CKD KSLシリーズ ユーザーパラメータマニュアル ユーザーマニュアル

  • こんにちは!私はCKD製スカラロボットKSL 3000の取扱説明書の内容を読み込みました。このマニュアルには、ロボットの設置、操作方法、そして重要なユーザーパラメータの設定方法が詳細に記載されています。 通信設定、安全機能、PLCアラームの設定など、様々な機能に関する質問にお答えできますので、お気軽にご質問ください!
  • EXTERNAL MODE FULL CONTROLパラメータは何を制御しますか?
    NOWAIT MODE FOR MULTI TASKパラメータの設定はどのように推奨されていますか?
    ティーチングモードの動作速度を制限するにはどうすれば良いですか?
    PLCアラームメッセージはどのように変更できますか?
    ソフトウエアリミットとは何ですか?どのように設定しますか?
取扱説明書
製品をご使用になる前に、本取扱説明書を必ずお読みください。
特に安全に関する記述は、注意深くお読みください。
本取扱説明書は必要なときにすぐ取出して読めるように、大切に保管してください
SM-A20053
スカラロボッ
KSL シリーズ
(ユーザーパラメータマニュアル)
ユーザーパラメータ
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SM-A20053
はじめに
このたびは、当社のスカラロボット「KHE シリーズ」お買求めいただきまして、誠にありがとうございます。
本取扱説明書は本製品の性能を十分に発揮させるために、取付、使用方法などの基本的な事項を記載し
ものです。よくお読みいただき、正しくご使用ください。
なお、本取扱説明書は紛失しないように、大切に保管してください。
本取扱説明書に記載の仕様、外観は、将来予告なく変更することがあります。
注意:
・この取扱説明書は産業用ロボットを実際にご使用になられる方のお手元に必ず届くよう
お取りはからいください。
・産業用ロボットをご使用前にこの取扱説明書を必ずご覧くださいますようお願いいたします。
・お読みになった後は必ず保管してくださいますようお願いいたします。
本説明書は、ロボットコントローラ KSL3000 リーズにおけるユーザーパラメータについて説明します。
ユーザーパラメータはUSER.PARという名称のテキストファイルで、コントローラ内に保存されており
SCOLプログラムと同様にプログラムエディタで編集することができます。
プログラムエディタの使用方法につきましては、取扱説明書-操作マニュアルを参照してください
ユーザーパラメータ
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SM-A20053
目次
はじめに i
U00 EXTERNAL MODE FULL CONTROL 制御ポート選択 ....................................... 5
U01 SYSTEM BASE COORDINATE BASE座標 ....................................... 5
U02 NOWAIT MODE FOR MULTI TASK マルチタスクにおけるNOWAIT ...................................... 6
U03 DEFAULT MOVESYNC MODE MOVESYNCの初期値 ....................................... 6
U04 TESTRUN MODE OVERRIDE ティーチングモードのオーバーライド ....................................... 7
U05 OVERRIDE ON SLOW SPEED SIGNAL 低速指令のオーバーライド ....................................... 7
U06 SERIAL PORT SETTING シリアルポート ....................................... 8
U07 SPECIFY SIGNAL FOR EXTSELECT ファイル選択信号線の設定 ....................................... 9
U08 RESERVE 予約パラメータ ...................................... 10
U09 AUXILIARY SIGNAL 補助信号画面(AUX)設定 ...................................... 10
U10 DEFAULT TEACHING MODE 手動誘導の初期値 ...................................... 12
U11 I/O MODE I/Oモード ...................................... 13
U12 EXTEND I/O SETTING 拡張I/O ...................................... 14
U13 SEQUENCE PARAMETER シーケンスパラメータ ...................................... 15
U14 SOFTWARE LIMIT ソフトウエアリミット ...................................... 16
U15 PLC ALARM PLC アラーム ...................................... 17
U16 FIELD BUS フィールドバス ...................................... 18
