ORSG45

Endres+Hauser ORSG45 取扱説明書

  • こんにちは!Endress+Hauser ORSG45 高機能データマネージャの補足説明書の内容を理解しています。Modbus RTU/TCPスレーブ機能に関するご質問にお答えします。接続方法、アドレス指定、データ転送、トラブルシューティングなど、お気軽にご質問ください。
  • Modbus RTUとModbus TCP、どちらの接続方法がサポートされていますか?
    ユニバーサルチャンネルのデータ転送方法は?
    デジタルチャンネルのデータ転送方法は?
    機器のファームウェアの履歴はどこで確認できますか?
    Modbusスレーブ機能の可用性を確認するにはどうすればよいですか?
取扱説明書
ORSG45
高機能データマネージャ
Modbus RTU/TCP スレーブの補足説明書
BA01473O/33/JA/02.22-00
71600693
2022-10-29
バージョン
ENU000A, V2.04.xx
ORSG45 目次
3
目次
1 一般情報 ........................... 4
1.1 安全シンボル ......................... 4
1.2 納入範囲 ............................. 4
1.3 必須条件 ............................. 4
1.4 ファームウェアの履歴 .................. 4
1.5 MODBUS RTU の接続 ................... 4
1.6 Modbus TCP 接続 ...................... 5
1.6.1 転送 LED ...................... 5
1.6.2 リンク LED ..................... 5
1.7 機能説明 ............................. 5
1.8 Modbus スレーブ機能の可用性を確認 ...... 6
2 「設定」の設定項目 ................. 7
2.1 Modbus TCP、RS485 ................... 7
2.2 ユニバーサルチャンネル ................ 8
2.2.1 データ転送Modbus マスター -> 機
器: .......................... 8
2.2.2 データ転送機器 → Modbus マスタ
ー: .......................... 8
2.3 演算チャンネル ....................... 8
2.3.1 データ転送機器 → Modbus マスタ
ー: .......................... 8
2.4 デジタルチャンネル .................... 9
2.4.1 データ転送Modbus マスター → 機
器: .......................... 9
2.4.2 データ転送機器 → Modbus マスタ
ー: .......................... 9
2.5 一般情報 ............................. 9
2.6 アドレス指定 ........................ 10
2.6.1 Modbus マスター → 機器ユニバー
サルチャンネルの瞬時値 ......... 10
2.6.2 Modbus マスター → 機器デジタル
入力ステータス ................ 13
2.6.3 機器 → Modbus マスターユニバー
サルチャンネル(瞬時値) ....... 15
2.6.4 機器 → Modbus マスター演算チャ
ンネル(結果) ................ 18
2.6.5 機器 → Modbus マスターデジタル
チャンネル(ステータス) ....... 21
2.6.6 機器 → Modbus マスターデジタル
チャンネル(積算計) ........... 23
2.6.7 機器 → Modbus マスター統合され
たユニバーサルチャンネル(積算
計) ......................... 25
2.6.8 機器 → Modbus マスター統合され
た演算チャンネル(積算計) ...... 28
2.6.9 機器 → Modbus マスターリレース
テータスの読み出し ............. 29
2.6.10 Modbus マスター → 機器リレー設
定(テレアラームオプション) .... 30
2.6.11 Modbus マスター → 機器リミット
値の変更 ..................... 31
2.6.12 Modbus マスター → 機器テキスト
送信 ........................ 37
2.6.13 Modbus マスター → 機器バッチデ
ータ(バッチオプション) ....... 38
2.6.14 プロセス値の構成 .............. 44
3 レジスタの概要 ................... 47
4 トラブルシューティング ........... 57
4.1 Modbus TCP のトラブルシューティング ... 57
4.2 Modbus RTU のトラブルシューティング ... 57
5 用語の略語/定義 .................. 58
索引 ................................... 59
一般情報 ORSG45
4
1 一般情報
1.1 安全シンボル
!"
