D&B B4-SUB 取扱説明書

タイプ
取扱説明書
B
B4-SUB
マニュアル 1.2 ja
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概説
B4-SUB マニュアル
バージョン 1.2 ja, 02/2017, D2604.JP .01
Copyright © 2017 by d&b audiotechnik GmbH; all rights
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本マニュアルは製品と共に保管するか、常に参照できる安
全な場所に保管してください。
本製品を再販される場合には、製品と共に本マニュアルを
販売先にお渡しください。
d&b 製品を販売される時は、お客様に対して本マニュアル
を使用前に十分読んでおくことを喚起してください。必
要なマニュアルは製品に同梱されています。もし追加の
マニュアルが必要な場合には、d&b に注文してください。
d&b audiotechnik GmbH
Eugen-Adolff-Strasse 134, D-71522 Backnang,
T +49-7191-9669-0, F +49-7191-95 00 00
[email protected], www.dbaudio.com
1. 安全上の注意....................................................................... 4
1.1. ラウドスピーカーを使用する際の注意点.................. 4
2. B4-SUB ラウドスピーカー.............................................. 5
2.1. 製品説明................................................................................ 5
2.2. コネクター............................................................................ 6
2.3. 使用......................................................................................... 6
2.3.1. コントローラーの設定.................................................. 7
2.4. 技術仕様................................................................................ 8
3. 製造者宣言........................................................................... 9
3.1.
ラウドスピーカーの EU 適合性 (CE マークにつ
いて)....................................................................................... 9
3.1.1. WEEE 宣言(廃棄について)....................................... 9
目 次
d&b B4-SUB マニュアル 1.2 ja 3
1.1. ラウドスピーカーを使用する際の注意点
人体に傷害をもたらす可能性があります。
大音量で駆動しているラウドスピーカーのすぐそばには
決して近寄らないでください。業務用ラウドスピーカー
システムは、人間の健康に害を及ぼす音圧レベルまで到達
する性能を持っています。危険でないと思われる音量(約
95 dB SPL 以下)であっても、長時間さらされていると難
聴の原因となる恐れがあります。
ラウドスピーカーを地面に積んだり、吊り下げたりする作
業を行う時の事項に注意してください。
ラウドスピーカーをスタックしたりスピーカースタ
ンドを設置する時は必ず硬い床面上に設置してくだ
さい。複数のシステムを積み重ねる場合は、動かない
ようにストラップで固定してください。
仮設設置やスピーカーの構成設置に使用するアクセ
サリーは d&b が試験、認証している物のみを使用しま
す。特に弊社アクセサリーに関連する機種に対応し
「使用説明書」「フライング、リギングマニュア
ル」に記載されているアクセサリーの正しい使用方法
と最大荷重量に注意してください。
固定設備や可動設置使用で d&b 以外の付加的なハー
ドウェアを使用して固定、結束等を行う場合には、
ての該当品が適切なサイズか、安全荷重係数を満たし
ているかを確認してください。ご使用になる製品の
製造者からの取り扱い説明書や安全に関わるガイド
ラインを必ず参照してください。
ラウドスピーカーの外観やアクセサリーは、目につく
磨耗や破損の兆候がないかを定期的に点検し、必要で
あれば交換してください。
機器の荷重を支持するボルトは定期的に点検を行っ
てください。
機器の故障を引き起こす恐れがあります。
ラウドスピーカーは使用していない時でも静的電磁場を
常に発生します。従って、これらを設置したり、運搬した
りする時にはこの磁場によって、損傷や障害を生じる恐れ
のあるものが機器の近くに無いことを確認してください。
一般的には磁気データ媒体(フロッピーディスク、オーデ
ィオおよびビデオテープ、キャッシュカードなど)から
0.5 m (1.5 ft) の間隔があれば十分です。コンピューターや
ビデオモニターでは、 1 m (3 ft) 以上の間隔が必要な場合
もあ ります。
1. 安全上の注意
d&b B4-SUB マニュアル 1.2 ja4
2.1. 製品説明
B4-SUB は、アクティブ駆動のコンパクトなハイパフォー
マンスカーディオイドサブウーファーです。これには、2
台のネオジミウム磁性体を使用した高偏位ドライバーが
カーディオイド構成に統合されています。バスレフレッ
クス構造の前方向きは 15 インチドライバー、2 つのバン
ドパスチャンバー構造の後方向きは 12 インチドライバ
ーを使用しています。この配置およびチューニングによ
って、1 つのアンプチャンネルを使用したカーディオイド
拡散パターンが可能になります。
周波数特性は 40Hz から 150/100Hz です。
ラウドスピーカーキャビネットは、船舶用合板製で耐衝
耐天候仕上げ(ポリウレアキャビネット保護)が施さ
れています。ラウドスピーカーキャビネットの前面は、
響透過性のある発泡フォームを裏側に貼りつけた頑丈な
メタルグリルで保護されています。両側のパネルには 1
個のハンドルが、背面パネルには 4 個の頑丈なキャスタ
ーが取り付けられています。上面パネルの M20 フランジ
