Bosch 受光器 LR2 ユーザーマニュアル

  • ボッシュ 受光器 LR2 の取扱説明書の内容を理解しました。この機器の使用方法、安全上の注意、メンテナンス方法、仕様など、あらゆる疑問にお答えします。例えば、電源の入れ方、受光精度の設定方法、シグナル音の調整方法など、お気軽にご質問ください。
  • 受光器LR2の電源の入れ方と消し方は?
    受光精度をどのように選択しますか?
    シグナル音の設定方法は?
    電池の交換方法は?
    レーザーラインの位置を確認するには?
● 本取扱説明書に記載されている、 日本仕様の能力 型番などは、 外国語の印刷物とは異なる場合
があります。
● 本製品は改良のため、 予告なく仕様等を変更する場合があります。
● 製品のカタログ請求、 その他ご不明な点がありましたら、 お買い求めになった販売店または弊社ま
でお問い合わせください。
このたびは、 弊社受光器をお買い求めいただき、 誠にありがとうござい
ます。
● ご使用になる前に この 『取扱説明書』 をよくお読みになり、 正しく
お使いください。
● お読みになった後は、 この 『取扱説明書』 を大切に保管してください。
わからないことが起きたときは、 必ず読み返してください。
* 携帯電話からお掛けのお客様は、 TEL. 03-5485-6161 をご
用ください。 コールセンターフリーダイヤルのご利用はできません
のでご了承ください。
(土・日・祝日を除く、 午前 9 00~午後 6 00)
ホームページ http://www.bosch.co.jp
〒150-8360  東京都渋谷区渋谷 3-6-7
電動工具事業部
コールセンターフリーダイヤル
取扱説明書
受光器
LR 2
1 609 929 S03 (11.07)
00 LR2 表紙.ai 2011/07/20 13:55:1000 LR2 表紙.ai 2011/07/20 13:55:10
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1
はじめに ............................ 2
警告表示の区分 .............................2
安全上のご注意 ...................... 3
使用上のご注意 ...................... 7
お手入れと保管 ...................... 10
廃 棄 .....................................10
免責事項 ............................ 11
本製品について ...................... 12
各部の名称 .................................12
仕 様 .....................................13
使い方 .............................. 14
作業前の準備をする ......................... 14
作業する ...................................15
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2
ご使用前に、『安全上のご注意』『使用上のご注意』をすべて
よくお読みのうえ、指示に従って正しく使用してください。
お読みになった後は、ご使用になる方がいつでも見られる所に
必ず保管してください。
他の人に貸し出す場合は、いっしょに取扱説明書もお渡しくだ
さい。
警告表示の区分
ご使用上の注意事項は
に区分していますが、
それぞれ次の意味を表わします。
誤った取扱いをしたときに、使用者が死亡または
重傷を負う可能性が想定される内容のご注意。
誤った取扱いをしたときに、使用者が傷害を負う
可能性が想定される内容および物的損害のみの
発生が想定される内容のご注意。
なお、
に記載した事項でも、状況によっては重大な結果
に結び付く可能性があります。いずれも安全に関する重要な内容を
記載しているので、必ず守ってください。
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3
警 告
1. レーザー光を光学機器で直接見ないでください。
望遠鏡や双眼鏡、ルーペなどでレーザー光を見ると視力に影
響を及ぼす場合があります。
2. 異常を感じたら絶対に使用しないでください。
使用中に異常が疑われるときには、直ちに使用を中止し、
買い求めの販売店、またはボッシュ電動工具サービスセンタ
ーに点検を依頼してください。
3. レーザー光を直接のぞきこまないでください。
レーザー光が目に入ると視力に影響を及ぼす場合がありま
す。
4. レーザー光路は眼の高さを避けてください。
レーザー光が目に入ると視力に影響を及ぼす場合がありま
す。
5. レーザー光路には立ち入らないでください。
使用者以外はレーザー光路に立ち入らないようにしてくだ
さい。
6. レーザー光路に反射物を置かないでください。
レーザー光が目に入ると視力に影響を及ぼす場合がありま
す。
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4
7. 分解、改造は絶対にしないでください。
障、修理の場合は、必ずお買い求めの販売店、またはボッ
シュ電動工具サービスセンターにお申しつけください。
