HDF-W22

Barco HDF-W22 ユーザーマニュアル

  • Barco HDF Wシリーズプロジェクターの安全マニュアルの内容を理解しています。感電や火災の防止策、高輝度光ビームへの対処法、ランプ交換手順など、様々な安全に関する情報が記載されています。このマニュアルに関するご質問にお答えできますので、お気軽にお尋ねください。
  • ランプ交換手順は?
    感電を防ぐにはどうすればよいですか?
    火災を防ぐにはどうすればよいですか?
    プロジェクターの重量と運搬方法は?
    高輝度光ビームの危険性と対策は?
HDF W series
安全マニュアル
R5905159JA/02
12/02/2015
Barco nv
Noordlaan 5, B-8520 Kuurne
Tel: +32 56.36.82.11
Fax: +32 56.36.883.86
: www.barco.com/en/support
Barco Web: www.barco.com
Printed in Belgium
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この章について
この章の内容は注意深くお読みください。HDF W series projector を設置および使用するときにけがを防止するための重要
情報が記載されています。また、HDF W series projector の損傷を防ぐための注意事項についても記載されています。HDFW
series projector を設置する前に、すべての安全のためのガイドライン、指示および警告を理解して、その内容に従ってくだ
い。この章の後にも、特定の設置手順に関連する「警告」や「注意」の記述があります。これらの「警告」や「注意」の記載
に内容についても同様に従ってください。
1.1 全体的な考慮事項
警告: このマニュアルに記載されているすべての安全ガイド、安全上の注意、警告および注意事項を十分に理解
し、それらの内容に従ってください。
警告: 荷が吊り上げられている場合、または高い棚の上に置かれている場合は頭上に注意してください。
警告: けがを防ぐため、ヘルメットを着用してください。
警告: 重量物を取り扱う際には注意してください。
警告: 重量物を取り扱う際には、指をけがしないように注意してください。
ご注意: 取り扱いが不適切な場合、高圧ランプが破裂する可能性があります。
全体的な安全上の注意
この機器を使用する前にこのマニュアルをよく読み、また今後参照できるように保管しておいてください。
設置および初期調整は、当社認定の Barco サービスマンまたは Barco サービス業者に依頼してください。
プロジェクターに記載されている警告やマニュアルに記載されている注意は、必ず守ってください。
この機器の操作や使用に関する指示には、正確に従ってください。
また、使用する地域の設置規則にも従う必要があります。
安全上の注意
本装置は、業務用電子機器を含む情報技術装置の安全規格であるIEC60950-1EN60950-1UL60950-1、および CAN/CSA
C22.2 No.60950-1 が定
ザード、および帯電部への接触などの危険からユーザーやオペレーターを保護するために、安全に対して十分な注意が必要な
コンポーネント、物質、および絶縁体の使用について、重要な要件を課しています。安全規格では、内部および外部の温度の
上限、放射レベル、機械的安定度および強度、筐体の構造、および火災のリスクに対する保護についても規定しています。単
一故障状態をシミュレートしたテストにより、装置の通常動作に障害が発生した場合でもユーザーに対して装置が安全である
ことが確認されています。
ユーザー定義
このマニュアルでは、サービスマンとは適切な技術的訓練を受け、作業をする際に遭遇する可能性のある危険 (高圧電流、電
子回路、高輝度プロジェクターを含むがそれに限定しない) を認識するに十分な知識と経験を持ち、当人および他者に対して
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このようなリスクを最小限に抑えることのできる人物を指します。また、ユーザーおよびオペレーターとは、プロフェッショ
ナル投影システムの操作を行うことを許可された、サービスマン以外の人物を指します。
HDF W series projector は、ランプおよび関連回路による高電圧、高強度の光ビーム、紫外線照射および高温環境などの作
