4S/5S

D&B 4S/5S 取扱説明書

  • d&b audiotechnik xS 4S/5Sラウドスピーカーのマニュアルの内容を読み込みました。このデバイスの機能、仕様、接続方法、安全に関する情報など、ご質問にお答えできます。例えば、各モデルの違い、屋外設置方法、推奨アンプ、音響調整方法などについてお気軽にご質問ください。
  • xS 4SとxS 5Sの違いは何ですか?
    屋外で使用する場合の注意点は何ですか?
    使用可能なd&bアンプは何ですか?
    CUT、HFA、CPL回路とは何ですか?
xS
4S/5S
マニュ 1.4 ja
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概説
4S/5S マニュ
バージョン 1.4 ja, 10/2016, D2607.JP .01
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本マニュルは 製品と共に保管するか常に参照でき
全な場所に保管してください
本製品を再販される場合には、製品と共に本マニュルを
販売先にお渡しください。
d&b audiotechnik GmbH & Co. KG
Eugen-Adol󲍵-Str. 134, D-71522 Backnang,
T +49-7191-9669-0, F +49-7191-95 00 00
[email protected], www.dbaudio.com
1 安全上の注意........................................................................... 4
2 4S/5S ラウドスピーカー.................................................... 5
2.1 製品説明................................................................................... 5
2.2 接続............................................................................................ 6
2.3 使用............................................................................................ 7
2.3.1 コントローラーの設定...................................................... 7
2.4 指向特性................................................................................... 9
2.5 技術仕様................................................................................. 10
3 製造者宣言............................................................................ 12
3.1 ラウドスピーカーの EU 適合性 (CE マークについ
て).......................................................................................... 12
3.2 WEEE 宣言(廃棄につい)........................................... 12
目 次
d&b 4S/5S マニュ 1.4 ja 3
人体に傷害をもたら可能性があります。
大音量で駆動しているラウドスピーカーのすぐそばには
決し 近寄らないでください。業務用ラウドスピーカー
ムは 人間の健康に害を及ぼす音圧レベルまで到達
性能を持っています 。危険でないと思われる音量(約
95 dB の音圧レベル SPL から)であっても 、長時間さらさ
ていると難聴の原因となる恐れがあります。
ラウドスピーカーを 地面に積んだり、吊り下げたりす
業を行う時の事故を防ぐため、以下の事項に注意してくだ
さい。
ラウドスピーカーをスタックしたりスピーカータン
ドを設置す時は必ず硬い床面上に設置してくださ
