Barco SP4K-15C ユーザーマニュアル

  • Barco SP4Kシリーズプロジェクターの安全マニュアルの内容を理解しました。高輝度レーザー、電源接続、安全対策、保守方法など、このマニュアルで説明されているあらゆる点についてご質問にお答えできます。お気軽にご質問ください。
  • プロジェクターの重量は?
    レーザー光への直接的な曝露は安全ですか?
    プロジェクターの清掃方法は?
    修理が必要な場合はどうすれば良いですか?
    電源接続の際の注意事項は?
ENABLING BRIGHT OUTCOMES
安全マニュアル
SP4K-C
Registered office: Barco NV
President Kennedypark 35, 8500 Kortrijk, Belgium
www.barco.com/en/support
www.barco.com
Barco NV
President Kennedypark 35, 8500 Kortrijk, Belgium
www.barco.com/en/support
www.barco.com
R5910027JA /02 SP4K-C 3
1 安全
この章について
この章の内容は注意深くお読みください。SP4K-C プロジェクターを設置および使用するときにけがを防止するための重要な情報が
載されています。また、SP4K-C プロジェクターの損傷を防ぐための注意事項についても記載されています。SP4K-C プロジェクター
を設置および使用する前に、この章に記載されているすべての安全ガイド、安全上の注意、および警告を十分に理解し、それらの内
に従ってください。この章の後にも、特定の手順に関連する「警告」や「注意」の記述があります。これらの「警告」や「注意」の
載に内容についても同様に従ってください。
このドキュメントで使用される「SP4K-C」という用語の明確化
このドキュメントで「SP4K-C」という用語を使用している場合、その内容が次の Barco 製品に適用されることを意味しています。
SP4K-25C
SP4K-20C
SP4K-15C
SP4K-12C
Barco は、法的に規定された保証条件の一部として、いかなる問題もなく製造されていることを保証します。この章に記
載されている仕様に従って使用していただくことが、プロジェクターが正常に動作する上で不可欠です。仕様に従わずに
使用すると、保証の対象外となることがあります。
1.1 全体的な考慮事項
全般的な安全上の注意
この機器を使用する前にこのマニュアルをよく読み、また今後参照できるように保管しておいてください。
設置および初期調整は、当社認定の Barco サービスマンまたは Barco サービス業者に依頼してください。
プロジェクターに記載されている警告やマニュアルに記載されている注意は、必ず守ってください。
この機器の操作や使用に関する指示には、正確に従ってください。
また、使用する地域の設置規則にも従う必要があります。
安全上の注意
は、 IEC60950-1EN60950-1UL60950-1 CAN/CSA C22.2
No.60950-1 が定める国際安全規格の要件に準拠して作成されています。これらの安全規格では、感電、エネルギー ハザード、およ
帯電部への接触などの危険からユーザーやオペレーターを保護するために、安全に対して十分な注意が必要なコンポーネント、物質、
および絶縁体の使用について、重要な要件を課しています。安全規格では、内部および外部の温度の上限、放射レベル、機械的安定度
および強度、筐体の構造、および火災のリスクに対する保護についても規定しています。単一故障状態をシミュレートしたテストによ
り、装置の通常動作に障害が発生した場合でもユーザーに対して装置が安全であることが確認されています。
光放射についての注意事項
このプロジェクターには超高輝度 (放射輝度) レーザーが組み込まれており、このレーザー光はプロジェクターの光学パスを介して処理
されます。いずれの使用事例でも、ネイティブのレーザー光にエンドユーザーがアクセスできることはありません。投影レンズから
る光は光学パス内で危険が取り除かれており、ネイティブのレーザー光より大きな光源と低い放射輝度値を示します。それでも、投影
される光は、人間の目や皮膚がビームに直接曝露されると大変危険です。このリスクはレーザー光の特徴のみに特別に関連するもの
はなく、光源から発する高温エネルギーのみによるものであり、ランプベースのシステムでも同じことが言えます。
危険距離 (HD) で暴露されると、熱によって眼球の網膜が破損することがあります。HD とは、「危険距離」の章に記載されている通
り、投影レンズ表面から投影された光が最も弱くなっている地点に向って、放射照度が最大許容曝露と等しくなる距離のことです。
警告: 危険距離以内で光に直接晒されない場合は許可されます、RG3 (リスクグループ 3) IEC EN 62471-5:2015