をする際に遭遇する可能性のある危険について十分な知識と経験を持つサービスマンのみによって使用されることを想定して
います。これらの危険に関する知識を持つ有資格のサービスマンだけが、製品筐体内の保守点検作業を行うことができます。
1.2 安全上の重要な注意
感電の危険を避けるために
本製品は単相 AC 電源で作動させてください。
本装置は、付属 3 AC 電源ケーブルを使用して接地 (アース) てください。 付属の電源コードが適切なタイプで
ない場合は、販売元にお問い合わせください。
プラグをコンセントに差し込めない場合は、電気工事技師に連絡し、古いコンセントを新しいものに交換してください。
接地型プラグを使用することは非常に重要です。
電源コードの上には何ものせないでください。 製品のコードを人に踏まれないように配置してください。 コードを取
り外す場合は、プラグの部分を持って引き抜いてください。 コード自体を持って引き抜くことは避けてください。
本装置に付属の電源コードのみを使用してください。 他の電源コードは、外観上類似している場合でも、工場における
安全性テストが実施されていないため、本装置への電源供給には使用できません。 換用の電源コードについては、販売
元にお問い合わせください。
破損したコードを使用して、プロジェクターを操作しないでください。 コードを交換します
このプロジェクターを落とすか、破損した場合にはこのプロジェクターを当社認定のサービスマンが検査して許可するま
では操作しないでください。
コードを、つまずいたり、ひっぱったり、あるいは熱いものに触れるようなことがない場所に配置してください。
延長コードが必要な場合、少なくともこのプロジェクターのものと同等の定格電流のコードを使用してください。 この
プロジェクターより少ないアンペア数に対応しているコードを使用するとオーバーヒートすることがあります。
本製品のキャビネッ ロットには、いかなる物体も押し込まないでください。危険な電圧ポイントまたはショートす
る部品に触れて火災、あるいは感電の危険があります。
プロジェクターを雨や水分にさらさないでください
このプロジェクターに水などの液体がかぶることのないように注意してください。
このプロジェクターにいかなる液体も絶対にこぼさないでください。
液体をこぼしたり、硬い物体をキャビネットに落とした場合には、プラグを外して、当社認定のサービス担当員が点検
してから操作を再開してください。
このプロジェクターは分解しないでください。保守や修理作業が必要な場合には、トレーニングを受けた認定のサービ
ス担当員が常に作業を行うようにしてください。
メーカーが推奨していないアクセサリや部品は使用しないでください。
- 雷が発生している場合、または長期間留守にするなどで使用しない場合、本ビデオ製品を保護するために、コンセン
トからプラグを抜いてください。 これにより、雷と AC 電源ライン サージによる損傷を防ぐことができます。
けがを防ぐために
ランプやランプ ハウスを交換する前に電気的に絶縁します。 注意: ランプ(ハウス)が熱くなっているので注意してくだ
さい。
注意: 取り扱いが不適切な場合、高圧ランプが破裂する可能性があります。 修理点検は、当社認定のサービス担当員に
お問い合わせください。
けがや身体への影響を防ぐため、ランプ筐体の挿入、電源コンセントへの接続、またはプロジェクターの調整を行う前
に、このマニュアルとシステム上のすべてのラベルをお読みください。
けがを防ぐため、プロジェクターの重量に注意してください。 プロジェクターの運搬には、最低 4 persons が必要です。
けがを防ぐために、レンズおよび他のすべてのカバーが正しく取り付けられていることを確認してください。 詳しくは、
設置手順を参照してください。
警告: 高輝度の光ビームが放出されます。 決して、レンズをのぞき込まないでください。 高輝度のために眼を負傷する
ことがあります。
警告: 超高輝度ランプ: このプロジェクターは、超高輝度ランプを使用しています。 決して、レンズをのぞき込んだり、
ランプを直視しないでください。 投影距離が 6 m 未満の場合、投影される画像から少なくとも 4
m 離れてください。
影される画像の近距離に反射面(ガラスや金属など)を置かないでください。 プロジェクターを操作する際には、適
な防護メガネを着用することを強く推奨します。
プロジェクターのカバーを取り外す前に、プロジェクターの電源を切り、電源コンセントから外してください。
内部の部品にアクセスする場合など、プロジェクターのスイッチをオフにする必要がある場合、必ず電源コードをコン
