DP2K-6E

Barco DP2K-6E ユーザーマニュアル

  • Barco DP2K-Eシリーズプロジェクター、特にDP2K-6Eモデルの安全マニュアルの内容を理解しています。感電、火災、けが、製品損傷防止策など、安全に関する様々な事項が網羅されています。ランプ交換方法や廃棄方法なども含まれていますので、お気軽にご質問ください。
  • ランプ交換は自分でできますか?
    プロジェクターの近くに可燃物を置いても大丈夫ですか?
    レンズをのぞき込んでも大丈夫ですか?
    プロジェクターの廃棄方法は?
DP2K-E series
安全に関するマニュアル
R5906695JA/01
26/01/2017
Barco Visual (Beijing) Electronics Co., Ltd
地址:北京市 昌平区 中关村科技园 昌平园 昌盛路 16号
Tel: +86 10 8010 1166
Fax: +86 10 8970 2793
: www.barco.com/en/support
Barco Web: www.barco.com
Barco NV
President Kennedypark 35, 8500 Kortrijk, Belgium
Tel: +32 56.36.82.11
Fax: +32 56.36.883.86
: www.barco.com/en/support
Barco Web: www.barco.com
Printed in ベルギー
1.
1.
この章について
この章の内容は注意深くお読みください。DP2K-E series projectorを設置および使用するときにけがを防止するための重要な情報
が記載されています。また、DP2K-E series projectorの損傷を防ぐための注意事項についても記載されています。DP2K-E series
projectorを設置および使用する前に、この章に記載されているすべての安全ガイド、安全上の注意、および警告を十分に理解
し、それらの内容に従ってください。この章の後にも、特定の手順に関連する「警告」や「注意」の記述があります。これら
の「警告」や「注意」の記載に内容についても同様に従ってください。
このドキュメントで使用される「DP2K-E series」という用語の明確化
このドキュメントで「DP2K-E series」という用語を使用している場合、その内容が次の Barco 製品に適用されることを意味
しています。
•DP2K-6E
Barco は、法的に規定された保証条件の一部として、いかなる問題もなく製造されていることを保証します。この
章に記載されている仕様に従って使用していただくことが、プロジェクターが正常に動作する上で不可欠です。
仕様に従わずに使用すると、保証の対象外となることがあります。
概要
一般的事項
安全上の重要な注意
製品安全ラベル
光ビームの危険距離 (HD)
レンズ投影比率 (TR) 機能における HD
トルコのRoHSを順守
廃棄に関する情報
危険性
連絡先情報
製造拠点
1.1 一般的事項
全般的な安全上の注意
この機器を使用する前にこのマニュアルをよく読み、また今後参照できるように保管しておいてください。
設置および初期調整は、当社認定の Barco サービスマンまたは Barco サービス業者に依頼してください。
プロジェクターに記載されている警告やマニュアルに記載されている注意は、必ず守ってください。
この機器の操作や使用に関する指示には、正確に従ってください。
また、使用する地域の設置規則にも従う必要があります。
安全上の注意
IEC60950-1EN60950-1UL609
50-1 CAN/CSA
C22.2 No.60950-1
ザード、および帯電部への接触などの危険からユーザーやオペレーターを保護するために、安全に対して十分な注意が必要な
コンポーネント、物質、および絶縁体の使用について、重要な要件を課しています。安全規格で
は、内部および外部の温度の
上限、放射レベル、機械的安定度および強度、筐体の構造、および火災のリスクに対する保護についても規定しています。単
一故障状態をシミュレートしたテストにより、装置の通常動作に障害が発生した場合でもユーザーに対して装置が安全である
ことが確認されています。
ユーザー定義
このマニュアルでは、サービスマンおよびトレーニングを受けたプロジェクターの担当者とは適切な技術的訓練を受け、作業
をする際に遭遇する可能性のある危険 (高圧電流、電子回路、高輝度プロジェクターを含むがそれに限定しない) を認識するに
十分な知識と経験を持ち、当人および他者に対してこのようなリスクを最小限に抑えることのできる人物を指します。また、
ユーザーおよびオペレーターとは、プロフェッショナル投影システムの操作を行うことを許可された、サービスマンまたはト
レーニングを受けたプロジェクターの担当者以外の人物を指します。
トレーニングを受けたプロジェクターの担当者は、ユーザーおよびインストール マニュアルに記載されたメンテナンス タス
クのみを実施できます。その他のすべてのメンテナンス タスクおよびサービス タスクは、有資格のサービスマンが実施する
必要があります。
R5906695JA DP2K-E SERIES 26/01/2017
1
1.
