Barco DP2K-15CLP ユーザーマニュアル

タイプ
ユーザーマニュアル

Barco DP2K-15CLP は、高解像度と優れたコントラスト比で映画、スポーツ、生放送の投写に最適です。レーザー光源を採用しており長寿命で省電力、幅広いコンテンツに対応した 2K 解像度を実現し、臨場感のある映像を投写します。また、内蔵の可変フレームレート機能により、低遅延、低ノイズで滑らかで安定した映像を再現します。オペレーションやメンテナンスも容易で、使いやすさと信頼性を兼ね備えています。コンテンツを効果的に伝達し、忘れられない視聴体験を演出する Barco DP2K-15CLP は、プロジェクターに求められるすべての機能と性能を備えた 2K シネマプロジェクターです。

Barco DP2K-15CLP は、高解像度と優れたコントラスト比で映画、スポーツ、生放送の投写に最適です。レーザー光源を採用しており長寿命で省電力、幅広いコンテンツに対応した 2K 解像度を実現し、臨場感のある映像を投写します。また、内蔵の可変フレームレート機能により、低遅延、低ノイズで滑らかで安定した映像を再現します。オペレーションやメンテナンスも容易で、使いやすさと信頼性を兼ね備えています。コンテンツを効果的に伝達し、忘れられない視聴体験を演出する Barco DP2K-15CLP は、プロジェクターに求められるすべての機能と性能を備えた 2K シネマプロジェクターです。

ENABLING BRIGHT OUTCOMES
安全マニュアル
DP2K CLP
Registered office: Barco NV
President Kennedypark 35, 8500 Kortrijk, Belgium
www.barco.com/en/support
www.barco.com
Barco NV
Beneluxpark 21, 8500 Kortrijk, Belgium
www.barco.com/en/support
www.barco.com
R5906714JA /07 DP2K CLP 3
1 安全
この章について
この章の内容は注意深くお読みください。DP2K-CLP プロジェクターを設置および使用するときにけがを防止するための重要な情報が
記載されています。また、DP2K-CLP プロジェクターの損傷を防ぐための注意事項についても記載されています。DP2K-CLP プロジェ
クターを設置および使用する前に、この章に記載されているすべての安全ガイド、安全上の注意、および警告を十分に理解し、それら
内容従ってくい。の章にも、手順する「警告」「注意」述がす。これ「警告」や「注
意」の記載に内容についても同様に従ってください。
警告: 本書は、有資格のサービス要員向けです。
このドキュメントで使用される「DP2K-CLP」という用語の明確化
このドキュメントで「DP2K-CLP」という用語を使用している場合、その内容が次の Barco 製品に適用されることを意味しています。
DP2K-15CLP
DP2K-20CLP
Barco は、法的に規定された保証条件の一部として、いかなる問題もなく製造されていることを保証します。この章に記
載されている仕様に従って使用していただくことが、プロジェクターが正常に動作する上で不可欠です。仕様に従わずに
使用すると、保証の対象外となることがあります。
概要
全体的な考慮事項
安全上の重要な注意
製品安全ラベル
高輝度の注意事項: 危険距離 (HD)
全密閉型投影システムの HD
「修正光学の HD
製品マニュアルのダウンロード
1.1 全体的な考慮事項
全般的な安全上の注意
この機器を使用する前にこのマニュアルをよく読み、また今後参照できるように保管しておいてください。
設置および初期調整は、当社認定の Barco サービスマンまたは Barco サービス業者に依頼してください。
プロジェクターに記載されている警告やマニュアルに記載されている注意は、必ず守ってください。
この機器の操作や使用に関する指示には、正確に従ってください。
また、使用する地域の設置規則にも従う必要があります。
安全上の注意
は、 IEC60950-1EN60950-1UL60950-1 CAN/CSA C22.2
No.60950-1 が定める国際安全規格の要件に準して作成されています。これらの安全規格では、感電、エネルギー ハザード、およ
帯電部への接触などの危険からユーザーやオペレーターを保護するために、安全に対して十分な注意が必要なコンポーネント、物質、
および絶縁体の使用について、重要な要件を課しています。安全規格では、内部および外部の温度の上限、放射レベル、機械的安定度
および強度、筐体の構造、および火災のリスクに対する保護についても規定しています。単一故障状態をシミュレートしたテストによ
り、装置の通常動作に障害が発生した場合でもユーザーに対して装置が安全であることが確認されています。
光放射についての注意事項