8. 使用者にレーザー光による視力障害が疑われる
場合は、速やかに医師の診断を受けてください。
9. 取扱説明書に記載された使用方法に従って使用
してください。
10. 取扱説明書およびボッシュ電動工具カタログに
記載されている付属品やアクセサリー以外は使
用しないでください。
11. 測定を行う場合は安全な測定場所を確保してく
ださい。
12. レーザー光が他人や動物、自分に向いていないこ
とを確かめて、本機を設置してください。
13. 本機に強い衝撃を与えたり、落としたりしないで
ください。
14. 誤って落としたり、ぶつけたりしたときは、本機
に破損や亀裂、変形がないことをよく確認してく
ださい。
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15. 本機を湿気の多い場所や直射日光の当たる場所
に、放置しないでください。
16. 使用しないときは、きちんと保管してください。
子供の手の届かない安全な場所に保管してくだ
さい。
17. 使用中にシグナル音が鳴りますので、本体に耳を
近づけすぎないようにしてください
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注 意
1. 使用しないときは乾電池を取り出してください。
液漏れをして故障の原因となります。
2. 乾電池を火中へ入れたり、充電をして使用しない
でください。
3. 使用者への安全教育について
ーザー光の性質、危険性などについて、十分ご理解のうえ
ご使用ください。
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注 意
1. 使用前、使用後には必ずレーザー墨出し器の精度
確認をしてください。
度の確認方法通りに、使用前と使用後に必ず精度確認を行
ってください。
確認しないと、誤差が生じた場合に誤った作業をすることに
なります。詳しくはレーザー墨出し器の取扱説明書「精度の
確認」をご覧ください。
2. +10℃~+50℃の環境で使用してください。
上記環境外では精度不良の原因になります。
3. 次のような場所には置かないでください。
精度不良や故障の原因になります
直射日光があたるところや暖房器具の近くなど高温に
なるところ
冬場の屋外など低温になるところ
ダッシュボード、トランク、荷台や直射日光下で窓を
閉め切った車内
急激な温度変化のあるところ
磁気を帯びたところ
ほこりの多いところ
湿気の多いところや漏れたところ
振動が多いところ
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4. 結露したまま使用しないでください。
5. 故障したまま使用しないでください。
障しているときは、直ちに使用を中止し、お買い求めの販
売店、またはボッシュ電動工具サービスセンターに修理をお
申しつけください。
6. 雨や水にぬらさないでください。
精度や寿命が低下し、故障の原因になります。
7. 本機を移動させるときは電源スイッチを切って
運んでください。
8. 保管する場合は専用ケースに入れてください。
湿気やほこりで故障の原因になります。
9. 使用前に、本機に損傷がないか点検してください。
使用前に、本機に損傷がないか十分に点検し、正常に作動す
るか、また所定機能を発揮するか確認してください。
10. 本機を落としたり、強い衝撃を与えたりしないで
ください。
精度不良や故障の原因になります
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11. 点検は、必ずお買い求めの販売店またはボッシ
ュ電動工具サービスセンターにお申しつけくだ
さい。
点検の知識や技術のない方が点検しますと、十分な性能を発
揮しないだけでなく、事故やけがの原因になります。
この取扱説明書は、大切に保管してください。
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本機を保管・運搬する際には、ケースに収納してください。
受光器はきれいな状態を保ってください。
受光器を水中やその他の液体中に入れないでください。
汚れは湿ったやわらかい布で拭き取ってください。洗浄剤
溶剤は使用しないでください。
廃 棄
本機の廃棄処分は各地域の行政が指導する方法に従って適切に
処分してください。
本機を不適切に廃棄処分すると、以下のような問題が起きる恐
れがあります。
プラスチック部品を燃やすと、有毒ガスが発生し、人体に
影響を及ぼす恐れがあります。
電池が損傷したり、加熱され爆発したりすると、毒物の発生、
火傷、腐食、火事あるいは環境汚染の原因となることがあ
ます。
本機を無責任に廃棄処分すると、製品知識の無い人が規定
守らずに使用する恐れがあります。そのため自分自身だけ
なく第三者も重症を負ったり、環境汚染を起こすことがあ
ます。
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取扱説明書の記載をよく守ってご使用ください。
取扱説明書に記載された用途、本製品本来の用途以外の使い
方によって生じた損害(事業利益の損失、事業の中断等に
る損失を含む)について、当社は一切責任を負いません。
使用前、使用後には必ず精度確認を行ってください。また
本製品に転倒・落下等による衝撃が加わった場合にも同様
精度確認を行ってください。精度確認を行わなかった場合
誤作動によって生じた損害(事業利益の損失、事業の中断