DLP Cinema システムは、ランプおよび関連回路による高電圧、高強度の光ビーム、紫外線照射および高温環境などの作業を
する際に遭遇する可能性のある危険について十分な知識と経験を持つサービスマンのみによって使用されることを想定してい
ます。これらの危険に関する知識を持つ有資格のサービスマンおよびトレーニングを受けたプロジェクターの担当者だけが、
製品筐体内の保守点検作業を行うことができます。
オーナーの記録
パーツ番号やシリアル番号は、各部品に貼り付けられているラベルに印刷されています。以下にある空欄に、これらの番号を
控えておいてください。Barcoの販売元に製品に関する問い合わせをする際に、必要となります。
製品の物品番号
製品のシリアル番号
販売元
1.2 安全上の重要な注意
感電の危険を避けるために
このプロジェクター AC 源で作動させてください。主電圧と容量がプロジェクターの定格に合うか確認してください。
必須の電源条件を満たすことができない場合には、電気工事技師にご連絡ください。接地することは非常に重要です。
当社認定の技術担当者によって、ご使用の地域の電器設置規則に従って設置してください。
プロジェクターのコードへの電源を断つためには、装置外部の容易に手が届く位置に断路器を取り付ける必要があります。
警告:高い漏電性。電源に接続する前に、必ず接地してください。
電源コードの上には何ものせないでください。このプロジェクターのコードを人に踏まれないように配置してください。
電源コードが破損している場合、あるいはこのプロジェクターを落とすか、破損した場合にはこのプロジェクターを当社
認定のサービスマンが検査して許可するまでは操作しないでください。
コードを、つまずいたり、ひっぱったり、あるいは熱いものに触れるようなことがない場所に配置してください。
延長コードが必要な場合、少なくともこのプロジェクターのものと同等の定格電流のコードを使用してください。このプ
ロジェクターより少ないアンペア数に対応しているコードを使用するとオーバーヒートすることがあります。
本プロジェクターのキャビネット スロットには、いかなる物体も押し込まないでください。危険な電圧ポイントまたは
ショートする部品に触れて火災、あるいは感電の危険があります。
プロジェクターを雨や水分にさらさないでください
このプロジェクターに水などの液体がかぶることのないように注意してください。
このプロジェクターにいかなる液体も絶対にこぼさないでください。
液体をこぼしたり、硬い物体をキャビネットに落とした場合には、プラグを外して、当社認定のサービス担当員が点検
してから操作を再開してください。
このプロジェクターは分解しないでください。保守や修理作業が必要な場合には、トレーニングを受けたサービス担当員
が常に作業を行うようにしてください。
メーカーが推奨していないアクセサリや部品は使用しないでください。
- 雷が発生している場合、または長期間留守にするなどで使用しない場合、本ビデオ製品を保護するために、プロジェ
クターへの電源供給をすべて切断します。これにより、雷と AC 電源ラインサージによる損傷を防ぐことができます。
けがを防ぐために
ランプやランプ ハウスを交換する前に電気的に絶縁します。注意:ランプ(ハウス)が熱くなっているので注意してくだ
さい。
注意:取り扱いが不適切な場合、高圧ランプが破裂する可能性があります。修理点検は、当社認定のサービス担当員にお
問い合わせください。
けがや身体への影響を防ぐため、ランプ筐体の挿入、プロジェクターの電源投入または調整を行う前に、このマニュアル
とシステム上のすべてのラベルをお読みください。
4 adult persons
です。
けがを防ぐために、レンズおよび他のすべてのカバー レートが正しく取り付けられている
ことを確認してください。
詳しくは、設置手順を参照してください。
警告:高輝度の光ビームが放出されます。決して、レンズをのぞき込まないでください。高輝度のために眼を負傷するこ
とがあります。
警告:超高輝度ランプ:このプロジェクターは、超高輝度ランプを使用しています。決して、レンズをのぞき込んだり、ラ
ンプを直視しないでください。投影距離 6 m 未満の場合、投影される画像から少なくと 4 m 離れてください。投影さ
れる画像の近距離に反射面(ガラスや金属など)を置かないでください。プロジェクターを操作する際には、適切な防
メガネを着用することを強く推奨します。
2
R5906695JA DP2K-E SERIES 26/01/2017
1.