ントから取り外してください。
プロジェクター側の電源入力は、切断デバイスと考えられています。 内部の部品にアクセスする場合など、プロジェクター
のスイッチをオフにする必要がある場合、必ずプロジェクター側の電源コードを取り外してください。 プロジェクター側
の電源入力部に手が届かない場合 (吊り下げ構成の場合など) は、プロジェクターに電力を供給するソケット コンセントを
近くに設置して手が届きやすくなるようにするか、または、容易に手が届く位置に断路器を配置するように配線します。
ハンギング構成 (トラス) two (2) 個を超える HDF W series ロジェクターを重ねないでください。また、ベース
タンド構成 (テーブル設置式) では three (3) 個を超える HDF W series プロジェクターを重ねないでください。
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ハンギング構成でプロジェクターを使用している場合、必ず 本の安全なケーブルで取り付けてください。 これらの
ケーブルの正しい使用方法については、設置マニュアルを参照してください。
本装置を不安定なカート、スタンドまたはテーブルの上に置かないでください。 装置が落下し、重大な破損の原因とな
るほか、ユーザーが負傷する可能性があります。
レンズまたはシールドなしでの使用は危険です シールド、レンズ、または紫外線スクリーンに、明らかに機能を損な
うレベルの損傷がある場合は、それらを交換する必要があります たとえば、割れ目や深い傷などがある場合は、交換が
必要です。
警告: 紫外線放射からの保護: 光ビームを直接見ないようにしてください。 本製品のランプからは強い光と熱が発せられ
ます。 ランプの光には紫外線が含まれています。 ランプの稼働時は紫外線が放射されるため、眼または皮膚に悪影響を
及ぼすおそれがあります。 必要以上に眼や皮膚をランプの光にさらさないでください ユーザー自身および関係するス
タッフの保護のために、紫外線放射による危険性とその防護方法を周知してください。 布目が詰まった上衣や手袋を着
用することで、皮膚を保護できます 紫外線保護用に作成された防護メガネを着用することで、眼を紫外線から保護で
きます。 ランプからは、紫外線のほかに強い可視光も発せられるため、防護メガネを選択する際にはその点も考慮する
必要があります。
紫外線への曝露: 一部の薬物は、紫外線に対する人体の感受性を高めることが知られています。 ACGIH (米国産業衛生専
門家会議) では、労働者が 1 8 間に浴びる紫外線量を、1 平方センチメートルあたりの有効紫外線量で 0.1 イクロ
ワット未満とするよう勧告しています。 スタッフの累積放射レベルがこれらの政府のガイドラインを超えていないこと
を確認するため、作業環境の評価を実施することをお勧めします。 の紫外線放射への暴露は、保守作業要員に 1 日に 1
時間のみ許可されています。
冷却液回路。 本プロジェクターには、青色の不凍性希釈 (エタンジオール 1/3、脱塩水 2/3) で充填された冷却液回路が含
まれています。
冷却液回路で液漏れが発生した場合は、本装置の電源をオフにしてサービス担当者に連絡してください。
この液体は家庭用のものではありません。 子どもの手が届かないように注意してください。 飲み込むと人体に有害です。
妊婦が触れないようにしてください。 眼、皮膚、および衣服に触れないようにしてください。 有毒ガスを吸入しないよ
うにしてください。
プロジェクターを人の上に取り付ける場合、必ずレンズ安全ケーブルを取り付けてください。
火災の危険を避けるために
プロジェクターの近くに可燃性物質を置かないでください。
Barco 大型スクリーン投影製品は、最も厳格な規制に適合するように設計および製造されています。 常動作時に、本プ
ロジェクターは本体外面と通気ダクトから排熱します。これらはいずれも通常の状態であり、安全です。 本プロジェク
ターのすぐ近くに可燃性物質が置かれていると、その物質が自然発火して火災を引き起こす可能性があります。 このた
め、プロジェクターのすべての外面の周囲には必ず「立ち入り禁止区域」を設け、この区域内にはいかなる可燃性物質も
置かないようにしてください。 すべての DLP プロジェクターについて、この立ち入り禁止区域は 40 cm (16 インチ) 以上
とする必要があります。 ンズ側の立ち入り禁止区域は、最小で 5 m る必要があります。プロジェクターの動作時
