1.1 ラウドスピーカーを使用する際の注意点
人体に傷害をもたらす可能性があります。
大音量で駆動しているラウドスピーカーのすぐそばには
決して 近寄らないでください。業務用ラウドスピーカー
システムは 、人間の健康に害を及ぼす音圧レベルまで到達
する性能を持っています 。危険でないと思われる音量(約
95 dB の音圧レベル SPL から)であっても 、長時間さらさ
れていると難聴の原因となる恐れがあります。
ラウドスピーカーを 地面に積んだり、吊り下げたりする 作
業を行う時の事故を防ぐため、以下の事項に注意してくだ
さい。
▪ ラウドスピーカーをスタックしたりスピーカースタン
ドを設置する時は必ず硬い床面上に設置してくださ
い。複数のシステムを 積み重ねる場合は、動かないよ
うにストラップで 固定してください 。
▪ 仮設設置やスピーカーの 構成設置に使用するアクセサ
リーは d&b が試験、認証している 物のみを使用します。
特に弊社「組立の説明書」または「フライングシステ
ムおよびリギングマニュアル 」に詳細が記載されてい
るアクセサリーの 正しい使用法および最大荷重量に注
意を払って 行ってください 。
▪ 固定設備や可動設置使用で d&b 以外の付加的なハード
ウェアを 使用して 固定、結束等を行う場合には、全て
の該当品が適切なサイズか 、安全荷重係数を満たして
いるかを確認してください 。ご使用になる製品の製造
者からの取り扱い説明書や安全に関わるガイドライン
を必ず参照してください 。ご使用になる製品の製造者
からの取り扱い説明書や安全に関わるガイドラインを
必ず参照してください 。
▪ ラウドスピーカーの 外観やアクセサリーは、目につく
磨耗や破損の兆候がないかを定期的に点検し、必要で
あれば交換してください 。
▪ 機器の荷重を支持するボルトは定期的に点検を行って
ください。
機器の故障を引き起こす恐れがあります。
ラウドスピーカーは 使用していない 時でも静的電磁場を
常に発生します。従って 、これらを設置したり、運搬した
りする時にはこの磁場によって 、損傷や障害を生じる恐れ
のあるものが機器の近くに無いことを確認してください 。
従ってラウドスピーカーを 組立てたり、移動したりすると
きは、外部の磁場により欠陥や損の生じるおそれのあるも
のが、装置や器物の近くにないことを確認します。一般的
には磁気データ媒体(フロッピーディスク 、オーディオお
よびビデオテープ 、キャッシュカードなど)から 0.5 m
(1.5 ft) の間隔があれば十分です。コンピューターやビデ
オモニターでは、 1 m (3 ft) 以上の間隔が必要な場合もあ
ります。
1 安全上の注意
d&b Bi8-SUB マニュアル 1.1 ja4