プロジェクターのカバーを取り外す前に、プロジェクターの電源コードを抜き、プロジェクターへの電力供給をすべて切
断してください。
内部の部品にアクセスするため、プロジェクターへの電力供給をすべて切断する必要がある場合は、プロジェクターへの
電力供給をすべて切断するため、必ずプロジェクターの電源コードを抜いてください。
本装置を不安定なカート、スタンドまたはテーブルの上に置かないでください。装置が落下し、重大な破損の原因とな
るほか、ユーザーが負傷する可能性があります。
レンズまたはシールドなしでの使用は危険です。シールド、レンズ、または紫外線スクリーンに、明らかに機能を損なう
レベルの損傷がある場合は、それらを交換する必要があります。たとえば、割れ目や深い傷などがある場合は、交換が
必要です。
警告:紫外線放射からの保護:光ビームを直接見ないようにしてください。本製品のランプからは強い光と熱が発せられま
す。ランプの光には紫外線が含まれています。ランプの稼働時は紫外線が放射されるため、眼または皮膚に悪影響を及ぼす
おそれがあります。必要以上に眼や皮膚をランプの光にさらさないでください。ユーザー自身および関係するスタッフ
保護のために、紫外線放射による危険性とその防護方法を周知してください。布目が詰まった上衣や手袋を着用するこ
で、皮膚を保護できます。紫外線保護用に作成された防護メガネを着用することで、眼を紫外線から保護できます。ランプ
からは、紫外線のほかに強い可視光も発せられるため、防護メガネを選択する際にはその点も考慮する必要があります
水銀蒸気に関する注意:プロジェクターの使用時には次の点に注意してください。プロジェクターのランプには水銀が使
用されています。ランプ破損時には、水銀蒸気が排出されます。水銀蒸気吸入の危険性を最小限にとどめるために、次
のようにしてください。
- プロジェクターは換気の良い部屋に設置すること。
- ランプ モジュールは寿命に到達する前に交換すること。
- ランプの破損時には速やかに部屋の換気を行い、部屋から退出すること (妊婦がいる場合は特に気をつけてください)。
- ンプの破損時に体調に異常をきたした場合 (頭痛、けん怠感、息切れ、胸を締め付けられるような咳、吐き気など)
は、速やかに医師の診察を受けること。
紫外線への曝露:一部の薬物は、紫外線に対する人体の感受性を高めることが知られています。ACGIH (米国産業衛生専
門家会議) では、労働者が 1 -8 時間に浴びる紫外線量を、1 平方センチメートルあたりの有効紫外線量で 0.1 マイクロ
ワット未満とするよう勧告しています。スタッフの累積放射レベルがこれらの政府のガイドラインを超えていないこと
確認するため、作業環境の評価を実施することをお勧めします。
火災の危険を避けるために
プロジェクターの近くに可燃性物質を置かないでください。
Barco 大型スクリーン投影製品は、最も厳格な規制に適合するように設計および製造されています。通常動作時に、本プ
ロジェクターは本体外面と通気ダクトから排熱します。これらはいずれも通常の状態であり、安全です。本プロジェク
ターのすぐ近くに可燃性物質が置かれていると、その物質が自然発火して火災を引き起こす可能性があります。このた
め、プロジェクターのすべての外面の周囲には必ず「立ち入り禁止区域」を設け、この区域内にはいかなる可燃性物質
置かないようにしてください。すべての DLP Cinema プロジェクターについて、この立ち入り禁止区域は 40 cm (16 イン