危険な状況を警告するシンボルです。この表示を無視して適切な対処を怠った場合、
亡、重傷、爆発などの重大事故が発生する可能性があります。
!"
危険な状況を警告するシンボルです。この表示を無視して適切な対処を怠った場合、
亡、重傷、爆発などの重大事故が発生する可能性があります。
!"
危険な状況を警告するシンボルです。この表示を無視して適切な対処を怠った場合、
傷または中程度の傷害事故が発生する可能性があります。
!"
人身傷害につながらない、手順やその他の事象に関する情報を示すシンボルです。
1.2 納入範囲
注記
本書には、特別なソフトウェアオプションに関する追加情報が含まれます。
この補足説明書は、機器に付随する取扱説明書の代わりになるものではありません。
詳細情報については、取扱説明書および関連資料を参照してください。
1.3 必須条件
「Modbus スレーブ」オプションを、機器で有効にする必要があります。オプション機
能を変更するには、取扱説明書の情報に従ってください。
Modbus スレーブ RTU とテレアラームソフトウェアオプションを組み合わせることが
可能です。ただし、機器の RS485/232 インターフェースには Modbus スレーブケーブ
ルが取り付けられています。したがって、テレアラームソフトウェアのインターネッ
ト/電子メール機能の使用は可能ですが、RS232 経由のモデム接続は使用できません。
Modbus RTU は、RS223/RS485 複合インターフェースを介して機能しますが、RS485
インターフェースのみがサポートされます。Modbus TCP は、内蔵されたイーサネット
インターフェースを介して機能します。
1.4 ファームウェアの履歴
本機器に関するソフトウェアの履歴:
ソフトウェアバー
ジョン:
バージョン/日付
ソフトウェア変更 分析ソフトウェア
バージョン
OPC サーバーのバージョ
取扱説明書
V02.00.00 / 2015
年 8 月
初版ソフトウェア V1.3.0 以降 V5.00.03 以降 BA01473O/09/EN
/01.15
V2.04.06 / 2022
年 10 月
バグ修正 V1.6.3 以降 V5.00.07 以降 BA01473O/09/EN
/02.22-00
1.5 MODBUS RTU の接続
端子割当ては、標準(Modbus over serial line specification and implementation
guide V1.02)とは一致しません。
ORSG45 一般情報
5
A0050461
Modbus RTU コネクタのピン割当て
ピン 方向 信号 説明
ハウジング - 機能接地 保護接地
1 - GND 接地(絶縁)
9 入力 RxD/TxD(+) RS-485 B 電線
8 出力 RxD/TxD(-) RS-485 A 電線
1.6 Modbus TCP 接続
MODBUS TCP インターフェースは、物理的にはイーサネットインターフェースと同じ
です。
1.6.1 転送 LED
Modbus TCP のステータス LED の機能説明
ステータス LED 表示内容
消灯 通信エラー
緑色の点滅 通信中
1.6.2 リンク LED
Modbus TCP のリンク LED の機能説明
ステータス LED 表示内容
消灯 接続なし
緑色の点滅 放射線源強度
1.7 機能説明
Modbus RTU オプションにより、Modbus RTU スレーブの機能を使用して、RS485 経由
で機器を Modbus に接続することが可能です。
対応するボーレート:9600、19200、38400、57600、115200
パリティ:なし、偶数、奇数
Modbus TCP オプションにより、Modbus TCP スレーブの機能を使用して、機器を
Modbus TCP に接続することが可能です。イーサネット接続は、10/100 Mbit、全二重
または半二重に対応します。
一般情報 ORSG45
6
ユーザーは、設定で Modbus TCP または Modbus RTU を選択できます。両方を同時に選
択することはできません。
1.8 Modbus スレーブ機能の可用性を確認
メインメニューから診断 → 機器情報 → 機器のオプションまたは設定 → 高度な設定 →
システム → 機器のオプションに移動すると、フィールドバスModbus スレーブオプ