ネジ穴には、トップキャビネット配置用としてラウドスピ
ーカースタンドを取り付けることができます。底面パネ
ルに 2 箇所あるランナーは、キャビネットが動いたり、
底面が傷ついたりすることを防止します。キャビネット
のトップパネルに窪みを付け、B4-SUB のスタッキング時
におけるキャビネットの移動を防いでいます。
カーディオイド拡散
カーディオイドの拡散によって、システム後方への不必要
なエネルギーを抑制することで低域の残響音場における
反射を減少し、低域再生の正確性を劇的に向上することが
できます。サブウーファーは単独での使用はもちろん、
タックや複数のキャビネットを並べたり、側壁近くに設置
することも可能です。(キャビネット間、側壁との距離を
最小間隔: 60 cm (2 ft))以上開けてください。キャビネッ
トを壁の前に設置するときは、背面のキャスターによって
最小間隔が確保されます。
カーディオイドの拡散パターン
2. B4-SUB ラウドスピーカー
d&b B4-SUB マニュアル 1.2 ja 5
2.2. コネクター
キャビネットには NLT4 F/M コネクターが取り付けられ
ています。双方のコネクターの全 4 本のピンは並列に接
続されています。これは 2+/2–のピン配列を使用します。
1+/1–ピンは TOP キャビネット用です。その中の一つを
インプットとして使用すれば、もう片方のコネクターと第
2 キャビネットを直接接続することができます。
同キャビネットは、オプションで NL4 M または EP5 コネ
クターを選択することも可能です。
各コネクターのピン配列は下の表に示しています。
NLT4 F/M
NL4 M
1+ 1– 2+ 2– なし
EP5 1 2 3 4 5 (SenseDrive)
d&b SenseDrive
D12 アンプに搭載されている SenseDrive 機能により、使用
されるラウドスピーカーケーブルの特性を補正できるよ
うになります。SenseDrive では追加の導線が必要です。こ
のため、SenseDrive を使用するためには対象のラウドスピ
ーカーを EP5 コネクターと 5 芯ケーブルの接続が必要と
なります。
メモ: D12 を「Mix TOP/SUB モード」で使用する場合
は、SenseDrive 機能は出力 B コネクターでのみ利用で
きます。
d&b LoadMatch
d&b4 チャンネルアンププラットフォームでは、LoadMatch
機能によってアンプが使用されるスピーカーケーブルの
特性を電気的に補填されるので追加導線が必要ではあり
ません。このため、LoadMatch は使用するコネクターの種
類に関係なく使用することが可能です。
2.3. 使用
注意!
d&b ラウドスピーカーは、正しく設定された d&b アンプ
のみをご使用ください。他の使用法ではラウドスピーカ
ーのコンポーネントに損傷を与える恐れがあります。
使用可能な d&b アンプ:
D80/D20/D12/D6/10D/30D.
用途 設定 チャンネル/キャ
ビネット
B4-SUB B4-SUB 2
設定が可能な d&b アンプでは、Dual Channel または Mix
TOP/SUB モードのコントローラーセットアップが適切で
す。
NLT4 F/M、NL4 M および EP5 コネクターの接続
d&b B4-SUB マニュアル 1.2 ja6
2.3.1. コントローラーの設定
音響調整には、 100 Hz モードが選択できます。
100 Hz モード
100Hz モードが選択されている場合には、システムの動作
周波数 の上限が 150Hz から 100Hz に減少されます。
この設定は、アクティブ駆動の B4-SUB キャビネットを例
えば分散型サウンドシステムなど、フルレンジモードで動
作している TOP キャビネットと組み合わせる場合に使用
できます。100 Hz モードは他にも、CUT モードで動作し
ている B4-SUB と TOP キャビネット間が密接している場
合の、カップリングによる影響を補正する場合などにも使
用することができます。
T-Series キャビネットを使用する場合には、標準モードを
お勧めします。
d&b B4-SUB マニュアル 1.2 ja 7
2.4. 技術仕様
B4-SUB システムデータ
周波数特性(–5 dB スタンダード) 40 Hz - 150 Hz
周波数特性(–5 dB 100 Hz モード) 40 Hz - 100 Hz
最大音圧レベル(1 m、無響音場)
および D6/10D 128 dB
D12/D20/30D 131 dB
D80 131 dB
(最大 SPL ピーク、テスト信号 CF4 のピンクノイズ)
B4-SUB ラウドスピーカー
公称インピーダンス
6 Ω
許容入力 (RMS/ピーク 10 ms) 500/2000 W
コンポーネント 1 x 15 インチドライバー
1 x 12 インチドライバー
コネクター 2 x NLT4 F/M
2 x NL4 M または EP5(オプション)
ピン配列 NLT4 F/M および NL4 M:2+ / 2–
EP5:3: + / 4: –、SenseDrive ピン 5
重量 44 kg (97 lb)
B4-SUB キャビネット寸法 mm [インチ]
B4-SUB 周波数特性 標準、100 Hz モード
d&b B4-SUB マニュアル 1.2 ja8
3.1. ラウドスピーカーの EU 適合性 (CE マークについて)
この宣言は、以下の製品に適用されます。
d&b B4-SUB ラウドスピーカー、 Z0610
製造者 d&b audiotechnik GmbH.
この番号で始まる製品バージョンの全てが初期仕様に一
致していますが、後に設計または電気技術的変更が行われ
ないことを前提としています。
弊社は、本製品が全て関係条項の EC 指令条項に準拠して
いることを宣言いたします。
この宣言に関わる詳細な情報は、 d&b に注文頂くかウェ
ブサイト
www.dbaudio.com からダウンロードすることも
できます。 .
3.1.1. WEEE 宣言(廃棄について)
電気及び電子機器を廃棄する際は、必ず他のゴミと分別し
てください。
本機器を廃棄する時には、お住まいの国の関連する法律や
条例に従ってください。廃棄の際に不明な点がある時は、
お買い上げの販売店、または d&b audiotechnik までお問い
合わせください。
3. 製造者宣言
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D2604.JP .01, 02/2017 © d&b audiotechnik GmbH
www.dbaudio.com
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