チ) 以上とする必要があります。レンズ側の立ち入り禁止区域は、最小でも 5 m とる必要があります。プロジェクターの
動作時には、プロジェクターやレンズにいかなる素材の覆いもかぶせないようにしてください。このプロジェクターが
置されている付近に可燃性物質を絶対に近づけないでください。このプロジェクターは、換気の良い場所に、発火物や
射日光を避けて設置してください。プロジェクターを雨や水分にさらさないでください。火災が発生したら、砂、二酸
炭素 (CO
2
)、または粉末の消火器を使用してください。漏電による火災には水を使用してはいけません。プロジェクター
の保守点検はかならず当社認定のサービス担当員に依頼してください。必ず正規の Barco の交換部品を使用してくださ
い。プロジェクターの安全性が損なわれる恐れがありますので、当社指定の交換部品を必ず使用してください。
この機器にあるスロットと開口部は通気のために設けられています。プロジェクターを安定して動作させ、オーバーヒー
トを防ぐために、これらのスロットと開口部は塞いだり覆ったりしないでください。開口部が塞がれないように、プロ
ジェクターを壁の近くや、ベッド、ソファ、じゅうたんなどの柔らかい素材の表面上に置かないでください。ラジエー
や温風の吹出口の近くや上には、決してこのプロジェクターを配置しないでください。適切な通気が確保されない限り
本プロジェクターを他の装置内に組み込んだり、他の筐体内に配置したりしないでください。
熱がこもるのを防ぐため、投影を行う場合は通気のよい部屋や冷房している部屋で使用する必要があります。コンソール
から排気される熱気が屋外に排出されるようにしてください。
プロジェクターは、完全に冷却してから格納してください。その際、コードはプロジェクターから取り外してください。
排気の通り道やラン ハウスの上に、熱に敏感なものを置かないようにしてください
プロジェクターの損傷を防ぐために
このプロジェクターは、特定の種類のランプ (ハウス) を使用するように設計されています。適切なランプの種類について
は、設置方法を参照してください。
プロジェクターのエア フィルターを定期的に清掃または交換する必要があります(少なくても1ヶ月に1度は清掃します)。
清掃を行わないと、プロジェクター内部の空気の流れが滞り、過熱が生じます。過熱により、動作中にプロジェクター
シャットダウンしてしまう場合もあります。
プロジェクターは、吸気口に空気が自由に流れることを保証できる方法で設置する必要があります。
適切な空気の流れを確保するために、またプロジェクターが EMC および安全要件に適合するために、プロジェクターは
すべてのカバーを設置した状態で使用してください。
キャビネットにあるスロットと開口部は通気のために設けら
れています。プロジェクターを安定して動作させ、オーバー
ヒートを防ぐために、これらのスロットと開口部は塞いだり覆ったりしないでください。開口部が塞がれないように、
製品をベッド、ソファ、じゅうたんなどの柔らかい素材の表面上に置かないでください。ラジエータや温風の吹出口の
くや上には、決して本製品を配置しないでください。
適切な通気が確保されない限り、本製品を他の装置内に組み込んだ
り、他の筐体内に配置したりしないでください。
R5906695JA DP2K-E SERIES 26/01/2017
3
1.
