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5.調整方法(取扱説明書 P.23 以降を参照)
<運転時のフィードバックモードの種類>
運転時のフィードバック制御動作には下記の3種類があります。
(A)定電圧モード:一般的に使用するモードです(出荷時の初期設定)。負荷(出力)電圧が速度
調整つまみで設定された値になるように定電圧制御します。
(B)定振幅モード:ワークの重量変動が大きかったり、より安定した供給動作を行いたい場合に選
択してください。
(C)共振点追尾モード:より効率的に動かすために、パーツフィーダの共振点で振幅が安定するよ
うに制御します。共振点追尾モードでは定振幅制御も同時にONとなります。
調整時の注意:各モードの調整を行う前に全ての配線が終了していることと、ボウル内やシュート上にワ
ークが無いことを確認し、ファンクションJ01、J04の設定を行って下さい。また、
定振幅モード、共振点追尾モードの調整を行う前に振動センサの取り付け、共振点追尾モ
ードではファンクションJ06、J07の設定を行って下さい。
(A)定電圧モードの調整方法(取扱説明書 P.26 参照)
(B)定振幅モードの調整方法(取扱説明書 P.28 参照)
(C)共振点追尾モードの調整方法(取扱説明書 P.31 参照)
運転や調整の詳細は、取扱説明書をご参照下さい。
6.トラブルの場合
万一、トラブルが発生しましたら、取扱説明書 P.54~P.56 をご参照ください。
発行 2013 年 7 月 1 日 4 版
NTNテクニカルサービス株式会社
精機商品部
OFF
ON
O
I
SPEED
RUN Vib.
Fre.A LIMIT
RUN Vib.A Fre.
LIMIT
RUN Vib.A Fre.A LIMIT
お問い合わせ先 東日本地区(東京)03-6713-3652 中日本地区(名古屋)052-222-3291 西日本地区(大阪)06-6449-6716
⑦J02を元に戻す
かRUNキーを押
し運転状態へ。
②ファンクション長押し ③Jファンクションを選択 ④J02を選択し2を選択(停止状態)
①定電圧モードの
①~④を実施
⑤J05を選択し3を選択(キャリブレーション開始) ⑥キャリブレーション終了 ⑧つまみで振幅調整
①電源ON(運転状態) ②つまみ目盛り5程度 ③データ1回押し(周波数表示) ④周波数調整(共振点より少し高めに設定)
ゲインを自動調整
①定電圧モードの
①を実施
⑥J05を選択し4を選択(キャリブレーション開始)
SPEED
RUN Vib.A Fre.A LIMIT
共振周波数を自動探索後、ゲインを自動調整
②ファンクション長押し ⑤J04、J06、
J07を設定
③Jファンクションを選択 ④J02を選択し2を選択(停止状態)
⑦キャリブレーション終了 ⑧J02を元に戻す
かRUNキーを押
し運転状態へ。
⑨つまみで振幅調整
※周波数調整のポイント
周波数を初期値(ECG25:140Hz, ECJ45:70Hz)からダウンキーで徐々に下げ、
パーツフィーダの最大振幅点(共振点)を探します。その後、共振点より
少し高め(3~10Hz)の周波数で運転すると、振動が安定します。
SPEED
⑥つまみで振幅調整⑤データ2回押し(電圧表示)
DATA
ENTER
FUNC
RESET
DATA
ENTER
DATA
ENTER
DATA
ENTER
DATA
ENTER
DATA
ENTER
DATA
ENTER
FUNC
RESET
DATA
ENTER
DATA
ENTER
DATA
ENTER
DATA
ENTER
DATA
ENTER
SPEED