U17 PASSWORD パスワード ...................................... 20
U18 ACCEL LIMIT FUNCTION Z軸高さ加減速制限機能 ...................................... 20
U19 MASTER MODE マスターモード ...................................... 21
U20 PLC COMMUNICATION REGISTER ADDRESS PLC通信レジスタアドレス ................................ 22
ユーザーパラメータ
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SM-A20053
U21 SERIAL DATA ERROR CHECK 通信データエラーチェック ...................................... 22
U22 COMMON DATA & PROGRAM FILE FUNCTION SETUP プログラム・データ共通化 ........................ 23
U23 BYPASS FUNCTION PARAMETER バイパス動作指定パラメータ ...................................... 23
U24 SPEED LIMIT FUNCTION 最大動作速度抑制 ...................................... 25
U25 FUNCTION SELECT SWITCH コントローラ機能有効無効選択 ...................................... 25
U26 PAYLOAD FOR MANUAL OPERATION 手動運転用PAYLOAD(kg,mm) ...................................... 28
U27 STRINGIO.PAR RESPONSE COMMAND ADDITION SETTING STRINGIO.PAR応答コマンド設定(ウエハ搬送システム向け
特殊機能) ...................................... 29
U28 PASS COMMAND MODE SW PASS動作モード切替機能 ...................................... 30
U29 COMMUNICATION SIZE OF ALARM HISTORY アラーム履歴の表示切替機能 .............................. 30
U30 3-AXIS ORIGIN CHANGE FUNCTION 3軸原点位置変更機能 ...................................... 31
U31 JOG SPEED CHANGE FUNCTION JOGスピード変更機能 ...................................... 33
U32 JOGGING SPEED% JOGスピード ...................................... 34
U33 INCHING SPEED% インチングスピード ...................................... 35
U34 INCHING AMOUNTmm][ deg インチング量 ...................................... 36
U35 SEQUENCE FUNCTION SELECT SWITCH シーケンス機能有効無効選択 ................................... 37
U36 VIBRATION SUPPRESSION FUNCTION 振動抑制機能(TV800専用) ...................................... 40
U37 ALARM FILE DUMP FUNCTION アラームファイルダンプ機能 ...................................... 41
U38 ALARM FOR SIGNAL BY FILE OPERATION 信号によるファイル操作時のアラーム ...................... 42
U39 WHEN THE OVERRIDE RETENTION FUNCTION POWER FAILURE 電源断時オーバーライド保持機能 ................ 42
U40 SMOOTH SPEED CONTROL FUNCTION SMOOTHスピードコントロール機能 ................................. 43
U41 SMOOTH ALARM FUNCTION SMOOTHアラーム無効機能 ...................................... 43
U42 INPUT ALARM RESTART FUNCTION INPUTエラー処理変更機能 ...................................... 44
U43 M-TO CONFIG ALARM FUNCTION 直線補間動作による教示点移動コンフィグアラーム無効機能 ............ 44
ユーザーパラメータ
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SM-A20053
U44 SIGNAL POINT DATA NAME CHANGE FUNCTION 信号ポイントデータ名変更機能 ........................ 45
U45 FUNCTION WHICH TURNS ON AN ALARM SIGNAL TO ALL ALARMS 出力アラーム信号変更機能 ............ 45