このプロジェクターには超高輝度 (放射輝度) レーザーが組み込まれており、このレーザー光はプロジェクターの光学パスを介して処理
されます。いずれの使用事例でも、ネイティブのレーザー光にエンドユーザーがアクセスできることはありません。投影レンズから出
る光は光学パス内で危険が取り除かれており、ネイティブのレーザー光より大きな光源と低い放射輝度値を示します。それでも、投影
される光は、人間の目や皮膚がビームに直接曝露されると大変危険です。このリスクはレーザー光の特徴のみに特別に関連するもので
はなく、光源から発する高温エネルギーのみによるものであり、ランプベースのシステムでも同じことが言えます。
危険距離 (HD) で暴されと、熱によっ眼球の網膜が損するこがあります。HD とは、「危距離」章に記載されいる
り、投影レンズ表面から投影された光が最も弱くなっている地点に向って、放射照度が最大許容曝露と等しくなる距離のことです。
警告: 危険距離以内で光に直接晒されない場合は許可されます、RG3 (リスクグループ 3) IEC EN 62471-5:2015
注意: 本書に記載されている以外の制御法や調整法を使用したり、手順を実行したりすると、有害な放射線被ばくを引き起
こすことがあります。
安全
R5906714JA /07 DP2K CLP4
立ち入り制限区域
本製品は立入制限区域内にのみ取り付けることができます。「立ち入り制限区域」とは、装置の配置場所として以下の 2 つが適用され
る場所です。
この立ち入り制限区域には、同区域への立ち入りを制限する理由と遵守すべき注意事項についての説明を受けたサービス担当者ま
たはオペレーターのみが立ち入ることができるようにしてください。
当該区域は、工具またはロックと鍵、あるいは他のセキュリティ手段を使用しないと立ち入りができないような形で制限し、ま
た、当該区域の管理者によって管理されるようにしてください。
アクセス場所が制限されている理由: これ RG3 品です。国際既定により、投影レンズと関連危険距離 (HD) 間のゾーン内の投影
れた光の中に立ち入ることは禁じられています。十分な分離高を作り出すか、オプションのバリアを置くなどして、その行為が物理的
に不可能になるようにするものとします。制限区域内でのオペレーターのトレーニングは十分であると見なされています。適用される
分離高は 7 ページ、 高輝度の注意事項: 危険距離 (HD)で説明します。
ユーザー定義
このマニュアルでは、サービスマンおよびトレーニングを受けたプロジェクターの担当者とは適切な技術的訓練を受け、作業をする際
に遭遇する可能性のある危険 (高圧電流、電子回路、高輝度プロジェクターを含むがそれに限定しない) を認識するに十分な知識と経験
持ち、人おび他対しのよなリクを限にるこので人物します。また、ユーザーおよオペレー
ターとは、フェッショ投影テム作をとをされた、サービスまたレーニン受けロジェ
ターの担当者以外の人物を指します。
トレーニングを受けたプロジェクターの担当者は、ユーザーおよびイストール ニュアルに記載されたメンテナンス スクのみ
実施できます。その他のすべてのメンテナンス タスクおよびサービス タスクは、有資格のサービスマンが実施する必要があります。
DLP Cinema ステムは、レーザーによる高電圧、高強度の光ビームなどの作業をする際に遭遇する可能性のある危険について十分な
知識と経験を持つサービスマンのみによって使用されることを想定しています。これらの危険に関する知識を持つ有資格のサービスマ
ンおよびトレーニングを受けたプロジェクターの担当者だけが、製品筐体内の保守点検作業を行うことができます。
1.2 安全上の重要な注意
感電の危険を避けるために
このプロジェクターは AC 電源で作動させてください。主電圧と容量がプロジェクターの定格に合うか確認してください。必須の交
流条件を満たすことができない場合には、電気工事技師にご連絡ください。接地することは非常に重要です。
当社認定の技術担当者によって、ご使用の地域の電器設置規則に従って設置してください。
この製品は、3 端末のバリア ストリップを搭載しており、別の接地 (PE) を持つ単相ラインに接続します。必須の交流条件を満たす
ことができない場合には、電気工事技師にご連絡ください。接地することは非常に重要です。
電源コードの導体の断面積は、 4mm
2
(10 AWG) よりも小さくなってはなりません。
プロジェクターの電子部品は、適切な UPS 装置またはプロジェクター用に電源を供給するソケット コンセント (UPSコンセント)
から電源が供給される必要があります。このため、短い電源コード (2 3 線接地) が電源をループ スルーするためにプロジェク
ターのアクセサリに追加されています。
UPS 入力コンセント コードの断面積は、0.75 mm² または AWG 18 よりも小さくなってはなりません。
