用途 設定 チャンネル/キャ
ビネット
E6 E6 5
本機種に対応する d&b アンプのコントローラーセットア
ップは Dual Channel および(または)Mix TOP/SUB モード
で使用できます。4 芯ケーブルを 使ってアクティブサブ
ウーファーと 接続する場合には、Mix TOP/SUB モードを選
択します。
2.3.1 コントローラーの設定
音響特性を調整するためには、CUT、HFA そして CPL 機能
が選択できます。
CUT モード
CUT 設定では、低域レベルが減少され、キャビネットは 、
アクティブドライブの d&b サブウーファーと 組み合わせ
て使えるように設定されます。
HFA モード
HFA (高域減衰)モードではシステムの 高周波特性を、ロ
ールオフします。HFA 回路は、ラウドスピーカーが聴衆に
近接したニアフィールドに 設置される時やディレイ 用途
の場合、自然で均一な周波数特性を提供します。
高域の減衰は 1 kHz から徐々に始まり、10 kHz でおよそ
3 dB 減衰します。このなだらかな減衰は、残響が多い空
間や客席でシステムから 離れて音を聴くときに体感する
周波数特性の変化とよく似ています。
CPL 機能
CPL(カップリング:Coupling)機能は、キャビネットが 近
接する時や床や壁面に密接したり、ステージモニターとし
て床に置く場合に生じるカップリングの 影響を補正しま
す。CPL はおよそ 1 kHz から徐々に減衰が始まり、250 Hz
以下で最大の減衰がかかります。バランスのとれた周波
数特性を提供するため、CPL 機能を 0 と––9 の間の dB 単
位の減衰値に設定することができます。
CPL 値をプラス数値(0~++5 dB))にすると、低域を盛り
上げることができます。この数値は、システムをサブウー
ファーを使用しないフルレンジモードで使用する際に設
定できます。
2.3.2 E-PAC との使用
E6E-PAC では, E6 モードで E6 ラウドスピーカーを 最大 3
台まで駆動することができます。LO IMP モードでは、ラ
ウドスピーカーへの入力レベルを 6 dB 減少して 、E6 ラウ
ドスピーカーを最大 5 台まで駆動できるよう E-PAC を設
定できます。
音響特性を調整するためには、CUT と HFA が選択できま
す。CUT および HFA の特性の設定は、前項「D6 または
D12 との使用」で説明されています。
-5
0
5
10
-10
-15
-20
-25
-30
20
100 1k 10k
20k
HFA モードの補正周波数特性
CPL 機能の補正周波数特性
d&b E6 マニュアル 1.2 ja 7