い。複数のシムを 積み重ねる場合は、動かない
うにストラップで 固定してください
仮設設置やスピーカーの構成設置に使用すクセサ
リーは d&b が試験、認証している 物のみを使用します。
特に弊社「組立の説明書」または「フライングシ
ムおよびリギングマニュル 」に詳細が記載されてい
クセサリーの 正しい使用法および最大荷重量に注
意を払っ 行ってください
固定設備や可動設置使用で d&b 以外の付加的なハード
ェアを 使用し 固定、結束等を行う場合には、全て
の該当品が適切なサズか 、安全荷重係数を満たし
いるかを確認してください 。ご使用になる製品の製造
者からの取り扱い説明書や安全に関わるガイドライン
を必ず参照してください 。ご使用になる製品の製造者
からの取り扱い説明書や安全に関わるガイドラインを
必ず参照してください
ラウドスピーカーの外観やアクセサリーは 、目につく
磨耗や破損の兆候がないかを定期的に点検し、必要で
あれば交換してください
機器の荷重を支持するボルトは定期的に点検を行っ
ください。
機器の故障を引き起こ恐れがあります。
ラウドスピーカーは 使用していない 時で静的電磁場を
常に発生します。従っ これらを設置した運搬した
りす時にはこの磁場によっ 損傷や障害を生じる恐れ
のあるものが機器の近くに無いことを確認してください
従ってラウドスピーカーを 組立てた移動したりすると
きは、外部の磁場によ欠陥や損の生じるおそれのあるも
のが、装置や器物の近くにないことを確認します。一般的
には磁気データ媒体(フロッピーディスク 、オーディオお
よびビデオテー 、キャッシュカードなど )から 0.5 m
(1.5 ft) の間隔があれば十分です。コンピューターやビデ
オモニターでは、 1 m (3 ft) 以上の間隔が必要な場合もあ
ります。
1 安全上の注意
d&b 4S/5S マニュ 1.4 ja4
2.1 製品説明
4S および 5S キャビネットは 指向性の広いドーツイー
ターを同軸上に構成した軽量な 2 ウェイッシブラウド
スピーカーです 。同軸設計の採用によっ キャビネット
をどのような角度で取り付けた場合にも、水平および垂直
方向に対し 左右対称な拡散パターンが可能となります
4S の超コンパクトな密閉エンクロージャーの中には、4
インチのネオジミウ 磁性体構造低域ドライバーが 装備
されています。周波数特性は 130 Hz から 20 Hz です。
5S では、バスレフレックスエンクロージャーの 中に
80 Hz から 20 kHz までをカバーす 5 インチのフェライ
ト構造低域ドライバーが 装備されています
いずれのシムも 、単独シムとし 、または xS シ
リーズの 様々なサブウーファーの 補完用とし 使用す
ことができます。
射出成型によるエンクロージャーは黒色の耐衝撃塗装仕
上げです。ラウドスピーカーキャビネットの 前面は、音響
透過性のある発泡フォームを 裏側に貼りつけた頑丈なメ
ルグリルで保護されています
Z5029 TV スピゴット
Z5034 スタンドアダプター
E6532 スーパークランプ
Z5035 3/8”アダプター用 M10
用途
いずれのキャビネットも 耐天候塗装仕上げが施されてお
り、屋外での使用に適しています 。屋外で何も保護が無い
環境で使用す場合には、接続用としてネジ 端子ブロック
を使用し、コネクターパネルを保護するためのカバーパネ
ルを取り付ける必要があります(IP34、垂直エイミン
+15° ~ –45°)。直付けケールの 接続にあたっの 詳細
は、以下の項()に記載されています
この方法で使用す場合には、4S キャビネットのリア
ネル上部にある M8 ネジ穴を使用し 設置してください
図 1: 4S/5S ラウドスピーカー
リギン例:
4S Z5401 壁用マウント S、
5S および Z5029 TV スピゴット
図 2: 4S キャビネットの 屋外使用例
2 4S/5S ラウドスピーカー
d&b 4S/5S マニュ 1.4 ja 5
2.2 接続
キャビネットには 一対の NL4 コネクターと 2 個のネジ端
子ブロック(ST - 線断面積最大 4 mm
2
/AWG 11)が装備さ
ています。双方の NLT4 コネクターの全 4 本のピンは
並列に接続されています。キャビネットは 1+/1–のピン
配列を使用します。2+/2– ピンはアクティブサブウー
ァー用です。
対応するピンおよびコネクターは 下の表に示しています
NL4 1+ 1– 2+ 2–
ST + なし なし