による損失を含む)について、当社は一切責任を負いません。
火災、地震、水害、落雷、その他の天災、第三者による行為
その他の事故等により生じた損害について、当社は一切責
を負いません。
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各部の名称
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仕 様
品 番 LR2
受光距離
※1
垂直:半径 20m
水平:半径 40m
受光精度
※2
①±1mm
②±3mm
使用温度範囲 -10℃~+50℃
保管温度範囲 -20℃~+70℃
電 源 9V アルカリ乾電池
連続使用時間 30 時間
質量 0.2kg
防塵・防水性能 IP54
※1 測定に不利な環境下(強い太陽光の下など)では受光距離が短くなる
合があります。
※2 ご使用になる測定位置(レーザー墨出し器と受光器の距離)や作業環
により異なります。
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作業前の準備をする
電池を取り付ける・取り外す
取り付け
1. 電池収納カバーロック⑪を引き上げて、電池収納カバー⑫
を開きます。
2. 電池の向きに注意して電池を入れます。
3. 電池収納カバー⑫を閉じます。
4. 電池収納カバー⑫が確実に閉じているか確認します。
ディスプレイ①の電池残量表示aが点灯してから、約 2 時間は使用
できます。
取り外し
1. 電池収納カバーロック⑪を引き上げて、電池収納カバー⑫
を開きます。
2. 電池を取り外します。
3. 電池収納カバー⑫を閉じます。
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4. 電池収納カバー⑫が確実に閉じているか確認します。
長時間使用しない場合は、受光器から電池を取り外してください。
長期間、電池を入れたまま使用しないと、電池は腐食、放電するこ
とがあります。
作業する
レーザー墨出し器から 5m 以上離して使用してください
レーザー墨出し器をパルスモードに切り替えてください。
電源を入れる
「ON/OFF ボタン⑨」を押すと電源の“ON”“OFF”ができます。
電源 ON:
「ON/OFF ボタン⑨」ボタンを押す。
すべてのディスプレイ表示とランプが一瞬点灯し、シグナル音
が鳴ります。
電源 OFF:
「ON/OFF ボタン⑨」ボタンを押す。
すべてのディスプレイ表示とランプが一瞬点灯します。
20 分間操作しなかったり、レーザー光を受光しなかった場合、自動
的に電源が切れます。その際、ランプが一瞬点灯します。
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受光精度を選ぶ
「受光精度選択ボタン⑧」を押して、受光器の中心ラインに対
する精度を選びます。
ディスプレイ表示
…受光精度±1mm
…受光精度±3mm
電源 ON 後は、常に受光精度±3mm に設定されます。
受光精度の選択が必要な場合は、電源を入れるたびに設定して
ください。
レーザーラインを受光する
レーザー受光部⑥をレーザーラインに向けて受光します。
受光は、図のように墨出し器から照射されるレーザーラインが
中心ライン表示cとレーザー受光部⑥に 90°で当たるようにし
てください。
水平ライン光の場合
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垂直ライン光の場合
受光部におけるレーザーラインの位
レーザーラインの位置は、本体の表と裏のディスプレイ①に表
示される上方指示表示d、中心ライン表示c、下方指示表示b
と、上方指示ランプ⑤、中心ラインランプ④、下方指示ランプ
③の点灯で確認できます。
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レーザーラインが中心ラインより上にある場合
上方指示表示dと上方指示ランプ⑤が点灯します。
また、シグナル音を鳴る設定にしてある場合、シグナル音がゆ
っくりとした速さで鳴ります。
中心ラインに合うように本体を上方へ移動させてください。
レーザーラインが中心ラインより下にある場合
下方指示表示bと下方指示ランプ③が点灯します。
また、シグナル音を鳴る設定にしてある場合、シグナル音が早
い速さで鳴ります。
中心ラインに合うように本体を下方へ移動させます。
レーザーラインが受光部の中心ラインにある場合
中心ライン表示cと中心ラインランプ④が点灯します。
また、シグナル音を鳴る設定にしてある場合、シグナル音が連
続して鳴ります。
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シグナル音の設定
「シグナル音ボタン⑩」を押すとシグナル音が設定できます。
「シグナル音ボタン⑩」を押して任意の音量を選びます。
シグナル音表示
音量 小
音量 大
表示なし 音 無
シグナル音を設定するときは、「シグナル音ボタン⑩」を押すたび
にシグナル音が鳴ります。
電源を入れた後は、常に音量小に設定されます。シグナル音の調整
が必要な場合は、電源を入れるたびに設定し直してください。
レーザーラインのマーキング
レーザーラインが中心ラインにある場合、本体左右にあるセン
ターマーク⑦を使って、レーザーラインの位置をマーキングで
きます。
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