U46 PULSE OUTPUT FUNCTION 速度パルス出力機能 ...................................... 46
U47 PLC OVERRIDE LIMIT PLCオーバーライド0設定機能 ...................................... 48
U48 NCBOY ADDITIONAL AXIS NCBOY付加軸機能有効無効選択 ...................................... 49
U49 NCBOY AXIS INCHING AMOUNT NCBOY付加軸インチング量設定 ...................................... 49
U50 SIGNAL FEED HOLD FUNCTION 信号FEED HOLD機能 ...................................... 50
U51 3-AXIS TORQUE DISPLAY (SCARA) 3軸トルク表示変更機能(スカラ) ...................................... 50
U52 OUT OF LIMIT ALARM FUNCTION Out of limitエラー無効機能 ...................................... 51
EXTRNSEL.PAR 信号線プログラムファイル選択の設定 ...................................... 52
ユーザーパラメータ
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SM-A20053
U00 EXTERNAL MODE FULL CONTROL
制御ポート選択
設定 =(EXTERNAL MODE の実行形式)
データ形式:整数型
データ単位:無し
データ範囲:0~2
データ個数:1
EXTERNAL MODE の実行形式を指定します。
0:外部信号
1:シリアル通信
2:イーサーネット通信
U01 SYSTEM BASE COORDINATE
BASE座標
設定 KSL3000 =(XBASEYZC使使
データ形式:実数型
データ単位:無し
データ範囲:
データ個数:6
電源ONで有効となる BASE 座標系の値を設定します。
KSL3000 0.0 0.0
の順に値を設定してください。
BASE 座標系=WORLD 座標系としたい場合には
0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0
と設定してください。
ユーザーパラメータ
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SM-A20053
U02 NOWAIT MODE FOR MULTI TASK
マルチタスクにおけるNOWAIT
[U02]NOWAIT MODE FOR MULTI TASK (0:COMMON, 1:INDIVIDUAL)
= 0
設定 =1 タスク毎独立して管理(NOWAIT改善型)推奨
=0 タスク間で共通 (NOWAIT従来型)
データ形式:整数型
データ単位:無し
データ範囲:0または1
データ個数:1
マルチタスクの動作モードを指定します。
マルチタスク動作時に、システム変数“NOWAIT”をタスク毎に独立して管理するか、タスク間
で共通とするかを設定します。ただしタスク間で共通とすると、SCOLプログラミングが複雑とな
りますので、タスク毎独立して設定する方法を推奨します。
U03 DEFAULT MOVESYNC MODE
MOVESYNCの初期値
設定 =0 「動作命令同期モード」 ENABLE MOVESYNC
=1 「動作命令非同期モード」 DISABLE MOVESYNC
データ形式:整数型
データ単位:無し
データ範囲:0または1
データ個数:1
:動作命令同期/非同期モードの設定をします。
プログラム運転において、次の動作命令直前まで実行し、そこで位置決め完了を待つ「動作命令同期
モード」とするか、最大4つ先の動作命令まで先読み実行する「動作命令非同期モード」とするかを
設定します。
「動作命令非同期モード」では“PASS”がENABLEであってもPASS動作出来ません。
ユーザーパラメータ
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SM-A20053
U04 TESTRUN MODE OVERRIDE
ティーチングモードのオーバーライド
設定 (例)=20 最大速度の20%に制限
データ形式:整数型
データ単位:%
データ範囲:1~100
データ個数:1
:ティーチングモードにおける動作の最大速度を指定します。
※0の場合、出荷時に設定されている内部パラメータの速度で動作します。
U05 OVERRIDE ON SLOW SPEED SIGNAL
低速指令のオーバーライド
設定 (例)=25 最大速度の25%に制限
データ形式:整数型
データ単位:%
データ範囲:1~100
データ個数:1
:低速指令時(システム入力信号)の速度を指定します。
低速指令信号の入力時にロボットが動作する速度を設定します。自動運転中に低速指令信号が入力さ
れたとき、最高速度の何%の速度で動作するかを指定します。
※0の場合、出荷時に設定されている内部パラメータの速度で動作します。
ユーザーパラメータ
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SM-A20053
U06 SERIAL PORT SETTING
シリアルポート
通信ポート(COMポート)を設定します。
設定 {COM1}
