D&B 24S/24S-D 取扱説明書

  • こんにちは!d&b audiotechnik xS 24S/24S-D ラウドスピーカーのマニュアルの内容を理解しています。このデバイスの機能、設置方法、トラブルシューティングなど、ご質問にお答えします。マニュアルには、指向特性、技術仕様、様々な設定モードなどが詳細に記載されています。
  • 24Sと24S-Dの違いは何ですか?
    使用可能なd&bアンプは何ですか?
    CUTモードとは何ですか?
    HFホーンの向きは変更できますか?
    耐候性オプションとは何ですか?
xS
24S/24S-D
マニュ 1.2 ja
!
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概説
24S/24S-D マニュ
バージョン 1.2 ja, 10/2018, D2624.EN .01
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T +49-7191-9669-0, F +49-7191-95 00 00
[email protected], www.dbaudio.com
1 安全上の注意........................................................................... 4
1.1 ラウドスピーカーを 使用す際の注意点...................... 4
2 24S/24S-D ラウドスピーカー........................................... 5
2.1 製品説明................................................................................... 5
2.2 コネクター............................................................................... 6
2.3 使用............................................................................................ 8
2.3.1 コントローラーの設定...................................................... 8
2.4 指向特性................................................................................... 9
2.5 技術仕様................................................................................. 11
3 製造者宣言............................................................................ 13
3.1 ラウドスピーカーの EU 適合性 (CE マークについ
て).......................................................................................... 13
3.1.1 WEEE 宣言(廃棄につい)........................................ 13
目 次
d&b 24S/24S-D マニュ 1.2 ja 3
1.1 ラウドスピーカーを使用す際の注意点
人体に傷害をもたら可能性があります。
大音量で駆動しているラウドスピーカーのすぐそばには
決し 近寄らないでください。業務用ラウドスピーカー
ムは 人間の健康に害を及ぼす音圧レベルまで到達
性能を持っています 。危険でないと思われる音量(約
95 dB SPL 以下)であっても 、長時間さらされていると
聴の原因となる恐れがあります。
ラウドスピーカーを 地面に積んだり、吊り下げたりす
業を行う時の事項に注意してください
ラウドスピーカーをスタックしたりスピーカータン
ドを設置す時は必ず硬い床面上に設置してくださ
い。複数のシムを 積み重ねる場合は、動かない
うにストラップで 固定してください
仮設設置やスピーカーの構成設置に使用すクセサ
リーは d&b が試験、認証している 物のみを使用します。
特に弊社アクセサリーに 関連す機種に対応した「使
用説明書」や「フライン、リギングマニュル 」に
記載されているクセサリーの 正しい使用方法と最大
荷重量に注意してください
固定設備や可動設置使用で d&b 以外の付加的なハード
ェアを 使用し 固定、結束等を行う場合には、全て
の該当品が適切なサズか 、安全荷重係数を満たし
いるかを確認してください 。ご使用になる製品の製造
者からの取り扱い説明書や安全に関わるガイドライン
を必ず参照してください
ラウドスピーカーの外観やアクセサリーは 、目につく
磨耗や破損の兆候がないかを定期的に点検し、必要で
あれば交換してください
機器の荷重を支持するボルトは定期的に点検を行っ
ください。
機器の故障を引き起こ恐れがあります。
ラウドスピーカーは 使用していない 時で静的電磁場を
常に発生します。従っ これらを設置した運搬した
りす時にはこの磁場によっ 損傷や障害を生じる恐れ
のあるものが機器の近くに無いことを確認してください
一般的には磁気データ媒体(フロッピーディスク 、オーデ
ィオおよびビデオテー 、キャッシュカードなど )から
0.5 m (1.5 ft) の間隔があれば十分です。コンピューターや
ビデオモニターでは、 1 m (3 ft) 以上の間隔が必要な場合
もあ ります。
1 安全上の注意
d&b 24S/24S-D マニュ 1.2 ja4