プロジェクターに付属するソケット コンセント (UPS 出力コンセント) は、プロジェクターの電子部品に電源を供給するためだけに
使用されます。この電源ソケット コンセントに他の装置を接続しないでください。
電源回路に提供する必要がある電流遮断器は、装置を完全にオフに切り替える一般的な断路器となります。
プロジェクターへの電源供給をを断つには、プロジェクターの受電端子への電源を切り、UPS 入力コンセントから電源コードを抜
いてください。
電源コードの上には何ものせないでください。このプロジェクターのコードは、人に踏まれないように配置してください。
電源コードが破損している場合、あるいはこのプロジェクターを落とすか、破損した場合にはこのプロジェクターを当社認定の
サービスマンが検査して許可するまでは操作しないでください。
コードを、つまずいたり、ひっぱったり、あるいは熱いものに触れるようなことがない場所に配置してください。
延長コードが必要な場合、少なくともこのプロジェクターのものと同等の定格電流のコードを使用してください。このプロジェク
ターより少ないアンペア数に対応しているコードを使用するとオーバーヒートすることがあります。
本プロジェクターのキャビネット スロットには、いかなる物体も押し込まないでください。危険な電圧ポイントまたはショートす
る部品に触れて火災、あるいは感電の危険があります。
プロジェクターを雨や水分にさらさないでください。
このプロジェクターに水などの液体がかぶることのないように注意してください。
このプロジェクターにいかなる液体も絶対にこぼさないでください。
液体をこぼしたり、硬い物体をキャビネットに落としたりした場合には、プラグを外して、当社認定のサービス担当員が点検して
から操作を再開してください。
このプロジェクターは分解しないでください。保守や修理作業が必要な場合には、トレーニングを受けた認定のサービス担当員が
常に作業を行うようにしてください。
メーカーが推奨していないアクセサリや部品は使用しないでください。
- 雷が発生している場合、または長期間不在にするなどで使用しない場合、本ビデオ製品を保護するために、コンセントからプラ
グを抜いて、メディアや通信用ケーブルを取り外してください。これにより、雷と AC 電源ラインサージによる損傷を防ぐことがで
きます。
けがを防ぐために
けがや身体への影響を防ぐため、プロジェクターの電源投入または調整を行う前に、このマニュアルとシステム上のすべてのラベ
ルをお読みください。
プロジェクターはかなりの重量があります。上部クーラーの重量 ±73 kg (±161 lbs) のないプロジェクター。けがを防ぐため、プロ
ジェクターを持ち上げる際は昇降機を使用してください。
けがを防ぐために、レンズ、冷却システム、および他のすべてのカバー プレートが正しく取り付けられていることを確認してくだ
さい。設置手順を参照してください。
警告: 高輝度の光ビームが放出されます。決して、レンズをのぞき込まないでください。高輝度のために眼を負傷することがありま
す。
安全
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警告: 超高輝度プロジェクター: このプロジェクターには超高輝度 (放射輝度) レーザーが組み込まれており、このレーザー光はプロ
ジェクターの光学パスを介して処理されます。いずれの使用事例でも、ネイティブのレーザー光にエンドユーザーがアクセスでき
ることはありません。投影レンズから出る光は光学パス内で危険が取り除かれており、ネイティブのレーザー光より大きな光源と
低い放射輝度値を示します。それでも、投影される光は、人間の目がビームに直接曝露されると大変危険です。このリスクはレー
ザー光の特徴のみに関連するものではなく、光源から発する高温エネルギーのみによるものであり、ランプベースのシステムでも
同じことが言えます。
危険距離で暴露されると、熱によって眼球の網膜が破損することがあります。危険距離 (HD) とは、7 ページ、 高輝度の注意事項:
危険距離 (HD)の章に記載されている通り、投影レンズ表面から投影された光が最も弱くなっている地点に向って、放射照度が最大
許容曝露と等しくなる距離のことです。
国際既定により、投影レンズと関連危険距離 (HD) 間のゾーン内の投影された光の中に立ち入ることは禁じられています。十分な分
離高を作り出すか、オプションのバリアを置くなどして、その行為が物理的に不可能になるようにするものとします。制限区域内
でのオペレーターのトレーニングは十分であると見なされています。適用される分離高は 7 ページ、 高輝度の注意事項: 危険距離
(HD)で説明します。
プロジェクターは、トレーニングを受けていない人間がリスク クラス 3 使用ゾーンに立ち入るのを防ぐため、施錠またはセキュリ
ティ ロックを装備した立ち入り制限された部屋に取り付ける必要があります。
