D&B 44S 取扱説明書

タイプ
取扱説明書
xS 44S
マニュ 1.2 ja
!
!
ドキュメントバージョンに関す注記
これをも このドキュメントのすべての 旧バージョン
は無効となります
バージョン 1.2:
IEC60268 に準拠し –10 dB の周波数応答値を追加。
以下を参照:
Þ 11 ページの 2.5 章 "技術仕様"
概説
44S マニュ
バージョン 1.2 ja, 12/2023, D2632.JP .01
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T +49-7191-9669-0, F +49-7191-95 00 00
[email protected], www.dbaudio.com
1 安全上の注意........................................................................... 4
2 44S ラウドスピーカー......................................................... 5
2.1 製品説明................................................................................... 5
2.2 コネクター............................................................................... 6
2.3 使用............................................................................................ 6
2.3.1 コントローラーの設定...................................................... 8
2.4 指向特性................................................................................... 9
2.5 技術仕様................................................................................. 11
3 製造者宣言............................................................................ 13
目 次
d&b 44S マニュ 1.2 ja 3
人体に傷害をもたら可能性があります。
大音量で駆動しているラウドスピーカーのすぐそばには
決して 近寄らないでください。業務用ラウドスピーカー
ムは 、人間の健康に害を及ぼす音圧レベルま到達
性能を持っています 。危険でないと思われる音量
(約 95dB の音圧レベル SPL から)であっても 長時間さら
されていると難聴の原因となる恐れがあります。
ラウドスピーカーを 地面に積んだり、吊り下げたりする 作
業を行う時の事故を防ぐため、以下の事項に注意してくだ
さい。
▪ ラウドスピーカーをスタックしたりスピーカータン
ドを設置す時は必ず硬い床面上に設置してくださ
い。複数のシムを 積み重ねる場合は、動かない
うにストラップで 固定してください 。
▪ 仮設設置やスピーカーの 構成設置に使用すクセサ
リーは d&b が試験、認証している 物のみを使用します。
特に弊社「組立の説明書」または「フライングシ
ムおよびリギングマニュル 」に詳細が記載されてい
クセサリーの 正しい使用法および最大荷重量に注
意を払って 行ってください 。
固定設備や可動設置使用で d&b 以外の付加的なハード
ェアを 使用して 固定、結束等を行う場合には、全て
の該当品が適切なサズか 、安全荷重係数を満たし
いるかを確認してください 。ご使用になる製品の製造
者からの取り扱い説明書や安全に関わるガイドライン
を必ず参照してください 。ご使用になる製品の製造者
からの取り扱い説明書や安全に関わるガイドラインを
必ず参照してください 。
▪ ラウドスピーカーの 外観やアクセサリーは、目につく
磨耗や破損の兆候がないかを定期的に点検し、必要で
あれば交換してください 。
▪ 機器の荷重を支持するボルトは定期的に点検を行っ
ください。
機器の故障を引き起こ恐れがあります。
ラウドスピーカーは 使用していない 時でも静的電磁場を
常に発生します。従って 、これらを設置した運搬した
りす時にはこの磁場によって 、損傷や障害を生じる恐れ
のあるものが機器の近くに無いことを確認してください 。
従ってラウドスピーカーを 組立てた移動したりすると
きは、外部の磁場によ欠陥や損傷の生じるおそれのある
ものが、装置や器物の近くにないことを確認します。一般
的には磁気データ媒体(フロッピーディスク 、オーディオ
およびビデオテー 、キャッシュカードなど)から 0.5 m
( 1.5ft) の間隔があれば十分です。コンピューターやビデ
オモニターでは、 1 m (3 ft) 以上の間隔が必要な場合もあ
ります。
1 安全上の注意
d&b 44S マニュ 1.2 ja4
2.1 製品説明
44S は 2 ウェイッシブ設計であり、バスレフ設計キャ
