D&B Y-SUB 取扱説明書

タイプ
取扱説明書

D&B Y-SUB は、低域の残響音場における反射を減少することで、低域再生の正確性を向上させるカーディオイドサブウーファーです。他の Y シリーズキャビネットを補完するように設計されており、単独での使用はもちろん、スタックや複数のキャビネットを並べたり、側壁近くに設置することも可能です。

18 インチドライバーと 12 インチドライバーを搭載し、周波数特性は 39 Hz から 140/110 Hz です。また、LoadMatch 機能により、アンプ上における使用中のラウドスピーカーケーブルの特性に応じた電気補償が可能です。

D&B Y-SUB は、ライブコンサート、フェスティバル、企業イベント、礼拝堂、劇場など、さまざまな用途に使用されています。

D&B Y-SUB は、低域の残響音場における反射を減少することで、低域再生の正確性を向上させるカーディオイドサブウーファーです。他の Y シリーズキャビネットを補完するように設計されており、単独での使用はもちろん、スタックや複数のキャビネットを並べたり、側壁近くに設置することも可能です。

18 インチドライバーと 12 インチドライバーを搭載し、周波数特性は 39 Hz から 140/110 Hz です。また、LoadMatch 機能により、アンプ上における使用中のラウドスピーカーケーブルの特性に応じた電気補償が可能です。