プロジェクター上、または内部に何も漏れがないことを確認してください。漏れがある場合は、プロジェクターのスイッ
チを切り、電源コードを抜きます。資格を持ったスタッフが確認するまで、プロジェクターは使用しないようにしてく
さい。
プロジェクターの冷却ファンや、プロジェクター周囲の空気の自由な流れを妨げないようにしてください。束ねていない
紙やその他の物体を、プロジェクター各面 10 cm (4 インチ) 以内に近づけないでください。
本装置を水の近くで使用しないでください。
テーブル設置の場合のみ、プロジェクターが正しく機能することが保証されます。プロジェクターを別の配置で使用するこ
とはできません。正しい設置については設置手順を参照してください。 天井取り付けは、今後サポートされる予定です。
レーザー光の特別な注意:DLP プロジェクターを高出力のレーザー機器と同じ部屋で使用する場合には、特別な注意が必
要です。レンズにレーザー光が直接または間接的に当たると、Digital MicroMirror Devices
TM
に重大な損傷をまねく場合が
あります。この場合、保証が適用されなくなります。
直射日光の下に絶対にプロジェクターを置かないでください。レンズに直射日光が直接当たると、Digital MicroMirror
Devices
TM
に重大な損傷をまねく場合があります。この場合、保証が適用されなくなります
梱包用のダンボールと梱包材は保管しておいてください。将来、この装置を梱包して発送する必要性が生じた場合に使用
できます。発送する場合は、本装置の保護のため工場出荷時と同様に梱包してください。
クリーニングを行う前に、プロジェクターへの電源を切ってください。液体クリーナーや洗剤やエアゾー クリーナー
は使用しないでください。クリーニングの際には、湿らせた布を使用してください。シンナー、ベンジンなど強力な液
や研磨剤は、キャビネットを損傷するため使用しないでください。がんこな汚れは、中性洗剤で軽く湿らせた布を使用
ることで取り除くことができます。
最高の光学パフォーマンスと解像度を確保するため、投影レンズには特別に反射防止コーティングが施されています。こ
のため、レンズには触れないようにしてください。レンズのほこりを取り除く場合には、柔らかい乾燥した布を使用し
ください。湿らせた布、溶剤、シンナーは使用しないでください。
定格の最大環境温度は次のとおりです: t
a
= 35°C (95°F)
ランプ ハウスが損傷した場合や熱で変形した場合には、ランプを交換してください。
DP2K-E series プロジェクターは積み重ねないでください。
修理点検が必要な場合
設置した製品のカバーを開けて、ご自分で修理点検しようとしないでください。カバーをあけると、感電などの危険が
あります。
修理点検はすべて、当社認定のサービス担当員に依頼してください。
このマニュアルで説明していない内部設定やその他のコントロール設定を出荷時の設定から変更すると、プロジェクター
の深刻な破損を引き起こす可能性があり、また保証も行われなくなる恐れがありますので、ご注意ください。
次のような場合には、プロジェクターの電源プラグをコンセントから抜き、当社認定のサービス技術員に修理点検を依
頼してください。
- 電源コードやプラグが破損したり擦り切れている場合。
- 本装置に液体をこぼした場合。
- 本製品が雨や水に濡れた場合。
- 製品を指示にしたがって操作しても正しく動作しない場合。操作についての説明がないコントロールは、調節しな
いでください。誤った調節をすると破損する恐れがあり、当社認定の技術員による大規模な修理や再調整が必要とな
ることがあります
- 本製品を落としたり、キャビネットが破損した場合。
- 製品のパフォーマンスに大きな変化があり、修理点検が必要であると表示された場合。
部品交換:部品交換が必要な場合、保守技術者がオリジナル Barco の部品、またはそれと同等の性質を持つ当社認定の
部品を使用しているか確認してください。認定外の部品を使用すると、パフォーマンスや信頼性が低下し、また火災や
電などの危険が生じる場合があります。認定外の部品を使用した場合、保証が無効となることがあります。
安全確認:このプロジェクターの修理点検が終了したら、この装置が正常に動作するかどうか、サービス担当者に安全確
認を依頼してください。
破裂の危険性に関する注意:次の点に注意してください。
バッテリーの爆発を防ぐために
電池が正しく取り付けられていないと、発火するおそれがあります。
交換には、メーカーが推奨するものと同一または同等の種類のみを使用してください。
使用済みバッテリーを破棄する場合は。各地方自治体における危険物の廃棄規則を確認の上、適切に処理してください。
4
R5906695JA DP2K-E SERIES 26/01/2017
1.