直付けケールの 接続
4S および 5S のラウドスピーカーには 、カバープレート
[1] とゴムグロメット ・フィードスルー [2]が取り付けら
ています。屋内で使用す場合には、コネクターパネル
を隠す目的でこれらの部品を使用することも可能です。
屋外で何も保護がない環境で使用す場合には、これらの
部品でコネクターパネルを保護することが必要です(これ
を怠ると、保護等級 IP34 を維持できま
直付けケールの 設置は以下の要領で行なってください
1. ゴムグロメットと 接続ケールを 準備します。
2. カバープレート 上のノックアウト穴を取り外し、ゴム
グロメットをはめます
3. 接続ケールをゴムグロメットに 通し、ネジ端子へケ
ルワイヤーを 接続します。
Þ 極性に注意してください
4. カバープレートの 2 個のスピゴットが 2 個の NL4 コ
ネクターの中央の穴と同線上にくるまカバープレ
ートをコネクターパネルの方向に押してください
5. カバープレートがコネクターパネルの 凹部に完全に
はまるまカバープレートをキャビネットの 方向へ
押します。
図 5: 直付けケールの 設置
図 3: コネクターの接続
図 4: カバープレートとゴムグロメット
d&b 4S/5S マニュ 1.4 ja6
WR オプション (耐天候仕様)
耐海水(SWR)屋外、特に湿度の高い、酸や塩分を含
む外気環境での使用に適したオプションです
WR キャビネットの 窪みにはファストンコネク
(2 x 6.3 mm, メス).にも対応するコネクタパネルが 装備さ
ています。カバープレートは 画像に示されているよう
に、シンルまたはデュ PG ケールグランド(ケー
直径 6 - 12 ㎜の PG13.5 タイプ)を受けることができ
ます。
以下の要領で先バラ接続ケールを 取り付けてください。
必要工具:ドライバー (#T20)
メモ: ケールの 極性を確認します。
茶色(+)/青(
1. 接続ケールを PG のネジ切り部分に挿入し、オスコ
ネクタをメスコネクタに 接続します。
2. カバープレートがしっかりとはまるま コネクター
パネルの方向へ押します。
3. 4 個の皿ねじを使用してコネクターパネルにカバー
レートを固定します。
2.3 使用
注意!
d&b ラウドスピーカーは 、正しく設定された d&b アンプ
のみをご使用ください。他の使用法ではラウドスピーカ
ーのコンポーネントに損害を与え 恐れがあります。
使用可能な d&b アンプ:
10D/30D/D6/D12/D20/D80.
用途 セットアップ ャンネル/キャ
ビネット
4S 4S 4
5S 5S 4
ここで使用可能なアンプ用としては 、Dual Channel および
Mix TOP/SUB モードのコントローラー設定が適切です。
2.3.1 コントローラーの設定
音響調整には、CUT、 HFA および CPL 機能が選択できま
す。
CUT 回路
CUT に設定すると、キャビネットの 低域レベルが減少さ
れ、これによりキャビネットは d&b のアクティブサブウ
ファーと 組み合わせて使えるように設定されます。
ファストンコネクター 、オス、シン PG (スタンダード ), デュ
PG (オプション)
d&b 4S/5S マニュ 1.4 ja 7
HFA 回路
HFA (高域減衰)モードではシムの 高周波数特性は、
ロールオフします。HFA 回路は、ラウドスピーカーが聴衆
に近接したニアフィールドに 設置される時やディレイ
途の場合、自然で均一な周波数特性を提供します。
高域の減衰は 1 kHz から徐々に始まり、10 kHz でおよそ
3 dB 減衰します。このロールオフは、典型的な残響の多
い空間やホールにおい遠く離れた場所で音を聴く場合、
実際耳にす周波数特性の減少に良く似ています。
CPL 回路
CPL(カップリン: CouPLing)回路は、密接すアレイ
を構築す場合にキャビネット 間のカップリングによる
影響を補正します。CPL はおよそ 1 kHz から徐々に減衰が
始まり、200 Hz 以下で最大の減衰がかかります。バラン
スがとれば周波数特性を提供するためCPL 回路を-9 から
0 の間の dB 単位の減衰値に設定することができます
CPL 値をプラス数値(0 ~ +5 dB)にすると、低域を盛り
上げることができます。この数値は、ムをサブウー
ファーを使用しないフルレンジモードで使用す際に設
定できます。
-5
0
5
10
-10
-15
-20
-25
-30
20
100 1k 10k