には、プロジェクターやレンズにいかなる素材の覆いもかぶせないようにしてください。 このプロジェクターが設置され
ている付近に可燃性物質を絶対に近づけないでください。 このプロジェクターは、換気の良い場所に、発火物や直射日光
を避けて設置してください。 プロジェクターを雨や水分にさらさないでください。 火災が発生したら、砂、二酸化炭素
(CO
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)、または粉末の消火器を使用してください。 漏電による火災には水を使用してはいけません。 ロジェクターの保
守点検はかならず当社認定のサービス担当員に依頼してください ず正規の Barco の交換部品を使用してください。
プロジェクターの安全性が損なわれる恐れがありますので、当社指定の交換部品を必ず使用してください。
この機器にあるスロットと開口部は通気のために設けられています プロジェクターを安定して動作させ、オーバーヒー
トを防ぐために、これらのスロットと開口部は塞いだり覆ったりしないでください 開口部が塞がれないように、プロ
ジェクターを壁の近くや、ベッド、ソファ、じゅうたんなどの柔らかい素材の表面上に置かないでください。 ラジエータ
や温風の吹出口の近くや上には、決してこのプロジェクターを配置しないでください。 適切な通気が確保されない限り、
本プロジェクターを他の装置内に組み込んだり、他の筐体内に配置したりしないでください。
熱がこもるのを防ぐため、投影を行う場合は通気のよい部屋や冷房している部屋で使用する必要があります。
このプロジェクターは、完全に冷却してから格納してください の際、コードはプロジェクターから取り外してくだ
さい。
排気の通り道やラン ウスの上に、熱に敏感なものを置かないようにしてください
プロジェクターの損傷を防ぐために
このプロジェクターは、特定の種類のラン (ハウス) を使用
するように設計されています。 適切なランプの種類につい
ては、設置方法を参照してください。
プロジェクターのエア フィルターを定期的に清掃または交換する必要があります(少なくても1ヶ月に1度は清掃します)。
清掃を行わないと、プロジェクター内部の空気の流れが滞り、過熱が生じます。 過熱により、動作中にプロジェクターが
シャットダウンしてしまう場合もあります。
プロジェクターは、空気取込口への自由な空気の流れを確保し、冷却システムから排気される熱気が滞りなく排出され
ように取り付けてください。
適切な空気の流れを確保するために、またプロジェクターが EMC 要件に適合するために、プロジェクターはすべてのカ
バーを設置した状態で使用してください。
キャビネットにあるスロットと開口部は通気のた
めに設けられています。 プロジェクターを安定して動作させ、オーバー
ヒートを防ぐために、これらのスロットと開口部は塞いだり覆ったりしないでください。 開口部が塞がれないように、本
製品をベッド、ソファ、じゅうたんなどの柔らかい素材の表面上に置かないでください。 ラジエータや温風の吹出口の近
くや上には、決して本製品を配置しないでく
ださい。 適切な通気が確保されない限り、本製品を他の装置内に組み込んだ
り、他の筐体内に配置したりしないでください。
プロジェクター上、または内部に何も漏れがないことを確認してください。 これが見つかった場合、スイッチをオフに
して、メインの電源を直ちに切断してください。 資格を持ったスタッフが確認するまで、プロジェクターは使用しないよ
うにしてください。
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プロジェクターの冷却ファンや、プロジェクター周囲の空気の自由な流れを妨げないようにしてください ねていな
い紙やその他の物体を、プロジェクター各面の 10 cm (4 インチ) 以内に近づけないでください。
本装置を水の近くで使用しないでください。
レーザー光の特別な注意: DLP プロジェクターを高出力のレーザー機器と同じ部屋で使用する場合には、特別な注意が必
要です。 レンズにレーザー光が直接または間接的に当たると、Digital MicroMirror Devices
TM
に重大な損傷をまねく場合が
あります。この場合、保証が適用されなくなります。
直射日光の下に絶対にプロジェクターを置かないでください。 レンズに直射日光が直接当たると、Digital MicroMirror
Devices
TM
に重大な損傷をまねく場合があります。この場合、保証が適用されなくなります
梱包用のダンボールと梱包材は保管しておいてください。 将来、この装置を梱包して発送する必要性が生じた場合に使