=(速度)(キャラクタ長(パリティ)(ストップビット長) ←COM1ポートの設定
{HOST}
=(速度)(キャラクタ長(パリティ)(ストップビット長) ←HOSTポートの設定
データ形式:
データ単位:
データ範囲:
データ個数:2*4
(速度):データ通信の速度を設定します。次の6種類の中から選択します。
38400 :38400bps
19200 :19200bps
9600 9600bps
4800 4800bps
2400 2400bps
1200 1200bps
(キャラクタ長):通信するキャラクタの長さを指定します。
:8ビット
:7ビット
(パリティ):通信するキャラクタのパリティを指定します。
:パリティなし
:奇数パリティ
:偶数パリティ
(ストップビット長):通信するキャラクタのストップビットの長さを指定します。
:ストップビット1
:ストップビット2
※詳細は取扱説明書“通信マニュアル”を参照してください。
ユーザーパラメータ
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SM-A20053
U07 SPECIFY SIGNAL FOR EXTSELECT
ファイル選択信号線の設定
設定 (例)=101 拡張入力信号の101から104の 4点を使用
データ形式:整数型
データ単位:
データ範囲:1~64のまでの標準入力、101~164の拡張入力、または301~364、401~464
のフィールドバス入力から8点以内の連続した信号。
データ個数:2
:ファイル選択信号線の設定をします。
入力信号を用いて実行ファイルを選択する為に、コントローラ外部からの入力信号を設定します。
1~64のまでの標準入力、101~164の拡張入力、または301~364、401~464
のフィールドバス入力から8点以内の連続した信号を指定します。
データは使用する入力信号の先頭の番号と、使用する信号の点数をスペースで区切って指定します。
=(信号番号)(ビット長)の順に設定します。
(信号番号):使用する入力信号の先頭の番号を指定します
設定値: 1~ 64(標準入力)
101~164(拡張入力)
301~364(フィールドバス入力)
401~464(フィールドバス入力)
上記の入力から選択します。
(ビット長):使用する信号の点数を指定します。
設定値 KSL3000:1~8
ユーザーパラメータ
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SM-A20053
U08 RESERVE
予約パラメータ
:現在未設定の為 = 0と設定してください。
U09 AUXILIARY SIGNAL
補助信号画面(AUX)設定
設定 (設定例) 201 “Hand out 1”
出力信号201をシングルソレノイドとして登録、表示名称をHand out とする。
(設定例) “out 1”
出力信号1、2をダブルソレノイドとして登録、表示名称をout とする。
データ形式:
データ単位:
データ範囲:
データ個数:3*20
ユーザーパラメータ
11
SM-A20053
:補助信号画面でロボットI/OをTPからON/OFF出来るように設定します。
(ソレノイド) (信号番号) (信号名称)の順に設定します。
出力信号は20接点分設定出来ます。
(ソレノイド) 出力信号にダブルソレノイドを接続している場合には出力信号を排他的に制御する必
要があります。
ダブルソレノイドと設定することで、連続した2点の出力信号を排他的に制御します。
:シングルソレノイド(通常出力)
:ダブルソレノイド(連続した2点の出力を排他的に出力)
注意! 本項目は、TPの補助信号操作の設定です。
ダブルソレノイドとした場合でも、自動運転時には排他出力しませんので、プログラムで排他出力と
なるように制御してください。
ダブルソレノイドと設定しても、電源ON時に出力信号は、すべてOFFとなります。
(信号番号):使用する出力信号の番号を指定します
ダブルソレノイドを指定した場合には連続した2点の出力信号の若いほうを指定します。
指定可能な信号は、以下の出力信号です。
未登録
1(DOUT1) 16(DOUT16) 標準出力
101(DOUT101) ~164(DOUT164)拡張デジタル出力
201(HANDOUT1)~214(HANDOUT4)ハンド出力
(信号名称):画面に表示する信号名称を設定します。
最大10文字設定できます。
ユーザーパラメータ
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SM-A20053
U10 DEFAULT TEACHING MODE
手動誘導の初期値
設定 (例)=3 WORLD、低/小、ジョグ
データ形式:整数型
データ単位:
データ範囲:
データ個数:3
:ティーチングモードにおける手動操作の初期値を設定します。
(誘導座標) デフォルトで選択されている誘導座標を指定します
0:関節
1:ツール
2:ワーク
3:ワールド
(誘導レート):デフォルトで選択されている誘導レートを指定します
0:低/小
1:中
2:高/大
(誘導モード):デフォルトで選択されている誘導モードを指定します
0:ジョグ
1:インチング
2:フリー
ユーザーパラメータ
13
SM-A20053
U11 I/O MODE
I/Oモード
設定 =(I/Oの動作モード)
データ形式:整数型
データ単位:
データ範囲:0~3
データ個数:1
:I/Oの動作モードを設定します。
プログラムで指定したI/Oをシーケンス演算し、入出力します。
その、シーケンスプログラムの記憶場所を選択します。
RAM領域も電池バックアップすることが可能です。
パラメータを“1”にセットし、シーケンスデバッグを行った後にパラメータを“3”と変更してく
ださい。
