D&B B6-SUB 取扱説明書

タイプ
取扱説明書
B
B6-SUB
マニュアル 1.2 ja
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概説
B6-SUB マニュアル
バージョン 1.2 ja, 04/2016, D2716.JP .01
Copyright © 2016 by d&b audiotechnik GmbH; all rights
reserved.
本マニュアルは製品と共に保管するか、常に参照できる安
全な場所に保管してください。
本製品を再販される場合には、製品と共に本マニュアルを
販売先にお渡しください。
d&b 製品を販売される時は、お客様に対して本マニュアル
を使用前に十分読んでおくことを喚起してください。必
要なマニュアルは製品に同梱されています。もし追加の
マニュアルが必要な場合には、d&b に注文してください。
d&b audiotechnik GmbH
Eugen-Adolff-Straße 134, D-71522 Backnang, Germany
T +49-7191-9669-0, F +49-7191-95 00 00
[email protected], www.dbaudio.com
1. 安全上の注意......................................................................... 4
1.1. ラウドスピーカーを使用する際の注意点..................... 4
2. B6-SUB loudspeaker.......................................................... 5
2.1. 製品説明.................................................................................. 5
2.2. 接続........................................................................................... 5
2.3. 使用........................................................................................... 6
2.3.1. コントローラーの設定..................................................... 6
2.4. 技術仕様.................................................................................. 8
3. 製造者宣言.............................................................................. 9
3.1.
ラウドスピーカーの EU 適合性 (CE マークについ
て)........................................................................................... 9
3.1.1. WEEE 宣言(廃棄について)......................................... 9
目 次
d&b B6-SUB マニュアル 1.2 ja 3
1.1. ラウドスピーカーを使用する際の注意点
人体に傷害をもたらす可能性があります。
大音量で駆動しているラウドスピーカーのすぐそばには
決して近寄らないでください。業務用ラウドスピーカー
システムは、人間の健康に害を及ぼす音圧レベルまで到達
する性能を持っています。危険でないと思われる音量(約
95 dB SPL 以下)であっても、長時間さらされていると難
聴の原因となる恐れがあります。
ラウドスピーカーを地面に積んだり、吊り下げたりする作
業を行う時の事項に注意してください。
ラウドスピーカーをスタックしたりスピーカースタン
ドを設置する時は必ず硬い床面上に設置してくださ
い。複数のシステムを積み重ねる場合は、動かないよ
うにストラップで固定してください。
仮設設置やスピーカーの構成設置に使用するアクセサ
リーは d&b が試験、認証している物のみを使用します。
特に弊社アクセサリーに関連する機種に対応した「使
用説明書」や「フライング、リギングマニュアル」に
記載されているアクセサリーの正しい使用方法と最大
荷重量に注意してください。
固定設備や可動設置使用で d&b 以外の付加的なハード
ウェアを使用して固定、結束等を行う場合には、全て
の該当品が適切なサイズか、安全荷重係数を満たして
いるかを確認してください。ご使用になる製品の製造
者からの取り扱い説明書や安全に関わるガイドライン
を必ず参照してください。
ラウドスピーカーの外観やアクセサリーは、目につく
磨耗や破損の兆候がないかを定期的に点検し、必要で
あれば交換してください。
機器の荷重を支持するボルトは定期的に点検を行って
ください。
機器の故障を引き起こす恐れがあります。
ラウドスピーカーは使用していない時でも静的電磁場を
常に発生します。従って、これらを設置したり、運搬した
りする時にはこの磁場によって、損傷や障害を生じる恐れ
のあるものが機器の近くに無いことを確認してください。
一般的には磁気データ媒体(フロッピーディスク、オーデ
ィオおよびビデオテープ、キャッシュカードなど)から
0.5 m (1.5 ft) の間隔があれば十分です。コンピューターや
ビデオモニターでは、 1 m (3 ft) 以上の間隔が必要な場合
もあ ります。
1. 安全上の注意
d&b B6-SUB マニュアル 1.2 ja4
2.1. 製品説明
B6-SUB は、アクティブ駆動によるコンパクトで高性能な
サブウーファーです。
高偏位 18 インチフェライトマグネットドライバーがバ
スレフレックス設計のキャビネットに搭載されています。
周波数特性は 37 Hz から 140 Hz です。
キャビネットは船舶用合板製で、耐衝撃耐天候塗装仕上
げが施されており、ハンドル 2 個が取り付けられていま
す。ラウドスピーカーキャビネットの前面は、音響透過性
のある発泡フォームを裏側に貼りつけた頑丈なメタルグ
リルで保護されています。両側のパネルには 1 個のハン
ドルが、背面パネルには 4 個の重量キャスターが取り付
けられています。上面パネルの M20 フランジネジ穴に
は、トップキャビネット配置用としてラウドスピーカース
タンドを取り付けることができます。底面パネルに 2 箇
所あるランナーは、キャビネットが動いたり、底面が傷つ
いたりすることを防止します。キャビネットのトップパ
ネルに窪みを付け、B6-SUB のスタッキング時におけるキ
ャビネットの移動を防いでいます。
2.2. 接続
キャビネットには一対の NLT4 F/M コネクターが取り付
けられています。双方のコネクターの全 4 本のピンは並
列に接続されています。B6-SUB は 2+/2–のピン配列を使
用します。1+/1–ピンは TOP キャビネット用です。オス
型コネクターをインプットとして使用すれば、メス型コネ
クターと第 2 キャビネットを直接接続することができま
す。
同キャビネットは、オプションで NL4 M または EP5 コネ
クターを選択することも可能です。
コネクターオプションのピン配列は下の表に示していま
す。
NLT4 F/M
NL4 M
1+ 1– 2+ 2– なし
EP5 1 2 3 4 5 (SenseDrive)
d&b SenseDrive
D12 アンプ内の SenseDrive は、使用中にあるラウドスピー
カーケーブルの特性に応じた電気補償を可能としていま
す。SenseDrive には、センスワイヤーを追加する必要があ
ります。このため、ラウドスピーカー用 SenseDrive には必
ず EP5 コネクターおよび 5 ワイヤーケーブルを装備する
ことが必要です。
メモ: D12 を”Mix TOP/SUB モード"でご使用になる場
合には、 SenseDrive 機能は出力 B コネクターでのみ使
用できます。
NLT4 F/M/NL4 M および EP5 コネクターの接続
2. B6-SUB loudspeaker
d&b B6-SUB マニュアル 1.2 ja 5
d&b LoadMatch
LoadMatch 機能によって、D80 アンプをはじめとする各ア
ンプ上における使用中のラウドスピーカーケーブルの特
性に応じた電気補償が、センスワイヤーを追加しなくても
可能となります。このため、使用中のコネクタータイプに
関係なくラウドスピーカー用として LoadMatch を使用す
ることができます。
2.3. 使用
注意!