用できます。 発送する場合は、本装置の保護のため工場出荷時と同様に梱包してください。
クリーニングの際には電源コンセントから本製品のコードを抜いてください。 液体クリーナーや洗剤やエアゾール クリー
ナーは使用しないでください クリーニングの際には、湿らせた布を使用してください。 シンナー、ベンジンなど強力
な液体や研磨剤は、キャビネットを損傷するため使用しないでください。 がんこな汚れは、中性洗剤で軽く湿らせた布を
使用することで取り除くことができます。
最高の光学パフォーマンスと解像度を確保するため、投影レンズには特別に反射防止コーティングが施されています。
のため、レンズには触れないようにしてください。 レンズのほこりを取り除く場合には、柔らかい乾燥した布を使用して
ください。 湿らせた布、溶剤、シンナーは使用しないでください。
定格の最大環境温度は次のとおりです: t
a
= 40 °C (104 °F)
ランプ ハウスが損傷した場合や熱で変形した場合には、ランプを交換してください。
修理点検が必要な場合
設置した製品のカバーを開けて、ご自分で修理点検しようとしないでください。カバーをあけると、感電などの危険が
あります。
修理点検はすべて、当社認定のサービス担当員に依頼してください。
このマニュアルで説明していない内部設定やその他のコントロール設定を出荷時の設定から変更すると、プロジェクタ
の深刻な破損を引き起こす可能性があり、また保証も行われなくなる恐れがありますので、ご注意ください。
次のような場合には、本製品の電源プラグをコンセントから抜き、当社認定のサービス技術員に修理点検を依頼してく
さい。
- 電源コードやプラグが破損したり擦り切れている場合。
- 本装置に液体をこぼした場合。
- 本製品が雨や水に濡れた場合。
- 本製品を指示にしたがって操作しても正しく動作しない場合。 操作についての説明がないコントロールは、調節しな
いでください。誤った調節をすると破損する恐れがあり、当社認定の技術員による大規模な修理や再調整が必要とな
ることがあります
- 本製品を落としたり、キャビネットが破損した場合。
- 本製品のパフォーマンスに大きな変化があり、修理点検が必要であると表示された場合。
部品交換: 部品交換が必要な場合、保守技術者がオリジナルの Barco の部品、またはそれと同等の性質を持つ当社認定の
部品を使用しているか確認してください。 認定外の部品を使用すると、パフォーマンスや信頼性が低下し、また火災や感
電などの危険が生じる場合があります。 定外の部品を使用した場合、保証が無効となることがあります。
安全確認: このプロジェクターの修理点検が終了したら、この装置が正常に動作するかどうか、サービス担当者に安全確
認を依頼してください。
破裂の危険性に関する注意: 次の点に注意してください。
ご注意: キセノン コンパク アーク ンプは、非常に高圧になっています。ランプが点灯している場合、メー
カーの指示に厳密に従って操作しなと、電球の通常の動作温度により圧力が高まり、電球が爆発する恐れがあり
ます。通常の室内温度では電球は安定していますが、落としたり、取り扱いを誤ると、破裂する恐れがありま
す。キセノン ランプを含むランプ ハウスを分解する必要がある場合や、保護用のコンテナや布をキセノン ラン
プから取り外す場合には、かならず当社認定の防護服を着用してください。
バッテリーの爆発を防ぐために
電池が正しく取り付けられていないと、発火するおそれがあります。
交換には、メーカーが推奨するものと同一または同等の種類のみを使用してください。
使用済みバッテリーを破棄する場合は。各地方自治体における危険物の廃棄規則を確認の上、適切に処理してください
1.3 ビームの危険距 (HD)
HD
光ビームの危険距離 (HD) は、輝度 (表面単位あたりのエネルギー) が適用される安全限度未満になるソースからの
距離です。このため、オペレーターが HD よりソースに近づいている場合は、光ビームが危険であるとされます
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HD に基づく制限ゾーン (RZ)
HD とは、投影レンズ表面から投影された光が最も弱くなっている地点に向って、放射照度が適用される安全限度と等しくな
る距離のことです。HD は、プロジェクターが放出するルーメン数および取り付けられたレンズの種類によって異なります。
以下の章を参照してください。
レンズ投影比率 (TR) 機能における HD
.