注意: 本書に記載されている以外の制御法や調整法を使用したり、手順を実行したりすると、有害な放射線被ばくを引き起
こすことがあります。
立ち入り制限区域
本製品は立入制限区域内にのみ取り付けることができます。「立ち入り制限区域」とは、装置の配置場所として以下の 2 つが適用され
る場所です。
この立ち入り制限区域には、同区域への立ち入りを制限する理由と遵守すべき注意事項についての説明を受けたサービス担当者ま
たはオペレーターのみが立ち入ることができるようにしてください。
当該区域は、工具またはロックと鍵、あるいは他のセキュリティ手段を使用しないと立ち入りができないような形で制限し、ま
た、当該区域の管理者によって管理されるようにしてください。
アクセス場所が制限されている理: これ RG3 製品です。国際既定により、投影レンズと関連危険距離 (HD) 間のゾーン内の投影
れた光の中に立ち入ることは禁じられています。十分な分離高を作り出すか、オプションのバリアを置くなどして、その行為が物理
に不可能になるようにするものとします。制限区域内でのオペレーターのトレーニングは十分であると見なされています。適用され
分離高は 7 ページ、 高輝度の注意事項: 危険距離 (HD)で説明します。
ユーザー定義
このマニュアルでは、サービスマンおよびトレーニングを受けたプロジェクターの担当者とは適切な技術的訓練を受け、作業をする際
に遭遇する可能性のある危険 (高圧電流、電子回路、高輝度プロジェクターを含むがそれに限定しな) を認識するに十分な知識と経験
持ち、当人およ他者に対してのようなスク最小限に抑えことのでる人物をします。また、ユーザーおよびオレー
安全
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ターとは、プロフェッショナ投影シスムの作を行うとを可さた、サービスンまはトレーニグをけたプロジェ
ターの担当者以外の人物を指します。
トレーニングを受けたプロジェクターの担当者は、ユーザーおよびインストール マニュアルに記載されたメンテナンス タスクのみ
実施できます。その他のすべてのメンテナンス タスクおよびサービス タスクは、有資格のサービスマンが実施する必要があります。
DLP Cinema ステムは、レーザーによる高電圧、高強度の光ビームなどの作業をする際に遭遇する可能性のある危険について十分な
知識と経験を持つサービスマンのみによって使用されることを想定しています。これらの危険に関する知識を持つ有資格のサービス
ンおよびトレーニングを受けたプロジェクターの担当者だけが、製品筐体内の保守点検作業を行うことができます。
1.2 安全上の重要な注意
感電の危険を避けるために
このプロジェクターは AC 電源で作動させてください。主電圧と容量がプロジェクターの定格に合うか確認してください。必須の交
流条電源件を満たすことができない場合には、電気工事技師にご連絡ください。接地することは非常に重要です。
当社認定の技術担当者によって、ご使用の地域の電器設置規則に従って設置してください。
この製品は、電線接続用に 5 端末のバリア ストリップを搭載しています。使用可能な電源システムに応じて、プロジェクタは、次
のいずれかの構成で動作します。
- 3W + N + PE 電源システム(Y 構成)
- 3W + PE 電源システム(Δ構成)
- 独立したアース PE を備えた電力線を有する単相システム
必須の交流条電源件を満たすことができない場合には、電気工事技師にご連絡ください。接地することは非常に重要です。
この製品は、3 端末のバリア ストリップを搭載しており、USP 電源コード(2 極、3 線設置)に接続します。
プロジェクターの電源 (UPS コンセント) として、適切な UPS ユニットから電力を供給される必要があります。USP を保護する
ため、最大 16 A の電源遮断装置が建物に備え付けられている必要があります。
装置全体を保護するため、最大 40 A の電源遮断装置が建物に備え付けられている必要があります。
プロジェクターの受電端子および USP 入力コンセント端子への電源を断つためには、装置外部の容易に手が届く位置に電源遮断装
置を取り付ける必要があります。
最大 40 A の電源遮断装置を使用する際は、断面積が 4 mm² (AWG 10) 以上の電源コードを使用する必要があります。電源コードに
は、利用可能な電源システムに応じた定格が必要です。
- Y コンフィグレーション: 最小 500 V
- Δ コンフィグレーション: 最小 300 V
- 単相コンフィグレーション: 最小 300 V
UPS 入力コンセントコードの断面積は 1.5 mm² (14 AWG) 以上であり、最小 300 V の定格がなければなりません。
定格電流が 40A 未満の電源遮断装置を使用する場合、電源コードの導電部の断面積は、プロジェクターを設置する地域の電気コー
ド規制に準拠する必要があります。
電源コードのケーブルグランドのクランプ範囲は11 mm 21 mm です (電源コードのケーブル直径は 11 21 mm の範囲にする