20k
図 6: HFA 回路の周波数特性の補正
図 7: CPL 回路の補正周波数特性
d&b 4S/5S マニュ 1.4 ja8
2.4 指向特性
下のグラフに単独の キャビネットの 周波数における指向
角度を–6 dB および –12 dB の音圧を線に置き換えた等圧
線(アイソバー )で表示 しています
図 8: アイソバー 、水平
4S
図 9: アイソバー 、垂直
図 10: アイソバー 、水平
5S
図 11: アイソバー 、垂直
d&b 4S/5S マニュ 1.4 ja 9
2.5 技術仕様
4S シムデータ
周波数特性(–5 dB 標準モード) 130 Hz - 20 kHz
周波数特性(–5 dB CUT モード) 180 Hz - 20 kHz
最大音圧レベル(1 m、無響音場)
および 10D/D6 114 dB
および 30D/D20/D12 115 dB
および D80 115 dB
(最大 SPL ピーク、テス 信号 CF4 のピンノイ
4S ラウドスピーカー
公称インピーダ
16 Ω
許容入力 (RMS/ピーク 10 ms) 60/400 W
公称指向角度(水平 x 垂直) 100° 同軸
コンポーネント
4 インチネオジミウ 磁性体構造 15 インチドライバー
0.75 インチドームドライバー 、同軸マウント
ッシブクロスオーバーネットワーク
接続 2 x NL4
1 x ネジ端子ブロック (ST - 線断面積最大 4 mm
2
/AWG 11)
ピン配列 NL4:1+/1–
重量 1 kg (2.2 lb)
5S シムデータ
周波数特性(–5 dB 標準モード)
80 Hz - 20 kHz
周波数特性(–5 dB CUT モード) 130 Hz - 20 kHz
最大音圧レベル(1 m、無響音場)
および 10D/D6 117 dB
および 30D/D20/D12 118 dB
および D80 118 dB
(最大 SPL ピーク、テス 信号 CF4 のピンノイ
図 12: 4S 周波数特性 標準、CUT 設定
図 13: 4S キャビネット 寸法 mm [イン]
図 14: 5S 周波数特性 標準、CUT 設定
d&b 4S/5S マニュ 1.4 ja10
5S ラウドスピーカー
公称インピーダ 16 Ω
許容入力 (RMS/ピーク 10 ms) 60/400 W
公称指向角度(水平 x 垂直) 100° 同軸
コンポーネント 5 フェライト磁性体構造 15 インチドライバー
1 インチドームドライバー 、同軸マウント
ッシブクロスオーバーネットワーク
接続 2 x NL4
1 x ネジ端子ブロック (ST - 線断面積最大 4 mm
2
/AWG 11)
WR のオプション:ファストンコネク 2 x 6.3 ㎜、メス
ピン配列 NL4:1+/1–
WR オプション: 茶色 +/x 青色–
重量 2.5 kg (5.5 lb)
図 15: 5S キャビネット 寸法 mm [イン]
d&b 4S/5S マニュ 1.4 ja 11
3.1 ラウドスピーカーの EU 適合性 (CE マークについ
この宣言は、以下の製品に適用されます。
d&b Z1510/Z1615 4S ラウドスピーカー
d&b Z1520/Z1616 5S ラウドスピーカー
製造者 d&b audiotechnik GmbH & Co. KG
この番号で始まる製品バージョンの全てが初期仕様に一
致していますが 後に設計または電気技術的変更が行われ
ないことを前提としています
弊社は、本製品が全て関係条項の EC 指令条項に準拠し
いることを宣言いたします。
この宣言に関わる詳細な情報は、 d&b に注文頂くかウ
ブサイト www.dbaudio.com からダウンロードすることも
できます。 .
3.2 WEEE 宣言(廃棄につい
電気及び電子機器を廃棄す際は、必ず他のゴミと分別し
てください。
本機器を廃棄す時には、お住まいの国や地域の関連す
法律や条例に従ってください 。廃棄の際に不明な点があ
る時は、お買い上げの販売店、または d&b audiotechnik ま
でお問い合わせください。
WEEE-Reg.-Nr. DE: 13421928
3 製造者宣言
d&b 4S/5S マニュ 1.4 ja12
D2607.JP .01, 10/2016 © d&b audiotechnik GmbH & Co. KG
www.dbaudio.com
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