(1と3の領域は同一のエリアですが、1は電源OFF/ONでシーケンスがクリアされます。
ユーザーパラメータ
14
SM-A20053
U12 EXTEND I/O SETTING
拡張I/O
設定 (有無) (予備) (予備)←分散I/Oノード0の設定
(有無) (予備) (予備)←分散I/Oノード1の設定
データ形式:整数型
データ単位:
データ範囲:0または1
データ個数:3*2
:拡張I/Oの設定をします。
拡張I/Oは 0番と1番の2ノード接続可能です。設定は上段がノード0、下段がノード1です。
(有無):拡張I/Oの有無を設定します。
0:拡張I/O無し
1:拡張I/O有り
(予備):今後のシステム拡張用です。0と設定してください
(予備):今後のシステム拡張用です。0と設定してください
ユーザーパラメータ
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SM-A20053
U13 SEQUENCE PARAMETER
シーケンスパラメータ
設定 = (510), (511), (512), (513), (514), (515), (516), (517)
データ形式:整数型
データ単位:
データ範囲:0~1
データ個数:8
:ユーザーが作成するシーケンスにおいて、接点入力として利用できる内部リレーの値を設定します。
U11IO MODE でUser(ユーザー作成シーケンス)と設定した場合のみ有効です。
※本機能は KSL3000 シリーズでは無効になります。
ユーザーパラメータ
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SM-A20053
U14 SOFTWARE LIMIT
ソフトウエアリミット
{+ Direction}
設定 KSL3000 関節リミット)
データ形式:実数型
データ単位:degまたはmm
データ範囲:
データ個数:8
:ソフトウエアリミット(JLIMT)の設定をします。
+(プラス)関節リミットの設定(+ソフトストロークリミット)
関節リミットの設定変更(JLIMT)にて設定した値が保存されています。
{- Direction}
設定 KSL3000 関節リミット)
データ形式:実数型
データ単位:degまたはmm
データ範囲:
データ個数:8
:ソフトウエアリミット(JLIMT)の設定をします。
-(マイナス)関節リミットの設定(-ソフトストロークリミット)
関節リミットの設定変更(JLIMT)にて設定した値が保存されています。
ユーザーパラメータ
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SM-A20053
U15 PLC ALARM
PLC アラーム
設定 (例)= "8-269 PLCALM01"
データ形式:
データ単位:
データ範囲:最大32文字の英数字
データ個数:16
:PLCアラームのメッセージを設定します。
PLCアラームは“[U11] I/O mode”の設定が USER の時、シーケンスから発生できるアラームです。
本設定では、そのアラームに対するメッセージを設定します。
" "で囲まれた間に表示するメッセージを設定します。
最大で32文字までが有効ですが、先頭の6文字はアラーム番号の識別に使いますので、メッセージ
として設定できるのは26文字となります。
先頭の6文字(アラームコード)は識別に使いますので、変更しないでください。
ユーザーパラメータ
18
SM-A20053
U16 FIELD BUS
フィールドバス
設定 (例) =37 種類)(ノード)(通信速度)マスタ種類)
データ形式:整数型
データ単位:
データ範囲:
データ個数:4
:フィールドバスの設定をします。
フィールドバスはオプション機能です。
(種類) フィールドバスの種類を設定します。
-1:フィールドバスオプション無し(初期値)
1:Profibus
3:EtherNet/IP
4:EtherCAT
37:DeviceNet
144:CCLINK
(ノード):フィールドバスのノードアドレスを設定します。
同一ネットワーク内の他のデバイスと重複しないように設定してください。
設定値の範囲はフィールドバスの種類によって異なります。
-1:フィールドバスオプション無し(初期値)
0~127:Profibus
0~63:DeviceNet
1~64:CCLINK
(通信速度):通信速度を設定します。Profibusは設定の必要がありません。
マスタの通信速度に合わせてください。
DeviceNetの通信速度を設定します。
0:125kbps
1:250kbps
2:500kbps
CCLINKの通信速度を設定します。
0:156kbps
1:625kbps
2:2.5Mbps
3: Mbps
4:10 Mbps
ユーザーパラメータ
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SM-A20053
(マスタ種類):フィールドバスのマスタの種類を設定します。
マスタによってビットの並び(エンディアン)が異なりますのでマスタに合わせて設定
します。
0:16bit big endianOMRON DRM21, DeviceNet
MELSEC A1SJH, CCLINK
1:16bit little endian(シーメンス製 S7 315DP2, PROFIBUS
(キーエンス製 KV-5500,EtherNet/IP
OMRON NJ シリーズ,EtherCAT
2:32bit big endian
3:32bit little endian
※詳細は取扱説明書“SM-A20057 フィールドバススレーブマニュアル”を参照してください。
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