6.2.5 単位の設定
単位ボタンによりデジタル表示の測定精度を希望に合わ
せて設定できます (mm/cm/off)。
6.2.6 音量設定
レシーバーの電源をオンにしたとき、 シグナル音は
「普通」 の音量に設定されています。 音量調節ボタン
を押して音量を変更することができます。「低」、「普
通」、「高」 および 「オフ」 の 4 つの音量を選択でき
ます。
6.2.7 メニューオプション
レシーバーの電源をオンにする際に ON/OFF ボタンを
2 秒間押します。
表示ディスプレイにメニューが表示されます。
単位ボタンを使用して、 メートル法とヤードポンド法を
切り替えます。
音量調節ボタンを使用して、 高速連続シグナル音を上部
探査範囲または下部探査範囲に割り当てます。
レシーバーをオフにして、 設定を保存します。
注意事項
選択された各設定は次回の電源オンの後にも有効です。
7 手入れと保守
7.1 清掃および乾燥
1. 表面の埃は吹き飛ばしてください。
2. 表示ディスプレイや受光窓を指で触れないでくださ
い。
3. 必ず汚れていない柔らかい布で清掃してくださ
い。 必要に応じてアルコールまたは少量の水で
湿してください。
注意事項プラスチック部分をいためる可能性があり
ますので、 他の液体は使用しないでください。
4. 製品仕様に記載された許容温度を守って本体を乾
燥させてください。
注意事項本体を保管する場合は、 保管温度を確
認してください。 特に冬期および夏期には許容温
度に注意してください。
7.2 保管
1. 本体が濡れた場合はケースに入れないでくださ
い。 本体、 本体ケースおよびアクセサリーを動作
温度に注意して乾燥させて、 清掃してください。
本体は完全に乾燥した状態で本体ケースに収納して
ください。
2. 長期間保管した後や搬送後は、 使用前に本体の精
度をチェックしてください。
3. 本体を長期間使用しない時は、 電池をレシーバー
から抜き取ってください。 電池から流れ出た液体
で、 レシーバーに損傷を与える可能性があります。
7.3 搬送
搬送や出荷の際は納入時のヒルティ純正梱包材を使用す
るか、 あるいはこれと同等の梱包を施してください。
注意
搬送あるいは送付の際は、 電池をレーザーレシーバーか
ら抜き取ってください。
7.4 ヒルティ校正サービスによる校正
各種の規則に従った信頼性を保証するためには、 システ
ムの定期点検をヒルティ校正サービスに依頼されること
をお勧めします。
ヒルティ校正サービスはいつでもご利用できますが、
少なくとも年に 1 回はシステムの校正を行うことをお
勧めします。
ヒルティ校正サービスでは、 システムが点検日の時点
で、 取扱説明書に記載されている製品仕様を満たしてい
ることが証明されます。
システムが仕様範囲にない場合は、 再調整します。 調
整と点検の終了後調整済みステッカーを貼って、 システ
ムがメーカー仕様を満たしていることを証明書に記載し
ます。
校正証明書は ISO 900X を認証取得した企業には、 必
ず必要なものです。
詳しくは、 弊社営業担当またはヒルティ代理店・販売
店にご連絡ください。
8廃棄
警告事項
機器を不適切に廃棄すると、 以下のような問題が発生する恐れがあります。 プラスチック部品を燃やすと毒性のガ
スが発生し、 人体に悪影響を及ぼすことがあります。 電池は損傷したりあるいは激しく加熱されると爆発し、 毒
害、 火傷、 腐食または環境汚染の危険があります。 廃棄について十分な注意を払わないと、 権限のない者が装備
を誤った方法で使用する可能性があります。 このような場合、 ご自身または第三者が重傷を負ったり環境を汚染す
る危険があります。
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Printed: 11.04.2016 | Doc-Nr: PUB / 5142451 / 000 / 02