D&B J-INFRA 取扱説明書

  • こんにちは!d&b audiotechnik J-INFRAのマニュアルについて、ご質問にお答えします。このマニュアルには、J-INFRAの仕様、設置方法、使用方法、安全上の注意などが記載されています。J-INFRAのカーディオイド指向性パターンや低域再生能力など、気になる点があれば何でも聞いてください!
  • J-INFRAをどのように設置すれば良いですか?
    J-INFRAで使用できるアンプは?
    70HzモードとHCDモードの違いは何ですか?
J-INFRA
マニュアル (1.1 JP)
機器に表示されているマーク
操作マニュアルの情報を参照してください。
WARNING!
高電圧危険!
目 次
安全上の注意............................................................................3
ラウドスピーカーを使用する際の説明............................................................3
J-INFRA................................................................................4
コネクター........................................................................................................4
技術仕様...........................................................................................................6
製造者宣言...............................................................................7
ラウドスピーカーの EU 適合性 (CE マークについて)...............................7
WEEE 宣言(廃棄について).........................................................................7
概説
J-INFRA マニュアル
バージョン 1.1 JP, 09/2015, D2984.JP .01
Copyright © by d&b audiotechnik GmbH 2015; all rights reserved.
本マニュアルは製品と共に保管するか、常に参照できる安全な場所に保管して
ください。
本製品を再販される場合には、製品と共に本マニュアルを販売先にお渡しくだ
さい。
d&b 製品を販売される時は、お客様に対して本マニュアルを使用前に十分読ん
でおくことを喚起してください。必要なマニュアルは製品に同梱されています。
もし追加のマニュアルが必要な場合には、d&b に注文してください
d&b audiotechnik GmbH
Eugen-Adolff-Strasse 134, D-71522 Backnang, Germany
Telephone +49-7191-9669-0, Fax +49-7191-95 00 00
E-mail: [email protected], Internet: www.dbaudio.com
安全上の注意
ラウドスピーカーを使用する際の説
警 告!
大音量で駆動しているラウドスピーカーのすぐそばに決して近寄らないで
ださい。業務用ラウドスピーカーシステムは、人間の健康に害を及ぼす音圧レ
ベルとなる可能性があります。危険でないと思われる音量(約 95 dB の音圧レ
ベルから)であっても、長期間さらされていると難聴原因となる恐れがあ
ます。
ラウドスピーカーを地面に配置するか、吊り下げている時の事故を防ぐため、
以下の事項に注意してください:
ラウドスピーカーまたはラウドスピーカースタンドのセットアップは、必ず堅
い床面で行います。複数のシステムを積み重ねる場合は、動かないようにスト
ラップで固定してください。
組立てや移動式配置のためのアクセサリーは、d&b でテストされ承認された
ののみを使用します。特に弊社「組立の説明書」または「フライングシステ
およびリギングマニュアル」に詳細が記載れているようアクセサリーの正
い使用法および最大積載量に注意を払って行ってください。
すべての追加ハードウェア、据付または移動配置用の固定および留め具が適当
なサイズであることと安全積載係数を確かめますご使用になる製品の各メ
カーの取扱指示書および関連の安全ガイドラインを確認してください。
ラウドスピーカーの外観やアクセサリーは、目につく磨耗や破損の兆候がな
かを定期的に点検し、必要であれば交換してください。
定期的に、取付装置の全ての荷重支持ボルトを点検してください。
注 意!