プロジェクターのカバーを取り外す前に、プロジェクターの電源をオフにしてください。
(修理の間など) プロジェクターへの電源供給をすべて切断する必要がある場合は、必ずプロジェクターの受電端子と UPS 入力コネ
クターから電源を切ってください。建物に備え付けられた断路器を使用してプロジェクターの受電端子への電源を切り、UPS
INLET に別々に電源が供給されている場合は UPS INLET コネクターの電源コードを抜いてください。
本装置を不安定なカート、スタンドまたはテーブルの上に置かないでください。装置が落下し、重大な破損の原因となるほか、
ユーザーが負傷する可能性があります。
レンズ、シールド、またはスクリーンに、明らかに機能を損なうレベルの損傷がある場合は、それらを交換する必要があります。
たとえば、割れ目や深い傷などがある場合は、交換が必要です。
ユニットを起動する前に、そのユニットに対して責任のある関連安全管理者は設置状態を評価しなければなりません。
HD ゾーン内では、光を人や反射物に絶対に向けないでください。
すべてのオペレーターは十分なトレーニングを受け、潜在的な危険について承知しているものとします。
ユニットにアクセスできる人の人数は、極力最小限にしてください。安全管理者の許可ない場合は、ユニットを絶対に操作してな
いでください。
光の前に手や体の部分を出さないでください。
プロジェクターのスイッチがオンになっている場合は、ポート ウィンドウを掃除しないでください。
スタンド アローン クーラーの場合、チューブを、つまずいたり、ひっぱったり、あるいは熱いものに触れるようなことがない場所
に配置してください。
火災の危険を避けるために
プロジェクターの近くに可燃性物質を置かないでください。
Barco の大型スクリーンプロジェクション製品は、最も厳格な規制に適合するように設計および製造されています。通常動作時に、
本プロジェクターは本体外面と通気ダクトから排熱します。これらはいずれも通常の状態であり、安全です。本プロジェクターの
すぐ近くに可燃性物質が置かれていると、その物質が自然発火して火災を引き起こす可能性があります。このため、プロジェク
ターのすべての外面の周囲には必ず「立ち入り禁止区域」を設け、この区域内にはいかなる可燃性物質も置かないようにしてくだ
さい。このプロジェクターについて、この立ち入り禁止区域は 40 cm (16 インチ) 以上とする必要があります。
投影レンズの出力に近い距離にある投影光路には、物を置かないでください。投影レンズの出力に集光した光が当たると、損傷、
火災、または火傷の恐れがあります。
プロジェクターがしっかりと取り付けられており、投影光路が偶発的に変更されないことを確認してください。
プロジェクターの動作時には、プロジェクターやレンズにいかなる素材の覆いもかぶせないようにしてください。.このプロジェク
ターは、換気の良い場所に、発火物や直射日光を避けて設置してください。プロジェクターを雨や水分にさらさないでください。
火災が発生したら、砂、二酸化炭素 (CO
2
)、または粉末の消火器を使用してください。漏電による火災には水を使用してはいけませ
ん。プロジェクターの保守点検はかならず当社認定のサービス担当員に依頼してください。必ず正規の Barco の交換部品を使用し
てください。プロジェクターの安全性が損なわれる恐れがありますので、Barco 指定外の交換部品は決して使用しないでください。
この機器にあるスロットと開口部は通気のために設けられています。プロジェクターを安定して動作させ、オーバーヒートを防ぐ
ために、これらのスロットと開口部は塞いだり覆ったりしないでください。開口部が塞がれないように、プロジェクターを壁の近
くや、ベッド、ソファ、じゅうたんなどの柔らかい素材の表面上に置かないでください。ラジエータや温風の吹出口の近くや上に
は、決してこのプロジェクターを配置しないでください。適切な通気が確保されない限り、本プロジェクターを他の装置内に組み
込んだり、他の筐体内に配置したりしないでください。
熱がこもるのを防ぐため、投影を行う場合は通気のよい部屋や冷房している部屋で使用する必要があります。プロジェクターと冷
却システムから排気される熱気が屋外に排出されるようにしてください。
プロジェクターは、完全に冷却してから格納してください。その際、コードはプロジェクターから取り外してください。
バッテリーの爆発を防ぐために
電池が正しく取り付けられていないと、発火するおそれがあります。
交換には、メーカーが推奨するものと同一または同等の種類のみを使用してください。
使用済みバッテリーを破棄する場合は。各地方自治体における危険物の廃棄規則を確認の上、適切に処理してください。
プロジェクターの損傷を避けるために
プロジェクターの空気フィルターは定期的に掃除または交換する必要があります。ブース領域は 1 ヶ月に 1 度はクリーニングして