2.1 製品説明
24S と 24S-D は、2 台の 12 インネオジミウ LF ドライ
バーをバスレフレックスエンクロージャーに 搭載し、固定
設備用途の音響アプリケーョンに 広範囲に対応す
々な HF セクションを有するハイパフォーマンスな 2 ウ
ェイラウドスピーカーです 。両モデルでは軽量なパッシ
ブ設計を採用し、1.4 インネオジミウムドライバーおよ
び大型ホーンを搭載することによって 正確なパターンコ
ントロールが可能となっています 。これらのモデルでは
75° x 45° (24S) または 110° x 45° (24S-D) (水平 x 垂直) の
指向特性で、それぞれ回転が可能になっています
垂直方向への指向特性をでき 限り低域ま制御するた
めに 2 台の 12 インチドライバーを 双極状にダイポーラ
ー配置しています
特別設計のポートと最適化された空気流によっ 効率的
な低域再生性能が極めて向上します。
55 Hz から 18 kHz 以上の周波数特性を有するこのキャビ
ットはフルレンジシムとし 使用した、 xS シリ
もしくは xA シリーズなどの 異なるサブウーファー
で補完したりすることが 可能です。
船舶用合板製のエンクロージャーは耐衝撃塗装仕上げで
す。キャビネットの 前面は、音響透過性のある発泡フォー
ムを裏側に貼りつけた頑丈なメタルグリルで保護され
います。
キャビネットは DIN 18032-3 に従った耐衝撃を有してい
ます。
キャビネットオプション
耐天候仕様(WR)は屋外での使用に適しています(IP34、
垂直エイミン最大 +15°)。このキャビネットは 、黒の
PCP(ポリウレアキャビネットプロテクション )による耐
衝撃・耐天候塗装仕上げが施されています
リギングコンポーネント
キャビネットの 上面、底面、側面、背面の各パネルにはそ
れぞれ 1 組の M10 ネジ穴が装備されており、以下のよう
な様々なリギングアクセサリーの 取り付けが可能になっ
ています。
Z5553 フライングブラケット 24S
Z5554 水平ブラケット 24S
Z5384 VP フライングアダプター
Z5551 VP フライングアダプターリン
24S/24S-D ラウドスピーカー
設置例:
Z5553 フライングブラケット 24S で 24S/24S-D を吊り下げる。
Z5554 水平ブラケット 24S で 24S/24S-D を天井に設置す
Z5384 VP フライングアダプター/Z5551 VP フライングアダプターリン
クを使用し 24S/24S-D でアレイを構成す
2 24S/24S-D ラウドスピーカー
d&b 24S/24S-D マニュ 1.2 ja 5
2.2 コネクター
キャビネットには 、1+/1– ピン配列の一対の NL4 M コネ
ターと 2 個のネジ端子ブロック(ST)が装備されていま
す。
耐天候仕様(WR)のキャビネットには 、直付け入力ケー
(PG タイプ、H07-RN-F、2 x 2.5 mm
2
(AWG 13)、標準
長 5.5 m (18 ft)が装備されています
対応するピンおよびコネクターは 下の表に示しています
NL4 M 1+ 1– 2+ (n.c.) 2– (n.c.)
ST + なし なし
PG 茶色 (+) 青色 (–) なし なし
直付けケールの 接続
24S および 24S-D のラウドスピーカーには カバープレー
[1] とゴムグロメット ・フィードスルー [2]が取り付け
られています。屋内で使用す場合には、コネクターパネ
ルを隠す目的でこれらの部品を使用することも可能です。
屋外で何も保護がない環境で使用す場合には、これらの
部品でコネクターパネルを保護することが必要です(これ
を怠ると、保護等級 IP34 を維持できま
直付けケールの 設置は以下の要領で行なってください
必要工具:プラスドライバー ( #PH2)
1. カバープレート [1]上のノックアウト穴を取り外し、
ムグロメット [2]をはめます。
2. 接続ケールをゴムグロメットに 通し、
3. コネクターパネル上の 4 個のネジを外します。
4. ネジ端子へケールワイヤーを 接続します。
Þ 極性に注意してください
5. カバープレートがしっかりとはまるま これをコネ
ターパネルの方向へ押します。
6. 全部のネジを使用してコネクターパネルにカバー
レートを固定します。
テップ 2 テップ 3 テップ 4/5 テップ 6
直付けケールの 設置
passive
crossover
カバープレートとゴムグロメット
テップ 1
d&b 24S/24S-D マニュ 1.2 ja6
カバープレートと NL4 接続
キャビネット 上のコネクターパネルにある NL4 コネク
ーソケットは凹部に位置しており 、カバープレート [1]
NL4 ケールコネクターと 併用が可能となっています
(図参照)
メモ: この場合、Neutrik NL4FC タイプのコネクターを
使用することが必要です。
NL4 接続を行なう場合には、前項に記載された方法と同様
の要領で行なってください
WR オプション (耐天候仕様)
d&b ラウドスピーカーの 多くには、異なる設置状況や環境
の影響に対応でき 様々なオプションがご用意されてい
ます。24S/24S-D ラウドスピーカーには 以下のオプシ
ンが用意されています
耐天候(WR):屋外での使用に適したオプションです
キャビネットは 黒の PCP(ポリウレアキャビネットプ
ロテクション )による耐衝撃・耐天候塗装仕上げが施
されています
WR キャビネットの 窪みにはファストンコネク
(2 x 6.3 mm, メス).にも対応するコネクタパネルが 装備さ
ています。カバープレートは画像に示されているよう
に、シンルまたはデュ PG ケールグランド(ケー
直径 6 - 12 ㎜の PG13.5 タイプ)を受けることができ
ます。
注意!