ラウドスピーカーには、接続されていない場合や、使用されていない場合でも
静的電磁場が発生しています。従ってラウドスピーカーを組立てたり、移動
たりするときは、外部の磁場により欠陥や損傷の生じるおそれのあるものが、
ロッピーディスク、オーディオおよびビデオテープ、キャッシュカードなど)
ら 0.5 m1.5 ft
ターでは、1 m (3 ft)以上の間隔が必要な場合もあります。
J-INFRA マニュアル (1.1 JP) 安全上の注意- 1
J-INFRA
図 1: J-INFRA ラウドスピーカー
J-INFRA J シドイァー J8、
J12 および J-SUB キャビネットの々な組み合わ成される J シリーズ
ステムの補強に使用することができます。これによって J シリーズシステムの周
波数特性は 27 Hz まで拡張されます
J-INFRA のキャビネットは、グラウンドスタックによる一般的な L/R セットアッ
使1 台 J-
INFRA キャビネッで、2 台の J-SUB サブウーファ更にい周のエ
ネルギーを追加して供給します。
J シリーズアレイのプランおよびデザインの詳細な説明は、J フライングフレー
ムおよび d&b ArrayCalc ソフトウェアとともに提供される「“TI 385 d&b Line
array design, ArrayCalc”」技術文書に記載されています
J-INFRA キの 2 ウ
で、3 台ネオジウム 21 インチしていま2 台は
キャビネットの前方に、1 は後方に向かって放射しています。
前方および後方向きのドライバーは、れぞれ個別のアンプチャンネルで駆
し、独立したバスレフレックスチャンバーで動作します。この設から生み
されるカーディオイド指向性パターンにより、システム後方への不必要なエネ
ルギーの回り込みを防止し、低域の残響音場を大幅に減少させ、極めて高精度
な低域再生を提供ます J-INFRA キャビネットは隣接るキャビネットと
の間隔を必ず 60 cm (2 ft)以上あけて設置してください。
J-INFRA キャビネトは船舶合板製で、耐撃および耐候 PCP(ポリウレア
キャビネットの面おび後面は頑丈金属性グリルで保護されています。
側面パネルには合計 8 のハンドルが付いいます。キャネットには背面
ネルから前面パネルに渡って 2 のランナーがあるため、底面パネルを擦り
から保護します。これに対して各キャビネットの上面パネルに 2 個の凹みが設
けられており、J-INFRA をスタックした際にキャビネットがずれることを防止し
ます。キャビネットの前面部には、オプションの移動用木製蓋 E7920 を固定す
るキャッチロック受け 4 箇所に取り付けられています。
コネクター
1
2
3
4
5
Sense D riv e
図 2: コネクターの接続
J-INFRA キャットNLT4F コネクーが 1 つ取付けていす。
フロドラーは1+/1–配列使用しリアバーは 2+/2
のピン配列を使用します。
J-INFRA は、オプョンで EP5 または NL8 ネクターを選択することも可能
す。 対応する NLT4F、EP5 のピンおよび NL8 コネクターは下の表に示していま
す。
LF +
フロント
LF –
フロント
LF +
リア
LF –
リア
SenseDrive
フロント
NLT4F
1+ 1 2+ 2–
不可
EP5
1 2 3 4 5
NL8
1+ 1– 4+ 4– 3–
J-INFRA マニュアル (1.1 JP) ページ 4 of 8
オペレーション
注 意!