ションが有効になっているかどうかを確認できます。接続で、通信が可能なハードウェ
アインターフェースを設定できます。
A0050535
 1 Modbus スレーブ機能の可用性を確認
ORSG45 「設定」の設定項目
7
2 「設定」の設定項目
2.1 Modbus TCP、RS485
Modbus に使用されるインターフェースは、設定 → 高度な設定 → 通信 → Modbus スレ
ーブで選択できます。
A0050611
 2 Modbus のインターフェースを選択
Modbus RTU(RS485)を選択すると、以下のパラメータを設定できます。
• 機器アドレス(1~247)
• ボーレート(9600、19200、38400、57600、115200)
• パリティ(なし、偶数、奇数)
Modbus TCP(イーサネット)を選択すると、以下のパラメータを設定できます。
TCP ポート(標準:502)
Modbus TCP を使用する場合、イーサネットインターフェースは設定 → 高度な設定 →
通信 → イーサネットで設定できます。
A0050612
 3 イーサネットインターフェースの設定
「設定」の設定項目 ORSG45
8
また、エキスパート → 通信 → Modbus スレーブ → タイムアウトで、タイムアウト時間
を設定することが可能です。この時間を経過すると、当該チャンネルは「無効」に設定
されます。
タイムアウトは、Modbus マスターから値を受信するチャンネルにのみ関係します。
Modbus マスターによる読み出し専用のチャンネルには影響しません。
2.2 ユニバーサルチャンネル
すべてのユニバーサル入力(40)が有効になっており、プラグインカードとして
実際には使用できない場合でも、Modbus 入力として使用できます。
2.2.1 データ転送:Modbus マスター -> 機器:
設定 → 高度な設定 → 入力 → ユニバーサル入力 → ユニバーサル入力 X で、入力信号
ラメータを Modbus スレーブに設定します。
A0050613
 4 ユニバーサル入力を Modbus に設定
この設定により、Modbus マスターは →  10 で説明されているように、ユニバーサ
ル入力に書き込むことができます。
2.2.2 データ転送:機器 → Modbus マスター:
Modbus マスターは、→  15 で説明されているように、ユニバーサル入力 1~40 を
読み取ることができます。
2.3 演算チャンネル
2.3.1 データ転送:機器 → Modbus マスター:
演算チャンネルは、設定 → 高度な設定 → アプリケーション → 演算からオプションとし
て使用できます。
結果は、Modbus マスターで読み取ることができます(→  18 および →  21 を参
照)
ORSG45 「設定」の設定項目
9
2.4 デジタルチャンネル
すべてのデジタル入力(20)が有効になっており、プラグインカードとして実際
には使用できない場合でも、Modbus 入力として使用できます。
2.4.1 データ転送:Modbus マスター → 機器:
設定 → 高度な設定 → 入力 → デジタル入力 → デジタル入力 X で、機能パラメータを
Modbus スレーブに設定します。
A0050614
 5 デジタルチャンネルを Modbus に設定
この設定により、Modbus マスターは →  13 で説明されているように、デジタルチ
ャンネルに書き込むことができます。
Modbus マスターによって伝送されるデジタルステータスは、機器内で実際に存在する
デジタルチャンネルステータスと同じ機能を果たします。
2.4.2 データ転送:機器 → Modbus マスター:
コントロール入力またはオン/オフイベント
Modbus マスターは、このように設定されたデジタルチャンネルのデジタルステータス
を読み取ることができます(→  21 を参照)
パルスカウンタまたは稼働時間
Modbus マスターは、このように設定されたデジタルチャンネルの積算計または総稼働
時間を読み取ることができます(→  23 を参照)
イベント + 稼働時間
Modbus マスターは、このように設定されたデジタルチャンネルのデジタルステータス
および積算計を読み取ることができます(→  23 を参照)
2.5 一般情報