ください。清掃を行わないと、プロジェクター内部の空気の流れが滞り、過熱が生じます。過熱により、動作中にプロジェクター
がシャットダウンしてしまう場合もあります。
プロジェクターは、吸気口に空気が自由に流れることを保証できる方法で設置する必要があります。
1 つの映写室に複数のプロジェクターを設置する場合、排気の空気の流れに関する要件はそれぞれのプロジェクターシステムについ
て守る必要があります。冷却装置の空気抽出または冷却が不十分だと、予想されるプロジェクター本体の寿命が短くなるだけでな
く、レーザーが使えなくなるまでの期間が早まる点に注意してください。
適切な空気の流れを確保するために、またプロジェクターが EMC および安全要件に適合するために、プロジェクターはすべてのカ
バーを設置した状態で使用してください。
キャビネットにあるスロットと開口部は通気のために設けられています。プロジェクターを安定して動作させ、オーバーヒートを
防ぐために、これらのスロットと開口部は塞いだり覆ったりしないでください。開口部が塞がれないように、本製品をベッド、ソ
ファ、じゅうたんなどの柔らかい素材の表面上に置かないでください。ラジエータや温風の吹出口の近くや上には、決して本製品
安全
R5906714JA /07 DP2K CLP6
を配置しないでください。適切な通気が確保されない限り、本製品を他の装置内に組み込んだり、他の筐体内に配置したりしない
でください。
プロジェクター上、または内部に何も漏れがないことを確認してください。漏れがある場合は、プロジェクターのスイッチを切
り、電源コードを抜きます。資格を持ったスタッフが確認するまで、プロジェクターは使用しないようにしてください。
プロジェクターの冷却ファンや、プロジェクター周囲の空気の自由な流れを妨げないようにしてください。
テーブル設置の場合のみ、プロジェクターが正しく機能することが保証されます。プロジェクターを別の配置で使用することはで
きません。正しい設置については設置手順を参照してください。
レーザー光の特別な注意: DLP プロジェクターを高出力のレーザー機器と同じ部屋で使用する場合には、特別な注意が必要です。レ
ンズにレーザー光が直接または間接的に当たると、Digital MicroMirror Devices
TM
に重大な損傷をまねく場合があります。この場
合、保証が適用されなくなります。
直射日光の下に絶対にプロジェクターを置かないでください。レンズに直射日光が直接当たると、Digital MicroMirror Devices
TM
重大な損傷をまねく場合があります。この場合、保証が適用されなくなります。
梱包用のダンボールと梱包材は保管しておいてください。将来、この装置を梱包して発送する必要性が生じた場合に使用できま
す。発送する場合は、本装置の保護のため工場出荷時と同様に梱包してください。
クリーニングを行う前に、プロジェクターの受電端子へのすべての電源を取り外してください。液体クリーナーや洗剤やエアゾー
ルクリーナーは使用しないでください。クリーニングの際には、湿らせた布を使用してください。シンナー、ベンジンなど強力な
液体や研磨剤は、キャビネットを損傷するため使用しないでください。がんこな汚れは、中性洗剤で軽く湿らせた布を使用するこ
とで取り除くことができます。
最高の光学パフォーマンスと解像度を確保するため、投影レンズには特別に反射防止コーティングが施されています。このため、
レンズには触れないようにしてください。レンズのほこりを取り除く場合には、柔らかい乾燥した布を使用してください。レンズ
のクリーニングについては、プロジェクターのマニュアルに明記されている手順に正確に従ってください。
定格最高周囲温度 (t
a
= 35°C (95°F)(95°F))
定格湿度 = 5% to 85% RH 非結露。
プロジェクターを積み重ねるには、外部フレームを使用する必要があります。
機能と信頼性のために、DP2K-CLP は正確な温度コントロールと冷却を必要とします。それ故、液体冷却システムが DP2K-CLP
部に備え付けられ、ホースを通して外部クーラーに接続されています。この用途だけのために開発され Barco によって承認された
クーラーモデルとホースのみが使用できます。
スタンド アローン クーラーでプロジェクターを使用しているとき、液体の自由な流れが保証されるように、冷却チューブの前に
立ったり、チューブの上に物を置いたりしないでください。チューブは表面と接触しないように、適切な場所に配置してくださ
い。
修理点検が必要な場合
設置した製品のカバーを開けて、ご自分で修理点検しようとしないでください。カバーをあけると、感電などの危険があります。
修理点検はすべて、当社認定のサービス担当員に依頼してください。
このマニュアルで説明していない内部設定やその他のコントロール設定を出荷時の設定から変更すると、プロジェクターの深刻な
破損を引き起こす可能性があり、また保証も行われなくなる恐れがありますので、ご注意ください。