ビネットに 2 つの 4.5 インチの LF ネオジウ ・ドライ
ーと、回転可能な CD ホーンにマウントされた 2 つの 1.25
インチの HF ドー・トゥイーター構成され、それぞれ
90°× 30°と 30°× 90°と回転可能な指向特性(h × v)を実
現しています 。
周波数特性は 90 Hz から 17 kHz です。
このラウドスピーカーは 単独シムとして 、またクテ
ィブドライブの d&b サブウーファーと 組み合わせてご利
用いただけます。
44S はコンパクトで優れた指向性と非対称的なキャビネ
ットの形状を特徴としたラウドスピーカーです 。44S
水平設置でフロントフィルとして 使用することができま
す。
射出成形によるエンクロージャーは耐衝撃塗装仕上げで
す。キャビネットの 前面は頑丈なメタルグリルで保護さ
ています
様々なリギングアクセサリを 取り付けられるように M8
ネジ受けインサート 2 個がバックパネルに 埋め込まれ
います。
異なるブラケットにより 壁、天井、バルコニーや床などの
その他の適切な面にシンルユニットとし (Z5423/
Z5424) またはぴったりと 2 台組み合わされたキャビネ
トのクラスターとして (Z5423 と Z5425) 取り付けること
ができます。
スイベルラケット (Z5426) を使い、メインシムまた
はフィルシムとしてフライングすることも 、高いス
ンドに設置することもできます 。
オプションの d&b Z5427 44S Backbox は天井や壁へラウ
ドスピーカーを 水平または垂直にフラッシュマウント(埋
め込み設置)るためのソリューョンとしてご 利用いた
だけます。バックボックスの 高さが 140 mm と低く抑え
られているため 階段などの段差への取り付けに理想的で
す。
ックボック 内でラウドスピーカーを 5°刻みで 20°ま
で調整することができます
メモ: Þ 11 ページの 2.5 章 "技術仕様"Þ 12 "フラッ
ュマウント (埋め込み設置)" ペーまた 44S Backbox
に同梱されている Z5427 取り付け方法も参照してくだ
さい。
2 44S ラウドスピーカー
d&b 44S マニュ 1.2 ja 5
リギン
Z1650 44S ラウドスピーカ
ー、以下と併用:
Z5423 マウントブラケット
44S
Z5425 クラスターラケット
44S
Z1650 44S ラウドスピーカ
ー、以下と併用:
Z5424L-マウントアダプター
44S
Z1650 44S ラウドスピーカ
ー、以下と併用:
Z5426 スイベルブラケット
44S
Z1650.500 44S ラウドスピ
カー、:埋め込み時には以下と
併用:
Z542744S バックボック
Z5428 44S バックボックスグ
リル
注記:該当す取り付け方法をご覧ください。
2.2 コネクター
キャビネットには 一対の NL4 M コネクターと 4 極
Phoenix Euroblock ターミナブロックが 取り付けられてい
ます。 (線断面積最大 2.5 mm2/AWG 13 - 対応す 2 極
Phoenix プラグがキャビネットに 同梱されています)。
双方の NL4 M コネクターの全 4 本のピンは並列に接続さ
ています。キャビネットは 1+/1–のピン配列を使用し
ます。2+/2–ピンはアクティブサブウーファー 用です。
対応するピンおよびコネクターは 下の表を参照してくだ
さい。
Phoenix 1: + 2: – 3: + 4: –
NL4 M 1+ 1– 2+ 2–
2.3 使用
注意!
d&b ラウドスピーカーには 正しく設定された d&b アンプ
のみをご利用ください。他の使用法ではラウドスピーカ
ーのコンポーネントに損傷を与え恐れがあります。
使用でき d&b アンプ:
40D|30D|10D|5D
コネクターの結線
d&b 44S マニュ 1.2 ja6
アンプのアウトプットモード
Dual Channel または Mix TOP/SUB
用途 設定 アンプチャン
ルごとのキャビ
ット
44S 44S 4
d&b 44S マニュ 1.2 ja 7
2.3.1 コントローラーの設定
音響特性を調整するためには、CUT、HFA そし CPL 機能
が選択できます。
CUT モード
CUT に設定すると、キャビネットの 低域レベルが減少さ
れ、キャビネットは 、対応できクティブドライブの
d&b サブウーファーと 組み合わせて使えるように設定さ
れます。
HFA モード
HFA (高域減衰:High Frequency Attenuation)モードではシ
ムの 高周波数特性は、ロールオフします。HFA は、
ウドスピーカーが 聴衆に近接したニアフィールドに 設置
される時やディレイ 用途の場合、自然で均一な周波数特性
を提供します。
高域の減衰は 1 kHz から徐々に始まり、10 kHz でおよそ
3 dB 減衰します。このなだらかな減衰は、残響が多い空
間や客席でシムから 離れ音を聴くときに体感す
周波数特性の変化とよく似ています。
CPL 機能
CPL(カップリン)機能はラウドスピーカーが個別設置
されているか埋め込まれているかに応じて異なる音響特
性を補正するものです
CPL は最大 –5 の減衰値から 1 kHz の域で徐々に始まり
200 Hz 以下で最大の減衰がかかります。よ高い減衰
値–9,でフィルターコーナー 周波数が徐々に高くなりその
