を選択できます。 ボタン で選択を保存します。
音量
単位
システム装置
本体の設定
情報
戻る
3.
メニューボタン または戻りボタン でいつでもメニューを終了させることができます。
6.5.1 音量を設定する
レーザーレシーバーの電源をオンにすると、 量はその都度 「普通」 に設定されます メニューの音量機能を押し
て音量を変更することができます。「弱」「普通」「強」 および 「オフ」 4 つの音量を選択できます。 設定の
後、 自動的に通常の操作モードに戻ります。
音量強
音量通常
音量弱
音量オフ
メニューに戻るには、 りボタン を操作してください。
6.5.2 単位を設定する
メニューの単位機能により、 デジタル表示の測定精度を希望に合わせてメートル法またはインチ法に設定できま
す。 選択の後、 自動的に標準の操作モードに戻るか、 あるいはメニューに戻るために戻りボタン を操作すること
もできます。
単位
1 mm ¹⁄₁₆"
2mm
¹⁄₈"
ja
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Printed: 28.08.2015 | Doc-Nr: PUB / 5244507 / 000 / 00
5mm
¹⁄₄"
10 mm
¹⁄₂"
25 mm 1"
6.5.3 システム設定を設定する
以下のメニュー項目があります ビーム表示の表示/非表示 およびスリープモード
6.5.3.1 ーム表示の表示/非表示
PR 300-HV2S のレーザービームを本体の 1 つあるいは複数の側でオフにすることができます。 この機能は、 建設
現場で複数のレーザーが使用されている際にご自身には関係のないレーザーの受光を防止するのに有効です。 ビーム
レベルは 4 つの四分円に分かれています。 これらはハウジングにマークされていて、 以下のように指定することが
できます。
1.
メニュー でシステム設定を選択し これを確定ボタン で確定します。
2.
ビーム表示/非表示機能 を選択し、 これを確定ボタン で確定します。
3.
ナビゲーションボタン を使用して正しい四分円に移動します。
4.
OK ボタン で四分円を非作動にします/作動させます。
5.
確定ボタン でこの設定を確定します。
四分円が表示されるなら、「オン」 ステータスです。 四分円が表示されないなら、「オフ」 ステータスです。
6.
戻りボタン でメニュー項目 「システム装置関連設定」 に戻ること、 あるいはメニューボタン で操作
モードに戻ることができます。
注意事項本体に関する設定は、本体のスイッチがオンになっていて無線接続が確立されている場合にのみ有効で
す。
6.5.3.2 リープモードを作動させる/非作動にする
スリープモードでは、 PR 300-HV2S の電流を節約することができます。 レーザーがオフになり バッテリーの容
量が延びます。
1.
PRA 300 でメニューボタン を押します。
2.
システム装置関連設定 を選択します。
3.
方向選択ボタン を使用してオプション 「スリープモード」 に移動します。
4.
このメニュー項目を OK ボタン で確定します。
5.
確定ボタン でスリープステータスを作動させます/非作動にします。
注意事項すべての設定は保存され維持されます。
6.5.4 本体の設
ショック警告システムの感度
振動が多い場合、 ショック感度
傾斜モードの単位
百分率
ja
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