次のような場合には、プロジェクターの電源プラグをコンセントから抜き、当社認定のサービス技術員に修理点検を依頼してくだ
さい。
- 電源コードやプラグが破損したり擦り切れたりしている場合。
- 本装置に液体をこぼした場合。
- 本製品が雨や水に濡れた場合。
- 本製品を指示にしたがって操作しても正しく動作しない場合。操作についての説明がないコントロールは、調節しないでくださ
い。誤った調節をすると破損する恐れがあり、当社認定の技術員による大規模な修理や再調整が必要となることがあります。
- 本製品を落としたり、キャビネットが破損したりした場合。
- 本製品のパフォーマンスに大きな変化があり、修理点検が必要であると表示された場合。
部品交換: 部品交換が必要な場合、保守技術者がオリジナルの Barco の部品、または Barco のオリジナルの部品と同じ性質を持つ認
定の交換部品を使用しているか確認してください。認定外の部品を使用すると、パフォーマンスや信頼性が低下し、また火災や感
電などの危険が生じる場合があります。認定外の部品を使用した場合、保証が無効となることがあります。
安全確認: プロジェクターの修理点検が終了したら、製品が正常に動作するかどうか、保守技術者に安全確認を行ってもらいます。
有害化学物質の安全データシート
化学品に関す安全取り扱いにつては、全データシー (SDS) 照しください。SDSは、safetydatasheets@barco.com
にリクエストすることで入手できます。
安全
R5906714JA /07 DP2K CLP 7
1.3 製品安全ラベル
光ビーム関連の安全ラベル
ラベルの画像 ラベルの説明 ラベルの場所
危険 RG3: 光学的放射警告アイコン
警告! ビームを見つめないでください。ビームに直接晒さ
れない場合は許可されます
RG3 IEC EN 624715:2015
CLASS 1 IEC EN 608251:2014
危険距離: 安全マニュアルを参照のこと
分散番号2014-V-0285日付 2016 4 14 IEC
62471:2016 で定義されたリスククラス 3 LIP により認定
された特徴に関する 場合を除き、21 CFR 1040 に準拠
警告!
勿观看光束
眼睛勿直接接触可允许暴露的光束
(RG3 IEC EN 62471-5:2015 CLASS 1 IEC EN 60825-
1:2014)
危害距离:请参考
安全手册
危険 !
NE PAS REGARDER LE FAISCEAU LASER EVITER
TOUTE EXPOSITION DIRECTE DES YEUX AU
FAISCEAU LASER
RG3 IEC EN 62471-5:2015
CLASS 1 IEC EN 60825-1:2014
DISTANCE DE SECURITE : CONSULTER LE MANUEL
DE SECURITE
危険 RG3: 家庭用のアイコンではありません
1.4 高輝度の注意事項: 危険距離 (HD)
HD
危険距離 (HD) は、輝度 (表面単位あたりのエネルギー) が角膜または皮膚で最大適用曝露制限未満になる投影レンズから
測定された距離です。人間から光源までの距離が HD 未満である場合は、光ビームが暴露に安全でないとされます。
HD に基づく制限ゾーン (RZ)
HD は、ジェタールーたレよっす。10 ページ、 「修学の
HD」の章を参照してください。
訓練を受けていないエンドユーザー (映画館訪問者、観客など) を保護するために、設置場所は、以下の設置要件に適合しなければなら
りません。オペレーターは、危険距離内のビームへのアクセスを制御するか、観客の目が危険距離内にならないようにする高さに製品
を設置すること。制限を超える放射レベルはオペレーター、パフォーマー、従業員以外の人間が上に立つことを許されるあらゆる表面
2.0 メート 未満 (SH)、またはそのような人間がいることの許可されるあらゆる場所から横方向1.0 メート (SW) 未満の場所
は許可されません。抑制のない振る舞いが合理的に予測できる環境では、例えば、HD範囲内である個人が別の個人の肩に乗ることによ
る暴露の可能性を防ぐために、最低分離高は 3.0 メートル以上高くする必要があります。
これらの値は最小値で、IEC 62471-5:2015 section 6.6.3.5 で提供されたガイダンスに基づいています。
ンストーラーとユーザーはリを理し、ラとユーザー報にれた険距基づ防護を講る必あり
す。取り付け方法、分離高さバリア、検出システム、その他の適用できる規制措置は、目が危険距離内部で放射に晒されないようにす
る必要があります。
安全
R5906714JA /07 DP2K CLP8
例えば、1 メートル以上のHDあり人が存在する可能性のある非管理区域に光を放射するプロジェクターは、「固定されたプロジェク