D&B Y-SUB は、ライブコンサート、フェスティバル、企業イベント、礼拝堂、劇場など、さまざまな用途に使用されています。

Y
Y-SUB
マニュ 1.2 ja
!
!
概説
Y-SUB マニュ
バージョン 1.2 ja, 10/2016, D2714.JP .01
Copyright © 2016 by d&b audiotechnik GmbH & Co. KG; all
rights reserved.
本マニュルは 製品と共に保管するか常に参照でき
全な場所に保管してください
本説明書の最新版が発行されていないかd&b ウェブサ
トで定期的にチックされることをお 勧めします。
本製品を再販される場合には、製品と共に本マニュルを
販売先にお渡しください。
d&b 製品を販売される時は、お客様に対し 本マニュ
を使用前に十分読んでおくことを 喚起してください。必
要なマニュルは 製品に同梱されています。もし追加の
マニュルが 必要な場合には、d&b に注文してください
d&b audiotechnik GmbH & Co. KG
Eugen-Adol󲍵-Str. 134, D-71522 Backnang,
T +49-7191-9669-0, F +49-7191-95 00 00
1 安全上の注意........................................................................... 4
1.1 ラウドスピーカーを 使用す際の注意点...................... 4
2 Y-SUB ラウドスピーカー..................................................... 5
2.1 製品説明................................................................................... 5
2.2 接続............................................................................................ 6
2.3 使用............................................................................................ 6
2.3.1 コントローラーの設定...................................................... 7
2.4 技術仕様................................................................................... 7
3 製造者宣言............................................................................... 8
3.1 ラウドスピーカーの EU 適合性 (CE マークについ
て)............................................................................................ 8
3.1.1 WEEE 宣言(廃棄につい).......................................... 8
目 次
d&b Y-SUB マニュ 1.2 ja 3
1.1 ラウドスピーカーを使用す際の注意点
人体に傷害をもたら可能性があります。
大音量で駆動しているラウドスピーカーのすぐそばには
決し 近寄らないでください。業務用ラウドスピーカー
ムは 人間の健康に害を及ぼす音圧レベルま到達
性能を持っています 。危険でないと思われる音量(約
95 dB SPL 以下)であっても 、長時間さらされていると
聴の原因となる恐れがあります。
ラウドスピーカーを 地面に積んだり、吊り下げたりす
業を行う時の事項に注意してください
ラウドスピーカーをスタックしたりスピーカータン
ドを設置す時は必ず硬い床面上に設置してくださ
い。複数のシムを 積み重ねる場合は、動かない
うにストラップで 固定してください
仮設設置やスピーカーの 構成設置に使用すクセサ
リーは d&b が試験、認証している 物のみを使用します。
特に弊社アクセサリーに 関連す機種に対応した「使
用説明書」や「フライン、リギングマニュル 」に
記載されているクセサリーの 正しい使用方法と最大
荷重量に注意してください
固定設備や可動設置使用で d&b 以外の付加的なハード
ェアを 使用し 固定、結束等を行う場合には、全て
の該当品が適切なサズか 、安全荷重係数を満たし
いるかを確認してください 。ご使用になる製品の製造
者からの取り扱い説明書や安全に関わるガイドライン
を必ず参照してください
ラウドスピーカーの外観やアクセサリーは、目につく
磨耗や破損の兆候がないかを定期的に点検し、必要で
あれば交換してください
機器の荷重を支持するボルトは定期的に点検を行っ
ください。
機器の故障を引き起こ恐れがあります。
ラウドスピーカーは 使用していない 時で静的電磁場を
常に発生します。従っ これらを設置した運搬した
りす時にはこの磁場によっ 損傷や障害を生じる恐れ
のあるものが機器の近くに無いことを確認してください
一般的には磁気データ媒体(フロッピーディスク オーデ
ィオおよびビデオテー 、キャッシュカードなど)から
0.5 m (1.5 ft) の間隔があれば十分です。コンピューターや
ビデオモニターでは、 1 m (3 ft) 以上の間隔が必要な場合
もあ ります。
1 安全上の注意
d&b Y-SUB マニュ 1.2 ja4
2.1 製品説明
Y-SUB は、d&bY シリーズキャビネットを 補完することを
的に設計されたコンパクトな高性能カーディオイドサブ
ウーファーです
Y-SUB には、2 台のネオジミウ 磁性体を使用した高偏位
ドライバーがカーディオイド 構成に統合されています
バスレフレック 設計の前方向きは 18 インドライ
ー、2 つのバンドパスャンバー 設計の後方向きは
12 インドライバーを 使用しています 。この配置および
ューニングによっ 1 つのアンプチャンネルを使用し
たカーディオイド 拡散パターンが可能になります。
周波数特性は 39 Hz から 140/110 Hz です。
キャビネットは 船舶用合板製で、耐衝撃耐天候塗装仕上
げが施されており、ハンドル 2 個が取り付けられていま
す。ラウドスピーカーキャビネットの 前面は、音響透過性
のある発泡フォームを 裏側に貼りつけた頑丈なメタルグ
リルで保護されています。両側のパネルには 2 個のハ
ドルが、背面パネルには 4 個の重量キャスターが取り付
けられています。上面パネルの M20 フランジネジ穴に
は、TOP キャビネット 配置用としてラウドスピーカー
ンドまたは Z5396 ベースプレート /スタッキングアダプ
ター を取り付けることができます。
カーディオイド拡散
カーディオイドの 拡散によっ 後方への不必要
なエネルギーを抑制することで低域の残響音場における
反射を減少し、低域再生の正確性を劇的に向上することが
できます。サブウーファーは 単独での使用はもちろん
タックや複数のキャビネットを 並べた側壁近くに設置