必要があります)
プロジェクターの受電端子への電源を切り、プロジェクターの電力供給をすべて切断してください。
電源コードの上には何ものせないでください。このプロジェクターのコードは、人に踏まれないように配置してください。
電源コードが破損している場合、あるいはこのプロジェクターを落とすか、破損した場合にはこのプロジェクターを当社認定の
サービスマンが検査して許可するまでは操作しないでください。
コードを、つまずいたり、ひっぱったり、あるいは熱いものに触れるようなことがない場所に配置してください。
延長コードが必要な場合、少なくともこのプロジェクターのものと同等の定格電流のコードを使用してください。このプロジェク
ターより少ないアンペア数に対応しているコードを使用するとオーバーヒートすることがあります。
本プロジェクターのキャビネットスロットには、いかなる物体も押し込まないでください。危険な電圧ポイントまたはショートす
る部品に触れて火災、あるいは感電の危険があります。
プロジェクターを雨や水分にさらさないでください。
このプロジェクターに水などの液体がかぶることのないように注意してください。
このプロジェクターにいかなる液体も絶対にこぼさないでください。
液体をこぼしたり、硬い物体をキャビネットに落としたりした場合には、プラグを外して、当社認定のサービス担当員が点検して
から操作を再開してください。
このプロジェクターは分解しないでください。保守や修理作業が必要な場合には、トレーニングを受けたサービス担当員が常に作
業を行うようにしてください。
メーカーが推奨していないアクセサリや部品は使用しないでください。
- 雷が発生している場合、または長期間留守にするなどで使用しない場合、本ビデオ製品を保護するために、プロジェクターへの
電源供給をすべて切断します。これにより、雷と AC 電源ラインサージによる損傷を防ぐことができます。
けがを防ぐために
けがや身体への影響を防ぐため、プロジェクターの電源投入または調整を行う前に、このマニュアルとシステム上のすべてのラベ
ルをお読みください。
プロジェクターはかなりの重量があります。プロジェクターの重さは±104.6 kg ( ±230.6 lbs) です。けがを防ぐため、プロジェク
ターを持ち上げる際は昇降機を使用してください。
けがを防ぐために、レンズ、冷却システム、および他のすべてのカバー プレートが正しく取り付けられていることを確認してくだ
さい。設置手順を参照してください。
警告: 高輝度の光ビームが放出されます。決して、レンズをのぞき込まないでください。高輝度のために眼を負傷することがありま
す。
警告: 超高輝度プロジェクター: このプロジェクターには超高輝度 (放射輝度) レーザーが組み込まれており、このレーザー光はプロ
ジェクターの光学パスを介して処理されます。いずれの使用事例でも、ネイティブのレーザー光にエンドユーザーがアクセスでき
ることはありません。投影レンズから出る光は光学パス内で危険が取り除かれており、ネイティブのレーザー光より大きな光源と
低い放射輝度値を示します。それでも、投影される光は、人間の目がビームに直接曝露されると大変危険です。このリスクはレー
安全
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ザー光の特徴のみに特別に関連するものではなく、光源から発する高温エネルギーのみによるものであり、ランプベースのシステ
ムでも同じことが言えます。
危険距離で暴露されると、熱によって眼球の網膜が破損することがあります。危険距離 (HD) とは、7 ページ、 高輝度の注意事項:
危険距離 (HD)の章に記載されている通り、投影レンズ表面から投影された光が最も弱くなっている地点に向って、放射照度が最大
許容曝露と等しくなる距離のことです。
国際既定により、投影レンズと関連危険距離 (HD) 間のゾーン内の投影された光の中に立ち入ることは禁じられています。十分な分
離高を作り出したり、オプションとしてバリアを置いたりするなどして、その行為が物理的に不可能になるようにするものとしま
す。制限区域内でのオペレーターのトレーニングは十分であると見なされています。適用される分離高は 7 ページ、 高輝度の注意
事項: 危険距離 (HD)で説明します。
プロジェクターは、トレーニングを受けていない人間がリスク クラス 3 使用ゾーンに立ち入るのを防ぐため、施錠またはセキュリ
ティ ロックを装備した立ち入り制限された部屋に取り付ける必要があります。
プロジェクターのカバーを取り外す前に、プロジェクターの電源をオフにしてください。
本装置を不安定なカート、スタンドまたはテーブルの上に置かないでください。装置が落下し、重大な破損の原因となるほか、
ユーザーが負傷する可能性があります。
レンズ、シールド、またはスクリーンに、明らかに機能を損なうレベルの損傷がある場合は、それらを交換する必要があります。
たとえば、割れ目や深い傷などがある場合は、交換が必要です。