1.3 製品安全ラベル
製品安全ラベル
ラベルの画像
ラベルの説明
ラベルの場所
操作後のランプ ハウスは非常に熱くなっています。や
けどをしないようにするため、ランプ ハウスを取り
出す場合はプロジェクターの操作後 15 分以上冷却し
てから行ってください。
一般的な警告
高電圧注意
表面高温度注意
UV
危険な稼働部品
動いているファンの羽根には手を触れないでくだ
い。
指やその他の身体部位を近づけないでください。
プロジェクター内のファンに
1.4 光ビームの危険距離 (HD)
HD
光ビームの危険距離 (HD) は、輝度 (表面単位あたりのエネルギー) が適用される安全限度未満になるソースからの
距離です。このため、オペレーターが HD よりソースに近づいている場合は、光ビームが危険であるとされます
HD に基づく制限ゾーン (RZ)
HD とは、投影レンズ表面から投影された光が最も弱くなっている地点に向って、放射照度が適用される安全限度と等しくな
る距離のことです。HD は、プロジェクターが放出するルーメン数および取り付けられたレンズの種類によって異なります。
以下の章を参照してください。
レンズ投影比率 (TR) 機能における HD
.
トレーニングを受けていないユーザーを保護するため、取り付けには、「人間が上に立つことの想定されるあらゆる表面上 2
メートル (SH 画像 1-1) 未満、または 1
メートル (SW 1-1) 下、または人間がいることが考えられるあらゆる場所から横
方向に分離されたいずれの地点でも、光出力レベル制限を超えない」という取り付け要件に準拠してください。画像 1-1
参照してください。
R5906695JA DP2K-E SERIES 26/01/2017
5
1.
RA
TH
PR
RZ
HD
SW
1m
SW
SW
SW
HD
SH
RA TH
RZ
SH
(B) TOP VIEW(A) SIDE VIEW
画像 1-1
A 側面。
B 上面。
RA 立ち入り制限区域 (プロジェクターのブース領域)。
PR ロジェクター。
TH シアター。
RZ シアター内の制限ゾーン
SH 分離高:最低 2 メートル。
SW 分離幅:最低 1 メートル。
国の既定により、投影レンズと関連危険距離 (HD) 間のゾーン内の投影された光の中に立ち入ることは禁じられています。十
分な分離高を作り出したり、バリアを置くなどして、その行為が物理的に不可能になるように
するものとします。最低分離高
は、人間が上に立つことの想定される表面を考慮に入れます。
画像 1-1 に、一般的な設置方法を示します。これらの最低要件が満たされるかどうかについては、取り付け者が確認しなけれ
ばなりません。必要に応じて、シアター内の制限ゾーン (RZ) を設定しなければなりません。この場合は、画像 1-2 に示す赤
いロープなど、物理的なバリアを使用します。
PR
画像 1-2
1.5 レンズ投影比率 (TR) 機能における HD
TR (投影比率)
画面までの距離と画面の幅の比率。
6 R5906695JA DP2K-E SERIES 26/01/2017
1.
の危険距離
HD [m]
TR
0
0,2
0,4
0,6
0,8
1
1,2
1,0 1,2 1,4 1,6 1,8 2,0 2,2 2,4 2,6 2,8 3,0 3,2 3,4 3,6 3,8 4,0 4,2 4,4 4,6
画像 1-3
レンズ投影比率 (TR) 機能における HD (メートル単位)
1.6 トルコのRoHSを順守
トルコ Rohs 指令対応
Türkiye Cumhuriyeti: AEEE Yönetmeliğine Uygundur.