d&b ラウドスピーカーは、正しく設定された d&b アンプ
のみをご使用ください。他の使用法ではラウドスピーカ
ーのコンポーネントに損傷を与える恐れがあります。
使用可能な d&b アンプ:
D80/D20/D12/D6/10D/30D.
用途 設定 チャンネル/キャ
ビネット
B6-SUB
Standard
B6-SUB 2
B6-SUB
INFRA
B6-INF
(D80/D20/30D)
2
設定が可能な d&b アンプでは、Dual Channel または Mix
TOP/SUB モードのコントローラーセットアップが適切で
す。
2.3.1. コントローラーの設定
標準のコントローラー設定では、100 Hz と CSA 機能が選
択できます。
100 Hz 回路
100 Hz 回路が選択されている場合には、システムの動作
周波数 の上限が 140 Hz から 110 Hz に減少されます。
この設定は、アクティブ駆動の B6-SUB サブウーファーを
例えば分散型サウンドシステムなど、フルレンジモードで
動作している TOP キャビネットと組み合わせる場合に使
用します。100 Hz モードは他にも、CUT モードで動作し
ている B6-SUB と TOP キャビネット間が密接している場
合の、カップリングによる影響を補正する場合などにも使
用することができます。
d&b B6-SUB マニュアル 1.2 ja6
CSA 回路
CSA (Cardioid Subwoofer Array) モードによって、3 つのサブ
ウーファーキャビネットのうち 3 つまたは 3 の倍数単位
のキャビネットをアレイに組み合わせ、優れた低周波指向
コントロールを作ることができます。
物理的にリア方向に向けられたアレイの中央サブウーフ
ァー用アンプチャンネルは CSA を選択します。前方を向
いたキャビネットを駆動するアンプチャンネルは標準モ
ードに設定します。その結果、アレイ上に生じるカーディ
オイド特性によって、リア方向へのエネルギー放出が大幅
に削減されます。
より詳細な情報は、弊社ウェブサイト
www.dbaudio.com
「d&b TI 330 Cardioid Subwoofer Array」がダウンロードで
きます。
B6-INF セットアップ
B6-INF が選択されている場合には、システムの動作周波数
の上限が 80 Hz に減少します。これによって B6-SUB をフ
ルレンジモードの d&b ラウドスピーカーシステムの補完
用に使用することができます。
CSA スタック(例)
d&b B6-SUB マニュアル 1.2 ja 7
2.4. 技術仕様
B6-SUB システムデータ
周波数特性(–5 dB スタンダード) 37 Hz - 140 Hz
周波数特性(–5 dB 100 Hz モード) 37 Hz - 110 Hz
周波数特性(–5 dB INFRA モード) 35 Hz - 80 Hz
最大音圧レベル(1 m、無響音場)
および D6/10D 128 dB
D12/D20/30D 131 dB
D80 134 dB
(最大 SPL ピーク、テスト信号 CF4 のピンクノイズ)
B6-SUB ラウドスピーカー
公称インピーダンス
8 Ω
許容入力 (RMS/ピーク 10 ms) 500/2000 W
コンポーネント 1 x 18 インチドライバー
接続 2 x NLT4 F/M
2 x NL4 M または EP5(オプション)
ピン配列 NLT4 F/M および NL4 M:2+ / 2–
EP5:3: + / 4: –
重量 41 kg (90 lb)
B6-SUB キャビネット寸法 mm [インチ]
B6-SUB 周波数特性 標準、100 Hz、INFRA モード
d&b B6-SUB マニュアル 1.2 ja8
3.1. ラウドスピーカーの EU 適合性 (CE マークについて)
この宣言は、以下の製品に適用されます。
d&b B6-SUB ラウドスピーカー、Z0710
製造者 d&b audiotechnik GmbH.
この番号で始まる製品バージョンの全てが初期仕様に一
致していますが、後に設計または電気技術的変更が行われ
ないことを前提としています。
弊社は、本製品が全て関係条項の EC 指令条項に準拠して
いることを宣言いたします。
この宣言に関わる詳細な情報は、 d&b に注文頂くかウェ
ブサイト
www.dbaudio.com からダウンロードすることも
できます。 .
3.1.1. WEEE 宣言(廃棄について)
電気及び電子機器を廃棄する際は、必ず他のゴミと分別し
てください。
本機器を廃棄する時には、お住まいの国の関連する法律や
条例に従ってください。廃棄の際に不明な点がある時は、
お買い上げの販売店、または d&b audiotechnik までお問い
合わせください。
3. 製造者宣言
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D2716.JP .01, 04/2016 © d&b audiotechnik GmbH
www.dbaudio.com
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