ユニットを起動する前に、そのユニットに対して責任のある関連安全管理者は設置状態を評価しなければなりません。
HD ゾーン内では、光を人や反射物に絶対に向けないでください。
すべてのオペレーターは十分なトレーニングを受け、潜在的な危険について承知しているものとします。
ユニットにアクセスできる人の人数は、極力最小限にしてください。安全管理者の許可ない場合は、ユニットを絶対に操作してな
いでください。
光の前に手や体の部分を出さないでください。
プロジェクターのスイッチがオンになっている場合は、ポート ウィンドウを掃除しないでください。
火災の危険を避けるために
プロジェクターの近くに可燃性物質を置かないでください。
Barco の大型スクリーンプロジェクション製品は、最も厳格な規制に適合するように設計および製造されています。通常動作時に、
本プロジェクターは本体外面と通気ダクトから排熱します。これらはいずれも通常の状態であり、安全です。本プロジェクターの
すぐ近くに可燃性物質が置かれていると、その物質が自然発火して火災を引き起こす可能性があります。このため、プロジェク
ターのすべての外面の周囲には必ず「立ち入り禁止区域」を設け、この区域内にはいかなる可燃性物質も置かないようにしてくだ
さい。このプロジェクターについて、この立ち入り禁止区域は 40 cm (16 インチ) 以上とする必要があります。
投影レンズの出力に近い距離にある投影光路には、物を置かないでください。投影レンズの出力に集光した光が当たると、損傷、
火災、または火傷の恐れがあります。
プロジェクターがしっかりと取り付けられており、投影光路が偶発的に変更されないことを確認してください。
プロジェクターの動作時には、プロジェクターやレンズにいかなる素材の覆いもかぶせないようにしてください。.このプロジェク
ターは、換気の良い場所に、発火物や直射日光を避けて設置してください。プロジェクターを雨や水分にさらさないでください。
火災が発生したら、砂、二酸化炭素 (CO
2
)、または粉末の消火器を使用してください。漏電による火災には水を使用してはいけませ
ん。プロジェクターの保守点検はかならず当社認定のサービス担当員に依頼してください。必ず正規の Barco の交換部品を使用し
てください。プロジェクターの安全性が損なわれる恐れがありますので、Barco 指定外の交換部品は決して使用しないでください。
この機器にあるスロットと開口部は通気のために設けられています。プロジェクターを安定して動作させ、オーバーヒートを防ぐ
ために、これらのスロットと開口部は塞いだり覆ったりしないでください。開口部が塞がれないように、プロジェクターを壁の近
くや、ベッド、ソファ、じゅうたんなどの柔らかい素材の表面上に置かないでください。ラジエータや温風の吹出口の近くや上に
は、決してこのプロジェクターを配置しないでください。適切な通気が確保されない限り、本プロジェクターを他の装置内に組み
込んだり、他の筐体内に配置したりしないでください。
熱がこもるのを防ぐため、投影を行う場合は通気のよい部屋や冷房している部屋で使用する必要があります。プロジェクターと冷
却システムから排気される熱気が屋外に排出されるようにしてください。
プロジェクターは、完全に冷却してから格納してください。その際、コードはプロジェクターから取り外してください。
バッテリーの爆発を防ぐために
電池が正しく取り付けられていないと、発火するおそれがあります。
交換には、メーカーが推奨するものと同一または同等の種類のみを使用してください。
使用済みバッテリーを破棄する場合は。各地方自治体における危険物の廃棄規則を確認の上、適切に処理してください。
プロジェクターの損傷を避けるために
プロジェクターの空気フィルターは定期的に掃除または交換する必要があります。ブース領域は 1 ヶ月に 1 度はクリーニングして
ください。清掃を行わないと、プロジェクター内部の空気の流れが滞り、過熱が生じます。過熱により、動作中にプロジェクター
がシャットダウンしてしまう場合もあります。
プロジェクターは、吸気口に空気が自由に流れることを保証できる方法で設置する必要があります。
適切な空気の流れを確保するために、またプロジェクターが EMC および安全要件に適合するために、プロジェクターはすべてのカ
バーを設置した状態で使用してください。
キャビネットにあるスロットと開口部は通気のために設けられています。プロジェクターを安定して動作させ、オーバーヒートを
防ぐために、これらのスロットと開口部は塞いだり覆ったりしないでください。開口部が塞がれないように、本製品をベッド、ソ
ファ、じゅうたんなどの柔らかい素材の表面上に置かないでください。ラジエータや温風の吹出口の近くや上には、決して本製品
を配置しないでください。適切な通気が確保されない限り、本製品を他の装置内に組み込んだり、他の筐体内に配置したりしない
でください。
プロジェクター上、または内部に何も漏れがないことを確認してください。漏れがある場合は、プロジェクターのスイッチを切