03:保持レジスタの読み出し16:連続したレジスタへの書き込み06:シングルレ
ジスタへの書き込みの機能に対応しています。
以下のパラメータを Modbus マスターから機器に伝送できます。
• アナログ値(瞬時値)
• デジタルステータス
「設定」の設定項目 ORSG45
10
以下のパラメータを機器から Modbus マスターに伝送できます。
• アナログ値(瞬時値)
• アナログ積算値(積算計)
• 演算チャンネル(結果:ステータス、瞬時値、稼働時間、積算計)
• 統合された演算チャンネル(積算計)
• デジタルステータス
• パルスカウンタ(積算計)
• 稼働時間
• リレーステータス
さらに、アプリケーションに応じて追加機能を使用できます。
テレアラームアプリケーション:
リレー制御
バッチアプリケーション:
バッチの開始/停止、パラメータ設定など
一般:
イベントリストに入力されたテキストの送信
2.6 アドレス指定
クエリ/応答の例は、RS485 経由の Modbus RTU に関係します。
レジスタアドレスはすべてベース 0 です。
各クエリに対して、最大 123 個のレジスタの読み出し/書き込みが可能です。
2.6.1 Modbus マスター → 機器:ユニバーサルチャンネルの瞬時値
ユニバーサルチャンネル 1~40 の値は、16:連続したレジスタへの書き込みを介して
書き込む必要があります。値を 32 bit float または 64 bit float として伝送できます。
ユニバーサル入力のレジスタアドレス
チャンネル レジ
スタ
10 進
レジ
スタ
16 進
長さ、
バイト
レジスタ
10 進
レジスタ
16 進
長さ、
バイト
ユニバーサル
1
200 0C8 6 5200 1450 10
ユニバーサル
2
203 0CB 6 5205 1455 10
ユニバーサル
3
206 0CE 6 5210 145A 10
ユニバーサル
4
209 0D1 6 5215 145F 10
ユニバーサル
5
212 0D4 6 5220 1464 10
ユニバーサル
6
215 0D7 6 5225 1469 10
ユニバーサル
7
218 0DA 6 5230 146E 10
ユニバーサル
8
221 0DD 6 5235 1473 10
ユニバーサル
9
224 0E0 6 5240 1478 10
ユニバーサル
10
227 0E3 6 5245 147D 10
ORSG45 「設定」の設定項目
11
ユニバーサル
11
230 0E6 6 5250 1482 10
ユニバーサル
12
233 0E9 6 5255 1487 10
ユニバーサル
13
236 0EC 6 5260 148C 10
ユニバーサル
14
239 0EF 6 5265 1491 10
ユニバーサル
15
242 0F2 6 5270 1496 10
ユニバーサル
16
245 0F5 6 5275 149B 10
ユニバーサル
17
248 0F8 6 5280 14A0 10
ユニバーサル
18
251 0FB 6 5285 14A5 10
ユニバーサル
19
254 0FE 6 5290 14AA 10
ユニバーサル
20
257 101 6 5295 14AF 10
ユニバーサル
21
260 104 6 5300 14B4 10
ユニバーサル
22
263 107 6 5305 14B9 10
ユニバーサル
23
266 10A 6 5310 14BE 10
ユニバーサル
24
269 10D 6 5315 14C3 10
ユニバーサル
25
272 110 6 5320 14C8 10
ユニバーサル
26
275 113 6 5325 14CD 10
ユニバーサル
27
278 116 6 5330 14D2 10
ユニバーサル
28
281 119 6 5335 14D7 10
ユニバーサル
29
284 11C 6 5340 14DC 10
ユニバーサル
30
287 11F 6 5345 14E1 10
ユニバーサル
31
290 122 6 5350 14E6 10
ユニバーサル
32
293 125 6 5355 14EB 10
ユニバーサル
33
296 128 6 5360 14F0 10
ユニバーサル
34
299 12B 6 5365 14F5 10
ユニバーサル
35
302 12E 6 5370 14FA 10
ユニバーサル
