7 ご使用方法
7.1 本体のスイッチオン
「ON/OFF」 ボタンを押して、 本体の電源をオンにしま
す。
注意事項
電源が入ると、 本体の自動整準サーボ機構が作動しま
す。
7.2 PRA 35 の使用方法
PRA 35 はレーザーレシーバー (前面) であると同時に
リモートコントロールユニット (後面) としても使
用できます。 リモートコントロールユニットにより回
転レーザーの操作が快適に行えます。 また、 本体のい
くつかの機能を使用するにはリモートコントロールが必
要となります。 レシーバーは 600 rpm で最適に作動し
ます、 1500 rpm では使用しないでください。
7.2.1 手に持ったレーザーレシーバーの使用方法
1. ON/OFF ボタンを押します。
2. PRA 35 を、 回転するレーザービームが直接当たる
ように保持してください。
レーザービームの受光位置は液晶表示とシグナル
音によって示されます。
7.2.2 PRA 80 レシーバーホルダーに取り付けた PRA
35 の使用方法
1. PRA 80 のロックカバーを開きます。
2. PRA 35 を PRA 80 レシーバーホルダーに取り付け
ます。
3. PRA 80 のロックカバーを閉じます。
4. 「ON/OFF」 ボタンを押してレーザーレシーバー
の電源をオンにします。
5. 回転グリップを緩めます。
6. PRA 80 レシーバーホルダーを伸縮スタッフまた
は整準スタッフに取り付け、 回転グリップを締め
付けて確実に固定します。
7. PRA 35 を、 回転するレーザービームが受光窓に直
接当たるように保持してください。
レーザービームの受光位置は液晶表示とシグナル
音によって示されます。
7.2.3 PRA 81 高さ測定装置の使用方法
1. PRA 81 のロックカバーを開きます。
2. PRA 35 を PRA 81 高さ測定装置に取り付けます。
3. PRA 81 のロックカバーを閉じます。
4. ON/OFF ボタンを押して PRA 35 の電源をオンに
します。
5. PRA 35 を、 回転するレーザービームが受光窓に直
接当たるように保持してください。
6. PRA 35 を距離表示が 「0」 になる位置にします。
7. 巻尺を使用して希望の間隔を測定します。
7.2.4 メニューオプション
PRA 35 本体の電源がオンになっているときに、
ON/OFF ボタンを 2 秒間押します。
表示ディスプレイにメニューが表示されます。
単位ボタンを使用して、 メートル法とヤードポンド法を
切り替えます。
音量調節ボタンを使用して、 レシーバーの上部受光範
囲または下部受光範囲のシグナル音周波数を「高」 に設
定します。
拡張メニューに切り替えるには、 PRA 35 の裏側にあ
る 「ボタンロック」 ボタンを押します。 方向選択ボタ
ン (左/右) により種々の項目を選択できます。 たと
えば、 PR 35 のショックに対する感度の変更、 本体の
ペアリングの解除、 無線機能のスイッチオフなどの項
目があります。
PR 35 に関する設定は、 PR 35 のスイッチがオンに
なっていて無線接続が確立されている場合にのみ有効で
す。 方向選択ボタン (上/下) は設定の変更に使用し
ます。 選択されている各設定は有効で、 その設定は次
回スイッチオン時にも維持されます。
PRA 35 をオフにして、 設定を保存します。
7.2.5 単位の設定
単位ボタンで、 各国用にご希望の単位を設定すること
ができます (mm / cm / off) または (¹⁄₈ in / ¹⁄₁₆ in /
off)。
7.2.6 シグナル音の音量の調整
本体の電源をオンにすると、シグナル音は「普通」の音
量に設定されています。「シグナル音」 ボタンを押し
て音量を変更することができます。「低」、「普通」、
「高」 および 「オフ」 の 4 つの音量を選択できます。
7.2.7 ボタンロックおよびダブルクリック
PRA 35 のボタンロックは、 誤った入力を防ぐもので、
PRA 35 の両側のディスプレイの左上部に表示されま
す。 ロックシンボルは開いている (フリー) か閉じて
います (ロック)。 誤操作を防止するために、 操作の
際は 「自動整準」、「監視」 および 「特殊ラインモー
ド」 コマンドをダブルクリックで確定する必要があり
ます。 説明が煩瑣になるのを避けるため、 取扱説明書
の後続ページではこのことについてその都度言及しては
いません。
7.3 PR 35 の基本機能
基本機能は水平および垂直方向の作業ならびに傾斜に
関する作業です。
7.3.1 回転速度の設定
注意事項
回転速度は 「回転速度調節」 ボタンで変更することが
できます (回転レーザーの操作パネルまたは PRA 35 に
ある)。 回転速度は 300、 600、 1500 rpm です。 レ
シーバーは 600 rpm のときが最適なので、1500 rpm で
は使用しないでください。
ja
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Printed: 08.07.2013 | Doc-Nr: PUB / 5070227 / 000 / 01