ることも可能です。(キャビネット 間、側壁と距離を
最小間隔: 60 cm (2 ft))以上開けてください。キャビネ
トを壁の前に設置するときは背面のキャスターによっ
最小間隔が確保されます。
Y シリーズのリギングコンポーネントとアレイ
キャビネットは 必要な時に引き出し 使用するキャビネ
ット前部両側にあるリギン金具とキャビネット 背面の
中央にある金具で機械的に連結することができます。必
要となるリギングコンポーネントは 全てキャビネットに
内蔵されており使用時に開いまたは引き出し 使用
します。リギングコンポーネントはグランドスタック
とし 接続および Y-SUB キャビネットの 固定にも使用し
ます。
Y シリーズのリギングコンポーネントについ 詳細は、
Y フライングフレームに 付属されている Y シリーズリギ
グマニュルに 記載されています
Y アレイの設計および計画につい 詳細は、Y フライン
グフレームに 同じく付属されている技術情報「TI 385 d&b
Line array design, ArrayCalc」に記載されています
d&b ArrayCalc シミュレーョンソフトウェア
www.dbaudio.com の d&b ウェブサイトでダウンロード 可
能です。
カーディオイドの拡散パターン
2 Y-SUB ラウドスピーカー
d&b Y-SUB マニュ 1.2 ja 5
2.2 接続
キャビネットには 一対の NLT4 F/M コネクターが取り付
けられています。双方のコネクターの全 4 本のピンは並
列に接続されています。Y-SUB は 2+/2–のピン配列を使
用します。1+/1–ピンは Y8 または Y12 ラウドスピーカー
用です。オス型コネクターをインプットとして 使用す
ば、メス型コネクターと第 2 キャビネットを 直接接続す
ることができます。
同キャビネットは 、オプションで NL4 M または EP5 コネ
ターを選択することも可能です。
コネクターオプションのピン 配列は下の表に示していま
す。
NLT4 F/M
NL4 M
1+ 1– 2+ 2– なし
EP5 1 2 3 4
5 (SenseDrive
フロント)
d&b LoadMatch
LoadMatch 機能によっ D80 アンプをはじめと 各ア
ンプ上における使用中のラウドスピーカーケールの
性に応じた電気補償が、センスワイヤーを 追加しなくても
可能となります。このため、使用中のコネクタータイプに
関係なくラウドスピーカー 用とし LoadMatch を使用す
ることができます。
d&b SenseDrive
D12 アンプ内の SenseDrive は、使用中にあるラウドスピ
カーケールの 特性に応じた電気補償を可能としていま
す。SenseDrive には、センスワイヤーを追加す必要があ
ります。このため、ラウドスピーカー用 SenseDrive には必
ず EP5 コネクターおよび 5 ワイヤーケールを 装備す
ことが必要です。
メモ: D12 を”Mix TOP/SUB モード"でご使用になる場
合には、 SenseDrive 機能は出力 B コネクターでのみ 使
用できます。
2.3 使用
注意!
d&b ラウドスピーカーは 、正しく設定された d&b アンプ
のみをご使用ください。他の使用法ではラウドスピーカ
ーのコンポーネントに損傷を与え 恐れがあります。
使用可能な d&b アンプ:
D80/D20/D12/D6/10D/30D.
用途 セットアップ ャンネル/キャ
ビネット
Y-SUB Y-SUB 2
ここで使用可能なアンプ上では、Dual Channel または Mix
TOP/SUB モードのコントローラー設定が適切です。
NLT4 F/M/NL4 M および EP5 コネクターの接続
d&b Y-SUB マニュ 1.2 ja6
2.3.1 コントローラーの設定
音響調整には、 100 Hz 機能が選択できます。
100 Hz 回路
100 Hz 回路が選択されている場合には、シムの 動作
周波数 の上限が 140 Hz から 110 Hz に減少されます。
2.4 技術仕様
Y-SUB システムデータ
周波数特性(–5 dB スタンード 39 Hz - 140 Hz
周波数特性(–5 dB100 Hz モード) 39 Hz - 110 Hz
最大音圧レベル(1 m、無響音場)
および D6/10D 128 dB
および D12/D20/30D 131 dB
および D80 134 dB
(最大 SPL ピーク、テス 信号 CF4 のピンノイ
Y-SUB ラウドスピーカー
公称インピーダ
8 Ω
許容入力 (RMS/ピーク 10 ms) 600/2400 W
コンポーネント 1 x 18 インチドライバー
1 x 12 インチドライバー
接続 2 x NLT4 F/M
2 x NL4 M または EP5(オプション
ピン配列 NLT4 F/M および NL4 M:2+ / 2–
EP5:3: + / 4: –
重量 52 kg (115 lb)
Y-SUB キャビネット寸法 mm [インチ]
Y-SUB 周波数特性 標準、100 Hz モード
d&b Y-SUB マニュ 1.2 ja 7
3.1 ラウドスピーカーの EU 適合性 (CE マークについ
この宣言は、以下の製品に適用されます。
d&b Z0709 Y-SUB ラウドスピーカー
製造者 d&b audiotechnik GmbH & Co. KG
この番号で始まる製品バージョンの全てが初期仕様に一
致していますが 後に設計または電気技術的変更が行われ
ないことを前提としています
弊社は、本製品が全て関係条項の EC 指令条項に準拠し
いることを宣言いたします。
この宣言に関わる詳細な情報は、 d&b に注文頂くかウ
ブサイト www.dbaudio.com からダウンロードすることも
できます。 .
3.1.1 WEEE 宣言(廃棄につい
電気及び電子機器を廃棄す際は、必ず他のゴミと分別し
てください。
本機器を廃棄す時には、お住まいの国や地域の関連す
法律や条例に従ってください 。廃棄の際に不明な点があ
る時は、お買い上げの販売店、または d&b audiotechnik ま
でお問い合わせください。
WEEE-Reg.-Nr. DE: 13421928
3 製造者宣言
d&b Y-SUB マニュ 1.2 ja8
D2714.JP .01, 10/2016 © d&b audiotechnik GmbH & Co. KG
www.dbaudio.com
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D&B Y-SUB 取扱説明書

タイプ
取扱説明書

D&B Y-SUB は、低域の残響音場における反射を減少することで、低域再生の正確性を向上させるカーディオイドサブウーファーです。他の Y シリーズキャビネットを補完するように設計されており、単独での使用はもちろん、スタックや複数のキャビネットを並べたり、側壁近くに設置することも可能です。

18 インチドライバーと 12 インチドライバーを搭載し、周波数特性は 39 Hz から 140/110 Hz です。また、LoadMatch 機能により、アンプ上における使用中のラウドスピーカーケーブルの特性に応じた電気補償が可能です。

D&B Y-SUB は、ライブコンサート、フェスティバル、企業イベント、礼拝堂、劇場など、さまざまな用途に使用されています。