36
305 131 6 5375 14FF 10
ユニバーサル
37
308 134 6 5380 1504 10
「設定」の設定項目 ORSG45
12
ユニバーサル
38
311 137 6 5385 1509 10
ユニバーサル
39
314 13A 6 5390 150E 10
ユニバーサル
40
317 13D 6 5395 1513 10
第 1 レジスタには、第 2 および第 3 レジスタで伝送される浮動小数点数(32 bit float)
のステータス(→  46 を参照)が含まれます。
例:値 123.456(32 bit float)、スレーブアドレス 1 でユニバーサルチャンネル 6 に書
き込み
バイ
0 1 2 3 4 5
00 80 42 F6 E9 79
浮動小数点数
ステータス
浮動小数点数 = 123.456(32
bit float)
レジスタ 値(16 進数)
215 0080
216 42F6
217 E979
クエリ: スレーブアドレス 01
機能 10 16:連続したレジスタへの書き込み
レジスタ 00 D7 レジスタ 215
レジスタ数 00 03 3 レジスタ
バイト数 06
ステータス 00 80
FLP 42 F6 E9 79 123.456
CRC 28 15
応答: スレーブアドレス 01
機能 10 16:連続したレジスタへの書き込み
レジスタ 00 D7 レジスタ 271
レジスタ数 00 03
CRC 30 30
第 1 レジスタには、第 2~第 5 レジスタで伝送される浮動小数点数(64 bit float)のス
テータス(→  46 を参照)が含まれます。
例:値 123.456(64 bit float)、スレーブアドレス 1 でユニバーサルチャンネル 6 に書
き込み
バイ
0 1 2 3 4 5 6 7 8 9
00 80 40 5E DD 2F 1A 9F BE 77
浮動小数点数
ステータス
浮動小数点数 = 123.456(64 bit float)
ORSG45 「設定」の設定項目
13
レジスタ 値(16 進数)
5225 0080
5226 405E
5227 DD2F
5228 1A9F
5229 BE77
クエリ: スレーブアドレス 01
機能 10 16:連続したレジスタへの書き込み
レジスタ 14 69 レジスタ 5225
レジスタ数 00 05 5 レジスタ
バイト数 0A
ステータス 00 80
FLP 40 5E DD 2F 1A
9F BE 77
123.456
CRC 67 56
応答: スレーブアドレス 01
機能 10 16:連続したレジスタへの書き込み
レジスタ 14 69 レジスタ 5225
レジスタ数 00 05
CRC D5 E6
2.6.2 Modbus マスター → 機器:デジタル入力ステータス
すべてのステータスを同時に書き込み
デジタル入力 1~20 のステータスは、16:連続したレジスタへの書き込みを介して書
き込む必要があります。
デジタル 1~16 はレジスタ 1240 ビット 0~15 に対応し、
デジタル 17~20 はレジスタ 1241 ビット 0~3 に対応します。
デジタル入力のレジスタアドレス(Modbus マスター → 機器)
チャンネル レジスタ 10 進 レジスタ 16 進 長さ、バイト
デジタル 1~16 1240 4D8 2
デジタル 17~20 1241 4D9 2
例:デジタル入力 4 を高(他はすべて低)、スレーブアドレス 1 に設定
バイト 0
ステータス(ビッ
ト 15~8)
バイト 1
ステータス(ビッ
ト 7~0)
バイト 2
ステータス(ビッ
ト 15~8)
バイト 3
ステータス(ビッ
ト 7~0)
00000000 00001000 00000000 0000000
0 ビット 3 高
デジタル 4
0 0
「設定」の設定項目 ORSG45
14
レジスタ 値(16 進数)
1240 0008
1241 0000
クエリ: スレーブアドレス 01
機能 10 16:連続したレジスタへの書き込み
レジスタ 04 D8 レジスタ 1240
レジスタ数 00 02 2 レジスタ
バイト数 04
デジタルステータ
00 08 00 00 デジタル 4 高
CRC 4C 57
応答: スレーブアドレス 01
機能 10 16:連続したレジスタへの書き込み