ターの付け」ラメーター従ってする要がります。の結果、光がから 2 メール以高いろをない
り、HDは観客区域に向かって伸びることはありません。抑制のない振る舞いが合理的に予測できる環境では、例えば、HD範囲内であ
る個人が別の個人の肩に乗ることによる暴露の可能性を防ぐために、最低分離高 3.0 メートル以上高くする必要があります。十分に
大きな分離高は画像プロジェクターを天井にまたは物理的バリアの使用を通して取り付けることで達成できます。
RA
TH
PR
RZ
HD
SW
1m
SW
SW
SW
HD
EXIT
SH
RA
PR
TH
RZ
SH
(B) TOP VIEW(A) SIDE VIEW
画像 1-1
A 側面。
B 上面。
RA 立ち入り制限区域 (プロジェクターのブース領域)
PR プロジェクター。
TH シアター。
RZ シアター内の制限ゾーン
SH 分離高:
SW 分離幅:
国の既定により、投影レンと関連危距離 (HD) 間のゾー内の投影された光の中に立ち入ることは禁じられています。十分な分
高を作り出したり、バリアを置いたりするなどして、その行為が物理的に不可能になるようにするものとします。最低分離高は、オペ
レーター、パフォーマー、または従業員以外の人間が上に立つことの許可される表面を考慮に入れます。
画像 1-2 に、一般的な設置方法を示します。これらの最低要件が満たされるかどうかを確認しなければなりません。必要に応じて、
アター内の制限ゾーン (RZ) を設定しなければなりません。この場は、画 1-2 に示す赤いロープなど、物理的なバアを使用しま
す。
制限区域のステッカーは、アイコンのみのあるステッカーに置き換えることができます。
PR
RESTRICTED
AREA
RESTRICTED
AREA
画像 1-2
米国市場
米国市場において取り付けた LIP (レーザー点灯式プロジェクター) の場合、他の制限ゾーンの条件が適用されます。
制限環境(画館)に設置するため LIP は、危険距離ゾーンの底面が床上 2.5 メートル以上になるように、床の垂直方向上の高さに設
置すること。危険距離ゾーンまでの水平クリアランスは 1 メートル以上とすること。
安全
R5906714JA /07 DP2K CLP 9
非制限環境 (大会場) に設置するための LIP は、危険距離ゾーンの底面が床上 3 メートル以上になるように、床の垂直方向上の高さに
設置すること。危険距離ゾーンまでの水平クリアランスは 2.5 メートル以上とすること。危険ゾーンへの水平方向での人の接近は、該
当する場合、バリアによって制限すること。管理されていない環境で人がアクセスできる場合は、危険距離ゾーンへの暴露を防ぐため
に、水平または垂直方向のクリアランスを大きくすること。
一時的な設置 (レンタルやステージング、リース、イベントなど) の場合は、次の要件がさらに適用されます:
本製品は、Barco によってのみ設置するか、有効なレーザー光ショー特例的認可の保持者にのみ販売やリースすることができます。
つまり、当社製品の設置者は、承認を受けたレーザー光ショーの特例的認可が必要です。これらの設置者は、現在、クラス IIIb およ
IV レーザー光ショーの制作および / またはショーへの RG3 LIP の組み込みのために、有効な特例的認可を保持することができま
す。ディーラーとディストリビューターについても、有効なレーザー光の特例的認可を取得する必要があります。
本製品は、規制ゾーン内のすべての伝搬ビーム経路と聴衆が常に直接観察できるように配置すること。
フロントまたはリアのスクリーン投写以外のエフェクトは実行しないこと。
LIP プロジェクションの監視を補助する他の要員とのコミュニケーションを維持すること。
安全でない状態が発生した場合、直ちに LIP 投影光を終了 (または終了を指定) してください。
1 以上のすぐにアクセス可能な制御装置を設置して、LIP 影光を直ちに終了します。プロジェクター側の電源入力は、信頼でき
切断デバイスと考えられています。プロジェクターのスイッチをオフにする必要がある場合、プロジェクター側の電源コードを取り外
してださい。プロジェクターの電源入部にが届ない (ス構の場合な) は、プロジェクターに電を供する
ケット コンセントを近くに設置して手が届きやすくなるようにするか、または、容易に手が届く位置に断路器を配置するように配線し
ます。
レーザーショーは、FDA eSubmitter ポータル Barco 2014-V-0285 FDA Form
FDA Form 3147 で要求できます。
レーザ照射された RG3 プロジェクターのインストールチェックリストは、インストール後にすべて完了し[email protected] に送信
必要す。チェックリは、Barco ウェトかローきます。トー有効レーザー
ショーの特例ホルダーである場合のみ、チェックリストを Barco に送る必要はありません。