り、電源コードを抜きます。資格を持ったスタッフが確認するまで、プロジェクターは使用しないようにしてください。
プロジェクターの冷却ファンや、プロジェクター周囲の空気の自由な流れを妨げないようにしてください。
テーブル設置の場合のみ、プロジェクターが正しく機能することが保証されます。プロジェクターを別の配置で使用することはで
きません。正しい設置については設置手順を参照してください。
レーザー光の特別な注意: DLP プロジェクターを高出力のレーザー機器と同じ部屋で使用する場合には、特別な注意が必要です。プ
ロジェクター本体の外側からレンズにコリメートされたレーザー光が直接または間接的に当たると、Digital MicroMirror Devices
TM
に重大な損傷をまねく場合があります。この場合、保証が適用されなくなります。
直射日光の下に絶対にプロジェクターを置かないでください。レンズに直射日光が直接当たると、Digital MicroMirror Devices
TM
重大な損傷をまねく場合があります。この場合、保証が適用されなくなります。
安全
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梱包用のダンボールと梱包材は保管しておいてください。将来、この装置を梱包して発送する必要性が生じた場合に使用できま
す。発送する場合は、本装置の保護のため工場出荷時と同様に梱包してください。
クリーニングを行う前に、プロジェクターの受電端子へのすべての電源を取り外してください。液体クリーナーや洗剤やエアゾー
ルクリーナーは使用しないでください。クリーニングの際には、湿らせた布を使用してください。シンナー、ベンジンなど強力な
液体や研磨剤は、キャビネットを損傷するため使用しないでください。こびりついた汚れは、中性洗剤で軽く湿らせた布を使用す
ることで取り除くことができます。
最高の光学パフォーマンスと解像度を確保するため、投影レンズには特別に反射防止コーティングが施されています。このため、
レンズには触れないようにしてください。レンズのほこりを取り除く場合には、柔らかい乾燥した布を使用してください。レンズ
のクリーニングについては、プロジェクターのマニュアルに明記されている手順に正確に従ってください。
定格最高周囲温度(t
a
= 40°C (104°F)104°F))。
定格湿度 = 5% RH85% RH 非結露。
プロジェクターを積み重ねるには、外部フレームを使用する必要があります。
修理点検が必要な場合
設置した製品のカバーを開けて、ご自分で修理点検しようとしないでください。カバーをあけると、感電などの危険があります。
修理点検はすべて、当社認定のサービス担当員に依頼してください。
このマニュアルで説明していない内部設定やその他のコントロール設定を出荷時の設定から変更すると、プロジェクターの深刻な
破損を引き起こす可能性があり、また保証も行われなくなる恐れがありますので、ご注意ください。
次のような場合には、プロジェクターの電源プラグをコンセントから抜き、当社認定のサービス技術員に修理点検を依頼してくだ
さい。
- 電源コードやプラグが破損したり擦り切れたりしている場合。
- 本装置に液体をこぼした場合。
- 本製品が雨や水に濡れた場合。
- 本製品を指示にしたがって操作しても正しく動作しない場合。操作についての説明がないコントロールは、調節しないでくださ
い。誤った調節をすると破損する恐れがあり、当社認定の技術員による大規模な修理や再調整が必要となることがあります。
- 本製品を落としたり、キャビネットが破損したりした場合。
- 本製品のパフォーマンスに大きな変化があり、修理点検が必要であると表示された場合。
部品交換: 部品交換が必要な場合、保守技術者がオリジナルの Barco の部品、または Barco のオリジナルの部品と同じ性質を持つ認
定の交換部品を使用しているか確認してください。認定外の部品を使用すると、パフォーマンスや信頼性が低下し、また火災や感
電などの危険が生じる場合があります。認定外の部品を使用した場合、保証が無効となることがあります。
安全確認: プロジェクターの修理点検が終了したら、製品が正常に動作するかどうか、保守技術者に安全確認を行ってもらいます。
有害化学物質の安全データシート
化学製品に関する安全な取り扱いについては、安全データシート (SDS) 参照してください。SDSは、 safetydatasheets@barco.com
にリクエストすることで入手できます。
1.3 製品安全ラベル
光ビーム関連の安全ラベル
ラベルの画像 ラベルの説明 ラベルの場所
危険 ! 開くとクラス 4 レーザー放射があります。直射または散乱した放射への眼や皮膚への暴露
を避けてください。
危険 ! RAYONNEMENT LASER DE CLASSE 4 EN CAS DOUVERTURE.EXPOSITION
DANGEREUSE AU RAYONNEMENT DIRECT OU DIFFUS DES YEUX OU DE LA PEAU.