レジスタ 04 D8 レジスタ 1240
レジスタ数 00 02
CRC C0 C3
ステータスを個別に書き込み
デジタル入力 1~20 のステータスは、16連続したレジスタへの書き込みまたは 06
シングルレジスタへの書き込みを介して書き込むことができます。
デジタル入力のレジスタアドレス(Modbus マスター → 機器)
チャンネル レジスタ 10 進 レジスタ 16 進 長さ、バイト
デジタル 1 1200 4B0 2
デジタル 2 1201 4B1 2
デジタル 3 1202 4B2 2
デジタル 4 1203 4B3 2
デジタル 5 1204 4B4 2
デジタル 6 1205 4B5 2
デジタル 7 1206 4B6 2
デジタル 8 1207 4B7 2
デジタル 9 1208 4B8 2
デジタル 10 1209 4B9 2
デジタル 11 1210 4BA 2
デジタル 12 1211 4BB 2
デジタル 13 1212 4BC 2
デジタル 14 1213 4BD 2
デジタル 15 1214 4BE 2
デジタル 16 1215 4BF 2
デジタル 17 1216 4C0 2
デジタル 18 1217 4C1 2
デジタル 19 1218 4C2 2
デジタル 20 1219 4C3 2
ORSG45 「設定」の設定項目
15
例:デジタル入力 4 を高、スレーブアドレス 1 に設定
バイト 0 バイト 1
00000000 00000001
常時 0 1:設定
レジスタ 値(16 進数)
1203 0001
クエリ: スレーブアドレス 01
機能 10 16:連続したレジスタへの書き込み
レジスタ 04 B3 レジスタ 1203
レジスタ数 00 01 1 レジスタ
バイト数 02
デジタルステータ
00 01 デジタル 4 高
CRC 38 53
応答: スレーブアドレス 01
機能 10 16:連続したレジスタへの書き込み
レジスタ 04 B3 レジスタ 1203
レジスタ数 00 01
CRC F1 1E
2.6.3 機器 → Modbus マスター:ユニバーサルチャンネル(瞬時値)
ユニバーサル入力 1~40 は、03:保持レジスタの読み出し(4x)を介して読み出され
ます。
値を 32 bit float または 64 bit float として伝送できます。
ユニバーサル入力のレジスタアドレス(機器 → Modbus マスター)
チャンネル レジ
スタ
10 進
レジ
スタ
16 進
長さ、
バイト
レジスタ
10 進
レジスタ
16 進
長さ、
バイト
ユニバーサル
1
200 0C8 6 5200 1450 10
ユニバーサル
2
203 0CB 6 5205 1455 10
ユニバーサル
3
206 0CE 6 5210 145A 10
ユニバーサル
4
209 0D1 6 5215 145F 10
ユニバーサル
5
212 0D4 6 5220 1464 10
ユニバーサル
6
215 0D7 6 5225 1469 10
ユニバーサル
7
218 0DA 6 5230 146E 10
ユニバーサル
8
221 0DD 6 5235 1473 10
「設定」の設定項目 ORSG45
16
ユニバーサル
9
224 0E0 6 5240 1478 10
ユニバーサル
10
227 0E3 6 5245 147D 10
ユニバーサル
11
230 0E6 6 5250 1482 10
ユニバーサル
12
233 0E9 6 5255 1487 10
ユニバーサル
13
236 0EC 6 5260 148C 10
ユニバーサル
14
239 0EF 6 5265 1491 10
ユニバーサル
15
242 0F2 6 5270 1496 10
ユニバーサル
16
245 0F5 6 5275 149B 10
ユニバーサル
17
248 0F8 6 5280 14A0 10
ユニバーサル
18
251 0FB 6 5285 14A5 10
ユニバーサル
19
254 0FE 6 5290 14AA 10
ユニバーサル
20
257 101 6 5295 14AF 10
ユニバーサル
21
260 104 6 5300 14B4 10
ユニバーサル
22
263 107 6 5305 14B9 10
ユニバーサル
23
266 10A 6 5310 14BE 10
ユニバーサル
24
