b) 梯子や足場の上で作業を行うときは、 不安定な態
勢にならないように注意してください。 足元を確か
にし、 常にバランスを保ちながら作業してくださ
い。
c) 反射のある物体あるいは表面付近での測定、 ガラス
あるいはそれに類似する物質を通しての測定では、
正確な測定結果が得られない可能性があります。
d) 本体は振動のないしっかりとした土台の上に据え
付けてください。
e) 本体は必ず決められた使用制限内で使用してくださ
い。
f) 「動作中の充電」 モードでの作業中には、 三脚など
で電源アダプターを確実に固定してください。
g) 製品を指定された用途以外に使用すると危険な状
況をまねく恐れがあります。 本説明書内の指示に
従うとともに、 各形式に合った製品、 アクセサ
リー、 アタッチメントを使用してください。 この
際、 作業環境および用途に関してもよくご注意くだ
さい。
h) 高圧配線の近くではスタッフを使用した作業は許
可されません。
5.3.1 電磁波適合性
注意事項
韓国のみ: この機器は、 住宅区域で発生する電磁波に
適したものです (クラス B)。 基本的に住宅区域での使
用を想定していますが、 他の区域で使用することも可
能です。
本体は厳しい規則に適合するように設計されています
が、 強い電磁波の照射により障害を受けて、 機能異常
が発生する恐れがあります。 以上のような状況下で測
定を行う場合は、 読取り値が惑わされていないかチェッ
クしてください。 また他の装置 (航空機の航法システ
ムなど) に影響を及ぼす可能性もあります。
5.3.2 レーザークラス 2 /クラス II の本体のレーザー
分類
本体は IEC 60825-1:2007 / EN 60825-1:2007 に準拠す
るレーザークラス 2 および CFR 21 § 1040(FDA)
に準拠するクラス II に準じています。 本体の使用にあ
たっては特別な保護装置は必要ありません。 万一レー
ザー光線を少しでも覗き込んでしまった場合、 まぶた
が反射的に閉じることにより目を保護します。 この反射
動作は、 薬、 アルコール、 薬品によって影響を受けま
すのでご注意ください。 さらに、 太陽光線と同様、 光
源を直接覗き込むようなことは避けてください。 レー
ザービームを他の人に向けないでください。
6 ご使用前に
注意事項
本体を作動させるには、 必ずヒルティ PRA 84 または
PRA 84G バッテリーパックを使用してください。
6.1 バッテリーパックの装着 2
注意
バッテリーを本体に装着する前に、 バッテリーの電気接
点と本体の電気接点に異物が入っていないか確認してく
ださい。
1. 本体にバッテリーパックを挿入します。
2. ロックマークが現れるまでロックを時計回りに回し
てください。
6.2 バッテリーパックの取出し 2
1. ロック解除マークが現れるまでロックを反時計回り
に回してください。
2. バッテリーパックを本体から引き出します。
6.3 バッテリーパックの充電
危険
必ず指定されたヒルティバッテリーパックと、「アクセ
サリー」 の項に記載のヒルティ電源アダプターを使用し
てください。 明らかに損傷の認められる本体/電源ア
ダプターは使用してはなりません。
6.3.1 新しいバッテリーパックの初回充電
はじめてお使いになる前にはバッテリーパックをフル充
電してください。
注意事項
その際は充電するシステムを安定した状態に保ってくだ
さい。
6.3.2 バッテリーパックの再充電
1. バッテリーパックの外側に汚れがなく、 また濡れ
ていないことを確認してください。
2. バッテリーパックを本体に挿入します。
注意事項Li‑Ion バッテリーパックは、 部分的にし
か充電されていない状態であっても常に使用するこ
とができます。
本体の電源がオンになっていると、 充電の進捗状
況が LED により表示されます。
6.4 バッテリーパック充電用のオプション
危険
PUA 81 電源アダプターは屋内でのみ使用できます。 湿
気が入らないようにしてください。
注意事項
充電時には、 温度が推奨充電温度 (0 ... 40 °C) の範囲
内にあることを確認してください。
ja
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Printed: 25.11.2015 | Doc-Nr: PUB / 5142576 / 000 / 03