1. 安全
• ハンギング構成でプロジェクターを使用している場合、必ず 2 本の安全なケーブルで取り付けてください。 これらの
ケーブルの正しい使用方法については、設置マニュアルを参照してください。
• 本装置を不安定なカート、スタンドまたはテーブルの上に置かないでください。 装置が落下し、重大な破損の原因とな
るほか、ユーザーが負傷する可能性があります。
• レンズまたはシールドなしでの使用は危険です。 シールド、レンズ、または紫外線スクリーンに、明らかに機能を損な
うレベルの損傷がある場合は、それらを交換する必要があります。 たとえば、割れ目や深い傷などがある場合は、交換が
必要です。
• 警告: 紫外線放射からの保護: 光ビームを直接見ないようにしてください。 本製品のランプからは強い光と熱が発せられ
ます。 ランプの光には紫外線が含まれています。 ランプの稼働時は紫外線が放射されるため、眼または皮膚に悪影響を
及ぼすおそれがあります。 必要以上に眼や皮膚をランプの光にさらさないでください。 ユーザー自身および関係するス
タッフの保護のために、紫外線放射による危険性とその防護方法を周知してください。 布目が詰まった上衣や手袋を着
用することで、皮膚を保護できます。 紫外線保護用に作成された防護メガネを着用することで、眼を紫外線から保護で
きます。 ランプからは、紫外線のほかに強い可視光も発せられるため、防護メガネを選択する際にはその点も考慮する
必要があります。
• 紫外線への曝露: 一部の薬物は、紫外線に対する人体の感受性を高めることが知られています。 ACGIH (米国産業衛生専
門家会議) では、労働者が 1 日 8 時間に浴びる紫外線量を、1 平方センチメートルあたりの有効紫外線量で 0.1 マイクロ
ワット未満とするよう勧告しています。 スタッフの累積放射レベルがこれらの政府のガイドラインを超えていないこと
を確認するため、作業環境の評価を実施することをお勧めします。 この紫外線放射への暴露は、保守作業要員に 1 日に 1
時間のみ許可されています。
• 冷却液回路。 本プロジェクターには、青色の不凍性希釈 (エタンジオール 1/3、脱塩水 2/3) で充填された冷却液回路が含
まれています。
冷却液回路で液漏れが発生した場合は、本装置の電源をオフにしてサービス担当者に連絡してください。
この液体は家庭用のものではありません。 子どもの手が届かないように注意してください。 飲み込むと人体に有害です。
妊婦が触れないようにしてください。 眼、皮膚、および衣服に触れないようにしてください。 有毒ガスを吸入しないよ
うにしてください。
• プロジェクターを人の上に取り付ける場合、必ずレンズ安全ケーブルを取り付けてください。
火災の危険を避けるために
• プロジェクターの近くに可燃性物質を置かないでください。
• Barco 大型スクリーン投影製品は、最も厳格な規制に適合するように設計および製造されています。 通常動作時に、本プ
ロジェクターは本体外面と通気ダクトから排熱します。これらはいずれも通常の状態であり、安全です。 本プロジェク
ターのすぐ近くに可燃性物質が置かれていると、その物質が自然発火して火災を引き起こす可能性があります。 このた
め、プロジェクターのすべての外面の周囲には必ず「立ち入り禁止区域」を設け、この区域内にはいかなる可燃性物質も
置かないようにしてください。 すべての DLP プロジェクターについて、この立ち入り禁止区域は 40 cm (16 インチ) 以上
とする必要があります。 レンズ側の立ち入り禁止区域は、最小でも 5 m とる必要があります。プロジェクターの動作時
には、プロジェクターやレンズにいかなる素材の覆いもかぶせないようにしてください。 このプロジェクターが設置され
ている付近に可燃性物質を絶対に近づけないでください。 このプロジェクターは、換気の良い場所に、発火物や直射日光
を避けて設置してください。 プロジェクターを雨や水分にさらさないでください。 火災が発生したら、砂、二酸化炭素
(CO
2
)、または粉末の消火器を使用してください。 漏電による火災には水を使用してはいけません。 プロジェクターの保
守点検はかならず当社認定のサービス担当員に依頼してください。 必ず正規の Barco の交換部品を使用してください。
プロジェクターの安全性が損なわれる恐れがありますので、当社指定の交換部品を必ず使用してください。
• この機器にあるスロットと開口部は通気のために設けられています。 プロジェクターを安定して動作させ、オーバーヒー
トを防ぐために、これらのスロットと開口部は塞いだり覆ったりしないでください。 開口部が塞がれないように、プロ
ジェクターを壁の近くや、ベッド、ソファ、じゅうたんなどの柔らかい素材の表面上に置かないでください。 ラジエータ
や温風の吹出口の近くや上には、決してこのプロジェクターを配置しないでください。 適切な通気が確保されない限り、
本プロジェクターを他の装置内に組み込んだり、他の筐体内に配置したりしないでください。
• 熱がこもるのを防ぐため、投影を行う場合は通気のよい部屋や冷房している部屋で使用する必要があります。
• このプロジェクターは、完全に冷却してから格納してください。 その際、コードはプロジェクターから取り外してくだ
さい。
• 排気の通り道やランプ ハウスの上に、熱に敏感なものを置かないようにしてください。
プロジェクターの損傷を防ぐために
• このプロジェクターは、特定の種類のランプ (ハウス) を使用
するように設計されています。 適切なランプの種類につい
ては、設置方法を参照してください。
• プロジェクターのエア フィルターを定期的に清掃または交換する必要があります(少なくても1ヶ月に1度は清掃します)。
清掃を行わないと、プロジェクター内部の空気の流れが滞り、過熱が生じます。 過熱により、動作中にプロジェクターが
シャットダウンしてしまう場合もあります。
• プロジェクターは、空気取込口への自由な空気の流れを確保し、冷却システムから排気される熱気が滞りなく排出される
ように取り付けてください。
• 適切な空気の流れを確保するために、またプロジェクターが EMC 要件に適合するために、プロジェクターはすべてのカ
バーを設置した状態で使用してください。
• キャビネットにあるスロットと開口部は通気のた
めに設けられています。 プロジェクターを安定して動作させ、オーバー
ヒートを防ぐために、これらのスロットと開口部は塞いだり覆ったりしないでください。 開口部が塞がれないように、本
製品をベッド、ソファ、じゅうたんなどの柔らかい素材の表面上に置かないでください。 ラジエータや温風の吹出口の近
くや上には、決して本製品を配置しないでく
ださい。 適切な通気が確保されない限り、本製品を他の装置内に組み込んだ
り、他の筐体内に配置したりしないでください。
• プロジェクター上、または内部に何も漏れがないことを確認してください。 これが見つかった場合、スイッチをオフに
して、メインの電源を直ちに切断してください。 資格を持ったスタッフが確認するまで、プロジェクターは使用しないよ
うにしてください。
R5905159JA HDF W SERIES 12/02/2015
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