269 10D 6 5315 14C3 10
ユニバーサル
25
272 110 6 5320 14C8 10
ユニバーサル
26
275 113 6 5325 14CD 10
ユニバーサル
27
278 116 6 5330 14D2 10
ユニバーサル
28
281 119 6 5335 14D7 10
ユニバーサル
29
284 11C 6 5340 14DC 10
ユニバーサル
30
287 11F 6 5345 14E1 10
ユニバーサル
31
290 122 6 5350 14E6 10
ユニバーサル
32
293 125 6 5355 14EB 10
ユニバーサル
33
296 128 6 5360 14F0 10
ユニバーサル
34
299 12B 6 5365 14F5 10
ユニバーサル
35
302 12E 6 5370 14FA 10
ORSG45 「設定」の設定項目
17
ユニバーサル
36
305 131 6 5375 14FF 10
ユニバーサル
37
308 134 6 5380 1504 10
ユニバーサル
38
311 137 6 5385 1509 10
ユニバーサル
39
314 13A 6 5390 150E 10
ユニバーサル
40
317 13D 6 5395 1513 10
または、以下のアドレスにおいて:
4000-4078(32 bit float)、ステータスなし
8000-8156(64 bit float)、ステータスなし
• 6800-6839(ステータス)
第 1 レジスタには、第 2 および第 3 レジスタで伝送される浮動小数点数(32 bit float)
のステータス(→  46 を参照)とリミット値超過(→  45 を参照)が含まれま
す。
例:アナログ 1 を値 82.47239685(32 bit float)、スレーブアドレス 1 で読み出し
バイ
0 1 2 3 4 5
00 80 42 A4 F1 DE
リミット値の
オーバーカッ
ト/アンダー
カット
浮動小数点数
ステータス
浮動小数点数 = 82.47239685
レジスタ 値(16 進数)
200 0080
201 42A4
202 F1DE
クエリ: スレーブアドレス 01
機能 03 03:保持レジスタの読み出し
レジスタ 00 C8 レジスタ 200
レジスタ数 00 03 3 レジスタ
CRC 84 35
応答: スレーブアドレス 01
機能 03 03:保持レジスタの読み出し
バイト数 06 6 バイト
ステータス 00 08
FLP 42 A4 F1 DE 82.47239685
CRC B0 F8
第 1 レジスタには、第 2~第 5 レジスタで伝送される浮動小数点数(64 bit float)のス
テータス(→  46 を参照)とリミット値超過(→  45 を参照)が含まれます。
「設定」の設定項目 ORSG45
18
ユニバーサルチャンネル 1 を値 82.4723968506(64 bit float)スレーブアドレス
1 で読み出し
バイ
0 1 2 3 4 5 6 7 8 9
00 80 40 54 9E 3B C0 00 00 00
リミット値超
浮動小数点数
ステータス
浮動小数点数 = 82.4723968506(64 bit float)
レジスタ 値(16 進数)
5200 0080
5201 4054
5202 9E3B
5203 C000
5204 0000
クエリ: スレーブアドレス 01
機能 03 03:保持レジスタの読み出し
レジスタ 14 50 レジスタ 5200
レジスタ数 00 05 5 レジスタ
CRC 80 28
応答: スレーブアドレス 01
機能 03 03:保持レジスタの読み出し
バイト数 0A 10 バイト
ステータス 00 08
FLP 40 54 9E 3B C0
00 00 00
82.4723968506
CRC 91 3E290
2.6.4 機器 → Modbus マスター:演算チャンネル(結果)
演算チャンネル 1~12 の結果は、03:保持レジスタの読み出し(4x)を介して読み出
されます。値を 32 bit float または 64 bit float として伝送できます。
演算チャンネルのレジスタアドレス(機器 → Modbus マスター)
チャンネル レジ
スタ
10 進
レジ
スタ
16 進
長さ、
バイト
レジスタ
10 進