耐天候仕様の WR オプションの場合、周辺環境の変化
が多い環境でラウドスピーカーを 使用することが可能に
なりますが、屋外で何も保護が無い環境で継続し 使用す
ることを保証するものではありま
ラウドスピーカーにさらにカバーを取り付けてくださ
い。
キャビネットは 水平方向または下に傾けた位置で設置
します。
以下の要領で先バラ接続ケールを 取り付けてください。
必要工具:ドライバー (#T20)
メモ: ケールの 極性を確認します。
茶色(+)/青(
1. 接続ケールを PG のネジ切り部分に挿入し、オスコ
ネクタをメスコネクタに 接続します。
2. カバープレートがしっかりとはまるま コネクター
パネルの方向へ押します。
3. 4 個の皿ねじを使用してコネクターパネルにカバー
レートを固定します。
カバープレート[1]と NL4 ケー 接続
ファストンコネクター 、オス、シン PG (スタンダード ), デュ
PG (オプション)
d&b 24S/24S-D マニュ 1.2 ja 7
2.3 使用
注意!
d&b ラウドスピーカーは 、正しく設定された d&b アンプ
のみをご使用ください。他の使用法ではラウドスピーカ
ーのコンポーネントに損傷を与え 恐れがあります。
使用可能な d&b アンプ:
30D/D20/D80.
用途 設定 ャンネル/キャ
ビネット
24S 24S 1
24S-D 24S-D 1
本機種に対応す d&b アンプのコントローラーセットア
ップは Dual Channel および(または)Mix TOP/SUB モード
で使用できます。
2.3.1 コントローラーの設定
音響特性を調整するためには、CUT、HFA そし CPL 機能
が選択できます。
CUT モード
CUT に設定すると低域レベルが減少され、キャビネット
は、アクティブドライブの d&b サブウーファーと 組み合
わせて使えるように 設定されます。
HFA モード
HFA (高域減衰)モードではシムの 高周波特性を、
ールオフします。HFA 回路は、ラウドスピーカーが 聴衆に
近接したニアフィールドに 設置される時やディレイ 用途
の場合、自然で均一な周波数特性を提供します。
高域の減衰は 1 kHz から徐々に始まり、10 kHz でおよそ
3 dB 減衰します。このなだらかな減衰は、残響が多い空
間や客席でシムから 離れ音を聴くときに体感す
周波数特性の変化とよく似ています。
-5
0
5
10
-10
-15
-20
-25
-30
20
100 1k 10k
20k
HFA モードの補正周波数特性
d&b 24S/24S-D マニュ 1.2 ja8
CPL 機能
CPL(カップリン: Coupling)機能は、キャビネットと
密接す境界面の間のカップリングによる影響を補正し
ます。CPL はおよそ 1 kHz から徐々に減衰が始まり、
400 Hz 以下で最大の減衰がかかります。バランスがとれ
た周波数特性を実現するためにCPL 機能を 0 から ––9 の
間の dB 単位の減衰値に設定することができます
CPL 値をプラス数値(0 ~ ++5 dB)にするとおよそ 65 Hz
の低域を盛り上げることができます。この数値は、
ムをサブウーファーを 使用しないフルレンジモードで使
用す際に設定できます。
2.4 指向特性
下のグラフに単独の キャビネットの 周波数における指向
角度を–6 dB および–12 dB の音圧を線に置き換えた等圧
線(アイソバー )で表示 しています
イソバー 、水平
24S
垂直セットアップ
イソバー 、垂直
イソバー 、水平
24S
水平セットアップ、
ホーン回転
イソバー 、垂直
CPL 機能の補正周波数特性
d&b 24S/24S-D マニュ 1.2 ja 9
イソバー 、水平
24S-D
垂直セットアップ
イソバー 、垂直
イソバー 、水平
24S-D
水平セットアップ、
ホーン回転
イソバー 、垂直
HF ホーンの指向性変更
工場出荷時には、キャビネットを 直立させた状態で公称指