J-INFRA ラウドスピーカーは、正しく設定された d&b アンプのみと(を)ご使
用ください。他の使用法ではウドスピーカーのコンポーネントに損傷を与
る恐れがあります。
2-Way Active」およ J-INFRA モードが選択されている場合、ア
プ出力チャンネルのペアも 1 個の J-INFRA ャビネットを駆動する
とになります。
INPUT A
OUT A
2-Way
SenseDrive
OUT B
2-Way
AMP B
AMP A
図 3: D12 入力/出力ルーティング 2 ウェイアクティ
ブモード
入力信号は、 1 個のアンプチャンネルに入力し、内部で 入力信号が第 2 チャン
ネルにルーティング(リンク)されます。
D12 アンプによって、SenseDrive ではラウドスピーカーキャビネットを出力A
に接続できるようになります。
2 つのチャンネルは、後方で最大の回り込みを除去するカーディオイド指向性
パターンとなるようにチューニングされています。
コントローラーの設定
J-INFRA キャビネットを J-SUB キャビネットに近接して設置する時は、標準モー
ドを選択します。
70 Hz 回路
J-INFRA キャビネットを J-SUB キャビネットから離れて設置する時は、システム
間のカップリングが減少します。これ 70 Hz 回路を選択すると周波数の上限
が 70 Hz に拡張され、減少が補完されます。
HCD 回路
図 4: カーディオイドポーラーパターン
図 5: ハイパーカーディオイドポーラーパターン
HCD を選択すると、ハイパーカーディオイド指向性パターンを提供し、キャビ
ネット背面の左右で最大の回り込み除去となるよう、前後チャンネルのチュ
す。
HCD モードは、周りに何もない空間でも、壁の前でも使用できます。後方の壁
との間に最低限必要な間隔は、キャビネットの後部にあるホイールで確保さ
ています。但し、HCD モードにおいても、隣接する J-INFRA との間隔 60
cm 以上離して設置します。
J-INFRA マニュアル (1.1 JP) ページ 5 of 8
技術仕様
図 6: J-INFRA 周波数特性、標準および
70 Hz 設定
J-INFRA システムデータ
周波数特性 (–5 dB 標準)..............................................................27 Hz ... 60 Hz
周波数特性 (–5 dB 70 Hz モード)..............................................27 Hz ... 70 Hz
最大音圧 (シングルキャビネット、 1 m、 無響音場)
D80 使用時........................................................................................................144 dB
D12 使用時.......................................................................................................141 dB
30D 使用時........................................................................................................141 dB
(音楽プログラムでの SPL ピーク)
J-INFRA ラウドスピーカー
公称インピーダンス フロント/リア................................................................3/6 Ω
許容入力 フロント (RMS / ピーク 10 ms).................................1200/4800 W
許容入力 リア (RMS / ピーク 10 ms)...........................................600/2400 W
コンポーネント............................................................................3 x 21” ドライバー
コネクター........................................................................................................1 x EP5
..............................................................................................(オプション 1 x NL8)
ピン配列
NLT4F....................................1+: フロント+/1–: フロント–/2+: リア+/2–: リア–
EP5...............................................1: フロント+/2: フロント–/3: リア+/4: リア–/
.................................................................................................5: SenseDrive フロント
NL8....................................1+: フロント+/1–: フロント–/4+: リア+/4–: リア–/
..............................................................................................3–: SenseDrive フロント
重量......................................................................................................................152 kg (335 lb)
図 7: J-INFRA キャビネットの寸法:単位 mm〔インチ〕
J-INFRA マニュアル (1.1 JP) ページ 6 of 8
製造者宣言
ラウドスピーカー EU 適合性 (CE マークについて
この宣言は、以下の製品に適用されます。
- J-INFRA ラウドスピーカー Z1000
製造者 d&b audiotechnik GmbH.
この番号で始まる製品バージョンの全てが初期仕様に一致していますが、後に
設計または電気技術的変更が行われないことを前提としています。
弊社は、本製品が全て関係条項の EC 指令条項に準拠していることを宣言いたし
ます。
の 宣 言 に 関 わ る 詳 細 な 情 は 、 d&b に 注 文 頂 く か ウ ェ ブ サ イ ト
www.dbaudio.com からダウンロードすることもできます。
WEEE 宣言(廃棄について)
電気及び電子機器を廃棄する際は、必ず他のゴミと分別してください。
本機器を廃棄する時には、お住まいの国の関連する法律や条例に従ってくださ
い。廃棄の際に不明な点がある時は、お買い上げの販売店、または d&b
audiotechnik までお問い合わせください。
J-INFRA マニュアル (1.1 JP) ページ 7 of 8
D2984.JP .01, 09/2015 © d&b audiotechnik GmbH
d&b audiotechnik GmbH, Eugen-Adolff-Str. 134, D-71522 Backnang, Germany, Phone +49-7191-9669-0, Fax +49-7191-95 00 00
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