間、5 dB の減衰が維持されます。
CPL 値をプラス数値(0 ~ +5 dB)にするとおよそ 90 Hz
の低域を盛り上げることができます。この数値は、
ムをサブウーファーを 使用しないフルレンジモードで使
用す際に設定できます。
-5
0
5
10
-10
-15
-20
-25
-30
20 100 1k 10k 20k
HFA モードの補正周波数特性*
*概要図
CPL 機能の補正周波数特性*
*概要図
d&b 44S マニュ 1.2 ja8
2.4 指向特性
下のグラフは、単独のキャビネットの 周波数における指向
角度を、–6 dB と–12 dB の音圧を線に置き換えた等圧線
(アイソバー )で表示しています 。
44S アイソバー、水平 44S アイソバー、垂直
44S アイソバー、水平 44S アイソバー、垂直
HF ホーンの指向性の変更
HF 指向性を (h x v) 90° x 30° または 30° x 90°にするため
に HF ホーンは 90°回転することができます
HF ホーンの回転は以下のように行います:
d&b 44S マニュ 1.2 ja 9
必要工具:2.5mm 六角アレンキー。
1. キャビネットを 背面パネルが下になるように置きま
す。
2. キャビネットのモデルによっは 、フロントグリルを
支えながら六角ネジ 4 本をまず緩めフロントグリル
を外します。
3. HF ホーンの 4 本の六角ネジを緩めます。
4. HF ホーンを慎重に引き出し、90°時計回りに回転させ
ます。
5. 次の要領でホーンを再び固定してください 。
1. ガケット[G]が正しい位置にあることを確認し
てください。
2. ホーンを再び取り付け、ネジを締めます(最大ト
ルク 2 N×m)
6. きちんと固定されていることを確認してからフロン
トグリルを再び固定します。
d&b 44S マニュ 1.2 ja10
2.5 技術仕様
ムデータ
周波数特性(–5 dB 標準) 90 Hz - 17 kHz
周波数特性(–5 dB CUT モード) 150 Hz - 17 kHz
周波数特性(–10 dB 標準、IEC60268) 74 Hz - 18 kHz
周波数特性(–10 dB CUT モード、IEC60268) 100 Hz - 18 kHz
最大音圧レベル(1 m、無響音場)
D6/10D/5D 121 dB
D80/D40/D20/40D/30D 123 dB
(最大 SPL ピーク、テス 信号 CF4 のピンノイ
ラウドスピーカーデータ
公称インピーダ16 Ω
許容入力 (RMS/ピーク 10 ms) 150/500 W
指向角度 (水平 x 垂直) 90° x 30°
コンポーネント 2 x 4.5“ ネオジミウ 磁性体構造ドライバー
2 x 1.25 インチドーツイーター ( CD ホーン上に取り付け)
ッシブクロスオーバーネットワーク
コネクター 4 ピン Phoenix Euroblock および 2 x NL4 M
ピン配列 Phoenix: 1: + / 2: – / 3: + / 4: –
NL4 M:1+/1–
重量 ラウドスピーカー 3.6 kg (8 lb)
自重 バックボック 2.6 kg (5.7 lb)
重量 ラウドスピーカー(バックボックスを 含む)6.2 kg (13.7 lb)
44S キャビネット寸法 mm [イン]
44S 周波数特性 標準、CUT 設定
d&b 44S マニュ 1.2 ja 11
フラッシュマウント(埋め込み設置)
Z5427 44S Backbox 正面図、寸法 mm [イン]単位
Z5427 44S Backbox 側面図、寸法 mm [イン]単位
Z5427 44S Backbox カットアウト、寸法 mm [イン]単位
Z5428 44S Backbox グリル (カバーグリル)、寸法 mm [イン] 単位
注記:44S Backbox に同梱されている Z5427 取り付け方法も合わせてご覧ください。
d&b 44S マニュ 1.2 ja12
ラウドスピーカーの EU 適合性 マーク
この宣言は、以下の製品に適用されます。
d&b Z1650 44S ラウドスピーカー
製造者 d&b audiotechnik GmbH & Co. KG
この番号で始まる製品バージョンの全てが初期仕様に一
致していますが 、後に設計または電気技術的変更が行われ
ないことを前提としています 。
弊社は、本製品が全て関係条項の EC 指令条項に準拠し
いることを宣言いたします。
この宣言に関わる詳細な情報は、 d&b に注文頂くかウ
ブサイト www.dbaudio.com からダウンロードすることも
できます。 .
WEEE 宣言(廃棄につい
電気及び電子機器を廃棄す際は、必ず他のゴミと分別し
てください。
本機器を廃棄す時には、お住まいの国や地域の関連す
法律や条例に従ってください 。廃棄の際に不明な点があ
る時は、お買い上げの販売店、または d&b audiotechnik ま
でお問い合わせください。
WEEE-Reg.-Nr. DE: 13421928
3 製造者宣言
d&b 44S マニュ 1.2 ja 13
D2632.JP .01, 12/2023 © d&b audiotechnik GmbH & Co. KG
www.dbaudio.com
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