1.5 全密閉型投影システムの HD
HD
危険距離 (HD) は、輝度 (表面単位あたりのエネルギー) が角膜または皮膚で最大適用曝露制限未満になる投影レンズから
測定された距離です。人間から光源までの距離が HD 未満である場合は、光ビームが暴露に安全でないとされます。
HD に基づく制限ゾーン (RZ)
ロジェターは、拡コーティング投影にビーする、投影にもいます。 1-3
に、制限密閉投影領域 (RA) および観察領域 (TH) という 2 つの領域について考慮する必要があります。
RA TH
sw
PD
HD
DIFFUSE
sw
RZ
sw
sw
PR
HD
REFLECTION
RESTRICTED
AREA
RESTRICTED
AREA
画像 1-3
RA 立ち入り制限区域 (密閉投影領域)
PR プロジェクター。
TH シアター (観察領域)
RZ 制限ゾーン。
PD 投影距離。
SW 分離幅: 最低 1 メートルが必要です。
このタイプのセットアップでは、以下の 3 種類の HD
(イントラビームの曝露について第 7 ページ、 高輝度の注意事項: 危険距離 (HD) で説明されている HD) を考慮する必要がありま
す。
HD
reflection
: 背面投影画面からの反射光について、常に制限対象としなければならない距離。
HD
diffuse
: 拡散表面の背面投影画面を観察する際に考慮すべき関連距離。
7 ページ、 高輝度の注意事項: 危険距 (HD) で述べている通り、HD のいずれかより近いビーム領域内には制限ゾーンを設けなけれ
なりん。閉投 2 の制ゾー組みのがす。1 は、ビー 1 m 離幅 (SW)
た、画面に向けて投影されるビームの制限ゾーンです。もう 1 つは、横方向に 1 メートルの場所を考慮した、画面からの背面反射に関
する制限ゾーン (HD
反射
) です。
安全
R5906714JA /07 DP2K CLP10
HD
reflection
距離は、決められた HD 距離と背面投影画面までの投影距離との差の 25% に当たります。使用するレンズおよびプロジェク
ターモデルの HD 距離を決めるには、第 10 ページ、 「修正光学の HD 章にあるグラフを参照してください。
HD
reflection
= 25% (HD PD)
観察中に画面から放射される光は、10 cm とされる RG2 暴露を超過してはなりません。画表面での測定されたライトが 5000 cd/m²
または 15000 ルクス未満の場合、HD
diffuse
は無視できます。
1.6 「修正光学の HD
危険距離
0,00
0,50
1,00
1,50
2,00
2,50
3,00
3,50
4,00
1 1,1 1,2 1,3 1,4 1,5 1,6 1,7 1,8 1,9 2 2,1 2,2 2,3 2,4 2,5 2,6 2,7 2,8 2,9 3 3,1 3,2 3,3 3,4 3,5 3,6 3,7 3,8 3,9 4
Hazard Distance (HD) [m]
Throw Rao (TR)
HD DP2K-20CLP HD DP2K-15CLP
2
1
1 2
画像 1-4
HD ハザード距離 (メートル)
TR 投光率
1.7 製品マニュアルのダウンロード
製品マニュアルのダウンロード
製品マニュアルと説明書は、www.barco.com/td からオンラインで入手できます。
登録が必要な場合があります。ウェブサイトに記載されている指示に従ってください。
重要!機器を主電源に接続する前に、インストール手順をお読みください。
安全
R5906714JA /07 DP2K CLP 11
安全
Barco NV | Beneluxpark 21, 8500 Kortrijk, Belgium
Registered office: Barco NV | President Kennedypark 35, 8500 Kortrijk, Belgium
www.barco.com
R5906714JA /07 | 2019-02-07
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Barco DP2K-15CLP ユーザーマニュアル

タイプ
ユーザーマニュアル

Barco DP2K-15CLP は、高解像度と優れたコントラスト比で映画、スポーツ、生放送の投写に最適です。レーザー光源を採用しており長寿命で省電力、幅広いコンテンツに対応した 2K 解像度を実現し、臨場感のある映像を投写します。また、内蔵の可変フレームレート機能により、低遅延、低ノイズで滑らかで安定した映像を再現します。オペレーションやメンテナンスも容易で、使いやすさと信頼性を兼ね備えています。コンテンツを効果的に伝達し、忘れられない視聴体験を演出する Barco DP2K-15CLP は、プロジェクターに求められるすべての機能と性能を備えた 2K シネマプロジェクターです。