危险! 打开时有4类激光辐射。 避免眼或皮肤受到直射或散射辐射的照射。
THIS PRODUCT IS IN CONFORMITY WITH PERFORMANCE STANDARDS FOR LASER PRODUCTS UNDER 21 CFR 1040, EXCEPT WITH RESPECT TO THOSE CHARACTERISTICS AUTHORIZED BY VARIANCE NUMBER 2018-V-2875 EFFECTIVE ON OCTOBER 2, 2018
ATTENTION! NE PAS REGARDER LE FAISCEAU
EVITER TOUTE EXPOSITION DIRECTE DES YEUX AU FAISCEAU
RG3 IEC EN 62471-5:2015 CLASS 1 IEC EN 60825-1:2014
DISTANCE DE SECURITE: CONSULTER LE MANUEL DE SECURITE
WARNING! DO NOT LOOK INTO THE BEAM
NO DIRECT EYE EXPOSURE TO THE BEAM IS PERMITTED
RG3 IEC EN 62471-5:2015 CLASS 1 IEC EN 60825-1:2014
HAZARD DISTANCE: CONSULT SAFETY MANUAL
RG3 IEC EN 62471-5:2015 CLASS 1 IEC EN 60825-1:2014RG3 IEC EN 62471-5:2015 CLASS 1 IEC EN 60825-1:2014
警告! ビームを見つめないでください。ビームに直接晒されない場合は許可されます。RG3 IEC
EN 624715:2015CLASS 1 IEC EN 608251:2014。危険距離: 安全マニュアルを参照してくだ
さい。 4 ページ、 安全上の重要な注意
本製品は、OCTOBER 02, 2018 発効の特例的認可番号 2018-V-2875 によって認可された特性を
除き、21 CFR 1040 に基づくレーザー製品の性能基準に適合しています。
ATTENTION! NE PAS REGARDER LE FAISCEAU EVITER TOUTE EXPOSITION DIRECTE DES
YEUX AU FAISCEAU.RG3 IEC EN 62471-5:2015.CLASS 1 IEC EN 60825-1:2014.DISTANCE
DE SECURITE : CONSULTER LE MANUEL DE SECURITE
警告!勿观看光束 眼睛勿直接接触可允许暴露的光束 RG3 IEC EN 62471-5:2015 CLASS 1 IEC
EN 60825-1:2014 危害距离:请参考安全手册
安全
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ラベルの画像 ラベルの説明 ラベルの場所
瞥告!结勿注祝光源. 禁止眼睛曝露在光源照射鱿坦。雷射危险等级 RG3 IEC EN 62471-5:2015
CLASS 1 IEC EN 60825-1:2014 安全危害距黔:清冬考安全手册.
危険 RG3: 光学的放射警告アイコン
危険 RG3: 家庭用のアイコンではありません
電気関連安全ラベル
ラベルの画像 ラベルの説明 ラベルの場所
Déconnecter l’alimentation des bornes du réseau et déconnecter le câble de la prise UPS
pour la coupure de toute l’alimentation de l’appareil.
ATTENTION : COURANT DE FUITE ÉLEVÉ RACCORDEMENT À LA TERRE INDISPENSABLE AVANT
LE RACCORDEMENT AU RÉSEAU
VOIR LA NOTICE D’INSTALLATION AVANT DE RACCORDER AU RÉSEAU
Disconnect the power to the unit mains terminals and unplug power cord at UPS inlet for
removal of all power from the unit.
WAR
NING :
HIGH LEAKAGE CURRENT EART
H CONNECTION ESSENTIAL BEFORE CONNECTING SUPPLY
SEE INSTALLATION INSTRUCTIONS BEFORE CONNECTING TO THE SUPPLY
DELTA CONFIGURATION
L1
W2
U1
U2
V1
V2
W1
L2 L3 PE
3W+PE
Δ
MONO PHASE
MONO PHASE
L1
W2
U1
U2
V1
V2
W1
PE
L1+N+PE
N
STAR CONFIGURATION
L1
W2
U1
U2
V1
V2
W1
L2 L3 PEN
3W+N+PE
Y
3.5 Nm
0.75 Nm
3.3 Nm
TORQUE VALUE
WITH UPS
L1
UPS
L2
UPS
PE
UPS
WITHOUT UPS
(NOT CONNECTED)
ユニットへの電源供給を断つには、ユニットの受電端子へ
の電源を切り、UPS 入力コンセントから電源コードを抜い
てください。定格については、ID ラベルを参照してくださ
い。警告:高漏れ電流の接地を行ってから電源を接続する
ことが重要取り付け指示を参照してから電源を接続するこ
.