[トルコ共和国:WEEE 規格準拠]
1.7 廃棄に関する情報
廃棄に関する情報
廃電気電子機器
製品上のこのアイコンは、廃電気電子機器を統制する欧州指令 2012/19/EU き、本製品がその他の一般廃棄物と
共に廃棄できないことを示しています。廃棄機器を廃電気電子機器のリサイクルの指定収集場所に持ち込んで処理してくださ
い。.無制御の廃棄物処理から環境または人体への危険の可能性を防止するために、その他の廃棄物からこれらのものを分離
し、物的資源の持続可能な再利用を促進するために責任を持ってリサイクルしてください。
本製品のリサイクルに関する詳細情報は、地域の役所または地方自治体の廃棄物処理サービスにお問い合わせください。
詳細については、Barco ウェブ サイトを参照してください。 h
ttp://www.barco.com/en/AboutBarco/weee
製品の電池の破棄
別しする 2006/66/EC 使
ます。
R5906695JA DP2K-E SERIES 26/01/2017
7
1.
指定した値を超える鉛 (Pb)、水銀 (Hg)、またはカドミウム (Cd) が電池に含まれる場合は、これらの化学物質のアイコンがバ
ツ印付き車輪容器アイコンの下に表示されます。
電池の分別収集に参加することにより、適切な廃棄を行って、環境および人体に悪影響を及ぼす可能性を回避できます。
ランプの廃棄
保証期限を過ぎた古い電球は、以下のとおり廃棄してください。電球を数枚重ねたキャンバスまたは厚みのある布で包みま
す。 表面の硬い場所に置き、そのエンベロープをハンマーで強く叩いて粉々にします。 粉々にしていない電球を通常のごみ
容器に入れないでください。
Xenon 機能 (ランプあた 1000 未満) が意てい
れらのランプは、IAEA 基本安全基準 BSS 115 に従って、消費者製品として調整制御下で製造されています。 棄は国家規制
に従って行う必要があります。たとえば、欧州 WEEE 規制が適用されます。 詳細な指針は、ランプ供給元の関連ユーザー
マニュアルも参照してください
1.8 危険性
安全性に関する注記: 酸ナトリウム (Na
2
CO
3
)
「製品安全データシート (MSDS)」によると、炭酸ナトリウムは以下の危険を発生させる原因となる場合があります。
健康への短期的な潜在的影響:皮膚との接触 (刺激性)、目との接触 (刺激性)、摂取、吸引 (肺への刺激性) 時に有害。
健康への長期的な潜在的影響:皮膚に接触すると若干有害 (感作物質)。本物質は、上気道、皮膚、目に対して有毒である
場合があります。本物資に繰り返しまたは長期間触れると、標的器官を破損する可能性があります。
製品に関する詳細情報については、「unep」のウェブサイトを参照するか、下のリンクをクリックしてください。
h
ttp://www.chem.unep.ch/irptc/sids/oecdsids/Naco.pdf
1.9 連絡先情報
Barco連絡先情報
登録オフィス住所: President Kennedypark 35, 8500 Kortrijk, Belgium
連絡先住所: Beneluxpark 21, 8500 Kortrijk, Belgium
輸入元連絡先情報
お住まいの地域の輸入元については、Barco に直接お問い合わせいただくか、各地にある Barco のオフィスのいずれかにご連
絡ください。各オフィスの連絡先情報は、Barco のウェ サイト w
ww.barco.com に記載されています。
製造国情報
製造国は製品自体の製品 ID ラベルに表記されています。
製造年月
製造年月は製品自体の製品 ID ラベルに表記されています。
1.10 製造拠点
工場
Barco NV
Noordlaan 5, B-8520 Kuurne (ベルギー)
CFG Barco () Electronics Co., Ltd
中影巴可(北京)电子有限公司
3rd Floor, Barco Factory, No.16 Changsheng Road, Changping District, 102200,
163 102200
8
R5906695JA DP2K-E SERIES 26/01/2017
1.
Barco Visual () Electronics Co., Ltd
巴可伟视(北京)电子有限公司
No.16 Changsheng Road, Changping District, 102200, 京、中国
北京市昌平区中关村科技园区昌平园昌盛路16号 邮政编码:102200
製造国情報
製造国は製品自体の製品 ID ラベルに表記されています。
製造年月
製造年月は製品自体の製品 ID ラベルに表記されています。
R5906695JA DP2K-E SERIES 26/01/2017
9
/