向角度となる HF ホーンの向き設定されています。こ
れはホーンフランジ上の白いラベルによっ 確認できま
す。このラベルは、キャビネットの 両側にあるフロントグ
リルを通し 見えるようになっています (左図参照)
HF ホーンは 90°回転することができます
必要工具:トルクスレン (#TX20)。
1. トップパネルとボトムパネルのトルクスネジを緩め、
フロントグリルを取り外します。
2. ホーンフランジを固定しているネジを 緩め、ホーンを
回します。
3. 次の要領でホーンを再び固定してください
ホーンのガスケットが正しい位置にあることを確
認してください
ホーンを再び固定してください
全てのネジを取り付け、皿ネジの頭が受け部表面か
らはみ出さないように時計回りにネジを回します。
4. フロントグリルを再び固定してください
HF ホーンの回転
d&b 24S/24S-D マニュ 1.2 ja10
2.5 技術仕様
24S/24S-D シムデータ
周波数特性(–5 dB スタンード 55 Hz - 18 kHz
周波数特性(–5 dB CUT モード) 90 Hz - 18 kHz
最大音圧レベル(1 m、無響音場)
24S と 30D/D20 138 dB
24S と D80 138 dB
24S-D と 30D/D20 137 dB
24S-D と D80 137 dB
(最大 SPL ピーク、テス 信号 CF4 のピンノイ
24S/24S-D ラウドスピーカー
公称インピーダ
4 Ω
許容入力 (RMS/ピーク 10 ms) 500/2000 W
公称指向角度(水平)24S 75°
公称指向角度(水平)24S-D 110°
公称指向角度(垂直) 45°
コンポー
ネント
ネオジミウ 磁性体構造 2 x 12 インチドライ
x 1.4 イン スロートコンプレッションドライバー
ッシブクロスオーバーネットワーク
コネクター 1 x NL4 M
1 x ネジ端子 (ST - 線断面積最大 4 mm
2
/AWG 11)
WR のオプション:ファストンコネク 2 x 6.3 ㎜、メス
ピン配列 NL4 M:1+/1–
WR オプション: 茶色 +/x 青色–
重量 33 kg (73 lb)
24S 周波数特性 標準、CUT 設定
24S-D 周波数特性 標準、CUT 設定
d&b 24S/24S-D マニュ 1.2 ja 11
24S/24S-D キャビネット 寸法 mm [イン]
d&b 24S/24S-D マニュ 1.2 ja12
3.1 ラウドスピーカーの EU 適合性 (CE マークについ
この宣言は、以下の製品に適用されます。
d&b Z1610 24S ラウドスピーカー
d&b Z1611 24S-D ラウドスピーカー
製造者 d&b audiotechnik GmbH & Co. KG
この番号で始まる製品バージョンの全てが初期仕様に一
致していますが 後に設計または電気技術的変更が行われ
ないことを前提としています
弊社は、本製品が全て関係条項の EC 指令条項に準拠し
いることを宣言いたします。
この宣言に関わる詳細な情報は、 d&b に注文頂くかウ
ブサイト www.dbaudio.com からダウンロードすることも
できます。 .
3.1.1 WEEE 宣言(廃棄につい
電気及び電子機器を廃棄す際は、必ず他のゴミと分別し
てください。
本機器を廃棄す時には、お住まいの国や地域の関連す
法律や条例に従ってください 。廃棄の際に不明な点があ
る時は、お買い上げの販売店、または d&b audiotechnik ま
でお問い合わせください。
WEEE-Reg.-Nr. DE: 13421928
3 製造者宣言
d&b 24S/24S-D マニュ 1.2 ja 13
D2624.EN .01, 10/2018 © d&b audiotechnik GmbH & Co. KG
www.dbaudio.com
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