Déconnecter lalimentation des bornes du réseau et
déconnecter le câble de la prise UPS pour la coupure de
toute lalimentation de lappareil.Voir létiquette
didentification pour les paramètres.ATTENTION :
COURANT DE FUITE ÉLEVÉ RACCORDEMENT À LA
TERRE INDISPENSABLE AVANT LE RACCORDEMENT
AU RÉSEAU.VOIR LA NOTICE DINSTALLATION AVANT
DE RACCORDER AU RÉSEAU.
断开放映机主电源端的电源并从UPS电源接入插座上拔下电
源线, 切断放映机的所有电源。警告: 大漏,电流在接通电
源之前必须先接地.在与电源连接前请查看安装说明书.
主電源カバーに印刷
注意!二極/中性融合高残留電圧 - スイッチの電源を切る前に、最低 8 分間お待ちください。
警告:感電の危険!スイッチを切ってプラグを抜いてからこのカバーを取り外すこと!
警告 雙極/中性熔斷 高殘餘電壓 等待至少 8分鐘,才可以移除電源開關 危險 : 電擊風險 移開蓋子之
前,請關閉並拔下電源插頭
ATTENTION! DOUBLE PÔLE / FUSIBLE SUR LE NEUTRE HAUTE TENSION RÉSIDUELLE -
Attendre min 8 minutes avant le déplacement de lalimentation à découpage ATTENTION :
RISQUE DE CHOCS ÉLECTRIQUES! ÉTEINDRE ET DÉCONNECTER AVANT OUVERTURE
DU COUVERCLE
SMPS カバーに印刷
1.4 高輝度の注意事項: 危険距離 (HD)
HD
危険距離 (HD) は、輝度 (表面単位あたりのエネルギー) が角膜または皮膚で最大適用曝露制限未満になる投影レンズから
測定された距離です。人間から光源までの距離が HD 未満である場合は、光ビームが暴露に安全でないとされます。
HD に基づく制限ゾーン (RZ)
HD は、ジェタールーけらよっす。10 ページ、 「修
HD の章を参照してください。
訓練を受けていないエンドユーザー (映画館訪問者、観客など) を保護するために、設置場所は、以下の設置要件に適合しなければなら
りません。オペレーターは、危険距離内のビームへのアクセスを制御するか、観客の目が危険距離内にならないようにする高さに製
を設置すること。制限を超える放射レベルはオペレーター、パフォーマー、従業員以外の人間が上に立つことを許されるあらゆる表
安全
R5910027JA /02 SP4K-C8
2.0 メート 未満 (SH)、またはそのような人間がいることの許可されるあらゆる場所から横方向に1.0 メート (SW) 未満の場所
は許可されません。抑制のない振る舞いが合理的に予測できる環境では、例えば、HD範囲内である個人が別の個人の肩に乗ることによ
る暴露の可能性を防ぐために、最低分離高は 3.0 メートル以上高くする必要があります。
これらの値は最小値で、IEC 62471-5:2015 section 6.6.3.5 で提供されたガイダンスに基づいています。
ンストーラーとユーザーはリスク理解し、ラベルとユーザー報にされた危距離に基いて防護段を講じ必要があ
す。取り付け方法、分離高さバリア、検出システム、その他の適用できる規制措置は、目が危険距離内部で放射に晒されないようにす
る必要があります。
例えば、1 メートル以上のHDあり人が存在する可能性のある非管理区域に光を放射するプロジェクターは、「固定されたプロジェク
ターのり付け」パメーターに従っ配置する必要あります。の結果、光床面から 2 メートル上高いとろを通らない
り、HDは観客区域に向かって伸びることはありません。抑制のない振る舞いが合理的に予測できる環境では、例えば、HD範囲内で
る個人が別の個人の肩に乗ることによる暴露の可能性を防ぐために、最低分離高は 3.0 メートル以上高くする必要があります。十分に
大きな分離高は画像プロジェクターを天井にまたは物理的バリアの使用を通して取り付けることで達成できます。
RA
TH
PR
RZ
HD
SW
1m
SW
SW
SW
HD
EXIT
SH
RA
PR
TH
RZ
SH
(B) TOP VIEW(A) SIDE VIEW
画像 1-1
A 側面。
B 上面。
RA 立ち入り制限区域 (プロジェクターのブース領域)
PR プロジェクター。
TH シアター。
RZ シアター内の制限ゾーン
SH 分離高:
SW 分離幅:
国の既定により、投影レンズと関連危険距 (HD) のゾーン内の投影された光の中に立ち入ることは禁じられています。十分な分