トレーニングを受けていないユーザーを保護するため、取り付けには、「人間が上に立つことの想定されるあらゆる表面上 2
メートル (SH 画像 1-1) 未満、または 1 メートル (SW 画像 1-1) 下、または人間がいることが考えられるあらゆる場所から横
向に分離されたいずれの地点でも、光出力レベル制限を超えない」という取り付け要件に準拠してください。画像 1-1を参照
してください。
RA
TH
PR
RZ
HD
SW
1m
SW
SW
SW
HD
SH
RA TH
RZ
SH
(B) TOP VIEW(A) SIDE VIEW
画像 1-1
A 側面。
B 上面。
RA 立ち入り制限区域 (プロジェクターのブース領域)。
PR プロジェクター。
TH シアター。
RZ シアター内の制限ゾーン
SH 分離高:最低 2 メートル。
SW 分離幅:最低 1 メートル。
国の既定により、投影レンズと関連危険距離 (HD) のゾーン内の投影された光の中に立ち入ることは禁じられています。十
分な分離高を作り出したり、バリアを置くなどして、その行為が物理的に不可能になるようにするものとします。最低分離高
は、人間が上に立つことの想定される表面を考慮に入れます。
画像 1-1に、一般的な設置方法を示します。これらの最低要件が満たされるかどうかについては、取り付け者が確認しなけれ
ばなりません。必要に応じて、シアター内の制限ゾーン (RZ) を設定しなければなりません。この場合は、画像 1-2に示す赤い
ロープなど、物理的なバリアを使用します。
PR
画像 1-2
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1.
1.4 レンズ投影比率 (TR) 機能における HD
TR (投影比率)
画面までの距離と画面の幅の比率。
HDF series projector の危険距離
0
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
0,5 1,3 2,0 2,8 3,5 4,3 5,0 5,8 6,5 7,3 8,0 8,8 9,5 10,3 11,0 11,8 12,5 13,3 14,0
HD [m]
TR
HDF-W30 HDF-W26 HDF-W22
画像 1-3
レンズ投影比率 (TR) 機能における HD (メートル単位)
1.5 HDF W series フライト ケースに関する重要な警告
HDF W series レンタル フライト ケースの積み重ね/輸送に関する重要な警告
HDF W series レンタル フライト ケースは、最大 2 個の高さまで積み重ねることができます。この高さ以上には積み重ね
ないでください。
べての荷重が 4 個の車輪に均等に分散されるように、フライト ケースを置く場所の表面は平坦でなければなりません。
また、荷重に十分に耐えられる強度を備えていなければなりません。
フライト ケースの積み重ねまたは輸送を行う前に、車輪とその固定ネジに磨耗や破損がないかチェックしてください。
フライト ケースの積み重ねまたは輸送を行う前に、各フライト ースの 個のロック ハンドルが正常に機能すること、
および確実にロックされていることをチェックしてください。
積み重ねる際は、上部のフライト ケースの車輪が、下部のフライト ケースの受け皿に正しく置かれていることを確認し
てください。
積み重ねた状態のフライト ースを動かすことはできません。積み重ねる際は、2 個目のフライト ケースを上に置く前
に、下側のフライト ケースを最終的な位置に配置する必要があります。
トラックや他の輸送手段の内部では、各フライ ケースがストラップでしっかりと固定されていない限り、装置を入れ
た状態のフライト ケースを積み重ねないでください。
車輪が破損している場合は、積み重ねたフライト ケースが崩れないように、フライト ケースをストラップでしっかりと
固定する必要があります。
ライト ケースを持ち上げる場合は適切なフォークリフトを使用し、また、けがを防ぐために十分に注意してください。
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