レジスタ
16 進
長さ、
バイト
演算 1 1500 5DC 6 6500 1964 10
演算 2 1503 5DF 6 6505 1969 10
演算 3 1506 5E2 6 6510 196E 10
演算 4 1509 5E5 6 6515 1973 10
演算 5 1512 5E8 6 6520 1978 10
演算 6 1515 5EB 6 6525 197D 10
演算 7 1518 5EE 6 6530 1982 10
演算 8 1521 5F1 6 6535 1987 10
演算 9 1524 5F4 6 6540 198C 10
ORSG45 「設定」の設定項目
19
演算 10 1527 5F7 6 6545 1991 10
演算 11 1530 5FA 6 6550 1996 10
演算 12 1533 5FD 6 6555 199B 10
または、以下のアドレスにおいて:
4200-4222(32 bit float)、ステータスなし
8400-8444(64 bit float)、ステータスなし
• 6900-6939(ステータス)
第 1 レジスタには、第 2 および第 3 レジスタで伝送される浮動小数点数(32 bit float)
のステータス(→  46 を参照)とリミット値超過(→  45 を参照)が含まれま
す。
例:演算 1(瞬時値結果)(32 bit float)、スレーブアドレス 1 の読み出し
バイ
0 1 2 3 4 5
00 80 46 40 E6 B7
リミット値超
浮動小数点数
ステータス
浮動小数点数 = 12345.67871
レジスタ 値(16 進数)
1500 0080
1501 4640
1502 E6B7
クエリ: スレーブアドレス 01
機能 03 03:保持レジスタの読み出し
レジスタ 05 DC レジスタ 1500
レジスタ数 00 03 3 レジスタ
CRC C4 FD
応答: スレーブアドレス 01
機能 03 03:保持レジスタの読み出し
バイト数 06 6 バイト
ステータス 00 08
FLP 46 40 E6 B7 12345.67871
CRC 3E 21
第 1 レジスタには、第 2~第 5 レジスタで伝送される浮動小数点数(64 bit float)のス
テータス(→  46 を参照)とリミット値超過(→  45 を参照)が含まれます。
例:演算 1(瞬時値結果)(64 bit float)、スレーブアドレス 1 の読み出し
バイ
0 1 2 3 4 5 6 7 8 9
00 80 40 C8 1C D6 E6 31 F8 A1
リミット値超
浮動小数点数
ステータス
浮動小数点数 = 12345.6789(64 bit float)
「設定」の設定項目 ORSG45
20
レジスタ 値(16 進数)
6500 0080
6501 40C8
6502 1CD6
6503 E631
6504 F8A1
クエリ: スレーブアドレス 01
機能 03 03:保持レジスタの読み出し
レジスタ 19 64 レジスタ 6500
レジスタ数 00 05 5 レジスタ
CRC C3 4A
応答: スレーブアドレス 01
機能 03 03:保持レジスタの読み出し
バイト数 0A 10 バイト
ステータス 00 80
FLP 40 C8 1C D6 E6
31 F8 A1
12345.6789
CRC A7 FD
例:演算 1~12(ステータス結果)、スレーブアドレス 1 の読み出し
演算チャンネル 1~12 のステータスは、03:保持レジスタの読み出し(4x)を介して
読み出されます。演算 1~12 はレジスタ 1800 ビット 0~11 に対応します。
演算チャンネルステータスのレジスタアドレス(機器 → Modbus マスター)
チャンネル レジスタ 10 進 レジスタ 16 進 長さ、バイト
演算 1~12 1800 708 2
バイト 0
ステータス(ビッ
ト 11~8)
バイト 1
ステータス(ビッ
ト 7~0)
00000000 00000011
ビット 0 および 1
演算 1 および 2
レジスタ 値(16 進数)
1800 003
クエリ: スレーブアドレス 01
機能 03 03:保持レジスタの読み出し
レジスタ 07 08 レジスタ 1800
レジスタ数 00 01 1 レジスタ
CRC 04 BC
応答: スレーブアドレス 01
/