高を作り出したり、バリアを置いたりするなどして、その行為が物理的に不可能になるようにするものとします。最低分離高は、オ
レーター、パフォーマー、または従業員以外の人間が上に立つことの許可される表面を考慮に入れます。
画像 1-2 に、一般的な設置方法を示します。これらの最低要件が満たされるかどうかを確認しなければなりません。必要に応じて、
アター内の制限ゾー (RZ) を設定しなければなりません。この場合は、画像 1-2 示す赤いロープなど、物理的なバリアを使用し
す。
制限区域のステッカーは、アイコンのみのあるステッカーに置き換えることができます。
安全
R5910027JA /02 SP4K-C 9
PR
RESTRICTED
AREA
RESTRICTED
AREA
画像 1-2
1.5 全密閉型投影システムの HD
HD
危険距離 (HD) は、輝度 (表面単位あたりのエネルギー) が角膜または皮膚で最大適用曝露制限未満になる投影レンズから
測定された距離です。人間から光源までの距離が HD 未満である場合は、光ビームが暴露に安全でないとされます。
HD に基づく制限ゾーン (RZ)
ロジェクターは、拡散コーティンされ投影面にビームを影する、背投影用途も適ていす。画 1-3 すよ
に、制限密閉投影領域 (RA) および観察領域 (TH) という 2 つの領域について考慮する必要があります。
RA TH
sw
PD
HD
DIFFUSE
sw
RZ
sw
sw
PR
HD
REFLECTION
RESTRICTED
AREA
RESTRICTED
AREA
画像 1-3
RA 立ち入り制限区域 (密閉投影領域)
PR プロジェクター。
TH シアター (観察領域)
RZ 制限ゾーン。
PD 投影距離。
SW 分離幅: 最低 1 メートルが必要です。
このタイプのセットアップでは、以下の 3 種類の HD
(イントラビームの曝露について第 7 ページ、 高輝度の注意事項: 危険距離 (HD) で説明されている HD) を考慮する必要がありま
す。
HD
reflection
: 背面投影画面からの反射光について、常に制限対象としなければならない距離。
HD
diffuse
: 拡散表面の背面投影画面を観察する際に考慮すべき関連距離。
7 ページ、 高輝度の注意事項: 危険距 (HD) で述べている通り、HD のいずれかより近いビーム領域内には制限ゾーンを設けなけれ
なりせん。閉投域に 2 の制ゾーン組みせるが適です。1 は、ビーム 1 m 離幅 (SW) 慮し
安全
R5910027JA /02 SP4K-C10
た、画面に向けて投影されるビームの制限ゾーンです。もう 1 つは、横方向に 1 メートルの場所を考慮した、画面からの背面反射に関
する制限ゾーン (HD
反射
) です。
HD
reflection
距離は、決められた HD 距離と背面投影画面までの投影距離との差の 25% に当たります。使用するレンズおよびプロジェク
ターモデルの HD 距離を決めるには、第 10 ページ、 「修正光学の HD 章を参照してください。
HD
reflection
= 25% (HD PD)
観察中に画面から放射される光は、10 cm とされる RG2 暴露を超過してはなりません。画面表面での測定されたライトが 5000 cd/m²
または 15000 ルクス未満の場合、HD
diffuse
は無視できます。
1.6 「修正光学の HD
危険距離
0
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
0,5
1
1,5
2
2,5
3
3,5
4
4,5
5
5,5
6
6,5
7
7,5
8
8,5
9
9,5
10
10,5
11
11,5
12
Hazard Distance (HD) [m]
Throw Rao (TR)
SP4K-25C SP4K-20C SP4K-15C SP4K-12C
1
2
3
4
1
1
2
2
3
4
4
画像 1-4
HD 危険距離
TR 投光率
1.7 製品マニュアルのダウンロード
製品マニュアルのダウンロード
製品マニュアルと説明書は、www.barco.com/td からオンラインで入手できます。
登録が必要な場合があります。ウェブサイトに記載されている指示に従ってください。
重要!機器を主電源に接続する前に、インストール手順をお読みください。
安全
R5910027JA /02 SP4K-C 11
安全
Barco NV | President Kennedypark 35, 8500 Kortrijk, Belgium
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R5910027JA /02 | 2019-04-30
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